JP3116272U - スリッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】歩き易いスリッパを提供する。
【解決手段】スリッパ本体11の底面部21を、スリッパ本体11の長さ方向に延在する中心線を中心とした線対称形状に形成し、底面部21の先端側に、左縁23と右縁24間にアーチ状に架橋する甲部25を設ける。甲部25と底面部21間に足先を挿入して使用する。底面部21の後端部に踵用スポンジを挿入し、圧肉で弾性に富んだ踵部42を底面部21の後端部に形成する。底面部21の先端部に、当該底面部21の先端に向かうに従って上方へ湾曲した反り上がり形状の蹴上げ部45を形成する。
【選択図】図3

Description

本考案は、室内で使用するスリッパに関する。
従来、室内の履き物としてスリッパが知られている。
このスリッパは、平板状の底面部と、該底面部の左右の側縁に掛け渡されたアーチ状の甲部とによって構成されている。
これにより、足先を前記底面部と前記甲部との間に挿入して使用できるように構成されている。
しかしながら、このようなスリッパにあっては、底面部が平板状に形成されているため、歩行時につま先で床面を蹴った際には、踵と前記底面部とが離れてしまい、歩きにくいという問題があった。
本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、歩き易いスリッパを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本考案の請求項1のスリッパにあっては、スリッパ本体に底面部と該底面部の先端側に設けられた甲部とが設けられ、前記底面部と前記甲部との間に足先を挿入して使用するスリッパにおいて、前記底面部の先端部を、当該底面部の先端に向かうに従って上方へ湾曲した反り上がり形状に形成した。
すなわち、スリッパ本体の底面部の先端部は、先端に向かうに従って上方へ湾曲した反り上がり形状に形成されており、歩行時において、つま先で床面を蹴った際には、前記反り上がり形状の前記底面部の先端部が床面に沿ってローリングする。
このため、足の踵と前記底面部の後端部との密着状態が維持される。
また、請求項2のスリッパにおいては、前記甲部の上面を、当該スリッパの長さ方向の中途部が下方に没入した湾曲形状に形成した。
すなわち、足先が挿入されるスリッパ本体の甲部は、その上面の中途部が下方に没入した湾曲形状に形成されている。
このため、当該甲部と前記底面部との間に足先を挿入した状態において、足の甲と前記甲部との密着性が高められる。
さらに、請求項3のスリッパでは、前記底面部の左縁より立ち上がる左構成部と前記底面の右縁より立ち上がる右構成部とによって前記甲部を構成し、前記左構成部及び前記右構成部の端縁を下側に突出した湾曲状に形成するとともに、前記両構成部の端縁部を、それぞれの端縁に沿って縫製して前記甲部の上面に湾曲形状の湾曲部を形成した。
すなわち、底面部より立ち上がる左構成部及び右構成部の端縁は、下側に突出した湾曲状に形成されており、前記両構成部の端縁部が、それぞれの端縁に沿って縫製されることにより、前記甲部の上面に湾曲形状の湾曲部が形成される。
このように、前記左構成部及び前記右構成部を縫製することで、前記甲部が形成されるとともに、当該甲部が前記湾曲形状に形成される。
加えて、請求項4のスリッパにあっては、前記底面部の後端部にスポンジを挿入した。
すなわち、使用時に踵が位置する底面部の後端部には、スポンジが挿入される。
また、請求項5のスリッパにおいては、前記スリッパ本体を左右対称形状とした。
これにより、同一のスリッパ本体を一対用意することにより、一組のスリッパが構成される。
以上説明したように、本考案の請求項1のスリッパにあっては、歩行時につま先で床面を蹴った際には、スリッパ本体の底面部に設定された反り上がり形状の先端部が床面に沿ってローリングすることで、足の踵と前記底面部の後端部との密着状態を維持することができる。
したがって、底面部が平板状に形成された従来のように、歩行時に踵と底面部とが離れてしまい、歩きにくいという問題を解消することができ、歩き易いスリッパを提供することができる。
