JP3114163B2 - 光モジュール製造方法 - Google Patents

光モジュール製造方法

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JP3114163B2 JP949892A JP949892A JP3114163B2 JP 3114163 B2 JP3114163 B2 JP 3114163B2 JP 949892 A JP949892 A JP 949892A JP 949892 A JP949892 A JP 949892A JP 3114163 B2 JP3114163 B2 JP 3114163B2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光作動部品(発光部
品、受光部品など)及びリードフレームを備えた光モジ
ュールを金型を用いて製造する製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発光部品、受光部品等の光作動部品をワ
イヤWで接続した電子回路部EとリードフレームL/F
を金型に装着し、樹脂材料を用いて一体成形する光モジ
ュールの製造技術が提案されている。
【0003】この光モジュールは、光作動部品とリード
フレーム上に形成された電子回路とをAl製ワイヤでワ
イヤボンダを用いて接続するワイヤボンディング工程
と、ワイヤが接続されたワークを金型に装着し、樹脂材
料で一体成形するモールド工程を経て製造されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の光モジ
ュールの製造方法は、ワイヤWで発光部品及び受光部品
O/Eが接続されたリードフレームL/Fをピンセット
で摘んで運んでいたので(図7参照)、ワイヤWに発光
部品E/O又は受光部品O/Eの重量がかかり、ワイヤ
Wに過剰な応力が発生する。その為、部品間の相対位置
がずれたりワイヤ破断が生じ、製品の信頼性および歩留
りが低下するという問題があった。
【0005】そこで本発明は、部品間の相対位置を維持
し、ワイヤ破断を回避することにより、製品の信頼性お
よび歩留りを向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成する為
に、本発明は光作動部品及びリードフレームの相対位置
を維持した状態でパレットに保持する第1工程と、パレ
ットをワイヤ接続部まで搬送し、光作動部品及びリード
フレームの相対位置を維持した状態で光作動部品及びリ
ードフレームとリードフレーム上に形成された電子回路
をワイヤで接続する第2工程と、パレットを金型装着部
まで搬送し、光作動部品及びリードフレームの相対位置
を維持した状態で光作動部品及びリードフレームを吸着
ハンドで吸着して金型に装着する第3工程とを備えて構
成される。
【0007】
【作用】本発明では、全工程を通じて、光作動部品およ
びリードフレームは相対位置が維持された状態で搬送さ
れ、この搬送過程で、光作動部品及びリードフレームと
リードフレーム上に形成された電子回路とのワイヤ接
続、金型装着が自動的に実行される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。なお、説明において同一要素には同一符号
を用い、重複する説明は省略する。
【0009】まず、図1乃至図3を参照して、本実施例
に係る光モジュール製造方法を適用できる製造装置の基
本構成を説明する。図1は実施例に係る製造装置を示す
斜視図、図2は吸着部および成形機の構成例を示す斜視
図、図3は吸着部の構造を示す図である。
【0010】この製造装置は、セッティング部1、ワー
ク自動クランプ部及びワイヤボンダ(ワイヤ接続手段)
2、13、吸着部(金型装着手段)3、成型機4と、こ
れらの間を搬送する搬送装置6、7、8、9を備えて構
成される。
【0011】まず、搬送装置6によりパレット5がセッ
ティング部1に搬送されると、パレット5は所定位置に
固定され、パレット5上に光モジュールの構成部品が位
置決めされる。本実施例では光モジュールを構成する光
作動部品およびリードフレームがパレット5上に載置さ
れるが、これらの相対位置を維持した状態で、ワーク自
動クランプ部2、吸着部3、成形機4へと自動的に搬送
されなければならない。その為、パレット5には光作動
部品のリードピンの一部を受容する矩形溝53a、光作
動部品(受光部品、発光部品等)の先端側の一部を受容
するV溝53b、リードフレームとリードフレーム上に
形成されている電子回路部を載置する載置面53cが形
成されている(図4(b)参照)。
【0012】ところで、セッティング部1でパレット5
上に位置決めされる光作動部品には受光素子、発光素子
等の光作動素子が内蔵されており、リードフレームを構
成するアイランド部には光作動部品に接続される電子回
