JP2769808B2 - ゴルフバッグ用スタンド - Google Patents

ゴルフバッグ用スタンド

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JP2769808B2
JP2769808B2 JP8062942A JP6294296A JP2769808B2 JP 2769808 B2 JP2769808 B2 JP 2769808B2 JP 8062942 A JP8062942 A JP 8062942A JP 6294296 A JP6294296 A JP 6294296A JP 2769808 B2 JP2769808 B2 JP 2769808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフバッグ用ス
タンドの改良に係り、詳しくはゴルフバッグを傾斜状態
に支持するためのスタンドであって、自在に開閉するこ
との可能なゴルフバッグ用スタンドに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ゴルフプレーヤーが自分のゴルフバック
を携行してプレーを行う場合に、ボールを打つ度にゴル
フバックを地面に横たえて、クラブの選択や取り出しを
行い又ボールを打った後これを入れ戻さなければならな
いという不便さを解消するため、ゴルフバッグ用のスタ
ンドに関しては従来から種々のものが提案されている。
例えば、ゴルフバッグの側面に単に枢支された一対の支
脚を手動により開脚し折り畳むもの、また実開平4−9
5066号公報、特開平5−200133号公報、実開
平6−48725号公報等により提案された、一対の支
脚にゴルフバッグの底部から突出されたU形作動幹或い
は突き上げ棒を連結し、さらにこれに連結された底部の
操作板の上下回動を通じて支脚を自動的に開閉させるも
のなどがある。
【0003】しかし、これらは一対の支脚の他にU形作
動幹などの一対の操作棒までもが外方へ回動突出するこ
とから、見るものに煩雑感を与え必ずしもスマートなも
のとは言えず、又ゴルフバッグの運搬や不使用時の保管
の際その他ゴルフバッグを抱え込む場合などに特別の注
意を要することとなる。
【0004】一方、これらのU形作動幹或いは突き上げ
棒の欠点を解消するものとして、特開平7−67993
号公報においては、支脚を畳む場合には支脚の自重と弾
性ストリップの付勢作用で支脚を自動的に畳み、支脚を
開く場合にはゴルフバッグを傾けさえすればそのときに
発生する力によって支脚は自動的に開くという、支脚の
開閉をすべて自動的に行うゴルフバッグ用スタンドが提
案されている。
【0005】その手段の概略は、一対の支脚と、この開
閉を制御する操作部材と、この開閉を制御する操作部材
の運動を回転運動に変える駆動機構とを備えたというも
のである。そして駆動機構として、上方の水平部分に係
る左右支脚の延長端部のそれぞれに一対のピニオンを固
定し、このピニオンそれぞれに係合する一対のラックを
備えたラックプレートを対向させて且つ圧縮スプリング
で付勢しつつ支持板で保持し、これに昇降する操作部材
の上端を連結させて、要するにギヤ機構を使用して一対
の支脚をスイングさせるというものである。その他、操
作部材の上端にヒンジ結合したクランクアームの上方に
U字状のクランクシャフトを回転自由に連結し、且つこ
のクランクシャフトの両端を支脚延長端部とピン連結し
た他の駆動機構も開示されている。
【0006】しかしながら、この技術によれば、確かに
ゴルフバッグ収納時等において自動的に支脚が開いてし
まう、或いは、前述したU形作動幹までも一対の支脚と
共に外方へ回動してしまうといった不都合は解消される
ものの、絶えず圧縮スプリングでギヤ機構を付勢しなけ
ればならずその噛み合わせの確実性が必ずしも確保でき
ない、またギヤの取り付けも簡単ではなくそもそも駆動
機構が複雑である等の欠点がある。更には、一対のピニ
オンの取り付け幅、またそれぞれに係合する一対のラッ
クの取り付け幅、そして圧縮スプリング及びラックプレ
ートの取り付け幅など取り付けに相当の幅が必要とな
り、一方、これを薄幅に形成するためには精密高度な技
術が必要となる。それ故に、操作部材についても全体を
通じてゴルフバッグに沿わせることができず、車での運
搬や収納保管時に運びにくく取り扱いに不便が生じるこ
ととなる。
【0007】また更に、上記同様にU形作動幹等の欠点
を解消するものとして、特開平6−335543号公報
には、ゴルフバッグ内に一対の脚体を回動させるための
作動機構を収納させ、外観上体裁が良く背袋の取り付け
スペースを確保したゴルフバッグ及びそのスタンドが提
案されている。しかし、その作動機構は、脚体が取着さ
れた回動軸にこれに直交するレバーを付設又は延設し、
このレバーの一端を作動幹を通じて上下或いは水平に移
動させることにより脚体を回動させるというものであ
り、要するに他の多くの例、例えば実開平7−5663
号公報に見られるV形作動棒(V形棒スプリング)によ
って水平突出アームを押し上げ又引っ張り降ろすという
機構と、同一の機構である。従って、たとえ作動幹は一
本となりしかもゴルフバッグ内に収納されたとはいえ、
やはり一対の支脚の回動に従って作動幹も前後に移動す
るものであり、レバーを長くすればするほどそのスペー
スが必要となるばかりか、作動幹の材質等も上下方向の
みならず前後或いは上下方向の変動に適合する強度な可
撓性のあるものに限定されてしまう、という不具合が有
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたものであり、ゴルフバッグを持ち運ん
だり収納するときその操作部材などが邪魔にならないよ
う、ゴルフバッグの外部に装着される部材を少なくし又
外方への突出を可能な限り薄く押さえることのできるゴ
ルフバッグ用スタンドを、一方、簡易でありながら合理
的な運動伝達機構によって、支脚の開閉が簡単且つ確実
にまたスムーズ且つ強力に行え、更には自動開閉であっ
ても使用者の意思に反して支脚が開閉したりガタツキや
異音が発生することの無いゴルフバッグ用スタンドを、
安価に提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の本発明は、一対の支脚と、ゴルフバッグ
の側面に配設され前記一対の支脚を対峙して枢支する支
脚枢支部材と、ゴルフバッグの側面に配設されゴルフバ
ッグの傾斜状態に従い押圧又は開放されることにより上
昇又は下降する作動部材と、ゴルフバッグの側面に配設
され前記作動部材の上下直線運動を上下回動運動へ変換
して前記一対の支脚を前後に回動させる回動部材と、を
備えた支脚を自在に開閉することの可能なゴルフバッグ
