JP3116409B2 - 半導体歪みセンサ - Google Patents
半導体歪みセンサInfo
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- JP3116409B2 JP3116409B2 JP03101652A JP10165291A JP3116409B2 JP 3116409 B2 JP3116409 B2 JP 3116409B2 JP 03101652 A JP03101652 A JP 03101652A JP 10165291 A JP10165291 A JP 10165291A JP 3116409 B2 JP3116409 B2 JP 3116409B2
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- silicon substrate
- strain
- crystal silicon
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L1/00—Measuring force or stress, in general
- G01L1/18—Measuring force or stress, in general using properties of piezo-resistive materials, i.e. materials of which the ohmic resistance varies according to changes in magnitude or direction of force applied to the material
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P15/12—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by alteration of electrical resistance
- G01P15/123—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by alteration of electrical resistance by piezo-resistive elements, e.g. semiconductor strain gauges
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pressure Sensors (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加速度や圧力等を検
出するための半導体歪みセンサに関するものである。
出するための半導体歪みセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シリコンやゲルマニウム等の半導体は応
力を加えると抵抗率が変化する。この現象はピエゾ抵抗
効果と呼ばれている。このピエゾ抵抗効果を利用した圧
力センサや加速度センサ等の半導体歪みセンサとしてシ
リコンが用いられ、シリコンはピエゾ抵抗係数が大き
い、機械的強度が強い、素子作製技術が確立している等
の利点がある。
力を加えると抵抗率が変化する。この現象はピエゾ抵抗
効果と呼ばれている。このピエゾ抵抗効果を利用した圧
力センサや加速度センサ等の半導体歪みセンサとしてシ
リコンが用いられ、シリコンはピエゾ抵抗係数が大き
い、機械的強度が強い、素子作製技術が確立している等
の利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、温度特性に関
する制約から実用的なピエゾ抵抗係数は約50×10-1
2 cm2 /dyn が限界であり、微小な加速度や圧力の検出
は困難である。これに対して、電子情報通信学会 技術
研究報告書,ED88−18,第51〜56ページ(1
988年発刊)には、Alx Ga1-x As/GaAsへ
テロ構造を利用した高感度な歪み抵抗素子等も提案され
ているが、GaAsの機械的強度が弱く実用に至ってい
ない。
する制約から実用的なピエゾ抵抗係数は約50×10-1
2 cm2 /dyn が限界であり、微小な加速度や圧力の検出
は困難である。これに対して、電子情報通信学会 技術
研究報告書,ED88−18,第51〜56ページ(1
