JP3116443B2 - ソケット通信ログ蓄積装置 - Google Patents
ソケット通信ログ蓄積装置Info
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- JP3116443B2 JP3116443B2 JP03220731A JP22073191A JP3116443B2 JP 3116443 B2 JP3116443 B2 JP 3116443B2 JP 03220731 A JP03220731 A JP 03220731A JP 22073191 A JP22073191 A JP 22073191A JP 3116443 B2 JP3116443 B2 JP 3116443B2
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- socket communication
- socket
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- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F11/362—Software debugging
- G06F11/3636—Software debugging by tracing the execution of the program
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コマーシャル(CM)
が収録された複数のカセットが収納され、放送番組進行
表に基づき、上記カセットが順次再生されて、スポット
CMをオンエアするようにしたカートマシン等の比較的
に規模の大きいソフトウェアによって制御される装置に
適用して好適なソケット通信ログ蓄積装置に関する。
が収録された複数のカセットが収納され、放送番組進行
表に基づき、上記カセットが順次再生されて、スポット
CMをオンエアするようにしたカートマシン等の比較的
に規模の大きいソフトウェアによって制御される装置に
適用して好適なソケット通信ログ蓄積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的規模の大きいソフトウェアによっ
て制御される装置においては、そのソフトウェアのデバ
ッグを効率的に行うことが製品の開発期間を短縮するた
めに重要なこととである。
て制御される装置においては、そのソフトウェアのデバ
ッグを効率的に行うことが製品の開発期間を短縮するた
めに重要なこととである。
【0003】比較的規模の大きいソフトウェアによって
制御される装置のデバッグを効率的に行うための従来の
技術として、特開平3−71344号公報に開示された
技術がある。この技術は、「マルチプロセスプログラム
開発支援システム」に関する技術である。
制御される装置のデバッグを効率的に行うための従来の
技術として、特開平3−71344号公報に開示された
技術がある。この技術は、「マルチプロセスプログラム
開発支援システム」に関する技術である。
【0004】図10はこの技術の構成を示している。図
10には、一つのシステムが機能毎に複数のプロセス
1,2に分けられ、各プロセス1,2が統合化されたマ
ルチプロセス構成のマルチプロセスプログラム開発支援
システム3にが示されている。このマルチプロセスプロ
グラム開発支援システム3は、プロセス管理プログラム
5と、プロセス間通信ライブラリ6と、プロセス間通信
解析プログラム7とを備えている。
10には、一つのシステムが機能毎に複数のプロセス
1,2に分けられ、各プロセス1,2が統合化されたマ
ルチプロセス構成のマルチプロセスプログラム開発支援
システム3にが示されている。このマルチプロセスプロ
グラム開発支援システム3は、プロセス管理プログラム
5と、プロセス間通信ライブラリ6と、プロセス間通信
解析プログラム7とを備えている。
【0005】プロセス管理プログラム5は、複数のプロ
セス1,2の生成および破壊と、プロセス1,2間の通
信と、各プロセス1,2の実行状況とを管理するもので
ある。プロセス間通信ライブラリ6は、プロセス管理プ
ログラム5の環境下でプロセス1,2間の通信を行うた
めの機能を提供するライブラリ関数群を収容するもので
ある。プロセス間通信解析プログラム7は、会話形式で
プロセス1,2間の通信状況をモニタするものである。
セス1,2の生成および破壊と、プロセス1,2間の通
信と、各プロセス1,2の実行状況とを管理するもので
ある。プロセス間通信ライブラリ6は、プロセス管理プ
ログラム5の環境下でプロセス1,2間の通信を行うた
めの機能を提供するライブラリ関数群を収容するもので
ある。プロセス間通信解析プログラム7は、会話形式で
プロセス1,2間の通信状況をモニタするものである。
【0006】このように構成されるマルチプロセスプロ
グラム開発支援システム3においては、プロセス間通信
手順がライブラリとしてサポートされているため、プロ
グラムを開発する際には、プロセス1,2にプロセス間
通信ライブラリ6をリンクするだけで簡単にプロセス間
の通信が可能になるとともに、プロセス間通信解析プロ
グラム7により会話形式でプロセス間通信の状況をモニ
タしてデバッグを行うことが可能になるとされている。
グラム開発支援システム3においては、プロセス間通信
手順がライブラリとしてサポートされているため、プロ
グラムを開発する際には、プロセス1,2にプロセス間
通信ライブラリ6をリンクするだけで簡単にプロセス間
の通信が可能になるとともに、プロセス間通信解析プロ
グラム7により会話形式でプロセス間通信の状況をモニ
タしてデバッグを行うことが可能になるとされている。
【0007】ところが、このマルチプロセスプログラム
開発支援システム3においては、プロセス間通信の状況
が単にモニタされるだけであり、通信の状況をロギング
(蓄積・集積)することがないので、それほどデバッグ
の効率が上がらないという問題がある。
開発支援システム3においては、プロセス間通信の状況
が単にモニタされるだけであり、通信の状況をロギング
