JP3113427B2 - 火災感知装置 - Google Patents

火災感知装置

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JP3113427B2 JP04321277A JP32127792A JP3113427B2 JP 3113427 B2 JP3113427 B2 JP 3113427B2 JP 04321277 A JP04321277 A JP 04321277A JP 32127792 A JP32127792 A JP 32127792A JP 3113427 B2 JP3113427 B2 JP 3113427B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煙室内にキセノンラン
プ等の発光ランプと受光素子とを設け、発光ランプで発
光し、この発光ランプからの光を受けた受光素子の出力
信号に応じて火災による煙の濃度を検出する火災感知装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キセノンランプで発生した光を受光素子
が受け、この受光素子の出力信号に応じて、煙室内に導
かれた煙の濃度を検出する従来の煙感知器等の火災感知
装置において、経年変化等によって、キセノンランプの
発光効率が低下したり、受光素子の受光効率が低下した
り、キセノンランプ、受光素子に汚れが付着すると、受
光素子の出力信号のレベルが次第に低下する。
【0003】このように受光素子の出力信号のレベルが
低下すると、煙感知器としての正常動作を行うことがで
きなくなる。この場合、キセノンランプまたは受光素子
が異常であることを示すトラブル警報、たとえばアラー
ムを鳴らし、この警報に気づいた人を通じて、キセノン
ランプ、受光素子等の交換、清掃等のメンテナンスを行
えば、煙感知器は再び正常動作を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、受光素子の出力信号のレベルが低下したときに、煙
感知器等の火災感知装置に正常動作を行わせるために
は、キセノンランプ、受光素子等の交換、清掃等のメン
テナンスを必ず実行しなければならない。しかし、キセ
ノンランプ、受光素子等の交換、清掃等のメンテナンス
は誰でもが実行できる作業ではなく、特に超高感度煙感
知器の場合には、通常、その煙感知器をサービス工場に
発送し、サービス工場においてメンテナンスを行う。
【0005】また、上記超高感度煙感知器の場合には、
たとえば2年毎のように、定期的にメンテナンスを行
い、この定期的メンテナンス時にキセノンランプの交換
を行う。この場合、メンテナンスすべき煙感知器を現場
で取り外し、その代わりに正常な代替煙感知器を取り付
け、サービス工場でメンテナンスが終了したときに、現
場において煙感知器の交換を再び行う。このようにし
て、煙感知動作の継続性を維持するようにしている。
【0006】ところが、従来例において、受光素子の出
力信号のレベルが低下したときに、代替煙感知器が煙感
知器の設置現場にないと、突然、煙感知動作を実行でき
なくなり、しかも、代替煙感知器を設置現場に取り寄せ
るまで、正常な煙感知動作を実行することができないと
いう問題がある。この問題は、キセノンランプ以外の発
光ランプを使用した場合にも同様に発生するものであ
る。
【0007】本発明は、受光素子の出力信号のレベルが
低下したときに、代替煙感知器が煙感知器の設置現場に
なくても、正常な煙感知動作を継続して実行することが
できる火災感知装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、発光ランプで
発生した光を受光素子が受け、この受光素子の出力信号
を増幅器で増幅し、この増幅器の出力信号に応じて、煙
室内の煙の濃度を検出する火災感知装置において、増幅
器の出力信号の値をデジタル信号に変換し、この変換さ
れたデジタル信号の値と基準値とを比較し、デジタル信
号の値が基準値以下であるときに、受光素子の出力信号
の値が異常であることを表示し、その後、増加指令スイ
ッチが動作されたときに、増幅器の出力信号に対応する
デジタル信号の値を増加させるものである。
【0009】
【作用】本発明は、増幅器の出力信号の値をデジタル信
