JP4056985B2 - 磁性体部品の装着ホルダ - Google Patents

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本発明は、例えば磁力を利用してトルクコンバータ用タービンライナのリベット穴に磁性体であるリベットを装着することが可能な磁性体部品の装着ホルダに関する。
磁力を利用して磁性体部品を所定部位に装着する装置として、例えば特許文献1の装置が知られている。
この装置は、車両組立てラインにおいてハブナットをナット受け取り部まで供給する装置であり、ナットセンターのナット保持部が、ナットリフターとナット受け取り部との間を移動自在とされている。ナット保持部は永久磁石を備えており、ナットリフターは、ハブナット(磁性体)をストックしている。そして、ナット保持部を、ナットリフターの上方位置まで移動し、ナットリフターを上昇移動させることで、ナット保持部の永久磁石にハブナットを吸着保持させる。次いで、ナット保持部をナット受け取り位置まで移動し、ナット保持部に備えているナット取り外し用アクチュエータの伸縮ロッドを下方に伸長してハブナットに接触させることで、磁石に吸着保持されているハブナットを落下させてナット受け取り部に供給している。
特開平07−24660号公報の図20
しかし、特許文献1の装置は、ナット保持部の永久磁石に吸着保持されているハブナットを、ナット受け取り部に落下させるために、ナット取り外し用のアクチュエータを必要としている。特に、複数のハブナットを同時に吸着して落下させる場合、アクチュエータがハブナットの数だけ必要となり、装置が大型になるおそれがある。また、ナット保持部の永久磁石にハブナットが直に接触しており、接触による劣化によって永久磁石の磁性が変化してしまい、ハブナットの吸着保持力が低下するおそれがある。
一方、トルクコンバータを構成しているタービンライナには複数のリベット穴が設けられており、これら複数のリベット穴にかしめ固定用のリベットを装着する工程は、多くの手間と労力を必要とする手作業で行われているのが現状である。リベットは磁性体部品であり、永久磁石の磁力を利用してリベットを着脱させ、手間と労力を軽減した装置の開発が望まれている。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、永久磁石の磁力を利用して磁性体部品の着脱を行うことで装置の小型化を図るとともに、永久磁石の吸着保持力が低下しない磁性体部品の装着ホルダを提供することを目的としている。
本発明に係る磁性体部品の装着ホルダは、磁性体部品を保持し、ワークに設けた装着部に装着する磁性体部品の装着ホルダであって、前記磁性体部品が係合する係合部を設けたホルダ本体と、前記係合部に近接する方向、或いは離間する方向に移動可能となるように着脱用永久磁石を収納している前記ホルダ本体に設けた磁石収納部と、N極の操作用永久磁石及びS極の操作用永久磁石を交互に並べて配置した磁力操作部とを備え、前記磁力操作部は、前記N極の操作用永久磁石及び前記S極の操作用永久磁石の何れかが前記磁石収納部に対応するように前記ホルダ本体に対して移動可能とし、前記N極の操作用永久磁石及び前記S極の操作用永久磁石の一方が前記磁石収納部に対応するように前記磁力操作部が移動すると、前記一方に反発した前記着脱用永久磁石が前記係合部に近接することで前記係合部内で前記磁性体部品を吸着保持し、前記N極の操作用永久磁石及び前記S極の操作用永久磁石の他方が前記磁石収納部に対応するように前記磁力操作部が移動すると、前記着脱用永久磁石が前記他方に吸着して前記係合部から離間することで前記磁性体部品が前記着脱用永久磁石に対して脱磁状態となって吸着保持を解除し、前記ワークに設けた装着部に装着可能となるようにした。
本発明に係る磁性体部品の装着ホルダによると、前記N極の操作用永久磁石及び前記S極の操作用永久磁石の一方が前記ホルダ本体に設けた前記磁石収納部に対応するように前記磁力操作部が移動すると、前記一方に反発した前記着脱用永久磁石が前記係合部に近接することで前記係合部内で前記磁性体部品を吸着保持し、前記N極の操作用永久磁石及び前記S極の操作用永久磁石の他方が前記磁石収納部に対応するように前記磁力操作部が移動すると、前記着脱用永久磁石が前記他方に吸着して前記係合部から離間することで前記磁性体部品が前記着脱用永久磁石に対して脱磁状態となって吸着保持を解除し、ワークの装着部に装着することが可能となり、永久磁石の吸着、脱磁状態を利用した簡便な磁力操作部となるので、装着ホルダの小型化を図ることができる。
