JP3116018B2 - 長幹碍子清洗機 - Google Patents
長幹碍子清洗機Info
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- JP3116018B2 JP3116018B2 JP09185838A JP18583897A JP3116018B2 JP 3116018 B2 JP3116018 B2 JP 3116018B2 JP 09185838 A JP09185838 A JP 09185838A JP 18583897 A JP18583897 A JP 18583897A JP 3116018 B2 JP3116018 B2 JP 3116018B2
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- arm
- long
- long trunk
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Description
清洗するための長幹碍子清洗機に関する。
は、開閉回動する一対の腕体に碍子受けローラ及び洗浄
ブラシが設けられたものとなっている。この場合、前記
碍子受けローラは、長幹碍子の外周に当接するため、そ
の形状が鼓状に形成され、この鼓状の碍子受けローラ
は、腕体を構成する2枚の板材によってその両端が支持
されていた。
洗機を操作桿の先端に取り付け、碍子受けローラを長幹
碍子の外周に当接させながら、腕体により長幹碍子の外
周を抱持する状態に装着する。この状態で操作桿によ
り、長幹碍子清洗機を円周方向に動かせば、洗浄ブラシ
によって長幹碍子の表面を清洗することができる。この
際、長幹碍子清洗機の円周方向の動作は、碍子受けロー
ラが長幹碍子の外周を転動することによってガイドされ
るものであった。
碍子受けローラが鼓状に形成されると共に、この鼓状の
碍子受けローラの両端を支持するように腕体が2枚の板
材によって構成されているため、その幅が厚くなるし、
又、碍子受けローラを長幹碍子の外周に当接させなが
ら、腕体により長幹碍子の外周を抱持する状態に装着さ
れるため、長幹碍子の外周からの突出幅が大きいもので
あった。
に電力を引き込むための配電線に22,000ボルトが
通電されるようになり、これに伴い、配電線であって
も、これに使用される長幹碍子を清洗する必要が生じて
きた。この22,000ボルト用の配電線に使用される
長幹碍子は、その全長が高圧送電線(33,000ボル
ト以上)用のものに比べ短く、このため、簡易ホーンを
取り付けた場合、その簡易ホーンの間隔が短くなる。
の長幹碍子に従来の長幹碍子清洗機を装着すると、この
長幹碍子清洗機では、その幅が厚く、しかも長幹碍子の
外周からの突出幅が大きいために、簡易ホーンとの間で
短絡してしまうという問題が生じる。又、幅が厚い分だ
け、その重量が重くなり、操作性の低下により作業能率
を向上することができないという問題があった。
するためになされたもので、腕体や碍子受けローラ等の
構成部材を扁平体に形成することにより、その幅を薄く
すると共に、長幹碍子の谷部空間に挿入可能にし、そし
て、長幹碍子の谷部外周を抱持する状態に装着すること
によって、長幹碍子の外周からの突出幅を小さくし、活
線状態で配電線用の長幹碍子を能率よく清洗することが
できる長幹碍子清洗機を提供することを課題としてい
る。
に、本発明の長幹碍子清洗機は、長幹碍子の谷部空間に
挿入される長幹碍子清洗機であって、基枠の両端部に軸
支されて対向方向に開閉回動する一対の腕体と、この腕
体同士を閉方向に付勢するスプリングと、両腕体にそれ
ぞれ内向きに突設された先側腕及び基側腕と、この先側
腕と基側腕の間に取り付けられた内側ブラシと、この内
側ブラシよりも広幅であって両腕体に沿って取り付けら
れた外側ブラシと、前記腕体の先端部にそれぞれ内向支
持腕を介して取り付けられて長幹碍子の谷部外周上を転
動する碍子受けローラと、この碍子受けローラ間に形成
された碍子受入れ口と、前記碍子受けローラ及び内側ブ
ラシで囲まれた碍子抱持空間と、洗浄水の供給ホースか
ら二股に分岐した供給チューブに接続された洗浄水ノズ
ルと、前記基枠の中央部に碍子抱持空間に向けて摺動可
能に取り付けられたスライド腕と、このスライド腕に取
り付けられて長幹碍子の外周に当接する当てローラと、
スライド腕に取り付けられて基枠に設けた受け板に対向
するホース挟持片と、前記当てローラが常時は内向きに
突出すると同時に、前記ホース挟持片が常時は受け板と
の間で供給ホースを押し潰す状態に、前記スライド腕を
付勢するスプリングとを備え、前記基枠と、両腕体と、
先側腕及び基側腕と、内向支持腕と、碍子受けローラ
が、長幹碍子の谷部空間に挿入可能な扁平体に形成され
ている構成とした。
腕体と、先側腕及び基側腕と、内向支持腕と、碍子受け
ローラが扁平体に形成されている点が最大の特徴であ
る。これにより、長幹碍子の谷部空間に挿入可能にな
る。
を操作桿の先端に取り付け、この長幹碍子清洗機を長幹
碍子の谷部空間に挿入し、碍子受入れ口から長幹碍子の
谷部外周を受け入れて、この長幹碍子の谷部外周を碍子
抱持空間に抱き込む。この状態で操作桿により、長幹碍
子清洗機を円周方向に動かせば、洗浄ブラシによって長
幹碍子の表面を清洗することができる。
構成部材が扁平体に形成されているため、長幹碍子清洗