号に変換し、この変換されたデジタル信号の値と基準値
とを比較し、デジタル信号の値が基準値以下であるとき
に、受光素子の出力信号の値が異常であることを表示
し、その後、増加指令スイッチが動作されたときに、増
幅器の出力信号に対応するデジタル信号の値を増加させ
るので、受光素子の出力信号のレベルが低下したとき
に、今まで使用していた火災感知装置の煙感知器によっ
て正常動作を続行でき、したがって、代替煙感知器を現
場に常備する必要がない。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0011】この実施例の煙感知器1において、煙室3
0内にキセノンランプ10と受光素子20とが設けら
れ、キセノンランプ10と受光素子20とは遮光板34
によって隔てられている。そして、キセノンランプ10
が発光し、その光が煙室30内の煙で散乱し、受光素子
20に到達し、受光素子20の受光量に応じて、煙室3
0内の煙の濃度を、たとえばマイクロコンピュータで構
成される制御回路50が判断するようになっている。
【0012】キセノンランプ10は、発光に必要な高電
圧を高電圧発生回路12から供給され、トリガ回路11
から供給されるトリガ信号によってその発光タイミング
が制御される。トリガ回路11は、制御回路50から供
給される制御信号に基づいてトリガ信号を発生する。
【0013】煙室30は、火災監視区域の雰囲気を煙室
30に導くサンプリングパイプ31と、煙室30の空気
を煙感知器1の外に導くパイプ32とに接続され、パイ
プ32内には吸引ファン33が設けられている。
【0014】増幅器40は、受光素子20の出力信号を
増幅するものであり、ピークホールド回路41は、増幅
器40の出力信号のピークを保持する回路であり、A/
D変換回路42は、ピークホールド回路41が出力する
アナログ信号をデジタル信号に変換する回路である。
【0015】乗算回路43は、A/D変換回路42が出
力したデジタル信号の値を所定倍に乗算する回路であ
り、その倍率は制御回路50によって制御される。
【0016】乗算指令スイッチSW3は、乗算回路43
が乗算の実行を開始するように制御回路50が乗算回路
43に指令することを促すスイッチであり、ノンロック
スイッチであり、誤動作防止のために、1秒間以上で5
秒間未満の時間だけ継続してオンしているときに、制御
回路50は乗算回路43における乗算の指令を発生す
る。なお、上記以外の時間を設定するようにしてもよ
く、一旦、オンされれば、乗算回路43における乗算の
指令が発生するようにしてもよい。
【0017】制御回路50は、煙感知器1の全体を制御
するとともに、A/D変換回路42からのデジタル信号
に基づいて、現在における煙室30内の煙濃度を判断す
るものである。また、制御回路50は、乗算回路43が
出力したデジタル信号の値と所定の基準値とを比較する
レベル比較手段の一例であり、A/D変換回路42が出
力したデジタル信号の値を所定倍に乗算する増加手段の
一例でもある。
【0018】また、乗算回路43が出力したデジタル信
号の値が所定の基準値以下であるときに、受光素子の出
力信号の値が異常であることを示す液晶等の異常報知手
段(図示せず)が設けられている。
【0019】ROM60は、図2に示すフローチャート
のプログラムを格納するものであり、EEPROM62
は、出力値補正用のROMであり、乗算回路43が出力
したデジタル信号の値が所定の基準値以下であるときに
乗算回路43における倍率を数段階にわたって補正する
が、この補正回数を示す値Kを格納するROMである。
また、EEPROM62は補正回数を記憶する電気的に
書き換え可能な不揮発性記憶手段の一例である。RAM
64は、作業用のメモリである。
【0020】D/A変換回路71は、信号送出回路7
2、コネクタCを介して受信機2に信号を送るために、
制御回路50が出力したデジタル信号をアナログ信号に
変換する回路である。
【0021】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0022】図2は、上記実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【0023】まず、補正指令回数を示す関数Kを「0」
にセットし、乗算回路43における倍率を「1」にセッ
