JP3114077U - ネクタイ装着ツールおよびネクタイハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な形状でかつ嵩が小さく、装着によって生じうる違和感の少ないネクタイ装着ツール、およびネクタイ装着ツールに取り付けたネクタイを好適に収容することができるネクタイハンガーを提供する。
【解決手段】ネクタイ装着ツール10は、Y字形状の結び目補助具、掛止具14および繋ぎ具16で構成される。結び目補助具12および掛止具14は、薄平板である。ネクタイを結び目補助具に固定して結び目を作った状態で、まず、掛止具14をシャツの第1ボタンBに掛止した後、繋ぎ具16部分でネクタイ装着ツール10を折り返して結び目補助具12を掛止具14に重ねるようにし、さらに、結び目から露出した延出部12aおよび延出部12bそれぞれの先端部をシャツの両襟A1、A2とシャツ本体との間に差し込む。
【選択図】図2

Description

本考案は、ネクタイを首に巻きつけることなくワイシャツ等に取り付けて簡易に装着できるネクタイ装着ツールに関するものである。
ワイシャツ等(以下、単にシャツという。)に装着するネクタイは、ビジネスパーソンに常用され、また、社交上、着装が必須とされることも多い。
ネクタイを着装することに慣れていない人にとって難しく、また、ネクタイを常用している人にとっても煩雑なのは、首に巻いたネクタイの結び目をシャツの前襟箇所で、形よく、かつ型崩れしないように作ることである。
このようなネクタイの結び目を簡単に得るために、結び目を作るための補助具が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この場合、補助具は、あくまでもきれいな結び目を得るためにネクタイの結び目部分に取り付けて用いるものであり、ネクタイ自体は通常のものが通常の用法で使用される。
また、結び目を作る動作自体を省略してネクタイを簡単に装着できるように、予め結び目を形成したネクタイに環状あるいは半環状の部材を着脱可能に取り付けあるいは固着し、この部材を首に巻く方式のものが提案されている(例えば、特許文献2、3参照。)。
しかしながら、上記のものは、いずれも、ネクタイ自体あるいは環状等の部材を首に巻きつけて締め付ける点においては通常のネクタイの用法と変わりない。
このネクタイ等を首に巻きつけて締め付けることは、ネクタイの装着に慣れているかどうかに関わらず、ネクタイを装着する全ての人にとってわずらわしいものである。
すなわち、ネクタイ等を首に巻きつけて締め付けることによる圧迫感は、慣れによってある程度気にならなくなるものの、ネクタイをしないときの開放感に比べると圧迫感を払拭できないことは明らかである。この圧迫感は、夏季において顕著となる。
上記の不具合に着目して、ネクタイ等を首に巻きつけることなくシャツに取り付けて簡易に装着できるネクタイ装着ツールも提案されている。
例えば、蝶が羽を広げた形をした樹脂製の止め具にいわゆるかっちん止め式のばねを取り付けたものを用い、止め具によってネクタイの結び目を整えるとともに、ばねでシャツの襟元の重なり部分を挟み込むことにより、ネクタイを装着する方式が提案されている(特許文献4参照。)。
また、金属棒を加工して、全体がW型状で、中央下部を折り返してクリップ状にするとともに、中央下部を回転軸として回動可能に引っ掛けツメを取り付けたものを用い、クリップ状の部分にネクタイを通して結び目を形成するとともに、W型の両先端を両襟の中(襟とシャツ本体との間)に入れた状態で、引っ掛けツメをシャツの襟元の重なり部分に引っ掛ける方式のものも提案されている(特許文献5参照。)。
特開平7−238406号公報 特開2002−339128号公報 特開2003−313713号公報 登録実用新案第3012134号公報 実開平7−33934号公報
しかしながら、上記従来のネクタイ装着ツール(道具)は、いずれも、ネクタイの結び目を形成するための部品(パーツ)が、複雑な形状、あるいは嵩張る形状であり、また、ネクタイを取り付けたネクタイ装着ツールをシャツの襟元の重なり部分に固定するための部品についても同様である。特に、後者については、シャツの襟と前首との間に挟み込んで使用するものであるため、装着した人が異物感、違和感を生じることを避けることができないという不具合もある。
本考案は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、簡易な形状でかつ嵩が小さく、装着によって生じうる違和感の少ないネクタイ装着ツール、およびネクタイ装着ツールに取り付けたネクタイを好適に収容することができるネクタイハンガーを提供することを目的とする。
本考案に係るネクタイ装着ツールは、
結び目補助具、掛止具ならびに該結び目補助具および該掛止具を繋ぐ繋ぎ具からなり、
該結び目補助具が、Y字状に形成され、該Y字の各延出部が5〜20mmの幅寸法を有する薄平板であり、
