JP3024124B2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JP3024124B2
JP3024124B2 JP4009500A JP950092A JP3024124B2 JP 3024124 B2 JP3024124 B2 JP 3024124B2 JP 4009500 A JP4009500 A JP 4009500A JP 950092 A JP950092 A JP 950092A JP 3024124 B2 JP3024124 B2 JP 3024124B2
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久雄 郷
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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤリングの際に、
光モジュールを構成する光作動部品(発光部品、受光部
品など)及びリードフレームをクランプするクランプ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】発光部品、受光部品等の光作動部品をワ
イヤで接続したリードフレームを金型に装着し、樹脂材
料を用いて一体成形する光モジュールの製造技術が提案
されている。図6は、リードフレームに光作動部品が接
続されたワークを示す斜視図である。リードフレームL
/Fは、図示のように、フレーム部、アイランド部、リ
ードピン部(インナリードピン部を含む。)を備えて構
成され、アイランド部上に実装された電子回路部品によ
り発光回路、受光回路などの電子回路Cが構成されてい
る。この電子回路に対して、発光部品E/O、受光部品
O/E及びインナリードピン部がワイヤWを介して接続
されている。
【0003】光モジュールは、一般的に、電子回路Cと
発光部品E/O、受光部品O/E、インナリードピン部
とをAl製ワイヤWで接続するワイヤリング工程、ワイ
ヤが接続されたワークを金型に装着する金型装着工程、
金型に樹脂材料を注入し、ワークを樹脂材料で一体的に
成型する成型工程を経て製造される。
【0004】ワイヤリングの際に用いられてきたクラン
プ装置は、図7で示すように、ブロック体101とマス
ク部材102で構成されている。ブロック体101に
は、発光部品E/O及び受光部品O/Eを位置決めする
V溝101aが形成されると共に、リードフレームL/
F、発光部品E/O及び受光部品O/Eのリードピンを
同一平面上に固定する固定面101bが形成されてい
る。マスク部材102には、ブロック体101のV溝1
01aと対応する位置に形成され発光部品E/O及び受
光部品O/Eを保持するV溝102a、ワイヤ接続部
(リードフレームのインナリードピン部、アイランド
部、光作動部品のリードピン端部)を露出する開口10
2bが形成されている。リードフレームL/Fは、ブロ
ック体101とマスク部材102で挟持されて固定され
る。
【0005】同一の固定面101b上に固定されたリー
ドフレームL/Fのインナリードピン部と発光部品E/
O又は受光部品O/Eのリードピン103の端部は、超
音波を利用したワイヤボンダによりワイヤWが接続され
る(図8(a))。ワイヤボンダは超音波振動エネルギ
を用いて接合面の酸化膜層を破壊し、ワイヤWをリード
フレームL/Fおよびリードピン端部103に接続す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のクラン
プ装置は位置決め溝と平面の相対位置が固定されている
ので、発光部品E/O又は受光部品O/Eの組立時の光
学的調芯の結果リードピン103の端部がずれて溶着さ
れていた場合(図8(b)、(c))、正常な状態でク
ランプすることができず、ワイヤリングが不可能であっ
た。
【0007】例えば、リードピン103の端部が上にず
れた場合(同図(b))、リードピン103と固定面1
01bとの間に隙間が生じるので、ワイヤボンダでワイ
ヤWを打つことができない。また、リードピン103の
端部が下にずれた場合(同図(c))、マスク部材10
2で発光部品E/O又は受光部品O/Eを押え付けたと
きにリードピン103が曲がり、リードピン103の取
付固定部の破損又はワイヤWを接続できないことがあっ
た。
【0008】また、ワイヤWで接続されたワーク(図6
参照)をクランプ装置から取り出す際、ワイヤWに応力
がかかり、ワイヤWを痛めるという欠点があった。