また、請求項2のスリッパにおいては、スリッパ本体の甲部と底面部との間に足先を挿入した状態において、足の甲と前記甲部との密着性を高めることができる。これにより、スリッパ本体の不用意なズレを防止することができ、歩き易さを、さらに向上することができる。
さらに、請求項3のスリッパでは、スリッパ本体の底面部より立ち上がる左構成部の端縁部と右構成部の端縁部とを、それぞれの端縁に沿って縫製するだけで、前記甲部を形成することができるとともに、当該甲部の上面に湾曲形状の湾曲部を形成することができる。
加えて、請求項4のスリッパにあっては、使用時に踵が位置する底面部の後端部にスポンジが挿入された踵部を形成することができる。
これにより、前記スポンジを、踵に加えられた荷重の緩衝材として機能させることができ、使用時の疲労感を和らげることができる。
また、請求項5のスリッパにおいては、スリッパ本体を左右対称形状とすることによって、同一のスリッパ本体を一対用意することで、一組のスリッパを構成することができる。
このため、左右のスリッパ本体を、個別に設計して製造する場合と比較して、低コスト化を図ることができる。
以下、本考案の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるスリッパ1の一方を示す図であり、該スリッパ1は、室内用の履き物として使用されるものである。
このスリッパ1は、左右の一対のスリッパ本体11によって構成されており、両スリッパ本体11は、左右対称形状に形成されている。これにより、同一形状のスリッパ本体11を一対用意することで一足のスリッパ1を構成することができる。
前記スリッパ本体11は、図2にも示すように、床面と接する底部を構成する底面部21を備えており、該底面部21は、当該スリッパ本体11の長さ方向に延在する中心線22を中心とした線対称形状に形成されている。前記底面部21の先端側には、当該底面部21の左縁23と右縁24との間にアーチ状に架橋する甲部25が設けられており、該甲部25と前記底面部21との間に、足先を挿入して使用できるように構成されている。
前記底面部21は、図3の(a)に示すように、下面を構成する生地で構成された下面構成部材31と、該下面構成部材31上に積層された足裏用スポンジ32と、該足裏用スポンジ32上に積層された生地からなる上面構成部材33とを備えており、前記下面構成部材31と前記上面構成部材33とが、周縁部で縫製されることによって当該底面部21が形成されている。
この底面部21の後端部には、肉厚の踵用スポンジ41が前記足裏用スポンジ32と前記下面構成部材31との間に挟持された状態で設けられており、当該底面部21の後端部には、圧肉で弾性に富んだ踵部42が形成されている。
この底面部21の先端部は、図3の(b)にも示すように、先細り形状に形成されており、この先端部は、当該底面部21の先端に向かうに従って上方へ湾曲した反り上がり形状の蹴上げ部45が形成されている。
前記底面部21の前記中心線22より左側に位置する縁部には、図2にも示したように、左構成部51が縁部に沿って逢着されており、前記底面部21の前記中心線22より右側に位置する縁部には、右構成部52が縁部に沿って逢着されている。前記左及び右構成部51,52は、図3の(a)にも示したように、外側面を構成する外面構成部材53と、内側面を構成する内面構成部材54とによって構成されており、前記外面及び内面構成部材53,54とが、その周縁に沿って逢着されて形成されている。これにより、前記底面部21の前記踵部42より先端側には、前記甲部25が形成されており、前記踵部42の周囲部には、やや高い縁部55が前記底面部21の周縁に沿って立設されている。
