JP3112467U - ブーケ製作用保水容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本考案は、ブーケを製作する際に、ワイヤーによる花の微妙な角度調整を可能にしながら、生花を長持ちさせることができるブーケ製作用保水容器を提供することを課題とする。
【解決手段】 本考案のブーケ製作用保水容器は、内部に水分を保持するための保水部と、花首近傍でカットされた生花の茎を前記保水部に挿入するための開口を有し、前記開口から挿入した生花の茎を弾性によって保持するための生花保持部と、を有し、幅が0.5センチ以上2.0センチ以下、高さが2.0センチ以上5.0センチ以下である。
【選択図】 図13

Description

本考案は、生花を用いてブーケを製作する際に使用する、ブーケ製作用保水容器に関する。
ブーケは、一般的には、結婚式で新婦が手にするウェディングブーケに代表される。典型的なブーケの形状としては、略円形状のラウンド型、略楕円状のオーバル型、クレッセント(三日月)型、ラウンド型と逆三角形との組み合わせ形状であるキャスケード型等、幾何学構造のものがより美しいとされていており、人気が高い。これらの幾何学構造のブーケは、花をより美しく構造的に見せるために、花材を一輪ずつ加工して製作される。
例えば、枝についた複数の花を枝のままでブーケに用いると、各花の高さ位置が異なるため、凹凸ができ幾何学的でなくなり、見る者に乱雑で無秩序な印象を与える。また、茎の曲がり具合によっては、花の顔(個々の花の正面)の向きがバラバラになり、枝のままではこれを調節することが困難である。そこで、一般的なブーケ製作者は、ブーケの各花材を組み合わせる前に、各花の下部の茎2〜3センチだけを残して各花を一輪ずつ短くカットし、細い針金(ワイヤー)を用いて固定して、さらに、そのワイヤーが見えないように、ワイヤーで固定した部分を、茎と同色の粘着テープで覆う作業を行っている。つまり、この作業によって各花に人口茎を取り付ける。これにより、茎の短い花は、茎の長さを長くできるため、花の高さ位置を合わせることができ、かつ、人口茎を形成するワイヤーによって茎が曲折自在となるので、花の顔の角度を自由に調整できるようになる。
しかし、これらの人口茎を取り付けた花は、吸水するための茎の大部分を失い、僅かに残った短い茎の吸水面は粘着テープで覆われる。そのため、上記の人口茎を取り付けた花は、花としての寿命が非常に短く、萎れ始めるまでせいぜい半日である。花の種類によっては、さらに短い。この対策として、「ウエディングの花アレンジ ブーケの作り方と演出のアイデア」(平松美加著、雄鶏社)の61ページ目、及び、「ブーケ基礎レッスンワイヤリングで花・色・形、自由自在!」(渡辺俊治著、高橋書店)の7ページ目等に記載されているように、ブーケ製作者は、上記の人口茎を取り付ける作業の工程において、茎の切断面の近傍に、吸水させたコットン等を予め巻きつけることで、花材の長寿命化を図っている。
しかしながら、上記した、茎の切断面の近傍に吸水させたコットン等を巻きつける方法では、コットンに吸水させた水分はすぐに蒸発してしまうため、花の寿命を延ばす効果は僅かである。
また、近年、持ち手のついた吸水スポンジに切花を直接挿すタイプのブーケ製作具が普及しつつある(実開平06−015442号公報)。このタイプのブーケ製作具は、ワイヤーを用いて一輪ずつ人口茎を製作する上記の方法に比べて、ブーケ製作時間を大幅に短縮でき、吸水スポンジに水分を比較的多く蓄えることができるため花の寿命も長い、という点において優れている。
しかしながら、上記の吸水スポンジを用いたブーケ製作具では、一旦吸水スポンジに花の茎を挿し込むと、穴が空いてしまうため、同じ箇所あるいはその近傍に挿し直しができない。したがって、吸水スポンジに花材を挿した後は、ワイヤーを用いた場合に比べて、微妙な花の角度調整をしにくいという問題があった。
また、ブーケ製作者から吸水スポンジを用いたブーケを受け取った者(例えば、ブーケ製作の依頼者である新郎新婦等)は、その後、花を長持ちさせるために、定期的に吸水スポンジに水分を補給する作業を行わなければならない。花や植物に関する興味を持たない者にとって、この作業は煩わしいものである。さらに、上記の吸水スポンジを用いたブーケ製作具は、キャスケード型等の下方に大きく垂れた形状のブーケや、花材の多さや大きさを強調したいボリュームブーケの製作には適していない。