988年発刊)には、Alx Ga1-x As/GaAsへ
テロ構造を利用した高感度な歪み抵抗素子等も提案され
ているが、GaAsの機械的強度が弱く実用に至ってい
ない。
【0004】この発明の目的は、高感度で、かつ、機械
的強度に優れた半導体歪みセンサを提供することにあ
る。
的強度に優れた半導体歪みセンサを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、応力が加
わると変形する変形部を有する単結晶シリコン基板と、
前記変形部上にヘテロ接合が形成されるように積層さ
れ、層形成物質間にキャリアポテンシャルエネルギーに
差があり、かつキャリアポテンシャルエネルギーが高い
層に不純物がドーピングされた歪み抵抗素子と、前記ヘ
テロ接合部分の二次元キャリア層に電気的に接続され、
応力に応じた抵抗値変化を検出するための電極とを備
え、単結晶シリコン基板と歪み抵抗素子を形成する層形
成物質との間には、Al x Ga 1-x As(ただし、x≧
0.3)よりなるシリコン不活性化層を介在させた半導
体歪みセンサをその要旨とする。
わると変形する変形部を有する単結晶シリコン基板と、
前記変形部上にヘテロ接合が形成されるように積層さ
れ、層形成物質間にキャリアポテンシャルエネルギーに
差があり、かつキャリアポテンシャルエネルギーが高い
層に不純物がドーピングされた歪み抵抗素子と、前記ヘ
テロ接合部分の二次元キャリア層に電気的に接続され、
応力に応じた抵抗値変化を検出するための電極とを備
え、単結晶シリコン基板と歪み抵抗素子を形成する層形
成物質との間には、Al x Ga 1-x As(ただし、x≧
0.3)よりなるシリコン不活性化層を介在させた半導
体歪みセンサをその要旨とする。
【0006】第2の発明は、第1の発明において、単結
晶シリコン基板内には、歪み抵抗素子と電気的に接続さ
れ、かつ当該歪み抵抗素子から応力に応じた電気信号を
取り出すための周辺回路を形成した半導体歪みセンサを
その要旨とする。
晶シリコン基板内には、歪み抵抗素子と電気的に接続さ
れ、かつ当該歪み抵抗素子から応力に応じた電気信号を
取り出すための周辺回路を形成した半導体歪みセンサを
その要旨とする。
【0007】
【作用】第1の発明は、単結晶シリコン基板の変形部に
応力が加わると、変形部が変形する。この応力の大きさ
に応じて歪み抵抗素子を形成する半導体層の圧電効果に
よる電荷が発生して歪み抵抗素子のヘテロ接合の界面に
発生する二次元キャリア層の濃度が変化する。この二次
元キャリア層の濃度変化が抵抗変化として取り出され
る。
応力が加わると、変形部が変形する。この応力の大きさ
に応じて歪み抵抗素子を形成する半導体層の圧電効果に
よる電荷が発生して歪み抵抗素子のヘテロ接合の界面に
発生する二次元キャリア層の濃度が変化する。この二次
元キャリア層の濃度変化が抵抗変化として取り出され
る。
【0008】また、シリコン不活性化層により歪み抵抗
素子を形成する半導体層へ侵入したシリコンがドナーと
して作用することが防止される。これは、アルミとシリ
コンが結合することによりDxセンタが形成されSiド
ナーが不活性化することによる。その結果、シリコン不
活性化層がないと、歪み抵抗素子を形成する半導体層に
もシリコンが入り込みシリコン基板との界面に高濃度の
n型層が形成されてしまい電極間に本来形成されるべき
電流通路に対し、バイパス通路が形成され抵抗変化がな
くなってしまうが、それが回避される。
素子を形成する半導体層へ侵入したシリコンがドナーと
して作用することが防止される。これは、アルミとシリ
コンが結合することによりDxセンタが形成されSiド
ナーが不活性化することによる。その結果、シリコン不
活性化層がないと、歪み抵抗素子を形成する半導体層に
もシリコンが入り込みシリコン基板との界面に高濃度の
n型層が形成されてしまい電極間に本来形成されるべき
電流通路に対し、バイパス通路が形成され抵抗変化がな
くなってしまうが、それが回避される。
【0009】第2の発明は、単結晶シリコン基板内に周
辺回路が形成され、これは単結晶シリコン基板を用いる
ことにより既存の半導体技術を用いて容易にワンチップ
化できる。つまり、従来のGaAs基板を用いた場合に
は変形部と周辺回路とのワンチップ化が困難であった
が、容易にワンチップ化できる。
辺回路が形成され、これは単結晶シリコン基板を用いる
ことにより既存の半導体技術を用いて容易にワンチップ