用スタンドにおいて、前記作動部材はその上部が前後左
右方向不動となるように取着され、前記回動部材は前記
一対の支脚と連結しており、これら作動部材或いは回動
部材にはゴルフバッグ側から外方に向けて斜降するガイ
ド部が設けられ、且つ、このガイド部においてこれら作
動部材と回動部材とが当接するように配設されているゴ
ルフバッグ用スタンド、とした。
【0010】すなわち、斜降ガイド部とこれに当接する
作動部材又は回動部材との簡易な連関カム機構によっ
て、作動部材の上下直線運動を上下回動運動へ変換して
簡単且つ合理的に一対の支脚を開閉することができるの
である。更に作動部材は上下に移動するのみであり且つ
回動部材を含めてその部材の幅以外に外方へ突出するも
のがないため、極めてコンパクトに且つ薄く組み付ける
ことができるのみならず、その持ち運びの際の便宜や外
観上の美感が向上する。
【0011】また、請求項2の発明は、上記と同じ前提
の構成を有するゴルフバッグ用スタンドにおいて、上記
同様作動部材或いは回動部材にはゴルフバッグ側から外
方に向けて斜降するガイド部を設けて、このガイド部に
おいて、これら作動部材と回動部材とが当接するように
配設するとともに、一方、回動部材には前記ガイド部を
除く何れかの位置に支脚開閉部を設けて、この支脚開閉
部材に一対の支脚が遊挿されていることとし、併せて回
動部材の落下防止手段を設けた。
【0012】これにより、斜降ガイド部と作動部材又は
回動部材との簡易なカム機構によって一対の支脚を簡単
に自動開閉することができるのみならず、支脚開閉部材
によって支脚の左右方向への移動を支援する案内役が設
けられることとなり、スムーズ且つ確実に支脚の前後左
右への開閉を行うことができる。しかも、支脚の支持固
定をより強固に行うことができることとなる。
【0013】請求項3の発明は、上記の本願発明のゴル
フバッグ用スタンドにおいて、作動部材と回動部材と
が、上記作動部材或いは回動部材に設けられた斜降した
ガイド部において、摺動可能に連結していることとし
た。これにより、これら作動部材と回動部材とがガイド
部において確実に当接し連結することとなる。更に、請
求項2のゴルフバッグ用スタンドにおいては、本請求項
の作動部材と回動部材との連結構成により、回動部材の
落下防止手段を他に設ける必要が無くなるのである。
【0014】請求項4の発明は、上記ゴルフバッグ用ス
タンドの作動部材或いは回動部材に設けられた斜降した
ガイド部を、溝又は孔によりこれら両部材の端部を除く
範囲内において形成し、この溝又は孔により形成された
ガイド部において、これら作動部材と回動部材若しくは
これら部材に取着された係止材とを摺動可能に連結した
のである。これにより、作動部材と回動部材とは溝又は
孔により形成されたガイド部において嵌合連結して一層
強固に結びつき、確実に支脚を回動させることができる
こととなる。
【0015】請求項5の発明は、上記のゴルフバッグ用
スタンドにおいて、前記一対の支脚が最大に開脚又は閉
脚し前記回動部材が停止した姿勢における、その回動部
材の溝又は孔により斜降形成されたガイド部の上端又は
下端の少なくとも一方に、上端部であれば前記作動部材
の上昇方向となる又下端部であればその下降方向とな
る、一定長さの溝又は孔をこれら両部材の端部を除く範
囲内において延設したものである。これにより支脚が最
大限に開脚又は閉脚した場合に、作動部材の係止部が回
動部材の上下方向の延設溝又は延設孔に嵌入し、いわゆ
るロック機構が働くため支脚のガタツキやスレによる異
音が防止できると共に、脚が確実に所定位置に固定され
不用意に開脚又は閉脚することがなくなる。
【0016】請求項6の発明は、作動部材を昇降させる
ための機構に関する発明であり、本発明を含めた一般的
な、一対の支脚と、この支脚を枢支する支脚枢支部材
と、上昇又は下降して一対の支脚を前後に回動させる作
動部材と、を備えた支脚を自在に開閉することの可能な
ゴルフバッグ用スタンドにおいて、昇降する作動部材の
下部にはゴルフバッグの外方に突出する突出片を設け、
又この突出片の下部には基端をゴルフバッグの外側面に
枢着させてゴルフバッグの外方へ上下回動可能に突設さ
れた操作部材を設けるとともに、突出片の先端側と操作
部材の自由端側とを摺動及び回動可能となるよう連結
し、且つ、操作部材をゴルフバッグが垂直な場合には地
面からの圧力を受けず一方ゴルフバッグが傾斜すれば地
面からの圧力を受けるように配設したものである。
【0017】これによって、操作部材の強度が向上する
とともに、地面が凸凹等の如何なる場所でも確実に作動
部材に上下運動を伝達することができることとなり、更
には作動部材の下降力を強力に受けとめ確実にストップ
させることができるのである。そして、突出片の先端側
と操作部材の自由端側とは摺動可能に連結されているこ
とから、操作部材の上下回動距離に対応する突出片の昇
降距離はそのスライド摺動により増幅され、操作部材の
僅かな回動で一層有効に作動部材を昇降させることがで
き、又スムーズな昇降が確保できることとなる。
【0018】請求項7の発明は、上記のゴルフバッグ用
スタンドにおいて、昇降する作動部材或いは回動部材又
は一対の支脚に対して、常時、前記一対の支脚が閉じる
方向へ付勢する付勢手段を設けたものである。これによ
り、支脚の自重の他にバネ等の付勢力が加わって、自動
的にまた確実に支脚を閉じることができ、一方不用意に
脚が開くことを防止できることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】先ず、請求項1に係る本発明のゴ
ルフバッグ用スタンドは、後に示す実施例に用いた図及
び符号を引用して説明すると、一対の支脚1,1と、ゴ
ルフバッグXの外側面に取着され一対の支脚1,1を対
峙して枢支する支脚枢支部材2と、ゴルフバッグXの側
面に配設されゴルフバッグXの傾斜状態に従い押圧又は
開放されることにより上昇又は下降する作動部材3と、
この作動部材3の上下直線運動を上下回動運動へ変換し
て一対の支脚1,1を前後に回動させる回動部材4とを
備えており、更に、作動部材3はその上部が前後左右方
向不動となるように取着され、作動部材3と回動部材4
の少なくとも何れか一方には、ゴルフバッグX側から外
方に向けて斜降するガイド部5が設けられ、且つ、この
ガイド部5においてこれら作動部材3と回動部材4とが
当接するように配設されていると共に、回動部材4は前
記一対の支脚1,1と連結されている。
【0020】上記ゴルフバッグXは、一般に製造販売さ
れそして使用される上部が開口した筒状のゴルフバッグ
Xであればよく、その材質や形状は問わない。また、一
対の支脚1,1も同様にその材質や形状は問わないが、
通常軽くて剛性に富む例えばアルミパイプが用いられ
