JP4724185B2 - ダイアモンド工具 - Google Patents

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Description

本発明は、石材、煉瓦、コンクリート、アスファルトのような脆性のある被削材を切断したり穿孔するときに用いられるダイアモンド工具に関するもので、より詳しくは、切削速度を高め微細な粉塵を減らすことが出来るダイアモンド工具に関する。
本発明は大韓民国特許出願第2001−60680号及び第2003−55532号に提示されているダイアモンド工具に関連する。
人造ダイアモンドは1950年代に発明されたもので、地球上に存在する物質の中で最も硬度の高い物質として知られており、このような特性により切削、研削工具などに用いられることになった。
特に、上記人造ダイアモンド(以下、“ダイアモンド”と称する)は、花崗岩、大理石などの石材を切削、研削する石材加工分野及びコンクリート構造物を切削、研削する建設分野で広く用いられてきた。
通常、ダイアモンド工具は、ダイアモンド粒子が分布している切削チップと該切削チップが固定されている金属ボディ(Core)で構成される。
図1には、セグメントタイプのダイアモンド工具の一例が示されている。図1に示された通り、セグメントタイプのダイアモンド工具1はディスク状の金属ボディ2に固定されている複数の切削チップ11,12を含み、各々の切削チップ11,12にはダイアモンド粒子5がランダムに分布している。
ダイアモンド工具を用いて被削材を切削する場合、各々の切削チップに分布しているダイアモンド粒子の各々が切削を行うことになる。
しかし、本発明者の研究及び実験結果によると、図1のように、ダイアモンド粒子が切削チップにランダムに分布している場合には、ダイアモンド粒子の切削効率が落ちるということが確認できた。
これはダイアモンド粒子がランダムに分布している切削チップのみ含むダイアモンド工具は、次のような非効率が発生するためである。一つは先行の切削チップに分布されたダイアモンド粒子により形成された切削溝同士の間隔がダイアモンド粒子の大きさより非常に大きいため、後行の切削チップが通った後も切削溝と切削溝との間に空間があって被削材が完全に除去されない場合があり、さらに他の場合は後行の切削チップに分布されたダイアモンド粒子が先行の切削チップが作った切削溝にそのまま通ってしまい結局何もしなくなる場合である。
一方、上記ダイアモンド粒子がランダムに分布している切削チップを製造する方法としては、ダイアモンド粒子を他の金属粉末と混合して焼結する粉末冶金方法が広く用いられている。
上記のように粉末冶金法により切削チップを製造する場合には、微細なダイアモンド粒子と他の金属粉末を混合、成形、焼結する過程で粒子の大きさ、比重の差などでダイアモンド粒子が金属結合剤の間に均一に分布できないため、図1に示された通り、多すぎる粒子が分布している切削面3を提供したり、または少なすぎる粒子が分布している切削面4を提供することにより偏析の問題が発生することになる。
上記のようにダイアモンド粒子が偏析されて分布する場合には、工具の切削性能がさらに落ちるだけでなく、工具の寿命が低下するという問題点がある。
本発明者は上記の従来技術の問題点を解決するため研究及び実験を行い、その結果に基づいてダイアモンド工具を構成する切削チップにダイアモンド粒子を適切に配列することにより、優れた切削性能を有するだけでなく切削作業時発生する微細粉塵を減らすことが出来るダイアモンド工具を発明し、この発明したダイアモンド工具は大韓民国特許出願第2001−60680号及び第2003−55532号で特許出願された。
本発明は大韓民国特許出願第2001−60680号及び第2003−55532号に関連するもので、ダイアモンド工具を構成する切削チップにダイアモンド粒子を適切に配列することにより、さらに優れた切削性能を有するだけでなく、切削作業時に発生する微細粉塵を減らすことが出来るダイアモンド工具を提供することにその目的がある。
以下、本発明について説明する。
本発明は、ダイアモンド粒子が単層または多層の板状に分布している複数の切削チップを含み、上記ダイアモンド粒子層は被削材の切削時に後行のダイアモンド層により被削材に形成される切削溝が先行のダイアモンド層により被削材に形成された切削溝の間に形成されるよう配列されるダイアモンド工具であって、
