JP3111966U - ポータブル型のゲート開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置全体の小形化と軽量化とを同時に実現して携行時の負担を軽減する。作業現場における取り扱いも簡便に行えるポータブル型のゲート開閉装置を提供する。
【解決手段】クラッチ6を備えた小形のエンジン1と、減速ユニット2とを備えている。エンジン1を減速ユニット2に直結して、減速ケース13に装着したモノポール構造のスタンド3で支持する。スタンド3で支持された全体装置を起立姿勢に保持するためのグリップ11・55を有する。減速ギヤ群と、これらを収容する減速ケース13などで減速ユニット2を構成して減速比を大きくする。以て、より小形のエンジン1を駆動源にしながら、減速ユニット2の出力トルクを充分なものとしてゲートの操作ハンドル31を駆動可能とし、全体装置の小型軽量化を実現する。
【選択図】図1
【解決手段】クラッチ6を備えた小形のエンジン1と、減速ユニット2とを備えている。エンジン1を減速ユニット2に直結して、減速ケース13に装着したモノポール構造のスタンド3で支持する。スタンド3で支持された全体装置を起立姿勢に保持するためのグリップ11・55を有する。減速ギヤ群と、これらを収容する減速ケース13などで減速ユニット2を構成して減速比を大きくする。以て、より小形のエンジン1を駆動源にしながら、減速ユニット2の出力トルクを充分なものとしてゲートの操作ハンドル31を駆動可能とし、全体装置の小型軽量化を実現する。
【選択図】図1
Description
本考案は、水門のゲートをエンジン動力で開閉するのに供されるポータブル型のゲート開閉装置に関する。
水門のゲートを手動で開閉しようとすると、多大の労力と時間とを要する。例えば、手動用のハンドル半径が0.25m、手動での回転操作力が100N(10kgf)であるとき、25N・mの回転トルクをハンドル軸に作用させ、平均的な駆動回転数を30rpmとするとき、その状態を約30分前後維持して初めてゲートを全開し、あるいは全閉できる。このような作業負担を軽減するために、ポータブル型のゲート開閉装置がある。この種のゲート開閉装置は、モータ動力を駆動源とする形態(特許文献1、2)と、エンジン動力を駆動源とする形態(特許文献3)とに大別される。
いずれも、モータやエンジンから出力される回転動力を減速装置で減速して、水門に設置したゲート昇降機構に減速動力を伝動する。特許文献3のゲート開閉装置では、減速装置がウォーム機構で構成されており、減速ケースの左右に出力軸が突出していて、正転駆動と逆転駆動とを選択できる。この考案のゲート開閉装置では、エンジンおよび減速機をスタンドで支持するにあるが、先の特許文献1、2にも同様のスタンドが開示されている。
エンジンを駆動源とするゲート開閉装置において、エンジン動力をフレキシブルシャフトでゲート昇降機構に伝動する形態のゲート開閉装置は、過去に市販されていた(株式会社宮田精機製作所/商品名オートハンズ、ユニオン技研工業株式会社/商品名ユニハンドラー)。いずれも手持ち搬送できるが、エンジンユニットだけで40kg前後もの重量があるため、その搬送には最低でも二名の作業者を要していた。
モータを駆動源とするゲート開閉装置は、商用電源あるいはバッテリーが不可欠であるため、水門が道路や配電線から遠く離れた辺鄙な場所に場合に対応し切れない。多くの場合は、ポータブル型のエンジン発電機を携行して、ゲート開閉装置の電源としているが、エンジン発電機を要する分だけ携行時の負担が増える。エンジン、発電機、モータの三者間でエネルギー変換を行うので、動力効率の低下も避けられない。この点、特許文献3にみられるように、エンジンを駆動源とするポータブル型のゲート開閉装置は、水門の設置場所の周辺環境とは無関係に使用できるうえ、作業者が単独で携行して使用できる点で有利である。モータを駆動源とする場合に比べて動力効率も高い。
しかし、上記のゲート開閉装置は、エンジン動力をウォーム機構のみで減速するため、減速後の軸トルクに限界がある。必要な軸トルクを発揮するためには、最大トルクが大きなより大形のエンジンを駆動源にせざるを得ない。そうするとエンジン重量が増えるため、携行時の搬送負担が増加していた。
そこで本考案の目的は、全体装置の小形化と軽量化とを同時に実現して携行時の負担を軽減でき、しかも作業現場における取り扱いが簡便なポータブル型のゲート開閉装置を提供することにある。