以下、本発明に係るタービンライナ用リベット(以下、リベットと称する)の装着ホルダの1実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、タービンライナ2の内部構造を示す図、図2は、装着ホルダ10を示す要部断面図、図3から図5は、装着ホルダ10の詳細を示す図、図6から図10は、リベット32をタービンライナ2に装着する手順を示す図である。ここで、図2及び図6から図10では、永久磁石の磁極を示しているが、これらは、互いに対向している永久磁石同士の対向面側の磁極のみを示しており、永久磁石同士が同極であれば反発する磁力が発生し、永久磁石同士が異極であれば吸着する磁力が発生する。
先ず、図1に示すように、トルクコンバータを構成するタービンライナ2はドーナツ形状の外観を有し、中心部にタービン穴4を設けているとともに、放射状に複数の案内羽根6を配置している。また、タービン穴4の周囲の壁部7には、所定半径rの円周上に複数のリベット穴8が設けられており、これらリベット穴8に、後述するかしめ固定用のリベットが装着される。なお、リベットは磁性体である。
また、装着ホルダ10は、図2に示すように、ホルダ本体12と、部品受け取り部14と、磁力操作部16とを備えている。
ホルダ本体12は、作業者が手で握ることが可能な外径に設定した中空円筒形状の握り部12aと、この握り部12aの一端側で一体に形成されている外径が大きな大径筒部12bとで構成されている。大径筒部12bの外周には、後述する部品供給部30に対する装着ホルダ10のセッテイング位置を決めるためのセッテイング穴12fが複数設けられている(図3参照)。
部品受け取り部14は、大径筒部12bと略同一の外径に設定した円盤部14aと、この円盤部14aの内径側から一方側に突出してホルダ本体12に嵌まり込んでいる円筒形状の嵌合部14bとを備えている。嵌合部14bは、この嵌合部14bの円盤部14aから最も離間している位置の外周と大径筒部12bの内周との間にスリーブ14cが圧入されることで、ホルダ本体12に一体に連結されている。
円盤部14aには、リベットの頭部が入り込む複数の受け取り穴14dが周方向に設けられている。すなわち、図3に示すように、タービンライナ2に設けたリベット穴8と同数の受け取り穴14dを、所定半径rの円周上に各リベット穴8と同一間隔で設けている。
また、円盤部14aの中心凹部14eには円筒形状の位置決め突起部20が配置されている。すなわち、位置決め突起部20は、中心凹部14eの底部に配置したバネ部材18に支持され、先端側が円盤部14aから突出した状態で収納されている。この位置決め突起部20の先端部は円錐形状とされ、この先端部より基端側がタービン穴4の直径より大径な円筒形状となっている。また、この位置決め突起部20の基端側の外周には、軸方向に切欠き20aが設けられており、この切欠き20a内部に、嵌合部14bを貫通した回り止めボルト20bの先端が入り込んでいることで、位置決め突起部20の回転が規制されている。
一方、磁力操作部16は、部品受け取り部14の複数の受け取り穴14dにそれぞれ隔壁16cを介して対向するようにホルダ本体12の大径筒部12bに設けた複数の磁石収納部16aと、これら複数の磁石収納部16aに収納されている着脱用永久磁石16bと、複数の受け取り穴14dから離間した複数の磁石収納部16aの端部で対向するようにホルダ本体12に回転自在に連結している回転体22とを備えている。
複数の磁石収納部16aは、図4に示すように、部品受け取り部14に設けた複数の受け取り穴14dと同数とし、所定半径rの円周上に各受け取り穴14dと同一間隔で設けられている。これら各磁石収納部16aにそれぞれ収納した着脱用永久磁石16bは、受け取り穴14dに近接する方向、或いは離間する方向に移動可能とされている。
