JP3115657U - ダイヤモンドカッター - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のダイヤモンドカッターは、切断作業が進むうちに切屑によってチップの接合下部の円形基板の部分が削り取られ、いわゆる首下摩耗といわれる現象が発生する。このため、チップはまだ充分使用できるにもかかわらず、ダイヤモンドカッターが使いものにならなくなり、時には使用中にチップが外れるという問題があった。
【解決手段】 中心に取付孔4が形成された基板2と、該基板2の外周縁に間隙をおいて設けられて外周部が円形に形成された切削用チップ3と、を備えたダイヤモンドカッター1において、前記基板2の外周形状が直線、曲線又はこれらの組合せによって形成されていることを特徴とするダイヤモンドカッター1。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ダイヤモンドカッターに係り、特にブロック、レンガ、コンクリート及び、石材などの切断に用いるのに好適なダイヤモンドカッターに関するものである。
石材、コンクリート等の硬脆材料の切断に使用されるダイヤモンドカッター31は一般的に図7に示すように、中心に取付孔34が形成された円形基板32と、該円形基板32の外周縁に間隙をおいて設けられた全てが同寸法、同形状で形成されているダイヤモンド等よりなるチップ33と、を備えたダイヤモンドカッター31であり、前記チップ33を円形基板32に一体焼結、ろう付け或いは溶接にて接合したものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−212768号
この種のダイヤモンドカッターでは切断作業が進むうちに、切屑によって、特に図8に示すように、チップの接合下部の円形基板32の部分が削り取られ、いわゆる首下摩耗35といわれる現象が発生する。このため、チップ33はまだ充分使用できるにもかかわらず、ダイヤモンドカッターが使いものにならなくなり、時には使用中にチップが外れて、周囲のものに損傷を与えるおそれがあるという問題があった。
前記課題を解決するために、本考案は、中心に取付孔が形成された基板と、該基板の外周縁に間隙をおいて設けられて外周部が円形に形成された切削用チップと、を備えたダイヤモンドカッターにおいて、前記基板の外周形状が直線、曲線又はこれらの組合せによって形成されていることを特徴とするダイヤモンドカッターとしている。
本考案によれば、切削用チップの基板中心方向の長さが異なるように形成して基板の外周部に配置することにより、首下摩耗を防止すると共に、切削用チップが使い切れるまで寿命を延ばすことができる。また、従来品と比べて、切削用チップは基板との接着面積が大きくなるので、その分接合力が増加し、切削用チップが外れを起こすことがなくなる。また、このような構成とすることにより、切削用チップによる耐磨耗性により、基板の首下摩耗を防止することが可能となる。
以下、本考案の実施形態について図面に基づき説明する。なお、図示及び説明において、同一機能の部材については、理解を容易にするため同一符号で表示している。なお、本考案のダイヤモンドカッターは、切断や溝切りで用いられる直線切り用ダイヤモンドカッターの実施形態を示すものである。従って、基板は平面状であり、該基板の外周面に所定間隔で切削用チップが固着されている。
図1は、本考案の実施形態を示す正面図である。ダイヤモンドカッター1は、基板2と、該基板2の外周部に形成された切削用チップ3から構成されている。前記基板2は鋼製であり、この鋼製の基板2の中心部には取付孔4が形成されている。基板2は、一般的に冷間プレスで成形されており、外周は交互に位置する凸部21と凹部22を、直線23で結んだ多角形24に形成されている。また、凸部21近傍にはダイヤモンドカッター1回転時の騒音低減のための貫通孔5が設けられているが設けなくてもよい。なお、基板2の厚さは前記切削用チップ3の厚さよりも若干薄く形成している。切削用チップ3は、外周面だけでなく片側面又は両側面全体が切削に用いられる。この切削用チップ3は、前記基板2の多角形24に形成された外周部に所定間隔で固着されている。そして、切削用チップ3と切削用チップ3の間には、切削屑を逃がして切削性を向上させるための切削溝6が設けられている。この切削溝6を設けると切削時の側面抵抗を低減させる効果がある。