【0009】さらに、リードフレームL/Fのワイヤ接
続部にワイヤボンダが接触する時、ワイヤボンダがマス
クに接触しないようにする為、マスク部材102でワイ
ヤ接続部の近傍を固定することができない。その為、ワ
イヤリングの際にはインナリードピン部の固定状態が弱
くなり、ワイヤボンダから発する超音波がワイヤの接合
面に効果的に伝わらず、ワイヤ接続の歩留りが低下する
という欠点があった。そこで、本発明はワイヤ接続部を
載置面(固定面、加工台表面)に密着させることによ
り、ワイヤ強度及び歩留りを向上させることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成する為
に、第1の発明はリードフレームを固定する固定面と、
リードフレームを固定面に固定する固定部材と、光作動
部品を固定面に対して位置決めする位置決め溝と、位置
決め溝により位置決めされた光作動部品を保持する保持
部材と、位置決め溝及び保持部材を一体的に回動するこ
とにより光作動部品のリードピン端部を固定面に押し付
ける回動機構とを有する。
【0011】また、第2の発明はパレット部材、固定部
材および保持部材を有する。ここで、パレット部材はリ
ードフレームを固定する固定面、光作動部品を固定面に
対して位置決めする位置決め溝、および固定面より一段
高い位置に形成されリードフレームのインナリードピン
部、アイランド部、さらに光作動部品のリードピン端部
が配置される加工台を備え、固定部材はリードフレーム
を固定面に固定し、保持部材は位置決め溝により位置決
めされた光作動部品を保持する。
【0012】
【作用】第1の発明によると、光作動部品のリードピン
端部は回動機構により固定面に押し付けられるので、光
作動部品のリードピン端部は固定面に密着する。
【0013】また、第2の発明によると、ワイヤ接続部
(リードフレームのインナリードピン部、アイランド
部、光作動部品のリードピン端部)は固定部より一段高
い加工台上に配置されるので、これらの接続部は加工面
に密着し、特にリードフレームのインナリードピン部は
ボンディング位置により近い部分で固定することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。なお、説明において同一要素には同一符号
を用い、重複する説明は省略する。
【0015】図1は第1実施例に係るクランプ装置を示
す斜視図、図2はこのクランプ装置を搬送用パレットと
して用いた光モジュール製造装置の構成例を示す斜視図
である。
【0016】このクランプ装置は、位置決め溝51、固
定面52、保持部材53、回動機構54、固定部材55
を備えて構成されている。
【0017】位置決め溝51は例えばV溝で構成され、
発光部品E/O及び受光部品O/Eのピン部がそれぞれ
位置決めされる。また、固定面52はリードフレームL
/Fを載置できる平面部で形成され、保持部材53は断
面がL字形状になっており、その先端部には発光部品E
/O、受光部品O/Eのピン部が係合する半円溝53a
が形成されている。そして、保持部材53は、発光部品
E/O、受光部品O/Eを位置決め溝51に押し付け、
ねじ57により固定する。また、回動機構54は位置決
め溝51の中央部に取り付けられた固定軸54a、位置
決め溝51の下部に当接し位置決め溝51を下方に附勢
する圧縮コイルスプリング54b、および位置決め溝5
1の端部に取り付けられ保持部材53を接続する可動軸
54cを含んで構成されている。圧縮コイルスプリング
54bは固定軸54aに対し、位置決め溝51の反対側
で下から附勢されているので、位置決め溝51と保持部
材53は一体的に時計方向に回動する。その結果、位置
決め溝51及び保持部材53により保持された発光部品
E/O及び受光部品O/Eのリードピン端部は固定面5
2に押し付けられる。
【0018】ここで、発光部品E/O、受光部品O/E
のリードピン103は、固定面より若干高い位置になる
ように、固定面52、位置決め溝51が形成されている
ので、リードピン103の先端は常に固定面に接触す
る。
【0019】固定部材55は、リードフレームL/Fの
フレーム部を固定面52上に押し付け、ねじ56により
リードフレームL/Fを固定する。この固定部材55に
は開口が形成されており、リードフレームL/Fのボン
ド位置が露出しているので、ワイヤボンダによるワイヤ
リングに支障がない。
【0020】次に、上述したクランプ装置が組み込まれ
たパレットを搬送する光モジュール製造装置の一例を説
明する。
【0021】この製造装置は、セッティング部1、ワー
