JP3114845B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JP3114845B2
JP3114845B2 JP07210907A JP21090795A JP3114845B2 JP 3114845 B2 JP3114845 B2 JP 3114845B2 JP 07210907 A JP07210907 A JP 07210907A JP 21090795 A JP21090795 A JP 21090795A JP 3114845 B2 JP3114845 B2 JP 3114845B2
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▲高▼見 小山
保 鹿森
年恭 釜野
悟 江口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水平設置が容易な全自動
洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】全自動洗濯機においては、洗濯兼脱水槽
を内包し、下部に駆動部を取り付けた外槽等からなる内
部機構部を枠体上部の四隅から防振装置により懸垂支持
してなる構成であるため、据付け場所の床面が傾斜して
いると、本体が傾くことになり、懸垂支持された内部機
構部が偏り、外槽と枠体との隙間が変化するようにな
る。
【0003】この隙間は、洗濯兼脱水槽内の衣類が片寄
っていても、脱水運転が正常に完結するために必要な隙
間であるため、本体の傾斜によりこの隙間が変化する
と、脱水時に外槽が枠体に衝突したり、安全スイッチが
作動し運転が途中で停止したりして、正常な脱水ができ
なくなる。
【0004】従って、全自動洗濯機には本体の水平な据
付けが必要であり、そこで、水平設置作業を簡素化する
ために、全自動洗濯機に水準器と枠体下部四隅の脚部に
装着するデイスタントピースとを具備した全自動洗濯機
が、特開平7−68080号公報に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例におい
ては、水準器の取付け場所は、図7に示すように、上面
カバーを介して取付ねじで枠体に固着されているフロン
トパネル上であったため、水準器取付面内の水平度に係
る部品点数が多く、部品毎の寸法誤差の集積により、水
準器が示す水平度と、実際の本体の水平度との間に狂い
が生じる場合があった。
【0006】更に、今後の全自動洗濯機は、枠体の大き
さは同一のまま、洗濯容量のみが増え、外槽が大きくな
る傾向にあるため、枠体と外槽との間隔が従来よりも減
少するため、より水平設置と精度が必要となっていくも
のである。
【0007】また、従来例の他の問題点として、水準器
が入力スイッチ部や表示部に近接して設置してあるた
め、水平設置が完了し、水準器が不要となっても、人目
に付く所に水準器があり、意匠性を損なうという点があ
った。
【0008】本発明は、簡単でより精度の高い水平設置
が可能な全自動洗濯機を提供することを目的とするもの
である。
【0009】また、本発明は、意匠部への水準器設置に
よる意匠性の低下を防止した全自動洗濯機を提案するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため、
全自動洗濯機本体の上面カバー部に水準器を設置するこ
とで、水準器取付面の水平度に係る部品点数を減少さ
せ、水準器が示す水平度と実際の本体の水平度の狂いを
少なくするものである。
【0011】また、上面カバーにある衣類投入用開口部
を開閉する蓋体を閉じた状態の時に、前記蓋体によって
覆われた部分に水準器を設置することで、前記蓋体を閉
じた状態では水準器が見えないようにするものである。
さらに、この水準器を設置するための水準器収納部は、
前記上面カバーと前記水準器の上面を覆う水準器カバー
により構成したものである。したがって、前記蓋体が開
いた状態では、前記水準器が水準器カバーを通して見ら
れる。
【0012】
【作用】水準器を上面カバーに設置することで水準器取
付面の精度に係る部品点数が従来の5点(脚,ベース,
枠体,上面カバー,フロントパネル)から、脚,ベー
ス,枠体,上面カバーの4点に減り、簡単でより精度の
高い水平設置が確実に行える。
【0013】また、上面カバーの蓋体によって覆われた
部分に水準器を設置することで、蓋体を閉じた状態では
水準器が見えず、意匠性の向上を図ることができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図面を基に説明する。
【0015】図1は全自動洗濯機の基本構造図を示して
おり、1は内部機構部を内包する枠体、2は洗濯兼脱水
槽で、上部に流体バランサー3を設け、底部には、回転