路(受信回路、発信回路)を構成する複数の電子回路部
品が既に実装されている。さらに、セッティング部1で
はリードフレーム及び光作動部品と電子回路はまだ接続
されていない状態にある。
【0013】光作動部品及びリードフレームがセッティ
ングされた後、パレット5は搬送装置6により、ワーク
自動クランプ部2に搬送される。ワーク自動クランプ部
2では、パレット5上に位置決めされたリードフレーム
と光作動部品におけるワイヤの接続作業を行う。すなわ
ち、ワイヤボンダ13によってリードフレームを構成す
るリードピンとアイランド部とのワイヤボンディング、
アイランド部上に形成された電子回路と光作動部品との
ワイヤボンディングを実行する。
【0014】ワーク自動クランプ部2における接続作業
が終了すると、パレット5は搬送装置7、8により吸着
部3に搬送される。搬送装置8は搬送装置7より一段高
い位置にあるので、搬送装置7により搬送されたパレッ
ト5はリフト10により搬送装置8の高さまで持ち上げ
られる。その後、搬送装置8によりパレット5は吸着部
3に搬送され、リードフレーム及び光作動部品に対する
成型機4への装着作業が実行される。装着後、パレット
5はリフト11により下に位置する回収用搬送装置12
に配置され、セッティング部1へと搬送される。
【0015】吸着部3は、パレットに位置決めされた光
部品、リードフレームをそのままの状態で保持する吸着
ハンド3Aと、この吸着ハンド3Aを保持する保持板3
Bで構成されている(図4(a))。これらは、吸着搬
送装置9を介して、Z方向に移動可能な移動機構を備え
たZ方向ステージ3zに装着され、このZ方向移動ステ
ージ3zはY方向に移動可能な移動機構を備えたY方向
ステージ3yに設置され、さらに、このY方向ステージ
3yはX方向に移動可能な移動機構を備えたX方向ステ
ージ3xに設置されているので、吸着部3をあらゆる方
向に移動させることができる(図2)。
【0016】吸着ハンド3Aは真空室31を内蔵し、そ
の底面にはリードフレームのフレーム部を吸着する吸着
面32が形成されている(図3(b)、(c))。この
吸着面32にはワイヤ接続されたリードフレームと光作
動部品を位置決めする位置決め溝33が形設されてお
り、真空室31と連通する複数の吸着孔32a、32b
が露出している。
【0017】位置決め溝33は、リードフレームのアイ
ランド部上に実装された電子回路部品を収容する矩形溝
33a、光作動部品を位置決めする半円溝33bにより
構成されており、これらとリードフレームのフレーム部
を吸着する吸着面32の配置、形状はパレット5に形成
された矩形溝53a、V溝53b、載置面53c(図4
(b)参照)と対応して形成されているので、リードフ
レームと光作動部品はパレット5により保持された相対
位置を変えることなく、そのままの状態で保持される。
【0018】保持板3Bは、吸着面32とほぼ平行に配
置され、真空ポンプ34(図2)に接続された真空パイ
プ35を、保持板3Bに形設されたガイドパイプ39で
案内し、吸着ハンド3Aに接続させているので、真空室
31の空気を吸引することができる。真空室31には、
前述した吸着孔32a、吸着孔32bがそれぞれ連通し
ているので、吸着面に当接した電子回路部品の載ったリ
ードフレームのフレーム部及び位置決め溝33bに保持
された光作動部品が吸着される。
【0019】次に、本実施例に使用できる吸着部、パレ
ットおよび金型における光作動部品、リードフレームの
位置決め構造を図4および図5に基づき説明する。
【0020】図4(a)は吸着ハンドの位置決め構造、
同図(b)は搬送装置およびパレットの位置決め構造、
同図(c)は金型の位置決め構造をそれぞれ示すZ方向
(図2参照)から切断した縦断面図であり、図6(a)
は光作動部品が吸着部により位置決めされた状態、同図
(b)は光作動部品がパレットにより位置決めされた状
態、同図(c)は光作動部品が金型に装着され上型及び
下型に挟まれた状態をそれぞれ示すZ方向(図2参照)
から切断した縦断面図である。
【0021】次に、図5を参照して搬送装置の位置決め
機構を説明する。図5は搬送装置の位置決め機構の一例
を示す斜視図である。搬送装置8上の位置決め部には、
パレット5の停止位置保持を行い、搬送ベルト87上面
より下方に退避できる昇降動作機能を持ったストッパ8
4、85、86及び位置決め板83が配置されており、
初期状態ではストッパ84は下方退避、ストッパ85、
86は上限位置にある。最初のパレットはストッパ85
で搬送用ベルト87とスリップする状態で一旦停止し、
次のパレットは最初のパレットに追突して同様に一旦停
止する。そして追突して停止した次のパレットは位置決
めピン81がパレットのピン孔51bに嵌合する様に形
設されたストッパ84の上昇動作により、その上限で嵌
合し、位置保持される。次に、ストッパ85が下降動作