ク自動クランプ部2、ワイヤボンダ13、吸着部3、成
型機4と、これらの間を搬送する搬送装置6、7、8、
9を備えて構成され、搬送装置6、7、8を用いて上述
したワーク自動クランプ部2にパレット5を送り込み、
光作動部品とリードフレームの相対位置を維持した状態
で、光作動部品とリードフレームのワイヤボンディン
グ、ワイヤ接続されたワークの金型装着が実行される。
【0022】ここで、搬送装置6、7、8には先端が細
くなった位置決めピンが載置面に対して直交する方向に
突出して形成され、パレット5には位置決めピンが嵌合
するピン孔が対応位置に形設されている。その為、搬送
装置6、7、8の位置決めピンをパレット5のピン孔に
嵌合することにより、パレット5は搬送装置6、7、8
上に位置決めすることができる。したがって、発光部品
E/O、受光部品O/EおよびリードフレームL/F
は、パレット5上で相対位置が維持された状態で搬送装
置6、7、8、9により搬送され、ワイヤボンド及び金
型への装着が可能となる。
【0023】搬送装置6によりパレット5がセッティン
グ部1に搬送されると、パレット5は所定位置に固定さ
れ、パレット5上に光モジュールの構成部品が位置決め
される。ここで、セッティング部1でパレット5上に位
置決めされる光作動部品には受光素子、発光素子等の光
作動素子が既に内蔵されており、リードフレームL/F
を構成するアイランド部には光作動素子に接続される電
子回路(受信回路、発信回路)を構成する複数の電子回
路部品が既に実装されている。さらに、セッティング部
1ではリードフレームL/Fと発光部品E/O及び受光
部品O/Eはまだ接続されていない状態にある。
【0024】発光部品E/O、受光部品O/E及びリー
ドフレームL/Fがセッティングされた後、パレット5
は搬送装置6により、ワーク自動クランプ部2に搬送さ
れる。ワーク自動クランプ部2では、パレット5上に位
置決めされたリードフレームL/F、発光部品E/O及
び受光部品O/Eに対しワイヤボンダ13によってワイ
ヤの接続作業を行う。すなわち、リードフレームL/F
を構成するインナリードピン部とアイランド部とのワイ
ヤボンディング、アイランド部上に形成された電子回路
と発光部品E/O、受光部品O/Eとのワイヤボンディ
ングを実行する。 ワーク自動クランプ部2における接
続作業が終了すると、パレット5は搬送装置7、8によ
り吸着部3に搬送される。搬送装置8は搬送装置7より
一段高い位置にあるので、搬送装置7により搬送された
パレット5はリフト10により搬送装置8の高さまで持
ち上げられる。その後、搬送装置8によりパレット5は
吸着部3に搬送され、リードフレームL/F及び発光部
品E/O、受光部品O/Eに対する成型機4への装着作
業が実行される。この装着作業の前に、保持部材53は
持ち上げられ、固定部材55は取り外され、ワーク(図
6参照)は吸着可能な状態になる。金型にワークが装着
された後、パレット5はリフト11により下方に位置す
る回収用搬送装置12に転置され、セッティング部1へ
と搬送される。なお、本実施例ではパレット機能とクラ
ンプ機能を兼用したクランプ装置を説明したが、このク
ランプ装置とは別体のパレットを使用できることはいう
までもない。この場合、上記クランプ装置でワイヤリン
グを施した後、ピンセットなどでワークを摘み、クラン
プ装置を組み込まないパレット5に装着させ、上記搬送
装置により吸着部3まで搬送する。
【0025】次に、図3および図4を参照して、本発明
の第2実施例に係るクランプ装置を説明する。第1実施
例との差異は、クランプ装置とは別体のパレットを使用
している点である。図3は第2実施例に係るクランプ装
置を備えたワーク自動クランプ部2の要部を示す斜視
図、図4は第2実施例に係るクランプ装置に使用できる
パレットの構造例を示す斜視図である。
【0026】まず、図4に基づき、パレットの構造を説
明する。このパレットは、位置決め溝501、固定面5
02、加工部503を備えて構成される。固定面502
は、少なくともリードフレームL/Fのフレーム部(図
6参照)が置ける大きさの長方形平面部を有し、この中
に、位置決め溝501及び加工部503が形成されてい
る。位置決め溝501は一対のV溝で構成され、位置決
め溝501と加工部503の間には第1の矩形溝504
が形成されている。加工部503は第1の矩形溝504
に連通する第2の矩形溝505内に、独立した部品とし
て、ネジ506により着脱自在に固定されている。これ
ら矩形溝504、505の周囲には、リードフレームL