(蓄積・集積)することがないので、それほどデバッグ
の効率が上がらないという問題がある。
【0008】そこで、この問題を解決するため、通信の
状況をロギングする目的で、プロセス間に仲介プロセス
を配し、プロセス間通信の際には、必ずこの仲介プロセ
スを介して送信するように制御することにより、この仲
介プロセスのなかで通信ログを採取するようにすること
が考えられる。この場合、仲介プロセスにより通信ログ
を採取する構成になっているため、プロセス間の処理は
直列的な処理になる。
状況をロギングする目的で、プロセス間に仲介プロセス
を配し、プロセス間通信の際には、必ずこの仲介プロセ
スを介して送信するように制御することにより、この仲
介プロセスのなかで通信ログを採取するようにすること
が考えられる。この場合、仲介プロセスにより通信ログ
を採取する構成になっているため、プロセス間の処理は
直列的な処理になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この仲
介プロセスを配する従来の技術では、プロセスの数が多
くなり、通信量が増加すると、上記仲介プロセスがいわ
ゆるボトルネックとなり、装置全体としての動作速度が
加速度的に遅くなってしまうという問題がある。また、
上記仲介プロセスが途中で死んだ(die)場合には、
全ての通信を行うことができなくなるという問題もあっ
た。さらに、各プロセスをプログラムする際に、常に上
記仲介プロセスを考慮しなければならず、全体としての
ソフトウェア構造が相当に複雑になってしまうという問
題があった。本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、通信ログの採取を行わない場合に比較して
ほとんど動作速度が遅くなることがないソケット通信ロ
グ蓄積装置を提供することを目的とする。
介プロセスを配する従来の技術では、プロセスの数が多
くなり、通信量が増加すると、上記仲介プロセスがいわ
ゆるボトルネックとなり、装置全体としての動作速度が
加速度的に遅くなってしまうという問題がある。また、
上記仲介プロセスが途中で死んだ(die)場合には、
全ての通信を行うことができなくなるという問題もあっ
た。さらに、各プロセスをプログラムする際に、常に上
記仲介プロセスを考慮しなければならず、全体としての
ソフトウェア構造が相当に複雑になってしまうという問
題があった。本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、通信ログの採取を行わない場合に比較して
ほとんど動作速度が遅くなることがないソケット通信ロ
グ蓄積装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明ソケット通信ログ
装置は、例えば、図1Dに示すように、プロセス15,
16間でソケット通信が行われた場合に、そのソケット
通信ログ21,22を蓄積するソケット通信ログ装置に
おいて、プロセス15,16のそれぞれにリンクされ
て、ソケット通信を行うための通信用ライブラリ関数が
収容されている通信用ライブラリ13,14と、ソケッ
ト通信ログ21,22を蓄積するソケット通信ログ蓄積
手段17,18と、各プロセス15,16間毎に送信側
あるいは受信側の少なくとも一方の側のソケット通信ロ
グ21,22を蓄積するかを規定した参照テーブル31
とを備え、通信用ライブラリ13,14は、それぞれ、
プロセス15,16間でソケット通信が行われた場合
に、参照テーブル31を参照して送信側または受信側の
少なくとも一方の側のソケット通信ログ21,22を上
記ソケット通信ログ蓄積手段17,18に蓄積するよう
に制御するものである。
装置は、例えば、図1Dに示すように、プロセス15,
16間でソケット通信が行われた場合に、そのソケット
通信ログ21,22を蓄積するソケット通信ログ装置に
おいて、プロセス15,16のそれぞれにリンクされ
て、ソケット通信を行うための通信用ライブラリ関数が
収容されている通信用ライブラリ13,14と、ソケッ
ト通信ログ21,22を蓄積するソケット通信ログ蓄積
手段17,18と、各プロセス15,16間毎に送信側
あるいは受信側の少なくとも一方の側のソケット通信ロ
グ21,22を蓄積するかを規定した参照テーブル31
とを備え、通信用ライブラリ13,14は、それぞれ、
プロセス15,16間でソケット通信が行われた場合
に、参照テーブル31を参照して送信側または受信側の
少なくとも一方の側のソケット通信ログ21,22を上
記ソケット通信ログ蓄積手段17,18に蓄積するよう
に制御するものである。
【0011】
【作用】本発明ソケット通信ログ装置によれば、各プロ
セス15,16に通信用ライブラリ13,14があらか
じめリンクされ、このプロセス15,16にソケット通
信ログ蓄積手段17,18が接続されている。したがっ
て、プロセス15,16間でソケット通信が行われた場
合、通信用ライブラリ13,14を通じてソケット通信
ログ蓄積手段17,18にソケット通信ログ21,22
を蓄積することができる。このとき、参照テーブル31
を参照して送信側あるいは受信側の少なくとも一方の側
のソケット通信ログ21,22を蓄積することにより、
送信時と受信時に同一の内容のソケット通信ログ21,
22を蓄積することがなくなる。また、ソケット通信ロ
グ21,22を並列的に採取することが可能になるの
で、通信ログの採取を行わない場合に比較してほとんど
動作速度が遅くなることがない。
セス15,16に通信用ライブラリ13,14があらか
じめリンクされ、このプロセス15,16にソケット通
信ログ蓄積手段17,18が接続されている。したがっ
て、プロセス15,16間でソケット通信が行われた場
合、通信用ライブラリ13,14を通じてソケット通信
ログ蓄積手段17,18にソケット通信ログ21,22
を蓄積することができる。このとき、参照テーブル31
を参照して送信側あるいは受信側の少なくとも一方の側
のソケット通信ログ21,22を蓄積することにより、
送信時と受信時に同一の内容のソケット通信ログ21,