各々の切削チップを2つ以上の領域に区分して切削方向からみて前方部にはn層のダイアモンド粒子層が配列され、後方部にはn’層のダイアモンド粒子層が配列され(この際n’≦n)、そして上記前方部の各々のダイアモンド粒子層は上記後方部のダイアモンド粒子層の間に置かれるよう配列され、
上記前方部のダイアモンド粒子層が上記後方部のダイアモンド粒子層の間に置かれるようにする配列が切削方向からみた側面部に陰刻を与えることによってなり、かつ上記切削チップは平均集中度より高い高集中度領域と平均集中度より低い低集中度領域を含み、上記切削チップの前方部及び後方部の少なくとも一つの部分に少なくとも一つ以上の低集中度領域を含むことを特徴とするダイアモンド工具に関する。
本発明は一つの切削チップに陰刻を与えることにより、前方部に位置したダイアモンド粒子層が後方部に位置したダイアモンド粒子層の間に置かれるよう配列して、切削作業時に前方部に形成されたダイアモンド粒子層により被削材に形成された切削溝の隣接した所に後方部に位置したダイアモンド粒子層が切削溝を形成するようにしてシャベリング効果をより向上させ、ダイアモンド工具の切削能力を向上させる効果がある。
また、前方部及び後方部に各々高集中度領域と低集中度領域を形成することにより、切削作業時に各々のダイアモンド粒子が同じ力を受けて作業するようにする効果がある。
さらに、本発明は上記の効果に加えて、被削材の切削時にダイアモンド粒子が切削チップの切削面に一定間隔を置いて突出するようにすることにより、シャベリング効果をより極大化させ切削性がより向上すると同時に、微細粉塵の発生量を最小化できるダイアモンド工具を提供する効果がある。
以下、本発明について詳しく説明する。
本発明は、切削作業の過程で被削材と接する切削面にダイアモンドを適切に配列して、各々のダイアモンド粒子一つ一つが最も効用性良く使われるようにするダイアモンド工具に関する。
本発明は、ダイアモンド粒子が単層または多層の板状に分布している複数の切削チップを含み、上記ダイアモンド粒子層は被削材の切削時に後行のダイアモンド層により被削材に形成される切削溝が先行のダイアモンド層により被削材に形成された切削溝の間に形成されるよう配列されるダイアモンド工具に好ましく適用される。
本発明のダイアモンド工具は、各々の切削チップを2つ以上の領域に区分して、切削方向からみて前方部にはn層のダイアモンド粒子層が配列され、後方部にはn’層のダイアモンド粒子層が配列され(この際n’≦n)、かつ上記前方部の各々のダイアモンド粒子層は上記後方部のダイアモンド粒子層の間に置かれるよう配列され、
上記前方部のダイアモンド粒子層が上記後方部のダイアモンド粒子層の間に置かれるようにする配列が切削方向からみた側面部に陰刻を与えることによってなり、そして上記切削チップは平均集中度より高い高集中度領域と平均集中度より低い低集中度領域を含み、上記切削チップの前方部及び後方部のうち少なくとも一つの部分に少なくとも一つ以上の低集中度領域を含む。
上記切削チップの一側面または両側面に陰刻が形成されることが好ましい。上記陰刻は上記各々の側面に一つまたは2つ形成されることが好ましい。上記低集中度領域は切削方向と垂直な方向に水平に形成されるかまたは傾斜して形成されることがある。
上記高集中度領域が上記切削チップの前方部及び後方部にわたって形成されることもある。
また、上記切削チップの少なくとも一つの側面部に位置するダイアモンド粒子層のダイアモンド粒子は一定間隔を置いて配列されることが出来る。
以下、本発明を図面により詳しく説明する。
図2には、切削チップを2つの領域に区分して切削方向からみて前方部には3層のダイアモンド粒子層が配列され、後方部には2層のダイアモンド粒子層が配列されている切削チップ141が示されている。
図2に示された通り、上記後方部の各々のダイアモンド粒子層141d,141eは、前方部のダイアモンド粒子層141a,141b,141cの間に置かれるよう配列される。
図3には、切削方向からみて前方部211と後方部212の両側に各々交代に陰刻が形成されている切削チップ21が示されている。図3に示された通り、切削チップ21の前方部211に3層のダイアモンド粒子層211a,211b,211cが配列され、後方部212にも3層のダイアモンド粒子層212a,212b,212cが配列され、そして前方部211の3層のダイアモンド粒子層211a,211b,211cの各々は後方部212の3層のダイアモンド粒子層212a,212b,212cの間に置かれるよう配列される。
また、図4には、切削チップの両側面(切削方向からみて側面)に交代に陰刻を与えるが、陰刻を有した部分が複数繰り返されるようにしてダイアモンド粒子層が交代に配列される区間が2つ以上(複数)になるようにした切削チップ22が示されている。
