JP3051566U - 棚と結合した収納式ベッドの構造 - Google Patents

棚と結合した収納式ベッドの構造

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JP3051566U
JP3051566U JP1998000666U JP66698U JP3051566U JP 3051566 U JP3051566 U JP 3051566U JP 1998000666 U JP1998000666 U JP 1998000666U JP 66698 U JP66698 U JP 66698U JP 3051566 U JP3051566 U JP 3051566U
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JP1998000666U
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ツェン マン−タン
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ツェン マン−タン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内空間を節約することのできる、棚と結合
した収納式ベッドの構造を提供すること。 【解決手段】 洋服ダンス、書棚、収納ダンス等の棚1
の背面に収納スペース20を設け、この収納スペース2
0に未使用時のベッド体21を立てて収納し、使用時に
はベッド体21を引き出して定位させ、棚1と背面のベ
ッド体21を使い分けるときには、棚1の底部のキャス
ターにて容易に転動させ、ベッド体21又は棚1のいず
れかを必要に応じて室内方向に向けて用いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は棚と結合した収納式ベッドの構造に関し、特に、空間を節約すること ができる棚と結合した収納式ベッドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にベッドと洋服ダンス(或いは書棚)は、普通は部屋には欠かせない家具 である。そして、それらはそれぞれに部屋の中に配置され、人々に使用されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、現代の都会の住宅事情について言えば、一般に各部屋の面積は 等しく小さく(特に、シングルの部屋の空間はさらに小さい)、上記の必要不可 欠な家具である棚、ベッドをそれぞれ同じ部屋の中に配置すると、必然的に部屋 の大部分の空間を占領することになり、部屋全体を狭苦しくしてしまう。 この状況は、使用者にとっては最も頭の痛い、しかし、有効な改善策が見あた らない問題である。当然、該棚、ベッドを別々に購入することによる不経済も、 見過ごすことのできない欠点である。
【0004】 以上の問題を鑑み、本考案の目的とするところは、室内空間を節約することの できる、棚と結合した収納式ベッドの構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記を課題を解決するため、本考案は棚と結合した収納式ベッドの構造を提供 する。 それは、棚の背面に開口部が後面を向いた収納スペースを設け、収納スペース 内には可動状態で一台のベッド体を収容し、さらにベッド体の外端の両側は、転 動、折り畳み収納操作を行うことができるベッド脚部を適当な緊密度を具えたヒ ンジを介して設置する。 この構造により、ベッドを使用し寝に就こうとする時には、棚底部のキャスタ ーにより棚を転動させて棚の背面を室内側に向け、先ず脚部を引き出して広げる 。続いて、収納スペース内に立てた状態で収納されているベッド体を倒すように して、直接上から下へ引き下ろす。こうして自然に、該ベッドユニットは迅速に 現れる。 一方、ベッド体を片付けるときには、ベッド体を脚部と共に持ち上げて収納ス ペース内に立て、脚部を折り畳むことにより、直接収納スペース内に収納するこ とができる。更にその後、棚を転動させて棚を元通り室内側に向けることにより 、該ベッドユニット全体は完全に収納されてしまう。こうして、確実に空間の節 約、利便性、多元性、さらには経済性と言う効果を達成する。 この際、本考案は該収納スペース下端外側に設置する支え板により、袋状の空 間を形成し、ベッド体底面を収納する。さらに、上端外側にガイド板を設置し、 折り畳み後の脚部を係合、固定する。これらにより、収納スペースに収納後のベ ッドは、不用意に外に向かい倒れてくる虞はなくなり、収納時の安全性と使用時 の安全性は確実になる。 さらに、本考案は該収納スペース下端の支え板に近接する位置には、水平定位 桿がその上の両側にそれぞれ第一の滑車を有して設置し、該ベッド体の内側には それぞれ該定位桿、及び第一の滑車と相互に対応するよう形成された水平係合溝 、ガイド溝を設置する。これらにより、ベッド体の収納スペースからの引き出し 、折り畳み操作が極めてスムーズ、簡易であるばかりでなく、引き出して定位し た後は、ベッド体が定位桿等から離脱することがなく、安全性と安定性を具える 。 