前記左構成部51及び前記右構成部52の先端側の部位は、前記底面部21の左縁23及び右縁24より立ち上がるとともに、両構成部51,52の端部が前記中心線22上で接合されており、前記左縁23から前記右縁24に渡って架橋する断面アーチ状の前記甲部25が構成されている。前記左構成部51及び前記右構成部52の端縁61は、図2に示したように(図2中に破線で示した逢着前の展開状態を示す部分の図参照)、下側に突出した湾曲状に形成されており、前記両構成部51,52の端縁部を、それぞれの端縁61に沿った縫製部62で縫製することによって、当該甲部25の上面63に湾曲形状の湾曲部64が形成されている。これにより、当該甲部25の上面63には、当該スリッパ本体11の長さ方向の中途部が下方に没入した湾曲形状に形成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記スリッパ本体11の底面部21の先端部は、先端に向かうに従って上方へ湾曲した反り上がり形状の蹴上げ部45が形成されている。このため、歩行時において、つま先で床面を蹴る際には、前記反り上がり形状の前記蹴上げ部45を床面に沿ってローリングさせることができ、足の踵と前記底面部21の後端部との密着状態を維持することができる。
したがって、スリッパ本体の底面部が平板状に形成された従来のように、歩行時に踵と底面部とが離れてしまい、歩きにくいという問題を解消することができ、歩き易いスリッパ1を提供することができる。
また、足先が挿入される前記スリッパ本体11の甲部25は、その上面63の中途部が下方に没入した湾曲形状に形成されている。
このため、当該甲部25と前記底面部21との間に足先を挿入した状態において、足の甲と前記甲部25との密着性を高めることができる。これにより、前記スリッパ本体11の不用意なズレを防止することができ、歩き易さを、さらに向上することができる。
そして、前記底面部21より立ち上がる左構成部51及び右構成部52の端縁61,61は、下側に突出した湾曲状に形成されており、前記両構成部51,52の端縁部を、それぞれの端縁61,61に沿って縫製するだけで、前記甲部25の上面63に湾曲形状の湾曲部64を形成することができる。
これにより、製造工程の簡素化を図ることができ、低コスト化に寄与することができる。
また、前記スリッパ本体11にあっては、使用時に踵が位置する前記底面部21の後端部に圧肉の踵用スポンジ41が挿入され、踵部42が形成されている。
このため、前記踵用スポンジ41を、踵に加えられた荷重の緩衝材として機能させることができ、使用時の疲労感を和らげることができる。
そして、このスリッパ本体11は、左右対称形状に形成されており、同一のスリッパ本体11,11を一対用意することで、一組のスリッパ1を構成することができる。
このため、左右のスリッパ本体11を、個別に設計して製造する場合と比較して、低コスト化を図ることができる。
本考案の一実施の形態を示す斜視図である。 (a)は同実施の形態を示す側面図であり、(b)は平面図である。 (a)は図2の(b)のA−A線に沿った断面図であり、(b)は図2の(b)のB矢視図である。
符号の説明
1 スリッパ
11 スリッパ本体
21 底面部
23 左縁
24 右縁
25 甲部
41 踵スポンジ
51 左構成部材
52 右構成部材
62 縫製部
63 上面
64 湾曲部

Claims (5)

  1. スリッパ本体に底面部と該底面部の先端側に設けられた甲部とが設けられ、前記底面部と前記甲部との間に足先を挿入して使用するスリッパにおいて、
    前記底面部の先端部を、当該底面部の先端に向かうに従って上方へ湾曲した反り上がり形状に形成したことを特徴とするスリッパ。
  2. 前記甲部の上面を、当該スリッパの長さ方向の中途部が下方に没入した湾曲形状に形成したことを特徴とする請求項1記載のスリッパ。
  3. 前記底面部の左縁より立ち上がる左構成部と前記底面の右縁より立ち上がる右構成部とによって前記甲部を構成し、前記左構成部及び前記右構成部の端縁を下側に突出した湾曲状に形成するとともに、前記両構成部の端縁部を、それぞれの端縁に沿って縫製して前記甲部の上面に湾曲形状の湾曲部を形成したことを特徴とする請求項2記載のスリッパ。
  4. 前記底面部の後端部にスポンジを挿入したことを特徴とする請求項1、2又は3記載のスリッパ。
  5. 前記スリッパ本体を左右対称形状としたことを特徴とする請求項1から4にいずれか記載のスリッパ。
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