図4に示された通り、切削チップ22の前方部221の前面部2211と後面部2212に3層のダイアモンド粒子層221a,221b,221c及び221d,221e,221fが配列され、後方部222の前面部2221と後面部2222にも3層のダイアモンド粒子層221g,221h,221i及び221j,221k,221lが配列され、3層のダイアモンド粒子層221a,221b,221c及び221g,221h,221i各々は3層のダイアモンド粒子層221d,221e,221f及び221j,221k,221lの間に置かれるよう配列される。
図5及び図6は、ダイアモンド粒子が側面と接するよう配列されている切削チップの例を示したものである。
上記陰刻が与えられる部分の深さと長さ及び数は、切削チップの大きさ、ダイアモンドの集中度、及びダイアモンドの粒子の大きさによって適切に変わることが出来る。
上記の切削チップにおいて前面部及び後面部の区間の長さが長い場合、或いはダイアモンド粒子層の集中度が高い場合、その区間にあるダイアモンド粒子が各々役目を果たすことが出来なくなる場合がある。
即ち、切削作業中図3のダイアモンド粒子層212a,212b,212cから切削方向の前側に位置しているダイアモンド粒子2121〜2123は、後側に位置したダイアモンド粒子2124〜2126に比べて大きい力を受け、前側に位置したダイアモンド粒子2121〜2123は割れたり取れてしまう一方で、後側に位置したダイアモンド粒子2124〜2126は相対的に少ない力を受けるためポリシング化する恐れがある。
本発明に符合する好ましい切削チップの例が図7ないし図14に提示されている。
図7に示された通り、本発明では上記の問題点を改善するため、切削チップ80が平均集中度より高い高集中度領域801a,802aと平均集中度より低い低集中度領域801b,802bを含むようにし、かつ切削チップ80の前方部801及び後方部802のうち少なくとも一つの部分に少なくとも一つ以上の低集中度領域801b,802bを有するよう切削チップを形成する。
切削チップ80の両側面の各々に一つの陰刻80ld,80rdが形成されている。
低集中度領域801b,802bは、切削方向と垂直な方向に水平に形成されている。
図8には、図7のように高集中度領域と低集中度領域を含み、各々の側面に2つの陰刻が形成されている切削チップが提示されている。
図9には、高集中度領域813cと低集中度領域811b,812bを含んでいるが、高集中度領域813cが切削チップの前方部811及び後方部812にわたって形成され、かつ両側面の各々に一つの陰刻81ld,81rdが形成されている切削チップ81が提示されている。
低集中度領域811b,812bは切削方向と垂直な方向に水平に形成されている。
図10には図9のように高集中度領域と低集中度領域を含み、各々の側面に2つの陰刻が形成されている切削チップが提示されている。
図11には高集中度領域843cと低集中度領域841b,842bを含み、高集中度領域843cが切削チップの前方部841及び後方部842にわたって形成され、両側面の各々に一つの陰刻84ld,84rdが形成され、かつ低集中度領域が切削方向と垂直な方向に傾斜して形成されている切削チップ84が提示されている。
図12には図11のように高集中度領域と低集中度領域を含み、各々の側面に2つの陰刻が形成されている切削チップが提示されている。
図13には、前方部821及び後方部822に高集中度領域821a,822aと低集中度領域821b,822bを含み、上記切削チップの少なくとも一つの側面部に位置するダイアモンド粒子層8211のダイアモンド粒子8211aが一定間隔を置いて配列され、かつ両側面の各々に一つの陰刻が形成されている切削チップ82が提示されている。
図14には、図13のように上記切削チップの少なくとも一つの側面部に位置するダイアモンド粒子層8311のダイアモンド粒子8311aが一定間隔を置いて配列され、かつ両側面の各々に一つの陰刻が形成されるが、前方部831及び後方部832に低集中度領域831b,832bを含み、高集中度領域833cが上記切削チップの前方部831及び後方部832にわたって形成されている切削チップ83が提示されている。
上記の図7ないし図14に提示されている切削チップにおいて低集中度領域にはダイアモンド粒子を存在させないことも出来る。