本考案は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ブーケを製作する際に、ワイヤーによる花の微妙な角度調整を可能にしながら、生花を長持ちさせることができるブーケ製作用保水容器を提供することを課題とする。
上記問題を解決するために、本考案は以下の構成を有する。
請求項1に記載のブーケ製作用保水容器は、内部に水分を保持するための保水部と、花首近傍でカットされた生花の茎を前記保水部に挿入するための開口を有し、前記開口から挿入した生花の茎を弾性によって保持するための生花保持部と、を有し、直径が0.5センチ以上2.0センチ以下、幅が2.0センチ以上5.0センチ以下である。この構成によれば、開口から挿入された生花の茎が保水部内の水分を吸水するので、ブーケの花材が長持ちする。生花保持部は弾性によって生花の茎を保持するため、開口から生花の茎を差し込むことによって保水部が密閉され、保水部から水分が蒸発しにくく、また漏出しない。また、幅が0.5センチ以上2.0センチ以下、高さが2.0センチ以上5.0センチ以下であるので、ブーケを製作する時に、邪魔にならず、かつ保水部内に充分な量の水分を保持できる。
また、請求項2に記載のブーケ製作用保水容器は、内部に水分を保持するための保水部と、花首近傍でカットされた生花の茎を前記保水部に挿入するための切り込みを有し、前記切り込みから挿入された生花の茎を弾性によって保持するための生花保持部と、を有し、幅が0.5センチ以上2.0センチ以下、高さが2.0センチ以上5.0センチ以下である。この構成によれば、切り込みから挿入された生花の茎が保水部内の水分を吸水するので、ブーケの花材が長持ちする。生花保持部は弾性を有するため、切り込み近傍を押圧することによって切り込みが開口し、その開口から生花の茎を差し込むことができる。生花の茎を挿入した後、保水部は弾性により密閉され、保水部から水分が蒸発しにくく、また漏出しない。また、幅が0.5センチ以上2.0センチ以下、高さが2.0センチ以上5.0センチ以下であるので、ブーケを製作する時に、邪魔にならず、かつ保水部内に充分な量の水分を保持できる。
また、請求項3に記載のブーケ製作用保水容器は、請求項1又は請求項2に記載のブーケ製作用保水容器において、前記保水部が弾性材料で形成されている。この構成によれば、保水部が弾性を有するため、スポイトの要領で開口から保水部への注水が可能となる。
また、請求項4に記載のブーケ製作用保水容器は、請求項1乃至請求項3のいずれかの請求項に記載のブーケ製作用保水容器において、前記保水部の所定の位置に設けられた、ワイヤーを巻きつけるための突起部をさらに有する。この構成によれば、ブーケ製作用保水容器をワイヤーで巻く時に、突起部に引っ掛けることができ、ブーケ製作に要する作業時間を短縮できる。
また、請求項5に記載のブーケ製作用保水容器は、請求項1に記載のブーケ製作用保水容器において、前記保水部は内部に水分を有し、前記開口を封止するための封止体をさらに有する。この構成によれば、封止体が保水部内の水分が蒸発することを防ぐので、保水部に水分を保持した状態で長期に渡って保存することができる。封止体は、使用時に除去する。あるいは、封止体を極薄くした場合、使用時に生花の茎を差し込むことで容易に封止体を破ることができ、封止体を除去する手間が省け、ブーケ製作に要する作業時間を短縮できる。
また、請求項6に記載のブーケ製作用保水容器は、請求項5に記載のブーケ製作用保水容器において、前記保水部の所定の位置に取り付けられたワイヤーをさらに有する。この構成によれば、ブーケ製作用保水容器をワイヤーで固定する手間が省け、ブーケ製作に要する作業時間を短縮できる。
また、請求項7に記載のブーケ製作用保水容器は、請求項1乃至請求項6のいずれかの請求項に記載のブーケ製作用保水容器において、前記保水部に生花の茎を挿入する深さを示す目盛りを設けた。この構成によれば、上向き加減で用いたい花材、又は、下向き加減で用いたい花材の、生花の茎を挿入する深さの目安がわかる。出来上がりのブーケにおいて上向き加減に用いたい花に関しては茎を長めにカットして保水部の底部にまで挿し、下向き加減に用いたい花に関しては茎を短めにカットして保水部に極浅く挿すことにより、経時変化に伴って保水部内部の水分が減少した場合でも、茎の切断面から保水部内の水分を無駄なく吸収させることができる。