/Fの位置決め穴に挿入される4本の位置決めピン50
7が形成されている。
【0027】このように、ワイヤ接続部が配置される加
工部503のみを別の部品で構成し、ビスなどで組み付
ける構造とし、この加工部503を固定面502より突
出して形成したので、マスク部材はワイヤ接続位置に配
置されているが、ワイヤ接続部より近い位置で加工部5
03に密着し、超音波の逃げが減り、歩留りが向上す
る。 また、ワイヤ接続部が配置される加工部503は
ワイヤボンダに押圧されるので傷み易いが、この部分を
小さく、単純な形状にすれば、部品交換用の費用をさら
に低減することができる。
【0028】次に、第2実施例に係るクランプ装置を説
明する。クランプ装置は、E/Oクランパ22、O/E
クランパ23、リニアガイド24、シリンダ25、支持
部材26及びシリンダ27、圧縮コイルスプリング2
8、マスク部材29を備え、パレット5が搬送装置6の
コンベヤベルト21によって、クランプ装置を備えたワ
ーク自動クランプ部2に搬送される。そして、発光部品
E/O、受光部品O/EおよびリードフレームL/Fの
相対位置を維持した状態で固定して、ワイヤWが接続さ
れる。
【0029】シリンダ25はE/Oクランパ22及びO
/Eクランパ23をリニアガイド24に沿って昇降させ
る。その為、シリンダ25の動作によりE/Oクランパ
22及びO/Eクランパ23の昇降量を制御することが
できる。また、圧縮コイルスプリング28はシリンダ2
5に装着され、このバネ定数またはシリンダ25の下降
量を変えることにより、発光部品E/O及び受光部品O
/Eのピン部を押圧するクランプ力が調整される。
【0030】さらに、パレット500の下方にはシリン
ダ27により上下動するパレット5のピン穴と嵌合する
位置決めピンを形設された支持部材26が配置され、パ
レット500をマスク部材29に押し付けることができ
る。マスク部材29はワイヤ接続箇所が露出するように
開口29aが形成されており、この開口29aの上方
に、E/Oクランパ22及びO/Eクランパ23の先端
部が配置されている。また、このE/Oクランパ22及
びO/Eクランパ23の先端部は断面がL字形状になっ
ており、発光部品E/O及び受光部品O/Eの先端支持
部とピン支持部(加工部503)の間を押圧してピン部
を加工部503に押圧できるように構成されている。
【0031】ワイヤリングの際には、まず、シリンダ2
7が作動し、支持部材26を持ち上げる。支持部材26
の上方にはマスク部材29が配置されているので、リー
ドフレームL/Fはマスク部材29に押し付けられ、パ
レット500は支持部材26に形設された位置決めピン
30によって位置決めされ、固定される。
【0032】次に、シリンダ25が作動し、E/Oクラ
ンパ22及びO/Eクランパ23を下降させる。その結
果、発光部品E/O及び受光部品O/Eが固定される。
【0033】図5は、リードフレームL/Fおよび発光
部品E/O及び受光部品O/Eが固定された状態を示す
側断面図である。ここで、重要なことはE/Oクランパ
22が第1の矩形溝504に位置する発光部品E/Oの
ピン部を押圧している点である。その為、発光部品E/
Oには加工部503に向かってA点を支点として時計回
りのモーメントが作用し、発光部品E/Oのリードピン
端部は加工部503に押し付けられる。その結果、発光
部品E/Oのリードピン端部は加工部503に密着す
る。
【0034】このように、第2実施例に係るクランプ装
置によると、クランプ装置にワークを直接取り付けるの
ではなく、ワークをのせたパレット500をクランプ装
置に取り付ける構造にしているので、ワークの着脱と、
ワイヤリングが別の位置で行え、連続作業におけるタク
トタイムが大幅に縮めることができる。
【0035】また、ワーク単体を取り出す必要がなくな
るので、発光部品E/O及び受光部品O/Eの重さで、
ワイヤWにダメージを与えることがなくなる。その為、
ワイヤ切れ不良が低減する。その為、従来のAlワイヤ
より細径化あるいは細径のAuワイヤ(φ100μm未
満)を使用することができ、コストの低減化および高信
頼性を図ることができる。
【0036】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
発明の要旨を逸脱しない範囲で変形、改変が可能であ
る。
【0037】例えば、本実施例では位置決め溝としてV
溝を使用しているが、V字形状に限定されるものではな
い。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明ではワイヤ接続部
