JP3113086U - フード付きホースノズル及びフード - Google Patents

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克己 森崎
正信 島田
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株式会社関電工
株式会社桜井土木
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Abstract

【課題】ホースノズルから噴射されるアスファルト乳剤を塗りたい箇所に塗れるようにしてムラが生じないようにし、二度塗りの必要性をなくすとともに、噴霧したアスファルト乳液の粒子を風によって、あるいは地面からの反射によって周囲に飛散させないようにする。
【解決手段】アスファルト舗装工事の際に使用するアスファルト乳剤の散布用ホースノズル1において、当該ホースノズル1の先端部の周囲を間隔をもって被覆するカバー4を設け、当該カバー4の下端縁に沿って可撓性のブラシ5を垂下させて成るフード3を設けた、フード付きホースノズル1とした。
【選択図】図5

Description

この考案は、道路のアスファルト舗装工事において、路盤、基層及び表層等にアスファルト乳剤を散布する際に使用するホースノズル及びこのホースノズル用フードに関するものである。
従来は、舗装工事の際に路盤、基層及び表層に砕石等の骨材を接着するためアスファルト乳剤を散布する場合には、エアコンプレッサー等に接続されているホースノズルからアスファルト乳剤を地面に噴霧して散布していた。
しかしこのようにホースノズルから直接アスファルト乳剤を噴霧すると、図10に示すように噴霧した粒子が風によって飛散してしまったり、噴霧の勢いによってアスファルト乳液の粒子が地面と反射して飛び散ったりして、散布したい箇所に適切に散布できないだけでなく、散布箇所にムラができることとなって、2度塗りをする必要が生じていた。また風の勢いによってアスファルト乳液の粒子が飛散して周囲の民家や建物が汚れたりして迷惑がかかっていた。なお、図10においてホースノズル1の先端から出ている複数の矢印はノズルから散布されたアスファルト乳液の粒子の飛び散る流れを示したものである。
そのため、このアスファルト乳剤の散布の際には、3〜4人の人間が板を持って四方から散布箇所を囲って養生しながら作業を行うことでアスファルト乳剤が周囲へ飛び散るのを抑えていたが、それでも完全にはアスファルト乳剤の周囲への飛散を防ぐことはできず、またこの方法では少なくとも4〜5人の人手を必要とした。しかもこの様に周囲へ、アスファルト乳液の粒子が風によって飛散してしまうため余分にアスファルト乳剤が必要となり効率の悪いものであった。
そこでこの考案の目的は、ホースノズルから噴射されるアスファルト乳剤を塗りたい箇所に塗れるようにしてムラが生じないようにし、二度塗りの必要性をなくすとともに、噴霧したアスファルト乳液の粒子を風によって、あるいは地面からの反射によって周囲に飛散させない、フード付きホースノズル及びそのフードを提供するものである。
上記の目的を達成するため、請求項1の考案はアスファルト舗装工事の際に使用するアスファルト乳剤の散布用ホースノズルにおいて、当該ホースノズルの先端部の周囲を間隔をもって被覆するカバーを設け、当該カバーの下端縁に沿って可撓性のブラシを垂下させて成るフードを設けた、フード付きホースノズルとした。
請求項2の考案は、上記フードは、ホースノズルの先端に脱着自在に取り付けた、請求項1のフード付きホースノズルとした。
請求項3の考案は、ホースノズルの先端部の周囲を間隔をもって被覆するカバーであって、当該カバーの下端縁に沿って可撓性のブラシを垂下させて成る、ホースノズル用のフードとした。
請求項1〜3の考案は、アスファルト乳剤を噴射するホースノズルの先端部の周囲をカバーで被覆し、カバーの下端縁にブラシを垂下させて成るフードカバーを有する構造とすることで、ホースノズルから噴霧されるアスファルト乳液の粒子が風や地面との反射により飛散するのを防止し、乳液を塗りたい箇所に適切に誘導することができる。またカバーの下端縁にブラシを垂下する構造としたため、このブラシによってカバーと砕石路盤等の地面との隙間を埋めることができる。特にブラシの可撓性によって地面の凹凸や段差に対応することができる。さらにこのブラシを刷毛として用いるため路盤等に噴霧されたアスファルト乳剤を均一に塗れるようになり、従来必要であった2度塗りの必要性がなくなる。さらにはアスファルト乳剤を散布の際周囲に飛び散らせないため、余分にアスファルト乳剤を消費することもなく、また散布作業を作業員一人でおこなうことが可能となる。