る。なお、この一対の支脚1,1を取り付ける高さとし
ては例えばゴルフバッグXの中間部や下部であっても良
いが、ゴルフバッグXを安定して支持するにはなるべく
上端部側に取り付けることが好ましい。
【0021】支脚枢支部材2は、ゴルフバッグXに固着
され上記一対の支脚1,1を回動可能に枢支するための
部材であり、蝶番やヒンジその他軽くて剛性に富む例え
ば硬質プラスチック体に嵌合孔を設けたものなど如何な
るものでも良い。
【0022】作動部材3は、例えば鋼棒、アルミパイ
プ、硬質プラスチック棒、その他カーボンファイバー或
いはグラスファイバー棒など回動部材4及び支脚1,1
を回動させるに必要な剛性や適した形状を有するものが
用いられる。この作動部材3は、ゴルフバッグXの側面
に上下動可能に取り付けられ、その下端は地面に当接し
ゴルフバッグXの傾斜状態に従い押圧又は開放され、一
定範囲で上昇又は下降する。なお、既に開示されている
従来のU形作動幹等と異なり、この作動部材3はその上
部が前後左右方向不動となるように取着され、前後左右
へ回動することがない。従って作動部材3は可撓性を必
要とせず材料の選択範囲が広がると共に、その取り付け
は容易である。また取り付け構造において頑丈であり例
えばこの作動部材3が他物に当たった場合でも破壊され
難く、その上取り付け厚さ幅も極めて薄くできることか
ら、ゴルフバッグXの運搬時などにおいて好適なものと
なる。更に、前後左右へ回動することがないため、この
作動部材3はゴルフバッグXの内側に取着することもで
きるのである。
【0023】この請求項1に係る本発明のゴルフバッグ
用スタンドにおいては、この作動部材3の下端部はゴル
フバッグXの傾斜状態に従い押圧又は開放される構造、
機構とされるものであれば、例えば作動部材3としての
アルミパイプがストレートにゴルフバッグXの底部まで
伸延しこれが地面に当接しているもの等、如何なるもの
であっても良い。一方この作動部材3の上端は、次に説
明する回動部材4に当接し、作動部材3の昇降に対応し
て回動部材4が上下に回動することとなる。なお、この
作動部材3は回動部材4と同様に、その上部にゴルフバ
ッグX側から外方に向って斜降するガイド部5を備える
場合もある(図2参照)。その作用は以下の回動部材4
についてのものと同じであるから、その説明は以下で行
う。
【0024】本発明の回動部材4は、図3に示されるよ
うに上記作動部材3の上方に位置し、その下端部に例え
ばゴルフバッグX側から外方に向かう斜降面として形成
されたガイド部5を備えており、このガイド部5と上記
作動部材3の端部とが当接するように配設される。この
ガイド部5はその全体としてゴルフバッグX側から外方
に向けて斜降するように形成されるもの全てが含まれ
る。また直線的に斜降するものと曲線的に斜行するもの
とを問わない。これにより、作動部材3が上昇すれば作
動部材3の端部と回動部材4のガイド部5とが当接し
(図3ロ)、上述の通り作動部材3は前後左右へ移動す
ることがないため、これに押されて回動部材4のガイド
部5が前方へスライドする(図3ハ)。その結果この回
動部材4は下端が外方へ突出するように回動する(図3
ハ)。一方その後、作動部材3が下降すれば回動部材4
は下端が内方へ引っ込む形で回動し元に戻るのである
(図3ロ)。つまり、作動部材3の上下直線運動がガイ
ド部5により回動部材4の上下回動運動に変換されるの
である。そして、この回動部材4は更に上記一対の支脚
1,1と連結部材等で連結されていることから(図2
イ,図3イ参照)、回動部材4の上下回動運動に伴い一
対の支脚1,1が前後に回動することとなる。なお、支
脚1の回動範囲(回動角度)を大きく或いは小さくする
には、回動部材4の取り付け位置によって適宜選択でき
るものであるが、この回動部材4の取り付け位置が下方
であればあるほどガイド部5の傾斜面を長くとらなけれ
ばならないことから、回動部材4はできる限り上方に、
即ち一対の支脚1,1の枢支部に近ずけて取り付け、ガ
イド部5の勾配の緩急により調整することが好ましい。
【0025】なお、この回動部材4及びガイド部5を簡
単に形成するため、薄板或いは棒状物を外方が下位とな
るように傾斜して取り付けても良い。また、ガイド部5
の中間適宜位置に凹部を設ければ、その凹部で作動部材
3が一旦係止されて回動部材4の回動が一旦停止するこ
とから、これにより一対の支脚1,1の開脚固定位置を
段階的に設定することも可能である。一方、回動部材4
が傾斜部を有しない場合、例えば平板を水平に取り付け
たようなものである場合には、この回動部材4が一対の
支脚1,1の枢支軸位置(高さ)にあり、且つ回動部材
4との当接部が作動部材3の軸心と重なっていない場合
には回動するものの、それ以外の場合には回動部材4の
変位方向が作動部材3の軸方向と平行になるため回動が
困難となる。すなわち、作動部材3と回動部材4とを略
同一線上に配置して操作部材をできるだけ外部に突出さ
せないことを課題とする上において、本発明のガイド部
5以外の手段では、回動運動が困難或いはその効率が極
めて悪くなるのである。
【0026】このように上記構成、即ち斜降形成された
ガイド部5、回動部材4、及び作動部材3による簡易な
連関カム機構によれば、一対の支脚1,1を効率よく又
容易に開閉することができることとなり、従来の例えば
一対の支脚1,1それぞれに連結されたU字状補助部材
或いは複雑なギヤ機構を設ける場合と比べて、その製造
労力及び製造コストが大幅に削減されるのである。ま
た、一対の支脚1,1の他に、対応する2本のU字状補
助部材までもが外部に現れしかもこれらの全てが外方へ
回動するといったことがなく、その持ち運びの際の便宜
や外観上の美感が向上し、更に、作動部材3は上下に移
動するのみであり且つ回動部材4を含めてその部材の幅
以外に外方へ突出しないため、極めてコンパクトにまた
薄く組み付けができることとなる。
【0027】次に、請求項2に係る本発明のゴルフバッ
グ用スタンドは、上記構成のゴルフバッグ用スタンドに
おいて、回動部材4と一対の支脚1,1とを直接連結さ
せず代わりに回動部材の落下防止手段を設けると共に、
回動部材4にはガイド部5を除く何れかの位置に支脚開
閉部6を配設して、この支脚開閉部6に一対の支脚1,
1を遊挿させたものである。
【0028】上記支脚開閉部6は、一対の支脚1,1を
取り囲むように配設されるものであれば良く、その具体
的形状また材質を問わない。図1,図4に示す実施例の
ようにこの支脚開閉部6に一対の支脚1,1が遊挿され
て、支脚の回動は直接的にはこの支脚開閉部6によって
行われることとなる。なお、一般に一対の支脚1,1は
ゴルフバッグXを傾斜して支持する際の安定度を高める
ため前後の他に左右方向にも拡回動するように、その左