ダイヤモンドカッター1の製造は、一方の焼結金型(図示しない)の外周部の配置位置に所定形状に予め成形された切削用チップ3を形成する圧粉体を、所定間隔をおいて所定数配置した後、予め冷間プレス等(図示しない)で平板状に成型された鋼製の基板2を配置して、他方の焼結金型(図示しない)を被せるようにして配置する。
上記において、切削用チップ3は、ダイヤモンド砥粒と金属粉からなる圧粉体を焼結したダイヤモンドチップから構成されている。金属粉としては、コバルト,ニッケル,錫等の混合物を用いており、その配分比は、公知のもののほか、所定のものが用いられる。また、切削用チップ3は、ダイヤモンド又はCBN砥粒を金属粉末と混合したものでもよい。そして予め所定形状の圧粉体として形成したものを基板2に焼結して切削用チップ3としている。このダイヤモンドカッター1によれば、切削用チップ3と基板2との接合面積が大きいので、従来品と比べて接合力が向上する。さらに、切削用チップ3の両側面全体にもダイヤモンド砥粒が含まれているので、基板2の摩耗を防止するだけでなく、研削効果も生じ、より良好な切断面が得られる。
また、前記焼結金型に、所定時間の加圧、加温することによりダイヤモンドカッター1が一体焼結される。このように成形されたダイヤモンドカッター1は、焼結金型(図示しない)から外した状態で、基板2の外周面に所定間隔で形成された切削用チップ3が固着されている。
図2は、本考案の他の実施形態を示す正面図である。ダイヤモンドカッター1は、基板2と、該基板2の外周部に形成された切削用チップ3から構成されている。前記基板2は鋼製であり、この鋼製の基板2の中心部には取付孔4が形成されている。基板2は、一般的に冷間プレスで成形されており、外周は交互に位置する凸部21と凹部22を、それぞれ曲線25で結んだ略歯車形26に形成されている。なお、基板2の厚さは前記切削用チップ3の厚さよりも若干薄く形成している。切削用チップ3は、外周面及び両側面全体が切削に用いられる。この切削用チップ3は、前記基板2の略歯車形26に形成された外周部に所定間隔で固着されている。また、切削用チップ3と切削用チップ3との間には、切削屑を逃がして切削性を向上させるための切削溝6が設けられている。この切削溝6を設けると切削時の側面抵抗を低減させる効果がある。なお、基板2及び切削用チップ3の材質や製造については、前記段落(0008)〜(0010)と同様である。
図3は、本考案の他の実施形態を示す正面図である。ダイヤモンドカッター1は、基板2と、該基板2の外周部に形成された切削用チップ3から構成されている。前記基板2は鋼製であり、この鋼製の基板2の中心部には取付孔4が形成されている。基板2は、一般的に冷間プレスで成形されており、外周は交互に位置する凸部21と凹部22を、それぞれ曲線25で結んだ略歯車形26に形成されている。なお、基板2の厚さは前記切削用チップ3の厚さよりも若干薄く形成している。切削用チップ3は、外周面及び両側面全体が切削に用いられる。この切削用チップ3は、前記基板2の略歯車形26に形成されたの外周部に所定間隔で固着されている。また、切削用チップ3と切削用チップ3との間には、切削屑を逃がして切削性を向上させるための切削溝6が設けられている。この切削溝6を設けると切削時の側面抵抗を低減させる効果がある。更に、切削溝6の一部については切削溝6に代えて切溝7としている。この切溝7は設置位置の変更や設置個数の変更を、ダイヤモンドカッター1の形状や切削条件によって適宜行うことが可能である。なお、基板2及び切削用チップ3の材質や製造については、前記段落(0008)〜(0010)と同様である。