回転体22は、図5に示すように、着脱用永久磁石16bに対して同極の吸着用永久磁石22aと、着脱用永久磁石16bに対して異極の脱磁用永久磁石22bとを備えている。これら吸着用永久磁石22a及び脱磁用永久磁石22bは同数であり、且つ、それぞれ着脱用永久磁石16bと同数である。したがって、吸着用永久磁石22a及び脱磁用永久磁石22bの数は、着脱用永久磁石16bの2倍である。そして、回転体22の所定半径rの円周上に、吸着用永久磁石22a及び脱磁用永久磁石22bが交互に配置されており、当初、吸着用永久磁石22a及び脱磁用永久磁石22bの一方が、複数の受け取り穴14dから離間した複数の磁石収納部16aの端部で対向し、回転体22が所定角度回転すると、他方が磁石収納部16aの端部で対向するようになっている。
ここで、回転体22及びホルダ本体12(握り部12a)には、径方向にピン穴22c、12cが設けられており、磁石収納部16aの端部に吸着用永久磁石22aが対向したときに、ピン穴22c、12c同士が連通して固定ピン24の挿入が可能となっている。
次に、リベットをタービンライナ2のリベット穴8に装着する方法について、前述した図面と図6から図10を参照しながら説明する。
先ず、図6に示すように、回転体22の脱磁用永久磁石22bを磁石収納部16aに対応させ、着脱用永久磁石16bが脱磁用永久磁石22bに吸着して脱磁状態とした装着ホルダ10を部品供給部30のセット台30a上に載置する。このとき、部品供給部30は、装着ホルダ10の大径筒部12bの外周に設けたセッテイング穴12fにセッテイング用アーム(図示せず)を挿入し、装着ホルダ10のセッテイング位置を決定する。
次に、図7に示すように、部品受け取り部14の下方位置で待機していたパーツトレイ34を上昇させ、これにセットされている複数のリベット32の頭部を、部品受け取り部14の各受け取り穴14dに入れる。
次に、図8に示すように、回転体22のピン穴22cに固定ピン24を挿入して回転体22を所定角度だけ回転し、ピン穴22cとホルダ本体12のピン穴12cが連通したときに固定ピン24をピン穴12cまで挿入する。このとき、回転体22の吸着用永久磁石22aが磁石収納部16aに対応し、着脱用永久磁石16bが吸着用永久磁石22aから離間して部品受け取り部14側に移動するので、吸着状態となった装着ホルダ10が、各受け取り穴14dに位置している複数のリベット32を吸着保持する。そして、パーツトレイ34のみが下降していく。
次に、部品供給部30のセッテイング用アームを、装着ホルダ10のセッテイング穴12fから抜く動作を行った後、握り部12aを持ちながら装着ホルダ10をタービンライナ2側に移動し、部品受け取り部14に吸着保持されている複数のリベット32をそれぞれのリベット穴8に対向させながらタービン穴4側に近づけていく。そして、部品受け取り部14から下方に突出している位置決め突起部20の先端をタービン穴4に係合させることで、リベット穴8に対するリベット32の位置決めを行う。そして、図9に示すように、位置決め突起部20をタービン穴4に押し付けていくと、バネ部材18に支持されている位置決め突起部20が後退しつつ、複数のリベット32が対向しているリベット穴8にそれぞれ同時に挿入されていく。
次に、回転体22のピン穴22cとホルダ本体のピン穴12cに挿入されている固定ピン24を引き抜き、回転体22を所定角度だけ回転し、回転体22の脱磁用永久磁石22bを磁石収納部16aに対応させる。これにより、着脱用永久磁石16bが脱磁用永久磁石22bに吸着して装着ホルダ10が脱磁状態となるので、部品受け取り部14の各リベット32は吸着保持が解除される。そして、図10に示すように、握り部12aを持ちながらホルダ本体12をタービンライナ2から離間して上昇させることで、全てのリベット32がリベット穴8に装着される。
本実施形態では、以下の効果を奏する。