22を蓄積することがなくなる。また、ソケット通信ロ
グ21,22を並列的に採取することが可能になるの
で、通信ログの採取を行わない場合に比較してほとんど
動作速度が遅くなることがない。
【0012】
【実施例】以下、本発明ソケット通信ログ蓄積装置の一
実施例について図面を参照して説明する。図1Aにおい
て、11および12は、それぞれプロセスであり、これ
らのプロセス11,12は、プログラム上単独で動作す
る処理単位である。
実施例について図面を参照して説明する。図1Aにおい
て、11および12は、それぞれプロセスであり、これ
らのプロセス11,12は、プログラム上単独で動作す
る処理単位である。
【0013】図1Bに示すように、プロセス11,12
には、ソケット通信を行うための通信用ライブラリ関数
が収容されている通信用ライブラリ13,14がそれぞ
れリンクされる。通信用ライブラリ13,14は、プロ
セス11,12間の通信を統一的に制御処理するもので
ある。なお、通信用ライブラリ13,14がリンクされ
たプロセスをそれぞれ、プロセス15およびプロセス1
6という。
には、ソケット通信を行うための通信用ライブラリ関数
が収容されている通信用ライブラリ13,14がそれぞ
れリンクされる。通信用ライブラリ13,14は、プロ
セス11,12間の通信を統一的に制御処理するもので
ある。なお、通信用ライブラリ13,14がリンクされ
たプロセスをそれぞれ、プロセス15およびプロセス1
6という。
【0014】図1Cに示すように、プロセス15,16
は、通信用ライブラリ13,14の中に含まれる初期化
処理関数をコールすることにより、ソケット通信ログ蓄
積手段としてのログファイル17,18をオープンす
る。
は、通信用ライブラリ13,14の中に含まれる初期化
処理関数をコールすることにより、ソケット通信ログ蓄
積手段としてのログファイル17,18をオープンす
る。
【0015】図1Dに示すように、プロセス15とプロ
セス16との間で通信が行われる場合、ストリーム型の
ソケット(以下、ストリームソケットという)20が結
ばれる。一旦、ストリームソケット20が結ばれれば、
どちらがサーバであるかクライアントであるかは気にす
る必要がない。この場合、プロセス15,16は、それ
ぞれUNIXのシステムコールであるsend(),r
ecv()の代わりに、ライブラリ関数である送受信関
数lcm send(),lcm recv()を利用
して通信すればよい。
セス16との間で通信が行われる場合、ストリーム型の
ソケット(以下、ストリームソケットという)20が結
ばれる。一旦、ストリームソケット20が結ばれれば、
どちらがサーバであるかクライアントであるかは気にす
る必要がない。この場合、プロセス15,16は、それ
ぞれUNIXのシステムコールであるsend(),r
ecv()の代わりに、ライブラリ関数である送受信関
数lcm send(),lcm recv()を利用
して通信すればよい。
【0016】このようにしてプロセス15,16間でス
トリームソケット20を通じてソケット通信が行われた
場合に、通信用ライブラリ13,14の制御により、ソ
ケット通信ログ21,22がログファイル17,18に
記録される。
トリームソケット20を通じてソケット通信が行われた
場合に、通信用ライブラリ13,14の制御により、ソ
ケット通信ログ21,22がログファイル17,18に
記録される。
【0017】図2は、ソケット通信ログ21の構成を示
している。なお、ソケット通信ログ22の構成もソケッ
ト通信ログ21の構成と同じである。図2から分かるよ
うに、このソケット通信ログ21には、通信の時刻情報
(送受信関数lcm send(),lcm recv
()をコールしたときのタイムスタンプであり、日・時
刻が含まれる)23、送受信プロセスID番号(通信元
と通信先)24および通信サイズ25から構成されるヘ
ッダー26と、データとしての通信メッセージ27とが
含まれている。なお、通信メッセージ27等ソケット通
信ログ21等の具体的内容については後述する。
している。なお、ソケット通信ログ22の構成もソケッ
ト通信ログ21の構成と同じである。図2から分かるよ
うに、このソケット通信ログ21には、通信の時刻情報
(送受信関数lcm send(),lcm recv
()をコールしたときのタイムスタンプであり、日・時
刻が含まれる)23、送受信プロセスID番号(通信元
と通信先)24および通信サイズ25から構成されるヘ
ッダー26と、データとしての通信メッセージ27とが
含まれている。なお、通信メッセージ27等ソケット通
信ログ21等の具体的内容については後述する。
【0018】このように図1D例のソケット通信ログ蓄
積装置では、時刻情報23を含んたソケット通信ログ2
1等の構成としているので、ログファイル17,18に
ソケット通信ログ21,22を蓄積した後に、時間順
に、すなわち通信順にデバックを行うことができる。こ
のため、デバッグ作業が効率的になりデバッグに要する
時間が短くなる。また、通信用ライブラリ13,14は
プロセス15,16毎にリンクされているので、ソケッ
ト通信ログ21,22を並列的に採取することが可能に
なり、ソケット通信ログ21,22の採取を行わない場
合に比較してほとんど動作速度が遅くなることがない。
積装置では、時刻情報23を含んたソケット通信ログ2
1等の構成としているので、ログファイル17,18に
ソケット通信ログ21,22を蓄積した後に、時間順
に、すなわち通信順にデバックを行うことができる。こ
のため、デバッグ作業が効率的になりデバッグに要する
時間が短くなる。また、通信用ライブラリ13,14は
プロセス15,16毎にリンクされているので、ソケッ
ト通信ログ21,22を並列的に採取することが可能に
なり、ソケット通信ログ21,22の採取を行わない場
合に比較してほとんど動作速度が遅くなることがない。
【0019】さらに、プロセス15,16毎に通信用ラ
イブラリ13,14をリンクしているので、ひとつのプ
ロセス(たとえば、プロセス15)が死んだ場合にもそ
れ以外のプロセス(プロセス15とソケットを結んでい