右の支脚枢支部材2の枢支孔を平面視逆ハの字状に設け
て係支されている。従って、この支脚開閉部6の遊び空
間の程度は、支脚1の前後方向については多くとる必要
はないが、その左右方向については一対の支脚1,1そ
れぞれを左右方向へ大きく回動させることができるよう
多い方が好ましい。
【0029】また、この請求項2にかかるスタンドにお
いては、回動部材4と一対の支脚1,1とは連結してお
らず、そして、回動部材4と上記支脚開閉部6とは連結
しているもののこの支脚開閉部6と一対の支脚1,1と
は遊挿関係にあり、やはり連結していないことから、回
動部材4の落下防止手段を設ける必要がある。この落下
防止手段としては、例えば回動部材4の上部をゴルフバ
ッグXに回動自在にフックさせたもの、或いは図4ロに
例示されたように回動部材4が作動部材3に載置される
状態に配置するもの等、如何なるものであってもよい。
【0030】これら構成により、回動部材4の上下回動
運動は一対の支脚1,1に直接伝達されるのではなく、
本発明の支脚開閉部6に伝わり、一方、支脚1は支脚開
閉部6に遊挿されているため、これらが直接連結してい
る場合に比べて、支脚1の左右方向への回動が一層スム
ーズ且つ確実となる。つまり、支脚開閉部6は支脚1の
前後左右方向への移動を支援する案内役となり、スムー
ズ且つ確実に支脚1の前後及び左右への放射状開閉を行
うことができる。しかもこの支脚開閉部6の上下幅を多
くとれば、支脚1の回動を無理なく且つ強い力で行える
他、開閉脚した支脚1をより強固に支持固定することが
できるのである。
【0031】更に請求項3の発明においては、上記の本
願発明のゴルフバッグ用スタンドにおいて、作動部材3
と回動部材4とが、これら作動部材3或いは回動部材4
に設けられた斜降したガイド部5において、摺動可能に
連結している。これら作動部材3と回動部材4との摺動
可能な連結形態としては、例えば回動部材4のガイド部
5が回動部材4の下端部に丸鋼材によって突出したフレ
ームとして形成され、この丸鋼材フレームに作動部材3
の先端部がフックされているもの等が挙げられるが、こ
れに限るものではなく、実際には特に以下に説明する請
求項4のガイド部がその強度の面から好適である。本構
成により、これら作動部材3と回動部材4とがガイド部
において確実に当接するのみならず、回動部材4及び一
対の支脚1,1が作動部材3の上昇範囲を超えて回動す
る、つまり回動部材4及び一対の支脚1,1のみが際限
なく回動しゴルフバッグXが倒れてしまうという不都合
を防止できるのである。更に、請求項2のゴルフバッグ
用スタンドに関連して、本請求項の作動部材3と回動部
材4との連結構成により、回動部材4の落下防止手段を
他に設ける必要が無くなるのである。
【0032】また、請求項4に係る本発明のゴルフバッ
グ用スタンドは、上記ゴルフバッグ用スタンドにおい
て、作動部材3或いは回動部材4に設けられた斜降した
ガイド部5を、両部材の端部を除く範囲内において溝又
は孔7により形成し、この溝又は孔7により形成された
ガイド部5において、これら作動部材3と回動部材4若
しくはこれら部材に取着された係止材8とを摺動可能に
連結したものである。
【0033】作動部材3或いは回動部材4のガイド部5
を溝により形成する例としては、例えば図6や図7に例
示された斜形状の細幅孔7と同様な溝が、回動部材4の
側面部に凹設されている場合等が挙げられる。またこの
ガイド部5を孔形成したものとしては、上記図に実施例
として例示された傾斜した長い貫通孔7を作動部材3の
側面部に透設した場合等がある。なおこの場合、孔7等
の大きさや長さ又傾斜角度、さらには回動部材4自体の
形状や材質は何等限定されるものでなく、剛性や回動作
用を確保しうるものであれば如何なるものであっても良
いことは言うまでもない。
【0034】そしてこの溝或いは孔7内を作動部材3或
いは回動部材4の係支部が上下に移動すれば、作動部材
3は上下方向を除き不動に固定されているため、回動部
材4が溝或いは孔7の形状に従って変位回動する(図7
のロ,ハ参照)。
【0035】かかる構成によれば、この溝又は孔7と作
動部材3或いは回動部材4とは互いに嵌合して連結され
ているから、これら溝又は孔7により形成されたガイド
部5と作動部材3との結びつきは一層強固となる他、回
動部材4を確実に受けとめることができ、その落下を有
効に防止することができるのである。
【0036】請求項5の発明は、上記ゴルフバッグ用ス
タンドにおいて、作動部材3或いは回動部材4に設けら
れた溝又は孔7により斜降形成されたガイド部5の上端
又は下端の少なくとも一方に、一定長さの溝又は孔7を
延設したものである(図7のロ,ハ)。そして、延設さ
れた溝又は孔7は一対の支脚1,1の開脚又は閉脚のそ
れぞれの限界位置Yで、回動変位が停止した状態におけ
る回動部材4の姿勢に対して、上端部には前記作動部材
3の上昇方向また下端部にはその下降方向となるものと
される(図7のロ,ハ)。
【0037】延設された溝又は孔7は上述したとおり、
作動部材3或いは回動部材4の係支部が嵌合連結し摺動
移動することができることが必要であるが、更に図7の
実施例に示されるように、一対の支脚1,1が最大に開
脚又は閉脚したときの、回動が停止した状態における回
動部材4の姿態において、上端部には作動部材3の軸の
延長方向であって且つ上昇方向となる溝又は孔60、一
方、下端部には同じくその下降方向となる溝又は孔61
であることが、ロック機構を形成して支脚の安定性を確
保するために必要である。
【0038】即ち、支脚1が最大限に開脚又は閉脚した
とき、これら延設された溝又は孔60,61に作動部材
3或いは回動部材4の係止部8が嵌入すれば、その嵌入
部が、支脚枢支部を基端とした一対の支脚1,1の回動
方向に直交する回動阻止壁となり、回動部材4そして一
対の支脚1,1は前後に回動できなくなるのである。こ
のいわゆるロック機構によって、一対の支脚1,1のガ
タツキやスレによる異音が防止できると共に、一対の支
脚1,1が確実に所定位置に収納され不用意に開脚又は
閉脚することがなくなる。なお上記延設される溝又は孔
60,61の長さは、使用便宜を勘案して適宜決定され
る。但し、前述した連結による利点を確保するため、こ
れら両部材3,4の端部を除く範囲内で延設されるもの
である。
【0039】請求項6の発明は、図8に示されるよう
に、作動部材3の下端にゴルフバッグXの外方に突出す
る突出片9を設け、又この突出片9の下部には基端10
をゴルフバッグXの外側面に枢着させてゴルフバッグX
の外方へ上下回動可能に突設された操作部材11を設け
るとともに、これら突出片9の先端側12と操作部材1
1の自由端側13とを摺動及び回動可能となるよう連結
