JPH06168388A - 火災感知装置 - Google Patents

火災感知装置

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JPH06168388A
JPH06168388A JP34342192A JP34342192A JPH06168388A JP H06168388 A JPH06168388 A JP H06168388A JP 34342192 A JP34342192 A JP 34342192A JP 34342192 A JP34342192 A JP 34342192A JP H06168388 A JPH06168388 A JP H06168388A
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幹夫 望月
Hideo Ito
英雄 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災感知装置の感度を調整するために第1の
気体、第2の気体を使用した場合、それらの気体に対応
する第1の較正データ、第2の較正データの値を取り出
すことができる火災感知装置を提供することを目的とす
るものである。 【構成】 発光ランプからの光を受ける受光素子の出力
信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路を設け、
煙室に第1の気体が充満しているときにおけるA/D変
換回路の出力データを第1の較正データとしてメモリに
記憶し、煙室に第2の気体が充満しているときにおける
A/D変換回路の出力データを第2の較正データとして
メモリに記憶し、このメモリに記憶されている第1の較
正データ、第2の較正データを送出する信号出力回路を
設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の試料ガスを煙室
内に取り込んで感度特性を較正する高感度な煙式火災感
知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の試料ガスを煙室内に取り込んで煙
感知器の感度特性を較正する場合、従来は、酸素ガス、
フロン12ガス(CCl22 )等のように、分子量の
大きく異なる2種類の純粋ガスを交互に煙室に通し、発
光ランプで発生した光がその試料ガスの分子によって散
乱し、この散乱光を受光素子が捕らえることを利用し
て、煙感知器の感度特性を較正している。
【0003】つまり、純粋ガスは濃度的に安定してお
り、或る純粋ガスに着目すると、この純粋ガスを煙室に
取り込み、その純粋ガスを煙として検出すると、或る煙
濃度の値が出力され、しかもその出力される煙濃度の値
は非常に小さいものである。つまり或る純粋ガスと煙濃
度とが対応し、しかもその煙濃度が非常に小さいので、
これを利用すれば、高感度な煙感知器の感度特性を較正
することができる。
【0004】従来の煙感知器等の火災感知装置は、キセ
ノンランプで発光し、このキセノンランプで発生した光
が散乱した後に、その散乱光を受光素子が受け、この受
光素子の出力信号のピーク値から減算回路が所定値を差
し引いたデータを、信号送出回路を介して受信機に送る
ものである。なお、ゲイン調整用可変抵抗によって増幅
器のゲインが調整され、減算回路中のオフセット量調整
用可変抵抗によって、上記ピーク値から差し引くべき上
記所定値が調整される。すなわち、煙感知器の感度特性
の調整を行うには、ゲイン調整用可変抵抗を調整するこ
とによって、その感度特性の傾斜を調整し、オフセット
量調整用可変抵抗を調整することによって、その感度特
性を平行移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際には、第
1の気体を煙室に充満させ第1の気体に対応する所定の
出力を得るように感度特性を平行移動し、第2の気体を
煙室に充満させ第2の気体に対応する所定の出力を得る
ように感度特性の傾斜を調整しても、再び第1の気体を
充満させたときに、第1の気体に対応する所定の出力と
は、ずれが生ずる。したがって、これらの調整を何度も
繰り返さなければ、煙感知器の感度特性を正確に較正す
ることができないという問題がある。
【0006】この問題を解決するには、煙室に第1の気
体が充満しているときにおけるA/D変換回路の出力デ
ータを第1の較正データとしてメモリが記憶し、煙室に
第2の気体が充満しているときにおけるA/D変換回路
の出力データを第2の較正データとしてメモリが記憶
し、第1の較正データと第2の較正データとA/D変換
回路の現在の出力データとに基づいて、適正煙濃度値を
マイクロコンピュータ等が演算することが考えられる。
【0007】この場合、後日、上記第1の較正データ、
第2の較正データの値を知る必要が生じることが想定さ
れ、これに備えて、上記第1の較正データ、第2の較正
データの値を取り出すことができるようにしたいという
要請がある。
【0008】本発明は、火災感知装置の感度を調整する