請求項1記載の本考案に係るポータブル型のゲート開閉装置は、図1〜図7に示すごとく、クラッチ6を備えた小形のエンジン1と、エンジン1の回転動力を減速する減速ユニット2と、エンジン1および減速ユニット2を支持するスタンド3とを備えている。エンジン1と減速ユニット2とは直結されていて、減速ユニット2に固定したモノポール構造のスタンド3で支持されている。スタンド3で支持された全体装置を起立姿勢に保持するために、一対のグリップ11・55を備えている。その減速ユニット2は、減速ケース13と、減速ケース13に収容される入力軸66および出力軸67と、入力軸66と出力軸67との間に設けられる複数個の中間ギヤ軸68〜70と、各中間ギヤ軸68〜70に固定される減速ギヤ72〜79および中間ギヤ81・82と、出力軸67の回転方向を正転と逆転とのいずれかに切り換える切換え機構83と、出力軸67に固定される接手25とを含んでいることを特徴とする。
請求項2記載の本考案は、請求項1記載のスタンド3が、図6に示すごとくその大半を占める主調整脚40と、主調整脚40と減速ケース13との間に配置される微調整機構41とを有し、主調整脚40は、中空筒状の主脚42と、主脚42に対して出入りできる接地脚43と、任意の調整位置で接地脚43を移動不能に固定するクランプ45とを含み、微調整機構41は、調整ねじ軸48と、調整ねじ軸48に噛み合う調整ナット49と、固定ナット50とで構成されている。
請求項3記載の本考案は、請求項2記載のゲート開閉装置において、切換え機構83が、出力軸67で遊転自在に軸支される正転ギヤ79、および逆転ギヤ77と、両ギヤ77・79間に配置されて出力軸67と同行回転でき、しかも出力軸67に沿って摺動変位できるシフトギヤ84と、シフトギヤ84を摺動操作するシフトフォーク85およびシフトレバー軸86と、シフトレバー軸86に固定されて減速ケース13の外面に突出するシフトレバー87とで構成されている。
請求項4記載の本考案に係るポータブル型のゲート開閉装置は、クラッチ6を備えた小形のエンジン1と、エンジン1の回転動力を減速する減速ユニット2と、エンジン1および減速ユニット2を支持するスタンド3とを備えている。エンジン1と減速ユニット2とは、連結フレーム8で接続されていて、連結フレーム8の中途部に装着したモノポール構造のスタンド3で支持されている。スタンド3で支持された全体装置を起立姿勢に保持するグリップ11・55を備えている。減速ユニット2は、減速ケース13と、減速ケース13に収容される遊星ギヤ機構14およびウォーム機構15とを含む。減速ケース13の外面に出力軸29が突出しており、この出力軸29に減速動力を伝動する接手25が固定してあって、グリップ55にエンジン回転数を調整するスロットル調整体58が配されている。
請求項5記載の本考案は、前記スタンド3が、その大半を占める主調整脚40と、主調整脚40と連結フレーム8との間に配置される微調整機構41とを含み、主調整脚40が、中空筒状の主脚42と、主脚42に対して出入りできる接地脚43と、任意の調整位置で接地脚43を上下移動不能に固定するクランプ45とを含み、微調整機構41が、調整ねじ軸48と、調整ねじ軸48に噛み合う調整ナット49とで構成されている。
請求項6記載の本考案では、請求項5記載のゲート開閉装置において、連結フレーム8の中途部に、スタンド台10が固定されており、スタンド台10の上部に第1グリップ11が起立状に固定されており、スタンド台10の下部にスタンド3を着脱可能に固定でき、減速ケース13の上部に横向きの第2グリップ55が固定されている。
請求項7記載の本考案は、請求項6記載のゲート開閉装置において、前記減速ケース13の外面両側に突出した出力軸29に、それぞれ接手25が固定されており、接手25の外面に被さって、衣服などの巻き込みを阻止するガード体60が減速ケース13に装着されており、ガード体60が、一方の接手25の外面と、他方の接手25の外面との間を往復変位可能に支持されている。
請求項1記載の本考案に係るポータブル型のゲート開閉装置によれば、クラッチ6を備えた小形エンジン1と減速ユニット2とを直結し、減速ユニット2に固定したモノポール構造のスタンド3で全体装置を支持し、さらに作業者がグリップ11・55を握り保持して全体装置をスタンド3と協同して起立姿勢に保持することでスタンド構造を簡素化した。また、減速ユニット2は、減速ギヤ72〜79、および中間ギヤ81・82と、出力軸67の回転方向を正転、逆転のいずれかに切り換える切換え機構83などで構成し、その減速比を大きくすることで、より小形のエンジン1の動力で操作ハンドル31を充分に回転駆動できるようにした。
上記のように、スタンド構造を大幅に簡素化したうえで、より小形のエンジン1の動力を減速比の大きな減速ユニット2で減速して操作ハンドル31を回転駆動できるゲート開閉装置によれば、自立可能なスタンドを備え、しかも減速比が小さな従来のゲート開閉装置に比べて、スタンド3とエンジン1を軽量化できる分だけ、小形化と軽量化とを同時に実現して携行時の負担を軽減できる。減速機構をトルク損失の少ない平行軸構造の歯車機構で構成するので、ウォーム機構を用いて減速を行う従来の減速機構に比べて、減速機構部分におけるトルク損失を低く抑えて動力伝動効率を向上でき、したがって小形のエンジン1を駆動源にしているにもかかわらず、減速機構の出力軸67における出力トルクを充分なものとすることができる。
