JP3112955U - 自転車用サドル - Google Patents

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Abstract

【課題】乗るときの着衣の種類によって、あるいはその時の気分によって、使用者が腰をおろす着座部を1つのサドルを変えることのできる自転車用サドルを提供する。
【解決手段】境界部12を挟んで前後方向に2つの着座部が並設された自転車用サドル10であって、前後方向中央部あるいはその近傍に位置する境界部を有し、境界部より前方、かつやや斜め下向きに延びる第1着座部14と、境界部より後方、かつやや斜め下向きに延びる第2着座部16とを備えてなり、第1着座部と第2着座部は、その傾斜角度が互いに相違しており、向きを180度回転させて変更させることにより、第1着座部に着座するか、あるいは第2着座部に着座するかが選択できるようにした自転車用のサドル。
【選択図】図1

Description

本考案は自転車用サドルに関し、詳しくは、乗るときの着衣の種類によって、座る部分(以下「着座部」という)を変えることのできる自転車用のサドル(以下単に「サドル」とも言う)に関する。
周知の通り、自転車には、乗る人の体重を支え、自転車を安全に走行させるための着座部としてサドルが設けられている。従来のサドルは、車体の前後方向前方に行くに従って幅が漸次狭くなったほぼ水平の鞍状に形成されている。自転車に乗る際、使用者はこの平面状のサドルを両足でまたいで、腰をしっかりと掛けて(腰をおろして)自転車をこぐことになる。
図3に示すように、従来のサドル(S)はその上面(F)がほぼ平面となっている。そのサドル(S)を両足でまたいで、上面(F)に腰をおろして自転車を走行させるが、乗るときの着衣によっては、サドル(S)を両足でまたぎ、サドル(S)の上に腰をおろすことができない場合があった。例えば、タイトスカートや裾の広がっていないスカート等をはいて自転車に乗るときは、該タイトスカートによって両足の動きの自由度が損なわれている関係で(両足がスカートによって拘束されている関係で)、サドル(S)をまたぐことが出来ず、したがってサドル(S)の上にしっかりと腰をおろしてペダルを踏むことが出来なかった。
だからと言って、中腰での自転車の操作や、腰を浮かせての自転車の走行は大変危険であり、安全運転の面からもサドルの改良が、特に女性から望まれていた。
なお、1つの自転車の車体の前後に合計2つのサドルを持つ自転車も提案された(特許文献1)。
特開2005−1458公報
前記した2つのサドルを持つ自転車であれば、乗るときの着衣によって最も適切な方のサドルを選択することもでき大変便利であるが、サドルを2つ用意する必要があり、またどちらか一方は不要となり、さらなる開発が望まれた。
[考案の目的]
本考案は上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、乗るときの着衣の種類によって、あるいはその時の気分によって、自転車に着座する部分を1つのサドルで以て変えることのできる優れた自転車用サドルを提供するところにある。
請求項1に記載のサドルは、境界部を挟んで前後方向に2つの着座部が並設された自転車用サドルであって、前記境界部より前方に延びる第1着座部と、前記境界部より後方、かつやや斜め下向きに延びる第2着座部とを備えてなり、向きを180度回転させて変更することにより、前記第1着座部に着座するか、あるいは前記第2着座部に着座するかが選択できるようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載のサドルは、境界部を挟んで前後方向に2つの着座部が並設された自転車用サドルであって、前記境界部より前方、かつやや斜め下向きに延びる第1着座部と、前記境界部より後方、かつやや斜め下向きに延びる第2着座部とを備えてなり、前記第1着座部と第2着座部は、その傾斜角度が互いに相違しており、向きを180度回転させて変更することにより、前記第1着座部に着座するか、あるいは前記第2着座部に着座するかが選択できるようにしたことを特徴とする。
本考案の自転車用サドルは、自転車の前後方向に対して向きを180度回転させるだけで、2種類の着座部(第1着座部と第2着座部)を選ぶことができるので、乗るときに着ている衣服に合わせ、あるいはその時の気分に合わせ、最適な方の着座部を選択すればよい。