ために第1の気体、第2の気体を使用した場合、それら
の気体に対応する第1の較正データ、第2の較正データ
の値を取り出すことができる煙式の火災感知装置を提供
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、発光ランプか
らの光を受ける受光素子の出力信号をデジタル信号に変
換するA/D変換回路を設け、煙室に第1の気体が充満
しているときにおけるA/D変換回路の出力データを第
1の較正データとしてメモリに記憶し、煙室に第2の気
体が充満しているときにおけるA/D変換回路の出力デ
ータを第2の較正データとしてメモリに記憶し、このメ
モリに記憶されている第1の較正データ、第2の較正デ
ータを送出する信号出力回路を設けたものである。
【0010】
【作用】本発明は、発光ランプからの光を受ける受光素
子の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路
を設け、煙室に第1の気体が充満しているときにおける
A/D変換回路の出力データを第1の較正データとして
メモリに記憶し、煙室に第2の気体が充満しているとき
におけるA/D変換回路の出力データを第2の較正デー
タとしてメモリが記憶し、このメモリに記憶されている
第1の較正データ、第2の較正データを送出する信号出
力回路を設けたので、後日、第1の較正データ、第2の
較正データの値を取り出すことができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。
【0012】この実施例では、火災感知装置としての煙
感知器1において、煙室30内にキセノンランプ10と
受光素子20とが設けられ、キセノンランプ10と受光
素子20とは遮光板34によって隔てられている。そし
て、キセノンランプ10が発光し、その光が煙室30内
の煙で散乱し、受光素子20に到達するようになってい
る。
【0013】キセノンランプ10は、発光に必要な高電
圧を高電圧発生回路12から供給され、トリガ回路11
から供給されるトリガ信号によってその発光タイミング
が制御される。トリガ回路11は、制御回路50から供
給される制御信号に基づいてトリガ信号を発生する。
【0014】煙室30は、火災監視区域の雰囲気を煙室
30に導くサンプリングパイプ31と、煙室30の空気
を煙感知器1の外に導くパイプ32とに接続され、パイ
プ32内には吸引ファン33が設けられている。
【0015】増幅器40は、受光素子20の出力信号を
増幅するものであり、ゲイン切換回路41によってその
ゲインが制御され、ピークホールド回路42は、増幅器
40の出力信号のピークを保持する回路であり、A/D
変換回路43は、ピークホールド回路42が出力するア
ナログ信号をデジタル信号に変換する回路である。
【0016】制御回路50は、マイクロコンピュータ等
で構成され、煙感知器1の全体を制御するとともに、A
/D変換回路43からのデジタル信号に基づいて、現在
における煙室30内の煙濃度を判断するものである。
【0017】ROM60は、図2に示すフローチャート
のプログラムを格納するものである。
【0018】メモリ較正用基準ガスの検出値用EEPR
OM61は、1気圧、常温において、酸素の純粋ガスを
煙室30に吸引したときにおけるA/D変換回路43の
出力データを第1の較正データとして記憶し、フロン1
2の純粋ガスを煙室30に吸引したときにおけるA/D
変換回路43の出力データを第2の較正データとして記
憶するROMである。
【0019】出力補正用EEPROM62は、増幅器4
0の出力レベルが所定値よりも低下したときに増幅器4
0のゲインを数段階にわたって補正するが、この補正回
数を示す値Kを記憶するROMである。
【0020】EEPROM63は、キセノンランプ10
が発光すべきときに発光しない回数(無発光回数)を記
憶するROMであり、月別にその無発光の回数を記憶す
るものである。RAM64は、作業用のメモリである。
なお、EEPROM61、62、63は電気的に書換え
可能な不揮発性メモリの例である。
【0021】D/A変換回路71は、信号送出回路7
2、コネクタCを介して受信機2に信号を送るために、
制御回路50が出力したデジタル信号をアナログ信号に
変換する回路である。受信機2は、煙濃度を表示する煙
濃度表示装置2d(図4に示してあり、バーグラフ表示
灯を有する表示装置)を備えている。
【0022】信号出力回路72は、検出した煙濃度に対
応する信号を出力する回路であるとともに、ROM61
に記憶されている第1の較正データ、第2の較正データ
を送出する回路であり、ROM62に記憶されているゲ
イン増加指令スイッチを動作させた回数のデータを送出
する回路であり、ROM63に記憶されている無発光の
回数のデータを送出する回路である。
【0023】寿命警告信号用送出回路73は、キセノン
ランプ10の寿命が近いことを警告する寿命警告信号を
送出する回路である。
【0024】較正用確認灯回路74は、煙感知器1の感
度を調整しているときに、その調整が行われていること
を示す回路である。