を載置面(固定面、加工台表面)に密着させることによ
り、ワイヤ強度及び歩留りを向上させることができる。
【0039】また、クランプ装置をパレットとして使用
し、搬送ラインに組み込めば、光作動部品とリードフレ
ームのワイヤ接続が自動的に実行され、搬送過程でワイ
ヤ破断を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るクランプ装置の概要
を示す斜視図である。
【図2】第1実施例に係るクランプ装置をパレットとし
て用いた光モジュール製造装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例に係るクランプ装置の概要
を示す斜視図である。
【図4】第2実施例に係るクランプ装置に使用できるパ
レットの構造例を示す斜視図である。
【図5】第2実施例に係るクランプ装置によりリードフ
レーム、発光部品が固定された状態を示す側断面図であ
る。
【図6】リードフレームに光作動部品が接続されたワー
クを示す斜視図である。
【図7】ワイヤリングの際に用いられてきたクランプ装
置を示す分解斜視図である。
【図8】図7に示すクランプ装置の問題点を説明する為
の説明図である。
【符号の説明】
1…セッティング部、2…ワーク自動クランプ部、3…
吸着部、4…成形機、5…パレット、6、7、8、9…
搬送装置、10、11…リフト、12…回収用搬送装
置、13…ワイヤボンダ、L/F…リードフレーム、E
/O…発光部品、O/E…受光部品、W…ワイヤ、C…
電子回路、A…E/O・O/Eリードピン固定モーメン
トの支点、21…コンベヤベルト、22…E/Oクラン
パ、23…O/Eクランパ、24…リニヤガイド、2
5、27…シリンダ、26…支持部材、28…圧縮コイ
ルスプリング、29…マスク部材、30…パレット位置
決め用ピン、51…位置決め部、52…固定面、53…
保持部材、54…回動機構、55…マスク部材、56…
ねじ、57…E/O・O/E固定ねじ、101…ブロッ
ク体、102…マスク部材、103…リードピン、50
0…パレット、501…位置決め溝、502…固定面、
503…加工部、504、505…矩形溝、506…ネ
ジ、507…位置決めピン。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/00 G02B 6/42

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤリングの際に光モジュールを構成
    する光作動部品及びリードフレームをクランプするクラ
    ンプ装置において、 前記リードフレームを固定する固定面と、前記リードフ
    レームを前記固定面に固定する固定部材と、前記光作動
    部品を前記固定面に対して位置決めする位置決め溝と、
    前記位置決め溝により位置決めされた光作動部品を保持
    する保持部材と、前記位置決め溝及び前記保持部材を一
    体的に回動することにより前記光作動部品のリードピン
    端部を前記固定面に押し付ける回動機構とを有するクラ
    ンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記回動機構に、前記光作動部品のリー
    ドピン端部を前記固定面に押し付ける力を調節し、一定
    に保つ機構が装着されていることを特徴とする請求項1
    記載のクランプ装置。
  3. 【請求項3】 ワイヤリングの際に光モジュールを構成
    する光作動部品及びリードフレームをクランプするクラ
    ンプ装置において、 前記リードフレームを固定する固定面、前記光作動部品
    を前記固定面に対して位置決めする位置決め溝、および
    前記固定面より一段高い位置に形成され、前記リードフ
    レームのインナリードピン部、アイランド部、さらに前
    記光作動部品のリードピン端部が配置される加工台を備
    えたパレット部材と、前記リードフレームを前記固定面
    に固定する固定部材と、前記位置決め溝により位置決め
    された光作動部品を保持する保持部材とを有するクラン
    プ装置。
  4. 【請求項4】 前記保持部材に、前記光作動部品のリー
    ドピン端部を前記加工台に押し付ける力を調節し、一定
    に保つ機構が装着されていることを特徴とする請求項3
    記載のクランプ装置。
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