JP6780884B1 - 自転車用サドル - Google Patents

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Abstract

【課題】形状が異なる着座部を選択できる自転車用サドルを提供する。【解決手段】本発明の自転車用サドル1は、第1着座部10と、前記第1着座部とは形状が異なる第2着座部20と、前記第1着座部の下面に取り付けられる第1支持部40と、前記第2着座部の下面に取り付けられる第2支持部50とを備えており、前記第1着座部と前記第2着座部が一体化しており、前記第1支持部又は前記第2支持部を介して自転車本体に取り付けられる。従来技術のように使用者は着座部の形状を変えることなく、自分の体格や服装に応じて第1着座部と第2着座部を簡単に使い分けることができる。また、本発明の自転車用サドルは従来技術と比較して部品点数を減らすことができたり、頑丈な構造にできたりする。【選択図】図1

Description

本発明は自転車用サドルに関する。
一般的な自転車用サドルの着座部は平面視した場合に臀部を乗せる幅広の部分から車体の前方に向かって幅が狭まっていく二等辺三角形に近い形状になっている。自転車の使用者は着座部後部の幅広の部分に臀部を乗せ、着座部前部の幅が狭い部分を両脚の股部で挟むようにして着座する。
使用者がスカートを着用している場合、乗降時や運転時にスカートが着座部前部に引っ掛かってまくり上がったり、破れたり、脚が動かしにくくなったりする問題がある。
また、使用者がスカートを着用している場合だけでなく、使用者の体格や好みに応じて形状が異なる着座部を容易に選択できるのが好ましい。
例えば特許文献1及び2には着座部の一部を下方に折り畳み可能にしたサドルが開示されている。このサドルによれば着座部の一部を下方に折り畳んだ状態では二等辺三角形に近い形状にでき、着座部の一部を水平にした状態では四角形や円形に近い形状にできるという利点がある。
また、特許文献3には着座部の向きを水平方向に180度回転できるサドルが開示されている。このサドルによれば使用者の体格や好みに応じて2種類の着座部から選択できるという利点がある。
特許第4177447号公報 実開平5−35573号公報 実用新案登録第3112955号公報
しかし、上記特許文献1〜3の技術では着座部の形状や向きを変えるためのラッチ機構や蝶番等の種々の部品が必要となり、部品点数が増加するという問題や操作が煩雑になるという問題がある。
また、着座部は使用者の体重の大部分を支える必要があるため頑丈な構造にする必要があるところ、ラッチ機構や蝶番等の部品に負荷がかかり破損する危険性もある。
本発明は上記問題に鑑み、形状が異なる着座部を選択できる自転車用サドルを提供することを課題とする。
本発明の自転車用サドルは、第1着座部と、前記第1着座部とは形状が異なる第2着座部と、前記第1着座部の下面に取り付けられる第1支持部と、前記第2着座部の下面に取り付けられる第2支持部と、前記第1着座部及び前記第2着座部に共通の滑り止め部材とを備えており、前記第1着座部と前記第2着座部とが一体化しており、その一体化した箇所に、前記滑り止め部材が取り付けられており、前記第1支持部及び前記第2支持部の一方を介して着脱自在に自転車本体のシートポストに取り付けられるものであり、前記第1着座部及び前記第2着座部のいずれを前方に向けるかが選択可能であることを特徴とする。