トする(S1)。なお、キセノンランプ10の発光効率
が低下したり、受光素子20の受光効率が低下したり、
キセノンランプ10、受光素子20に汚れが付着する
と、受光素子20の出力信号のレベルが次第に低下す
る。このときに実施例において、乗算回路43における
倍率を増加する補正を行うが、上記補正指令回数Kはそ
の補正回数を示すものである。
【0024】そして、乗算回路43が出力する現在の値
(乗算回路43における倍率が「1」である場合には、
A/D変換回路42の出力値と乗算回路43の出力値と
は同じである)と、予め定められた所定の基準値とを制
御回路50が比較し(S2)、乗算回路43が出力する
現在の値が所定の基準値以上であれば、乗算回路43が
出力する現在の値については問題ないので、煙濃度の検
出動作を実行する(S20)。
【0025】しかし、乗算回路43が出力する現在の値
が基準値よりも低ければ、煙濃度を正常に検出できない
ので、つまり、火災レベルに相当する濃度の煙が煙室3
0に進入しても火災ではないと判断する失報状態が発生
するので、煙感知器1または受信機2に設けられた異常
報知手段としての異常状態表示装置(図示せず)によっ
て、異常を表示する(S3)。この異常表示を見ていた
人がスイッチSW3を1〜5秒の間、オンすると(S
4)、つまり、乗算回路43における倍率を増加させる
指令を行うと、補正指令回数Kが「1」インクリメント
され(S5)、このときに補正指令回数Kが「4」以上
であれば(S6)、補正指令回数Kを「0」にリセット
し(S7)、このようにして補正指令回数Kが「0」に
なれば(S8)、EEPROM62に補正指令回数Kと
して「0」を格納し(S9)、乗算回路43における倍
率を1.0倍にする(S10)。
【0026】このように補正指令回数Kが「0」であれ
ば、乗算回路43における倍率が1倍であり、一方、今
まで補正指令回数Kが「0」であり、キセノンランプ1
0の発光効率の低下等によって異常表示がされ(S
3)、このときにスイッチSW3が1〜5秒間、オンさ
れると(S4)、補正指令回数Kが「1」に変化し(S
5)、乗算回路43における倍率を初めて補正する必要
が生じる。この場合、EEPROM62に補正指令回数
Kとして「1」が格納され(S11)、乗算回路43に
おける倍率を1.2倍に補正する(S12、S13)と
ともに、異常表示がクリアされる。
【0027】このようにして乗算回路43における倍率
を増加すると、キセノンランプ10の発光効率の低下等
によって受光素子20の出力信号レベルが低下したとき
に、煙感知器1の代替品と交換せずに、煙感知器1がそ
のまま正常動作を行うことができる。したがって、煙感
知動作を継続することができ、しかもメンテナンス上、
効率がよい。
【0028】その後、受光素子20の出力レベルがさら
に低下すると、再び異常表示が行われ、スイッチSW3
を押すと(S3、S4)、補正指令回数Kが「2」に変
化し(S5)、乗算回路43における倍率を再び補正す
ることになり、EEPROM62に補正指令回数Kとし
て「2」が格納され(S11)、K=2であるので、乗
算回路43における倍率が1.4倍に補正される(S1
2、S14、S15)とともに、異常表示がクリアされ
る。
【0029】そして、受光素子20の出力レベルが再び
低下すると、異常表示が行われ、スイッチSW3を押す
と(S3、S4)、補正指令回数Kが「3」に変化し
(S5)、EEPROM62に補正指令回数Kとして
「3」が格納され(S11)、K=3であるので、乗算
回路43における倍率を1.6倍に補正する(S12、
S14、S16)とともに、異常表示がクリアされる。
【0030】上記補正動作(S13、S15、S16)
を実行した後に、煙濃度の検出動作を行う(S20)。
つまり、受光素子20が出力する信号を増幅器40が増
幅し、そのピーク値をピークホールド回路41が保持
し、この保持された値をA/D変換回路42がデジタル
信号に変換し、このデジタル信号が所定倍された値に基
づいて、制御回路50が煙濃度を判別する。そして、D
/A変換回路71がアナログ信号に変換し、信号送出回
路72、コネクタCを介して、受信機2に信号が送ら
れ、この信号に基づいて、受信機2が煙濃度を表示す
る。
【0031】上記のように、異常表示が行われる度に、
異常表示が消えるまでスイッチSW3を押す操作を何度