なお、本願において棚とは、書棚、洋服ダンス、収納ダンスなど家具全般を代 表させたものであって、上記ベッドを収納できる大きさの家具であれば全て含む 。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1、2、3が示すように、本考案は主に洋服ダンス、書棚、収納ダンス等の 棚1、ベッドユニット2、数個のキャスター3により構成される。 図4、5が示すように、該数個のキャスター3は棚1の底部に設置し、これに より棚1の移動、転動は一層スムーズになり、利便性及び簡易性が増す。 また、該ベッドユニット2は収納スペース20を含み、棚1の背面に配置して 固設されている。収納スペースの下端外側にはベッドの脚部としての作用を有す る支え板201を設置してあり、袋状収納槽202を形成する。支え板201に 近接する部分の上端内側には、水平定位桿203を設置し、その上の両側にはそ れぞれ滑車2031を設置してある。また、収納スペースの上端外側にはガード 板204を設置してある。 一方、ベッド体21は収納スペース20内に位置してこの収納スペースからの 引き出し或いは収納が可能な状態に設けられている。ベッド体の内部の端は弧状 に形成され、その端面には少なくとも二個の、車輪面だけが露出している第二の 滑車211を設置する。端面に近接する部分の内端底面には、収納スペース20 の定位桿203と相互に嵌入、係合することができる水平係合溝212を設置す る。更に、この水平係合溝203の両側にて第一の滑車に対応した位置に連通し 、ベッド体21の内側から外側に向けて次第に浅くなるよう形成されたガイド溝 213を設置する。ベッド体21外端の両側には、このベッド体からの引き出し 、折り畳み操作ができるベッド脚部214が、適当な緊密度を具えたヒンジを介 して設置され、またベッド脚部214の頂端の片側には、上向きに突出した係合 ほぞ2141を設置する。更に二本のベッド脚部214間にはベッド端板215 を連接し、これにより連接を補強することができる。
【0007】 次に図4が示すように、該ベッドユニット2の収納スペース20下端には支え 板201を設置し、また支え板201上端、内側に隣接する部分には水平定位桿 203を設置する。これにより、ちょうどベッド体21内端の水平係合溝212 が水平定位桿203と相互に係合、対応するが、このことを利用し、ベッド体2 1、及びベッド脚部214が引き出されて使用状態である時、該収納スペース2 0の支え板201と水平定位桿203は直接ベッド体21内端を支えることがで きるばかりでなく、これにより脚部として機能させることができる。特に、該水 平定位桿203はさらに確実に係合固定作用を行うことができ、ベッド体21を 確実に引き出し、その際には、水平定位桿203からのベッド体21の分離や移 動を防ぎ、定位の安定性と安全性を確保する。さらに、前記のように、該ベッド 脚部214が引き出され使用状態である時には、該ベッド体21外端の図4に示 す箇所Aは、ちょうどベッド脚部214に於いて垂直状態を呈している時にベッ ド端板215に当接して支えることができ、このため、該ベッド脚部214は滑 落の虞がない。当然、ベッド脚部214を引き出し、垂直状態にする方法は、他 の従来品にも見られるため、ここでは詳述しない。
【0008】 さらに、図5が示すように、該収納スペース20の水平定位桿203上の第一 の滑車2031は、ベッド体21のガイド溝213に収まった状態で、随時滑り 動く状態に設置されている。しかも該ガイド溝213は、内側から外側に向けて 次第に浅くなるようテーパー状態に形成され、ベッド体21内端面位置に於いて 、数個の車輪面だけが露出している滑車211を設置している。そのため、ベッ ド体21の引き出し、或いは収納操作の時には、該ベッド体21はその作動中に 於いて、第一の滑車2031とガイド溝213が対応しベッド体が収納スペース 内へ移動するのを容易にする。その際、ベッド体の端面が収納スペースの内壁2 00に当接するが、詳しくは端面に設置された第二の滑車211が内壁200に 当接するのであり、これが自由に回転するので、ベッド体は収納スペースに対し て偏ることなく、しかも極めてスムーズに滑動、移動する。こうして、ベッド体 の引き出し/収納は、確実に簡易、便利で、迅速、安全であるという効果を達成 する。また、該ベッド脚部214の上端には、係合ほぞ2141が突出設置され ており、また収納スペース20の上端外側にはガード板204が設置されている ため、ベッド脚部214を引き出したままの状態でベッド体21を収納させ、そ の後、ベッド脚部214を折り畳むことにより、自然に該突出設置された係合ほ ぞ2141はガード板204により押さえ、支えられ、ストッパーとして機能す る。したがってベッド体21は不用意に倒れるようなことが確実になくなり、定 位の確実性、安定性、安全性を具える。なお、ベッド体を引き出して開こうとす る時には前記と逆の順序で操作すればよく、先ず脚部214を上方に向かい動か し引き出し、自然に該係合ほぞ2141はガード板204の押さえ、支えを離脱 することにより、ベッド体21はスムーズに外に移動させることができる。
