JP2006035327A - 取付物の着脱方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置等の所定の部位への取付物の取り付け、取り外しを容易に行うことができる取付物の着脱方法を提供すること。
【解決手段】 磁性材料からなる略U字状の取付治具6と固定具Mの永久磁石2とで磁気閉回路を形成して、取付治具6と固定具Mとともに取付物を装置等の取付部の所定の位置に取り付けるようにした。また、取付治具6を永久磁石2に対し相対的に移動させて取付治具6を永久磁石2から取り外し、永久磁石2の取付部への吸着力により取付物を取り付けるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】 磁性材料からなる略U字状の取付治具6と固定具Mの永久磁石2とで磁気閉回路を形成して、取付治具6と固定具Mとともに取付物を装置等の取付部の所定の位置に取り付けるようにした。また、取付治具6を永久磁石2に対し相対的に移動させて取付治具6を永久磁石2から取り外し、永久磁石2の取付部への吸着力により取付物を取り付けるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、永久磁石を使用して装置等の所定の部位に部品あるいは治具等の取付物を取り付け、取り外しを行う取付物の着脱方法に関する。
一つの装置を使用して形状の異なる複数の製品、半製品あるいは部品を製造するに際し、複数の装置部品あるいは治具等の取付物を代わる代わる使用して目的とする物を製造していた。この場合、一つの取付物をボルト等により一時的に所定の部位に取り付けて所定の加工あるいは作業を行った後、その取付物を取り外し、さら別の取付物を前記所定の部位に取り付けて所定の加工あるいは作業を行っていた。
したがって、複数の取付物を頻繁に取り替える必要がある場合、その着脱作業は面倒であるばかりでなく、時間のかかる作業であった。
そこで、永久磁石を使用して取付物を取付部の所定の位置に取り付けることも考えられる。この方法は、ボルト等による取り付けと違い、所定の部位にボルト孔を形成する必要がなく、取付物の着脱を短時間に行うことができる。
しかしながら、永久磁石を使用して取付物を取付部に取り付けるに際し、取付物が所定の位置から移動しないほどの強力な永久磁石を使用する必要があり、その取り付け、取り外しは容易ではなかった。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、装置等の所定の部位への取付物の取り付け、取り外しを容易に行うことができる取付物の着脱方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、永久磁石を使用して取付物を取付部の所定の部位に取り付ける方法であって、磁性材料からなる略U字状の取付治具を用意し、該取付治具と永久磁石とで磁気閉回路を形成して取付物を取付部に取り付け、取付治具を永久磁石に対し相対的に移動させることにより磁気閉回路を開放して取付治具を永久磁石から取り外し、永久磁石の取付部への吸着力により取付物を取り付けるようにしたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、取付治具を永久磁石に対し回転あるいは平行移動させることにより磁気閉回路を開放するようにしたことを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、永久磁石を使用して取付部の所定の位置に取り付けられた取付物を取り外す方法であって、磁性材料からなる略U字状の取外し治具を用意し、該取外し治具と永久磁石とで磁気閉回路を形成して取外し治具と永久磁石を一体的に取り外し、取付物を取付部から取り外すようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、磁性材料からなる略U字状の取付治具と永久磁石とで磁気閉回路を形成して取付物を取付部の所定の位置に取り付けるようにしたので、永久磁石から取付部側に漏れる磁束が減少して取付部に対する永久磁石の吸着力が弱められ、取付部の所定の位置への取付物の取り付けを容易に行うことができる。また、取付治具の永久磁石からの取り外しに際し、取付治具を永久磁石に対し相対的に移動させるようにしたので、永久磁石から取付部に向かって漏れる磁束が増大し、永久磁石の取付部に対する吸着力が増大する一方、取付治具との吸着力が弱められ、取付治具を永久磁石から容易に取り外すことができる。
また、取付物を取付部から取り外すに際し、磁性材料からなる略U字状の取外し治具と永久磁石とで磁気閉回路を形成するようにしたので、永久磁石から取付部に向かって漏れる磁束が減少して取付部に対する永久磁石の吸着力が弱められ、取付部から永久磁石及び取付物を容易に取り外すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、本発明にかかる取付物の着脱方法を示しており、図1は装置等の所定の部位への取付物(図示せず)の取り付け時の動作を示す一方、図2は取付部の所定の部位から取付物を取り外す時の動作を示している。
図1及び図2は、本発明にかかる取付物の着脱方法を示しており、図1は装置等の所定の部位への取付物(図示せず)の取り付け時の動作を示す一方、図2は取付部の所定の部位から取付物を取り外す時の動作を示している。
図1に示される例においては、取付物を取付部の所定の部位に固定するための固定具Mは、略矩形の永久磁石2と、永久磁石2の両側に一体的に取り付けられた磁性体4により構成されており、固定具Mは全体として略U字状の磁石ユニットを構成している。この固定具Mを使用して、取付物は装置等の所定の位置に取り付けられるが、取付部と固定具M間の吸引力により所定の位置への取付物の取り付けは容易ではない。
