JP3113766U - マグネットハンド - Google Patents

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耕一 兼古
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Abstract

【課題】例えば、狭路や高所にある鉄材,鉄片,鉄粉等の磁性部材をその周りの他の部材に干渉されることなく容易に吸着,移動,除去できる取り扱い性のよい簡便構造のマグネットハンドを提供する。
【解決手段】マグネットハンド100は、磁石1とこの外周を被包する非磁性体の保持部2とこれに連結される握持可能の細長の柄部3等とからなる。柄部3を握持し保持部2等を狭路等に挿入することにより保持部2を磁性部材以外の部分に吸着させることなくマグネットハンド100の全体を目的の場所に挿入又は位置決めすることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、磁性部材を吸着,移動,除去するためのマグネットハンドに係り、特に、前記磁性部材の存在する部位の磁性部材以外の部分に磁着せず、狭路や高所にある前記磁性部材の吸着等が可能なマグネットハンドに関する。
最も簡単な構造のマグネットハンドとしては図6に示すようなものがある。このマグネットハンド100bは磁石1bと、これを前端側に保持する保持部2bと、柄部3bを有するものからなる。但し、この保持部2bは通常磁性体からなる。また、マグネットハンドに関する公知技術の1つとして「特許文献1」が挙げられる。
特開2000−263485(図3)
図6に示したマグネットハンド100bは簡便なものであるが、保持部2bが鉄材のような磁性体からなるため保持部2bそのものも磁力を有するものとなり、鉄材等の磁性部材を吸着しようとする際に保持部2bが磁性部材以外の磁性体に吸着し、マグネットハンド100bそのものを前記磁性部材の存在する場所に楽に持って行けない問題点がある。また、保持部2bの外周にも前記磁性部材が吸着し、その除去が面倒又は手間がかかる問題もある。
一方、「特許文献1」の特開2000−263485号の「マグネットハンド」は、その(図3)等あるように、鉄製の吸着板(5)とその先端側にある鉄製の爪(17)や吸着面(13)と、これ等の内部に設けられる電磁コイル(9)等とからなり、(図3)等に示すように、爪(17)や吸着面(13)を電磁コイル(9)により磁性体にしてワークの1つであるアーマチュア(10)を吸着する構造のものからなる。従って、この「マグネットハンド」も図6のマグネットハンド100bとほぼ同じ問題点がある。
本考案は、以上の問題点を解決するもので、簡便で、取り扱い性がよく、磁石の部分のみに磁性部材が吸着し、かつ狭路や高所にある前記磁性部材の吸着等ができるマグネットハンドを提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、鉄材,鉄片,鉄粉等の磁性部材を吸着し、前記磁性部材の移動又は除去するためのマグネットハンドであって、該マグネットハンドは、磁石と、これを前端側に保持する非磁性体の保持部と、該保持部の後端側に連結し握持可能な大きさの細長な柄部とを有し、前記磁石は前記保持部によりその外周を被包されるものからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記柄部が折り曲げ可能の構造のものからなることを特徴とする。
また、請求項3の考案は、前記保持部には、照明体が付設され、前記柄部には前記照明体のスイッチ及び電源が設けられることを特徴とする。
本考案の請求項1のマグネットハンドによれば、磁石は非磁性体の保持部によって外周を覆われているため磁石の前面にのみ磁性部材が吸着し、保持部には吸着せず、かつ保持部は磁性部材の存在する他の磁性体に吸着することがない。そのため、磁石を目的物の所に簡単に持ち込み可能である。また、細長の柄部があるため、狭路や高所に磁石や保持部を位置付けることが容易にできる。
また、請求項2のマグネットハンドによれば、柄部が折り曲げ可能のため、狭路へのマグネットハンドの挿入や高所への位置決めが容易にでき、取り扱い性の向上が図れる。
また、請求項3のマグネットハンドによれば、照明が付設されているため、磁性部材の吸着作業が容易にできる。また、照明のスイッチや電源がマグネットハンド自体に設けられているため照明のオンオフ等が容易に行われる。
以下、本考案のマグネットハンドの実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1は本考案の実施例の1つであるマグネットハンド100の全体構造を示すものである。図示のようにマグネットハンド100は、磁石1と、保持部2及び柄部3とからなる。磁石1は公知の永久磁石からなり、例えば、円筒体からなるが、勿論これに限定するものではない。保持部2は例えば、真鍮材のような非磁性体からなり、図示のように磁石1の外周を完全に被包するものからなる。なお、図1では保持部2の前端が磁石1の表面外縁を覆っている係止部4を有する構造からなり、かつ磁石1の背面の当接する段部4を有するものからなるが、これは磁石1を保持部2に確実に保持するためのものであり、この構造に限定するものではない。一方、柄部3は図示のように保持部2の後端側に連結する細長の棒体からなり、手で握持可能の外径を有し、保持部2と一体構造のものでもよく、保持部2に連結される他の部材からなるものでもよい。なお、柄部3は非磁性体に限定しなくてもよい。
