JP3115744B2 - 紙葉類大束結束機 - Google Patents

紙葉類大束結束機

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JP3115744B2
JP3115744B2 JP05194983A JP19498393A JP3115744B2 JP 3115744 B2 JP3115744 B2 JP 3115744B2 JP 05194983 A JP05194983 A JP 05194983A JP 19498393 A JP19498393 A JP 19498393A JP 3115744 B2 JP3115744 B2 JP 3115744B2
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忠茂 高梨
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定数の小束群の周
囲にテープを巻き回して結束させるための紙葉類大束結
束機に関する。
【0002】
【従来の技術】所定数の小束群の周囲にテープを巻き回
して結束する大束結束機として、例えば特開平2−18
0114号公報に示すものが知られている。この大束結
束機は、所定数の小束群をその長手方向を水平にした姿
勢で一括して受け入れ可能でかつ回転自在なテーブル手
段と、該テーブル手段側へテープを供給するテープ供給
手段と、該テープ供給手段より供給されるテープを小束
群との間に挟み、かつ該小束群を両側より挾持するクラ
ンプ手段とを有するものであって、前記クランプ手段を
テーブル手段とともに回転させることにより、テープ供
給手段から供給されたテープを小束群の周囲に巻き回す
ようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な紙葉類大束結束機では、小束群が載置されたテーブル
手段が回転することにより、該小束群の周囲にテープが
巻回される構成であるので、テープが小束群に巻回され
る際に、例えば、小束群の回転方向前方側に位置する紙
葉類端部が、巻回しようとするテープによりめくられる
恐れがあり、これによ大束の品質が悪くなるという問題
があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決することを目的
とするものであり、小束群中の紙葉類端部が、巻回しよ
うとするテープによりめくられることを防止し、これに
より大束の品質低下を防止することが可能な紙葉類結束
機を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明では、所定数の小束群をその長手方向を水平に
した姿勢で一括して受け入れ可能でかつ回転自在なテー
ブル手段と、該テーブル手段側へテープを供給するテー
プ供給手段と、該テープ供給手段より供給されるテープ
の始端とともに前記小束群を両側より挾持するクランプ
板を有し、該クランプ板を前記テーブル手段とともに回
転させることにより前記テープを小束群の周囲に巻き回
すクランプ手段とを有し、このクランプ手段により小束
群の周囲に巻回されたテープの重なり部分を接着するこ
とにより該小束群を結束するようにした紙葉類大束結束
機であって、前記クランプ手段に、前記クランプ板と連
動するように設けられて、該クランプ板が小束群を挟持
した際に、前記テーブル手段の回転方向前方側に位置す
る小束群の表面端部を押える紙葉類めくれ押え機構を具
備するようにしている。
【0006】
【作用】本発明では、クランプ手段のクランプ板が小束
群を挟持した際に、紙葉類めくれ押え機構により、テー
ブル手段の回転方向前方側に位置する小束群の表面端部
を押えるようにしたので、テーブル手段が回転して、該
テーブル手段上の小束群がテープ供給手段から供給され
たテープにより巻回された場合に、小束群の表面端部の
紙葉類が、巻回しようとするテープによりめくられるこ
とが防止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図14に基づ
いて説明する。本実施例の大束結束機1は、紙葉類が例
えば100枚で結束される小束を、さらに所定束数(例
えば10束)にまとめ、テープ46を1巻きして結束
し、大束を形成するものであり、本機1正面に設けられ
るシャッタ43を開放し、人手によって機体1内に設け
られる回動自在のテーブル手段2上にセットすると、セ
ットされた不揃いな小束群8を小束群揃え手段109が
揃えるとともに、前記テーブル手段2の外周近傍位置に
設けられるテープ供給手段4が供給するテープ46の始
端を挾持しながら小束群8の両側方よりクランプ手段3
が挾持した後、前記テーブル手段2が1回転するとセッ
トされた小束群8の外周にテープ46が巻回され、止着
手段5によってテープ46を熱接着させて1方向につい
てのみ結束された小束群8とし、ついで大束昇降手段6
によって前記小束群8を上昇させ、大束旋回手段7によ
って該小束群8を挾持して結束方向を90゜回転させて
起立させ、テープ46を前記結束方向と直交する方向に
テープ供給手段4とテーブル手段2及び止着手段5とに
よって結束し、大束を完成させるものである。
【0008】次に、機体1の概略構成を図面に基づいて
説明すると、図1に示すように、機体1のテーブル手段
2、テープ供給手段4、クランプ手段3、止着手段5、
大束昇降手段6、大束旋回手段7を覆うカバー体153
の上部には、小束群8を出し入れするための開口180
を有し、該開口180には人手によって開閉可能なシャ
ッタ43が設けられるとともに、該シャッタ43が設け
られる位置が機体1の正面位置となる。また、前記シャ
ッタ43の下方正面位置には開閉可能な前扉(扉体)4
4が設けられ、該前扉44を開放すると機体1側に小束
群8を結束するためのテープ46をロール状にしたテー
プロール45がセットされるようになっている。なお、
本実施例で用いられるテープ46は1回巻きに対応して
いるため、従来よりある小束群8を2重巻きに結束する
テープよりも強度及び耐久性を向上させたテープを用い
ているとともに該テープ46は熱によって接着するよう
になっている。
【0009】前記前扉44の内側には、その上部に設け
られた切欠部163から収納及び引き出し可能であり、
結束される小束群8等は載置させるための載置台151
が収納され、前記シャッタ43を開放するとともに該載
置台151を上方に人手によって持ち上げ、手前に引く
ことによって載置台151が設置され、小束群8を開放
したシャッタ43口から機体1内に挿入できる。なお、
前記シャッタ43は図3に示すように人手によって開閉
されるとともに、開放されたシャッタ43はカバー体1
53の上面部からその背面に沿ってガイドされる。
【0010】前記カバー体153の両側面には凹状で円
形を成す取手152が形成され、人手によって該カバー
体153の上部を持ち上げ開閉することが可能となって
おり、テープ供給手段4でテープロール45をセットす
る場合には該カバー体153を持ち上げるとともに、前
記前扉44を開放して機体内1にセットする。さらに、
前記シャッタ43の側方には機体1を動作させるための
電源スイッチ155及び操作部154が配設され、該操
作部154を操作すると、後述するテーブル手段2の凹
部17a、17b内に設けられる図示しないセンサー