(a)ホルダ本体12の磁石収納部16aに配置した着脱用永久磁石16bが磁力操作部16の吸着用永久磁石22aと反発して受け取り穴14d側に移動すると、頭部を受け取り穴14dに入れたリベット32は、着脱用永久磁石16bによって吸着保持され、着脱用永久磁石16bが磁力操作部16の脱磁用永久磁石22bと吸着して受け取り穴14d側から離間すると、着脱用永久磁石16bが脱磁状態となってリベット32の吸着保持が解除され、リベット穴8に装着することが可能となり、永久磁石の吸着、脱磁状態を利用した簡便な磁力操作部16となるので、装着ホルダ10の小型化を図ることができる(請求項1に対応)。
(b)装着ホルダ10がリベット32を吸着保持する際には、着脱用永久磁石16bが隔壁16cを介してリベット32に吸引磁力を発生しており、リベット32が直に接触しない構造とした着脱用永久磁石16bは磁性が容易に変化しにくいので、着脱用永久磁石16bの吸着保持力の低下を防止することができる(請求項2に対応)。
(c)部品受け取り部14から下方に突出している位置決め突起部20を、タービン穴4に係合させることで、複数のリベット穴8にそれぞれ対応するリベット32の位置決めが行われるので、リベット32の装着作業を簡単に行うことができる(請求項3に対応)。
(d)位置決め突起部20をタービン穴4に押し付けていくと、バネ部材18に支持されている位置決め突起部20が後退しつつ、複数のリベット32が対向しているリベット穴8にそれぞれ同時に挿入されていくので、リベット穴8へのリベット32の挿入動作を容易に行うことができる(請求項4に対応)。
(e)回転体22は、吸着用永久磁石22a及び脱磁用永久磁石22bの一方が磁石収納部16aの端部で対向するようにホルダ本体10の外周で回転するので、磁力操作部16の操作を容易に行うことができる(請求項5に対応)。
(d)回転体22を特定角度だけ回転すると、吸着用永久磁石22a及び脱磁用永久磁石22bの一方が磁石収納部16aの端部に対向し、さらに特定角度だけ回転すると、吸着用永久磁石22a及び脱磁用永久磁石22bの他方が磁石収納部16aの端部に対向するので、磁力操作部16の操作をさらに容易に行うことができる(請求項6に対応)。
(e)装着ホルダ10を部品供給部30のセット台30a上に載置すると、部品供給部30は、装着ホルダ10のセッテイング穴12fにセッテイング用アームを挿入して装着ホルダ10のセッテイング状態を確認する。したがって、確認される装着ホルダ10は正規位置にセットされているので、部品供給部30から装着ホルダ10にリベット32を確実に供給することができる(請求項7に対応)。
(f)複数のリベット32の頭部を部品受け取り部14の複数の受け取り穴14dに入れた状態とし、磁力操作部16が、複数のリベット32に対して吸引磁力を発生すると複数のリベット32が同時に吸着保持され、脱磁状態とすることで複数のリベット32の吸着保持を同時に解除して複数のリベット穴8に装着することができるので、タービンライナ2のリベット穴8へのリベット32の装着作業を簡単に行うことができる(請求項8に対応)。
(g)特別な位置決め冶具を用いず、タービンライナ2のタービン穴4を利用してリベット32の位置決めを行っているので、リベット32の装着作業を少ない工程で短時間に行うことができる(請求項9に対応)。
なお、図6から図10では、作業者の手作業でリベット32をタービンライナ2のリベット穴8に装着する方法について説明したが、本発明の要旨がこれに限定されるものではなく、例えば装着ホルダ10の握り部12aを保持した装着用アクチュエータが部品供給部30とタービンライナ2との間を往復移動し、リベット32の受け取り動作からリベット穴8への装着動作を自動的に行うようにしても、同様の効果を奏することができる。
本発明に係るタービンライナの内部構造を示す図である。 本発明に係るタービンライナ用リベットの装着ホルダを示す要部断面図である。 図2のIII-III線矢視図である。 図2のIV-IV線矢視図である。 図2のV-V線矢視図である。 本発明に係るタービンライナ用リベットの装着ホルダを部品供給部に載置した状態を示す図である。 本発明に係る装着ホルダの部品受け取り部に、部品供給部のパーツトレイがリベットを供給している状態を示す図である。 本発明に係る装着ホルダの部品受け取り部に、複数のリベットが吸着保持された状態を示す図である。 複数のリベットを吸着保持した装着ホルダが、タービンライナのナット穴にリベットを挿入している状態を示す図である。 タービンライナのナット穴へのリベットの装着が完了した状態を示す図である。