また、請求項1記載の本考案では、エンジン1と減速ユニット2とを直結し、減速ユニット2に固定したスタンド3で全体装置を支持するので、ゲート開閉装置の搬入、据付、ゲートの開閉など、作業現場における一連の作業を作業者単独で簡便に行え、使い勝手のよいポータブル型のゲート開閉装置が得られる。エンジン1にクラッチ6を組み込んであるので、エンジン1や減速ユニット2、あるいは操作ハンドル31に過剰な負荷が作用するのを防止できる。切換え機構83によって出力軸67の回転方向を正転と逆転とのいずれかに切り換えることができるので、ゲート開閉装置を操作ハンドル31に接続した後は、単に切換え機構83を切り換え操作するだけでゲートを開閉のいずれにも操作でき、一連のゲート開閉に要する手間と時間をさらに短縮できる。
請求項2記載の本考案によれば、前記スタンド3が主調整脚40と微調整機構41とで構成されているので、主調整脚40で大まかな高さ調整をしたのち、微調整機構41を調整することにより、減速ユニット2の接手25の中心と、操作ハンドル31に装着した受動接手32の中心との高さを、正確にしかも迅速に一致させることができる。具体的には、接地脚43の主脚42に対する出入り高さを調整した状態で、接地脚43をクランプ45で固定して大まかな調整を行う。この状態で、調整ねじ軸48と調整ナット49とのいずれかを回転操作して、接手25の中心高さを微調整することにより、その中心高さを受動接手32の中心高さに正確に一致させることができる。したがって、作業現場におけるゲート開閉装置の据付作業、および操作ハンドルに対する連結作業が簡便に行える。
請求項3記載の本考案によれば、減速ケース13の外面に突出するシフトレバー87をシフトレバー軸86の軸心に沿ってスライド操作するだけで、シフトギヤ84を正転ギヤ79と逆転ギヤ77とのいずれかに択一的に係合連結して、出力軸67を正転駆動し、あるいは逆転駆動でき、出力軸67の回転方向の切り換え操作が簡便にしかも確実に行え、一連のゲート開閉作業をより少ない手間で簡便に行える。
請求項4記載の本考案においては、クラッチ6を備えた小形のエンジン1と減速ユニット2とを連結フレーム8で接続して、その中途部に装着したモノポール構造のスタンド3で全体装置を支持し、さらに、作業者がグリップ11・55を握り保持して全体装置をスタンド3と協同して起立姿勢に保持することでスタンド構造を簡素化した。また、遊星ギヤ機構14と、ウォーム機構15とを含んで減速ユニット2を構成し、その減速比を大きくすることで、より小形のエンジン1の動力で操作ハンドル31を回転駆動できるようにした。減速機構にウォーム機構を含んでいるため、例えば、平行軸構造の歯車機構で構成した減速機構に比べてトルク損失は幾分大きいが、それでも適当な減速比を設定することで、充分な出力トルクを得ることができる。
このように、スタンド構造を大幅に簡素化し、より小形のエンジン1の動力を減速比の大きな減速ユニット2で減速して操作ハンドル31を回転駆動できるゲート開閉装置によれば、自立可能なスタンドを備え、しかも減速比が小さな従来のゲート開閉装置に比べて、スタンド3とエンジン1を軽量化できる分だけ、小形化と軽量化とを同時に実現して携行時の負担を軽減できる。エンジン1と減速ユニット2とスタンド3とが一体化してあって、ゲート開閉装置の搬入、据付、ゲートの開閉など、作業現場における一連の作業が一人の作業者で簡便に行えるので、使い勝手のよいポータブル型のゲート開閉装置が得られる。エンジン1にクラッチ6を組み込んであるので、エンジン1や減速ユニット2、あるいは操作ハンドル31に過剰な負荷が作用するのを防止できるし、片方のグリップ55にスロットル調整体58を設けてあるので、異常事態に即応してエンジン回転数を減少でき、安全性が向上する。
請求項5記載の本考案によれば、前記スタンド3が主調整脚40と微調整機構41とで構成されているので、主調整脚40で大まかな高さ調整をしたのち、微調整機構41を調整することにより、減速ユニット2の接手25の中心と、操作ハンドル31に装着した受動接手32の中心との高さを、正確にしかも迅速に一致させることができる。具体的には、接地脚43の主脚42に対する出入り高さを調整した状態で、接地脚43をクランプ45で固定して大まかな調整を行う。この状態で、調整ねじ軸48と調整ナット49とのいずれかを回転操作して、接手25の中心高さを微調整することにより、その中心高さを受動接手32の中心高さに正確に一致させることができる。したがって、作業現場におけるゲート開閉装置の据付作業、および操作ハンドルに対する連結作業が簡便に行える。