本発明は、上記のようにダイアモンド粒子が配置されたダイアモンド工具において、シャベリング効果をより極大化させるため、被削材の切削時にダイアモンド粒子が切削チップの切削面に一定間隔を置いて突出するよう、切削方向に平行し切削面に垂直であるよう切断された断面上で、この断面の上部頂点を連結する線または下部頂点を連結する線と一定傾斜角度(以下、“傾斜角”ともする)に傾斜してダイアモンド粒子が配列されるようにすることが好ましいが、これについて詳しく説明する。
本発明に符合するダイアモンド工具を製造する方法としては、ダイアモンド粒子を他の金属粉末と混合して焼結する粉末冶金方法が挙げられる。
上記粉末冶金方法を用いて切削チップを製造するため、金属粉末を成形する際に、切削チップの内部にダイアモンドを板状に配列することになるが、この際ダイアモンドの配列状態の例が図15に示されている。
図15に示された通り、ダイアモンドを配列する基本単位は、正方形状になることもでき(図15(a))、正三角形状になることもでき(図15(b))、かつニ等辺三角形状になることも出来る(図15(c))。
勿論、ダイアモンドを配列する基本単位は上記の形状に限定されるものではない。
図15(a)のように基本単位が正方形状のダイアモンド粒子を配列する場合には、切削チップ内のダイアモンド粒子の配列は図16のように表すことが出来る。
即ち、図16に示されている配列状態は図17での切削チップをA−A線に沿って切断したものである。
本発明で用いられる“切削方向に平行し切削面に垂直であるよう切断した面”は、図17のように切削チップをA−A線に沿って切断して得られた断面を意味する。
図17において符号91は切削面を表す。
図16において、切削が行われる切削チップ90の切削面91でダイアモンド粒子の状態を観察すると、初期には中央部分のダイアモンド粒子911bが切削に参加し、このダイアモンド粒子911bが全て脱落すると両側面部のダイアモンド粒子911a,911cが切削に参加するようになる。
切削作業中にこのような過程が繰り返してあらわれるが、このようになると切削チップの切削面の全領域にダイアモンドが均等に突出されず、一部分に集中してしまうため、シャベリング効果を100%期待できない。
従って、ダイアモンドを配列するとき、一定の傾斜角を与えダイアモンド粒子を配列することが効果的である。
図18には、正方形を基本単位にした傾斜角によるダイアモンド粒子の配列状態が示されている。
図18に示された通り、図18(b)〜(f)の配列が図18(a)の場合より切削面上でのダイアモンド粒子間の適当な間隔(S)を維持していることが分かる。
一般的に、ダイアモンドソーブレードの場合、切削作業中の切削面のダイアモンドの状態は、図19のようにエマージングクリスタル(emerging crystal)23、ホールクリスタル(whole crystal)24、フラクチャークリスタル(fractured crystal)25、プル−アウトホール(pull−out hole)26などの様々な形状であらわれる。
ダイアモンド工具関連の論文によると、ホールクリスタル:フラクチャークリスタル:プル−アウトホールの比率が4:4:2の場合が最も効率的な切削作業をすると報告されている。
従って、切削チップのダイアモンド粒子を好ましくは一定の傾斜角、より好ましくは5°以上の傾斜角を与えて配列することが切削チップの切削面にホールクリスタル、フラクチャークリスタル、プル−アウトホールの適切な組合せを成すことができ、切削作業により効果的であると言える。
図18で正方形を基本単位としたダイアモンド粒子配列では、傾斜角45°を基準に配列の対称を成す。
即ち、図20の(a)と(b)、(c)と(d)が各々対称を成す。
図15の(b)及び(c)のように正三角形及びニ等辺三角形を基本単位とした場合は、傾斜角30°及び90°を基準に各々対称を成す。
図21と図22に各々正三角形及びニ等辺三角形を基本単位とした場合に対する傾斜角による配列状態と対称関係が示されている。
図16において、上記の通りダイアモンド粒子間の間隔が狭くて同じ突出の高さを有することになる場合は、切断作業時に切断面でダイアモンド粒子間の間隔が狭い領域が部分的にあらわれるため、シャベリング効果が100%起きることが出来ず、さらに優れた切削性を期待できない。
実際、切削チップの切削面は有限半径を有しているため、ダイアモンド粒子が直線に配列される場合、切削チップの端部分はある程度の傾斜では図23のE部分のように切削面でダイアモンド粒子が稠密に配列されることが出来る。