し、且つ、操作部材11はゴルフバッグXが垂直な場合
には地面からの圧力を受けず一方ゴルフバッグXが傾斜
すれば地面からの圧力を受けるように配設したものであ
る。
【0040】上記作動部材3の下端に設けられる突出片
9は、作動部材3に一体成形されているものと、別個に
形成された部材70をこれに取り付けたもの等、どのよ
うに形成したものでも良い。またこの突出片9の下部に
設けられた操作部材11は、ゴルフバッグXの外側面に
その基端10が枢着されてゴルフバッグXの傾斜状態に
従って直接地面と接して上下に回動するものである。従
って、破損を防止しうる例えば鋼鉄、硬質合成樹脂、ア
ルミ、ステンレス等が好適とされ、またその形状は一般
に例えば板状又はU形フレーム状とされるが、容易に破
損するものでない限りこれらに限定されるものではな
い。更に、この操作部材11は通常ゴルフバッグXの下
端部に、その底面がゴルフバッグXの底面と面一となる
よう取着される。しかし操作部材11の基端10をゴル
フバッグXの底面より一定幅上方に取着し且つ自由端側
13が低位となるように配すれば、操作部材11の回動
範囲を多くとることができるため、より好適となる。
【0041】そして更に上記突出片9と操作部材11
は、作動部材3上に不動に固定された突出片9の先端側
12と、一方上下回動可能に取着された操作部材11の
自由端側13とにおいて、摺動及び回動可能に取着され
互いに連結されている。この連結構造に関しては、一対
の支脚1,1が閉じているときには密着重層状態、すな
わち突出片9の下部と操作部材11の上部とが密着して
重ねられるという全面密着二重連結が、この操作部材1
1を他の物にぶつけた場合における破損防止という剛性
確保の点で好ましいが、密着重層状態でなくとも、例え
ば突出片9がゴルフバッグXの下端から一定位置で係止
されて両者が丁度「くの字」状に連結されるもの等であ
っても、連結されている限り本発明の作用は奏されるこ
とから何等支障はない。
【0042】また、突出片9の先端側12と操作部材1
1の自由端側13とを摺動及び回動可能に取着する構造
・方法としては、如何なる構造・方法によっても良い
が、好適な構造・方法としては、図8の実施例に示すよ
うな操作部材11の自由端側上面に摺動用の溝或いは孔
72を設け、この溝或いは孔72に突出片9の先端12
或いはこれに設けられた係止部を嵌合させるものが挙げ
られる。これによれば、操作部材11の上下回動距離に
対応する突出片9の昇降距離がそのスライド摺動により
増幅され、操作部材11の僅かな回動で一層有効に作動
部材3を昇降させることができ、又スムーズな昇降が確
保できるのである。但し、これに限定されるものではな
く、その他例えば操作部材11の自由端側13が丸鋼材
によってフレームとして形成され、この丸鋼材フレーム
に突出片9の先端側12がフック連結されているもの
等、如何なる構造・方法であっても良い。
【0043】上記構成により、ゴルフバッグXを傾斜す
ると、地面との関係おいて操作部材11の自由端側13
が上方向への圧力を受けて上方へ回動する。そしてこの
操作部材11の上方回動運動が連結された突出片9の上
昇を通じて上方直線運動へ変換されて作動部材3を上昇
させ、そして一対の支脚1,1を開脚させることとな
る。そしてまた、従来の単なる直線棒状或いはL形操作
部材等のように破損又は変形し易い操作部材の強度を、
単品の強度を据え置いたまま二重構造として構造的に補
強できる他、これを全面密着二重連結構造とした場合に
は、更に操作部材11がその連結構造によりそれ以下に
下がらないという、操作部材11の下限を画するストッ
パーとしての作用効果が得られる。さらには、上記スラ
イド摺動によって操作部材11の回動幅を増幅し一層有
効に作動部材を昇降させることができるのである。
【0044】請求項7の発明は、作動部材3或いは回動
部材4又は一対の支脚1,1に対して常時一対の支脚
1,1が閉じる方向へ付勢する、付勢手段14を設けた
ゴルフバッグX用スタンドである。
【0045】付勢手段14としては、図6に示すように
作動部材3と保護部材Zとの間に設置する場合にはスプ
リングが好適であるが、その他、例えば一対の支脚1,
1とゴルフバッグXとの間にやはりスプリング或いは強
力ゴムを設けても良いし、また前述の操作部材11の突
出片9がゴルフバッグXの下端から一定位置で係止され
る場合の例(図8参照)においては、作動部材の押さえ
部20と突出片9の間にスプリングを設けても良い。上
記構成から、一対の支脚1,1の自重に基づく閉脚回動
の他にこの付勢力が加わって、自動的にまた確実に支脚
を閉じることができ、一方不用意に脚が開くことが防止
できることとなる。
【0046】次に、本発明のゴルフバッグ用スタンドが
取り付けられたゴルフバッグXの使用方法及び使用状態
について説明する。先ず、ゴルフバッグXを保管或いは
持ち運びする状態、即ち、ゴルフバックXが直立し或い
は横載置されており操作部材が地面からの圧力を受けな
い状態では、操作部材の自重、更には支脚の自重或いは
付勢手段14の作用によって、操作部材は下位位置にあ
る。このとき一対の支脚は、ゴルフバッグXの外側面に
沿って折畳み収納状態にある。
【0047】次に、ゴルフプレイ時や練習に際しては、
ゴルフバッグXを斜めに傾斜させると、操作部材3が地
面に当接し、このスタンドにたとえ前述付勢手段14が
備えられていたとしても突出片9や作動部材3がこれに
抗して持ち上げられる。そしてこの作動部材3の上昇に
より、作動部材3の上部に当接する回動部材4のガイド
部5がスライドして押し上げられ、回動部材4全体が前
方へ回動し、これに連結された支脚開閉部6が同方向へ
回動し、そしてこれに遊挿された一対の支脚1,1が前
方及び左右に回動する。さらにその回動の最終点におい
て、回動部材4の傾斜孔7の上端に延設されたストッパ
ー孔60に係止材8が嵌入して、一対の支脚1,1の変
動が制限される。これにより、ゴルフバッグXは安定的
に開脚した支脚に支えられて安定的に傾斜状態を保つこ
とになり、バッグからゴルフクラブを引き抜いたり、ま
たは、ゴルフクラブを収納することが容易に且つ安心し
て行えることとなる。
【0048】一方ゴルフボールを打ち終えて或いはプレ
イや練習が終了して、ゴルフバッグを持ち運ぶ場合に
は、傾斜しているゴルフバッグXを垂直に立て直すと、
ストッパーが解除され支脚は自動的に折り畳まれる。即
ち、ゴルフバッグXを垂直にすると、それまで受けてい
た地面からの圧力が無くなり、脚1の自重及び付勢手段
14によって作動部材3はその下端に設けられた突出片
9と操作部材11とが重なり合うところまで下降し、操
作部材11がもとの下方位置に戻り、そして終局におい
て、回動部材4の傾斜孔7の下端に延設されたストッパ