請求項6記載の本考案によれば、第1グリップ11と第2グリップ55とで装置全体を起立姿勢に保持しながら、装置全体を操作ハンドル31に押さえつけて、接手25が受動接手32から抜け出るのを確実に防止できる。第2グリップ55は減速ケース13の上部に設けられているので、減速ユニット2を第2グリップ55で操作ハンドル31に確実に押し付けることができ、これにより接手25と受動接手32との連結状態を常に適正化して、その状態を維持し続けることができる。
連結フレーム8の中途部に設けたスタンド台10にスタンド3を装着して、連結フレーム8の一側および他側に設けたエンジン1と減速ユニット2とを振分け状に支持するので、モノポール構造のスタンド3でありながら、安定した状態下でゲート開閉装置をバランスよく支持できる。スタンド台10の下部にスタンド3が着脱可能に装着固定されているので、不使用時にはスタンド3を分離したのち、接地脚43を主脚42に差し込むことにより、ゲート開閉装置の全体をコンパクトにまとめることができ、保管時や運搬時におけるゲート開閉装置の占有スペースも小さくなる。
請求項7記載の本考案によれば、減速ケース13の外面両側に突出した出力軸29に、それぞれ接手25を固定した減速ユニット2において、ガード体60が一方の接手25の外面と、他方の接手25の外面との間を往復変位できるように減速ケース13に支持してあるので、使用していない接手25の側へガード体60を変位操作するだけで、接手25の外面に被さって作業者の不必要な接近を確実に防止できる。これにより、衣服などの巻き込みを確実に阻止して、ゲート開閉時の作業の安全性を図れる。
ガード体60を一方のガード位置から他方のガード位置へ変位操作するだけで、減速ケース13の両側に設けた接手25の外面をガード体60で囲って作業者を保護するので、ガード構造を簡素化でき、その分だけ全体装置の軽量化を実現できる。一方の接手25を操作ハンドル31に接続するときに、ガード体60が邪魔になるのを防止して、接手25と受動接手32との接続作業も迅速に行える。
(実施例1) 図1ないし図7は、請求項1〜3に対応する本考案のポータブル型ゲート開閉装置の実施例1を示す。図1および図2において、符号1はエンジン、2は減速ユニット、3はエンジン1および減速ユニット2を支持するスタンドである。エンジン1は、刈払機などの動力源として多用されている排気量が25cc弱の既存の小形エンジン(例えば富士ロビン社のEH025A、空冷4サイクル単筒)であって、図3に示すようにそのクランク軸と後述する入力軸66との間に遠心クラッチ(クラッチ)6が組み込んである。
この実施例においては、エンジン1を減速ユニット2に直結し、減速ユニット2に組み込んだ切換え機構83によって、出力軸67の回転方向を正転状態と逆転状態に切り換えられるようにした。
図3および図4において減速ユニット2は、太鼓形の減速ケース13の内部に、入力軸66および出力軸67と、両軸66・67間に配置される3個の中間ギヤ軸68・69・70と、各軸66〜70に設けられる減速用のギヤ72〜79の一群と、中間ギヤ対81・82と、切換え機構83と、出力軸67に固定される接手25などで構成されている。入力軸66は遠心クラッチ6の出力側部材となるクラッチドラムに連結してある。
エンジン動力は、入力軸66と中間ギヤ軸68に固定したギヤ対72・73との間と、中間ギヤ軸68・69に固定したギヤ対74・75との間でそれぞれ減速され、さらに中間ギヤ軸69に固定したギヤ76と、出力軸67で遊転自在に軸支した逆転ギヤ77との間で減速される。この伝動系は逆転系であり、中間ギヤ軸69・70に固定した歯数が同じの中間ギヤ81・82を介して正転系に動力を分岐する。分岐された動力は、中間ギヤ軸70に固定したギヤ78と、出力軸67で遊転自在に軸支した正転ギヤ79との間で再度減速される。正転系と逆転系の減速比はいずれも同じで、出力軸67において48分の1まで減速した。
切換え機構83は、それぞれ出力軸67で遊転自在に軸支される正転ギヤ79および逆転ギヤ77と、両ギヤ77・79間に配置されて出力軸67と同行回転するシフトギヤ84と、シフトギヤ84を摺動操作するシフトフォーク85およびシフトレバー軸86と、シフトレバー軸86に固定されるシフトレバー87などで構成する。シフトレバー87は、減速ケース13の外面に突出する状態でシフトレバー軸86に固定してあり、中立位置から前後いずれかへ変位操作することにより、出力軸67を正転駆動し、あるいは逆転駆動できる。図5はシフトギヤ84が逆転ギヤ77に連結された状態を示す。
シフトギヤ84は、出力軸67のスプライン軸に沿って摺動でき、円形のギヤ壁に固定した3個の係合ピン89が、正転ギヤ79および逆転ギヤ77のギヤ壁に通設したピン穴90の3個と係合することにより、正転動力と逆転動力とのいずれかを受け継ぐことができる。
