JP2015076137A - コネクタ - Google Patents

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貴弘 千種
Takahiro Chigusa
貴弘 千種
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Abstract

【課題】コネクタを効率良くかつ簡易な方法によって移送できるようにする。
【解決手段】プリント基板用のコネクタCのコネクタハウジング1に取付けられる各端子金具3を、磁性材を含む銅製材料によって形成する。端子金具3はコネクタハウジング1から外方へ引き出され、途中から下方へ屈曲させてある。移送装置TでコネクタCを吸着させる場合には、端子金具3のうち下方へ屈曲した部分を磁性部6として利用し、複数本の端子金具3を電磁石によって構成される吸着部5にて一括して吸着させる。
【選択図】図2

Description

本発明はコネクタに関するものである。
従来より、プリント基板用のコネクタを基板への実装現場への搬送を、吸着手段を備えた移送装置によって吸着させた状態で行うようにしたものが知られている。例えば、下記特許文献1に開示されたコネクタにおいては、移送にあたりコネクタハウジングに被吸着部材を装着させるようにしている。これは、コネクタハウジングの上面に平坦な被吸着面を確保するための措置である。
すなわち、コネクタは、被吸着部材が装着された状態でエンボスキャリアテープ内に収められている。移送装置はこの状態で移送装置によって吸着されてエンボスキャリアテープから取り出され、その後に実装現場へと移送される。こうして、実装現場に持ち込まれたコネクタはプリント基板上に降ろされて実装がなされる。かくして、プリント基板上への実装作業が完了すれば、被吸着部材がコネクタから取り外されて実装作業が完了する。
特許第5204516号公報
しかし、上記したものでは、コネクタを移送するための専用部材として被吸着部材を必要としている。したがって、被吸着部材をコネクタに取付ける工程、および取り外しの工程が必要となっているため、作業効率を低下させてしまう、という問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、簡易に移送することができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、コネクタハウジングを有するコネクタであって、磁性材を含んで形成された磁性部がコネクタハウジングに設けられ、磁性部が磁石によって吸着可能となっていることを特徴とする。
本発明によれば、コネクタハウジングに設けられた磁性部を磁石によって吸着させることで、コネクタ全体を吸着状態のまま移動させることができる。したがって、コネクタハウジングを吸引あるいはチャッキング等の手段によることなく、簡易にコネクタを搬送することができる。また、磁性部は敢えて取り外す必要もないことから、その分作業効率を高めることもできる。
コネクタが移送装置によって移送される状況の概要を示す図 移送装置の吸着部によってコネクタ側が吸着されている状況を示す側断面図 コネクタの背面図 移送装置の変形例を示す側断面図
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
(1)本発明のコネクタにおいて、磁性部はコネクタハウジングから外部へ引き出された端子金具によって構成されている構成とすることが好ましい。
このような構成によれば、端子金具自体を磁石で吸着できるため、専用の磁性部を設ける必要がない。したがって、コネクタの構成を簡素化することができる。
(2)コネクタハウジングには端子金具が複数本装着されるとともに、これら端子金具は各吸着部が略同一平面上に位置して共に磁石によって吸着可能であるものを含んでいるようにすると良い。
このような構成によれば、複数本の端子金具を磁石によって同時に吸着させることができるため、コネクタの吸着姿勢を安定させることに寄与する。
(3)端子金具は板材によって形成されていると良い。
このような構成によれば、端子金具の被吸着面が平面に形成されることから、コネクタの吸着姿勢をより安定化させることができる。
(4)吸着面はコネクタハウジングの高さ方向に沿って形成されている構成としても良い。
このような構成によれば、端子金具における被吸着面積を高さ方向に拡大させることができるから、コネクタの吸着姿勢の安定化により一層寄与する。
次に、本発明のコネクタを具体化した実施例1について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例>
図1〜図3は本発明の実施例を示している。以下の説明では、プリント基板用コネクタ(以下、単にコネクタCという)を例にとって説明する。なお、以下の説明において、「幅方向」とは図2において紙面と直交する方向を言い、「前後」についての称呼は図2の左右方向を基準とする。
コネクタCは合成樹脂製のコネクタハウジング1を有している。コネクタハウジング1は一面側が開口する角筒状のフード部2を有している。コネクタハウジング1には複数本の端子金具3が装着されている。
各端子金具3は銅を主材料とし、一部に磁性材(例えば、鉄、コバルト、ニッケル等の強磁性体の粉末材料)を含んだ材質によって一体に形成されている。これにより、端子金具3は磁石(本実施例の場合、電磁石)によって吸着可能である。各端子金具3は図3に示すように、平板材によって形成されている。各端子金具3の一端側はフード部2内に突出し、他端側はフード部2の奥壁から外方へ水平かつ後方へに突出している。そして、途中から板厚方向にほぼ直角にかつ下向きに屈曲している。図2に示すように、屈曲部分にはスリット4が貫通して形成され、また、下向きの屈曲端部は二股に分岐してプリント基板のスルーホール(いずれも図示しない)に差し込まれて半田付けされる。
各端子金具3は、フード部2内において上下二段に配されている。各段における端子金具3は高さ方向に位置を揃えて配置されている。本実施例では上下段ともに、幅方向に3本の端子金具3を並列して配置している。
下段側に配された各端子金具3はコネクタハウジング1から外方へ突出された後、コネクタハウジング1に近い位置で下向きに屈曲しており、これらの屈曲位置は揃えられている。一方、上段側に配された各端子金具3はコネクタハウジング1から外方へ突出された後に、コネクタハウジング1から遠い位置で下向きに屈曲しており、これらの屈曲位置は揃えられている。また、図3に示すように、上下の段で対応する端子金具3同士は、背面視において重複して配置されている。