ー孔61に係止材8が嵌入して一対の支脚1,1は完全
に折畳まれ、且つその後の変動が制限される。これによ
りゴルフバッグXは支脚の不意の開きを心配することな
く安心して持ち運ぶことができるのである。
【0049】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は、本発明に係る第1の実施例を示すものであり、ゴ
ルフバッグXの外側面上部に螺着された基盤上に硬質プ
ラスチック製の支脚枢支部材2をビス止めして、その左
右に一対のアルミパイプ製の支脚1,1を対峙して枢支
させてある(図4参照)。そして同じくゴルフバッグX
の外側面上に作動部材3のプラスチック成形した押さえ
部材20を、作動部材3が昇降可能となるようにこれを
跨いで上下に取り付けてある。また作動部材3は、やは
りアルミパイプにより形成し、必要に応じて硬質プラス
チック、グラスファイバーやカーボンファイバーが用い
られる。
【0050】更に、図4に示すようにこの作動部材3の
上方には、この作動部材3の上下直線運動を上下回動運
動へ変換するためのプラスチック成形された矩形箱体状
の回動部材4を、ゴルフバッグXの直立状態において、
作動部材3に載置する状態で取り付けてある。なおこの
作動部材3の下面は、ガイド部5としての傾斜面が形成
されており(図4ロ)、この傾斜面と上述の作動部材3
の上端部が当接するように配置してある。
【0051】また、同じく図4に示すようにこの回動部
材4の上方には、プラスチック製の保護部材Zが回動部
材4を覆うようにやはりゴルフバッグXの上部基盤上に
取り付けられ、この保護部材Zと回動部材4との間には
回動部材4の前端を下方に付勢するようにスプリング2
1が挿入される。これによって、回動部材4の左右方向
へのズレが防止され又回動部材4は常時脚が閉じる方向
へ回動することとなる。
【0052】また更に、この回動部材4には、図4に示
されるようにその前面に支脚開閉部6を構成する硬質プ
ラスチック製の左右に長い細幅な板状の支脚開閉部材2
2が螺着してある。この支脚開閉部材22上の左右に
は、一対の支脚1,1と対応した位置に水平孔23を設
け、この水平孔23に挿嵌された遊動軸によって支脚1
より一回り径大なプラスチックリング24が連結されて
いる。そしてこのプラスチックリング24には、上方の
支脚枢支部材2に枢支された一対の支脚1,1を遊挿し
てある。これにより左右の支脚のそれぞれの左右方向へ
の回動をより一層スムーズに行えるのである。
【0053】一方図1に示されるように、作動部材3の
下方には、操作部材11がゴルフバッグXが垂直な場合
には地面からの圧力を受けず一方ゴルフバッグXが傾斜
すれば地面からの圧力を受けるように軸着され、この操
作部材11と作動部材3とが連結棒30により連結され
ている。
【0054】更に、一対の支脚1,1の底面部には、図
10に示されるように突起体40が設けられており滑り
止め機構が付加されている。これによって如何なる条件
の地面に対しても有効にゴルフバッグXを支持すること
ができるのである。また、図9に例示されるような、支
脚枢支部材2に枢支された一対の支脚1,1の上部から
これらを総合的に覆う保護キャップPが被せられてお
り、一対の支脚1,1の抜け落ちが防止され、更にはゴ
ミ等がカム機構に入り込むのを有効に防止している。
【0055】次に図5〜8は、本発明に係る第2の実施
例を示すものである。一対の支脚1,1、支脚枢支部材
2、作動部材3、一対の支脚1,1の底面部の突起体4
0、等は第1の実施例と同様に形成されている。
【0056】一方、相違点として、先ず上方の作動部材
3の押さえ部材(第1の実施例における符号20)が、
作動部材3の冠部50とゴルフバッグXの上部基盤に形
成された2本の鍵レール51とで形成されていることで
ある(図6)。つまり、作動部材3の冠部50はプラス
チック成形により略矩形で且つ略H鋼状に形成され、こ
の略H鋼状の凹部を2本の鍵レール51によって両サイ
ドから挟持させて昇降可能に取り付けてある。これによ
り、作動部材3の昇降軸のブレが阻止され安定した上下
移動が可能となる。
【0057】次に、回動部材4は硬質プラスチックによ
り略横断面コ字状に形成され、これを作動部材3の上方
から被せる状態で取着したものである。すなわち回動部
材4は作動部材3と略同様の矩形輪郭形状ではあるもの
の、一方これより一回り大きい略中空矩形状とされてい
る。そして二重重ね状態での取着により外部に突出する
部材幅の一層の減少を図ったものである。またその屈曲
突出された両サイドには、ガイド部5として上方から下
方へわたって屈曲する貫通孔7が設けてある。これら回
動部材4と作動部材3の連結は、作動部材3の上部に設
けた貫通小孔と、その外部に被せた回動部材4の両サイ
ドの貫通孔7とが、水平同軸となる状態において係止ピ
ン8を挿通した後、その両端を面つぶしして行ってあ
る。このような連結により両部材3,4はガイド部5に
おいて絶えず当接状態にあり、且つ安定した連結状態と
なる。そして、作動部材3の係止ピン8は当接する回動
部材4の貫通孔7の形状に沿って上下方向に回動するの
である。
【0058】更に、回動部材4の貫通孔7の上端部には
作動部材3の上昇方向となる、また下端部にはその下降
方向となる、一定長さの孔60,61が延設されており
(図7参照)、一対の支脚1,1の開脚又は閉脚のそれ
ぞれの限界位置Yでストッパー機構が作動する。
【0059】また、回動部材4は上記作動部材3と連結
するのみで、その全体はこの回動部材4の上方において
上記ゴルフバッグXの上部の基盤にリベット止めされ
た、これを覆うプラスチック製の保護部材Zに遊嵌され
ている。これにより回動に際しての遊び状態が確保され
作動がスムーズに行えるようになっている。この実施例
の場合、保護部材Zは上記支脚枢支部材2と同一の部材
に一連して形成されており、コスト削減が図られてい
る。また、遊嵌するための構成として、一定厚の保護部
材Zの下部から約三分の一の深さに、且つ上記回動部材
4の屈曲突出された両サイドの壁厚よりそれぞれ一回り
幅広くなるよう切れ込みを設け、その全体において回動
部材4の上下回動に支障がない高さ及び幅の2本の溝と
して形成されている。なお、回動部材4の背後は、上記
ゴルフバッグXの上部基盤によって壁が設けられること
となるが、回動部材4はこの壁に当接しない状態に配置
される。
【0060】また更に、この回動部材4には、上記実施
例1と同様にその前面にやはり硬質プラスチックの支脚
開閉部材22がリベットにより固着してある。そしてこ
の支脚開閉部材22には、上方の保護部材Zと連設され
た支脚枢支部材2に枢支された、一対の支脚1,1が遊
挿されるのである。なお、この実施例では、支脚開閉部