図2、図5および図7において、接手25には可撓接手を用い、出力軸67の軸端に固定される三角形状のフランジ26と、フランジ26の各隅部に固定される接手軸27と、各接手軸27に外嵌する状態で固定される円筒状のゴムブロック28とで構成する。この接手25に対応して、水門の操作ハンドル31に受動接手32が組み付けられている。
受動接手32は、前記ゴムブロック28を受け入れる3個の連結穴33を備えたボス34と、ボス34の基端周面に張り出し形成したフランジ35と、フランジ35と協同して操作ハンドル31のハンドルアーム36を前後に挟持する締結リング37とからなる。ハンドルアーム36を間にしてフランジ35と締結リング37とを対向状に配置し、両者35・37を6個のボルト38で締結することにより、受動接手32を操作ハンドル31に装着固定することができる。なお、操作ハンドル31の形状や構造は水門メーカーによって異なるので、受動接手32は操作ハンドル31の形状や構造に対応して予め用意しておく。
図6においてスタンド3は、その殆どを占める下側の主調整脚40と、主調整脚40と減速ケース13との間に配置される微調整機構41とを有する。主調整脚40は、アルミニウムパイプで形成された主脚42と、主脚42に対して出入りできる接地脚43と、接地脚43の下端に固定された接地板44と、主脚42の下端に装着されて任意の調整位置で接地脚43を上下移動不能に固定するクランプ45とからなる。接地脚43は、主脚42と同様にアルミニウムパイプで形成した。
微調整機構41は、主脚42の上端に固定される調整ねじ軸48と、調整ねじ軸48に噛み合う調整ナット49および固定ナット50とを含む。調整ナット49の上部には連結筒51が固定してあり、連結筒51の上端に固定した連結軸52が、減速ケース13の下面に設けたボス92に装着されている。連結軸52は、スタンド台10にねじ込んだ抜きピン53で抜け外れ不能に、しかし回転は自在に係合保持する。したがって、調整ナット49を回転操作して高さ調整を行うとき、スタンド台10あるいは主脚42が回転することはない。抜きピン53を引っ張って連結軸52との係合を解除すると、スタンド3の全体をスタンド台10から取り外すことができる。
図2に示すように、スタンド3で支持したゲート開閉装置を使用姿勢に保持するために、減速ケース13の上方に水平のハンドル腕93を支持し、その両端に第1グリップ11と第2グリップ55を設けている。ハンドル腕93と、ハンドル腕93を支持する2個の脚枠94とは、それぞれアルミニウム管材で形成し、減速ケース13に組み付けた防振台56の上面に脚枠94を固定することにより、両グリップ11・55およびハンドル腕93を防振支持した。符号57は防振ゴムである。第2グリップ55の基端部分には、エンジン回転数を調整するためのスロットル調整体58とエンジン1を急停止させるためのストップボタン(図示していない)が設けてある。スロットル調整体58の回転動作は、レリーズワイヤ59を介してエンジン1のスロットルレバーに伝える。このように第2グリップ55の基端部分に、ストップボタンが設けてあると、第2グリップ55から手を放さずに、安全にエンジン1を停止できる。
使用時には、クランプ45のクランプレバー46を緩めて、接地脚43の主脚42に対する出入り寸法を調整して接手25の高さを、水門の操作ハンドル31に装着した受動接手32の高さに概ね一致させる。さらに、微調整機構41の調整ナット49を操作して、出力軸67および接手25の中心高さを受動接手32の中心高さに一致させ、そのゴムブロック28を連結穴33に嵌め込む。エンジン1を始動し、両手で第1・第2の両グリップ11・55を握りしめて、ゲート開閉装置を操作ハンドル31に押し付けながら確りと保持する。この状態でスロットル調整体58を回転操作してエンジン回転数を徐々に増加する。エンジン回転数が一定値を越えると、遠心クラッチ6が動力伝動可能な状態になって、回転動力が減速機構に出力される。
減速機構で減速された動力は、接手25から受動接手32を介して操作ハンドル31に伝わる。このときゲート開閉装置に作用する駆動反力の殆どは、接地しているスタンド3によって受け止められるが、その一部は第1グリップ11および第2グリップ55を保持する作業者によって受け止める。ゲートが所定量開放されたら、スロットル調整体58を低回転側へ回転操作して遠心クラッチ6を空転させ、あるいはストップボタンを操作してエンジン1を停止させ動力を遮断する。開放されたゲートを再び閉じ位置へ戻す場合には、シフトレバー87を切り換え操作することにより、出力軸67を逆転駆動して、ゲートを閉じ位置まで下降させることになる。
