JP3115156U - 自転車用防雨カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】雨天時でも雨に濡れることなく自転車を利用することができると共に、軽量、低コストであって、前進時における風圧の増加を招くことのない自転車用防雨カバーを提供する。
【解決手段】基端が支持部材4に取り付けられた複数のアーチ形フレーム21a〜21d,31a〜31cに、透明の防水性シート22,32を張設して略ドーム形状のカバーを形成し、自転車Bを運転する者Pの上方、前方および側方を覆うように構成した自転車用防雨カバー1であって、当該カバーは、運転者Pの側方および上方を覆う第1カバー2と、第1カバー2よりも小さい円弧に形成された、側方および前方を覆う第2カバー3とからなり、正面視において第1カバー2と第2カバー3との間に間隙部6が形成されると共に、平面視において第1カバー2の投影が第2カバー3に重なるように、第1カバー2および第2カバー3が構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、自転車利用時に使用する防雨カバーに関する。
従来、雨天時に自転車を利用する場合、その運転者は、片手で雨傘を持つか、あるいは雨ガッパを着用することによって、雨に濡れるのを防いでいた。
しかし、片手で傘をさす場合、ハンドルの操作を片手で行なうこととなる上、走行中雨が前方より降ってくる形になるため傘を前方に傾斜させることが多く、前方視界が悪くなって大変危険であった。なお、ハンドル中央部に雨傘の取付部を設け、これに雨傘を立設保持させるものも知られているが、運転者の体を覆いきれておらず、少しでも雨が強くなると、ほとんど役に立たないものであった。
また、雨ガッパを着用する場合は、顔面への吹降りをさえぎる手段がない上、目的地到着後、濡れた雨ガッパを処置する必要があり、取扱いが面倒であった。
従って、近年では上記の問題点を解決するために、運転者の上方を覆うようにビニール製等の屋根を設けたものや、運転者の上半身にかかる全方位を覆うように略ドーム状のカバーを設けたもの等が提案されている。
しかしながら、運転者の上方のみを覆うように屋根を設けた場合は、シンプルかつ軽量ではあるが、前方および側方からの吹降りを防ぐことが不可能であった。
また、運転者の全方位を覆うようにカバーを設けた場合は、防雨面でその要求をほぼ満たすものの、前進中カバー前面に付加される風圧が大きくなり、自転車を前進させるのに余計な労力が必要になるという問題があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、雨天時でも雨に濡れることなく自転車を利用することができると共に、軽量、低コストであって、前進時における風圧の増加を招くことのない自転車用防雨カバーを提供することにある。
上記課題を解決するために本考案は、基端が支持部材に取り付けられた複数のアーチ形フレームに、透明の防水性シートを張設して略ドーム形状のカバーを形成し、自転車を運転する者の上方、前方および側方を覆うように構成した自転車用防雨カバーであって、前記カバーは、運転者の側方および上方を覆う第1カバーと、当該第1カバーよりも小さい円弧に形成された、側方および前方を覆う第2カバーとからなり、正面視において前記第1カバーと前記第2カバーとの間に間隙部が形成されると共に、平面視において前記第1カバーの投影が前記第2カバーに重なるように、前記第1カバーおよび第2カバーが構成されていることを特徴とする。
上記構成において、前記支持部材は、軸形状に形成されていると共に自転車のサドル後方に略水平に配置され、その両端部に、前記第1カバーおよび前記第2カバーを構成する複数のアーチ形フレームの各基端が回動可能に取り付けられており、各アーチ形フレームを後方に倒すことによって、前記第1カバーおよび第2カバーが折り畳み可能であるのが好ましい。
また、上記構成において、前記間隙部が、前記運転者の目の高さにくるように構成されているのが好ましい。また、前記防水性シートが、紫外線遮断機能を具備するように構成してもよい。
上記のように構成された本考案の自転車用防雨カバーによれば、正面視において第1カバーと第2カバーとの間に間隙部が形成されるため、自転車が前進する際にカバー前面が受ける風をこの間隙部から後方へと逃がすことができ、自転車を前進させるのに余計な労力が発生するのを回避することができる。
なお、上記間隙部が運転者の目の高さにくるように構成したときは、運転者が防水性シートを介さず直接前方を視認することができるため、カバーを設けたことによる視界不良を回避することができる。