る別のプロセス)間では通信を行うことができる。
イブラリ13,14をリンクしているので、ひとつのプ
ロセス(たとえば、プロセス15)が死んだ場合にもそ
れ以外のプロセス(プロセス15とソケットを結んでい
る別のプロセス)間では通信を行うことができる。
【0020】さらにまた、各プロセス15,16をプロ
グラムする際に、従来の技術の項に示したように仲介プ
ロセスを意識する必要がなく、また、通信用ライブラリ
13,14によりソケットを結ぶ際の複雑な手順が単純
化されているため、ソフトウェアの構造が比較的に簡単
になる。
グラムする際に、従来の技術の項に示したように仲介プ
ロセスを意識する必要がなく、また、通信用ライブラリ
13,14によりソケットを結ぶ際の複雑な手順が単純
化されているため、ソフトウェアの構造が比較的に簡単
になる。
【0021】なお、図1D例では、異なるログファイル
17,18にソケット通信ログ21等を蓄積するように
しているが、図3に示すように、全体ソケット通信ログ
蓄積装置としての全体ログファイル30にログファイル
17,18をそれぞれシンボリックリンクしておくこと
により、各プロセス15,16のソケット通信ログ2
1,22を一つのログファイルである全体ログファイル
30に通信順に蓄積しておくことが可能になる。このよ
うに構成した場合には、ソケット通信ログ21等の読み
出し処理が比較的に簡単になるので、デバック時間をよ
り短縮することができる。
17,18にソケット通信ログ21等を蓄積するように
しているが、図3に示すように、全体ソケット通信ログ
蓄積装置としての全体ログファイル30にログファイル
17,18をそれぞれシンボリックリンクしておくこと
により、各プロセス15,16のソケット通信ログ2
1,22を一つのログファイルである全体ログファイル
30に通信順に蓄積しておくことが可能になる。このよ
うに構成した場合には、ソケット通信ログ21等の読み
出し処理が比較的に簡単になるので、デバック時間をよ
り短縮することができる。
【0022】なお、図3例において、ログファイル1
7,18を省略して全体ログファイル30に通信用ライ
ブラリ13,14を直接接続するように構成を変更する
こともできる。
7,18を省略して全体ログファイル30に通信用ライ
ブラリ13,14を直接接続するように構成を変更する
こともできる。
【0023】また、図1D例および図3例において、そ
のままでは、送信時と受信時に同一内容のソケット通信
ログ21,22を蓄積することになる。これはストリー
ムソケット20で接続されたプロセス15,16のうち
の一方のプロセス(受信側)がループして通信データを
受信しなくなった場合でも他方のプロセス(送信側)で
蓄積できることを考慮したものである。したがって、通
常、各プロセスが正常に動作している場合には、プロセ
ス間でソケット通信が行われた場合に、(送信側)ある
いは(受信側)のいずれか一方のソケット通信ログを蓄
積するように構成すればよい。
のままでは、送信時と受信時に同一内容のソケット通信
ログ21,22を蓄積することになる。これはストリー
ムソケット20で接続されたプロセス15,16のうち
の一方のプロセス(受信側)がループして通信データを
受信しなくなった場合でも他方のプロセス(送信側)で
蓄積できることを考慮したものである。したがって、通
常、各プロセスが正常に動作している場合には、プロセ
ス間でソケット通信が行われた場合に、(送信側)ある
いは(受信側)のいずれか一方のソケット通信ログを蓄
積するように構成すればよい。
【0024】そこで、各プロセス間毎に(送信側)ある
いは(受信側)のいずれの側のソケット通信ログを蓄積
するかを規定した参照テーブルとしてのマトリクステー
ブル(以下、マスクテーブルという)を設け、ソケット
通信の際にそのマスクテーブルを参照していずれか一方
のソケット通信ログを蓄積しておくようにすることもで
きる。
いは(受信側)のいずれの側のソケット通信ログを蓄積
するかを規定した参照テーブルとしてのマトリクステー
ブル(以下、マスクテーブルという)を設け、ソケット
通信の際にそのマスクテーブルを参照していずれか一方
のソケット通信ログを蓄積しておくようにすることもで
きる。
【0025】図4Aはマスクテーブル31の構成の例を
示している。このマスクテーブル31では4つのプロセ
スA,B,C,D間におけるソケット通信ログの蓄積・
非蓄積が規定されている。
示している。このマスクテーブル31では4つのプロセ
スA,B,C,D間におけるソケット通信ログの蓄積・
非蓄積が規定されている。
【0026】図4A中、記号Rは受信時のみにソケット
通信ログを採取(蓄積)することを意味し、記号Sは送
信時のみにソケット通信ログを採取(蓄積)することを
意味する。また、記号Eは送受信時両方でソケット通信
ログを採取(蓄積)することを意味し、記号・はソケッ
ト通信ログをとらないことを意味している。実際には、
記号R,S,Eおよび・は2ビット(0〜3)の数が対
応して格納されている。
通信ログを採取(蓄積)することを意味し、記号Sは送
信時のみにソケット通信ログを採取(蓄積)することを
意味する。また、記号Eは送受信時両方でソケット通信
ログを採取(蓄積)することを意味し、記号・はソケッ
ト通信ログをとらないことを意味している。実際には、
記号R,S,Eおよび・は2ビット(0〜3)の数が対
応して格納されている。
【0027】図4Aに示すマスクテーブル31は、例え
ば、プロセスAについてみると、そのプロセスAについ
ての行(図4B参照)を参照すればよい。
ば、プロセスAについてみると、そのプロセスAについ
ての行(図4B参照)を参照すればよい。
【0028】すなわち、図4Bにおいて、例えば、プロ
セスA(送信側)からプロセスB(受信側)に送信され
た場合には、プロセスA側ではソケット通信ログが採取
(蓄積)されず、プロセスB(送信側)からプロセスA
(受信側)に送信された場合には、プロセスA側でソケ
ット通信ログが採取(蓄積)されることを意味してい
る。
セスA(送信側)からプロセスB(受信側)に送信され