本考案のブーケ製作用保水容器によれば、ブーケを製作する際に、ワイヤーによる花の微妙な角度調整を可能にしながら、生花を長持ちさせることもできる、という有利な効果が得られる。
以下、本考案を実施するための最良の形態を具体的に示した実施例について図面と共に記載する。
図1〜図3、図10〜図17を用いて実施例1のブーケ製作用保水容器について説明する。図1は、本実施例における4つの異なる形状のブーケ製作用保水容器の断面図である。図2は図1に示した4つの異なる形状のブーケ製作用保水容器を上側から見た図、図3は図1に示した4つの異なる形状のブーケ製作用保水容器の外観図である。図1は、図2におけるA−A線での断面である。
図1において、4つの異なる形状のブーケ製作用保水容器の断面図が示されている。各ブーケ製作用保水容器は、内部空間1に水分を保持するための保水部4、生花の茎を挿入するための開口2、弾性によって生花の茎を保持するための保持部3(生花保持部)を有する。本実施例において、保水部4と保持部3とは所定の弾性を有する同一の材料で形成されている。
また、図1に示したブーケ製作用保水容器は、縦の全長が3.5センチ、直径(幅)が1.5センチである。図1に示したブーケ製作用保水容器の保水部4の材質としては、透明又は半透明のものが好適である。
以下、本実施例のブーケ製作用保水容器を用いてウェディングブーケを製作する際の、花材の加工手順について、図1〜図3に示した4つの異なる形状のブーケ製作用保水容器のうち、楕円形状のブーケ製作用保水容器を例にとって説明する。
まず、ブーケの材料となる花材を用意する。花材は、典型的には、バラ、カーネーション等である。花材は、図10に示すように、茎を数センチだけを残して一輪ずつ花首近傍で短くカットする。
次に、図11に示すように、本実施例のブーケ製作用保水容器の開口2を水中に浸す。保水部4は弾性を有するので、図中に矢印で示すように、指等で保水部4の両側の側壁を押圧することによって容易に変形し、スポイトの要領で保水部4の内部空間1に水分を充填できる。保水部4の内部空間1に水分6が充填された様子を図12に示す。
次に、図10において短くカットした花材の茎を、図13に示すように、ブーケ製作用保水容器の開口2から挿入する。保持部3は弾性を有するため、開口2に花材の茎を挿入することによって、保水部4の内部空間1が密閉され、水分は漏出しない。
次に、図14に示すように、花材の茎にワイヤーWを貫通させ、図15に示すように、ブーケ製作用保水容器に沿ってワイヤーWを巻き下ろしていく。
次に、図16に示すように、巻き下ろしたワイヤーWとブーケ保水容器を隠すために、花材の茎の色と同色あるいはそれに近い色の粘着テープTをワイヤーWとブーケ保水容器に巻き付けて被覆する。粘着テープTで被覆されたワイヤーWが人口茎となる。この人口茎は、ワイヤーによって茎が曲折自在となるので、花の顔の角度を自由に調整できる。
以上の手順を花材の数だけ繰り返し、図16に示した人口茎を取り付けた花材を複数用意する。これらを図17に示すように束ね、花の顔の角度を調整することで幾何学的な構造のブーケを製作できる。
本実施例におけるブーケ製作用保水容器を用いたブーケでは、保水部4内部に水分を蓄えており、蒸発しにくいので、花材が長持ちする。さらに、ワイヤーWによって曲折自在に花の角度を調整することができる。
上記のブーケ製作用保水容器を用いた実験を行った。本実施例のブーケ製作用保水容器を用いてワイヤーで人口茎を取り付けた花材Aと、吸水させたコットンを巻きつけてワイヤーで人口茎を取り付けた花材Bと、吸水させた吸水スポンジに直接挿し込んだ花材Cとを用意し、花材の経時変化を観察した。
実験には、同じ日に購入した小バラを花材として用い、実験を始める直前において同じ程度に咲いている3輪を選別した。花材Cに用いた吸水スポンジには1日に1回、適度な水分を補給した。
実験の結果、1日経過後、花材Bは花びらにハリが無くなって萎れ始め、3日経過後には花びらが完全に乾燥して萎縮した。一方、花材Aは、3日経過後に花びらにハリが無くなり始めた。花材Cは、4日目に花びらにハリが無くなり始めた。4日目において、ブーケ製作用保水容器の保水部4内の水分は、全体の5分の2程度残っていた。
