JP3114248B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP3114248B2 JP03168372A JP16837291A JP3114248B2 JP 3114248 B2 JP3114248 B2 JP 3114248B2 JP 03168372 A JP03168372 A JP 03168372A JP 16837291 A JP16837291 A JP 16837291A JP 3114248 B2 JP3114248 B2 JP 3114248B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置に関し、より
具体的には、撮影画像を記録媒体に記録する撮像装置
関する。
【0002】
【従来の技術】メラ一体型の映像記録装置は、基本的
に、撮影を行なうカメラ部と、当該カメラによる撮影映
像信号を磁気テープに記録する記録部とからなる。
【0003】近年、カメラの撮像素子の出力信号により
被写体の動きを検出し、ディジタル画像信号処理により
手振れを検出・補正する手振れ補正回路が実用化されて
いる。
【0004】また、記録部としては、映像信号を圧縮し
て磁気テープに記録する方式が知られている。例えば、
ダブル・アジマス・ヘッドを具備する回転ドラムに対す
る磁気テープの巻付け角をθとし、当該回転ドラムを1
フィールドに1回、即ち3,600rpmで回転させる
ドラム機構が知られている。図5にその平面図を示す。
10は回転ドラム、12は磁気テープ、14aはプラス
・アジマスの磁気ヘッド、14bはマイナス・アジマス
の磁気ヘッドである。このドラム機構を使用する場合、
回転ドラムの1回転が1フィールド期間に相当するの
で、巻き付け角の不足分(360−θ)だけ、非接触期
間となり、記録しようとする映像信号を、360/(3
60−θ)だけ圧縮しなければならない。従来例では、
この圧縮を画像メモリを使って実現している。図6は圧
縮のための画像メモリのタイミング図であり、図6
(a)は書き込み期間、同(b)は読み出し期間であ
る。即ち、Tf/Tc=360/θになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような、手振れ
補正機能を具備するカメラと、圧縮記録する記録回路と
を一体化してカメラ一体型の映像記録装置を構成する
と、カメラ部と記録回路の両方で、画像メモリが必要に
なる。画像メモリは現在でも、大きな占有面積を必要と
して小型化を妨げているだけでなく、消費電力が大きい
という欠点がある。通常、カメラ一体型映像記録装置
は、バッテリ駆動で使用されるので、電力消費の増大は
好ましくない。
【0006】本発明は、これらの問題点を解決し、小型
化及び低消費電力の撮像装置を提示することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る撮像装置
は、メモリと、被写体像を撮像することにより画像信号
を得ると共に前記メモリからの前記画像信号の読み出し
アドレスを制御することにより手ぶれ補正機能を実現す
る撮像部と、前記メモリを用いて前記撮像部により得ら
れた画像信号を処理して記録に適した形態に変換し、前
記画像信号を記録媒体に記録する記録部とを備え、前記
撮像部による前記メモリを用いた手ぶれ補正処理と前記
記録部による前記メモリを用いた処置とは並列に実行さ
れることを特徴とする。本発明に係る撮像装置はまた、
メモリと、被写体像を撮像することにより画像信号を得
ると共に前記メモリを用いて前記画像信号を処理するこ
とにより所定の機能を実現する撮像部と、前記メモリを
用いて前記撮像部により得られた画像信号の時間軸を圧
縮して記録に適した形態に変換し、前記画像信号を記録
媒体に記録する記録部とを備え、前記撮像部による前記
メモリを用いた処理と前記記録部による前記メモリを用
いた処置とは並列に実行されることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記手段によりメモリを少なくできる。これに
より、回路規模の拡大及び消費電力の増大を防止でき、
バッテリの負担を軽減できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0010】図1は、本発明の一実施例の構成ブロック
図を示す。撮像素子22は、撮影レンズ20による被写
体像を電気信号に変換し、A/D変換器24は撮像素子