によって搬送ベルト87の上面より下方に退避した時、
最初のパレットは再び搬送ベルト87に載ってストッパ
86まで搬送されて、一旦停止する。その後、位置決め
板83の上昇動作によって位置決めピン81がパレット
のピン孔51bに嵌合することによりパレット5は搬送
装置8上に搬送ベルト87の上面より上方で位置決めさ
れる(図4(b))。搬送装置6、7においては、ワ−
ク自動クランプ装置2の前後において、搬送ベルト87
によりパレット5を搬送する機能を持ち、光作動部品お
よびリードフレームはパレット5上で相対位置が維持さ
れた状態で搬送される。
【0022】また、吸着部3の吸着面32には位置決め
ピン82が挿入されるピン穴32cが形設されている
(図4(a))。その為、吸着部3によりパレット5上
の光作動部品およびリードフレームを吸着する際に、搬
送装置8に形設された位置決め板83の位置決めピン8
2を吸着部3のピン穴32cに挿入することにより、吸
着部3とパレット5は正確に位置決めされる(図4
(a)、(b))。前述したように、吸着部3およびパ
レット5の矩形溝33a、53a、半円溝33b、53
bなどの配置、形状は対応しているので、光作動部品お
よびリードフレームは相対位置を変えることなく、そっ
くりそのまま、パレット5から吸着部3へと移動される
(図6(a)、(b))。
【0023】さらに、吸着部3には、吸着ハンド3Aに
一端が固定され他端が保持板3Bに遊動自在に保持され
たピン部材36が吸着部3に装着され、吸着ハンド3A
及び保持板3Bの間に露出するピン部材36の中間部に
は圧縮コイルスプリング37が巻装されている。その
為、吸着ハンド3A及び保持板3Bは互いに離間する方
向に附勢されているので、光作動部品およびリードフレ
ームを押し付けて吸着することができる。したがって、
光作動部品およびリードフレームと吸着ハンド3Aとが
密着し、吸着成功率は一段と向上している。
【0024】また、保持板3Bにはピン部材36のピン
径より大きいガイド穴38が形成され、このガイド穴3
8のガイドパイプ39の接続側(吸着ハンド3Aの反対
側)にはテーパ状に第1係合部38aが形成され、ピン
部材36の当接部には第1係合部38aと密着する形状
で、第2係合部36aが形成されている。この場合、ガ
イド穴38はピン部材36より大きく形成されているの
で、パレット5に対する吸着部3の位置が多少ずれてい
ても、ガイド穴38内でピン部材36が移動することに
より、これらの位置ずれが吸収される。そして、第1係
合部38aと第2係合部36aが互いに密着することに
より、吸着ハンド3Aは保持板3Bに対して、おおまか
な位置決めが再現される。
【0025】成型機4は上型4A及び下型4Bからなる
コンベンショナルタイプの金型を含んで構成され、それ
ぞれの型には光作動部品を位置決めする半円溝41、4
2、リードフレームのアイランド部が収容されるキャリ
ア部43、44が形成されており(図6(c)参照)、
キャリア部に樹脂材料が注入されることにより、光作動
部品及びリードフレームは一体成型される。下型4Bに
は、吸着ハンド3Aに形成されたピン穴32cと対応す
る位置に、このピン穴32cに嵌合する位置決めピン4
5が形成されている。なお、ピン穴32cは、下型4B
の使用温度(昇温時:摂氏150度〜200度)におけ
る位置決めピン45の配置寸法に合わせて形成されてい
る。その為、下型4Bに光作動部品及びリードフレーム
を装着するときには、位置決めピン45を吸着部3のピ
ン穴32cに挿入することにより、吸着部3と下型4B
は正確に位置決めされる。
【0026】特に、吸着部3には圧縮コイルスプリング
37が装着され、これにより衝撃が吸収されるので、下
型4Bを損傷する危険度が低減している。
【0027】さらに、本実施例では、使用する光作動部
品の外周に円周溝Gが形成され、この円周溝Gが下型4
Bに形成された突起Pと係合することにより、下型4B
における位置合せが実現される(図6(c))。その
為、金型内で光作動部品が安定し、樹脂材料の注入圧力
によって光作動部品が移動することはない。
【0028】このように、本実施例に係る光モジュール
製造方法によると、パレット、吸着部および成型機にお
ける水平度及び装脱着時の位置精度の誤差は吸収され、
パレットに保持された状態、すなわち、光作動部品、リ
ードフレームの相対位置が維持された状態で、ワイヤ接
続、金型装着が実現するので、信頼性及び歩留りを向上
させることができる。
【0029】また、光作動部品とリードフレームの相対
位置が維持された状態で搬送されるので、相対的に固定
されない2部品を接続したワイヤに対する負担が少な
い。その為、従来のAlワイヤより細径化あるいは細径
のAuワイヤ(φ100μm未満)を使用することがで
き、コストの低減化および高信頼性を図ることができ
る。 なお、本発明は上記実施例に限定されず、発明の