た場合には、プロセスA側ではソケット通信ログが採取
(蓄積)されず、プロセスB(送信側)からプロセスA
(受信側)に送信された場合には、プロセスA側でソケ
ット通信ログが採取(蓄積)されることを意味してい
る。
【0029】図5にマスクテーブル31を設けたソケッ
ト通信ログ蓄積装置の例の構成を示す。各プロセス15
(16)は、初期化処理時にマスクテーブル31を読み
にいき、自分に関係する行だけをメモリに格納する。こ
のマスクテーブル31には、上述したように、各プロセ
ス15(16)のソケット通信ログ21(22)(な
お、便宜上、このソケット通信ログ21とソケット通信
ログ22とは異なる内容のソケット通信ログであるもの
とする。)を蓄積するかどうかのオン(蓄積)・オフ
(非蓄積)情報が規定されている。また、各ライブラリ
13(14)には、管理ツール33が接続され、この管
理ツール33から各プロセス15(16)に対して、マ
スクテーブル31の読み直し用のシグナル(SIGUS
URI)34が供給される。
ト通信ログ蓄積装置の例の構成を示す。各プロセス15
(16)は、初期化処理時にマスクテーブル31を読み
にいき、自分に関係する行だけをメモリに格納する。こ
のマスクテーブル31には、上述したように、各プロセ
ス15(16)のソケット通信ログ21(22)(な
お、便宜上、このソケット通信ログ21とソケット通信
ログ22とは異なる内容のソケット通信ログであるもの
とする。)を蓄積するかどうかのオン(蓄積)・オフ
(非蓄積)情報が規定されている。また、各ライブラリ
13(14)には、管理ツール33が接続され、この管
理ツール33から各プロセス15(16)に対して、マ
スクテーブル31の読み直し用のシグナル(SIGUS
URI)34が供給される。
【0030】ここで、通信用ライブラリ13(14)の
初期化ルーチンにシグナル34をトラップする(捕まえ
て処理をする)処理を含めておくことにより、シグナル
34をトラップした各プロセス15(16)は、マスク
テーブル31のうち、自分自身のプロセス15(16)
に関連する部分を読み直すことができる。すなわち、こ
の動作により、自分自身のソケット通信ログをログファ
イルに蓄積しておくかどうかを自由に変更することがで
きる。また、マスクテーブル31のオン・オフ情報は管
理ツール33によりいつでも書き換えることが可能であ
る。
初期化ルーチンにシグナル34をトラップする(捕まえ
て処理をする)処理を含めておくことにより、シグナル
34をトラップした各プロセス15(16)は、マスク
テーブル31のうち、自分自身のプロセス15(16)
に関連する部分を読み直すことができる。すなわち、こ
の動作により、自分自身のソケット通信ログをログファ
イルに蓄積しておくかどうかを自由に変更することがで
きる。また、マスクテーブル31のオン・オフ情報は管
理ツール33によりいつでも書き換えることが可能であ
る。
【0031】したがって、プロセスのメモリに格納され
ているロギング状態を変更するには、 マスクテーブル31を管理ツール33により書き変
える。 全プロセスにシグナル34を飛ばす。 各プロセスはシグナルをトラップし、これをトリガ
としてマスクテーブル31を読み直す。 ことにより可能である。
ているロギング状態を変更するには、 マスクテーブル31を管理ツール33により書き変
える。 全プロセスにシグナル34を飛ばす。 各プロセスはシグナルをトラップし、これをトリガ
としてマスクテーブル31を読み直す。 ことにより可能である。
【0032】図5例において、管理ツール33により、
全体ログファイル30を定期的にポーリングし、ある大
きさになったところでログファイルの名前を切り替える
ことで、いわゆる世代管理を行なうこともできる。
全体ログファイル30を定期的にポーリングし、ある大
きさになったところでログファイルの名前を切り替える
ことで、いわゆる世代管理を行なうこともできる。
【0033】図6は、カートマシン41の制御の構成を
示している。なお、カートマシン41には、コマーシャ
ル(CM)が収録された複数のカセットと複数の再生装
置とが収納される。そして、このカートマシン41で
は、放送番組進行表に基づき、上記カセットが上記再生
装置により順次再生されて、スポットCMが送出され
る。
示している。なお、カートマシン41には、コマーシャ
ル(CM)が収録された複数のカセットと複数の再生装
置とが収納される。そして、このカートマシン41で
は、放送番組進行表に基づき、上記カセットが上記再生
装置により順次再生されて、スポットCMが送出され
る。
【0034】カートマシン41は制御用コンピュータ4
2に接続され、制御用コンピュータ42は、ディスプレ
イおよびキーボード等を有する端末43に接続されてい
る。図6例によるカートマシン41の制御用コンピュー
タ42は、通常、30以上のプロセスから構成されるも
のであるが、ここでは、3つのプロセス44,45,4
6のみ図示している。
2に接続され、制御用コンピュータ42は、ディスプレ
イおよびキーボード等を有する端末43に接続されてい
る。図6例によるカートマシン41の制御用コンピュー
タ42は、通常、30以上のプロセスから構成されるも
のであるが、ここでは、3つのプロセス44,45,4
6のみ図示している。
【0035】3つのプロセス44,45,46は、それ
ぞれ、端末43から入力されたキー操作によるデータを
制御用コンピュータ42の内部で取り扱えるデータに変
換するとともに、その逆の変換を行うマンマシンインタ
フェースのプロセス44と、そのデータを蓄積し、制御
のタイミング等を司るジョブコントロール用のプロセス
45と、カートマシン41のインタフェース体系にコマ
ンドを変換するドライバー用のプロセス46である。
ぞれ、端末43から入力されたキー操作によるデータを
制御用コンピュータ42の内部で取り扱えるデータに変
換するとともに、その逆の変換を行うマンマシンインタ
フェースのプロセス44と、そのデータを蓄積し、制御
のタイミング等を司るジョブコントロール用のプロセス
45と、カートマシン41のインタフェース体系にコマ