また、上段側の各端子金具3においてコネクタハウジング1から外方へ突出された部分のうち下向きに屈曲された部分は、後述する移送装置Tの吸着部5(電磁石)によって吸着される磁性部6となっている。各端子金具3の磁性部6は、いずれもほぼ同一平面をなすようにしてある。また、各端子金具3の磁性部6は屈曲の開始端である屈曲端から下端に至るまでの全領域がほぼ鉛直方向に沿うようにしてある。
続いて、上記のように構成されたコネクタCの移送工程について説明する(図1参照)。移送装置Tについて簡単に説明すると、移送装置Tは支持レール7から吊り下げられた吊り具8を有している。吊り具8は図示しない制御装置からの指令に基づいて支持レール7に沿って設定距離を移動可能であるとともに、設定高さを昇降することができるようになっている。また、吊り具8には吸着部5としての電磁石が組込まれている。吸着部5は吊り具8の側面に吸着面5Aを露出させた状態で組み込まれており、電磁石のコイル11への通電によって励磁し、非通電によって非励磁状態となる。吸着面5Aは平坦面となっていて、前記した各端子金具3の各磁性部6を一括して吸着可能な面積を有している。
上記移送装置Tを用いてコネクタCをその組み立て工程からエンボスキャリアテープ9の各収容スペース10に収容させる工程へと移送する場合には、例えば次のような要領でなされる。まず、コネクタCの組み立て工程に置かれたコネクタCに対し、吊り具8を後方から接近させコネクタCに向けて下降させる。そして、吸着部5のコイルへ通電し励磁状態とする。これによって、コネクタCの各上段側端子金具3の各磁性部6が吊り具8の吸着面5Aに吸着される。その後、移送装置TはコネクタCを吸着状態のまま上昇させ支持レール7に沿って次工程へ搬送される。
コネクタCが対応するエンボスキャリアテープ9の対応する収容スペース10の上方に移送されれば、移送装置Tの移動が停止し続いて吊り具8が下降される。そして、コネクタCの一部が収容スペース10の内部に収容された時点で吸着部5に対する通電が停止される。これによって、各端子金具3の磁性部6に対する吸着が解除されるため、コネクタCがエンボスキャリアテープ9内の収容スペース10に収容される。
本実施例の効果は次の通りである。
(1)コネクタCハウジングに設けられた磁性部6を、電磁石で構成された吸着部5によって吸着させることで、コネクタ全体を吸着状態のまま移動させることができる。したがって、コネクタハウジング1をバキュームあるいはチャッキング等の手段によることなく、簡易にコネクタCを搬送することができる。また、磁性部6として端子金具3を利用するようにしたため、吸着のための専用部材を設定する必要もないから、部品点数を増加させずに済み、さらに従来のように取り外しの手間もないから、作業効率を高めることに寄与する。
(2)また、吸着させる端子金具3の磁性部6はほぼ同一平面をなすようにしてあるため、吸着部5の吸着面5Aに多数の端子金具3を一斉に吸着させることができる。したがって、コネクタCの吸着姿勢を安定させることができる。
(3)前記したように、端子金具3は板材によって形成されている。つまり、端子金具3の磁性部(被吸着面)が平面に形成されることから、コネクタCの吸着姿勢をより安定化させることができる。
(4)磁性部6は屈曲端である上端から下端に至る全高さ範囲がほぼ鉛直方向に沿って形成されているから、端子金具3の磁性部6における被吸着面積を高さ方向に確保することができる、このことによってもコネクタCの吸着姿勢が安定化する。
<変形例>
図4は移送装置Tの変形例を示している。上記実施例では、端子金具3のうち磁性部6となる領域は、コネクタハウジング1から突出した後の下方への屈曲部分のみであったが、この変形例の磁性部21はコネクタハウジング1から後方へ延出する部分とその延出端から下方へ屈曲した部分の双方に亘る部分である。したがって、吊り具8における吸着部20の吸着面20Aも直交する2面を有したものとなっている。
このような構成とすれば、端子金具3を2方向から吸着させることができるため、コネクタCの吸着姿勢をより安定化させることができる。
他の構成は実施例1と同様であり、もって同様の作用効果を発揮することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では端子金具3を磁性部6,20としたが、これに代えて例えばコネクタハウジング1の外面に永久磁石を装着し、これを磁性部としてコネクタCを吸着保持するようにしてもよい。
(2)上記実施例では、コネクタCを吸着して空中に持ち上げて移送させるようにしたが、吸着状態のまま移送面上をスライドさせて移送するようにしてもよい。
(3)上記実施例では各端子金具3においてコネクタハウジング1から外方へ突出する部分が直角に屈曲する形態を示したが、屈曲することなく真っ直ぐに後方へ突出する形態のものであってもよい。
(4)上記実施例では、全端子金具を磁性材を含む材質としたが、一部の端子金具を磁性材を含む材質とし、残余は通常の材質のものとしてもよい。
1…コネクタハウジング
3…端子金具
5…吸着部
5A…吸着面
6,20…磁性部
C…コネクタ
T…移送装置

Claims (5)

  1. コネクタハウジングを有するコネクタであって、
    磁性材を含んで形成された磁性部が前記コネクタハウジングに設けられ、前記磁性部が磁石によって吸着可能となっていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記磁性部は前記コネクタハウジングから外部へ引き出された端子金具によって構成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記コネクタハウジングには前記端子金具が複数本装着されるとともに、これら端子金具は前記各吸着部が略同一平面上に位置して共に前記磁石によって吸着可能であるものを含んでいることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記端子金具は板材によって形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のコネクタ。
  5. 前記吸着面は前記コネクタハウジングの高さ方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105161010A (zh) * 2015-07-16 2015-12-16 江苏嘉德光电科技有限公司 磁吸式快速老化电源连接盒

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