化できる。つまり、従来のGaAs基板を用いた場合に
は変形部と周辺回路とのワンチップ化が困難であった
が、容易にワンチップ化できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を半導体加速度センサに具体
化した一実施例を図面に従って説明する。図2は半導体
加速度センサの全体構成を示す斜視図である。単結晶シ
リコン基板1は、{111}又は{100}の面方位を
有し、この単結晶シリコン基板1の右側部分には上下に
貫通するコ字状の溝2が形成され、片持ち梁3が形成さ
れている。この片持ち梁3は、薄肉の梁部4とその先端
側の厚肉の重り部5とからなり、梁部4はシリコン基板
1をフォトリソグラフィ及びエッチングにより薄くした
ものである。
化した一実施例を図面に従って説明する。図2は半導体
加速度センサの全体構成を示す斜視図である。単結晶シ
リコン基板1は、{111}又は{100}の面方位を
有し、この単結晶シリコン基板1の右側部分には上下に
貫通するコ字状の溝2が形成され、片持ち梁3が形成さ
れている。この片持ち梁3は、薄肉の梁部4とその先端
側の厚肉の重り部5とからなり、梁部4はシリコン基板
1をフォトリソグラフィ及びエッチングにより薄くした
ものである。
【0011】図1に示すように、片持ち梁3の梁部4の
上面部にはシリコン拡散防止層としてのAlx Ga1-x
As層6(ただし、x≧0.3)を介して歪み抵抗素子
7が配置されている。歪み抵抗素子7は二層構造をなし
ており、下からGaAs層8、n−Alx Ga1-x As
層9(ただし、x=0.3)が順に積層された構造とな
っている。これらの各層6,8,9は、MOCVD又は
MBEにて形成したものであり、GaAs層8は閃亜鉛
鉱型又はダイヤモンド型の結晶構造を有する低キャリア
濃度のGaAsをAlx Ga1-x As層6上にヘテロエ
ピタキシャル成長したものである。又、n−Alx Ga
1-x As層9は、GaAs層8よりもバンドキャップが
広く、圧電定数も大きい閃亜鉛鉱型Alx Ga1-x As
をGaAs層8の上にエピタキシャル成長したものであ
る。このように、歪み抵抗素子7は、ヘテロ接合が形成
されるように積層され、層形成物質8と9との間にキャ
リアポテンシャルエネルギーに差があり、かつキャリア
ポテンシャルエネルギーが高いn−Alx Ga1-x As
層9に不純物がドーピングされている。
上面部にはシリコン拡散防止層としてのAlx Ga1-x
As層6(ただし、x≧0.3)を介して歪み抵抗素子
7が配置されている。歪み抵抗素子7は二層構造をなし
ており、下からGaAs層8、n−Alx Ga1-x As
層9(ただし、x=0.3)が順に積層された構造とな
っている。これらの各層6,8,9は、MOCVD又は
MBEにて形成したものであり、GaAs層8は閃亜鉛
鉱型又はダイヤモンド型の結晶構造を有する低キャリア
濃度のGaAsをAlx Ga1-x As層6上にヘテロエ
ピタキシャル成長したものである。又、n−Alx Ga
1-x As層9は、GaAs層8よりもバンドキャップが
広く、圧電定数も大きい閃亜鉛鉱型Alx Ga1-x As
をGaAs層8の上にエピタキシャル成長したものであ
る。このように、歪み抵抗素子7は、ヘテロ接合が形成
されるように積層され、層形成物質8と9との間にキャ
リアポテンシャルエネルギーに差があり、かつキャリア
ポテンシャルエネルギーが高いn−Alx Ga1-x As
層9に不純物がドーピングされている。
【0012】又、GaAs層8には二次元キャリア層1
0が形成されている。つまり、二次元キャリア層10
は、n−Alx Ga1-x As層9からエネルギーレベル
の低いGaAs層8へ移動したキャリア(電子又は正
孔)がn−Alx Ga1-x As層9内の不純物イオンに
引きつけられてn−Alx Ga1-x As層9との界面近
傍にたまったものである。
0が形成されている。つまり、二次元キャリア層10
は、n−Alx Ga1-x As層9からエネルギーレベル
の低いGaAs層8へ移動したキャリア(電子又は正
孔)がn−Alx Ga1-x As層9内の不純物イオンに
引きつけられてn−Alx Ga1-x As層9との界面近
傍にたまったものである。
【0013】n−Alx Ga1-x As層9上にはオーミ
ック電極11,12が形成され、同電極11,12の不