【0025】スイッチSW1、SW2は、煙感知器1の
感度を較正するときに使用するガスの種類に応じて動作
させるロック式スイッチであり、スイッチSW3は、煙
感知器1の感度を較正するときに5秒間以上、オンさせ
るノンロック式スイッチである。
【0026】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0027】図2は、上記実施例の動作を示すフローチ
ャートである。このフローチャートにおいて、まず、初
期設定を行ない、補正指令回数Kと関数Anを「0」に
セットし、関数nを「1」にセットする(S0)。そし
て、キセノンランプ10が発光すべきときに発光しない
回数をカウントする無発光カウントプログラムを実行し
(SB)、煙感知動作を実行し(S1〜S4)、スイッ
チSW3がオンされたことを判別し、オンされていれば
そのオン時間がどのくらいの時間であるかを判別し、ス
イッチSW3が5秒間未満オンされていれば、スイッチ
SW3がオンされたことをRAM64に記憶し(S1
1)、キセノンランプ10の発光率低下等の理由によっ
てA/D変換回路43の出力レベルが低下したときに、
D/A変換回路71に供給するデジタル信号の値を増加
させる出力補正プログラムを実行し(SA)、スイッチ
SW3が5秒間以上オンされていれば(S11)、煙感
知器1の感度を調整する準備動作を実行し(S11〜S
23))、その過程で、EEPROM61、62、63
に記憶されている諸データを出力するデータ出力プログ
ラムを実行する(SC)。
【0028】まず、感度調整の準備動作(S11〜S2
3)について説明する。
【0029】煙感知器1の感度調整を実行する前に、た
とえば1気圧、常温において、サンプリングパイプ31
を介して純粋酸素ガスを煙室30に充満させながら、ス
イッチSW1をオンし、スイッチSW2をオフしてお
き、感度調整指令用のスイッチSW3を5秒間以上オン
する。このようにして、感度調整指令用のスイッチSW
3が5秒間以上オンされると(S11)、較正用確認灯
回路74の確認灯を1秒間、点灯し、スイッチSW3が
働いたことを知らせる(S12)。このときに、スイッ
チSW1がオンで、スイッチSW2がオフであるので
(S13、14)、純粋酸素ガスが煙室30に充満した
状態で、受光素子20の出力信号が増幅され、この増幅
された信号のピーク値がピークホールド回路42に保持
され、このピーク値がA/D変換回路43によってデジ
タルデータに変換され、この変換された出力データが第
1の較正データx1としてEEPROM61に記憶され
(S15)、後述の煙感知動作(S1〜S4)を実行す
る。
【0030】そして、純粋酸素ガスをパイプ32から排
出するとともに、たとえば1気圧、常温において、サン
プリングパイプ31を介して純粋フロン12(F12)
ガスを煙室30に充満させ、スイッチSW1をオフし、
スイッチSW2をオンしておき、感度調整指令用のスイ
ッチSW3を5秒間以上オンする。このようにして、感
度調整指令用のスイッチSW3が5秒間以上オンされる
と(S11)、較正用確認灯回路74の確認灯が1秒
間、点灯され、スイッチSW3が働いたことを知らせる
(S12)。このときに、スイッチSW1がオフで、ス
イッチSW2がオンであるので(S13、21)、純粋
フロン12ガスが煙室30に充満した状態で、受光素子
20の出力信号が増幅回路40で増幅され、この増幅さ
れた信号のピーク値がピークホールド回路42に保持さ
れ、このピーク値がA/D変換回路43によってデジタ
ルデータに変換され、この変換された出力データが第2
の較正データx2としてEEPROM61に記憶され(S
22)、後述の煙感知動作(S1〜S4)を実行する。
なお、スイッチSW1、SW2がともにオンであれば、
EEPROM61に記憶されているデータのうち、較正
データ以外のデータをクリアし(S23)、スイッチS
W1、SW2がともにオフであれば、データ出力プログ
ラムを実行する(SC)。
【0031】次に、感度調整動作を含む煙感知動作(S
1〜S4)について説明する。
【0032】上記のようにして感度調整の準備動作が終
了すると、EEPROM61から第1の較正データx1
第2の較正データx2が読み出され(S1)、現在の検出
データ(A/D変換回路43の現在の出力データ)x を
取り込む(S2)。そして、第1の較正データx1、第2
の較正データx2、現在の検出データx 、D/A変換回路
71へのデータx1に対応する出力データy1、データx2
対応する出力データy2に基づいて、現在の出力データx
に対応する適正煙濃度値を煙濃度表示装置2dに表示す
るために必要なD/A変換回路71への出力データを、
制御装置50とROM60とが演算すなわち感度調整す
る(S3)。
【0033】なお、出力データy1は、酸素ガス(第1の
気体)に対応する煙濃度(約0.005%/m)を、受
信機2の煙濃度表示装置2dに表示するために必要なD
/A変換回路71への出力データであり、予め計算さ
れ、ROM60に記憶されている。出力データy2は、フ
ロン12ガス(第2の気体)に対応する煙濃度(約0.