図4は、本考案の他の実施形態を示す正面図である。ダイヤモンドカッター1は、基板2と、該基板2の外周部に形成された切削用チップ3から構成されている。前記基板2は鋼製であり、この鋼製の基板2の中心部には取付孔4が形成されている。基板2は、一般的に冷間プレスで成形されており、外周は略歯車形26に形成されており、該歯車形26の頂点27近傍にはダイヤモンドカッター1回転時の騒音低減のための貫通孔5が設けられているが設けなくてもよい。なお、基板2の厚さは前記切削用チップ3の厚さよりも若干薄く形成している。切削用チップ3は、外周面及び両側面全体が切削に用いられる。この切削用チップ3は、前記基板2の略歯車形26に形成された外周部に所定間隔で固着されている。また、切削用チップ3と切削用チップ3の間には、切削屑を逃がして切削性を向上させるための切削溝6が設けられている。この切削溝6を設けると切削時の側面抵抗を低減させる効果がある。なお、基板2及び切削用チップ3の材質や製造については、前記段落(0008)〜(0010)と同様である。
図5は、本考案の他の実施形態を示す正面図である。ダイヤモンドカッター1は、基板2と、該基板2の外周部に形成された切削用チップ3から構成されている。前記基板2は鋼製であり、この鋼製の基板2の中心部には取付孔4が形成されている。基板2は、一般的に冷間プレスで成形されており、外周は略歯車形26に形成されている。なお、基板2の厚さは前記切削用チップ3の厚さよりも若干薄く形成している。切削用チップ3は、外周面及び両側面全体が切削に用いられる。この切削用チップ3は、前記基板2の略歯車形26に形成された外周部に所定間隔で固着されている。また、切削用チップ3と切削用チップ3の間には、切削屑を逃がして切削性を向上させるための切削溝6が設けられている。この切削溝6を設けると切削時の側面抵抗を低減させる効果がある。この切削溝6は位置を適宜変更したり個数を適宜変更することが可能である。更に、切削溝6の一部については切溝7としている。この切溝7は設置位置の変更や設置個数の変更を、ダイヤモンドカッター1の形状や切削条件によって適宜行うことが可能である。なお、基板2及び切削用チップ3の材質や製造については、前記段落(0008)〜(0010)と同様である。
図6は、本考案の他の実施形態を示す正面図である。ダイヤモンドカッター1は、基板2と、該基板2の外周部に形成された切削用チップ3から構成されている。前記基板2は鋼製であり、この鋼製の基板2の中心部には取付孔4が形成されている。基板2は、一般的に冷間プレスで成形されており、外周は8個の頂点27と、該頂点27を弧28で結んだ多角形に形成されている。なお、基板2の厚さは前記切削用チップ3の厚さよりも若干薄く形成している。切削用チップ3は、外周面及び両側面全体が切削に用いられる。この切削用チップ3は、前記基板2の多角形24に形成された外周部に所定間隔で固着されている。また、切削用チップ3と切削用チップ3の間には、切削屑を逃がして切削性を向上させるための切削溝6が設けられている。この切削溝6を設けると切削時の側面抵抗を低減させる効果がある。なお、基板2及び切削用チップ3の材質や製造については、前記段落(0008)〜(0010)と同様である。
本考案は、以上のように構成されているので、ブロック、レンガ、コンクリート、建築石材、大理石、御影石などの切断に用いるのに好適である。
本考案の実施形態を示す正面図である。 本考案の他の実施形態を示す正面図である。 本考案の他の実施形態を示す正面図である。 本考案の他の実施形態を示す正面図である。 本考案の他の実施形態を示す正面図である。 本考案の他の実施形態を示す正面図である。 従来のダイヤモンドカッターの正面図である。 従来のダイヤモンドカッターの首下摩耗状態を示す要部断面である。
符号の説明
1 ダイヤモンドカッター
2 基板
3 切削用チップ
4 取付孔
5 貫通孔
6 切削溝
7 切溝
21 凸部
22 凹部
23 直線
24 多角形
25 曲線
26 略歯車形
27 頂点
28 弧
31 ダイヤモンドカッター
32 円形基板
33 チップ
34 取付孔
35 首下磨耗

Claims (1)

  1. 中心に取付孔が形成された基板と、該基板の外周縁に間隙をおいて設けられて外周部が円形に形成された切削用チップと、を備えたダイヤモンドカッターにおいて、前記基板の外周形状が直線、曲線又はこれらの組み合わせによって形成されていることを特徴とするダイヤモンドカッター。
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