(有無検出手段)によってセットされる小束群8の有無
が検出され、該小束群8が検出されると結束動作が開始
される。また前記開口180を人手によってシャッタ4
3を閉鎖させるときにも、図示しないセンサー(閉鎖検
知手段)よってシャッタ43が前記開口180を閉鎖す
る位置で該シャッタ43を検知して、有無検知手段(テ
ーブル手段2上に小束群8があるか否かを検知する手
段)によって確認された小束群8の結束動作が自動的に
開始されるようになっている。
【0011】次に、その各部の構成について詳細に説明
する。 (1)前扉(扉体)44 機体1正面に設けられた開閉可能な前扉44の機体1内
部面には、図3に示すように載置台151を垂直状に収
納可能な収納枠体160が設けられている。前記載置台
151を正面より見たその両側面にはローラ162が設
けられ、人手によってシャッタ43が開放されると、シ
ャッタ43によって閉ざされていた前扉44の上部位置
に形成される切欠部163の上方が開放されるため、人
手によって載置台151を垂直上方に持ち上げることが
可能となる。さらに前記載置台151を上方に持ち上げ
ると前記ローラ162が収納枠体160の上部位置でそ
の上昇を規制され、その位置で、図3より見て持ち上げ
た載置台151の前記ローラ162を中心として反時計
回りに回動させると、該載置台151の一部が前扉44
の上面板(規制部材)181にその回動を規制され、載
置台151が水平に位置されることになる。さらに載置
台151には軸164が設けられるとともに、該軸16
4に対して回動自在な支え部材165が設けられ、該支
え部材165を人手によって垂直となる位置まで回動さ
せて、上述する上面板181とともに該載置台151を
支えることになる。また、前記収納枠体160は、前扉
44が閉鎖されると図3に示すように、セットされるテ
ープロール45が外れるのを規制することができる。
【0012】(2)テーブル手段2 図1、図3に示すように機体1内の下方位置には機体1
を構成するフレーム10に固定される複数の支柱11に
よって基板12が支持され、さらに該基板12の外周位
置に固定される複数の支柱182の先端には、該支柱1
82に回動自在なプーリー13が、後述するクランプ手
段3をその上に配設するテーブル基板14の外周を挟み
込み、該テーブル基板14を回動自在に支持している。
前記テーブル基板14上にはさらに複数の支柱15がそ
の上方に設けられるターンテーブル16と該テーブル基
板14とを固定しているため、ターンテーブル16はテ
ーブル基板14とともに回動自在となる。
【0013】前記ターンテーブル16の中央部位置には
図3、図4に示すように2段の凹部17a、凹部17b
が設けられおり、一段目の凹部17aはシャッタ43を
開放し、人手によって小束群8の長手方向が水平となる
ようにセット可能なサイズが形成され、2段目の凹部1
7bは、1方向を結束された小束群8が大束旋回手段7
によって90゜回転されて短手方向が水平となり、大束
昇降手段6によって小束群8を載置したまま下方に降下
されるとき、該凹部17bに小束群8が挿入可能となる
サイズが形成されている。したがってこの凹部17a、
17bを設けることによって、従来では小束群8を旋回
させるとき、テーブル手段2からかなり上方に該小束群
8を上昇させて旋回させなければならず機体1の縦方向
の寸法を大きく設ける必要があったが、本実施例ではテ
ーブル手段2に凹部17a、17bを設けることによっ
て、大束旋回手段7が小束群8を旋回させる高さ位置を
ターンテーブル16に対して従来より低く設定できるた
め機体1のコンパクト化を図ることができる。さらに、
前記大束旋回手段7が小束群8を旋回させるとき、前記
凹部17bを形成する側壁17cは90゜回転する小束
群8がそれ以上回転しないようにストッパーの役割を果
たすよう構成されている。
【0014】また、前記テーブル基板14の中央部位置
にはギア18が固定され、該ギア18には前記基板12
の下方面に固定されるモータ19の駆動に連動するギア
20が噛み合うことによって、該モータ19の駆動がギ
ア20、ギア18、テーブル基板14、支柱15を介し
てターンテーブル16を回動自在に駆動可能とする。な
お、テーブル手段2内の凹部17a、17bには小束群
8が、該凹部17a、17bにあるか否かを検知する図
示しない検知センサ(有無検知手段)が設けられてお
り、前記操作部で154でスタート操作を行わなくて
も、シャッタ43を閉鎖することによって、前記有無検
出手段が小束群8がセットされたことを検知し、該シャ
ッタ43の閉鎖を閉鎖検出手段が検出すると自動的に結
束動作が行われる。
【0015】(3)クランプ手段3 前記回動自在なテーブル基板14上には支持部材21に
固定されたガイド軸22が水平に固定され、該ガイド軸
22の図2より見てテーブル基板14の中央部を対称と
する位置には前記ガイド軸22に摺動可能な摺動ブロッ
ク23、24、25が設けられている。前記摺動ブロッ
ク23及び25の下部には、基板12及びテーブル基板
14に回動自在なギア26の上部位置で噛み合うととも
に、該ギア26が回動する事によって移動されるラック
27、28がそれそれ固定され、該ギア26の下部位置
では、前記基板12の下方に設けられるモータ29及び
該モータ29の駆動力を伝えるギア30が前記ギア26
に噛み合うように配設されている。したがって、図5に
示すように、モータ29が駆動されギア26が正逆回動
することによって、摺動ブロック23及び摺動ブロック
25は互いに近づきまたは遠ざかる方向に移動されるこ
とになる。
【0016】また、図2、図5に示すように前記摺動ブ
ロック23上に固定される固定部材26’のターンテー
ブル16中央部方向面には4つの付勢部材31が設けら
れ、その先端には前記凹部17a、17b内にセットさ
れる小束群8を挾持するためのクランプ板32の一方が
設けられ、さらにもう一方のクランプ板33は前記摺動
ブロック24に設けられている。前記摺動ブロック25
上に設けられる固定部材34には図3、5に示すように
前記クランプ板32、33よりも幅の狭いクランプ板3
5が固定されており、上述するようにモータ29が駆動
されギア26が図5より見て反時計回りに駆動されると
摺動ブロック25及びクランプ板35は摺動ブロック2
4及びクランプ板33を押圧し、クランプ板32ととも
に小束群8を結束することが可能となる。なお、前記ギ
ア26が図5より見て時計方向に回動され、摺動ブロッ
ク23、25が互いに遠ざかる方向に移動されるときに
は、ラック28上に設けられかつガイド軸22に摺動可
能に支持される固定部材36が、摺動ブロック24を押
圧し、これを移動させる。
【0017】前記クランプ板35には縦方向に複数の凸
部37が、またクランプ板33には該凸部37が嵌合可
能な小孔38形成される。これは前記凹部17a、17
b内にセットされる小束群8を挾持するとき、前記テー
プ供給手段4から繰り出されたテープ46をクランプ板
33とクランプ板35とで挟み込み、小束群8にテープ
46を巻回するとき、該テープ46が外れることを防ぐ
ためのものであって、前記凸部37、小孔38により、
テープ滑り止め手段172が構成されている。
【0018】また、結束動作が終了した後、繰り出され
たテープ46の先端を挟み込んでいるクランプ板33、
35がそのままの状態で引き抜かれると、テープ46を
破損するおそれがあるため、以下で説明する負荷手段1
