JP3115306U - 高周波同軸プラグ - Google Patents

高周波同軸プラグ Download PDF

Info

Publication number
JP3115306U
JP3115306U JP2005006093U JP2005006093U JP3115306U JP 3115306 U JP3115306 U JP 3115306U JP 2005006093 U JP2005006093 U JP 2005006093U JP 2005006093 U JP2005006093 U JP 2005006093U JP 3115306 U JP3115306 U JP 3115306U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
coaxial plug
connection body
frequency coaxial
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005006093U
Other languages
English (en)
Inventor
平 眞 小
島 昇 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
URO Electronics Ind Co Ltd
Original Assignee
URO Electronics Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by URO Electronics Ind Co Ltd filed Critical URO Electronics Ind Co Ltd
Priority to JP2005006093U priority Critical patent/JP3115306U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3115306U publication Critical patent/JP3115306U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】 同軸レセプタクルに対して簡単に装着でき、かつ不意に外れることのない構造を有する同軸プラグを提供することを目的とする。
【解決手段】 同軸ケーブルの編組と絶縁層との間に差し込まれるフェルール1と、このフェルールに回転自在に嵌装される接続体2と、このフェルールの外周に嵌装されて前記接続体を前記フェルール上の所定位置に保持する外環3と、前記フェルールに対して前記同軸ケーブルの編組および外被を固定するカシメ部材4と、前記接続体の内周に嵌装される鼓状バネ5と、前記接続体の開口端に設けられレセプタクルに係止する戻り防止バネ7と、この戻り防止バネを押圧して前記レセプタクルとの係止状態を解く取外しリング6とをそなえた高周波同軸プラグ。
【選択図】 図1