機は、その幅が薄くなると共に、長幹碍子の谷部空間に
挿入可能となる。そして、碍子抱持空間で長幹碍子の谷
部外周を抱持する状態に装着することによって、長幹碍
子の外周からの突出幅が小さくなる。従って、この長幹
碍子清洗機が、その装着状態で簡易ホーンの間隔を横切
ることがなくなるため、簡易ホーンとの間で短絡するこ
とがなく、活線状態で配電線用の長幹碍子を能率よく清
洗することができる。
向の動作は、碍子受けローラが長幹碍子の谷部外周上を
転動すると共に、当てローラが長幹碍子の外周に当接す
ることによってガイドされる。又、当てローラが長幹碍
子の外周に当接して後退することにより、ホース挟持片
が受け板から離反して供給ホースの押し潰しが解除さ
れ、この供給ホースからの洗浄水が供給チューブを経て
洗浄水ノズルから散水される。
により説明する。図1は本発明の実施の形態に係る長幹
碍子清洗機の正面図、図2はその長幹碍子清洗機の断面
図である。
0を保持して数個の碍子が連なって形成され、その表面
の塩害等による汚損を長幹碍子清洗機Aによって清洗す
ることになる。
れ基枠2の両端部に軸支されて対向方向に開閉回動する
一対の腕体3,3が設けられている。基枠2は、1枚の
板材によって形成されたもので、長幹碍子1の谷部空間
10に挿入可能な扁平体に形成されている。尚、この基
枠2には、操作桿Bの先端に連結される取付部20が設
けられている。
円弧状の板材により長幹碍子1の谷部空間10に挿入可
能な扁平体に形成されている。そして、この腕体3,3
同士を閉方向に付勢するスプリング30が腕体3,3間
に設けられ、又、両腕体3,3にはそれぞれ先側腕3
1,31及び基側腕32,32が内向きに突設されてい
る。この先側腕31及び基側腕32は、長幹碍子1の谷
部空間10に挿入可能な扁平体に形成されている
ブラシ60,60が取り付けられると共に、この内側ブ
ラシ60よりも広幅の外側ブラシ61が腕体3に沿って
取り付けられている。尚、図1における右側のブラシ及
び図2におけるブラシは図示を省略している。又、この
各ブラシ60,61は、芯線を撚り合わせる際に毛体を
同時に撚り込んだもので、相互に重なり合う状態で取り
付けられ、そして、長幹碍子1の谷部空間10よりも幅
広く形成されて、谷部空間10に挿入された際に扁平に
変形し、その復元力により長幹碍子1の表面に密接す
る。
の谷部外周11上を転動する碍子受けローラ40,40
が内向き支持腕33を介して取り付けられている。そし
て、前記碍子受けローラ40,40間が長幹碍子1の受
入れ口50となり、碍子受けローラ40,40と内側ブ
ラシ60で囲まれる空間が碍子抱持空間51となる。こ
の場合、内向き支持腕33及び碍子受けローラ40は、
長幹碍子1の谷部空間10に挿入可能な扁平体に形成さ
れている。
チューブ70,70が取り付けられ、この供給チューブ
70は、操作桿Bに取り付けられた洗浄水シリンダ(図
示せず)の供給ホース71から二股に分岐し、その先端
が前記先側腕31又は基側腕32に沿って取り付けられ
た洗浄水ノズル72,72に接続されている。
間51に向けてスライド腕80が摺動可能に設けられ、
このスライド腕80には、長幹碍子1の外周12に当接
する当てローラ81,81が先端に取り付けられると共
に、中程部にホース挟持片82が基枠2に設けた受け板
21に対向して取り付けられている。そして、前記当て
ローラ81が常時は内向きに突出すると同時に、前記ホ
ース挟持片82が常時は受け板21との間で供給ホース
71を押し潰す状態に、前記スライド腕80がスプリン
グ83により付勢されている。
腕体3,3と、先側腕31及び基側腕32と、碍子受け
ローラ40とが扁平体に形成されている点が最大の特徴
であり、これにより、長幹碍子清洗機Aを長幹碍子1の
谷部空間10に挿入することが可能になる。
Aを取付部20によって操作桿Bの先端に取り付け、こ
の長幹碍子清洗機Aを長幹碍子1の谷部空間10に挿入
し、碍子受入れ口50から長幹碍子1の谷部外周11を
受け入れて、この長幹碍子1の谷部外周11を碍子抱持
空間51に抱き込む。この状態で操作桿Bにより、長幹
碍子清洗機Aを円周方向に動かせば、洗浄ブラシ60,
61によって長幹碍子1の表面を清洗することができ
る。
って閉方向に付勢されているため、長幹碍子1の谷部外
周11を碍子受入れ口50から受け入れる際には、この
スプリング30に抗して両腕体3,3が開方向に回動
し、受入れ後は、スプリング30の付勢によって、長幹
碍子1の谷部外周11を碍子抱持空間51に抱き込むこ
とができる。そして、この抱持状態で、碍子受けローラ
40が長幹碍子1の谷部外周11上を転動すると共に、
当てローラ81が長幹碍子1の外周12を転動すること
によって、長幹碍子清洗機Aの円周方向の動作がガイド
される。
の外周12に当接し、スプリング83に抗してスライド
腕80が後退することにより、ホース挟持片82が受け
板21から離反する。これにより供給ホース71の押し
潰しが解除され、この供給ホース71からの洗浄水が供
給チューブ70を経て洗浄水ノズル72から散水され
る。
けローラ40等の構成部材が扁平体に形成されているた
め、長幹碍子清洗機Aは、その幅が薄くなると共に、長
幹碍子1の谷部空間10に挿入可能となる。これによ
り、碍子抱持空間51で長幹碍子1の谷部外周11を抱
持する状態に装着することができ、この結果、長幹碍子
1の外周12からの突出幅が小さくなる。従って、この