上記構成のゲート開閉装置によれば、シフトレバー87を切り換え操作することにより、出力軸67を正転駆動し、あるいは逆転駆動できるので、ゲート開閉時に全体装置の向きを変更する必要がなく、その分だけゲート開閉作業を簡便にしかも迅速に行える。全体重量は14kgと若干大きいが、それでも単独の作業者のみで搬送できるし、ゲート開閉装置を操作ハンドル31に接続したのちは、その状態のままでゲートを開閉できるので、一連の作業を迅速に行える。
(実施例2) 図8ないし図11は、請求項4〜7に対応する本考案のポータブル型ゲート開閉装置の実施例2を示す。図8において符号1はエンジン、2は減速ユニット、3はエンジン1および減速ユニット2を支持するスタンドである。エンジン1は、実施例1で説明したエンジンと同じであり、クランク軸と後述する出力軸5との間に遠心クラッチ(クラッチ)6が組み込んである点も同じである。
一定の間隔を隔てて左右に配置したエンジン1と減速ユニット2とは、直管状の連結フレーム8で連結してあり、その内部空間を利用してエンジン動力を減速ユニット2に伝動する伝動軸9が配置してある。伝動軸9の一端は出力軸5に接続し、他端は後述する遊星歯車機構14に接続する。連結フレーム8の中途部にスタンド台10を固定し、その上面側と下面側とに第1グリップ(グリップ)11とスタンド3とを固定する。
図11において減速ユニット2は、減速ケース13の内部に遊星歯車機構14と、ウォーム機構15とを組み込んで構成してある。前段側の遊星歯車機構14は、先の伝動軸9に固定される太陽歯車16と、太陽歯車16のまわりを囲む内歯歯車17と、両歯車16・17に同時に噛み合う3個の遊星歯車18と、遊星歯車18を遊転自在に軸支するギヤフレーム19などで構成し、ギヤフレーム19の中心に固定した減速軸20で、減速された動力を後段側のウォーム機構15に出力する。遊星歯車機構14の減速比は5分の1とした。
ウォーム機構15は、前記減速軸20に形成したウォーム22と、ウォーム22に噛み合うウォームギヤ23と、ウォームギヤ23を支持するウォームギヤ軸24などを有する。ウォームギヤ軸24の前後端は、それぞれ減速ケース13の前後面から突出されていて、減速ユニット2の出力軸29を兼ねる。このように、ウォームギヤ軸24の両端を出力軸29として利用すると、前後いずれか一方の出力軸29を使用することにより、正転方向と逆転方向との出力を選択できるので、逆転構造を設ける必要がなく、その分だけ減速ユニット2の構造を簡素化できる。
ウォームギヤ軸23の前後端には、それぞれ接手25を組み付けてある。ウォーム機構15の減速比は10分の1に設定してあり、先の遊星歯車機構14の減速比と併せて、エンジン1の回転動力を50分の1まで減速できる。
図10に示すように、接手25は出力軸29の軸端に固定する。接手25と水門の操作ハンドル31との接続構造は先の実施例と同じであるので、その説明を省略する。同様に、スタンド3は実施例1のそれと同じ構造であるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。なお、スタンド3の上端の連結軸52は、連結フレーム8に固定したスタンド台10に差し込み係合されて、抜きピン53で抜け止めされている。抜きピン53を緩めると、スタンド3を減速ケース13から取り外すことができる。
スタンド3で支持したゲート開閉装置を使用姿勢に保持するために、スタンド台10の上部には、アルミニウム管材で形成したハンドル12を起立姿勢に固定し、その上端に第1グリップ11を固定する(図9参照)。さらに、減速ケース13の上部にアルミニウム管材で形成したハンドル54を設け、その端部に第2グリップ(グリップ)55を設ける。
第1グリップ11のハンドル12が垂直姿勢で固定されるのに対し、第2グリップ55のハンドル54は水平に固定されて、減速ケース13の上部に設けた防振台56で防振支持する。第2グリップ55の基端部分には、エンジン回転数を調整するためのスロットル調整体58と、エンジン1を急停止させるためのストップボタン(図示していない)とが設けられている。
減速ケース13の前後に突出する出力軸29および接手25は、同時に回転駆動される。そのため、作業者と正対する接手25に衣服が接触して巻き込まれるおそれがある。このような危険な事態を避けるために、各接手25の外面に被さるガード体60を備えている。図9および図10においてガード体60は、第2グリップ55の軸端に止ねじ61で固定されるガードアーム62と、ガードアーム62の先端に固定されるガード筒63とからなり、直交するガードアーム62およびガード筒63で各接手25の外面を囲って作業者と接手25とを隔てている。
止ねじ61を緩めてガード体60を反転操作することにより、反対側に位置する接手25の外面をガードアーム62およびガード筒63で囲うことができる。このように、ガード体60が減速ユニット2の上方空間を揺動変位して各接手25の外面を囲うようにすると、自重で変位姿勢を維持できるうえ、止ねじ61によって揺動不能に固定できるので、使用途中にガード体60の姿勢が切り換わるのを確実に防止できる。上記構成のゲート開閉装置は、全体重量が11kg前後しかないので1名の作業者のみで容易に搬送できる。