また、少なくとも一方の着座部(請求項2に記載のサドルの場合は両方の着座部)は、その着座面が、斜め下方に広がる傾斜面となっているので、例えばタイトスカートを着て両足が拘束され自由度が少なくなっている場合には、前記傾斜面を持つ方の着座部に腰を少し掛けて走行することにより、中腰や腰を浮かせて自転車を操作して走行するといった危険を回避することができる。
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本考案はこれによって限定されるものではない。
図1(a)および図1(b)は、それぞれ本考案に係る、前後方向に2つの着座部が並設された自転車用のサドル(10)の側面図である。
図1(a)に示すサドル(10)は、前後方向中央部よりも少し後方において、少し高くなった境界部(12)を有している。そして、この境界部(12)より前方には第1着座部(14)が形成され、また前記境界部(12)より後方には第2着座部(16)が形成されている。
第1着座部(14)は、境界部(12)から前方、かつ斜め下方向に向かって延びており、その上面は傾斜面となって第1着座面(14a)を形成している。また、第2着座部(16)は、境界部(12)から後方、かつ斜め下方向に向かって延びており、その上面は傾斜面となって第2着座面(16a)を形成している。第1着座部(14)における第1着座面(14a)の傾斜角度と、第2着座部(16)における第2着座面(16a)の傾斜角度とは互いに相違し、前者の傾斜角の方が緩やかである。
なお、図1(b)のサドル(10)に示すように、境界部(12)から前方に広がる第1着座部(14)を、該境界部(12)と同じ高さレベルに設け、上面を平面的な第1着座面(14a)として形成することもできる。
上記したサドル(10)はいずれも、図2および図3に示すように、前後後方の向きを180度回転させて自転車本体に取り付けることができる。この取付け手段に関しては、従来公知の方法により行うことができる。
普段は第1着座部(14)における第1着座面(14a)の方にしっかりと腰をおろして自転車を操作して走行する。
そして、例えばタイトスカートやミニスカートを着た時など、両足が拘束され自由度が少なくなっている場合には、図2および図3に示すように、サドル(10)の向きを180度回転させ、第2着座部(16)における第2着座面(16a)が前方にくるように設定し、この第2着座面(16a)の方に腰を軽くのせて(臀部をあてがって)自転車を操作する。これにより、使用者は、両足がベダルの上に乗り、かつ臀部がサドル(10)の上に乗る(あてがわれる)といった安全な姿勢で以て自転車を操作することができる。
このように本考案のサドル(10)は、乗るときの着衣の種類によって、使用者の着座部を、1つのサドル(10)で以て変えることができる。これにより、今まで中腰や腰を浮かせての自転車の操作を余儀なくされていた際の危険を回避でき、非常に安全に自転車を走行させることができる。
(a)は本考案のサドルの一実施例を示した略示側面図であり、(b)は、本考案のサドルの他の実施例を示した略示側面図である。 前図(a)のサドルの向きを180度回転させた状態を示す略示側面図である。 前図(b)のサドルの向きを180度回転させた状態を示す略示側面図である。 従来の自転車とそのサドルの部分を拡大して示した側面図である。
符号の説明
10……サドル
12……境界部
14……第1着座部
14a……(第1着座部における)第1着座面
16……第2着座部
16a……(第2着座部における)第2着座面

Claims (2)

  1. 境界部を挟んで前後方向に2つの着座部が並設された自転車用サドルであって、
    前記境界部より前方に延びる第1着座部と、
    前記境界部より後方、かつやや斜め下向きに延びる第2着座部とを備えてなり、
    向きを180度回転させて変更することにより、前記第1着座部に着座するか、あるいは前記第2着座部に着座するかが選択できるようにしたことを特徴とする自転車用サドル。
  2. 境界部を挟んで前後方向に2つの着座部が並設された自転車用サドルであって、
    前記境界部より前方、かつやや斜め下向きに延びる第1着座部と、
    前記境界部より後方、かつやや斜め下向きに延びる第2着座部とを備えてなり、
    前記第1着座部と第2着座部は、その傾斜角度が互いに相違しており、
    向きを180度回転させて変更することにより、前記第1着座部に着座するか、あるいは前記第2着座部に着座するかが選択できるようにしたことを特徴とする自転車用サドル。
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