材22はその外輪郭が飛行機の両翼のような形状とさ
れ、左右の支脚のそれぞれの左右方向への回動をより一
層スムーズに行えるように勘案されている。
【0061】更に、作動部材3の下端には、図8に示さ
れるように、突出片9を備えたプラスチック製L形部材
70を連結し、又このL形部材70の下部には、基端1
0をゴルフバッグXの外側面の下部基盤上に軸着させて
ゴルフバッグXの外方へ上下回動可能に突設されたプラ
スチック製操作部材11を設けている。そしてこれら突
出片9の先端側12と操作部材11の自由端側13と
は、操作部材11の自由端側上面に一体成形されたガイ
ド壁71の摺動用の孔72に、突出片9の先端側12に
設けられた係止部73を嵌合させることにより連結され
ている。なお、操作部材11の基端10は、ゴルフバッ
グXが多少傾斜した程度ではその都度支脚が開脚しない
ようにゴルフバッグXの下端から僅かに上方に位置して
軸着され、且つ、回動範囲が広くなるよう突出片9の先
端側12と操作部材11の自由端側13を水平面に対し
てやや斜降させた形状に形成してある。この実施例によ
れば、操作部材11は頑丈となり、そして確実にアルミ
パイプの作動部材3を昇降させることができ、さらには
突出片9のスライド摺動によって、作動部材3の昇降距
離が操作部材11の回動距離以上のものに増幅され、回
動部材4そして一対の支脚1,1をより効率的に回動さ
せることができるという、優れた作用効果を発揮するの
である。
【0062】
【発明の効果】本発明は、以上説明したものであるか
ら、以下に記載されるような効果を奏する。
【0063】請求項1の本発明は、一対の支脚と、支脚
枢支部材と、作動部材と、回動部材とを備え、更に、作
動部材はその上部が前後左右方向不動となるように取着
され、回動部材は前記一対の支脚と連結しており、又こ
れら作動部材或いは回動部材にはゴルフバッグ側から外
方に向けて斜降するガイド部が設けられ、且つ、このガ
イド部においてこれら作動部材と回動部材とが当接する
ように配設されているゴルフバッグ用スタンドとしたた
め、斜降ガイド部とこれに当接する作動部材又は回動部
材との簡易な連関カム機構によって、作動部材の上下直
線運動を上下回動運動へ変換して簡単且つ合理的に一対
の支脚を開閉することができるのである。更に回動部材
を含めてその部材の幅以外に外方へ突出するものがない
ため、極めてコンパクトに且つ薄く組み付けることがで
きるのみならず、その持ち運びの際の便宜や外観上の美
感が向上する。
【0064】また、請求項2の発明は、上記同様作動部
材或いは回動部材にはゴルフバッグ側から外方に向けて
斜降するガイド部を設けて、このガイド部において、こ
れら作動部材と回動部材とが当接するように配設すると
ともに、一方、回動部材には前記ガイド部を除く何れか
の位置に支脚開閉部を設けて、この支脚開閉部材に一対
の支脚が遊挿されていることとし、併せて回動部材の落
下防止手段を設けたことから、上記効果に加えて、支脚
を開閉する際の案内役が設けられてスムーズにその開閉
を行うことができる。しかも支脚の左右方向への移動も
むりなく且つ確実に行えると共に、支脚の支持固定をよ
り強固に行うことができるのである。
【0065】請求項3の発明は、上記の本願発明のゴル
フバッグ用スタンドにおいて、作動部材と回動部材と
を、上記作動部材或いは回動部材に設けられた斜降した
ガイド部において、摺動可能に連結させたため、本発明
によれば、作動部材の上下直線運動を回動部材の回動を
通じて上下回動運動へ変換する機構において、簡単な機
構でありながらもガイド部と作動部材との確実強固な結
びつきにより、確実に支脚を前後或いは前後左右に自動
回動させることができることとなる。更には回動部材の
落下防止手段を他に設ける必要が無くなるのである。
【0066】請求項4の発明は、上記ゴルフバッグ用ス
タンドの作動部材或いは回動部材に設けられた斜降した
ガイド部を、溝又は孔によりこれら両部材の端部を除く
範囲内において形成し、この溝又は孔により形成された
ガイド部において、これら作動部材と回動部材若しくは
これら部材に取着された係止材とを摺動可能に連結した
のものである。これにより、上記効果に加えて、作動部
材と回動部材とは溝又は孔により形成されたガイド部に
おいて嵌合連結して一層強固に結びつき、確実に支脚を
回動させることができることとなる。
【0067】請求項5の発明は、上記のゴルフバッグ用
スタンドにおける、溝又は孔により斜降形成されたガイ
ド部の上端又は下端の少なくとも一方に、一対の支脚が
開脚又は閉脚した際の限界位置で上下方向となる一定長
さの溝又は孔を連設したことにより、上記効果に加え
て、支脚が最大限に開脚又は閉脚した場合の脚のガタツ
キや異音が防止できると共に、いわゆるロック機構が働
くため脚が確実に所定位置に収納され不用意に開脚又は
閉脚することがなくなる。
【0068】請求項6の発明は、一対の支脚と、この支
脚を枢支する支脚枢支部材と、上昇又は下降して一対の
支脚を前後に回動させる作動部材と、を備えた支脚を自
在に開閉することの可能なゴルフバッグ用スタンドにお
いて、作動部材の下部に突出片を設け、又この突出片の
下部にはゴルフバッグの外方へ上下回動可能に突設され
た操作部材を設け、そして突出片の先端側と操作部材の
自由端側とを摺動及び回動可能となるよう連結し、且
つ、操作部材をゴルフバッグが垂直な場合には地面から
の圧力を受けず一方ゴルフバッグが傾斜すれば地面から
の圧力を受けるように配設したことから、操作部材の強
度が向上するとともに、地面が凸凹等の如何なる場所で
も確実に作動部材に上下運動を伝達することができ、更
には作動部材の下降力を強力に受けとめ確実にストップ
させることができるのである。そして、操作部材の上下
回動に対応する突出片のスライド摺動により作動部材の
昇降幅が増幅され、操作部材の僅かな回動でより一層効
率的に又スムーズに作動部材を昇降させることができ
る。
【0069】請求項7の発明は、上記のゴルフバッグ用
スタンドにおいて、昇降する作動部材或いは回動部材又
は一対の支脚に対して、常時、前記一対の支脚が閉じる
方向へ付勢する付勢手段を設けたことから、上記カム機
構による確実な支脚の開閉に加えて、一対の支脚の自重
の他にこの付勢力が加わって自動的にまた確実に支脚を
閉じることができ、一方不用意に脚が開くことを防止で
きる。
【0070】以上の通り、本発明は簡易な構造でコンパ
クトでありゴルフバッグを持ち運んだり収納するとき操
作部材などが邪魔にならず、一方確実に支脚を自動開閉
することができ、またガタツキや使用者の意思に反して
支脚が開脚するという不都合が無い等、優れた効果を奏