以上の結果からもわかるように、本実施例におけるブーケ製作用保水容器は、ワイヤーによる花の角度調整を可能にしながら、水分補給を行うことなく、吸水スポンジを用いた場合とほぼ同程度に花材を長持ちさせることができる。
なお、一般的なブーケの直径はおよそ20センチ〜23センチである。したがって、ブーケ保水容器は全長5.0センチ、幅2.0センチ程度までであれば、ブーケ製作の邪魔にならない。また、今回実験で用いた小バラよりも小さい花材であれば、全長2.0センチ、直径0.5センチでも、保水部4に充分な量の水分を保持できる。花材の大きさや、必要な吸水量等を考慮して、ブーケ製作用保水容器の全長や幅(直径)を選択すれば良い。
また、本実施例のブーケ製作用保水容器は、ブーケを構成する全ての花材に用いる必要は無く、例えば、水が下がりやすい種類の花材にのみ用いたり、ブーケの花材の中で特にポイントとなる花材にのみ用いたり、ブーケの中で最も目立つ位置にある花材にのみ用いても良い。
また、ブーケ製作用保水容器の開口2に花材の茎を挿入する際は、例えば、出来上がりのブーケにおいて上向き加減に用いたい花に関しては茎を長めにカットして保水部4の底部にまで挿し、下向き加減に用いたい花に関しては茎を短めにカットして保水部4に極浅く挿すことが好ましい。これにより、経時変化に伴って保水部4内部の水分が減少した場合でも、茎の切断面から保水部4内の水分を無駄なく吸収させることができる。例えば、図18のG1〜G3に示すように、茎を挿す深さの目安としての目盛りを設けても良い。
また、ブーケ製作用保水容器の形状は、図1〜図3に示したように、種々の形状が考えうるが、楕円形状等、下部になるほど先細である形状がワイヤー及び粘着テープを巻きつけやすいため、好ましい。
図4〜図6を用いて実施例2のブーケ製作用保水容器について説明する。図4は、本実施例におけるブーケ製作用保水容器の断面図である。図5は図4に示したブーケ製作用保水容器を上側から見た図である。図4において、本実施例のブーケ製作用保水容器は、開口2に代えて切り込み20を有する点において、実施例1のブーケ製作用保水容器とは異なる。それ以外の点においては、実施例1のブーケ製作用保水容器と同様である。図4は、図5におけるB−B線での断面である。
保持部3は弾性を有するので、図6の矢印で示すように、切り込み20の切り込み方向に指等で押圧することによって、切り込み20が開口する。この開口から、短くカットした花材の茎を挿入することができる。切り込み20は、図5において縦一文字であるが、十文字型に切り込みを入れても良い。
本実施例におけるブーケ製作用保水容器は、茎を挿入する部分を切り込み状にすることで、例えば、茎が非常に細い花材や小花を用いた場合でも、確実に茎を保持することができ、保持部から花材が抜け落ちる心配が無い。
図7を用いて実施例3のブーケ製作用保水容器について説明する。図7は、本実施例におけるブーケ製作用保水容器の断面図である。図7において、本実施例のブーケ製作用保水容器は、保水部4の下部に突起部8を有する点において、実施例1のブーケ製作用保水容器とは異なる。それ以外の点においては、実施例1のブーケ製作用保水容器と同様である。
本実施例におけるブーケ製作用保水容器は、ブーケ製作用保水容器をワイヤーで巻く時に、突起部8にワイヤーを引っ掛けることができ、巻きやすい。そのため、ブーケ製作に要する作業時間を短縮することができる。
図9を用いて実施例4のブーケ製作用保水容器について説明する。図9は、本実施例におけるブーケ製作用保水容器の断面図である。図9において、本実施例のブーケ製作用保水容器は、保水部4の下部にワイヤー7を取り付けた点において、実施例1のブーケ製作用保水容器とは異なる。それ以外の点においては、実施例1のブーケ製作用保水容器と同様である。
本実施例におけるブーケ製作用保水容器は、ブーケ製作用保水容器をワイヤーで固定する手間が省け、ブーケ製作に要する作業時間を短縮できる。
図8を用いて実施例5のブーケ製作用保水容器について説明する。図8は、本実施例におけるブーケ製作用保水容器の断面図である。図8において、本実施例のブーケ製作用保水容器は、保水部4の内部空間1に水分6を有し、開口2が封止体5によって封止されている点において、実施例1のブーケ製作用保水容器とは異なる。それ以外の点においては、実施例1のブーケ製作用保水容器と同様である。