また、上記防水性シートが紫外線遮断機能を有するように構成したときは、雨天時だけでなく、晴天時にも紫外線回避を目的として使用することができる。
以下、図面を参照して本考案の好ましい一実施形態につき説明する。
図1は、本考案にかかる自転車用防雨カバーを適用した自転車を示す側面図であり、図2はその正面図である。また、図3Aは、図1におけるX−X線に沿った概略断面図であり、図3Bは、図3AにおけるY−Y線に沿った概略断面図である。
本考案にかかる自転車用防雨カバー1は、図1および図2に示す如く、自転車Bを運転する者Pの側方および上方を略ドーム状に覆う第1カバー2と、側方および前方を略ドーム状に覆う第2カバー3とが、サドルSの後方に配置された軸状の支持部材4に取り付けられて構成されている。
支持部材4は、図1に示す如く、取付部材5によって自転車BのサドルSの支持部材S1に略水平に取り付けられており、その両端部が、図2に示す如く、自転車BのハンドルHよりも外側に位置するように形成されている。
第1カバー2は、図1および図2に示す如く、基端が支持部材4の両端部に取り付けられたアーチ形フレーム21a,21b,21c,21dを、それぞれ所定角度をあけて配置し、それらの間に透明の防水性シート22を張設して、構成されている。
アーチ形フレーム21a〜21dは、図3Aに示す如く、基端に設けられた嵌合孔が、支持部材4の両端部に回動可能に順次嵌合せしめられて取り付けられており、図2に示す如く、上に凸のアーチ形状であって、各フレーム21a〜21dが回動した際、その頂点が運転者Pの頭上を通過し得る大きさに形成されている。
フレーム21a〜21dは、図1および図3Aに示す如く、それらのうち最も内側に取り付けられたフレーム21dが、最後方に後傾せしめられて固定され、更に、その外側に配置されたフレーム21c,21b,21aが、順次前方に所定角度ずつ前傾せしめられて固定されている。ここで、最も前方に配置されたフレーム21aは、図1および図2に示す如く、その頂点が運転者Pの頭頂部の高さにくるように構成されている。
フレーム21a〜21dの角度固定は、図3Aおよび図3Bに示す如く、支持部材4の外側に同軸に配置されると共に、各フレーム21a〜21dに対応する位置に、それぞれの回動角度θa〜θd(θb〜θdは不図示)に応じて切り欠いた角度固定溝42a〜42dを有する円筒状の角度固定部材41によってなされている。
ここで、各フレーム21a〜21dの円弧の大きさは、21a>21b>21c>21dとなっており、後述するカバー不要時の折り畳み時に、各フレームが回動方向に重ならないようになっている。
次に、第2カバー3は、第1カバー2と同様に、基端が支持部材4の両端部に取り付けられたアーチ形フレーム31a,31b,31cを、それぞれ所定角度をあけて配置し、それらの間に透明の防水性シート32を張設して、構成されている。
アーチ形フレーム31a〜31cは、第1カバー2におけるフレーム21a〜21dと同様に、基端に設けられた嵌合孔が支持部材4の両端部に回動可能に順次嵌合せしめられて取り付けられており、図1および図2に示す如く、第1カバー2のフレーム21dよりも小さい円弧のアーチ形状であって、自転車BのハンドルHの上方および運転者Pの主に上半身前方を覆い得る大きさに形成されている。
フレーム31a〜31cは、図1および図3Aに示す如く、それらのうち最も外側に取り付けられたフレーム31aが略水平に前傾せしめられて固定され、更に、その内側に配置されたフレーム31b,31cが、順次後方に所定角度ずつ後傾せしめられて固定されている。ここで、最も後方に配置されたフレーム31cは、図1および図2に示す如く、その頂点が運転者Pの顎の高さにくると共に、第1カバー2の最も前傾したフレーム21aよりも後側に傾くように構成されている。
なお、フレーム31a〜31cの角度固定方法は、第1カバー2と同様である。また、各フレーム31a〜31cの円弧の大きさは、31a>31b>31cとなっており、第1カバー2と同様に、後述するカバー不要時の折り畳み時に、各フレームが回動方向に重ならないようになっている。
上記のように構成された自転車用カバー1は、シンプル、軽量かつ低コストの構成であって、図1に示す如く、所定角度までフレーム21a〜21dおよびフレーム31a〜31cを回動させて防水性シート22および32を展開することにより、運転者Pの上半身にかかる上方、側方および前方を覆うことができ、運転中に運転者Pが雨に濡れるのを防ぐことができる。
更に、フレーム21a〜21cおよび31a〜31cを、フレーム21dの位置まで後方に回動させることによって、晴天時等のカバー不要時にカバーを折り畳むこともできる。