035%/m)を煙濃度表示装置2dに表示するために
必要なD/A変換回路71への出力データであり、予め
計算され、ROM60に記憶されている。つまり、酸素
ガスの濃度は約0.005%/mであるので、酸素ガス
を煙室30に注入した場合には、図4(1)に示すよう
に、煙濃度表示装置2dにおいて「OK」の部分のみが
点灯され、フロン12ガスの濃度は約0.035%/m
であるので、フロンガスを煙室30に注入した場合に
は、図4(2)に示すように、煙濃度表示装置2dにお
いて「OK」、「0.01」、「0.02」、「0.0
3」の部分が点灯される。
【0034】すなわち、現在の出力データx に対応する
適正煙濃度値を煙濃度表示装置2dに表示するために必
要なD/A変換回路71への出力データy を、制御装置
50とROM60とが演算する場合、これから求めよう
とする特性は、一般的には、図3に示すように、式y=ax
+bで表され、この一般式「y=ax+b」が式「y ={(y2
y1)/(x2-x1)}・x+(y1・x2-y2・x1)/(x2-x1) 」であること
を以下、説明する。
【0035】図3から、 y1=ax1+b、 y2=ax2+b であり、この2つの式に基づいて連立方程式を解くと、 a={(y2−y1)/(x2-x1)}、 b=(y1・x2-y2・x1)/(x2-x1) である。したがって、a、b を一般式に代入すると、 y=ax+b= {(y2−y1)/(x2-x1)}・x+(y1・x2-y2・x1)/(x2-
x1) になる。このようにして求められた出力データy をD/
A変換回路71に供給すると、D/A変換回路71がそ
の出力データy をアナログ信号に変換し、信号出力回路
72が受信機2に送り、A/D変換回路43の現在の出
力データx に対応する適正煙濃度値が煙濃度表示装置2
dに表示される。たとえば、現在の煙濃度が0.06%
/mであれば、図4(3)に示されるように、「O
K」、「0.01」〜「0.06」の部分が点灯され
る。
【0036】図5は、上記実施例における無発光カウン
トプログラム(SA)を示すフローチャートである。
【0037】まず、この実施例では、キセノンランプ1
0が発光すべきときに発光しない回数、つまり無発光回
数を、月毎に記憶するようにするので、煙感知器1の設
置時、またはキセノンランプ10を交換した直後は、初
期値として、何ヶ月目であるかを示す関数nを「1」に
セットするとともに、nヶ月目の無発光回数を示す関数
Anを「0」にセットする(S0)。その後は、1ヶ月
経過する毎に(S31)、関数nを1インクリメント
し、その新たな月における無発光回数の関数Anを
「0」にセットする(S32)。
【0038】そして、制御回路50から発光命令があっ
たときに(S33)、受光素子20による受光のレベル
が所定レベルに達しない場合(S34)には、無発光の
回数を1だけ増加する(S35)。つまり、その月にお
ける無発光回数の関数Anを1だけ増加し、この数をE
EPROM63の対応箇所に記憶する。
【0039】そして、その月における無発光回数の関数
Anの値(その月における無発光の合計回数)と、アラ
ームレベルAmax (上記実施例では7回)とを制御回路
50が比較し(S36)、その月における無発光の合計
回数が7回以上であれば、寿命警告信号を出力する(S
37)。この寿命警告信号は、送出回路73、コネクタ
Cを介して受信機2に送られる。
【0040】上記動作(S31〜S37)を発光命令が
発生する毎に実行し、その後、戻る。
【0041】図6は、上記実施例において、EEPRO
M63に記憶されている無発光回数の記憶例を示すもの
である。この例では、煙感知器1の設置から、1〜6ヶ
月目までは、無発光が1回も発生せず、7、8ヶ月目に
それぞれ、1回づつ発生し、9、10、11、12、1
3ヶ月目にそれぞれ、3、2、3、5、10回発生して
いる。これらの記憶内容を見ることによって、その煙感