71が構成される。該負荷手段171は図5に示すよう
に、前記摺動ブロック24の底部に滑り板39を固定す
る固定部材40が設けられるとともに、該滑り板39に
形成された長孔41には滑りクラッチ42が挿通され、
該滑りクラッチ42によって該滑り板39を上下から所
定の力で挟み込んでいるため、滑りクラッチ42と滑り
板39とに所定の摩擦力が生じ、その摩擦力によって摺
動可能な摺動ブロック24の移動を規制することができ
る。
【0019】これにより、結束動作が終了した後、繰り
出されたテープ46の先端を挟み込んでいるクランプ板
34、35が引き抜かれる前に、前記モータ29を所定
量駆動させてギア26を図5より見て時計回りに回転さ
せると、摺動ブロック23、摺動ブロック25が所定量
互いに遠ざかる方向に移動されるとともに、クランプ板
35も移動されるが、摺動ブロック24は滑りクラッチ
42によってその移動を規制されているためクランプ板
33とクランプ板35の間には所定の間隔が設けられ、
これによってクランプ板33、クランプ板35が引き抜
かれてもテープ46の破損を防ぐことができる。
【0020】また、前記テーブル手段2の凹部17b底
部位置には、図5に示すように、前記摺動ブロック2
3、摺動ブロック24にその一端を固定したスライドシ
ャッタ120が設けられており、これら摺動ブロック2
3、摺動ブロック24がガイド軸22に沿って移動され
ることにより、スライドシャッタ120がスライドされ
て、凹部17bから機体1内にセットされる小束や、他
のゴミ等が入り込むことによる結束動作不良を防ぐよう
に構成されている。なお、クランプ板32、クランプ板
33、クランプ板35が前記ターンテーブル16の凹部
17aの外周に位置するとき、この位置を待機位置とす
る。
【0021】(4)小束群揃え手段109 図3、図5に示すように、前記摺動ブロック23、摺動
ブロック25上に固定される固定部材26’、固定部材
34の側面には図3より見てく字形を成す押圧材63、
押圧板64が固定されている。該押圧材63、64の先
端は、ターンテーブル16下方位置に設けられる図3よ
り見て水平方向に摺動自在な小束揃え部材65に形成さ
れるカム溝66に当接し、該小束揃え部材65はその一
辺を付勢部材65Aによって押圧材63、64方向に付
勢されているため、前記クランプ手段3のクランプ板3
2、35が小束群8あるいは小束群8を挾持する方向に
移動されると、前記押圧材63、64はガイド軸22に
沿ってこれと平行な方向に移動され、小束揃え部材65
はカム溝66の形状に沿って前記凹部17a方向に移動
されることになる。
【0022】したがって、凹部17aに小束群8をセッ
トし、前記クランプ手段3のクランプ板が32、33、
35が該小束群8を挾持する方向に移動されると、前記
小束揃え部材65はクランプ板32、33、35が小束
群8を挾持する前に該小束群8を押圧して揃え、その後
クランプ板32、33、35が小束群8を挾持すること
になる。
【0023】(5)テープ供給手段4 小束群8を結束させるためのテープ46をロール状に巻
くテープロール45は、図3、図4、図6に示すよう
に、機体1正面の前扉44の機体1内側に設けられる機
体1内フレーム10に回動自在に支持されるロール支持
手段130にセットされる。また、ロール支持手段13
0にセットされたテープロール45の周面には、フレー
ム10に回動自在に支持される支持アーム131の一端
に回動自在に支持されるローラ132が設けられてい
る。また、ロール支持手段130にセットされたテープ
ロール45から繰り出されたテープ46は、前記フレー
ム10に回動自在に支持されるプーリ133を経由した
後、前記フレーム10に垂直方向に形成される長孔13
4に沿って摺動自在な摺動部材135と、該摺動部材1
35に回動自在に支持されるプーリ136とで構成され
るテンション手段170の該プーリー136を経由し
て、上方に位置するターンテーブル16上に送られる。
【0024】また、図6に示すように、フレーム10に
固定される軸138に回動自在に支持され、該軸138
を中心として、バネ材(付勢手段)137により図6中
反時計方向に付勢された規制部材140の一端は、ロー
ラ139が回動自在に支持されるとともに、その他端は
前記カバー体153より突出した位置まで配置されてい
る。なお、ロック手段173は前記規制部材140及び
ローラ139で構成される。したがって、前記ロック手
段173は、カバー体153が上方に開放された状態で
は、前記規制部材140に支持されるローラ139は長
孔134側に突出した位置にあり、人手によって摺動部
材135及びプーリ136を移動範囲内の上部位置に持
ち上げられると、ローラ139によって下方への移動を
規制されるため、テープロール45のテープ46がなく
なったときの取り替え動作をスムーズに行うことができ
るとともに、テープ46の取り替えが終了して前記カバ
ー体153を閉じると、規制部材140がカバー体15
3に押圧されて図6中時計方向に回動され、ローラ39
は摺動部材135を規制しない位置まで移動されるた
め、摺動部材135は下方に降下されるとともに繰り出
されるテープ46に適度な張りをもたせることが出来
る。
【0025】該テープロール45から繰り出されたテー
プ46はプーリー133、136を介し、さらに図3、
図4に示す中継ローラ141によって垂直方向から水平
方向にテープ46が張られる方向が変換されて、駆動ロ
ーラ47とこれに当接する位置に設けられる送りローラ
48、49との間に挾持され、駆動ローラ47が繰り出
し方向に駆動され回動されることによって、ターンテー
ブル16外周位置に設けられるガイド壁50、51及び
送りローラ52によってガイドされ、さらに前記ターン
テーブル16上に配置するガイド部材53にガイドされ
て、待機位置で待機される前記クランプ板33及びクラ
ンプ板35の間に繰り出されるようになっている。
【0026】また、図7に示すように前記駆動ローラ4
7が固定される軸54の下端位置にはギア55が固定さ
れ、該ギア55はさらにその下方位置に設けられるモー
タ56に連動するギア57と噛み合うことによって、モ
ータ56の駆動によるテープ46の繰り出しおよび取り
込みが可能となる。さらに、前記ギア57はその上方に
設けられるトルクリミッタ58に連結されており、これ
によって駆動ローラ47が図4より見て反時計回り(繰
り出し方向)に回動されるときにのみ、該駆動ローラ4
7にトルクが掛かかることになり、小束群8を適度な強
さで結束することが出来る。
【0027】さらに、前記ガイド部材53は、図4及び
図8に示すように昇降自在な支持部材58に固定される
とともに、該支持部材58には機体1のフレーム10に
固定される固定部材142に摺動可能なガイド軸143
が固定されている。このガイド軸143の下端位置に
は、図8より見てコ字形を成す摺動部材59が固定さ
れ、機体1内フレーム10に固定されるモータ60が駆
動されると、これに連動し回動する回動部材61の一端
に設けられるローラ62が、前記コ字形を成す摺動部材
59中を摺動し、ガイド軸143を上昇させ、前記支持
部材58を介して前記ガイド部材53が上昇されること
になる。なお、前記ガイド部材53は通常結束動作が行
われている場合には、上昇された位置である待機位置に
て待機される。
【0028】(6)止着手段5 図4に示すように、前記テープ供給手段4の近傍位置に