そこで、本発明においては、磁性材料からなる略U字状の着脱治具(取付治具及び取外し治具)6を用意し、取付部に対する固定具Mの取付面の反対側の面に着脱治具6を取り付けるようにしている。
すなわち、図1(a)に示されるように、着脱治具6の脚部6aの先端面を固定具Mの磁性体4の背面に取り付けると、永久磁石2と着脱治具6とで磁気閉回路が形成される。その結果、固定具Mの下部(取付部側)から漏れる磁束が減少するので、取付部に対する永久磁石2の吸着力が弱められ、取付部への取付物及び固定具Mの取り付けを容易に行うことができる。取付物を固定具M及び着脱治具6とともに取付部に取り付けた後、図1(b)に示されるように、着脱治具6を固定具Mに対し所定の角度回転させると、固定具Mの下部から漏れる磁束が増大し、取付部に対する吸着力が増大する一方、着脱治具6との吸着力が弱められるので、着脱治具6を固定具Mから容易に取り外すことが可能となり、図1(c)に示されるように、固定具Mによる取付物の取り付けが完了する。
なお、図1(b)においては、着脱治具6を固定具Mに対し約90度回転させることにより着脱治具6を固定具Mから取り外すようにしたが、回転角度は45度であってもよく、回転角度は特に限定されるものではない。また、着脱治具6を固定具Mに対し平行移動させることにより着脱治具6を固定具Mから取り外すこともできる。
逆に、取付部から取付物を固定具Mとともに取り外す場合、図2に示されるように、着脱治具6の脚部6aの先端面を固定具Mの磁性体4の背面に取り付けると、永久磁石2と着脱治具6とで磁気閉回路が形成される。その結果、固定具Mの下部(取付部側)から漏れる磁束が減少するので、取付部に対する永久磁石4の吸着力が弱められ、取付部からの取付物及び固定具Mの取り外しを容易に行うことができる。
本発明にかかる取付物の着脱方法によれば、装置等の所定の位置への取付物の着脱が容易に行えるので、永久磁石を使用して装置等の所定の部位に部品あるいは治具等の取付物を取り付けたり、取り外したりする場合に特に有用である。
2 永久磁石、
4 磁性体、
6 着脱治具、
6a 着脱治具の脚部、
M 固定具。
4 磁性体、
6 着脱治具、
6a 着脱治具の脚部、
M 固定具。
Claims (3)
- 永久磁石を使用して取付物を取付部の所定の部位に取り付ける方法であって、
磁性材料からなる略U字状の取付治具を用意し、該取付治具と永久磁石とで磁気閉回路を形成して取付物を取付部に取り付け、取付治具を永久磁石に対し相対的に移動させることにより磁気閉回路を開放して取付治具を永久磁石から取り外し、永久磁石の取付部への吸着力により取付物を取り付けるようにしたことを特徴とする取付物の取付方法。 - 取付治具を永久磁石に対し回転あるいは平行移動させることにより磁気閉回路を開放するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の取付物の取付方法。
- 永久磁石を使用して取付部の所定の位置に取り付けられた取付物を取り外す方法であって、
磁性材料からなる略U字状の取外し治具を用意し、該取外し治具と永久磁石とで磁気閉回路を形成して取外し治具と永久磁石を一体的に取り外し、取付物を取付部から取り外すようにしたことを特徴とする取付物の取外し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004214547A JP2006035327A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | 取付物の着脱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004214547A JP2006035327A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | 取付物の着脱方法 |
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JP2006035327A true JP2006035327A (ja) | 2006-02-09 |
Family
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JP2004214547A Pending JP2006035327A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | 取付物の着脱方法 |
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JP (1) | JP2006035327A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101409025B (zh) * | 2007-10-09 | 2011-12-14 | 株式会社新兴技术研究所 | 使用多个单元的实验和教学系统 |
CN114420001A (zh) * | 2018-12-14 | 2022-04-29 | 乐金显示有限公司 | 用于制造拼接显示装置的安装夹具 |
-
2004
- 2004-07-22 JP JP2004214547A patent/JP2006035327A/ja active Pending
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