図24には一つの切削チップとスチールコアが結合されているダイアモンド工具の一部が図示されている。図24には、切削チップ460の切削面462で該切削面462の中心と切削チップの端点を繋いだ直線463がその切削面上にあるとき、この直線463と切削面462の中心からスチールコア(steel core)461の中心までの直線464が成す角αが示されている。
実際に切削に参加するダイアモンド粒子は、切削面462に掛かることになるため、角αが図25のように定義される角aまたは角bと同じでないようにすることが好ましい。
即ち、上記αはスチールコア461の外径寸法、切削チップ460の長さなどによって異なることがあるため、ダイアモンド配列時の傾斜角はαがaまたはbと同じでない範囲内で設定することが好ましい。
図23は角αが角aまたは角bと同一になる場合で、このような場合には図23に示された通り、切削面でダイアモンド間の間隔が狭くなり局部的な領域(E)でのみダイアモンド粒子が突出されシャベリング効果を100%奏することが出来ない。
このように、本発明ではシャベリング効果をより向上させるため、切削方向に平行し切削面に垂直であるよう切断された断面上において、この断面の上部頂点を連結する線または下部頂点を連結する線と一定の傾斜角度に傾斜するよう、言い換えると、図24で定義される角αが図25のように定義される角aまたは角bと同じでないようダイアモンド粒子が配列されなければならない。
上記のようにダイアモンド粒子を配列することにより、被削材の切削時にダイアモンド粒子が一定間隔を置いて切削面上に常に露出していることになり、シャベリング効果をより向上させ、結果的に切削効果をより向上させることが出来る。
本発明でも上記の技術思想が適用されることが出来る。
図26には本発明に符合する切削チップを図17のように切断した場合、切削チップ内でのダイアモンド粒子の配列の例が提示されている。図26に示された通り、切削面の前方部及び後方部に各々高集中度領域と低集中度領域を形成する好ましい方法としては、図18に示された通り、ダイアモンド粒子を一定傾斜角を与えて配列した後、高集中度領域のダイアモンド粒子を除いた低集中度領域のダイアモンド粒子を除去する方法が挙げられる。
この際、切削チップに配列されるダイアモンド粒子の数を同一にする場合は、高集中度領域のダイアモンド粒子間の間隔がさらに狭くなることもある。
このように、本発明では図26に示された通り、切削方向に平行し切削面に垂直であるよう切断された断面上において、この断面の上部頂点を連結する線または下部頂点を連結する線と一定の傾斜角度に傾斜するようダイアモンド粒子を配列して、被削材の切削時にダイアモンド粒子が切削チップの切削面に一定間隔を置いて突出するようにすることが好ましい。
図26には、基本単位が四角形であるダイアモンド粒子の配列の例が提示されているが、本発明はこれに限定されず、正三角形及びニ等辺三角形などを基本単位とするダイアモンド粒子の配列も勿論可能である。
また、本発明は複数の切削チップからなっているコアビットにも適用することが出来る。
本発明では、ダイアモンド粒子がランダムに配列された切削チップを一部配置して工具を製造することも出来る。
この場合には、切削効率が従来の工具に比べては優れるものの、ダイアモンド粒子がランダムに配列された切削チップを配置しない工具に比べては切削効率がやや落ちることになる。
また、本発明では切削チップの早期摩耗を防ぐため、耐摩耗性の高いフィラーを選んで切削チップに適切な形態で分布させることが出来る。
本発明によって工具の寿命をさらに伸ばすため、金属結合剤にフィラー(硬度の高い研磨材)を添加して金属結合剤の耐摩耗性を増加させることが好ましい。
この際に用いられるフィラーとしては、SiC、WC、BN、Al、ダイアモンドなどのような耐磨耗性のある粒子があり、単独または2種以上を複合して使用することが出来る。
フィラーとして使用される材料は、切削チップの摩耗を防ぐため添加されたものであるため、フィラーとしてダイアモンドを使用する場合、フィラーとして添加されたダイアモンドの集中度は切削を目的に入ったダイアモンドの集中度より低い集中度を有すべきである。
フィラーとして添加されたダイアモンドは、切削を目的に入ったダイアモンドの集中度の10−60%程度の低い集中度を有することが好ましい。
上記フィラーは切削チップの側面部(周縁部)に分布させることが好ましい。
本発明のダイアモンド工具を製造する方法の一例は次のようである。