は、前記テーブル手段2、テープ供給手段4、クランプ
手段3によって小束群8の周囲をテープ46によって巻
回された後、ターンテーブル16外位置から前記クラン
プ板33方向に移動され、クランプ板33の背面を巻回
されたテープ46同士を該クランプ板33との間で圧着
し、熱によって接着させるヒート部材67が配置されて
いる。前記ヒート部材67は、押圧する面の傾斜や凹凸
に対応するため、どの角度であっても最適にテープ46
を押圧可能なようにその四隅に4つの(Oリング等によ
る)弾性部材68(一部図示略)を介して支持ブロック
69に支持されている。
【0029】該支持ブロック69は、図4、図9に示す
ように支持部材88の一端が固定されるとともに支持ア
ーム77の一端が回動自在に支持されている。支持部材
88の他端はガイド軸74の一端に固定され、該ガイド
軸74は、その他端に固定される固定部材74と摺動ブ
ロック73との間に付勢部材76を配し、該摺動部材7
3に摺動自在に設けられている。前記摺動ブロック73
は支持部材70と支持部材71に両端を支持されるガイ
ド軸72に摺動自在に設けられており、前記クランプ手
段3が移動される方向と並行に移動可能となる。前記摺
動ブロック73の底面には、コ字形を成す支持部材85
が固定されており、その支持部材85に支持されるガイ
ド軸86には、これに摺動自在な摺動ブロック87と付
勢部材147とが設けられ、摺動ブロック87は支持部
材71方向に付勢される。また、摺動ブロック87の底
面には、その一端に軸78を固定する固定部材84が固
定され、該軸78には前記支持アーム77の他端が回動
自在に支持されている。
【0030】さらに前記軸78には、回動アーム82の
一端に形成される長孔83が挿通され、その他端にはフ
レーム10に回動自在に支持されるギア81の底部が固
定されている。ギア81はフレーム10の下部に設けら
れるモータ79の駆動に連動するギア80に噛み合って
おり、小束群8に巻回されたテープ46を熱接着するた
めモータ79が駆動されると、ギア80、ギア81を介
して回動アーム82は図4より見て時計回りに回動され
る。
【0031】回動アーム82が時計回りに回動される
と、軸78、固定部材84、を介して摺動ブロック87
がターンテーブル方向に付勢されるとともに、軸78、
支持アーム77、支持ブロック69、支持部材88を介
してガイド軸74が正面方向に付勢されることになる。
ここで、前記前記付勢部材76と付勢部材147との付
勢力を比較すると、付勢部材147の付勢力が弱いため
摺動ブロック87がターンテーブル16方向に移動され
る。摺動ブロック87が所定量移動されると、付勢部材
147は支持部材85をターンテーブル16方向に付勢
し、摺動ブロック73がガイド軸72に沿ってターンテ
ーブル16方向に移動されることになり、前記ヒート部
材67は、ガイド軸72に平行にクランプ板33、35
方向に移動されることになる。
【0032】前記回動アーム82がさらに時計回りに回
動されるにしたがい、前記軸78は挿通する長孔83に
沿って、その一端から他端方向に移動され、この長孔8
3によってその移動が規制されるか、または前記ヒート
部材67が小束群8を挾持するクランプ板33、35に
テープ46を介して当接するとその移動が規制されるた
め、軸78に一端を回動自在に設けられる支持アーム7
7、軸78、支持ブロック69、支持部材88を介し
て、前記ガイド軸74は、前記ガイド軸72に直交する
方向かつ正面方向に移動されて、ヒート部材67をクラ
ンプ板33、35の挾持面に沿って移動させることにな
る。また前記ヒート部材67には小束群8を巻回するテ
ープ46を切断するためのカッタ89が設けられ、ヒー
ト部材67が巻回されたテープ46が2重となる前記ク
ランプ板33の部分を押圧し、熱によって接着させなが
らテープ46を切断する。
【0033】(7)大束昇降手段6 図2、図3に示すように前記ターンテーブル16の中央
位置には前記ギア26に摺動自在なラック軸110が設
けられ、該ラック軸110の下方にはピン111が設け
られる。該ピン111は機体1内底部のフレーム10に
固定されるモータ112が駆動されると、これに連動し
て回動する昇降アーム113の一端に形成される長孔1
14に挿通されており、前記モータ112が正逆回動す
ることによってラック軸110が昇降移動されることに
なる。
【0034】さらに、前記ラック軸110の上端部には
孔115が設けられるとともに、該孔115内には、付
勢部材116及び設定された範囲内で摺動可能となる昇
降テーブル117とが配設されているため、大束旋回手
段7に挾持される小束群8を載置するためモータ112
が駆動されて前記昇降テーブル117が小束群8の底面
高さ位置に移動されるとき、従来よりある固定された受
取手段では、流通券を結束した小束群8の底面が傾いて
いる場合があるため、小束群8の底面の高さ位置よりも
低い位置にでこれを受け取っており、大束旋回手段から
受け取るときには、大束が落とされることになるため、
安定性の悪い小束群8は倒れてしまう可能性があった。
しかしながら、本実施例では前記ラック軸110を前記
昇降テーブル117が小束群8の底面高さ位置より所定
量上方まで移動するよう設定されるとともに、該設定さ
れた位置まで上昇されても該小束群8を押し上げること
がないため、常に小束群8に当接し、安定した受取を行
うことができる。また、前記昇降テーブル117は、前
記テーブル手段2に設けられる凹部17a、17b内を
昇降可能な大きさで構成されるとともに、凹部17a、
17bを設けることによって昇降テーブル117の昇降
移動に要する空間を最小限に抑えることが可能となり、
これによって機体1全体のコンパクト化を図ることがで
きる。
【0035】(8)大束旋回手段7 図2、図3に示すように前記ターンテーブル16上方に
配置され、機体1のカバー体153内上方で図示しない
フレーム10に固定される支持部材90と支持部材91
の間にはガイド軸92が固定され、該ガイド軸92の両
端位置には図2に示す位置で待機状態にある摺動アーム
93、94が摺動自在に支持されている。また、支持部
材90の下方位置にはモータ95が固定され、該モータ
95の上部にはモータ95の駆動に連動するギア96が
設けれるとともに、支持部材91の底部に固定される支
持部材97にはギア98が設けられる。この2つのギア
96、98には、前記摺動アーム93、94の突起片9
9、100を固定するチェーン101が張り渡されてお
り、モータ95が正逆回転することによって前記摺動ア
ーム93、94は互いに遠ざかり又は近づく方向に移動
されるようになっている。
【0036】前記摺動アーム93、94の一端は前記ク
ランプ板32、33、35の上方近傍位置まで形成され
ており、クランプ板32、33の中心位置より所定位置
ずれた上方には、大束昇降手段6によって上昇された小
束群8の中心位置より多少ずれた位置でこれを挾持し、
該小束群8の自重によって旋回させるクランプ棒10
2、103が前記摺動アーム93、94に水平軸を中心
として回動自在に支持されている。前記クランプ棒10
2、103は、図2、図10に示すように摺動アーム9
3、94に固定される支持部材118と、該支持部材1
18に摺動自在な摺動軸104と、1方向のみを結束さ
れた小束群8に当接しこれを挾持する樹脂等によって形