使用時には、実施例1と同様にして、出力軸29に固定した接手25と、操作ハンドル31に装着した受動接手32とを接続し、エンジン1の動力を遊星歯車機構14とウォーム機構15で減速して、操作ハンドル31に伝動する。このときゲート開閉装置に作用する駆動反力の殆どをスタンド3で受け止め、さらに、第1グリップ11および第2グリップ55を保持する作業者によって受け止める。ゲートが所定量開放されたら、スロットル調整体58を低回転側へ回転操作して遠心クラッチ6を空転させ、あるいはストップボタンを操作してエンジン1を停止させる。
開放されたゲートを再び閉じ位置へ戻す場合には、ゲート開閉装置の全体の向きを左右に反転し、さらにガード体60を反転操作して、それまで使用していた出力軸29および接手25の外面をガードアーム62およびガード筒63で囲う。操作ハンドル31と対向する出力軸29および接手25の位置を調整して、そのゴムブロック28を受動接手32の連結穴33に嵌め込み、先の要領で操作ハンドル31を逆転駆動して、ゲートを閉じ位置まで下降させることになる。
本考案のゲート開閉装置は、その一部を次のように変更して実施することができる。実施例1における連結フレーム8は管材で形成する必要はなく、アルミニウム鋳造品や、アルミニウム材を溶接したフレーム等で形成してもよい。ガード体60は、各接手25の上方および外側方など、その周囲空間を完全に覆い隠す構造として、作業環境をさらに安全にしてもよい。
スロットル調整体58は第1グリップ11に設けることができ、必要があれば軸まわりに往復動するレバーで構成できる。接地板44は、三脚構造の接地脚に変えてもよい。遠心クラッチ6は、エンジン回転数とは無関係に接離操作できる通常形態のクラッチに変更できる。微調整機構41は、調整ねじ軸48を回転操作して微調整する構造に変更できる。
1 エンジン
2 減速ユニット
3 スタンド
6 遠心クラッチ
11 第1グリップ
13 減速ケース
25 接手
55 第2グリップ
58 スロットル調整体
66 入力軸
67 出力軸
83 切換え機構
2 減速ユニット
3 スタンド
6 遠心クラッチ
11 第1グリップ
13 減速ケース
25 接手
55 第2グリップ
58 スロットル調整体
66 入力軸
67 出力軸
83 切換え機構
Claims (7)
- クラッチ(6)を備えた小形のエンジン(1)と、エンジン(1)の回転動力を減速する減速ユニット(2)と、エンジン(1)および減速ユニット(2)を支持するスタンド(3)とを備えているゲート開閉装置であって、
エンジン(1)と減速ユニット(2)とは直結されていて、減速ユニット(2)に固定したモノポール構造のスタンド(3)で支持されており、
スタンド(3)で支持された全体装置を起立姿勢に保持する一対のグリップ(11・55)を備えており、
減速ユニット(2)が、減速ケース(13)と、減速ケース(13)に収容される入力軸(66)および出力軸(67)と、入力軸(66)と出力軸(67)との間に設けられる複数個の中間ギヤ軸(68〜70)と、各中間ギヤ軸(68〜70)に固定される減速ギヤ(72〜79)および中間ギヤ(81・82)と、出力軸(67)の回転方向を正転と逆転とのいずれかに切り換える切換え機構(83)と、出力軸(67)に固定された接手(25)とを含んでいることを特徴とするポータブル型のゲート開閉装置。 - スタンド(3)が、その大半を占める主調整脚(40)と、主調整脚(40)と減速ケース(13)との間に配置される微調整機構(41)とを含み、
主調整脚(40)が、中空筒状の主脚(42)と、主脚(42)に対して出入りできる接地脚(43)と、任意の調整位置で接地脚(43)を移動不能に固定するクランプ(45)とを含み、
微調整機構(41)が、調整ねじ軸(48)と、調整ねじ軸(48)に噛み合う調整ナット(49)と、固定ナット(50)とで構成されている請求項1記載のポータブル型のゲート開閉装置。 - 切換え機構(83)が、出力軸(67)で遊転自在に軸支される正転ギヤ(79)、および逆転ギヤ(77)と、両ギヤ(77・79)の間に配置されて出力軸(67)と同行回転でき、しかも出力軸(67)に沿って摺動変位できるシフトギヤ(84)と、シフトギヤ(84)を摺動操作するシフトフォーク(85)およびシフトレバー軸(86)と、シフトレバー軸(86)に固定されて減速ケース(13)の外面に突出するシフトレバー(87)とで構成されている請求項1記載のポータブル型のゲート開閉装置。
- クラッチ(6)を備えた小形のエンジン(1)と、エンジン(1)の回転動力を減速する減速ユニット(2)と、エンジン(1)および減速ユニット(2)を支持するスタンド(3)とを備えているゲート開閉装置であって、