要旨を逸脱しない範囲で変形、改変が可能である。
【0030】例えば、本実施例では搬送装置のパレット
載置面に形成された凸部と、パレットの底面に形成され
た凹部が互いに係合することにより、搬送装置とパレッ
トの位置決めがなされるが、搬送装置のパレット載置面
に凹部、パレットの底面に凸を形成してもよい。
【0031】同様に、本実施例では搬送装置のパレット
載置面の近傍に形成された凸部と、吸着部の吸着面に形
成された凹部が係合することにより、搬送装置に対する
吸着部の位置決めがなされるが、搬送装置のパレット載
置面に凹部、吸着面に凸部を形成してもよい。また、同
様に金型の載置面に凹部を形成してもよい。
【0032】また、上記実施例では吸着ハンド3Aを用
いて光作動部品の円周溝Gに下型4Bの突起Pを係合さ
せることにより、光作動部品及びリードフレームを金型
に装着しているが、光作動部品の背後からガスを吹き
付け、光作動部品を金型の壁面に押し付けることによ
り、光作動部品を金型内に位置決めする方法、正規の
セット位置より光作動部品を前方に出した状態でワイヤ
リングすることにより、ワイヤを若干伸ばした状態で光
作動部品とリードフレームを接続しておき、正規のセッ
ト位置に光作動部品及びリードフレームを配置した時に
生じるワイヤの弾性力を利用して光作動部品を金型の壁
面に押し付け、位置決めを行う方法を使用することがで
きる。
【0033】以下、図6を参照して、光作動部品および
リードフレームをパレットから金型に装着するの方法
を説明する。
【0034】まず、金型のセット位置における光作動部
品と接続される電子回路部E(又はリードフレーム)の
間隔より大きい間隔でワイヤWを接続する。例えば、金
型のセット位置における光作動部品と接続される電子回
路部E(又はリードフレーム)の間隔がLとすれば、ワ
イヤ接続における光作動部品と電子回路部E(又はリー
ドフレーム)の間隔を(L+δ)で接続する。吸着部3
で光作動部品とリードフレームを吸着する時には光作動
部品を若干後方αで保持し、金型挿入時に正規位置に戻
す。この場合、光作動部品の先端にはテーパ部Tが形成
されており、吸着部3の半円溝33bの先端にはテーパ
tが形成されているので、吸着ハンド3Aを押し付ける
だけで、光作動部品を後退させて吸着することができ
る。また、光作動部品とリードフレームの間隔は(L+
δ)からLになることから、ワイヤWには光作動部品と
リードフレームの間隔を広げる方向に弾性力が作用す
る。その為、光作動部品の先端は上型4A、下型4Bの
壁面に押圧される(図6(c)参照)。したがって、光
作動部品は正規のセット位置に保持される。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明ではワイヤ接続手
段から金型に至るまで、光作動部品およびリードフレー
ムはこれらの相対位置が維持された状態で搬送され、こ
の搬送過程で、光作動部品とリードフレームのワイヤ接
続、金型装着が自動的に実行される。その為、部品間の
相対位置が維持され、ワイヤ破断を回避することによ
り、製品の信頼性および歩留りを向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る光モジュール製造方法が
適用できる製造装置の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る光モジュール製造方法に
適用できる製造装置の吸着部および成形機の構成例を示
す斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係る光モジュール製造方法に
適用できる製造装置の吸着部の構造を示す図である。
【図4】本発明の実施例に使用できる製造装置の吸着
部、パレットおよび金型における光部品、リードフレー
ムの位置決め構造を示すZ方向から切断した縦断面図で
ある。
【図5】搬送装置8の吸着部3におけるパレットの位置
決め機構の外観を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例に使用できる製造装置の吸着
部、パレットおよび金型における光部品、リードフレー
ムの位置決め状態を示すZ方向から切断した縦断面図で
ある。
【図7】従来のワイヤが接続された光作動部品及びリー
ドフレームを運ぶ状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…セッティング部、2…ワーク自動クランプ部、3…
吸着部、3A…吸着ハンド、3B…保持板、31…真空
室、32…吸着面、33…位置決め溝、34…、真空ポ
ンプ、35…真空パイプ、36…ピン部材、37…圧縮
コイルスプリング、38…ガイド穴、39…ガイドパイ
プ、4…成形機、4A…上型、4B…下型、41、42
…半円溝、43、44…キャリア部、45…位置決めピ