成される摩擦部材105と、該摩擦部材105をターン
テーブル16の中心方向に付勢する付勢部材106とに
よって構成されている。また、前記クランプ棒103の
摺動軸104の前記摺動アーム94の外側位置にはピン
107が固定されるとともに、前記摺動アーム94のピ
ン107の近傍には、該ピン107に当接して摺動軸1
04を回動させる板カム108が設けられている。
【0037】つまり、前記摺動アーム93、94が、1
方向のみ結束され大束昇降手段6によって上昇された小
束群8を挾持するため移動され、前記クランプ棒10
2、103の摩擦部材105が小束群8に当接した後も
挾持方向に駆動されると、前記摺動軸104は摺動アー
ム94に対して図2より見て機体1外方向に移動され、
大束昇降手段6の昇降テーブル117が降下されるとと
もに小束群8が自重によって回転されることになる。仮
に途中で小束群8の回動が停止したとしても、ピン10
7はその移動とともに前記板カム108に設けられる切
欠部119に当接し、その形状に沿ってピン107が押
圧されて摺動軸104が回動されることになるため、挾
持される小束群8は確実にl(エル)の範囲、つまり9
0゜回転されることになる。さらに、摺動軸104に設
けられるピン107が図10(b)に示すhの範囲を移
動されると、図示しないセンサによって該摺動軸104
の一端を検知され、前記モータ95の駆動が停止され
る。なお、図2に示すように、前記摺動アーム93、9
4が互いに最も遠ざかる位置を待機位置とする。
【0038】また、図2、図3に示すように前記摺動ア
ーム93には、クランプ棒102とともに押印部材16
6が設けられており、該押印部材166は、前記止着手
段5によって該テープ46が切断されて熱接着されたカ
ット面あるいは非カット面のいずれかの面でかつ結束さ
れたテープ46が交差する位置のどちらでも押印可能と
する。なお、このようなカット面、非カット面は、例え
ば操作部154内に設けられる選択手段(図示略)によ
っていずれかを指定することができる。テープ46が交
差する位置に押印するときには、前記モータ95が動作
されて、前記クランプ棒102、103が、小束群8を
挾持する動作と同様の動作を行なうが、このとき、上述
したピン107が図10(b)に示すhの範囲に移動さ
れても、前記モータ95の駆動は停止されず、その後、
クランプ棒103の摺動軸104が、ピン107が板カ
ム108の切欠部119に規制されて、クランプ棒10
3全体がクランプ棒102側へ移動し、小束群8を介し
てクランプ棒102を機体側方(図2において左方向)
へ退避させ、小束群8のテープ46の交差部分を、押印
部材166へ当接させてテープ46に押印させることが
可能となる。
【0039】(9)紙葉類めくれ押え機構200,20
1 まず、クランプ板32に連動する紙葉類めくれ押え機構
200について、図11〜図13を参照して説明する。
図12に示すように、クランプ手段3の摺動ブロック2
3上には、クランプ32とともに支持部材26’が固定
され、また、この支持部材26’の側部には支持部材2
03が設けられ、更に、この支持部材203の挟持方向
側である内側には、支持部材204が固定されている。
【0040】また、この支持部材204には、図13に
示すように、前記摺動ブロック23を支持するガイド軸
22と直交する方向で、かつ水平な軸205が設けら
れ、この軸205には支持ブロック206が回動自在に
支持されている。支持ブロック206は、支持部材20
4に形成された凹部内に若干の遊びを持って収納され
て、全体としてほぼ水平に配置されたものであって、支
持部材203との間に設けられたばね材207により、
軸205を中心として図13中時計方向に付勢されてい
る。なお、ばね材207による支持ブロック206の軸
207を中心とした回動範囲は、前述した支持部材20
4との間に形成された間隙(遊び)の大きさにより決定
される。
【0041】また、前記支持ブロック206の先端部に
固定された軸208には、ローラ209が回転自在に設
けられ、更に、このローラ209には、小束群8の表面
を押えて表面の紙葉類のめくれを防止する押え板210
(後述する)が固定されている。また、前記支持ブロッ
ク206とローラ209との間には、図11に示すよう
に、該ローラ209とともに押え板210を図13中、
反時計方向に付勢するばね材211が設けられ、更に、
このばね材211によって付勢された押え板210は、
外力が加えられていない状態では、支持部材203に固
定された規制板212によって、反時計方向の回転が規
制されるようになっている。なお、この押え板210
は、規制板212によって回転が規制された状態で、垂
直となるような位置関係に配置される。また、前記押え
板210は、ターンテーブル16の回転方向前方側に位
置する小束群8の表面端部を押えるような配置とされて
いる。
【0042】一方、小束群8の長手側が水平状態で載置
される凹部17aの底面の一部には、図11〜図13に
示すように載置板213が設けられ、この載置板213
上には摩擦材214が設けられている。この摩擦材21
4は、ローラ209と接触して、該ローラ209が図1
3に示す矢印方向に押された場合(後述する)に、ばね
材211の付勢力に抗して、該ローラ209を図13中
時計方向に回転させ、これにより該ローラ209に設け
られた押え板210を転倒させるものである。また、前
記ローラ209は、前述したように、支持ブロック20
6に設けられたばね材207により図13中時計回りに
付勢されて、更に支持部材204によってその回動が所
定範囲内で規制されるようになっているが、このとき、
ローラ209の最下部の位置は、載置板213上の摩擦
材214の上面より若干下方に位置するように設定され
ている。従って、前記ローラ209が矢印方向に押され
た場合(後述する)には、該ローラ209が、摩擦材2
14に対して所定圧力で接触して、該摩擦材214によ
り回転させられるようになっている。
【0043】次に、クランプ板33に連動する紙葉類め
くれ押え機構201について、図11、図12、図14
を参照して説明する。図12に示すように、前記クラン
プ手段3の摺動ブロック24上には、固定部材215が
固定され、更に、この固定部材215にはクランプ板3
3とともに支持部材216が固定されている。また、こ
の支持部材216の下面には支持部材217が固定さ
れ、この支持部材217には、前記摺動ブロック24を
支持するガイド軸22と直交する方向で、かつ水平な軸
218が設けられ、更に、この軸218には支持ブロッ
ク219が回動自在に支持されている。
【0044】支持ブロック219は、支持部材217に
形成された凹部内に若干の遊びを持って収納されて、全
体としてほぼ水平に配置されたものであって、支持部材
216との間に設けられたばね材220により、軸21
8を中心として図12、図14中反時計方向に付勢され
ている。なお、このばね材220による支持ブロック2
19の軸218を中心とした回動範囲は、前述した支持
部材217との間に形成された間隙(遊び)の大きさに
より決定される。
【0045】また、前記支持ブロック219の先端部に
固定された軸221には、ローラ222が回転自在に設
けられ、更に、このローラ222には、小束群8の表面
を押えて表面の紙葉類のめくれを防止する押え板223
(後述する)が固定されている。また、図11に示すよ