エンジン(1)と減速ユニット(2)とが、連結フレーム(8)で接続されていて、連結フレーム(8)の中途部に装着したモノポール構造のスタンド(3)に支持されており、
スタンド(3)で支持された全体装置を起立姿勢に保持するグリップ(11・55)を備えており、
減速ユニット(2)が、減速ケース(13)と、減速ケース(13)に収容される遊星ギヤ機構(14)およびウォーム機構(15)とを含み、
減速ケース(13)の外面に突出した出力軸(29)に、減速動力を伝動する接手(25)が固定されており、
グリップ(55)に、エンジン回転数を調整するスロットル調整体(58)が配されているポータブル型のゲート開閉装置。 - スタンド(3)が、その大半を占める主調整脚(40)と、主調整脚(40)と連結フレーム(8)との間に配置される微調整機構(41)とを含み、
主調整脚(40)が、中空筒状の主脚(42)と、主脚(42)に対して出入りできる接地脚(43)と、任意の調整位置で接地脚(43)を上下移動不能に固定するクランプ(45)とを含み、
微調整機構(41)が、調整ねじ軸(48)と、調整ねじ軸(48)に噛み合う調整ナット(49)と、固定ナット(50)とで構成されている請求項4記載のポータブル型のゲート開閉装置。 - 連結フレーム(8)の中途部に、スタンド台(10)が固定されており、
スタンド台(10)の上部に第1グリップ(11)が起立状に固定されいて、スタンド台(10)の下部にスタンド(3)が着脱可能に固定でき、
減速ケース(13)の上部に、横向きの第2グリップ(55)が固定されている請求項4記載のポータブル型のゲート開閉装置。 - 減速ケース(13)の外面両側に突出した出力軸(29)に、それぞれ接手(25)が固定されており、
接手(25)の外面に被さって衣服などの巻き込みを阻止するガード体(60)が、減速ケース(13)に装着されており、
ガード体(60)が、一方の接手(25)の外面と、他方の接手(25)の外面との間を往復変位可能に支持されている請求項4記載のポータブル型のゲート開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002584U JP3111966U (ja) | 2005-04-25 | 2005-04-25 | ポータブル型のゲート開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005002584U JP3111966U (ja) | 2005-04-25 | 2005-04-25 | ポータブル型のゲート開閉装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3111966U true JP3111966U (ja) | 2005-07-28 |
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Family Applications (1)
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JP2005002584U Expired - Fee Related JP3111966U (ja) | 2005-04-25 | 2005-04-25 | ポータブル型のゲート開閉装置 |
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JP (1) | JP3111966U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011219915A (ja) * | 2010-04-02 | 2011-11-04 | Kyowa Seisakusho:Kk | 水門開閉機操作装置 |
JP2017203331A (ja) * | 2016-05-13 | 2017-11-16 | みのる産業株式会社 | ゲート設備開閉用の可搬式駆動装置 |
JP2019215034A (ja) * | 2018-06-12 | 2019-12-19 | 株式会社石井工作研究所 | 開閉バルブ用ハンドルの操作装置 |
CN114658912A (zh) * | 2022-05-07 | 2022-06-24 | 山东日照发电有限公司 | 便携式阀门操作器 |
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2005
- 2005-04-25 JP JP2005002584U patent/JP3111966U/ja not_active Expired - Fee Related
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