ンドを変換するドライバー用のプロセス46である。
【0036】それぞれのプロセス44,45,46に
は、図7に示すように通信用ライブラリ47,48,4
9がリンクされている。また、これらのプロセス44,
45,46には、シンボリックリンクにより全体ログフ
ァイル50が接続されている。この、図7例では、図3
例に示したような中間のログファイル17等を省略して
いる。
は、図7に示すように通信用ライブラリ47,48,4
9がリンクされている。また、これらのプロセス44,
45,46には、シンボリックリンクにより全体ログフ
ァイル50が接続されている。この、図7例では、図3
例に示したような中間のログファイル17等を省略して
いる。
【0037】全体ログファイル50には、人間に分かり
易い文字に変換するための変換プログラムとしてのツー
ル51の入力側が接続され、このツール51の出力側に
は、出力装置としてのプリンタ52が接続される。プリ
ンタ52からはハードコピー55が出力される。なお、
出力装置としてはモニタ用のディスプレイでもよい。
易い文字に変換するための変換プログラムとしてのツー
ル51の入力側が接続され、このツール51の出力側に
は、出力装置としてのプリンタ52が接続される。プリ
ンタ52からはハードコピー55が出力される。なお、
出力装置としてはモニタ用のディスプレイでもよい。
【0038】図7例のように構成することにより、プロ
セス相互間(プロセス44とプロセス45間、プロセス
44とプロセス46間およびプロセス45とプロセス4
6間)でソケット通信が行われた場合に、そのソケット
通信ログ53が全体ログファイル50に通信順に蓄積さ
れる。
セス相互間(プロセス44とプロセス45間、プロセス
44とプロセス46間およびプロセス45とプロセス4
6間)でソケット通信が行われた場合に、そのソケット
通信ログ53が全体ログファイル50に通信順に蓄積さ
れる。
【0039】図8は、ソケット通信ログ53の例を示し
ている。このソケット通信ログ53には、上述したよう
に、通信の時刻情報(タイムスタンプであり、日・時刻
が含まれる)56、送受信プロセスID番号(通信元と
通信先)57および通信メッセージ58等が含まれてい
る。この図8からは、その内容を直接理解することが困
難である。そこで、ツール51により人間が容易に理解
できる表示に変換され、プリンタ52からハードコピー
55が出力される。なお、ツール51にモニタを接続す
ることにより、そのモニタ上でハードコピー55に出力
されたものと同一内容を見ることができる。
ている。このソケット通信ログ53には、上述したよう
に、通信の時刻情報(タイムスタンプであり、日・時刻
が含まれる)56、送受信プロセスID番号(通信元と
通信先)57および通信メッセージ58等が含まれてい
る。この図8からは、その内容を直接理解することが困
難である。そこで、ツール51により人間が容易に理解
できる表示に変換され、プリンタ52からハードコピー
55が出力される。なお、ツール51にモニタを接続す
ることにより、そのモニタ上でハードコピー55に出力
されたものと同一内容を見ることができる。
【0040】図9は、出力されたハードコピー55に記
録された変換後のソケット通信ログの詳細な内容を示す
図である。
録された変換後のソケット通信ログの詳細な内容を示す
図である。
【0041】図9例では、6個のソケット通信ログ61
〜66を通信順(上から下)に表示した例を示してる。
以下、これらのソケット通信ログ61〜66の具体的な
内容について図6を参照しながら説明する。
〜66を通信順(上から下)に表示した例を示してる。
以下、これらのソケット通信ログ61〜66の具体的な
内容について図6を参照しながら説明する。
【0042】ソケット通信ログ61では、カートマシン
(図8中、LMSと表示)41内にカセットが入れられ
たことが表示されている。図8において、プロセス4
4,45,46相互間に描かれた矢印の方向はソケット
通信の通信方向を示している。したがって、ソケット通
信ログ61では、ドライバー用プロセス46からジョブ
コントロール用プロセス45の方向に通信がなされたこ
とが分かる。
(図8中、LMSと表示)41内にカセットが入れられ
たことが表示されている。図8において、プロセス4
4,45,46相互間に描かれた矢印の方向はソケット
通信の通信方向を示している。したがって、ソケット通
信ログ61では、ドライバー用プロセス46からジョブ
コントロール用プロセス45の方向に通信がなされたこ
とが分かる。
【0043】ソケット通信ログ62では、カートマシン
41内のカセットが再生装置に入ったことが端末43の
ディスプレイ上に表示されるということがわかる。
41内のカセットが再生装置に入ったことが端末43の
ディスプレイ上に表示されるということがわかる。
【0044】ソケット通信ログ63では、端末43上の
「PLAYキー」が押されたことがわかる。
「PLAYキー」が押されたことがわかる。
【0045】ソケット通信ログ64では、カセットの再
生順実行用リスト(通常、スポットCM(コマーシャ
ル)送出リストであり、上述した番組放送進行表に基づ
いて、予め作成される。)がカートマシン41に送られ
たことが分かる。
生順実行用リスト(通常、スポットCM(コマーシャ
ル)送出リストであり、上述した番組放送進行表に基づ
いて、予め作成される。)がカートマシン41に送られ
たことが分かる。
【0046】ソケット通信ログ65では、上記実行用リ
ストに基づく「PLAY」コマンドが発行されたことが
分かる。
ストに基づく「PLAY」コマンドが発行されたことが
分かる。
【0047】ソケット通信ログ65では、カートマシン
41における現在のPLAY中の状態が端末43のディ
スプレイ上に表示されることが分かる。
41における現在のPLAY中の状態が端末43のディ
スプレイ上に表示されることが分かる。
【0048】このように上述の図1D例、図3例、図7
例では、プロセスに通信用ライブラリを設けたことによ
り、ソケット通信ログを並列的に蓄積することができる
ので、ソケット通信ログを蓄積(採取)しない場合に比