スプレー式接着剤を切削チップの形状に切った金属網の上に塗布し、その上に一定間隔にレーザー加工により打孔された金属ジグを載せて微細なダイアモンド粒子を撒く。この際、一つの孔にダイアモンド粒子が一つずつ入るようにする。金属ジグを分離すると金属網の上にダイアモンド粒子が一定に配列された金属網が得られる。これを金属結合剤と共に冷間成形し焼結して切削チップを製造する。
この際、一つの切削チップを2つ以上の領域に区分して製作する場合には、成形或いは焼結時に陽刻を有する上下モールドを用いて製作できるが、焼結を通した方法がより好ましい。この方法はダイアモンド工具業界で広く使われている方法である。
上記の本発明のダイアモンド工具の製造方法は一つの好ましい例に過ぎず、特に限定されるものではない。
以下、本発明に符合するダイアモンド工具を用いて被削材を切削する時の切削メカニズムについて説明する。
図7に示された通り、切削チップ80に陰刻を与えることにより、前方部801に位置したダイアモンド粒子層が後方部802に位置したダイアモンド粒子層の間に置かれるよう配列して、切削作業時に前方部に形成されたダイアモンド粒子層によって、被削材に形成された切削溝の隣接した所に後方部に位置したダイアモンド粒子層が切削溝を形成するようにしてシャベリング効果をより向上させ、ダイアモンド工具の切削能力を向上させる効果をもたらす。被削材を大粒に切削することができて切削作業時に発生する微細粉塵も最小化することが出来る。
また、前方部及び後方部に各々高集中度領域と低集中度領域を形成することにより、切削作業時に各々のダイアモンド粒子が同じ力を受けて働けるようにするだけでなく、図24で定義される角αが図25のように定義される角aまたはbと同じでないようダイアモンド粒子を配列することにより、被削材の切削時にダイアモンド粒子が一定間隔を置いて切削面上に常に露出していることになり、シャベリング効果をさらに向上させ結果的に切削効果をより向上させることが可能になる。
以下、実施例を通して本発明をさらに具体的に説明する。
下記の表1の条件で、図5のように、内部に3層のダイアモンドを規則配列し、外部(側面部)には内部に挿入されたダイアモンドと同じ種類と大きさのダイアモンドをフィラーに挿入した切削チップの両側に交代に陰刻を与えて配列したソーブレード(比較例)、図7のように本発明によって高集中度領域と低集中度領域(ダイアモンド粒子が存在しない)を有する切削チップで製作したソーブレード(発明例)、及びダイアモンド粒子を規則配列せずランダムに混合してダイアモンド粒子を分布したソーブレード(従来例)を製作した後、切削試験を行って切削性能と寿命性能を調べ、その結果を下記の表1に表した。
比較例及び発明例において、切削面と垂直に規則配列されたダイアモンド層の傾斜角は25°にした。
この際、切削チップのダイアモンド層の厚さはダイアモンドの平均粒子の大きさである0.4mmで、ダイアモンド層間の間隔は0.3mmになるよう配列した。
この際、使用した金属結合剤としてはCo−Fe−Ni系合金を使用し、ダイアモンドは米国GE社のMBS 955を使用し、焼結はホットプレス(Hot press)方式で焼結温度860℃、焼結時間5分の条件で行った。
上記方法で製造したセグメントをレーザー溶接で14インチのコアに付着して切入35mmでコンクリートの切削試験を行った。
この際に使用した機械はEDCO(社)のエンジン駆動型切削試験機で、5.5HPである。
切削チップの側面には摩耗防止のため内部に規則配列したダイアモンドと同じダイアモンドを使用し、内部に入ったダイアモンドの集中度より30%低い集中度のダイアモンドをフィラーとして添加した。
Figure 0004724185
上記表1に示された通り、本発明に符合する発明例の方が比較例及び従来方法によって製作した従来例に比べて切上性能及び寿命性能において優れることが分かる。
切削チップの切削面にダイアモンド粒子がランダムに分布した従来のダイアモンド工具の一例図である。 ダイアモンド工具の切削チップの一例図である。 ダイアモンド工具において陰刻が与えられた切削チップの一例図である。 ダイアモンド工具において陰刻が与えられた切削チップの他の一例図である。 ダイアモンド工具において陰刻が与えられた切削チップのさらに他の一例図である。 ダイアモンド工具において陰刻が与えられた切削チップのさらに他の一例図である。 本発明によってダイアモンド粒子が配列され陰刻が与えられた切削チップの一例図である。 本発明によってダイアモンド粒子が配列され陰刻が与えられた切削チップの他の一例図である。 本発明によってダイアモンド粒子が配列され陰刻が与えられた切削チップのさらに他の一例図である。 