長幹碍子清洗機Aが、その装着状態で簡易ホーンの間隔
を横切ることがなくなるため、簡易ホーンとの間で短絡
することがなく、活線状態で配電線用の長幹碍子1を能
率よく清洗することができる。
明してきたが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態
に限定されるものではない。
碍子清洗機にあっては、腕体や碍子受けローラ等の構成
部材が扁平体に形成されているため、その幅を薄くする
ことができるし、又、碍子抱持空間で長幹碍子の谷部外
周を抱持する状態に装着することができるため、長幹碍
子の外周からの突出幅を小さくすることができる。
状態で簡易ホーンの間隔を横切るといったことがなくな
り、この結果、簡易ホーンとの間で短絡することがな
く、活線状態で配電線用の長幹碍子を清洗することがで
きる。
なり、操作が楽になる分、作業能率を向上することがで
きるという効果が得られる。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 長幹碍子の谷部空間に挿入される長幹碍
子清洗機であって、 基枠の両端部に軸支されて対向方向に開閉回動する一対
の腕体と、 この腕体同士を閉方向に付勢するスプリングと、 両腕体にそれぞれ内向きに突設された先側腕及び基側腕
と、 この先側腕と基側腕の間に取り付けられた内側ブラシ
と、 この内側ブラシよりも広幅であって両腕体に沿って取り
付けられた外側ブラシと、 前記腕体の先端部にそれぞれ内向支持腕を介して取り付
けられて長幹碍子の谷部外周上を転動する碍子受けロー
ラと、 この碍子受けローラ間に形成された碍子受入れ口と、 前記碍子受けローラ及び内側ブラシで囲まれた碍子抱持
空間と、 洗浄水の供給ホースから二股に分岐した供給チューブに
接続された洗浄水ノズルと、 前記基枠の中央部に碍子抱持空間に向けて摺動可能に取
り付けられたスライド腕と、 このスライド腕に取り付けられて長幹碍子の外周に当接
する当てローラと、 スライド腕に取り付けられて基枠に設けた受け板に対向
するホース挟持片と、 前記当てローラが常時は内向きに突出すると同時に、前
記ホース挟持片が常時は受け板との間で供給ホースを押
し潰す状態に、前記スライド腕を付勢するスプリングと
を備え、 前記基枠と、両腕体と、先側腕及び基側腕と、内向支持
腕と、碍子受けローラが、長幹碍子の谷部空間に挿入可
能な扁平体に形成されていることを特徴とした長幹碍子
清洗機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09185838A JP3116018B2 (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 長幹碍子清洗機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09185838A JP3116018B2 (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 長幹碍子清洗機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1116432A JPH1116432A (ja) | 1999-01-22 |
JP3116018B2 true JP3116018B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=16177771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09185838A Expired - Lifetime JP3116018B2 (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 長幹碍子清洗機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116018B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102836832A (zh) * | 2012-08-28 | 2012-12-26 | 邯郸供电公司 | 带电清扫瓷质防污绝缘子专用工具 |
CN103191869A (zh) * | 2012-08-28 | 2013-07-10 | 邯郸供电公司 | 带电清扫合成绝缘子专用工具 |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP09185838A patent/JP3116018B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102836832A (zh) * | 2012-08-28 | 2012-12-26 | 邯郸供电公司 | 带电清扫瓷质防污绝缘子专用工具 |
CN103191869A (zh) * | 2012-08-28 | 2013-07-10 | 邯郸供电公司 | 带电清扫合成绝缘子专用工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1116432A (ja) | 1999-01-22 |
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