較して、ほとんど動作速度が変化しないという効果が得
られる。また、図4例に示したように、マスクテーブル
を変更後にシグナルをトリガとして利用することによ
り、プログラムの動作中においても、ソケットを結合し
直すことなく、マスクテーブルを読み直してソケット通
信ログの蓄積のオン・オフを切り換えることが自由にで
きるという効果が得られる。さらに、送信側および受信
側の両方でソケット通信ログを採取することができるた
め、ソケット通信が途中でフェイル(失敗)になった場
合でも、そのフェイルになったソケット通信ログを送信
側で蓄積することができるという効果が得られる。さら
にまた、並列的構成にしているので、各ソケット通信を
妨げずにソケット通信ログを採取・蓄積することができ
ることから全体として、通信のやりとりの正しい様子を
知ることができ、プログラムのデバッグが容易に行え
る。
例では、プロセスに通信用ライブラリを設けたことによ
り、ソケット通信ログを並列的に蓄積することができる
ので、ソケット通信ログを蓄積(採取)しない場合に比
較して、ほとんど動作速度が変化しないという効果が得
られる。また、図4例に示したように、マスクテーブル
を変更後にシグナルをトリガとして利用することによ
り、プログラムの動作中においても、ソケットを結合し
直すことなく、マスクテーブルを読み直してソケット通
信ログの蓄積のオン・オフを切り換えることが自由にで
きるという効果が得られる。さらに、送信側および受信
側の両方でソケット通信ログを採取することができるた
め、ソケット通信が途中でフェイル(失敗)になった場
合でも、そのフェイルになったソケット通信ログを送信
側で蓄積することができるという効果が得られる。さら
にまた、並列的構成にしているので、各ソケット通信を
妨げずにソケット通信ログを採取・蓄積することができ
ることから全体として、通信のやりとりの正しい様子を
知ることができ、プログラムのデバッグが容易に行え
る。
【0049】なお、本発明は上述の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得ること
はもちろんである。
【0050】
【効果】以上説明したように、本発明ソケット通信ログ
装置によれば、各プロセスにはあらかじめ通信用ライブ
ラリがリンクされ、このプロセスにソケット通信ログ蓄
積手段が接続されている。したがって、プロセス間でソ
ケット通信が行われた場合、通信用ライブラリを通じて
ソケット通信ログ蓄積手段にソケット通信ログを蓄積す
ることができる。このとき、参照テーブルを参照して送
信側あるいは受信側の少なくとも一方の側のソケット通
信ログを蓄積することにより、送信時と受信時に同一の
内容のソケット通信ログを蓄積することがなくなる。ま
た、ソケット通信ログを並列的に採取することが可能に
なるので、通信ログの採取を行わない場合に比較してほ
とんど動作速度が遅くなることがないという効果が得ら
れる。
装置によれば、各プロセスにはあらかじめ通信用ライブ
ラリがリンクされ、このプロセスにソケット通信ログ蓄
積手段が接続されている。したがって、プロセス間でソ
ケット通信が行われた場合、通信用ライブラリを通じて
ソケット通信ログ蓄積手段にソケット通信ログを蓄積す
ることができる。このとき、参照テーブルを参照して送
信側あるいは受信側の少なくとも一方の側のソケット通
信ログを蓄積することにより、送信時と受信時に同一の
内容のソケット通信ログを蓄積することがなくなる。ま
た、ソケット通信ログを並列的に採取することが可能に
なるので、通信ログの採取を行わない場合に比較してほ
とんど動作速度が遅くなることがないという効果が得ら
れる。
【0051】また、プロセス毎に通信用ライブラリをリ
ンクしているので、ひとつのプロセスが死んだ場合にも
それ以外のプロセス間では通信を行うことができるとい
う効果が得られる。
ンクしているので、ひとつのプロセスが死んだ場合にも
それ以外のプロセス間では通信を行うことができるとい
う効果が得られる。
【0052】さらにまた、各プロセスをプログラムする
際に、従来の技術の項で説明したように仲介プロセスを
意識する必要がないので、ソフトウェアの構造が比較的
に簡単になるという効果が得られる。
際に、従来の技術の項で説明したように仲介プロセスを
意識する必要がないので、ソフトウェアの構造が比較的
に簡単になるという効果が得られる。
【図1】Aは、プロセスを示す線図である。 Bは、プロセスに通信用ライブラリをリンクした状態を
示す線図である。 Cは、通信用ライブラリにログファイルを付けた状態を
示す線図である。 Dは、本発明によるソケット通信ログ蓄積装置の一実施
例の構成を示す線図である。
示す線図である。 Cは、通信用ライブラリにログファイルを付けた状態を
示す線図である。 Dは、本発明によるソケット通信ログ蓄積装置の一実施
例の構成を示す線図である。
【図2】ソケット通信ログの内容の説明に供される線図
である。
である。
【図3】本発明ソケット通信ログ蓄積装置の他の実施例
の構成を示す線図である。
の構成を示す線図である。
【図4】Aは、マスクテーブル全体を表す線図である。 Bは、プロセスAについてのマスクテーブルを表す線図
である。
である。
【図5】本発明ソケット通信ログ蓄積装置のさらに他の
実施例の構成を示す線図である。
実施例の構成を示す線図である。
【図6】カートマシンの制御の構成を示す線図である。
【図7】本発明ソケット通信ログ蓄積装置のさらに他の
実施例の構成を示す線図である。
実施例の構成を示す線図である。
【図8】図7例におけるソケット通信ログの内容の説明
に供される線図である。
に供される線図である。
【図9】図8例等に示されるソケット通信ログの内容を
図6例に示したカートマシンの制御を例に具体的に示し
た線図である。
図6例に示したカートマシンの制御を例に具体的に示し
た線図である。
【図10】従来の技術に関連するマルチプロセスプログ
ラム開発支援システムの構成を示す線図である。
ラム開発支援システムの構成を示す線図である。