うに、支持ブロック219とローラ222との間には、
図11に示すように、該ローラ222とともに押え板2
23を、軸221を中心として図14中時計方向に付勢
するばね材224が設けられ、更に、このばね材224
の付勢によって押え板223は、外力が加えられていな
い状態では、支持部材216によって時計方向の回転が
規制された状態で垂直となる位置関係に配置される。な
お、この押え板223は、ターンテーブル16の回転方
向前方側に位置する小束群8の表面端部を押えるように
配置されている。
【0046】一方、小束群8の長手側が水平状態で載置
される凹部17aの底面の一部には載置板225が設け
られ、この載置板225上には摩擦材226が設けられ
ている。この摩擦材226は、ローラ222が図14の
矢印方向に押されて、該ローラ222と接触した場合
(後述する)に、ばね材211の付勢力に抗して、該ロ
ーラ222を図14中時計方向に回転させ、これにより
該ローラ222に設けられた押え板223を転倒させる
ものである。なお、前記ローラ222は、前述したよう
に、支持部材216と支持ブロック219との間に設け
られたばね材220により、軸218を中心として図1
4中反時計回りに付勢されているが、このとき、ローラ
222の最下部の位置は、載置板225上の摩擦材22
6の上面より若干下方に位置するように設定されてい
る。従って、前記ローラ222が図14の矢印方向に押
された場合には、該ローラ222が、摩擦材226に対
して所定圧力で接触して、該摩擦材226により回転さ
せられるようになっている。
【0047】また、ローラ222は、支持ブロック21
9の軸221方向に摺動自在に設けられている。これ
は、結束される紙葉類の長手寸法の差に対応したもので
あり、クランプ板32、33、35が挟持方向に移動す
ることに伴って、小束揃え部材65が内側に移動された
場合に、この小束揃え部材65が、ローラ219を図1
1の矢印方向に押圧することによって、ローラ222
を、紙葉類の長さに対応した最適な押え位置にまで移動
することが可能となる。
【0048】そして、以上のように構成された紙葉類め
くれ押え機構200では、モータ29が駆動されて、摺
動ブロック23及び摺動ブロック25が互いに近接する
方向に移動された場合には、クランプ板32とクランプ
板33,35との近接動作とともに、押え板210・2
23が互いに近接する方向に移動する。これにより押え
板210・223が、小束群8の表面の端部付近に接触
して、該小束群8の最上面及び最下面を押え、後工程で
ある小束群8に対するテープ46の結束処理にて、該小
束群8の最上面及び最下面がめくれることが防止され
る。また、押え板210・223が互いに近接する方向
に移動される場合に、押え板210・223を固定する
ローラ209・222が、摩擦板210・223と接触
することにより回動し、これによりローラ209・22
2とともに押え板210・223が倒れる方向に回動さ
れることになるが、このとき、押え板210・223の
進行方向前方に小束群8が配置されている場合(すなわ
ち、小束群8がその長手方向を水平にした姿勢となって
いる場合(図15〜図16参照))には、倒れようとす
る押え板210・223が、前方の小束群8と接触する
ことにより先端部から起こされて、最終的に小束群8の
表面と接触した状態で直立状態に配置される。なお、こ
のように押え板210・223が、小束群8との接触に
より起された場合には、ローラ209・222が、摩擦
板210・223に対して摺動することになる。
【0049】一方、押え板210・223が互いに近接
する方向に移動して、押え板210・223を固定する
ローラ209・222が、摩擦板210・223と接触
することにより回動され、これによりローラ209・2
22とともに押え板210・223が倒れる方向に回動
された場合に、かつ、押え板210・223の進行方向
前方に小束群8が配置されていない場合(すなわち、小
束群8がその短手方向を水平にした姿勢となっている場
合(図17〜図18参照))には、押え板210・22
3が、倒れようとする動作を妨げるものは無く、よって
これら押え板210・223は、そのまま倒れることに
なる。以上の動作は、後述する動作にて再度説明する。
【0050】次に、この実施例の動作を図15〜図18
に基づいて説明する。 (a)(図15(a)参照) 人手によってシャッタ43を開放し、小束群8を凹部1
7aにセットした後、操作部154でスタート操作を行
うか又はシャッタ43閉じると、テーブル手段2の凹部
17a内に小束群8がセットされたことを有無検知手段
が検知するとともに、シャッタ43が閉鎖されたことを
閉鎖検知手段が検知すると制御部が結束動作を開始させ
る。
【0051】結束動作が開始されると、クランプ手段3
のモータ29が駆動されてクランプ板32、クランプ板
35が挾持方向に移動される。この時、前記クランプ板
35は、前記モータ29により駆動されないクランプ板
33を押圧するとともに、モータ56の駆動によりクラ
ンプ板33との間に繰り出されたテープ46の先端部近
傍を挟持しながら小束群8の挟持方向に移動される。ま
た、この時、クランプ板33は滑りクラッチ42によっ
てその移動に摩擦抵抗が掛けられているため、クランプ
板35に押圧された場合に、クランプ板35との間にテ
ープ46を挾持しながら、クランプ板35とともに小束
群8の挟持方向に移動することが可能となる。クランプ
板32、35が所定量移動されると(このとき小束群8
はクランプ板によって完全に挟持されていない)、クラ
ンプ板32、35の移動にともない小束揃え部材65が
凹部17a内に移動され、不揃いにセットされた小束群
8の端部を押圧してこれを揃え、この後揃えられた小束
群8はクランプ手段32、33、35に挾持されること
になる。
【0052】また、前述したようにモータ29が駆動さ
れて、摺動ブロック23及び摺動ブロック25が互いに
近接する方向に移動された場合には、クランプ板32と
クランプ板33,35との近接動作とともに、押え板2
10・223が互いに近接する方向に移動する。これに
より押え板210・223が、小束群8の表面の端部付
近に接触して、該小束群8の最上面及び最下面を押え
る。また、押え板210・223が互いに近接する方向
に移動される場合に、押え板210・223を固定する
ローラ209・222が、摩擦板210・223と接触
することにより回動し、これによりローラ209・22
2とともに押え板210・223が倒れる方向に回動さ
れることになるが、一方、押え板210・223の進行
方向前方には小束群8が配置されているので、倒れよう
とする押え板210・223が、小束群8と接触するこ
とで先端部から起こされて、最終的に小束群8の表面と
接触することにより直立状態に配置される(押え板21
0・223が小束群8と接触した状態の図は、図15
(b)以降を参照)。
【0053】(b)(図15(b)参照) クランプ板32、33、35が挾持方向に駆動されて所
定時間経過すると、テーブル手段2のモータ20が駆動
されてターンテーブル16が回転され、クランプ板3
3、35はテープ46の先端部を挟持したまま旋回され
て、小束群8の周りにテープ46が巻き付けられる。こ
の時テープ供給手段4の駆動ローラ47はテープ46の
繰出方向に回転されるが、該駆動ローラ47には、トル