する。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係るゴルフバッグ用
スタンドを取り付けたゴルフバッグを傾斜させた状態を
示す斜視図である。
【図2】 (イ)は本発明の第1の実施例に関連した他
の例についての、作動部材と回動部材および支脚との関
係を概念的に示す要部正面図である。(ロ)は上記図2
(イ)の要部縦断面図である。
【図3】 (イ)は本発明の第1の実施例に関連した更
に他の例についての、作動部材と回動部材および支脚と
の関係を概念的に示す要部正面図である。(ロ)は上記
図3(イ)の要部縦断面図である。(ハ)は上記図3
(イ)の回動状態を示す要部縦断面図である。
【図4】 (イ)は図1の第1の実施例に係る、作動部
材と回動部材および支脚との関係を示す要部正面図であ
る。(ロ)は上記図4(イ)の回動状態を示す要部縦断
面図である。(ハ)は上記図4(イ)のA−A線横断面
図である。
【図5】 本発明の第2の実施例に係るゴルフバッグ用
スタンドを取り付けたゴルフバッグを傾斜させた状態を
示す斜視図である。
【図6】 図5のゴルフバッグ用スタンドの各部材を示
す斜視図である。
【図7】 図5及び図6の実施例に係る回動部材の側面
図である。
【図8】 図5及び図6の実施例に係る操作部材と突出
片との関係を示す要部側面図である。
【図9】 支脚枢支部材及びその保護キャップの実施例
を示すものであり、(イ)は組み付ける前の状態を示す
要部斜視図である。(ロ)は組み付けた後の状態を示す
要部斜視図である。
【図10】 支脚の底面部凸状の実施例を示す要部斜視
図である。
【符号の説明】 1 支脚 2 支脚枢支部材 3 作動部材 4 回動部材 5 ガイド部 6 支脚開閉部 7 孔 8 係止材 9 突出片 10 基端 11 操作部材 12 突出片の先端 13 操作部材の自由端 14 付勢手段(スプリング) X ゴルフバッグ Y 限界位置 Z 保護部材

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の支脚と、ゴルフバッグの側面に配
    設され前記一対の支脚を対峙して枢支する支脚枢支部材
    と、ゴルフバッグの側面に配設されゴルフバッグの傾斜
    状態に従い押圧又は開放されることにより上昇又は下降
    する作動部材と、ゴルフバッグの側面に配設され前記作
    動部材の上下直線運動を上下回動運動へ変換して前記一
    対の支脚を前後に回動させる回動部材と、を備えた支脚
    を自在に開閉することの可能なゴルフバッグ用スタンド
    において、 前記作動部材はその上部が前後左右方向不動となるよう
    に取着され、 前記回動部材は前記一対の支脚と連結しており、 これら作動部材或いは回動部材にはゴルフバッグ側から
    外方に向けて斜降するガイド部が設けられ、且つ、この
    ガイド部においてこれら作動部材と回動部材とが当接す
    るように配設されていることを特徴とするゴルフバッグ
    用スタンド。
  2. 【請求項2】 一対の支脚と、ゴルフバッグの側面に配
    設され前記一対の支脚を対峙して枢支する支脚枢支部材
    と、ゴルフバッグの側面に配設されゴルフバッグの傾斜
    状態に従い押圧又は開放されることにより上昇又は下降
    する作動部材と、ゴルフバッグの側面に配設され前記作
    動部材の上下直線運動を上下回動運動へ変換して前記一
    対の支脚を前後に回動させる回動部材と、を備えた支脚
    を自在に開閉することの可能なゴルフバッグ用スタンド
    において、 前記作動部材はその上部が前後左右方向不動となるよう
    に取着され、 前記回動部材は前記一対の支脚を遊挿した支脚開閉部と
    落下防止手段を備えており、 これら作動部材或いは回動部材にはゴルフバッグ側から
    外方に向けて斜降するガイド部が設けられ、且つ、この
    ガイド部においてこれら作動部材と回動部材とが当接す
    るように配設されていることを特徴とするゴルフバッグ
    用スタンド。
  3. 【請求項3】 前記作動部材或いは回動部材に設けられ
    た斜降したガイド部において、これら作動部材と回動部
    材とが摺動可能に連結していることを特徴とする請求項
    1又は2記載のゴルフバッグ用スタンド。
  4. 【請求項4】 前記作動部材或いは回動部材に設けられ
    た斜降したガイド部が溝又は孔によりこれら両部材の端
    部を除く範囲内において形成され、この溝又は孔により
    形成されたガイド部において、これら作動部材と回動部
    材若しくはこれら部材に取着された係止材とが摺動可能
    に連結していることを特徴とする請求項1又は2記載の
    ゴルフバッグ用スタンド。
  5. 【請求項5】 前記一対の支脚が最大に開脚又は閉脚し
    前記回動部材が停止した姿勢における、前記作動部材或
    いは回動部材に設けられた溝又は孔により斜降形成され
    たガイド部の上端又は下端の少なくとも一方に、上端部
    であれば前記作動部材の上昇方向となる又下端部であれ
    ばその下降方向となる一定長さの溝又は孔を、これら両
    部材の端部を除く範囲内において延設したことを特徴と
    する請求項4記載のゴルフバッグ用スタンド。
  6. 【請求項6】 一対の支脚と、ゴルフバッグの側面に配
    設され前記一対の支脚を対峙して枢支する支脚枢支部材
    と、ゴルフバッグの側面に配設され上昇又は下降して前
    記一対の支脚を前後に回動させる作動部材と、を備えた
    支脚を自在に開閉することの可能なゴルフバッグ用スタ
    ンドにおいて、 前記昇降する作動部材の下部にはゴルフバッグの外方に
    突出する突出片を設け、又この突出片の下部には基端を
    ゴルフバッグの外側面に枢着させてゴルフバッグの外方
    へ上下回動可能に突設された操作部材を設けるととも
    に、 突出片の先端側と操作部材の自由端側とを摺動及び回動
    可能となるよう連結し、且つ、この操作部材はゴルフバ
    ッグが垂直な場合には地面からの圧力を受けず一方ゴル
    フバッグが傾斜すれば地面からの圧力を受けるように配
    設されていることを特徴とするゴルフバッグ用スタン
    ド。
  7. 【請求項7】 前記昇降する作動部材或いは回動部材又
    は一対の支脚に対して、常時、前記一対の支脚が閉じる
    方向へ付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5又は6記載のゴルフバッグ用スタ
    ンド。
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