本発明によってダイアモンド粒子が配列され陰刻が与えられた切削チップのさらに他の一例図である。 本発明によってダイアモンド粒子が配列され陰刻が与えられた切削チップのさらに他の一例図である。 本発明によってダイアモンド粒子が配列され陰刻が与えられた切削チップのさらに他の一例図である。 本発明によってダイアモンド粒子が配列され陰刻が与えられた切削チップのさらに他の一例図である。 本発明によってダイアモンド粒子が配列され陰刻が与えられた切削チップのさらに他の一例図である。 ダイアモンド工具用切削チップの切削面に垂直であるよう切断した面でのダイアモンド配列の例を示した概略図で、(a)は基本単位が正方形状で配列されるダイアモンド粒子の配列例を表し、(b)は基本単位が正三角形状で配列されるダイアモンド粒子の配列例を表し、(c)は基本単位がニ等辺三角形状に配列されるダイアモンド粒子の配列例を表す。 図15(a)のように基本単位が正方形状のダイアモンド粒子の配列の一例を示した概略図である。 ダイアモンド工具用切削チップの切削面に垂直であるよう切断された面でのダイアモンド粒子の配列を示した一例図である。 基本単位が正方形状のダイアモンド粒子の配列が傾斜するようになっているダイアモンド粒子配列の例を示した概略図である。 ダイアモンド工具用切削チップの切削面に配列されたダイアモンド粒子が切削作業時切削面で露出された状態を表した切削チップの切削面の一例図である。 基本単位が正方形状のダイアモンド粒子配列の傾斜角が5 °及び25°であるダイアモンド粒子の配列の対称関係を示した概略図である。 基本単位が正三角形状のダイアモンド粒子の配列が傾斜するようになっているダイアモンド粒子配列の例を示した概略図である。 基本単位がニ等辺三角形状のダイアモンド粒子配列が傾斜するようになっているダイアモンド粒子の配列の例を示した概略図である。 ダイアモンド粒子が直線に配列される場合、傾斜角が小さいため切削チップの端部分の切削面でダイアモンド粒子が稠密に配列される状態を示した切削チップの概略図である。 一つの切削チップとスチールコアが結合しているダイアモンド工具の一部を示した概略図である。 ダイアモンド粒子の配列角度a及びbが定義されている切削チップの概略図である。 本発明に符合するダイアモンド工具用切削チップを切削面に垂直であるよう切断した面でのダイアモンド粒子配列を示した一例図である。

Claims (28)

  1. ダイアモンド粒子が多層の板状に分布している複数の切削チップを含み、前記ダイアモンド粒子層は被削材の切削時、後行のダイアモンド層により被削材に形成される切削溝が先行のダイアモンド層により被削材に形成された切削溝の間に形成されるよう配列されるダイアモンド工具であって、
    各々の切削チップを2つ以上の領域に区分して切削方向からみて前方部にはn層のダイアモンド粒子層が配列され、後方部にはn’層のダイアモンド粒子層が配列され(この際n’≦n)、かつ前記前方部の各々のダイアモンド粒子層は前記後方部のダイアモンド粒子層の間に置かれるよう配列され、
    前記前方部のダイアモンド粒子層が前記後方部のダイアモンド粒子層の間に置かれるようにする配列が、切削方向からみて側面部に陰刻を与えることによってなり、かつ前記切削チップは平均集中度より高い高集中度領域と平均集中度より低い低集中度領域を含み、前記切削チップの前方部及び後方部のうち少なくとも一つの部分に少なくとも一つ以上の低集中度領域を含むことを特徴とするダイアモンド工具。
  2. 前記切削チップの一側面または両側面に陰刻が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダイアモンド工具。
  3. 前記各々の側面に一つまたは2つ以上の陰刻が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のダイアモンド工具。
  4. 低集中度領域が切削方向と垂直な方向に水平に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のダイアモンド工具。
  5. 低集中度領域が切削方向と垂直な方向に傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のダイアモンド工具。
  6. 前記高集中度領域が前記切削チップの前方部及び後方部にわたって形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のダイアモンド工具。