図2は実施例2のマグネットハンド100aを示す。このものは磁石1aや保持部2aの構造は前記の実施例1の磁石1や保持部2とほぼ同一のものからなるが、柄部3aの構造が相異する。柄部3aは例えば、その中間をピン6により連結したものからなり、柄部3aの前側と後側とが折り曲げ可能に連結したものからなる。但し、単なるピン6によりピン結合の場合は折り曲げ角度が大きく、取り扱い性が悪いためある回動角以上は回動しない公知の拘束手段(図略)を有するものが望ましい。
図3は本考案の別の実施例を示す。このマグネットハンドは実施例1又は実施例2のマグネットハンド100又は100aに照明体を付設したものである。即ち、例えば、保持部2(2a)の外周にはLEDのような照明体7が固定され、柄部3(3a)にはスイッチ8が照明体7に連結して設けられ、柄部3(3a)の内部にはスイッチ8に連結される電源の1つである電池9が収納される。以上の構造によりスイッチ8のオン動作により照明体7が点灯し、マグネットハンド100(100a)の前端側から照明光が発する。これにより、マグネットハンド100(100a)を所望の場所に持ち込み、磁性部材を吸着することが容易にできる。なお、この照明構造は以上のものに限定するものでないことは勿論である。
図4は、例えば、実施例2のマグネットハンド100aによる磁性部材10の吸着方法を示すものである。この磁性部材10は狭路11に存在しているため、本考案のような棒体状のマグネットハンド100aでないと挿入が難しい。特に、このマグネットハンド100aは折り曲げ可能の細長の棒体からなり狭路11内への挿入は容易である。また、狭路11の壁12,13や床14が仮りに磁性体であっても保持部2(2a)が非磁性体のためマグネットハンド100(100a)はこれ等の部分に吸着されず、結果として磁石1(1a)にのみ磁性部材10が吸着され、これ等を移動又は除去することが容易にできる。
図5はマグネットハンド100aを用いて高所15にある磁性部材10を吸着する様子を示すものである。この場合も柄部3aが折り曲げ可能であり、かつ細長の棒体からなるため、高所15にある磁性部材10を容易に吸着することができる。この場合も高所15の磁性部材10の乗っている台16が磁性体であっても保持部2aにより磁性1aが被包されているため、ほぼ磁石1aによってのみ磁性部材10の吸着が可能になる。
以上のように、本考案のマグネットハンド100(100a)によれば、狭路や高所等にある磁性部材10の吸着,移動,除去が容易にでき、かつ前記のように他の場所に吸着せず、極めて取り扱い性の向上が図れる。
本考案のマグネットハンドは前記のような磁性部材の吸着,移動,除去に限定するものではなく、仮りに磁石が電磁石のようなものからなり、その磁力がオンオフ可能の場合には、磁性部材を目的の場所に持ち込んで磁力を開放して移動させることも可能であり、落下物の吸着拾い上げも可能であり、その利用範囲は広い。
本考案のマグネットハンドの一例の全体構造を示す部分断面を有する平面図。 本考案のマグネットハンドの他の例の全体構造を示す部分断面を有する平面図。 照明体を設けた本考案のマグネットハンドを示す模式的平面図。 本考案のマグネットハンドの使用方法を示す模式図。 本考案のマグネットハンドの使用方法を示す模式図。 従来のマグネットハンドの一例の全体構造を示す部分平面図。
符号の説明
1 磁石
1a 磁石
1b 磁石
2 保持部
2a 保持部
2b 保持部
3 柄部
3a 柄部
3b 柄部
4 係止部
5 段部
6 ピン
7 照明体
8 スイッチ
9 電池
10 磁性部材
11 狭路
12 壁部
13 壁部
14 床
15 高所
16 台

Claims (3)

  1. 鉄材,鉄片,鉄粉等の磁性部材を吸着し、前記磁性部材の移動又は除去するためのマグネットハンドであって、該マグネットハンドは、磁石と、これを前端側に保持する非磁性体の保持部と、該保持部の後端側に連結し握持可能な大きさの細長な柄部とを有し、前記磁石は前記保持部によりその外周を被包されるものからなることを特徴とするマグネットハンド。
  2. 前記柄部が折り曲げ可能の構造のものからなることを特徴とする請求項1に記載のマグネットハンド。
  3. 前記保持部には、照明体が付設され、前記柄部には前記照明体のスイッチ及び電源が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のマグネットハンド。
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