この考案は、路盤、基層及び表層等にアスファルト乳剤を散布する際に使用するホースノズルの先端部の周囲にカバー及びそのカバーの下端縁に設けたブラシから成るフードを取り付けることにより、上記乳剤を目的箇所に的確に散布でき、しかもブラシが刷毛の役目を果たして、アスファルト乳剤を確実に地面に塗布できる。
図1〜9に基づいてこの考案の実施例1を説明する。フード3は、ホースノズル1の先端部の周囲を間隔をもって被覆するように設けられるカバー4と当該カバー4の下端縁に沿って垂下された可撓性を有するブラシ5から構成されている。カバー4は一体成型されるほうが望ましいため、一般的にはプラスチック製であるが、アスファルト乳剤を通さないカバーとしての役割を果たせるものであれば、木製や金属製等の適宜の材質であってもよい。また、カバーの形状は図1及び2に示すように実施例1では半球状のものを用いているが、例えば円錐状のものでも円筒状のものでもよく、さらに図3〜7で示すように、使用箇所に応じて変えることができる。具体的に示すと、例えば図3に示すようにカバー4の形状を両側面が略直角三角形状の箱型にし、当該カバー4の下端面と当該下端面に直角に隣接する側面を開口し、これらの開口面の周りにブラシ5を設ける構成とすれば、図4にしめすようにアスファルト乳剤を噴射した場合にこれらの開口面から、つまり下端と側面部の両方から噴霧されることとなり、図5に示すように既設舗装側面でも、例えば歩道と車道との段差部分7でも適切にアスファルト乳剤を散布することが可能となる。また、図6に示すようにカバー4の形状を上面星型とし、その外周側縁で囲まれた下端面を開口し、当該下端面の周縁にブラシ5を設ける構成にすれば、狭隘面でも、例えば図7に示すように地面に電柱8や消火栓等の障害物があっても隙間なくアスファルト乳剤を散布することが可能となる。要は、カバー4の形状は、ホースノズル1から噴霧されるアスファルト乳剤の周囲への飛散を防げる形状であればよい。さらにブラシ5の材質は、可撓性であればナイロン等の人工毛や繊維から成る毛または紐を用いることができる。
次に、本実施例に係るフードの使用方法を説明する。図2に示すようにホースノズル1から噴霧されたアスファルト乳液の粒子は風あるいは地面との反射によって四方に飛び散ろうとする。しかし、ホースノズル1の先端部の周囲がカバー4によって被覆され、ブラシ5によってカバー4と砕石路盤等の地面との隙間を埋めているため、噴霧されたアスファルト乳剤はフード内の路盤2に落下する。その際カバー4の内周に付着したアスファルト乳剤はカバー4の内周をつたわり、ブラシ5をつたわって路盤2に付着する。その上で、ホースノズル1を手で前後左右に動かし、ブラシ5を刷毛として使用して、アスファルト乳剤が付着している箇所の路盤2等の地面をこすることで、地面に付着しているアスファルト乳剤をただちに路盤2等の地面に浸透させることが可能となる。
さらに本実施例では、図1に示すようにホースノズル1とフード3が脱着アタッチメント6によって接続されている。そこで、脱着アタッチメント6による接続構成を図8を用いて説明する。ホースノズル1と接続するフード3の上部の取付アタッチメント9は、ホースノズルの先端を挿入自在なように略円筒形状をしているが、その外周に断面横向略V字型の環状くぼみ9aを有している。一方、ホースノズル1の先端部外周には、支持体10が設けられている。この支持体10は、取付アタッチメント9を把持する4つの把持片11をシャフト14に軸支し、これらの各把持片11はばねの力によって下部が相互に近接するよう付勢されており、かつこれらの把持片11をばねの付勢に抗して広げる円錐台形状のガイド溝13を下面に有する可動体12を上下摺動自在に支持している。また上記各把持片11の下端はかぎ型11aになっており、上記取付アタッチメント9の環状くぼみ9aに嵌合している。なお、図8では説明の都合上、把持片11は2つしか示されていない。また上記各把持片11の上部は、可動体12がどのような位置にあっても可動体12のガイド溝13の内周に当接している。またこの支持体10は下面が、取付アタッチメント9を挿入させることができるように開口している。また可動体12の上方への移動を規制するよう、ホースノズル1の外周にストッパー15が設けられている