か繰り返す。ここで、誤って押し過ぎて補正回数Kを必
要以上に大きくした場合には、さらにスイッチSW3を
操作し続け、補正回数Kの値が一巡し、二巡目で所望の
補正回数Kに設定することができる。すなわち、スイッ
チSW3を押し過ぎて補正回数Kを必要以上に大きくし
た場合(このときに異常表示が消える)には、さらにス
イッチSW3を操作し続けると、補正回数Kが「0」に
戻り、異常表示が再び行われ、スイッチSW3を押す度
に補正回数Kが増加し、異常表示が消えたときが、補正
が適切に行われた場合であり、このときにスイッチSW
3の操作を停止すればよい。なお、補正回数Kを表示す
る表示器を煙感知器1に設けるようにしてもよい。
【0032】なお、上記操作によって煙感知器の出力補
正を行っている場合、その煙感知器のキセノンランプ等
を新品と交換するには、スイッチSW3を操作して補正
回数Kの値を「0」に戻す必要がある。この場合、それ
まで使用していたキセノンランプが設置されている状態
でスイッチSW3を何度か押し、最初に異常表示が示さ
れた所が、補正回数Kの値が「0」の位置である。
【0033】また、上記実施例においては、乗算回路4
3の倍率をKの値に対応して設定しているが、このよう
にする代わりに次のようにしてもよい。つまり、S4に
おいてスイッチSW3がオンされていることを確認した
後に、S5〜S9、S11〜S16の動作を省略し、S
10で「乗算回路43の倍率=以前の倍率×1.2倍」
を実行し、この新しい倍率をRAM64に格納し、煙濃
度の検出動作(S20)を実行するようにしてもよい。
【0034】上記実施例においては、スイッチSW3を
オンした後に、乗算回路43における倍率を増加する補
正を行うようにしているが、スイッチSW3を押さずに
自動的にゲインを増加させるようにしてもよい。この場
合には、増幅器の出力信号に対応したデジタル信号の値
が基準値以下であることをレベル比較手段が判断したと
きに、制御回路50が乗算回路43における倍率を増加
させるように制御すればよい。
【0035】上記実施例では、レベル比較手段と、異常
報知手段と、乗算回路43と、乗算回路43における乗
算を指令するスイッチSW3とが煙感知器1の側に設け
られているが、このようにする代わりに、それらのうち
の一部または全部を、受信機2側あるいは図示しない中
継器側に設けるようにしてもよい。たとえば、受信機2
側に異常報知手段とスイッチSW3とを設けた場合に
は、レベル比較手段が異常を検出すると、その旨を示す
信号を煙感知器1が受信機2に送出し、受信機2側で異
常報知手段を動作させ、受信機2側でスイッチSW3が
動作されたときに、対応するEEPROM62にその旨
を記憶させるとともに、乗算回路43における乗算指令
信号を感知器1に送出するようにすればよい。なお、こ
れらの信号を、煙濃度を示す信号を送出する信号線を用
いて伝送する場合には、煙濃度を示す信号とは別の信号
形態、たとえば、パルスコードを用いればよい。
【0036】さらに、上記実施例において、乗算回路と
しては乗算回路43のみが設けられているが、乗算回路
43以外に、制御回路50とD/A変換回路71との間
に乗算回路を別設し、スイッチSW3による指令に応じ
て、その別設乗算回路でデジタル値を増加させるように
してもよい。この場合、乗算回路43を設ける必要はな
い。また、乗算回路43を設ける代わりに、乗算回路4
3の機能を制御回路50に発揮させるようにしてもよ
く、乗算回路43の機能を受信機2に発揮させるように
してもよい。
【0037】なお、上記乗算回路または乗算機能を、制
御回路50とD/A変換回路71との間または受信機2
内に設ける場合、すなわちレベル比較手段の後段に増加
手段を設ける場合、キセノンランプ10の発光効率の低
下等によって受光素子20の出力レベルが低下したとき
に、上記乗算回路でデジタル信号の値を増加させるが、
これと同時に、制御回路50における比較手段の基準レ
ベルを低下させる必要がある。この基準レベルを低下さ
せることによって、受光素子20の出力レベルが低下し
ても異常報知を確実に行わせることができる。
【0038】上記実施例においては、乗算回路43にお
いてデジタル信号の値を所定倍する乗算を行っている
が、この乗算回路43または乗算機能を設ける代わり