知器に設置されているキセノンランプ10が交換すべき
ときであるか否かを判断することができる。つまり、キ
セノンランプ10が故障する場合、通常は、無発光の回
数が徐々に増加し、その回数がある程度多くなった後
に、故障するものであり、したがって、その履歴を見れ
ば、キセノンランプ10を交換すべきときであるか否か
を判断することができる。
【0042】また、上記記憶内容を見なくても、その月
における無発光の合計回数が所定回数以上であれば、寿
命警告信号が出力され、これに基づいて、受信機2がア
ラームを鳴らすので、キセノンランプ10の故障発生を
容易に予知できる。なお、寿命警告する場合、ベル、声
等の音を使用してもよく、ランプ、ディスプレー表示手
段等の視覚手段を使用してもよい。
【0043】図7は、上記実施例において、EEPRO
M63に記憶されている無発光回数とアラームレベルと
の関係を示す図である。この実施例ではアラームレベル
ma x として7回を設定しているが、他の回数を設定し
てもよい。
【0044】図8は、上記実施例で使用されているゲイ
ン切換回路41の具体例を示す回路図である。
【0045】ゲイン切換回路41は、受光素子20と増
幅器40との間に設けられた抵抗Rsと、互いに直列接
続された抵抗Rf1、Rf2、Rf3、Rf4と、ロー
タリスイッチCSとを有する。抵抗Rf1、Rf2、R
f3、Rf4で構成された直列回路は、増幅器40の入
力端子と出力端子との間に接続され、ロータリスイッチ
CSは、抵抗Rf1とRf2との接続点P1、抵抗Rf
2とRf3との接続点P2、抵抗Rf3とRf4との接
続点P3、空点P4を、増幅器40の入力端子と出力端
子との間に切換接続するものであり、実際には、ロータ
リスイッチCSは電子スイッチで構成されている。な
お、増幅器40のゲインは、直列接続抵抗Rf1、Rf
2、Rf3、Rf4の合成値(この値はロータリスイッ
チCSの切換によって変化する)と、抵抗Rsの値との
比とほぼ同じである。つまり、抵抗Rf2、Rf3、R
f4の値が、抵抗Rf1の値の20%の値に設定され、
ロータリスイッチCSを接続点P1、P2、P3、P4
に順次、切り換えると、増幅器40のゲインは、ロータ
リスイッチCSが接続点P1に接続されている場合のそ
れぞれ、1倍、1.2倍、1.4倍、1.6倍と変化す
る。
【0046】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0047】図9は、上記実施例における出力補正プロ
グラム(SA)を示すフローチャートである。
【0048】まず、補正指令回数を示す関数Kが「0」
にセットされる(S0)。なお、キセノンランプ10の
発光効率が低下したり、受光素子20の受光効率が低下
したり、キセノンランプ10、受光素子20に汚れが付
着すると、受光素子20の出力信号のレベルが次第に低
下するが、このときに実施例において、増幅器40のゲ
イン(増幅率)を増加する補正を行うが、上記補正指令
回数Kはその補正回数を示すものである。
【0049】そして、A/D変換回路43の現在の出力
レベルと、予め定められた所定値(比較基準レベル)と
を制御回路50が比較し(S52)、A/D変換回路4
3の現在の出力レベルが所定値以上の値であれば、A/
D変換回路43の現在の出力レベルについては問題ない
ので、戻る。
【0050】しかし、A/D変換回路43の現在の出力
レベルが所定値よりも低ければ、煙濃度を正常に検出で
きないので、つまり、火災レベルに相当する濃度の煙が
煙室30に進入しても火災ではないと判断する失報状態
が発生するので、図示しない異常状態表示装置によっ
て、異常を表示する(S53)。この異常表示を見てい
た人がスイッチSW3をたとえば1秒間以上5秒間未満
の間オンしていたら(S54)、つまり、増幅器40の
ゲインを増加させる指令を行うと、補正指令回数Kが
「1」インクリメントされ(S55)、このときに補正
