JP3116366U - スキミング防止用箔材 - Google Patents
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Abstract
【課題】スキミング防止用として使用される箔材状のスキミング防止用箔材を用途に応じ所望の大きさに切り取り可能のものとしたスキミング防止用箔材を提供する。
【解決手段】比較的広面積の例えばアルミニウム箔に各種の切り取り線が印刷され、この切り取り線を基にして任意の大きさのアルミニウム箔を容易に切り取ることができる。
【選択図】図1
【解決手段】比較的広面積の例えばアルミニウム箔に各種の切り取り線が印刷され、この切り取り線を基にして任意の大きさのアルミニウム箔を容易に切り取ることができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、磁気カード,ICカード,ICタグのような何らかの情報を記録保有する有用情報記録媒体の情報を主体の意図に反して盗み取る(取得する)所謂スキミング行為を有効に防止するために使用される簡便構造のスキミング防止用箔材に係り、特に、任意のサイズの箔材を容易に切り取りできるスキミング防止用箔材に関する。
クレジットカードなどの情報を不正に読み出して複製したり、キャッシュカードの記録情報を不正に読み出してコピー等を作成して使用する犯罪行為が最近数多く行われている。これ等の行為は所謂スキミングと言われ、その被害度の大きさからこの防止のための手段が数多く開示されている。例えば、「特許文献1」や「特許文献2」が挙げられる。
特開平11−45316号公報(図1)
特開2004−188215号公報(図1)
「特許文献1」の特開平11−45316号公報の「ICカードケース及びICカード」は、ICカードの電磁波の誘導を遮断又は減衰させてスキミングを防止するためのICカードケースを開示するものである。また、「特許文献2」の「特開2004−188215号公報」の「収納ケース」は、ICカードをすっぽり内部に収納して電磁波を遮断する収納ケースを開示するものである。これ等の公知技術によりICカードのスキミングは有効に防止される。
しかしながら、前記のスキミング防止手段であるICカードケースや収納ケースは前記のようにICカードを全体としてすっぽり収納するものである。有用情報記録媒体としては前記のICカードのように1枚の板状のものが一般であるが、これ等の有用情報記録媒体は裸の状態で通常持ち歩きするものでなく、例えば、財布のような収納体の内部に札等と共に保管されるのが普通である。また、この場合、有用情報記録媒体は1個のみでなく、通常複数のものが同一の収納体(財布等)内に保管されるのが通常である。従って、この有用情報記録媒体を前記のような収納ケース等により被包すると、この収納ケースを財布等に収納することは実際上無理である。従って、財布全体をすっぽり被包する形態のスキミング防止手段が必要とする。
しかしながら、財布等の収納体には開口部が必要であり、スキミング防止手段により全体が被包されると取扱い上極めて不便になり、実際上使用できない。従って、従来のスキミング防止手段は現実上、有効に使用されない問題点がある。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、スキミング防止効果があると共に、使用時において必要なサイズに容易に切り出し可能な形状のものからなる簡便,安価で軽量のスキミング防止用箔材を提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、磁気カード,ICカード,ICタグのような有価情報記録媒体の有用情報を主体の意図に反して盗みとる所謂スキミングの防止に使用されるスキミング防止手段であって、該手段は銅,アルミニウム,銀,ニッケル,鉄を主構成成分とする箔状金属材又は繊維状の薄板金属材からなり、その面上に利用者の希望するサイズに見合うサイズの切り取り線が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記箔材の厚みが20μm以下のものからなることを特徴とする。
本考案の請求項1の「スキミング防止用箔材」によれば、切り取り線を基にして箔材を切り取り、この薄片を有用情報記録媒体の周辺部やこれを収納している収納体の内部に入れるだけで、スキミングの情報の授受システムを妨害できる。この薄片のサイズは収納体の形状や種類により様々であるが、切り取り線の本考案の箔材を用いることにより、好みのサイズのスキミング防止用箔材を求めることが容易にできる。また、箔材のため軽量であり、自由に持ち運びでき、必要時に適宜のサイズに切り取って使用することができ、極めて便利である。
また、本考案の請求項2の「スキミング防止用箔材」によれば、箔材の厚みが明示されており、この厚み以上のものは各周波数に対して減衰量(シールド性)が殆ど変化せず箔材の厚みが厚くなればその分コスト高となる。よってその限界厚みを定め、コスト高を防止するようにしたものである。
以下、本考案のスキミング防止用箔材の実施の形態を図面を参照して詳述する。
スキミング防止用箔材としては、銅,アルミニウム,銀,ニッケル,鉄等を主構成成分としたものや繊維状のものが使用されるが、図1はアルミニウム箔1を用いたものである。このアルミニウム箔1は全体がアルミニウム材からなり、その厚みは約12μmのものからなる。このアルミニウム箔1には図示のように切り取り線2が形成されている。切り取り線2としては任意のものでよいが、例えば、Aサイズ又はBサイズのものやこれを混在させたものでよく、印刷等により表示される。ハサミ等を用いて希望するサイズのアルミニウム箔1aを切り取り線2を基にして簡単に切り落しすることができる。このものは極めて軽量であり、自由に持ち運びができ所望の部分に配置することができる。また、図1又は図2に示すようにこのアルミニウム箔1にはこれを他の部分に固定するためのマジックテープ3が適宜の場所に貼着される。
図2は図1のアルミニウム箔1から切り出されたアルミニウム箔1aを2枚用いたものである。2枚のアルミニウム箔1a,1aは伸長性のある材料のテープ4によりその一端側を連結されて折り曲げ可能の2つ折りタイプのスキミング防止用箔材を示す。ここにもマジックテープ3が貼着される。図3はこのタイプのスキミング防止用箔材を用いたICカード5のスキミング防止構造の一例を示したものである。ICカード5は2つ折りされスキミング防止用箔材に挟持された状態で保持される。これにより、スキミングの防止を確実に行うことができる。なお、図2に示すタイプのスキミング防止用箔材によって開口部のある財布内のICカード等も保護することができる。
本考案は、アルミニウム箔のような薄肉のスキミング防止用箔材に切り取りし易い切り取り線をつけたものであり、各種のサイズや形状のスキミング防止用部材に簡単に適用されるものであり、その利用範囲は極めて広い。
1 アルミニウム箔
1a アルミニウム箔
2 切り取り線
3 マジックテープ
4 テープ
5 ICカード
1a アルミニウム箔
2 切り取り線
3 マジックテープ
4 テープ
5 ICカード
Claims (2)
- 磁気カード,ICカード,ICタグのような有価情報記録媒体の有用情報を主体の意図に反して盗みとる所謂スキミングの防止に使用されるスキミング防止手段であって、該手段は銅,アルミニウム,銀,ニッケル,鉄を主構成成分とする箔状金属材又は繊維状の薄板金属材からなり、その面上に利用者の希望するサイズに見合うサイズの切り取り線が設けられていることを特徴とするスキミング防止用箔材。
- 前記箔材の厚みが20μm以下のものからなることを特徴とする請求項1に記載のスキミング防止用箔材。
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JP2005001294U JP3116366U (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | スキミング防止用箔材 |
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JP2005001294U Expired - Fee Related JP3116366U (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | スキミング防止用箔材 |
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2005
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