に、デジタル信号の値を加算する加算回路を設けるよう
にしてもよい。すなわち、乗算回路43、上記加算回路
は、A/D変換手段が出力したデジタル信号の値を増加
する増加手段の例である。そして、この増加手段は、レ
ベル比較手段の前段または後段に設けるようにしてもよ
い。さらに、スイッチSW3は、上記増加手段における
増加を指令する増加指令スイッチの例である。
【0039】また、上記実施例はキセノンランプを使用
した場合のものであるが、キセノンランプ以外の発光ラ
ンプを使用した場合も、上記の説明と同様である。さら
に、上記実施例では受信機2へ送出する煙濃度を示す信
号としてアナログ信号を使用しているが、これをデジタ
ル信号で送出してもよく、この場合はD/A変換回路7
1が不要になる。また、上記実施例では異常報知手段と
して表示装置を使用しているが、ブザー等、他の手段を
使用してもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、受光素子の出力信号の
レベルが必要以上に低下したときに、受光素子の出力信
号に対応するデジタル値が増加されるので、今まで使用
していた煙感知器によって煙感知動作を正常に続行でき
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…煙感知器、2…受信機、10…キセノンランプ、1
1…トリガ回路、20…受光素子、30…煙室、40…
増幅、42…A/D変換回路、43…増加手段として
の乗算回路、50…制御回路、60…ROM、62…出
力値補正用EEPROM、SW3…増加指令スイッチと
しての乗算指令スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/02 - 17/12 G08B 29/28 G01N 21/53

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光ランプと、この発光ランプからの光
    を受ける受光素子と、この受光素子の出力信号を増幅す
    る増幅器とを有し、この増幅器の出力信号に応じて煙の
    濃度を検出する火災感知装置において、 上記増幅器の出力信号の値をデジタル信号に変換するA
    /D変換手段と;このA/D変換手段が出力したデジタ
    ル信号の値を増加する増加手段と;上記増幅器の出力信
    号に対応したデジタル信号の値と所定の基準値とを比較
    するレベル比較手段と;上記A/D変換手段が出力した
    デジタル信号の値が上記基準値以下であるときに、上記
    受光素子の出力信号の値が異常であることを示す異常報
    知手段と;上記増加手段における増加を指令する増加指
    令スイッチと;を有することを特徴とする火災感知装
    置。
  2. 【請求項2】 発光ランプと、この発光ランプからの光
    を受ける受光素子と、この受光素子の出力信号を増幅す
    る増幅器とを有し、この増幅器の出力信号に応じて煙の
    濃度を検出する火災感知装置において、 上記増幅器の出力信号の値をデジタル信号に変換するA
    /D変換手段と;このA/D変換手段が出力したデジタ
    ル信号の値を増加する増加手段と;上記増幅器の出力信
    号に対応したデジタル信号の値と所定の基準値とを比較
    するレベル比較手段と;上記A/D変換手段が出力した
    デジタル信号の値が上記基準値以下であるときに、上記
    増加手段における増加を実行させる増加指令手段と;を
    有することを特徴とする火災感知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記増加手段は、上記増幅器の出力信号に対応したデジ
    タル信号の値を所定倍に乗算するか、または上記増幅器
    の出力信号に対応したデジタル信号の値に所定値を加算
    する手段であることを特徴とする火災感知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2において、 上記増加手段は、上記レベル比較手段の前段または後段
    に設けられているものであることを特徴とする火災感知
    装置。
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