指令回数Kが「4」以上であれば(S56)、補正指令
回数Kを「0」にリセットし(S57)、このようにし
て補正指令回数Kが「0」であれば(S58)、EEP
ROM62に補正指令回数Kとして「0」を記憶する
(S59)。なお、スイッチSW3のオン時間はS11
で判別され、補正のためのオン(5秒間未満のオン)で
あれば、その旨がたとえばRAM64にフラグとして記
憶されており、補正指令回数Kがインクリメントされた
ときに、上記フラグがクリアされる。
【0051】このように補正指令回数Kが「0」であれ
ば、図8に示すロータリスイッチCSの接点が点P1に
接続されており、増幅器40とピークホールド回路42
とのフィードバックループの抵抗が抵抗Rf1のみであ
り、抵抗Rsの値と抵抗Rf1の値との比に応じたゲイ
ンで増幅器40が動作する(通常のゲインで動作す
る)。つまり、増幅器40のゲインが通常の1倍、すな
わち増幅器40の増幅率が1000であればその100
0に設定されている。
【0052】一方、今まで補正指令回数Kが「0」であ
り、キセノンランプ10の発光効率の低下等によって異
常表示がされ(S53)、このときにスイッチSW3が
5秒間未満、オンされると(S54)、補正指令回数K
が「1」に変化し(S55)、増幅器40のゲインを補
正する必要が初めて生じる。この場合、EEPROM6
2に補正指令回数Kとして「1」が記憶され(S6
1)、増幅器40のゲインが1.2倍に補正される(S
62、S63)とともに、異常表示がクリアされる。こ
のときに、図2に示すロータリスイッチCSの接点が点
P2に切り換えられ、増幅器40とピークホールド回路
42とのフィードバックループの抵抗が抵抗Rf1+R
f2になり、抵抗Rf1+Rf2の合成値と抵抗Rsの
値との比に応じたゲインで増幅器40が動作する。つま
り、増幅器40のゲインが通常の1.2倍すなわち当初
の増幅率がたとえば1000であれば1200に増加す
る。
【0053】このようにして増幅器40のゲインを増加
すると、キセノンランプ10の発光効率の低下等によっ
て受光素子20の出力信号レベルが低下したときに、煙
感知器1の代替品と交換せずに、煙感知器1がそのまま
正常動作を行うことができる。したがって、煙感知動作
を継続することができ、しかもメンテナンス上、効率が
よい。
【0054】その後、受光素子20の出力レベルがさら
に低下すると、再び異常表示が行われ、スイッチSW3
を押すと(S53、S54)、補正指令回数Kが「2」
に変化し(S55)、増幅器40のゲインを再び補正す
ることになり、EEPROM62に補正指令回数Kとし
て「2」が記憶され(S61)、K=2であるので、増
幅器40のゲインが1.4倍に補正される(S62、S
64、S65)とともに、異常表示がクリアされる。つ
まり、図2に示すロータリスイッチCSの接点が点P3
切り換えられ、増幅器40とピークホールド回路42と
のフィードバックループの抵抗が抵抗Rf1+Rf2+
Rf3になり、抵抗Rf1+Rf2+Rf3の合成値と
抵抗Rsの値との比に応じたゲインで増幅器40が動作
し、増幅器40のゲインが通常の1.4倍に増加する。
【0055】そして、受光素子20の出力レベルが再び
低下すると、異常表示が行われ、スイッチSW3を押す
と(S53、S54)、補正指令回数Kが「3」に変化
し(S55)、EEPROM62に補正指令回数Kとし
て「3」が記憶され(S61)、K=3であるので、増
幅器40のゲインが1.6倍に補正される(S62、S
64、S66)とともに、異常表示がクリアされる。つ
まり、図2に示すロータリスイッチCSの接点が点P4
切り換えられ、増幅器40とピークホールド回路42と
のフィードバックループの抵抗が抵抗Rf1+Rf2+
Rf3+Rf4になり、抵抗Rf1+Rf2+Rf3+
Rf4の合成値と抵抗Rsの値との比に応じたゲインで
増幅器40が動作し、増幅器40のゲインが通常の1.