13,14 通信用ライブラリ 15,16 プロセス 17,18 ログファイル 21,22 ソケット通信ログ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/30 - 11/34 G06F 9/46
Claims (1)
- 【請求項1】プロセス間でソケット通信が行われた場合
に、そのソケット通信ログを蓄積するソケット通信ログ
装置において、 上記プロセスのそれぞれにリンクされて、上記ソケット
通信を行うための通信用ライブラリ関数が収容されてい
る通信用ライブラリと、 上記ソケット通信ログを蓄積するソケット通信ログ蓄積
手段と、上記各プロセス間毎に送信側あるいは受信側の少なくと
も一方の側のソケット通信ログを蓄積するかを規定した
参照テーブルと を備え、 上記通信用ライブラリは、それぞれ、上記プロセス間で
ソケット通信が行われた場合に、上記参照テーブルを参
照して送信側または受信側の少なくとも一方の側のソケ
ット通信ログを上記ソケット通信ログ蓄積手段に蓄積す
るように制御することを特徴とするソケット通信ログ蓄
積装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03220731A JP3116443B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ソケット通信ログ蓄積装置 |
US07/932,680 US5745760A (en) | 1991-08-30 | 1992-08-20 | Apparatus for storing up socket communication log |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03220731A JP3116443B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ソケット通信ログ蓄積装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561732A JPH0561732A (ja) | 1993-03-12 |
JP3116443B2 true JP3116443B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=16755647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03220731A Expired - Fee Related JP3116443B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | ソケット通信ログ蓄積装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5745760A (ja) |
JP (1) | JP3116443B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014018009A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Star Engineering Co Ltd | 充電スタンド |
JP2014135127A (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-24 | Lixil Corp | 照明器具 |
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EP0952522B1 (en) | 1998-04-22 | 2011-08-24 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Method and device for acquiring usage data of an application |
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JP2011034552A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-02-17 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
WO2016143026A1 (ja) * | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 三菱電機株式会社 | 情報処理装置 |
JP7073737B2 (ja) * | 2018-01-19 | 2022-05-24 | 日本電気株式会社 | 通信ログ記録装置、通信ログ記録方法、および、通信ログ記録プログラム |
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US5155693A (en) * | 1990-09-05 | 1992-10-13 | Hewlett-Packard Company | Self documenting record of instrument activity and error messages stamped with date and time of occurrence |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP03220731A patent/JP3116443B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-08-20 US US07/932,680 patent/US5745760A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0561732A (ja) | 1993-03-12 |
US5745760A (en) | 1998-04-28 |
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