純物の拡散によってn−Alx Ga1-x As層9を貫通
し、GaAs層8内の二次元キャリア層10と電気的に
コンタクトしている。つまり、電極材としてAu300
0Å/Au−Ge300Åを真空蒸着にて積層してリフ
トオフ(500℃,90秒)することにより形成され
る。
ック電極11,12が形成され、同電極11,12の不
純物の拡散によってn−Alx Ga1-x As層9を貫通
し、GaAs層8内の二次元キャリア層10と電気的に
コンタクトしている。つまり、電極材としてAu300
0Å/Au−Ge300Åを真空蒸着にて積層してリフ
トオフ(500℃,90秒)することにより形成され
る。
【0014】又、図2において、単結晶シリコン基板1
の左側部分には、周辺回路13が形成されている。この
周辺回路13は単結晶シリコン基板1の一部に不純物ド
ープを行なってトランジスタやダイオードを形成して電
源回路や増幅回路や温度補償回路等の機能を持たせたも
ので歪み抵抗素子7と電気的に接続されている。次に、
このように構成した加速度センサの作用を説明する。
の左側部分には、周辺回路13が形成されている。この
周辺回路13は単結晶シリコン基板1の一部に不純物ド
ープを行なってトランジスタやダイオードを形成して電
源回路や増幅回路や温度補償回路等の機能を持たせたも
ので歪み抵抗素子7と電気的に接続されている。次に、
このように構成した加速度センサの作用を説明する。
【0015】単結晶シリコン基板1の面方位が(10
0)の場合を例にとり、その動作を説明する。尚、以下
の説明において、結晶軸のマイナス座標表示はプラス座
標表示に対し「−」を付すことにより表現する。図2に
おいてx軸を単結晶シリコン基板1の〔0,−1,−
1〕方向、y軸を〔0,−1,1〕方向、z軸を〔10
0〕方向とすると、z方向に加速度が加わった場合、重
り部5は慣性により梁部4を−z方向に曲げる。そのた
め、梁部4の上に形成された歪み抵抗素子7にはy軸方
向に引張り応力が働く。歪み抵抗素子7のn−Alx G
a1-x As層9は閃亜鉛鉱型結晶であるため、応力が加
わると分極を生じる。
0)の場合を例にとり、その動作を説明する。尚、以下
の説明において、結晶軸のマイナス座標表示はプラス座
標表示に対し「−」を付すことにより表現する。図2に
おいてx軸を単結晶シリコン基板1の〔0,−1,−
1〕方向、y軸を〔0,−1,1〕方向、z軸を〔10
0〕方向とすると、z方向に加速度が加わった場合、重
り部5は慣性により梁部4を−z方向に曲げる。そのた
め、梁部4の上に形成された歪み抵抗素子7にはy軸方
向に引張り応力が働く。歪み抵抗素子7のn−Alx G
a1-x As層9は閃亜鉛鉱型結晶であるため、応力が加
わると分極を生じる。
【0016】図3は応力の方向と分極の極性の関係を示
したものである。〔0,−1,1〕方向に引っ張り応力
が働いた場合は(100)面に負の電荷が発生し、又、
〔0,−1,−1〕方向に引っ張り応力が働いた場合に
は(100)面に正の電荷が発生する。従って、n−A
lx Ga1-x As層9の分極によりGaAs層8とn−
Alx Ga1-x As層9の界面に電荷が発生するため、
GaAs層8内のキャリアはこの分極電荷を打ち消すよ
うに再分布する。そのため、二次元キャリア層10の濃
度が変化し、オーミック電極11と12の間の電気伝導
度が変化する。
したものである。〔0,−1,1〕方向に引っ張り応力
が働いた場合は(100)面に負の電荷が発生し、又、
〔0,−1,−1〕方向に引っ張り応力が働いた場合に
は(100)面に正の電荷が発生する。従って、n−A
lx Ga1-x As層9の分極によりGaAs層8とn−
Alx Ga1-x As層9の界面に電荷が発生するため、
GaAs層8内のキャリアはこの分極電荷を打ち消すよ
うに再分布する。そのため、二次元キャリア層10の濃
度が変化し、オーミック電極11と12の間の電気伝導
度が変化する。
【0017】このように本実施例では、単結晶シリコン
基板1に梁部4(変形部)を形成し、この梁部4上にG
aAs層8とn−Alx Ga1-x As層9とを積層して
歪み抵抗素子7を配置した。つまり、ヘテロ接合が形成
されるように積層され、層形成物質間にキャリアポテン
シャルエネルギーに差があり、かつキャリアポテンシャ
ルエネルギーが高い層に不純物がドーピングされた歪み
抵抗素子7を配置した。さらに、電極11,12をヘテ
ロ接合部分の二次元キャリア層10に電気的に接続し