22のアナログ出力をディジタル信号に変換する。カメ
ラ信号処理回路26は所謂ディジタル・シグナル・プロ
セッサ(DSP)からなり、種々のカメラ信号処理を行
なう。カメラ信号処理には、ガンマ補正やニー補正とい
った非線形処理、AGCやクランプなどのレベル調整、
ホワイトバランスや偽色除去といったクロマ系の処理、
及び、ノイズ除去やアパーチャ制御などの画質改善処理
などが含まれる。一方、本実施例では、画像メモリ28
を利用して、上述の手振れ補正のための像安定化処理が
行なわれる。
【0011】この像安定化処理は、具体的には、動きベ
クトル検出処理と、検出した動きベクトルを相殺する像
移動処理とからなる。例えば、図2に示すように、撮像
素子22の撮影領域の大きさをHo×Voとしたとき
に、これより狭いh×vを表示領域とし、撮影領域Ho
×Vo内で、動きベクトルを相殺する方向に表示領域h
×vを移動することにより、手振れを軽減解消する。動
きベクトル検出回路25は、A/D変換器24から出力
されるディジタル・ビデオ信号から動きベクトルを検出
する。検出された動きベクトルの情報はメモリ制御回路
30に入力され、画像メモリ28の読み出しアドレスが
制御される。
【0012】撮像素子22の撮影領域Ho×Voが、即
ちTV画面の大きさであるから、表示領域h×vの切り
出し範囲(画像メモリ28からの読み出し範囲)が決定
した後、標準テレビジョン信号にするために補間拡大処
理をする必要があり、補間拡大回路32がその補間拡大
処理を実行する。具体的には、拡大比率Ho/h,Vo
/vに応じて拡大し、水平画素間及び水平走査線間の距
離に反比例した係数により加重平均して各画素値を算出
する。
【0013】但し、図5及び図6を参照して説明した手
法により磁気テープに記録する際には、上述のように、
1フィールドのビデオ信号を1フィールド期間Tfより
短い期間Tcに圧縮しなければならず、本実施例では、
補間拡大回路32は、期間Tcに圧縮したディジタル映
像信号を出力するように設計されている。従って、補間
拡大回路32は、図3(a)に示すタイミングで、水平
方向Tf/Tc・Ho/h、垂直方向Tf/Tc・Vo
/vの比率で画像メモリ28からデータを読み出し、そ
れぞれh/Ho,v/Voの比率でデータ補間を行な
い、図3(c)に示すタイミングで出力する。これによ
り、補間拡大回路32は、1フィールド期間Tfの映像
データを期間Tcに圧縮したディジタル信号をD/A変
換器34に出力する。
【0014】いうまでもないが、像安定化を行なわない
場合には、撮像素子22の撮影領域Ho×Voがそのま
ま表示領域となり、補間拡大回路32は、Tf/Tcの
圧縮のみを行なう。
【0015】像安定化を行なうか否かは、使用者がキー
53によりシステム制御回路52に指示し、システム制
御回路52はこの指示に応じてメモリ制御回路30及び
補間拡大回路32を制御する。
【0016】D/A変換器34は補間拡大回路32から
の映像データをアナログ信号に変換し、記録処理回路3
6がFM変調などの記録処理をする。記録処理回路36
の出力は、ヘッド切換えスイッチ38により、回転ドラ
ム40のダブル・アジマス・ヘッド42a,42bにフ
ィールド毎に交互に印加され、磁気テープ44に記録さ
れる。なお、磁気テープ44は、回転ドラムに300゜
に渡り巻き付いている。
【0017】ドラム・モータ46が回転ドラム40を回
転させ、キャプスタン・モータ48が磁気テープ44を
走行駆動する。サーボ回路50がモータ46,48の回
転速度及び位相を所定値に制御する。
【0018】図4は、図1に示す記録系に対応する再生
系の構成ブロック図を示す。図1と共通する構成要素に
は同じ符号を付してある。図4を参照して、再生動作を
簡単に説明する。
【0019】サーボ回路50の制御下で、ドラム・モー
タ46は回転ドラム40を所定速度及び所定位相で回転
させ、キャプスタン・モータ48が磁気テープ44を所
定速度で走行させる。ヘッド切換えスイッチ38は、異
なるアジマスの磁気ヘッド42a,42bの出力をフィ
ールド交互に切り換え、再生処理回路54に供給する。
再生処理回路54はFM復調などの再生処理を行ない、
図3(c)に示す期間Tcに、圧縮された再生映像信号
を出力する。A/D変換器56は再生処理回路54の出
力をディジタル信号に変換する。A/D変換器56の出
力は、メモリ制御回路30の制御下で画像メモリ38に
書き込まれる。画像メモリ38に書き込まれた映像デー
タは、図3(a)に示す期間に伸長されて読み出され、