クリミッタ58のトルクが掛けられているため、小束群
8を一回巻する場合にもテープ46には一定の張力が付
与されて、テープ46を所定の強さで小束群8に巻くこ
とができるとともに、回動されるターンテーブル16が
一回転(360゜)した後、停止されても、ターンテー
ブル16上のテープ46にたるみが生じることはない。
また、テープ46の先端をクランプ板33、35が挟
持した場合には、これらクランプ板33、35にそれぞ
れ設けられた凸部37と小孔38とが互いに嵌合するこ
とになるので、テープ46が所定の強さで引かれた場合
にも、これら凸部37と小孔38とによりテープ46の
引き抜きが規制され、結束不良となることを防ぐことが
できる。
【0054】また、ターンテーブル16が回転して、小
束群8の周囲にテープ46が巻回されたときに、回転方
向前方に位置する小束群8の表面端部は、押え板210
・223によって押えられているので、テープ46の巻
回時に小束群8の表面紙葉類がめくれることが防止され
る。
【0055】(c)(図16(c)参照) ターンテーブル16が一回転(360゜)されるとその
回転が停止され、所定の温度で熱せられたヒート部材6
7が、待機位置からクランプ板35方向に移動される。
そして、ヒート部材67の移動方向の前端面は、小束群
8を一回巻きしたテープ46の重なり部分をクランプ板
35側に押圧し、この後、テープ46の重なり面に沿っ
てクランプ板33方向に移動される。この時、上述した
駆動ローラ47にトルクが掛かることによって所定の強
さで張られているテープ46をヒート部材67に設けら
れるカッタ89が切断するとともに、ヒート部材67
は、クランプ板33の挟持面に沿って、二重に重なり合
うテープ46を押圧しながら熱によってテープ46とテ
ープ46とを接着させ、一方向の結束が完了する。
【0056】(d)(図16(d)参照) テープ46を熱接着した止着手段5のヒート部材67は
待機位置に移動されるとともに、切断後、結束されず残
ったテープ46は、テープ供給手段4のモータ56が駆
動され駆動ローラ47が取り込み方向に回動されて、該
テープ46の先端がターンテーブル16の外周位置にて
一時待機される。
【0057】次いで、小束群8とともにその周りをテー
プ46によって結束されたクランプ板32、33、35
は、大束昇降手段6のモータ112が駆動され、昇降テ
ーブル117を待機位置から上昇させて、小束群8を下
方より押し上げて所定高さ位置まで上昇させることによ
り、テープ46に結束された小束群8から引き抜かれ
る。この時、クランプ板33、35に設けられるテープ
滑り止め手段172の凸部37、小孔38によって結束
されたテープ46の先端部を引き抜き防止のため挾持し
たままの状態であり、この状態のまま引き抜かれるとテ
ープ46を破損すことになるため、クランプ手段3のモ
ータ29が小束群8を挾持する方向と逆方向かつテープ
46の先端を挾持する凸部37、小孔38が所定量離れ
る位置まで駆動される。さらにクランプ板35が逆方向
に駆動されても、内側のクランプ板33は滑りクラッチ
42による摩擦抵抗によってその移動が規制されれてい
るため、小束群8を挾持する位置を移動する事はなく、
クランプ板33とクランプ板35の間に所定の間隔を設
けることができる。
【0058】なお、クランプ板32もモータ112の挾
持する方向と逆方向に駆動されることになると、結束す
るテープ46を切断してしまうおそれがあるが、クラン
プ板32は付勢部材31によって挾持方向に付勢されて
いるため、摺動ブロック23が所定量移動されたとして
も該クランプ板32は移動されることはない。1方向を
結束された小束群8は挾持するクランプ板32、33、
35、及び押え板210・223から引き抜かれるとと
もに、昇降テーブル117は、大束旋回手段7のクラン
プ棒102、103が小束群8に結束されるテープ46
の所定位置を挾持可能とする位置まで上昇される。
【0059】(e)(図17(e)参照) 小束群8が大束旋回手段7によって挾持及び旋回される
位置まで上昇されると、クランプ手段3のクランプ板3
2、33、35及び押え板210・223は待機位置に
移動されるとともに、旋回手段7のクランプ棒102、
103は、モータ95が所定方向に駆動されることによ
って、小束群8の中心(重心)を外れた位置を挾持する
方向に移動される。クランプ棒102、103が小束群
8を挾持すると、大束昇降手段6の昇降テーブル117
が小束群8を載置していた位置からテーブル手段2の凹
部17bの底面であるスライドシャッタ120上位置ま
で降下されるとともに、小束群8は昇降テーブル117
の降下にともない自重により回転することになる。な
お、仮に小束群8の回動が途中で停止した場合にも、ク
ランプ棒103のピン107が板カム108の切欠部1
19に沿って移動されるため、確実に90゜回転される
ことになる。
【0060】クランプ棒103が小束群8を挾持すると
ともに、さらに同方向に移動され、クランプ棒103の
摺動軸104が所定量移動されると、図示しないセンサ
ーによって検知され、この後大束昇降手段6の昇降テー
ブル117がテーブル手段2の凹部17bの底面である
スライドシャッタ120上位置から小束群8を載置する
ため再び上昇される。昇降テーブル117が上昇される
位置は90゜回転された小束群8の底面の高さ位置より
も所定量高い位置まで上昇され、小束群8を受け取ると
きには常に小束群8に当接し安定した受取を行う。
【0061】(f)(図17(f)参照) 大束旋回手段7のクランプ棒102、103は小束群8
を挾持する方向と反対方向に移動して大束昇降手段6の
昇降テーブル117上に引き渡すとともに待機位置まで
移動される。また、昇降テーブル117は小束群8を載
置した状態でテーブル手段2の凹部17bの底面である
スライドシャッタ120上位置まで降下される間に、テ
ープ供給手段4の昇降可能なガイド部材53が、待機位
置からモータ60の駆動によってターンテーブル16上
に降下され、前記駆動ローラ47がモータ56の駆動と
ともに繰出方向に回動されると、テープ46の先端はガ
イド部材53にガイドされながら繰出方向に移動され、
待機位置にあるクランプ手段3のクランプ板33とクラ
ンプ板35との間に該テープ46が挿入されて、次の結
束動作に備えるとともに、テープ46が上記位置に繰り
出されるとガイド部材53は再び待機位置まで上昇され
る。昇降テーブル117が小束群8を載置しテーブル手
段2の凹部17bの底面であるスライドシャッタ120
上位置まで降下されると、小束群8は凹部17b内に降
下され、この位置にて、1方向のみ結束された小束群8
の短手方向に沿う方向が結束されることになる。
【0062】(g)(図18(g)参照) 上記位置にある小束群8は、上述した(a)、(b)、
(c)、(d)と同様の動作が行われ、テープ46が十
文字状に結束される。そして、このとき上記(a)で
は、モータ29が駆動されて、摺動ブロック23及び摺
動ブロック25が互いに近接する方向に移動された場合
には、クランプ板32とクランプ板33,35との近接
動作とともに、押え板210・223が互いに近接する
方向に移動することになるが、この移動時において、押
え板210・223を支持するローラ209・222
が、摩擦板210・223と接触することにより回動さ
れ、これによりローラ209・222とともに押え板2
10・223が倒れる方向に回動されることになる。そ