た。その結果、従来装置では高感度を得るためにAlx
Ga1-x As/GaAsへテロ構造を利用しGaAsを
基板として用いているために機械的強度が弱かったが、
本実施例では単結晶シリコン基板1を使用することによ
り、高感度で、かつ、機械的強度に優れたものとなる。
基板1に梁部4(変形部)を形成し、この梁部4上にG
aAs層8とn−Alx Ga1-x As層9とを積層して
歪み抵抗素子7を配置した。つまり、ヘテロ接合が形成
されるように積層され、層形成物質間にキャリアポテン
シャルエネルギーに差があり、かつキャリアポテンシャ
ルエネルギーが高い層に不純物がドーピングされた歪み
抵抗素子7を配置した。さらに、電極11,12をヘテ
ロ接合部分の二次元キャリア層10に電気的に接続し
た。その結果、従来装置では高感度を得るためにAlx
Ga1-x As/GaAsへテロ構造を利用しGaAsを
基板として用いているために機械的強度が弱かったが、
本実施例では単結晶シリコン基板1を使用することによ
り、高感度で、かつ、機械的強度に優れたものとなる。
【0018】又、単結晶シリコン基板1と歪み抵抗素子
7との間には、シリコン拡散防止層としてのAlx Ga
1-x As層6(ただし、x≧0.3)を介在させた。そ
の結果、Alx Ga1-x As層6がないと、GaAs層
8にもシリコンが入り込みn−GaAsとなってしまい
電気通路がバイパスされ抵抗変化がなくなってしまう
が、Alx Ga1-x As層6によりシリコンのGaAs
層8への侵入が防止されると同時にアルミによってAl
x Ga1-x As層でSiがドナーとして機能することを
防止する。これは、アルミとシリコンが結合することに
よりDxセンタが形成されることによる。
7との間には、シリコン拡散防止層としてのAlx Ga
1-x As層6(ただし、x≧0.3)を介在させた。そ
の結果、Alx Ga1-x As層6がないと、GaAs層
8にもシリコンが入り込みn−GaAsとなってしまい
電気通路がバイパスされ抵抗変化がなくなってしまう
が、Alx Ga1-x As層6によりシリコンのGaAs
層8への侵入が防止されると同時にアルミによってAl
x Ga1-x As層でSiがドナーとして機能することを
防止する。これは、アルミとシリコンが結合することに
よりDxセンタが形成されることによる。
【0019】さらに、単結晶シリコン基板1内に歪み抵
抗素子7と電気的に接続された周辺回路13を形成し
た。その結果、従来のGaAs基板を用いた場合には片
持ち梁3と周辺回路13とのワンチップ化が困難であっ
たが、単結晶シリコン基板1を用いることにより既存の
半導体技術を用いて容易にワンチップ化できる。尚、こ
の発明は上記実施例に限定されるものではなく、例え
ば、歪み抵抗素子としては、GaAs/Alx Ga1-x
Asの他にも、ZnSex S1-x やZnSe等を用いて
もよい。
抗素子7と電気的に接続された周辺回路13を形成し
た。その結果、従来のGaAs基板を用いた場合には片
持ち梁3と周辺回路13とのワンチップ化が困難であっ
たが、単結晶シリコン基板1を用いることにより既存の
半導体技術を用いて容易にワンチップ化できる。尚、こ
の発明は上記実施例に限定されるものではなく、例え
ば、歪み抵抗素子としては、GaAs/Alx Ga1-x
Asの他にも、ZnSex S1-x やZnSe等を用いて
もよい。
【0020】又、図4のように圧力センサに具体化して
もよい。つまり、単結晶シリコン基板14の中央を薄く
してダイヤフラム15を形成し、その上に歪み抵抗素子
7を取り付けた構造とし、ダイヤフラム15に圧力が加
わり変形すると歪み抵抗素子7に引っ張り応力が働き抵
抗値が変化するため、圧力の検出ができる。尚、図4で
は温度補償のため、4個の歪み抵抗素子7をダイヤフラ
ム15の上に取り付けているが素子数は必ずしも4個で
なくてもよい。
もよい。つまり、単結晶シリコン基板14の中央を薄く
してダイヤフラム15を形成し、その上に歪み抵抗素子
7を取り付けた構造とし、ダイヤフラム15に圧力が加
わり変形すると歪み抵抗素子7に引っ張り応力が働き抵
抗値が変化するため、圧力の検出ができる。尚、図4で
は温度補償のため、4個の歪み抵抗素子7をダイヤフラ
ム15の上に取り付けているが素子数は必ずしも4個で
なくてもよい。
【0021】さらに、歪み抵抗素子としての図5に示す