本発明の自転車用サドルは第1着座部と第2着座部の2つの着座部を備えており、第1着座部に第1支持部、第2着座部に第2支持部が取り付けられる。従来技術のように使用者は着座部の形状を変えることなく、自分の体格・服装・好みに応じて形状が異なる第1着座部と第2着座部を簡単に選択することができる。
また、本発明の自転車用サドルは従来技術と比較して部品点数を減らすことができるという利点や頑丈な構造にできるという利点がある。
滑り止め部材を第1着座部と第2着座部との一体化箇所に取り付けることにすれば、第1着座部と第2着座部の各々に滑り止め部材を取り付ける場合と比較して部品点数を減らし、軽量化することができる。
ショックアブソーバーに対して第1支持部及び第2支持部が着脱自在とすれば走行中の振動を抑制できる。
第1着座部を使用する目的で第1支持部をシートポストに取り付けた状態を示す上方から見た斜視図(a)、左側面図(b)、右側面図 (c)、平面図(d)、底面図(e)、下方から見た斜視図(f)及び第2着座部を使用する目的で第2支持部をシートポストに取り付けた状態を示す左側面図(g) 自転車用サドルを自転車本体のフレームに固定した状態を示す左側面図
本発明の自転車用サドルの実施の形態について説明する。
図1(a)〜(g)及び図2に示すように自転車用サドル1は第1着座部10、第2着座部20、滑り止め部材30、第1支持部40及び第2支持部50を備える。自転車用サドル1はシートポスト60を介して自転車本体に取り付けられる。なお、図1(c)は自転車用サドル1単体を示している。
第1着座部10は使用者が臀部を乗せる幅広の着座部後部11と、着座部後部11から前方に向かって幅が狭まっていく着座部前部12から成り、図1(d)に示すように平面視した場合に二等辺三角形に近い形状になっている。第1着座部10の形状は二等辺三角形に近い形状以外であってもよい。
着座部前部12及び着座部後部11は一体的に形成されており、その構造は一般的な自転車用サドル1と同様のため詳細な説明は省略するが、例えばプラスチックやカーボン等から成るベースの表面に発泡ウレタンやゲル等から成るクッション材を貼り付け、その表面をビニール、合成皮革、革等から成る表皮で覆っている。
第2着座部20は第1着座部10とは異なる形状になっている。第2着座部20の構造は第1着座部10と同様のため説明を省略する。本実施の形態の第2着座部20は左右方向に長い長方形に近い形状になっているが、これに限らず例えば円に近い形状や、第1着座部10よりも面積が小さい二等辺三角形に近い形状でもよい。
第1着座部10と第2着座部20はお互いの後端部で接合されて一体化されている。
滑り止め部材30は第1着座部10と第2着座部20との一体化箇所に取り付けられる。滑り止め部材30の素材は特に限定されず、ウレタンスポンジやウレタンゴム等の滑り止め機能を有する周知の素材を使用すればよい。
第1支持部40は第1着座部10の下面に取り付けられる円柱状又は円筒状の部材である。図示は省略するが具体的には第1着座部10の下面にはレールが左右に取り付けられており、この左右のレールにサドルクランプが掛け渡されている。そして、サドルクランプに第1支持部40の上端部を嵌め込み、ボルト・ナット等の周知の固定手段により固定している。レールとサドルクランプとの相対位置を変更することで第1着座部10の前後方向の位置を調節できる。また、サドルクランプと第1支持部40との取り付け角を変更することで第1着座部10の傾斜角を調節できる。
第2支持部50は第2着座部20の下面に取り付けられる円柱状又は円筒状の部材である。図示は省略するが具体的には第2着座部20の下面にはレールが左右に取り付けられており、この左右のレールにサドルクランプが掛け渡されている。そして、サドルクランプに第2支持部50の上端部を嵌め込み、ボルト・ナット等の周知の固定手段により固定している。レールとサドルクランプとの相対位置を変更することで第2着座部20の前後方向の位置を調節できる。また、サドルクランプと第2支持部50との取り付け角を変更することで第2着座部20の傾斜角を調節できる。
シートポスト60は筒状のシートポスト本体部61とショックアブソーバー62を備える。
シートポスト本体部61は筒状又は円筒状の部材であり、図2に示すようにその下端部において自転車本体を構成するフレーム100に固定される。
ショックアブソーバー62はシートポスト本体部61の上端に取り付けられる部材である。ショックアブソーバー62に対して第1支持部40及び第2支持部50が着脱自在になっている。運転中にショックアブソーバー62から第1支持部40及び第2支持部50が抜け落ちたり軸回りに回転したりしないようにロック機構を設けるのが好ましい。
次に自転車用サドル1及びシートポスト60の使用方法を説明する。
シートポスト60が自転車本体のフレーム100に取り付けられた状態で、使用者はまず自分の体格に合わせてシートポスト60の上下位置を調節して固定する。
次に使用者は第1着座部10と第2着座部20のいずれを使用するか選択する。例えば使用者が男性や、スカートを履いていない女性であれば第1着座部10を選択し、使用者がスカートを履いている女性であれば第2着座部20を選択すればよい。
使用者が第1着座部10を選択する場合、第1支持部40をショックアブソーバー62に取り付けて、着座部前部12が前方を向くように第1着座部10の向きを調節した上でロックする。第2着座部20は第1着座部10の後端部から下方に垂れ下がった状態になる。
使用者が第2着座部20を選択する場合、第2支持部50をショックアブソーバー62に取り付けて向きを調節した上でロックする。第1着座部10は第2着座部20の後端部から下方に垂れ下がった状態になる。
使用者が第1着座部10と第2着座部20のいずれを選択した場合でも滑り止め部材30によって使用者の臀部が後方に滑り落ちることがない。
なお、本実施の形態ではシートポスト60の上端部にショックアブソーバー62を備えることとしたが、ショックアブソーバー62を備えずにシートポスト本体部61に対して第1支持部40及び第2支持部50を着脱自在にしてもよい。
本発明は、形状が異なる着座部を選択できる自転車用サドルであり、産業上の利用可能性を有する。
1 自転車用サドル
10 第1着座部
11 着座部後部
12 着座部前部
20 第2着座部
30 滑り止め部材
40 第1支持部
50 第2支持部
60 シートポスト
61 シートポスト本体部
62 ショックアブソーバー
100 フレーム

Claims (1)

  1. 第1着座部と、前記第1着座部とは形状が異なる第2着座部と、前記第1着座部の下面に取り付けられる第1支持部と、前記第2着座部の下面に取り付けられる第2支持部と、前記第1着座部及び前記第2着座部に共通の滑り止め部材とを備えており、
    前記第1着座部と前記第2着座部とが一体化しており、その一体化した箇所に、前記滑り止め部材が取り付けられており、
    前記第1支持部及び前記第2支持部の一方を介して着脱自在に自転車本体のシートポストに取り付けられるものであり、
    前記第1着座部及び前記第2着座部のいずれを前方に向けるかが選択可能であることを特徴とする自転車用サドル。
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