本実施例におけるブーケ製作用保水容器は、封止体5が保水部4内の水分が蒸発することを防ぐので、保水部4に水分を保持した状態で流通、販売及び長期保存できる。封止体5は、使用時にブーケ製作者が除去しても良いし、封止体5を極薄くした場合、使用時に生花の茎を差し込むことで容易に封止体5を破る、あるいは除去することができ、封止体5を除去する手間が省け、ブーケ製作に要する作業時間を短縮できる。
保水部4内に保持される水分6は、純水の他、植物活性剤、酸化防止剤、保存料等を添加した水分であっても良い。
本考案は、例えば、結婚式のウェディングブーケを製作する際のブーケ製作用保水容器として利用することができる。
本考案の実施例1における4つの異なる形状のブーケ製作用保水容器の断面を示す図 本考案の実施例1における4つの異なる形状のブーケ製作用保水容器を上側から見た図 本考案の実施例1における4つの異なる形状のブーケ製作用保水容器の外観図 本考案の実施例2におけるブーケ製作用保水容器の断面を示す図 本考案の実施例2におけるブーケ製作用保水容器を上側から見た図 本考案の実施例2におけるブーケ製作用保水容器を上側から見た図 本考案の実施例3におけるブーケ製作用保水容器の断面を示す図 本考案の実施例5におけるブーケ製作用保水容器の断面を示す図 本考案の実施例4におけるブーケ製作用保水容器の断面を示す図 ブーケ製作のために短くカットされた花材を示す図 ブーケ製作用保水容器の保水部に注水を行う様子を示す図 注水されたブーケ製作用保水容器を示す図 ブーケ製作用保水容器の開口に花材の茎を挿入した様子を示す図 花材にワイヤーを通している様子を示す図 ブーケ製作用保水容器に沿ってワイヤーを巻き下ろす様子を示す図 ブーケ製作用保水容器とワイヤーとを粘着テープで被覆した様子を示す図 図16に示した花材を束ねた様子を示す図 本考案の実施例1における他の例のブーケ製作用保水容器の外観図
符号の説明
1 空間
2 開口
3 生花保持部
4 保水部
5 封止体
6 水分
7 ワイヤー
8 突起部
20 切り込み
W ワイヤー
T 粘着テープ
G1〜G3 目盛り

Claims (7)

  1. 内部に水分を保持するための保水部と、
    花首近傍でカットされた生花の茎を前記保水部に挿入するための開口を有し、前記開口から挿入した生花の茎を弾性によって保持するための生花保持部と、を有し、
    幅が0.5センチ以上2.0センチ以下、高さが2.0センチ以上5.0センチ以下であることを特徴とするブーケ製作用保水容器。
  2. 内部に水分を保持するための保水部と、
    花首近傍でカットされた生花の茎を前記保水部に挿入するための切り込みを有し、前記切り込みから挿入された生花の茎を弾性によって保持するための生花保持部と、を有し、
    幅が0.5センチ以上2.0センチ以下、高さが2.0センチ以上5.0センチ以下であることを特徴とするブーケ製作用保水容器。
  3. 前記保水部が弾性材料で形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブーケ製作用保水容器。
  4. 前記保水部の所定の位置に設けられた、ワイヤーを巻きつけるための突起部をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかの請求項に記載のブーケ製作用保水容器。
  5. 前記保水部は内部に水分を有し、
    前記開口を封止するための封止体をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のブーケ製作用保水容器。
  6. 前記保水部の所定の位置に取り付けられたワイヤーをさらに有することを特徴とする請求項5に記載のブーケ製作用保水容器。
  7. 前記保水部に生花の茎を挿入する深さを示す目盛りを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかの請求項に記載のブーケ製作用保水容器。
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