Description

本考案は、高周波同軸プラグに係わり、とくに同軸レセプタクルに対して簡単に装着でき、かつ不意に外れることのない構造を有するものに関する。
テレビジョン信号の伝送に用いる同軸ケーブルを機器に接続するには、同軸ケーブルを使用している。
図7は、従来のF型同軸コネクタにつき、接栓20が同軸ケーブル10に固定される内部構造を示したものである。同軸ケーブル10の芯線11は接栓20の内部導体を兼ねるものであり、同軸ケーブル10の絶縁層12と編組13との間に、円筒状部材21が介挿された状態で、外被14の上から編組13とともにカシメリング22によって締め付けられて、接栓20が同軸ケーブル10に固定される。
図8は、接栓20に同軸ケーブル10を接続する前の状態を示したものである。接栓20は、円筒状のガイド部21に接続ナット23が回動自在な状態にかしめ固定されている。
ガイド部21は、円筒状部材21aの先端(図示下端)が縦断面くさび状に形成されており、同軸ケーブル10の絶縁層12と編組13との間に進入し易い形となっている。そして、円筒状部材21aの他端寄り位置には先端に向かって折り返された形状の突き当て部21bが形成されており、同軸ケーブル10の編組13を介して外被14の端部が当接する。
さらに、円筒状部材21aの基端(図示上端)は、円筒状部材21aが延長された形状に形成されており、接続ナット23を回動自在に保持している。
実用新案登録第3098950号公報
ここで、同軸コネクタには、上記のようにねじのあるもの(C15形)と、ねじのないもの(C13形)とがあり、それぞれ一長一短がある。すなわち、ねじ部のあるC15形は接続が確実で、ケーブルを引っ張った程度では接続が外れないこと、ねじの締め付けによりレセプタクルとプラグとが金属部分同士で確実に接触し電波漏れが少ないことが長所である。反面、ねじを回す作業に時間を要し、作業性が悪いことが短所である。
そして、C13形は、C15形の長所が短所に、短所が長所になる関係にある。
本考案は上述の点を考慮してなされたもので、同軸レセプタクルに対して簡単に装着でき、かつ不意に外れることのない構造を有する同軸プラグを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本考案では、
同軸ケーブルの編組と絶縁層との間に差し込まれるフェルールと、
このフェルールに回転自在に嵌装されるリングと、
このフェルールの外周に嵌装されて前記リングを前記フェルール上の所定位置に保持する外環と、
前記フェルールに対して前記同軸ケーブルの編組および外被を固定するカシメ部材と、
前記リングの内周に嵌装される鼓状バネと、
前記リングの開口端に設けられレセプタクルに係止する戻り防止バネと、
この戻り防止バネを押圧して前記レセプタクルとの係止状態を解く取外しリングと
をそなえた高周波同軸プラグ、
を提供するものである。
本考案は上述のように、同軸ケーブルに差し込まれるフェルールにリングを回動自在に取り付け、このリングの内部に鼓状バネを配してねじ部のあるものおよびないものに対応できるようにするとともに、リングの開口端に戻り防止バネおよび取外しリングを配してあるため、不意な力が加わっても簡単に外れずしかも外し操作を行えば簡単に外れる同軸プラグを提供することができる。
以下、図1ないし図5を参照して本考案の実施形態を説明する。
実施形態1
図1は、本考案の実施形態1を示す分解斜視図である。この図1は、同軸ケーブル100の端部に組み付けられて同軸プラグを構成する各要素を分解して示している。
同軸ケーブル100は、心線101、絶縁層102、編組103および外被104により構成されており、心線101は同軸プラグの中心導体となり、編組103が同軸プラグの外側導体に接続される。
このために、全体形状がほぼ円筒状のフェルール1が同軸ケーブル100の図示左側から差し込まれ、絶縁層102と編組103との間に挿入される。フェルール1は、図示左側端にフランジを、また図示右側端にテーパ部を有する。
フェルール1は、同軸ケーブル100の絶縁層102の端面位置に、図示左端面を位置合せして取り付けられるのであるが、その外周上に円筒状の接続体2、外環3およびカシメリング4が図示左方向に嵌装される。そして、フェルール1のフランジは、接続体2の図示左側端面に係合して接続体2をフェルール1に対して回転自在に係合する。また、フェルール1のテーパ部は、同軸ケーブル100の絶縁層102と編組103との間に差し込まれる際に、楔機能を果たす。更に、フェルール1の中央にある円筒部は、図示左から右に向かって徐々に径が小さくなっており、図示左寄りの位置で外環3の図示左端面に開けられた穴が嵌合、固定され、図示右寄りの位置でカシメリング4により同軸ケーブル100の編組103および外被104が固定される。接続体2の内周面には、鼓状の内バネ5が装着される。
フェルール1の図示左側端には、戻り防止リング7が圧入リング8によって固定され、さらに接続体2の外周に取外し用リング6が圧入方式で嵌装される。
図2は、図1に示した各要素を組み上げた状態を一部縦断面として示したものである。同軸ケーブル100の絶縁層102と編組103との間にフェルール1が差し込まれており、フェルール1の図示左端に接続体2が回動可能に係合し、外環3が嵌合、固定されており、フェルール1のほぼ中央部がカシメリング4により同軸ケーブル100の外被104の外側からカシメられている。
一方、接続体2の内周には鼓状の内バネ5が装着され、また、接続体2の図示左端には戻り防止リング7が圧入リング8によって固定されている。そして、接続体2の外周上には取外し用リング6が軸方向移動可能に取り付けられている。
図3は、図2の状態を示した部分縦断面図である。この図3では、接続体2に対する内バネ5、取外し用リング6および戻り防止バネ7の装着状態が明示されている。
内バネ5は、全体形状としては両端が円形で中央が鼓状に窪み、かつ中央部に軸方向に延びる切欠きが形成されていて、接続体2の内周面に形成された嵌め込み部に装着される。
取外し用リング6は、接続体2の外周よりも若干大きな内周を有するほぼ円筒状に形成され、図示左側端部が接続体2の図示左側端面を抱え込むように断面コ字状に形成されている。この断面コ字状部の内側端61は、戻り防止バネ7の先端つまり内側端寄りに当接して戻り防止バネ7の内周縁が形成する円の径を押し広げるものである。また、取外し用リング6は、その内周面に適当数の突起62を有しており、この突起62が接続体2の外周面に設けられた溝21に嵌入すると、取外し用リング6をある程度乱暴に動かしても簡単には外れない。
戻り防止バネ7は、接続体2の図示左側端に嵌め込まれる圧入リング8によって固定されている。この戻り防止バネ7は、同軸レセプタクルの基部に形成されているねじ溝とか凹部に係止して、同軸プラグが外れないように保持するためのものである。そして、取外しリング6を図示右方向に移動させると、その内側端61が戻り防止バネ7の先端つまり内側端寄りの部分を押して内側端61を結んだ円の径が押し広げられ、同軸レセプタクルのねじ溝とか凹部から外れて同軸プラグを取り外せる状態となる。すなわち、取外しリングを図示右方向に引き抜くワンタッチ動作で、同軸プラグを取り外すことができる。
図4(a),(b)および図5は、上記同軸プラグを同軸レセプタクルに接続した状態を示したもので、図4(a),(b)はねじ無しの同軸レセプタクルの場合を、図5はねじ有りの同軸レセプタクルの場合をそれぞれ示している。
図4(a)に示すねじ無しの場合は、図4(b)に示すように戻り防止ばね7の先端の尖った部分が同軸レセプタクルの外側導体に食い込んだ形となって機械的、電気的に接続される。また、図5に示すねじ有りの場合は、戻り防止バネ7の先端が同軸レセプタクルのねじ溝に係合して機械的、電気的に接続される。
実施形態2
図6(a),(b)は、戻り防止バネ7の2つの例を示したものである。図6(a)は、戻り防止バネ7の内側端を結んだ線が円形になるものを示し、図6(b)は、渦巻形になるものを示している。何れも同軸レセプタクルがねじ式のものであってもそうでなくても適用できるが、強いていえば図6(a)のものはねじ無しのものに適し、図6(b)のものはねじ有りのものに適している。
本考案の実施形態1の構成を示す分解斜視図。 同じく実施形態1の組立状態を示す部分断面透視図。 同じく実施形態1の組立状態を示す部分断面図。 図4(a),(b)は、ねじ無し同軸レセプタクルに実施形態1を接続した状態を示す縦断面図。 図5は、ねじ有り同軸レセプタクルに実施形態1を接続した状態を示す縦断面図。 図6(a),(b)は、戻り防止バネの構成例2つを示す斜視図。 従来のF型同軸接栓を示す縦断面図。 図7に示した接栓の分解断面図。
符号の説明
1 フェルール
2 接続体
3 外環
4 カシメリング
5 内バネ
6 取外しリング
7 戻り防止リング
8 圧入リング
100 同軸ケーブル
101 心線
102 絶縁層
103 編組
104 外被