自在な撹拌翼4を配設している。
【0016】5は洗濯兼脱水槽2を内包する外槽であ
り、底部には駆動部を鋼板製のセンターベース6を介し
て取付けるとともに、枠体1の上端四隅から、防振装置
7にて垂下支持されている。
【0017】駆動部には、モータ7,クラッチ9,Vベ
ルト10から成り、モータ8の回転数をモータプーリ1
1,Vベルト10,Pプーリ12を介し、クラッチ9に
伝達し、クラッチ9は、洗濯時には、内部減速ギアを介
し回転力を撹拌翼4に伝達するとともに、脱水時には、
減速ギアを介さず、回転力を洗濯兼脱水槽に伝達し、脱
水を行う。
【0018】13は、給水電磁弁であり一端は水栓へ接
続され、他端は注水口14に接続されている。
【0019】15はパネルボックス部を有する上面カバ
ーであり、内部には、制御部であるコントロールユニッ
ト16,水位を制御する水位センサー17,電源スイッ
チ18,入力スイッチ部19,進行表示部20などが収
納されている。
【0020】パネルボックス部21は、前側と後側の2
ケ所に設けられており、それぞれフロントパネル22と
バックパネル23を装着している。また、上面カバー1
5は衣類投入用の開口部24と開口部24を開閉する蓋
体25が設けられ、枠体1の上方開口部を包括するよう
に枠体上部に、フロントパネル22,バックパネル23
を介して上方からの取付ねじ(図示せず)にて枠体1に
固着されている。
【0021】27は、排水装置であり、排水弁28,内
部排水ホース29,外部排水ホース30とから成ってい
る。
【0022】排水弁28の一端は、外槽5の底部に設け
られた排水口5aに装着され、他端は内部排水ホース2
9に接続されている。
【0023】水位の検出は、外槽5に設けられたエアト
ラップ5bから、エアチューブ31を介し、水位センサ
ー17で圧力検知している。
【0024】枠体1の下面部には、脚部を有する合成樹
脂製のベース34が装着されている。
【0025】脚は、ベース34の四隅に各々1個ずつ形
成し、右側が高さ調整可能な調整脚35であり、他の3
個は、高さが一定な固定脚33で構成されている。
【0026】図2は、図1におけるA−A断面を示した
ものであり、36は安全スイッチであり、脱水時に蓋体
25を安全角度以上開いた場合に運転を中断させる機能
と、同じく脱水時に外槽5が洗濯兼脱水槽2内の布の片
寄り等により、安全振動量以上振れ回った場合に運転を
中断させる機能とを兼ね備えたものである。
【0027】36aは、外槽5の振れ回りを感知する安
全レバーである。安全スイッチ36は上面カバー15に
取り付けられており、安全レバー36aは、下方の外槽
5側に延出して設けられている。
【0028】安全レバー36aと外槽5の隙間gは、外
槽5が安全振動量以下振れ回った場合に外槽5が安全レ
バー36aにあたる位置になるように設置されている。
【0029】外槽5と枠体1との隙間gも、上記と同様
の考え方で、布の片寄りによるアンバランス量が許容量
以下の場合は、外槽5と枠体1が衝突しないように設定
している。
【0030】図3は、図1におけるB矢視を示したもの
である。37は円筒形の水準器であり、上面カバー15
のうち蓋体25を閉じた状態の時に、蓋体25によって
覆われる部分に配設している。
【0031】図4は水準器37取付部の要部断面図を示
す。水準器37は、上面カバー15と水準器カバー38
とで構成される収納部に、枠体1の上端面と平行をなし
て取り付けられる。
【0032】このように、上面カバー15に水準器37
を配設することにより、水準器取付面の精度に係る部品
点数が、脚,ベース34,枠体1,上面カバー15の4
部品のみとなるため、より精度の高い水平調整が可能と
なり、枠体1と外槽5の隙間も最小化でき、枠体1のサ
イズの最小化が図れるとともに、水平調整の不十分によ
る脱水時の運転の途中止まりや、異常な振動が未然に防
止できる。
【0033】また、上面カバー15のうち、蓋体25に
よって覆われている部分に、据付時のみ必要で、それ以
外では移設がない限り必要でない水準器37を配設する
ことにより、通常の運転中や使用していない時、あるい
は販売用展示等の場合、水準器37が蓋体25にかくれ
て見えず、意匠性の向上を図ることができる。なお、蓋
体25により水準器の収納部が覆われていない時は、上
記収納部構成によれば水準器の上面に配置した水準器カ
バー38を通して水準器が見られることになる。
【0034】図5はフロントパネル22のうち操作部の
断面図である。コントロールユニット16とフロントパ
ネル22の間に進行表示部20を配設してあり、その表
示が見えるようにフロントパネル22には、開口部22
bが設けてある。
【0035】操作パネル22aは、透明樹脂でフロント
パネル22に超音波溶着によって固着されている。
【0036】超音波溶着は、二重構造にしており、外周