また、上記構成により、図1および図2に示す如く正面視において第1カバー2と第2カバー3の間に間隙部6が形成されるため、自転車が前進する際にカバー前面が受ける風をこの間隙部6から後方へと逃がすことができ、自転車を前進させるのに余計な労力が発生するのを回避することができる。
更に、上記間隙部6は運転者Pの目の高さ付近に形成されるため、運転者Pが防水性シート22,32を介さず、前方を直接視認することができる。
なお、防雨カバー1は、平面視において第1カバー2の投影が第2カバー3に重なるように、すなわち、第2カバー3における最後方のフレーム31cの頂点が、第2カバー3における最前方のフレーム21aの頂点よりも内側かつ後方に位置するように構成されているため、間隙部6は上方に対して開口しておらず、前方から強く吹き込んでくるような場合でない限り、間隙部6から雨が入り込んでくることはない。
以上、具体例を例示しつつ、本考案の実施の形態について説明したが、本考案はこれらの具体例に限定されるものではない。
上記実施形態では、第1カバーおよび第2カバーを同一の支持部材によって支持したが、それぞれ別の支持部材によって支持してもよいし、支持部材の位置も適所に配置することができる。
また、各フレームの角度固定方法は、例えば、板状のフック片を互いに異なるフレーム間に掛け渡したり、ラチェット式の角度固定機構を設けたりする等、公知の方法であってもよい。
また、上記実施形態では、第2カバー3におけるフレーム31cを、第1カバー2におけるフレーム21aよりも後側に倒れるように配置したが、フレーム31cの頂点がフレーム21aの頂点よりも後方に位置する範囲であれば、フレーム31cをフレーム21aよりも前側にくるように配置してもよい。この場合、側面視において第1カバー2と第2カバー3との間に間隙部が形成され、側方からの風が通り抜けるようにすることができる。
なお、フレームの数は適宜選択し得る。
また、防水性シート12および22を、紫外線遮断機能を有する材料によって構成してもよい。この場合、晴天時にも紫外線回避を目的として使用することができる。
本考案にかかる自転車用防雨カバーを適用した自転車を示す側面図である。 本考案にかかる自転車用防雨カバーを適用した自転車を示す正面図である。 自転車用防雨カバーを構成するフレームと、その支持部材との取付方法を示す概略断面図である。
符号の説明
B 自転車
P 運転者
1 自転車用防雨カバー
2 第1カバー
3 第2カバー
4 支持部材
6 間隙部
21a〜21d アーチ形フレーム
31a〜31c アーチ形フレーム
22、32 防水性シート

Claims (4)

  1. 基端が支持部材に取り付けられた複数のアーチ形フレームに、透明の防水性シートを張設して略ドーム形状のカバーを形成し、自転車を運転する者の上方、前方および側方を覆うように構成した自転車用防雨カバーであって、
    前記カバーは、運転者の側方および上方を覆う第1カバーと、当該第1カバーよりも小さい円弧に形成された、側方および前方を覆う第2カバーとからなり、
    正面視において前記第1カバーと前記第2カバーとの間に間隙部が形成されると共に、平面視において前記第1カバーの投影が前記第2カバーに重なるように、前記第1カバーおよび第2カバーが構成されていることを特徴とする自転車用防雨カバー。
  2. 前記支持部材は、軸形状に形成されていると共に自転車のサドル後方に略水平に配置され、その両端部に、前記第1カバーおよび前記第2カバーを構成する複数のアーチ形フレームの各基端が回動可能に取り付けられており、各アーチ形フレームを後方に倒すことによって、前記第1カバーおよび第2カバーが折り畳み可能であることを特徴とする請求項1に記載の自転車用防雨カバー。
  3. 前記間隙部が、前記運転者の目の高さにくるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自転車用防雨カバー。
  4. 前記防水性シートが、紫外線遮断機能を具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自転車用防雨カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010083316A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Masasada Yokota 自転車用膝カバー装置

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