6倍に増加する。上記補正動作(S63、S65、S6
6)を実行した後に、戻る。
【0056】図10は、上記実施例におけるデータ出力
プログラム(SC)を示すフローチャートであり、図1
1は、データ出力時における煙濃度表示装置(バーグラ
フ表示灯で構成されている)2dの表示例を示す図であ
る。
【0057】この場合、図1に示すように、煙感知器1
はコネクタCを介して受信機2が接続され、受信機2に
は、図4に示すバーグラフ表示灯を有する煙濃度表示装
置が設けられ、したがって、ROM、61、62、63
に記憶されている諸データの内容はバーグラフ表示灯を
有する煙濃度表示装置2dに表示される。
【0058】まず、第1の較正データx1をROM61か
ら読み出し、その第1の較正データx1を1秒間、バーグ
ラフ表示灯を有する煙濃度表示装置2dに出力する(S
71)。このときに、第1の較正データx1は純粋な酸素
ガスを煙室30に供給したときの煙濃度であり、この濃
度が0.005%/mであり、これをバーグラフ表示灯
を有する煙濃度表示装置2dに表示すると、0.01%
/m未満であるので、図4(1)に示すように「OK」
の表示のみが1秒間、点灯される。そして、1秒間ゼロ
値が出力され(S72)、煙濃度表示装置2dのバーグ
ラフ表示灯の表示が全て消灯する。このように全ての表
示を1秒間、消灯させるのは、ある表示と次の表示との
区切りを視覚的に明確にするためである。
【0059】次に、第2の較正データx2をROM61か
ら読み出し、その第2の較正データx2を1秒間、煙濃度
表示装置2dに出力する(S73)。このときに、第2
の較正データx2は純粋なフロン12ガスを煙室30に供
給したときの煙濃度であり、この濃度が0.035%/
mであり、これを煙濃度表示装置2dに表示すると、図
4(2)に示すように「OK」と、「0.01」〜
「0.03」の表示のみが1秒間、点灯される。そし
て、1秒間ゼロ値が出力され(S74)、煙濃度表示装
置2dのバーグラフ表示灯の表示が全て消灯する。
【0060】そして、ROM62に記憶されているゲイ
ンの補正回数Kの値を読み出し(S81)、Kの値を所
定倍、たとえば0.01倍して出力する(S82)。こ
のようにすれば、たとえばゲインの補正回数が2回であ
れば、K=2であり、これを0.01倍すると0.02
になり、図11に点線で示すように、煙濃度表示装置2
dのバーグラフ表示灯は、「OK」、「0.01」、
「0.02」が点灯し、補正回数が2回であることを知
らせる。なお、ゲインの補正を行っていない場合には、
K=0であり、バーグラフ表示灯を有する煙濃度表示装
置2dに何も点灯させないようにしてもよく、また、図
11に実線で示すように、「OK」を点灯させるように
してもよい。そして、ゼロ値を1秒間、出力する(S8
3)。
【0061】次に、無発光回数を月毎に表示するが、こ
れに先立って、経過月数を示す変数nを「1」にセット
し(S91)、ROM63から、nヶ月目の無発光回数
を示すデータAnの所定倍値、たとえば0.01倍の出
力を1秒間、バーグラフ表示灯を有する煙濃度表示装置
2dに出力し(S92)、最後の月迄、上記動作を繰り
返す(S94、S95)。ここで、1〜6ヶ月の間は無
発光回数が「0」であるので、煙濃度表示装置2dのバ
ーグラフ表示灯には、「OK」の表示のみを点灯させ、
7、8ヶ月は無発光回数がともに「1」であるので、煙
濃度表示装置2dのバーグラフ表示灯には、「OK」、
「0.01」の表示を点灯させ、9ヶ月は無発光回数が
「3」であるので、煙濃度表示装置2dのバーグラフ表
示灯には、「OK」、「0.01」〜「0.03」の表
示を点灯させる。このようにすれば、煙濃度表示装置2
dのバーグラフ表示灯の点灯表示を見れば無発光の回数
を容易に認識でき、また、点灯回数を数えれば、何ヶ月
目の無発光回数が多いかということも容易に認識でき
る。
【0062】上記実施例においては、ROM61、6
2、63に記憶されている諸データの内容を煙濃度表示
装置2dのバーグラフ表示灯に表示するようにしている
が、煙濃度表示装置2dのバーグラフ表示灯に表示する
代わりに、ペンレコーダ、パーソナルコンピュータ等を
コネクタCを介して煙感知器1に接続するようにし、ペ
ンレコーダ、パーソナルコンピュータ等に諸データの内
容を表示するようにしてもよい。
【0063】上記実施例において、煙感知器1がアナロ
グ信号で受信機2に伝送するようにしているが、デジタ
ル信号で受信機2に伝送するようにしてもよい。
【0064】また、上記実施例では、煙感知器1に設け
られたスイッチSW1、SW2、SW3の操作によっ
て、受信機2にデータ出力が行われるようにしている
が、受信機2にスイッチSW1、SW2、SW3を設
け、受信機2側のスイッチ操作によって、受信機2への
データ出力を開始させ、受信機2の煙濃度表示装置2d
にデータを呼び出すようにしてもよい。
【0065】さらに、上記実施例では、煙感知器1側に
較正用基準ガスの検出値用、出力値補正用、無発光回数