ン、5…パレット、6、7、8、9…搬送装置、81、
82…位置決めピン、83…位置決め板、84、85、
86…ストッパ、87…搬送用ベルト、10、11…リ
フト、12…回収用搬送装置、13…ワイヤボンダ、E
/O…発光部品、O/E…受光部品、L/F…リードフ
レーム、W…ワイヤ、E…電子回路部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29L 11:00 (56)参考文献 特開 平5−196848(JP,A) 特開 平5−192955(JP,A) 特開 平4−307214(JP,A) 特開 平4−239614(JP,A) 特開 平2−214629(JP,A) 特開 昭63−175435(JP,A) 特開 昭63−15715(JP,A) 特開 昭62−212112(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 33/12 G02B 6/42

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型を用いて光作動部品及びリードフレ
    ームを備えた光モジュールを製造する方法において、 前記光作動部品及びリードフレームの相対位置を維持し
    た状態でパレットに保持する第1工程と、 前記パレットをワイヤ接続部まで搬送し、前記光作動部
    品及びリードフレームの相対位置を維持した状態で前記
    光作動部品及びリードフレームとリードフレーム上に形
    成された電子回路をワイヤで接続する第2工程と、 前記パレットを金型装着部まで搬送し、前記光作動部品
    及びリードフレームの相対位置を維持した状態で前記光
    作動部品及びリードフレームを吸着ハンドで吸着して前
    記金型に装着する第3工程と、を備えて構成される光モ
    ジュール製造方法。
  2. 【請求項2】 前記パレットに前記光作動部品を位置決
    めする溝および前記リードフレームを位置決めする載置
    面を形成しておき、前記溝に前記光作動部品を挿入し、
    前記載置面にリードフレームを載置することにより前記
    パレット内で前記光作動部品及びリードフレームの相対
    位置を保持することを特徴とする請求項1記載の光モジ
    ュール製造方法。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段のパレット位置決め板上に
    凸部を形成すると共に前記パレットに凹部を形成してお
    き、前記凸部と前記凹部を係合させることにより前記パ
    レットを前記搬送手段上に保持することを特徴とする請
    求項1記載の光モジュール製造方法。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段のパレット位置決め板上の
    載置面近傍に凸部を形成すると共に前記吸着ハンドの吸
    着面近傍に凹部を形成しておき、前記凸部と前記凹部を
    係合させることにより前記吸着ハンドを前記搬送手段に
    対して位置決めすることを特徴とする請求項1記載の光
    モジュール製造方法。
  5. 【請求項5】 前記金型における前記光作動部品及びリ
    ードフレームの保持部近傍に凸部を形成すると共に前記
    吸着ハンドの吸着面近傍に凹部を形成しておき、前記凸
    部と前記凹部を係合させることにより前記吸着ハンドを
    前記保持部に対して位置決めし、前記光作動部品及びリ
    ードフレームを前記金型に装着することを特徴とする請
    求項1記載の光モジュール製造方法。
  6. 【請求項6】 前記光作動部品及びリードフレームを前
    記保持部の所定位置からずれた位置に装着し、その後、
    前記光作動部品及びリードフレームを移動させることに
    より位置補正を行うことを特徴とする請求項5記載の光
    モジュール製造方法。
  7. 【請求項7】 円周溝が形成された円柱状光作動部品を
    使用すると共に前記保持部内に前記円周溝と係合する突
    起を形成しておき、 前記突起を前記円周溝に係合させることにより前記金型
    内の位置補正を行うことを特徴とする請求項6記載の光
    モジュール製造方法。
  8. 【請求項8】 前記金型内にガスを噴出する送風孔を前
    記吸着ハンドに設置しておき、前記送風孔からの噴出ガ
    スにより前記光作動部品の位置補正を行うことを特徴と
    する請求項6記載の光モジュール製造方法。
JP949892A 1992-01-22 1992-01-22 光モジュール製造方法 Expired - Fee Related JP3114163B2 (ja)

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