JP3112225U - 鉛筆削り器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸長の長い鉛筆を削る場合に使用しうる第1の鉛筆削り部12と、上記第1の鉛筆削り部により削るのが困難なほど軸長が短小になった鉛筆を削りうる第2の鉛筆削り部13を有する。上記第2の鉛筆削り部は手動式で、削り孔部が形成された基片と、上記基片の上記削り孔部に沿って取り付けられたカッターのみにより形成される。上記第2の鉛筆削り部は上記第1の鉛筆削り部のダストボックス17に配置されている。
【選択図】図1
Description
また、上記第1の鉛筆削り部のダストボックスを、上記第2の鉛筆削り部のダストボックスとしても共用することができるので、ダストボックスを2つ設ける必要がない。
従って、上記ケースが大形で扱いにくい場合に、上記第2の鉛筆削り部をケースから分離して使用することができるので、使い勝手が良い。
従って、軸長が短小になった鉛筆でも廃棄させずに最後まで使用できるので、資源の無駄を無くすことができる。
また、削り孔部の入口からカッター取付位置までの距離が小さいので、軸が短小になった鉛筆でも支障なく容易に削ることができる。
また、上記第2の鉛筆削り部をケース内部に配置することにより構造が複雑化するのを回避することができ、構造をシンプル化して製造コストを低減することができる。
また、上記第1の鉛筆削り部のダストボックスを上記第2の鉛筆削り部のダストボックスとしても使用することができ、ダストボックスを複数設ける必要がなく、製造コストを低減することができる。
従って、大形の上記ケースを片手で押えながら鉛筆を回転させて鉛筆を削るよりも、削り易さが向上する。
本実施の形態に係る鉛筆削り器11は、図1及び図4に示すように、軸長の長い鉛筆を削る場合に使用しうる第1の鉛筆削り部12と、上記第1の鉛筆削り部12により削るのが困難なほど軸長が短小になった鉛筆を削りうる第2の鉛筆削り部13を有している。
また、図1〜図3に示す実施形態では、上記第1の鉛筆削り部12は電動によりカッターが回転されるように構成されている。
また、図4に示す実施形態では、上記第1の鉛筆削り部12は手動によりカッターが回転されるように構成されている。
また、上記第2の鉛筆削り部13は、図2及び図3に示すように、削り孔部14が形成された基片15と、上記基片15の上記削り孔部14に沿って取り付けられたカッター16のみにより形成され、鉛筆の軸を上記削り孔部14に挿入して手動により回転させることにより鉛筆を削りうるように構成されている。
また、図1及び図4に示すように、上記第1の鉛筆削り部12はダストボックス17を有し、上記第2の鉛筆削り部13は、図1、図2及び図4に示すように、上記ダストボックス17の露呈している側面部18に配置されている。
また、上記ダストボックス17は、図2に示すように、上記第1の鉛筆削り部12のケース19から外方へ引き出しうるように構成されている。
本実施例1に係る鉛筆削り器11は電動式であり、図1に示すように、軸が長い鉛筆を削るための第1の鉛筆削り部12を有している。
また、上記第1の鉛筆削り部12は、図1に示すように、ケース19の前方側面部23に鉛筆の軸を挿入しうる削り孔部22を有し、上記削り孔部22の内方にカッターと、上記カッターを回転させるためのモーターとを備えている。
上記開口部は、図1及び図2に示すように、スライド式の蓋部24により閉塞しうるように構成されている。
本実施例2に係る鉛筆削り器11は手動式であり、軸長の長い鉛筆を削るために第1の鉛筆削り部12を有している。上記第1の鉛筆削り部12は、図4に示すように、ケース19の前方に配置された鉛筆送り機構部29とケース19とに設けられている。
上記第2の鉛筆削り部13は、図4に示すように、上記ダストボックス17における前方側面部18に配置されている。
即ち、上記第2の鉛筆削り部13は、上記削り孔部14が成形されている基片15と、上記基片15に固定された上記カッター16のみにより構成されている。
また、上記基片15は硬質プラスチックにより形成され、図3に示すように、上記削り孔部14を有しているが、上記削り孔部14には長さ方向に沿って切欠部25が形成されている。
また、上記カッター16は、図2に示すように、上記基片15の上面部に長さ方向に沿って配置され、図3に示すように、その刃部26を上記切欠部25に臨ませ、ネジ27により固定されている。
また、上記第2の鉛筆削り部13における上記基片15は、図3に示すように、上記ダストボックス17の内部に底面から立設された2枚の支柱部28の上端部に固定されている。
上記実施例に係る鉛筆削り器11は、図1及び図4に示すように、電動式も手動式も、共に、第1の鉛筆削り部12と、第2の鉛筆削り部13という、2つの鉛筆削り部を有している。
鉛筆の軸が長い場合は、上記第1の鉛筆削り部12を使用して支障なく鉛筆を削ることができる。しかしながら、鉛筆の軸長が短小になった場合は、上記第1の鉛筆削り部12の構造上の問題から、上記第1の鉛筆削り部12で短小の鉛筆を削ることが困難になる。
その場合は、上記第2の鉛筆削り部13を使用して短小の鉛筆を削ることができる。
また、色鉛筆を削って芯が詰まった場合も、上記第2の鉛筆削り部13の構造がシンプルなことから芯を容易に除去することができる。
また、上記ダストボックス17は、図2に示すように、上記第1の鉛筆削り部12のケース19から外方へ引き出しうるように構成されていることから、上記ケース19から分離して手で保持しながら鉛筆を削ることができる。従って、使い勝手が良好である。
12 第1の鉛筆削り部
13 第2の鉛筆削り部
14 削り孔部
15 基片
16 カッター
17 ダストボックス
18 側面部
19 ケース
20 コード
21 プラグ
22 削り孔部
23 側面部
24 蓋部
25 切欠部
26 刃部
27 ネジ
28 支柱部
29 鉛筆送り機構部
30 ツマミ
31 ハンドル
Claims (6)
- 軸長の長い鉛筆を削る場合に使用しうる第1の鉛筆削り部と、上記第1の鉛筆削り部により削るのが困難なほど軸長が短小になった鉛筆を削りうる第2の鉛筆削り部を有することを特徴とする鉛筆削り器。
- 上記第1の鉛筆削り部は電動によりカッターが回転されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の鉛筆削り器。
- 上記第1の鉛筆削り部は手動によりカッターが回転されるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の鉛筆削り器。
- 上記第2の鉛筆削り部は、削り孔部が形成された基片と、上記基片の上記削り孔部に沿って取り付けられたカッターのみにより形成され、鉛筆の軸を上記削り孔部に挿入して手動により回転させることにより鉛筆を削りうるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3記載の鉛筆削り器。
- 上記第1の鉛筆削り部はダストボックスを有し、上記第2の鉛筆削り部は上記ダストボックスの露呈している側面部に配置されていることを特徴とする請求項1〜4記載の鉛筆削り器。
- 上記ダストボックスは、上記第1の鉛筆削り部のケースから外方へ引き出しうるように構成されていることを特徴とする請求項5記載の鉛筆削り器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002733U JP3112225U (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 鉛筆削り器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002733U JP3112225U (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 鉛筆削り器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3112225U true JP3112225U (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=43274656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005002733U Expired - Lifetime JP3112225U (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 鉛筆削り器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3112225U (ja) |
-
2005
- 2005-04-27 JP JP2005002733U patent/JP3112225U/ja not_active Expired - Lifetime
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