して、このとき、上述した(a)では、前方に小束群8
があってその転倒が規制されたが、この(g)の工程で
は、小束群8がその短手側を水平にして配置されている
ので、押え板210・223が、倒れようとする動作を
妨げるものは無く、よってこれら押え板210・223
は、図示の如くそのまま倒れることになる。
【0063】(h)(図18(h)参照) そして、上述した(a)、(b)、(c)、(d)と同
様の動作が行われ、テープ46が小束群8に十文字状に
結束され後に、結束された小束群8は、選択手段によっ
てカット面に押印するよう選択された場合には、テープ
46が交差する位置に押印がなされる。そして、この場
合には、小束群8を挾持するクランプ板32、33、3
5が昇降テーブル117の上昇とともに引き抜かれた
後、昇降テーブル117が小束群8を載置したまま一旦
待機位置まで降下される。そして、この後、テーブル手
段2のターンテーブル16が180゜回転され、上述す
るように昇降テーブル117が所定位置まで上昇された
後、摺動アーム93、94が挾持方向に駆動されて、押
印部材166が上述する場所(カット面でテープが交差
する位置)を押印する。
【0064】さらに、押印された後、摺動アーム93、
94は待機位置に移動されるとともに、昇降テーブル1
17は小束群8を載置したまま再びテーブル手段2の凹
部17bの底面であるスライドシャッタ120上位置ま
で降下され、クランプ手段3のクランプ板32、33、
35の位置がそのままの状態では結束開始時の位置とは
180゜反対であるため、さらにターンテーブル16が
180゜回転されることになる。ターンテーブル16が
180゜回転すると、押印された小束群8を載置する昇
降テーブル117は上昇され、人手によって結束された
小束群8が取り出し易い位置(昇降テーブル117の待
機位置)に移動される。また、選択手段によって結束さ
れた小束群8の非カット面に押印する場合には、テープ
46を十文字状に結束した後に、昇降テーブル117が
そのまま所定位置まで上昇され、その後に、摺動アーム
93、94が挾持する方向に移動されて押印部材166
が押印することになり、押印された小束群8を載置する
昇降テーブル117はその位置から待機位置に降下され
ることになる。
【0065】結束が終了した小束群8を載置する昇降テ
ーブル117が待機位置まで移動されると、テープ供給
手段4の昇降可能なガイド部材53が、再び待機位置か
らモータ60の駆動によってターンテーブル16上に降
下されるとともに、前記駆動ローラ47がモータ56の
駆動とともに繰出方向に回動され、再びテープ46の先
端を待機位置にあるクランプ手段3のクランプ板33と
クランプ板35との間に挿入し、次の結束動作に備える
とともに、ガイド部材53は再び待機位置まで上昇さ
れ、結束動作が完了する。
【0066】なお、上記実施例では、ターンテーブル1
6の回転方向前方側に位置する小束群8の表面端部を、
押え板210・223により押えるようにしたが、これ
に加えて、ターンテーブル16の回転方向後方側に位置
する小束群8の表面端部を押える押え板を更に設けても
良い。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明では、
クランプ手段のクランプ板が小束群を挟持した際に、紙
葉類めくれ押え機構により、テーブル手段の回転方向前
方側に位置する小束群の表面端部を押えるようにしたの
で、テーブル手段が回転して、該テーブル手段上の小束
群がテープ供給手段から供給されたテープにより巻回さ
れた場合に、小束群の表面端部の紙葉類が、巻回しよう
とするテープによりめくられることが防止され、これに
より大束の品質低下を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である紙葉類大束結束機の外観
斜視図である。
【図2】紙葉類大束結束機の要部の正面図である。
【図3】紙葉類大束結束機の要部の側面図である。
【図4】紙葉類大束結束機の要部の平面図である。
【図5】紙葉類大束結束機のクランプ手段及び小束群揃
え手段の平面図である。
【図6】紙葉類大束結束機の前扉を開放した状態の正面
図である。
【図7】紙葉類大束結束機のテープ供給手段の駆動ロー
ラ部分の縦断面図である。
【図8】紙葉類大束結束機のテープ供給手段のガイド部
材部分の縦断面図である。
【図9】紙葉類大束結束機の止着手段の側面図である。
【図10】(a)は紙葉類大束結束機のクランプ棒の拡
大側面図、(b)は紙葉類大束結束機のクランプ棒の板
カムの拡大展開図である。
【図11】紙葉類大束結束機の紙葉類押え機構200・
201付近を示す平面図である。
【図12】紙葉類大束結束機の紙葉類押え機構200・
201付近を示す正面図である。
【図13】紙葉類大束結束機の紙葉類押え機構200の
要部を示す正面図である。
【図14】紙葉類大束結束機の紙葉類押え機構201の
要部を示す正面図である。
【図15】紙葉類大束結束機の結束工程の各ステップを
示す動作説明図(a),(b)である。
【図16】紙葉類大束結束機の結束工程の各ステップを
示す動作説明図(c),(d)である。
【図17】紙葉類大束結束機の結束工程の各ステップを
示す動作説明図(e),(f)である。
【図18】紙葉類大束結束機の結束工程の各ステップを
示す動作説明図(g),(h)である。
【符号の説明】
1 紙葉類大束結束機 2 テーブル手段 3 クランプ手段 4 テープ供給手段 5 止着手段 6 大束昇降手段 7 大束旋回手段 67 ヒート部材 102 クランプ棒 103 クランプ棒 117 昇降テーブル 171 負荷手段 172 テープ滑り止め手段 200 紙葉類押え機構 201 紙葉類押え機構 210 押え板 223 押え板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−180114(JP,A) 特開 昭60−158022(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 13/00 - 13/34 B65B 27/00 - 27/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数の小束群をその長手方向を水平に
    した姿勢で一括して受け入れ可能でかつ回転自在なテー
    ブル手段と、 該テーブル手段側へテープを供給するテープ供給手段
    と、 該テープ供給手段より供給されるテープの始端とともに
    前記小束群を両側より挾持するクランプ板を有し、該ク
    ランプ板を前記テーブル手段とともに回転させることに
    より前記テープを小束群の周囲に巻き回すクランプ手段
    とを有し、 このクランプ手段により小束群の周囲に巻回されたテー
    プの重なり部分を接着することにより該小束群を結束す
    るようにした紙葉類大束結束機であって、 前記クランプ手段には、前記クランプ板と連動するよう
    に設けられて、該クランプ板が小束群を挟持した際に、
    前記テーブル手段の回転方向前方側に位置する小束群の
    表面端部を押える紙葉類めくれ押え機構が具備されてい
    ることを特徴とする紙葉類大束結束機。
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