D/A変換器58によりアナログ信号に変換され、出力
端子60に出力される。
【0020】回転ドラムに対するテープ巻き付け角が3
00゜の場合を例に説明したが、本発明がこれに限定さ
れないことは明らかである。また、現在市販品で採用さ
れる180゜対向2ヘッド式の回転ドラムや4ヘッド式
の回転ドラム(270゜巻き)を用いたVTRで時間軸
変換処理を行なう場合にも適用できることはいうまでも
ない。
【0021】手振れ補正の像安定化処理に使用する画像
メモリを記録時の圧縮処理に併用する例を説明したが、
更にシンプルな静止画撮影のフリーズ記録用の画像メモ
リ、その他の画像メモリであっても、同様に共用するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、撮像部と記録部でメモリを共用す
るので、回路規模の拡大及び消費電力の増大を防止で
き、バッテリの負担を軽減できる。また、撮像部と記録
部とをディジタル信号により直結することにより撮像
部のD/A変換器及び記録部のA/D変換器を省略で
き、量子化誤差、即ち画質低下を低減できるという利点
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成ブロック図である。
【図2】 手振れ補正の説明図である。
【図3】 本実施例の圧縮伸長のタイミング図である。
【図4】 本実施例に対応する再生系の構成ブロック図
である。
【図5】 回転ドラムの平面図である。
【図6】 図5の回転ドラムを使用する映像記録装置の
圧縮タイミング図である。
【符号の説明】
10:回転ドラム 12:磁気テープ 14a:プラス
・アジマス磁気ヘッド 14b:マイナス・アジマス磁気ヘッド 20:撮影レ
ンズ 22:撮像素子 24:A/D変換器 25:動きベクトル検出回路 2
6:カメラ信号処理回路 28:画像メモリ 30:メモリ制御回路 32:補間
拡大回路 34:D/A変換器 36:記録処理回路
38:ヘッド切換えスイッチ 40:回転ドラム 4042a,42b:磁気ヘッド 44:磁気テープ
46:ドラム・モータ 48:キャプスタン・モータ
50:サーボ回路 52:システム制御回路 53:キー 54:再生処理回路 56:A/D変換器
58:D/A変換器 60:出力端子

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリと、被写体像を撮像することによ
    り画像信号を得ると共に前記メモリからの前記画像信号
    の読み出しアドレスを制御することにより手ぶれ補正機
    を実現する撮像部と、 前記メモリを用いて前記撮像部により得られた画像信号
    を処理して記録に適した形態に変換し、前記画像信号を
    記録媒体に記録する記録部とを備え、前記撮像部による
    前記メモリを用いた手ぶれ補正処理と前記記録部による
    前記メモリを用いた処置とは並列に実行されることを特
    徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記記録部は前記メモリを用いて前記画
    像信号の時間軸を圧縮することを特徴とする請求項1に
    記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 メモリと、 被写体像を撮像することにより画像信号を得ると共に前
    記メモリを用いて前記画像信号を処理することにより所
    定の機能を実現する撮像部と、 前記メモリを用いて前記撮像部により得られた画像信号
    の時間軸を圧縮して記録に適した形態に変換し、前記画
    像信号を記録媒体に記録する記録部とを備え、前記撮像
    部による前記メモリを用いた処理と前記記録部による前
    記メモリを用いた処置とは並列に実行されることを特徴
    とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像部は前記メモリからの前記画像
    信号の読み出しアドレスを制御することにより手ぶれ補
    正機能を実現することを特徴とする請求項3に記載の撮
    像装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像部は前記メモリを用いて静止画
    撮影機能を実現することを特徴とする請求項3に記載の
    撮像装置。
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