溶着部22cは強度用とし、内周溶着部22dは、前記
開口部22bの周囲に設けられ、水密用としている。
【0037】また、操作パネル22aは、図3に示すよ
うに、フロントパネル22の上面側をすべて覆いかくす
構造となっており、前記外周溶着部22c及び、前記内
周溶着部22dの超音波溶着部のほかに、操作パネル2
2aの両端部にも超音波溶着部を設けている。
【0038】図6は図3におけるC−C断面を示してい
る。操作パネル22aには、その両端部に側壁22eが
設けてあり、フロントパネル22とラビリンス構造にす
ることにより、水封性を向上させている側壁22eの先
端部には、水封用の外側溶着部22fを設けてあり、さ
らに強度用として内側溶着部22gを側壁22eの内側
に設けてある。
【0039】内側溶着部22gの形状は、水封性が必要
でないため、図6のようなボス形状でもよいが、その場
合は片側当り最低3ヶ所は設ける必要がある。
【0040】このように、外周溶着部22c及び内周溶
着部22dによる二重超音波溶着構造と、側壁22eと
フロントパネル22によるラビリンス構造、さらには外
側溶着部22f,内側溶着部22gの組合せにより、相
乗的に耐水性と強度が確保できる。
【0041】
【発明の効果】本発明による全自動洗濯機によれば、全
自動洗濯機の据付けにおける水平設置が、より高い精度
で、しかも確実に実現できる。
【0042】また、本発明による全自動洗濯機によれ
ば、意匠性が高く、しかも据付時に水平設置がより高い
精度で、しかも確実にできる全自動洗濯機が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す基本構造断面図。
【図2】図1におけるA−A断面図。
【図3】図1におけるB矢視図。
【図4】本発明の一実施例を示す要部断面図。
【図5】本発明の一実施例を示す要部断面図。
【図6】図3におけるC−C断面図。
【図7】従来例を示す要部基本構造断面図。
【符号の説明】
1…枠体、2…洗濯兼脱水槽、4…撹拌翼、5…外槽、
15…上面カバー、25…蓋体、37…水準器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 釜野 年恭 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 多賀本部内 (72)発明者 江口 悟 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 電化機器事業部 多賀本部内 (56)参考文献 実開 昭50−117674(JP,U) 実開 昭51−90676(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 39/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機の枠体の内部に設けられた外槽
    と、この外槽の内部に回転自在に設けられた洗濯兼脱水
    槽と、前記洗濯兼脱水槽の内底に回転自在に設けられた
    撹拌翼と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動する
    動部と、前記外槽を前記枠体の上端部から懸垂支持する
    防振装置とを備え、パネルボックス部と衣類投入用開口
    部とを有する上面カバーが前記枠体の上部に取り付けら
    れている全自動洗濯機において、洗濯機の水平度を表示する水準器を備え、前記水準器
    は、前記上面カバーと前記水準器の上面を覆う水準器カ
    バーにより構成した収納部に前記水準器カバーを通して
    見られるように収納され、この水準器の収納部が前記上
    面カバーのうち前記衣類投入用開口部を開閉する蓋体を
    閉じた時に該蓋体により隠れる部位に設けられている
    とを特徴とする全自動洗濯機。
JP07210907A 1995-08-21 1995-08-21 全自動洗濯機 Expired - Fee Related JP3114845B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7889219B2 (en) * 2008-06-24 2011-02-15 Alps Electric Co., Ltd. Thermal head

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7889219B2 (en) * 2008-06-24 2011-02-15 Alps Electric Co., Ltd. Thermal head

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