符号の説明
2 タービンライナ(ワーク)
4 タービン穴(ワーク位置決め部)
8 リベット穴(装着部)
10 装着ホルダ
12 ホルダ本体
12a 握り部
12b 大径筒部
12f セッテイング穴(確認手段)
14 部品受け取り部
14a 円盤部
14d 受け取り穴(係合部
14e 中心凹部(収納凹部)
16 磁力操作部
16a 磁石収納部
16b 着脱用永久磁石
16c 隔壁
18 バネ部材
20 位置決め突起部(位置決め部材)
22 回転体
22a 吸着用永久磁石(操作用永久磁石)
22b 脱磁用永久磁石(操作用永久磁石)
30 部品供給部
32 リベット(磁性体部品)

Claims (9)

  1. 磁性体部品を保持し、ワークに設けた装着部に装着する磁性体部品の装着ホルダであって、
    前記磁性体部品が係合する係合部を設けたホルダ本体と、前記係合部に近接する方向、或いは離間する方向に移動可能となるように着脱用永久磁石を収納している前記ホルダ本体に設けた磁石収納部と、N極の操作用永久磁石及びS極の操作用永久磁石を交互に並べて配置した磁力操作部とを備え、
    前記磁力操作部は、前記N極の操作用永久磁石及び前記S極の操作用永久磁石の何れかが前記磁石収納部に対応するように前記ホルダ本体に対して移動可能とし、前記N極の操作用永久磁石及び前記S極の操作用永久磁石の一方が前記磁石収納部に対応するように前記磁力操作部が移動すると、前記一方に反発した前記着脱用永久磁石が前記係合部に近接することで前記係合部内で前記磁性体部品を吸着保持し、前記N極の操作用永久磁石及び前記S極の操作用永久磁石の他方が前記磁石収納部に対応するように前記磁力操作部が移動すると、前記着脱用永久磁石が前記他方に吸着して前記係合部から離間することで前記磁性体部品が前記着脱用永久磁石に対して脱磁状態となって吸着保持を解除し、前記ワークに設けた装着部に装着可能となることを特徴とする磁性体部品の装着ホルダ。
  2. 前記ホルダ本体に、前記係合部に係合した前記磁性体部品に隔壁を介して前記着脱用永久磁石が対向していることを特徴とする請求項1記載の磁性体部品の装着ホルダ。
  3. 前記ホルダ本体は、前記ワークに設けたワーク位置決め部に係合する位置決め部材を設けていることを特徴とする請求項1又は2記載の磁性体部品の装着ホルダ。
  4. 前記位置決め部材は、前記ホルダ本体に設けた収納凹部にバネ部材を介して進退自在に収納されていることを特徴とする請求項3記載の磁性体部品の装着ホルダ。
  5. 前記磁力操作部は、円周上に前記N極及びS極の操作用永久磁石を交互に並べて配置し、前記ホルダ本体に回転自在に連結していることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の磁性体部品の装着ホルダ。
  6. 前記着脱用永久磁石を前記ホルダ本体に複数個配置し、前記N極の操作用永久磁石及び前記S極の操作用永久磁石を、それぞれ前記着脱用永久磁石の個数と同数としたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の磁性体部品の装着ホルダ。
  7. 前記ホルダ本体に、装着ホルダを部品供給部に正規に取り付けたことを確認する確認手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の磁性体部品の装着ホルダ。
  8. 前記ワークに設けた装着部は、トルクコンバータ用タービンライナの所定半径の円周上に設けた複数のリベット穴であることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の磁性体部品の装着ホルダ。
  9. 前記ワーク位置決め部を、前記トルクコンバータ用タービンライナの中心に設けたタービン穴とすることを特徴とする請求項7又は8記載の磁性体部品の装着ホルダ。
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