該掛止具が、円に直線が延出した形状の開口を有する薄平板であり、
使用状態において、該繋ぎ具および該掛止具の全体の長さが、該結び目補助具の対でない1つの延出部の先端から該二股の根元部分までの長さとほぼ同一寸法に設けられてなることを特徴とする。
また、本考案に係るネクタイ装着ツールは、前記繋ぎ具が伸縮可能に設けられてなることを特徴とする。
また、本考案に係るネクタイハンガーは、上記のネクタイ装着ツールに取り付けたネクタイを掛けるためのネクタイハンガーであって、U字状のネクタイ係合部材ならびに該ネクタイ係合部材のU字の両端部を固着した基部および該基部に延出する鉤状部からなるハンガー掛止部材で構成されることを特徴とする。
本考案のネクタイ装着ツールは、主要部品が薄平板で形成されるため、簡易な形状で嵩が小さく、装着時の違和感が小さい。
また、本考案に係るネクタイハンガーは、U字状のネクタイ係合部材を有するため、ネクタイ装着ツールに取り付けたネクタイのツールの二股の延出部をU字部分に係合することにより、ネクタイをツールに取り付けた状態のままで型崩れすることなく保管することができ、また、多数本のネクタイを重ねて掛けて、コンパクトに収容することができる。
本考案の実施の形態について、以下に説明する。
まず、本考案に係るネクタイ装着ツールについて、図1を参照して説明する。
ネクタイ装着ツール10は、結び目補助具12、掛止具14ならびに結び目補助具12および掛止具14を繋ぐ繋ぎ具16で構成される。
結び目補助具12は、ネクタイを巻いて結び目を形成するための補助具である。
結び目補助具12は、全体形状がY字状に形成される薄平板である。結び目補助具12は、適度の剛性と耐久性を有するものであればその材料を特に限定するものではなく、例えば硬質樹脂、金属、木等、セラミック等から適宜選定して用いることができる。その使用目的から見て、軽量であること、厚みが薄くても剛性等が高い材料がより好ましい。このような材料として、例えばアルミニウムおよびその合金等が好適である。
結び目補助具12は、Y字の各延出部12a〜12cが5〜20mmの幅寸法(図1中Wで示す。)を有する。この幅寸法Wは、特に、延出部12aおよび延出部12bにおいて必要である。幅寸法Wは、結び目補助具12が嵩だかとならない限度でネクタイを結んできれいでかつ崩れにくい結び目を形成しやすいもので限り、上記の範囲を外れてもよいが、例えば、数mm以下のピン程度の太さであると、きれいな結び目を形成することは必ずしも容易ではない。
二股の根元部分から延びる延出部12aおよび延出部12bの長さ寸法(図1中、L1で示す。)は、使用時にシャツの折り返した襟とシャツ本体との間に差し込むことができるものであればよく、例えば20〜50mm程度である。
延出部12cには、開口18が形成される。
掛止具14は、ネクタイを巻いた結び目補助具12をシャツに取り付けるためのものである
掛止具14は、円に直線が延出した、いわば手鏡の外形形状の開口20を有する薄平板である。開口20が形成された側とは反対側の端部には、開口22が形成される。
掛止具14は、結び目補助具12の場合と同様の趣旨で結び目補助具12と同様の材料を用いて形成することができる。
開口20は、円状部分にシャツのボタンを挿通した後、ボタンを直線部分上に移動させて、直線部分にボタンをシャツに縫い付けたボタンかがり糸を引っ掛けて固定するためのものである。したがって、図1の掛止具14の外形はほぼ台形状であるが、好ましくは、ネクタイピンのピン止め金具と同様の、環形状の小さなものとすることができる。但し、外形形状を特に限定するものではない。
開口18および開口22に掛止して、結び目補助具12および掛止具14を繋ぐ繋ぎ具16が設けられる。
繋ぎ具16は、構造、形状およびその材料を特に限定するものではない。繋ぎの構造は、例えば、結び目補助具12の開口18および掛止具14の開口22を設けることなく、繋ぎ具16の両端を結び目補助具12および掛止具14に固着する形態としてもよい。繋ぎ具16の形状は、帯状あるいは鎖状等の適宜の形状とすることができる。繋ぎ具16の材料は、非弾性材料であってもよいが、例えばゴム等の弾性材料を用いると、繋ぎ具16が伸縮性を有するため、後述するネクタイ装着ツール10を使用する際の取り扱いに便利である。
ネクタイ装着ツール10は、使用状態において、繋ぎ具16および掛止具14の全体の長さ(図1中、L2で示す。)が、結び目補助具12の対でない1つの延出部12cの先端から該二股の根元部分までの長さ(図1中、L3で示す。)とほぼ同一寸法に設けられる。
この長さL2は、繋ぎ具16が非伸縮性の材料の場合は、長さL3とほぼ同じ寸法に形成する。一方、繋ぎ具16が伸縮性の材料の場合は、図示するように、力を加えない非伸縮状態において、長さL2を長さL3よりも短い寸法に形成し、使用時、すなわち、ネクタイ装着ツール10にネクタイを取り付けて装着する際に、伸張して長さL3とほぼ同じ寸法になるように調製する(図2参照。)。