【0009】 加えて、ベッド体21に設置したガイド溝213は内側が深く外側が浅いテー パー状である。そのため、ベッド体21の折り畳み操作時には、該収納スーペー ス20に設置された水平定位桿203上の第一の滑車203は、ガイド溝213 が深い位置から浅い位置に向けて順次接触してゆき、最終的には立てられたベッ ド体21の上端を直接収納スペース20の内壁200に寄せこととなる。つまり 、ベッド体21全体は立てた姿勢ながらも、上端が僅かに内側に傾斜した支え状 態で定位される。これにより、折り畳み収納されたベッド体21はさらに安定し 、不用意に外に倒れ出ることはなくなり、定位効果の安全性を高めることができ る。 さらに、本考案棚1の底部には、別に数個のキャスター3を設置するため、実 際の使用に於いては、本考案ベッドユニット2は、棚1部分より引き出し使用す る場合でも、棚1に収納して棚1を元に戻す操作を行う場合でも、該棚1の移動 、或いは転動動作は、キャスター3を合わせ使用することにより、極めて簡単で 、便利であり、非常にスムーズ、迅速に行うことができる。
【0010】
【考案の効果】
一般にどんな部屋であろうとも、普通、棚とベッドを備える必要がある。この 観点から、上記のような本考案は、確実に空間を節約することができ、即ち高い 経済的利益を具える。また、多元性、及び操作の多面性を具え、利便性と簡易性 と言う効能を提供することができる優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案実施例の斜視図であり、棚の背面の収
納スペースからベッド体を引き出す途中の様子を示して
いる。
【図2】 本考案実施例の斜視図であり、ベッド体を引
き出して定位させた様子を棚の斜め正面方向から示して
いる。
【図3】 本考案実施例におけるベッドユニットの分解
斜視図であり、併せて、ベッド体内側の第二の滑車、及
び水平係合溝とガイド溝の部分拡大した様子を示してい
る。
【図4】 本考案実施例において、ベッド体を引き出し
定位した状態の説明図である。
【図5】 本考案実施例において、ベッド体の収納、或
いは引き出し操作の説明図である。
【符号の説明】
1 棚 2 ベッドユニット 20 収納スペース 200 内壁 201 支え板 202 収納槽 203 水平定位桿 2031 第一の滑車 204 ガード板 21 ベッド体 211 第二の滑車 212 水平係合溝 213 ガイド溝 214 ベッド脚部 2141 係合ほぞ 215 ベッド端板 3 キャスター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚、ベッドユニット及び棚の底部に設置
    する数個のキャスターにより構成し、 該ベッドユニットは収納スペースとベッド体を含み、 該収納スペースは、棚の背面に配置して棚後方に向かう
    開口部を棚に固設し、下端外側にはベッドの脚部として
    の作用を有する支え板を設置して袋状収納槽を形成し、
    支え板に近接する部分の上端内側には水平定位桿がこの
    水平定位桿の両側にそれぞれ第一の滑車を有して設置
    し、上端外側にはガード板を設置し、 該ベッド体は、収納スペース内に位置してこの収納スペ
    ースからの引き出し或いは収納が可能な状態に設けら
    れ、弧状に形成された該ベッドの内側端面には車輪面だ
    けが露出している第二の滑車を少なくとも二個設置し、
    端面に近接する部分の内側底面には収納スペースの定位
    桿と相互に嵌入、係合することができる水平係合溝と、
    この水平係合溝の両側にて第一の滑車に対応した位置に
    連通してベッド体の内側から外側に向け次第に浅くなる
    よう形成されたガイド溝とを設置し、ベッド体外側の両
    側にはベッド体からの引き出し、折り畳み操作ができる
    ベッド脚部が適当な緊密度を具えたヒンジを介して設置
    され、このベッド脚部の頂端の片側には上向きに突出し
    た係合ほぞを設置し、二本のベッド脚部間にベッド端板
    を連接し、これにより連接を補強することができること
    を特徴とする棚と結合した収納式ベッドの構造。
JP1998000666U 1998-02-18 1998-02-18 棚と結合した収納式ベッドの構造 Expired - Lifetime JP3051566U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107377030A (zh) * 2017-09-04 2017-11-24 安徽省农业科学院茶叶研究所 一种实验室用立体容量瓶放置架
US11134787B2 (en) 2018-05-16 2021-10-05 Bestar Inc. Anti-shearing and anti-crushing device on a retractable bed

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107377030A (zh) * 2017-09-04 2017-11-24 安徽省农业科学院茶叶研究所 一种实验室用立体容量瓶放置架
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