記憶用EEPROM61、62、63等を設けていた
が、これらのEEPROM61、62、63を受信機2
または図示しない中継器側に設けるようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、発光ランプからの光を
受光素子が受け、この受光素子が出力するデータに応じ
て煙濃度を検出する火災感知装置において、必要なデー
タを取り出すことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】上記実施例におけるA/D変換回路43の出力
データと、D/A変換回路71への出力データとの関係
を示す図である。
【図4】上記実施例に接続される受信機に設けられた煙
濃度表示装置2dを示す図である。
【図5】上記実施例における無発光カウントプログラム
(SB)を示すフローチャートである。
【図6】上記実施例において、EEPROM63に記憶
されている無発光回数の記憶例を示す図である。
【図7】上記実施例において、EEPROM63に記憶
されている無発光回数とアラームレベルとの関係を示す
図である。
【図8】上記実施例で使用されているゲイン切換回路の
具体例を示す回路図である。
【図9】上記実施例における出力補正プログラム(S
A)を示すフローチャートである。
【図10】上記実施例におけるデータ出力プログラム
(SC)を示すフローチャートである。
【図11】データ出力時における煙濃度表示装置2dの
バーグラフ表示灯の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…煙感知器、 2…受信機、 2d…煙濃度表示装置、 10…キセノンランプ、 11…トリガ回路、 20…受光素子、 30…煙室、 40…増幅回路、 41…ゲイン切り換え回路、 50…制御回路、 60…ROM、 61…較正用基準ガスの検出値用EEPROM、 62…出力値補正用EEPROM、 63…無発光回数記憶用EEPROM、 74…較正用確認灯回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光ランプと、この発光ランプからの光
    を受ける受光素子とを具備する煙室と;上記受光素子の
    出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路と;
    上記煙室に第1の気体が充満しているときにおける上記
    A/D変換回路の出力データを第1の較正データとして
    記憶し、上記煙室に第2の気体が充満しているときにお
    ける上記A/D変換回路の出力データを第2の較正デー
    タとして記憶するメモリと;このメモリに記憶されてい
    る上記第1の較正データ、上記第2の較正データを送出
    する信号出力回路と;を有することを特徴とする火災感
    知装置。
  2. 【請求項2】 発光ランプとこの発光ランプからの光を
    受ける受光素子とを具備し、上記受光素子の出力信号に
    応じて煙の濃度を検出する火災感知装置において、 上記発光ランプを発光させる発光命令と上記発光ランプ
    の発光とを監視することによって、上記発光命令に対応
    する上記発光ランプの無発光を検出する無発光検出手段
    と;上記無発光の回数を所定期間毎に記憶するメモリ
    と;このメモリに記憶されている上記無発光の回数のデ
    ータを送出する信号出力回路と;を有することを特徴と
    する火災感知装置。
  3. 【請求項3】 発光ランプと、この発光ランプからの光
    を受ける受光素子と、この受光素子の出力信号を増幅す
    る増幅器とを有し、この増幅器の出力信号に応じて煙の
    濃度を検出する火災感知装置において、 上記増幅器の出力信号の値と所定値とを比較するレベル
    比較手段と;上記増幅器の出力信号の値が所定値以下で
    あるときに、上記増幅器の出力信号の値が異常であるこ
    とを示す異常表示手段と;上記増幅器のゲインを増加さ
    せる指令を行うゲイン増加指令スイッチと;このゲイン
    増加指令スイッチによる指令に応じて、上記増幅器のゲ
    インを増加させるゲイン増加手段と;上記ゲイン増加指
    令スイッチを動作させた回数を記憶するメモリと;この
    メモリに記憶されている上記ゲイン増加指令スイッチを
    動作させた回数のデータを送出する信号出力回路と;を
    有することを特徴とする火災感知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101307922B1 (ko) * 2010-10-15 2013-09-12 지멘스 악티엔게젤샤프트 온라인 신호 레벨 모니터링에 의한 센서 디바이스의 전자-광학 신호 경로의 교정
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