そしてフード3とホースノズル1の先端との接続を解除する場合は、図9に示したようにまず可動体12を下側にずらす。そうするとこの可動体12の下面に設けられているガイド溝13の内周に把持片11の上部が当接しているため、各把持片11の上部がガイド溝13の内周に押圧されて、各把持片11の下端がばねの付勢に抗して広がる。その結果、取付アタッチメント9の環状くぼみ9aから各把持片11のかぎ型11aが外れる。そして取付アタッチメント9を支持体10の下面の開口部から引き出すと、フード3とホースノズル1の先端との接続の解除が完了する。
逆に、フード3とホースノズル1の先端とを接続する場合には、まず可動体12を下側にずらす。そうすると上記したように各把持片11の下端がばねの付勢に抗して広がる。それから取付アタッチメント9を支持体10の下面の開口部から挿入する。そして、取付アタッチメント9の環状くぼみ9aの位置と4つの把持片11の下端部にあるかぎ型11aの部分の位置が横に一直線に並んだ際に、可動体12を上側にずらすと、把持片11のばねの付勢により、把持片11の下端の間隔がもとのように狭まり、かぎ型11aが取付アタッチメント9の環状くぼみ9aに嵌合する。これによってフード3とホースノズル1の先端との接続は完了する。
実施例1のフード付きホースノズルを示す斜視図である。 実施例1のフード内において、ホースノズル1から噴霧されたアスファルト乳剤 の流れを示した説明図である。 カバー4の形状を両側面が略直角三角形状の箱型にした、実施例1のフード付き ホースノズルを示す斜視図である。 カバー4の形状を両側面が略直角三角形状の箱型にした、実施例1のフード付き ホースノズルのフード内において、ホースノズル1から噴霧されたアスファルト 乳剤の流れを示した説明図である。 カバー4の形状を両側面が略直角三角形状の箱型にした、実施例1のフード付き ホースノズルの既設舗装側面での使用状態を示す斜視図である。 カバー4の形状を上面星型とした実施例1のフード付きホースノズルを示す斜視 図である。 カバー4の形状を上面星型とした実施例1のフード付きホースノズルの狭隘面で の使用状態を示す斜視図である。 脱着アタッチメント6内でのホースノズル1とフード3の取付アタッチメントと の接続状況を示す構造図である。 脱着アタッチメント6内でのホースノズル1とフード3の取付アタッチメントと の接続の解除状況を示す構造図である。 従来のホースノズル1から直接アスファルト乳剤が砕石路盤2に噴霧された場 合の、アスファルト乳剤の流れを示した説明図である。
符号の説明
1 ホースノズル 2 砕石路盤
3 フード 4 カバー
5 ブラシ 6 脱着アタッチメント
7 歩道と車道との段差部分 8 電柱
9 取付アタッチメント 9a 環状くぼみ
10 支持体 11 把持片
11a かぎ型 12 可動体
13 ガイド溝 14 シャフト
15 ストッパー

Claims (3)

  1. アスファルト舗装工事の際に使用するアスファルト乳剤の散布用ホースノズルにおいて、当該ホースノズルの先端部の周囲を間隔をもって被覆するカバー及び、当該カバーの下端縁に沿って可撓性のブラシを垂下させて成るフードを設けたことを特徴とする、フード付きホースノズル。
  2. 上記フードは、ホースノズルの先端部に脱着自在に取り付けたことを特徴とする、請求項1のフード付きホースノズル。
  3. ホースノズルの先端部の周囲を間隔をもって被覆するカバーであって、当該カバーの下端縁に沿って可撓性のブラシを垂下させたことを特徴とする、ホースノズル用のフード。

























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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5308571B1 (ja) * 2012-11-06 2013-10-09 健一 田中 液体散布器用フード及び液体散布器用フードセット
CN112112037A (zh) * 2020-10-20 2020-12-22 河南省高远公路养护技术有限公司 一种便于冷再生面层材料快速施工的超强粘层施工装备

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