つぎに、上記のように構成されるネクタイ装着ツール10の使用方法について図2を参照して説明する。なお、図2では、図を見やすくするために、ネクタイの表示を省略している。
まず、ネクタイの中間部分を適宜の締め方によって結び目補助具12の延出部12aおよび延出部12bに巻いて、きれいな結び目を作ることにより、ネクタイを結び目補助具12に固定する(図3参照。)。このとき、結び目等で調整してもネクタイの大剣部分(幅の広い側の端部)が無用に垂れ下がるおそれのあるときは、長さ寸法の短いネクタイを用いる。
ついで、シャツの第1ボタン(最上部の襟元のボタン:図2中、矢印Bで示す。)を留めた状態で、掛止具14の開口20にシャツの第1ボタンを挿通して、掛止具14を第1ボタンBに掛止する。
その後、ネクタイ装着ツール10を繋ぎ具16の部分で折り返して結び目補助具12を掛止具14に重ねるようにし、さらに、結び目から露出した延出部12aおよび延出部12bそれぞれの先端部をシャツの両襟(図2中、A1、A2で示す。)とシャツ本体との間に差し込む。
これにより、ネクタイを取り付けたネクタイ装着ツール10がシャツに取り付けられる。
このとき、繋ぎ具16が伸縮性を有するため、結び目補助具12には、延出部12cの下端部に掛止具14によって引き上げられる力が作用するととともに、延出部12aおよび延出部12bそれぞれの先端部にシャツの両襟A1、A2の折り返し部分に掛止して引き下げられる力(反力)が作用して、ネクタイを取り付けたネクタイ装着ツール10がシャツにより確実に固着される。
また、伸縮性を有する繋ぎ具16を伸ばしてネクタイを取り付けた結び目補助具12と掛止具14とを十分に離間させた状態で取り扱うことにより、結び目補助具12および掛止具14が互いに干渉することがなく、取り付け動作をより円滑に行うことができる。
本考案のネクタイ装着ツール10は、主要部品である結び目補助具12および掛止具14が薄平板で形成されるため、簡易な形状で嵩が小さく、装着時の違和感が小さい。
また、本考案のネクタイ装着ツール10は、予めネクタイをネクタイ装着ツール10に取り付けた状態で保管しておくことができるため、使用時には、短時間で簡単にネクタイを装着することができる。
つぎに、ネクタイを取り付けた本考案のネクタイ装着ツール10を掛けるために用いることができる本考案のネクタイハンガーについて、図3を参照して説明する。
本考案のネクタイハンガー24は、ネクタイ係合部材26およびハンガー掛止部材28で構成される。ネクタイ係合部材26は、U字状に形成される。ハンガー掛止部材28は、基部30および基部28に延出する鉤状部32からなり、ネクタイ係合部材26のU字の両端部が基部30に固着される。これらネクタイ係合部材26およびハンガー掛止部材28は、樹脂や金属等、適宜の材料により形成することができる。
ネクタイ(図3中、矢印Nで示す。)を取り付けたネクタイ装着ツール10の結び目部分あるいは結び目から露出した延出部12aおよび延出部12bをネクタイ係合部材26に係合することにより、ネクタイNを結び目を設けた状態でネクタイハンガー24に掛けることができる。このとき、図示するように、1つのネクタイハンガー24に複数本のネクタイNを型崩れしない状態でかつ嵩張らないように掛けて、例えばタンスのハンガー掛け用のフック等に鉤状部32を係合し、保管することができる。
本考案のネクタイ装着ツールの平面図である。 ネクタイを取り付けた本考案のネクタイ装着ツールをシャツに取り付ける方法を説明するための図である。 ネクタイを取り付けた本考案のネクタイ装着ツールを本考案のネクタイハンガーに掛けた状態を示す図である。
符号の説明
10 ネクタイ装着ツール
12 結び目補助具
12a〜12c 延出部
14 掛止具
16 繋ぎ具
24 ネクタイハンガー
26 ネクタイ係合部材
28 ハンガー掛止部材
30 基部
32 鉤状部

Claims (3)

  1. 結び目補助具、掛止具ならびに該結び目補助具および該掛止具を繋ぐ繋ぎ具からなり、
    該結び目補助具が、Y字状に形成され、該Y字の各延出部が5〜20mmの幅寸法を有する薄平板であり、
    該掛止具が、円に直線が延出した形状の開口を有する薄平板であり、
    使用状態において、該繋ぎ具および該掛止具の全体の長さが、該結び目補助具の対でない1つの延出部の先端から該二股の根元部分までの長さとほぼ同一寸法に設けられてなることを特徴とするネクタイ装着ツール。
  2. 前記繋ぎ具が伸縮可能に設けられてなることを特徴とする請求項1記載のネクタイ装着ツール。
  3. 請求項1または2記載のネクタイ装着ツールに取り付けたネクタイを掛けるためのネクタイハンガーであって、U字状のネクタイ係合部材ならびに該ネクタイ係合部材のU字の両端部を固着した基部および該基部に延出する鉤状部からなるハンガー掛止部材で構成されることを特徴とするネクタイハンガー。
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