構造も考えられる。単結晶シリコン基板16に不純物を
拡散して基板16と反対の導電型の拡散層17を形成す
る。この拡散層17は単結晶シリコン基板16と電気的
に分離された領域となる。この拡散層17の上にn−S
iC層9及びオーミック電極11,12を形成してピエ
ゾ歪抵抗素子としてもよい。
構造も考えられる。単結晶シリコン基板16に不純物を
拡散して基板16と反対の導電型の拡散層17を形成す
る。この拡散層17は単結晶シリコン基板16と電気的
に分離された領域となる。この拡散層17の上にn−S
iC層9及びオーミック電極11,12を形成してピエ
ゾ歪抵抗素子としてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、高
感度で、かつ、機械的強度に優れたものにできる優れた
効果を発揮する。
感度で、かつ、機械的強度に優れたものにできる優れた
効果を発揮する。
【図1】実施例の片持ち梁の部分の断面図である。
【図2】半導体加速度センサの全体構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】分極を説明するための図である。
【図4】別例の圧力センサの断面図である。
【図5】他の別例の圧力センサの断面図である。
1 単結晶シリコン基板 4 変形部としての梁部 6 シリコン不活性化層としてのAlx Ga1-x As層 7 歪み抵抗素子 8 GaAs層 9 n−Alx Ga1-x As層 10 二次元キャリア層 11 電極 12 電極 13 周辺回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−185379(JP,A) 特開 平1−253289(JP,A) 特開 平3−18067(JP,A) 特開 昭63−136512(JP,A) 特開 昭63−47984(JP,A) 特開 平1−289163(JP,A) 特公 昭47−49228(JP,B1) 実公 昭45−21300(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/84 G01L 9/04 101
Claims (2)
- 【請求項1】 応力が加わると変形する変形部を有する
単結晶シリコン基板と、 前記変形部上にヘテロ接合が形成されるように積層さ
れ、層形成物質間にキャリアポテンシャルエネルギーに
差があり、かつキャリアポテンシャルエネルギーが高い
層に不純物がドーピングされた歪み抵抗素子と、 前記ヘテロ接合部分の二次元キャリア層に電気的に接続
され、応力に応じた抵抗値変化を検出するための電極と
を備え、 前記単結晶シリコン基板と歪み抵抗素子を形成する層形
成物質との間には、Al x Ga 1-x As(ただし、x≧
0.3)よりなるシリコン不活性化層を介在させた こと
を特徴とする半導体歪みセンサ。 - 【請求項2】 前記単結晶シリコン基板内には、前記歪
み抵抗素子と電気的に接続され、かつ当該歪み抵抗素子
から応力に応じた電気信号を取り出すための周辺回路を
形成したことを特徴とする請求項1に記載の半導体歪み
センサ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03101652A JP3116409B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 半導体歪みセンサ |
| US07/878,429 US5329271A (en) | 1991-05-07 | 1992-05-04 | Semiconductor strain sensor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03101652A JP3116409B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 半導体歪みセンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04332174A JPH04332174A (ja) | 1992-11-19 |
| JP3116409B2 true JP3116409B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
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