  7. 前記高集中度領域が前記切削チップの前方部及び後方部にわたって形成されていることを特徴とする請求項4に記載のダイアモンド工具。
  8. 前記高集中度領域が前記切削チップの前方部及び後方部にわたって形成されていることを特徴とする請求項5に記載のダイアモンド工具。
  9. 前記切削チップの少なくとも一つの側面部に位置するダイアモンド粒子層のダイアモンド粒子は、一定間隔を置いて配列されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のダイアモンド工具。
  10. 前記切削チップの少なくとも一つの側面部に位置するダイアモンド粒子層のダイアモンド粒子は、一定間隔を置いて配列されていることを特徴とする請求項4に記載のダイアモンド工具。
  11. 前記切削チップの少なくとも一つの側面部に位置するダイアモンド粒子層のダイアモンド粒子は、一定間隔を置いて配列されていることを特徴とする請求項5に記載のダイアモンド工具。
  12. 前記切削チップの少なくとも一つの側面部に位置するダイアモンド粒子層のダイアモンド粒子は、一定間隔を置いて配列されていることを特徴とする請求項6に記載のダイアモンド工具。
  13. 前記切削チップの少なくとも一つの側面部に位置するダイアモンド粒子層のダイアモンド粒子は、一定間隔を置いて配列されていることを特徴とする請求項7または8に記載のダイアモンド工具。
  14. 前記低集中度領域にはダイアモンド粒子が存在しないことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のダイアモンド工具。
  15. 前記低集中度領域にはダイアモンド粒子が存在しないことを特徴とする請求項4に記載のダイアモンド工具。
  16. 前記低集中度領域にはダイアモンド粒子が存在しないことを特徴とする請求項5に記載のダイアモンド工具。
  17. 前記低集中度領域にはダイアモンド粒子が存在しないことを特徴とする請求項6に記載のダイアモンド工具。
  18. 前記低集中度領域にはダイアモンド粒子が存在しないことを特徴とする請求項7または8に記載のダイアモンド工具。
  19. 前記低集中度領域にはダイアモンド粒子が存在しないことを特徴とする請求項9に記載のダイアモンド工具。
  20. 前記低集中度領域にはダイアモンド粒子が存在しないことを特徴とする請求項10ないし12のいずれか一項に記載のダイアモンド工具。
  21. 前記低集中度領域にはダイアモンド粒子が存在しないことを特徴とする請求項13に記載のダイアモンド工具。
  22. 前記ダイアモンド粒子は、切削方向に平行し切削面に垂直であるよう切断された断面上において、この断面の上部頂点を連結する線または下部頂点を連結する線と一定角度に傾斜して配列され、被削材の切削時にダイアモンド粒子が切削チップの切削面に一定間隔を置いて突出するようにすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のダイアモンド工具。
  23. 前記傾斜角が15〜45°であることを特徴とする請求項22に記載のダイアモンド工具。
  24. 前記先行の各ダイアモンドの粒子層の間の間隔は、後行のダイアモンド粒子層の厚さより小さいか同一であるようにすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のダイアモンド工具。
  25. ダイアモンド粒子が板状に配列された切削チップと共に、ダイアモンド粒子がランダムに分布された切削チップも単数または複数含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のダイアモンド工具。
  26. 前記切削チップにフィラーが分布していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のダイアモンド工具。
  27. フィラーがSiC、WC、BN、Al及びダイアモンドからなるグループから選ばれた1種または2種以上であることを特徴とする請求項26に記載のダイアモンド工具。
  28. フィラーがダイアモンドであり、フィラーとして添加されたダイアモンドの集中度が切削を目的とするダイアモンドの集中度の10〜60%程度であることを特徴とする請求項27に記載のダイアモンド工具。
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