Claims (5)

  1. 同軸ケーブルの編組と絶縁層との間に差し込まれるフェルールと、
    このフェルールに回転自在に嵌装される接続体と、
    このフェルールの外周に嵌装されて前記接続体を前記フェルール上の所定位置に保持する外環と、
    前記フェルールに対して前記同軸ケーブルの編組および外被を固定するカシメ部材と、
    前記接続体の内周に嵌装される鼓状バネと、
    前記接続体の開口端に設けられレセプタクルに係止する戻り防止バネと、
    この戻り防止バネを押圧して前記レセプタクルとの係止状態を解く取外しリングと
    をそなえた高周波同軸プラグ。
  2. 請求項1記載の高周波同軸プラグにおいて、
    前記取外しリングは、一端に前記戻り防止バネに当接し得る縁部を有し、前記接続体の外周に軸方向移動可能に嵌装されていることを特徴とする高周波同軸プラグ。
  3. 請求項1記載の高周波同軸プラグにおいて、
    前記取外しリングは、内周面に突起を有し、前記接続体に設けられた溝に前記突起が緩く係合することにより前記接続体上を軸方向に移動可能に支持されたことを特徴とする高周波同軸プラグ。
  4. 請求項1記載の高周波同軸プラグにおいて、
    前記取外しリングは、前記レセプタクルのねじ山端に係止する歯形突起群を有することを特徴とする高周波同軸プラグ。
  5. 請求項1記載の高周波同軸プラグにおいて、
    前記取外しリングは、前記レセプタクルのねじ溝に係合する螺旋状突起群を有することを特徴とする高周波同軸プラグ。
JP2005006093U 2005-07-29 2005-07-29 高周波同軸プラグ Expired - Fee Related JP3115306U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005006093U JP3115306U (ja) 2005-07-29 2005-07-29 高周波同軸プラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005006093U JP3115306U (ja) 2005-07-29 2005-07-29 高周波同軸プラグ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3115306U true JP3115306U (ja) 2005-11-04

Family

ID=43277568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005006093U Expired - Fee Related JP3115306U (ja) 2005-07-29 2005-07-29 高周波同軸プラグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3115306U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107819242A (zh) * 2017-11-10 2018-03-20 镇江华京通讯科技有限公司 一种新型弹簧结构射频同轴连接器
CN114267475A (zh) * 2021-12-24 2022-04-01 扬州三川电气设备有限公司 一种组装式高压电气设备中心导体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107819242A (zh) * 2017-11-10 2018-03-20 镇江华京通讯科技有限公司 一种新型弹簧结构射频同轴连接器
CN114267475A (zh) * 2021-12-24 2022-04-01 扬州三川电气设备有限公司 一种组装式高压电气设备中心导体
CN114267475B (zh) * 2021-12-24 2023-12-29 扬州三川电气设备有限公司 一种组装式高压电气设备中心导体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101820109B (zh) 用于同轴电缆的带有限位停止部的连接器及其方法
TWI591907B (zh) 具有可壓縮套圈之同軸纜線連接器
TWI558022B (zh) 具有耦合器和固持及釋放機制的推入固定式纜線連接器
US10396511B2 (en) Corrugated cable co-axial connector
US8628359B2 (en) Connector and connector unit
US20110230089A1 (en) Coaxial cable connector having electrical continuity member
CN101517830B (zh) 用于同轴电缆连接器的扩接销
JPWO2009066705A1 (ja) 同軸ケーブルコネクタ
US10931068B2 (en) Connector having a grounding member operable in a radial direction
JPH0850966A (ja) 高周波用同軸コネクタ
KR100622016B1 (ko) 동축케이블 커넥터
JP3115306U (ja) 高周波同軸プラグ
JP2002208461A (ja) シールド線の端末接続構造
JP4630141B2 (ja) 同軸ケーブルコネクタ
JP4473367B2 (ja) 防水型同軸コネクタ
JP2000040564A (ja) 電子機器用同軸プラグ
JP4543410B2 (ja) 同軸コネクタ
JP4543411B2 (ja) 同軸コネクタ
JP4354310B2 (ja) 同軸ケーブルコネクタ
JP5528166B2 (ja) 同軸ケーブルコネクタ
JP3108222U (ja) 同軸プラグ
JP6627299B2 (ja) 同軸プラグ
JP3840094B2 (ja) 同軸ケーブル用のコネクター
JP3225626U (ja) 同軸コネクタ
JP3075717B1 (ja) 電源ケーブル接続器

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees