JP3111812B2 - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP3111812B2
JP3111812B2 JP06152320A JP15232094A JP3111812B2 JP 3111812 B2 JP3111812 B2 JP 3111812B2 JP 06152320 A JP06152320 A JP 06152320A JP 15232094 A JP15232094 A JP 15232094A JP 3111812 B2 JP3111812 B2 JP 3111812B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バツフアを介して所
望のデータをシリアル伝送するデータ通信装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来のデータ通信装置を示す
ブロツク図である。図において、1は送信機、2及び3
は通信路、4は受信機であり、またこの送信機1におい
て、5はデータ生成部、6は送信データ部、6a及び6
bは第1及び第2の送信バツフア、6cは送信データ切
替部、7はタイミング制御部である。また受信機4にお
いて、8はタイミング制御部、8aはフレーム同期生成
部、9は受信データ部、9a及び9bは第1及び第2の
受信バツフア、9cは受信データ切替部、10はデータ
解析部である。
【0003】次に従来の装置の動作について説明する。
タイミング制御部7は、所定の基準信号を分周すること
により、クロツクCKと所定のフレーム周期で論理レベ
ルが立ち上がる送信フレームタイミングFT1とを生成
する。
【0004】データ生成部5は、中央処理ユニツトで形
成され、例えば所定の処理手順を実行することにより伝
送に供するデータを生成し、この生成したデータを送信
データ部6に出力する。このときデータ生成部5は、生
成したデータをパラレルデータの形式で、直接に、又は
バスを介して、送信データ部6に出力する。なお、この
種のデータ通信装置においては、この生成したデータを
シリアルデータの形式で送信データ部6に出力するもの
もあり、この場合は生成したデータをクロツク同期又は
調歩同期により出力することになる。
【0005】送信データ部6は、データ生成部5の出力
データを第1又は第2の送信バツフア6a又は6bに格
納した後、クロツクCKに同期したシリアルデータに変
換して通信路2に出力し、これによりこの送信バツフア
6a又は6bをバツフアメモリとして使用してクロツク
CKの周波数で決まる規定の伝送速度でデータD1を送
出する。このとき送信データ部6は、送信データ切替部
6cにより、送信フレームタイミングFT1が立ち上が
るタイミングを基準にして、第1及び第2の送信バツフ
ア6a及び6bの動作モードをフレーム周期で相補的に
切替え、これによりデータ生成部5の処理を中断するこ
となくデータD1を連続して送出し得るようにする。
【0006】すなわち送信データ切替部6cは、書き込
みモードと読み出しモードとの間で、第1及び第2の送
信バツフア6a及び6bの動作モードを相補的に切り替
え、書き込みモードに設定した第1又は第2の送信バツ
フア6a又は6bにデータ生成部5の出力データを書き
込んだ後、続くフレーム周期で、この第1又は第2の送
信バツフア6a又は6bの内容を受信機4に出力すると
共に、残りの第2又は第1の送信バツフア6b又は6a
にデータ生成部5の出力データを格納する。
【0007】さらにこのとき送信データ部6は、送信フ
レームタイミングFT1が立ち上がるタイミングで、フ
レーム同期用データを介挿して第1及び第2の送信バツ
フア6a及び6bの内容を出力し、これにより受信機4
においてこのフレーム同期用データを基準にしてフレー
ム同期が可能なようにする。
【0008】受信機4は、通信路2及び3を介して入力
されるデータD1及びクロツクCKをタイミング制御部
8に与え、フレーム同期生成部8aでデータD1よりフ
レーム同期する。これによりフレーム同期生成部8a
は、送信フレームタイミングFT1に対応する受信フレ
ームタイミングFT2を生成し、さらにこの受信フレー
ムタイミングFT2を基準にして伝送されたデータD1
を出力することにより、データD1に対して所定期間遅
延してなる遅延データD2を受信データ部9に出力す
る。なおこの種のデータ通信装置においては、別途フレ
ーム同期信号を伝送するよな構成の装置もあり、この場
合はこのフレーム同期信号を基準にしてフレーム同期を
行うことになる。
【0009】受信データ部9は、クロツクCKを基準と
して第1又は第2の受信バツフア9a又は9bに遅延デ
ータD2を格納した後、パラレルデータに変換してデー
タ解析部10に出力する。このとき受信データ部9は、
受信データ切替部9cにより、第1及び第2の受信バツ
フア9a及び9bの動作をフレーム周期で相補的に切替
え、これによりデータ解析部10の処理を中断すること
なく連続して伝送されるデータD1を受信する。
【0010】すなわち受信データ切替部9cは、第1及
び第2の受信バツフア9a及び9bをそれぞれ書き込み
モード及び読み出しモードに設定し、続いてこれとは逆
に第1及び第2の受信バツフア9a及び9bをそれぞれ
読み出しモード及び書き込みモードに設定し、この動作
モードの切替えを受信フレームタイミングFT2を基準
にしてフレーム周期で繰り返す。
【0011】データ解析部10は、データ生成部5と同
様に中央処理ユニツトで形成され、受信バツフア9a及
び9bの出力データを解析し、その解析結果に応じて必
要な処理手順を実行する。以上の動作を実行することに
より、いわゆるDMA(direct memory access)転送の
手法を適用して効率良くデータ通信を行うことができる
ようになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のこ
の種のデータ通信装置は以上のように構成され動作する
ので、データD1と共にクロツクCKも伝送する必要が
あり、その分通信路の構成が煩雑になるという問題があ
る。
【0013】また、送信バツフア6a及び6bにおいて
は、予め設定されたフレーム周期でクロツクCKに同期
してデータD1を出力することにより、フレーム周期で
固定長のデータD1を繰り返し送出することになる。こ
れに対して書き込み側においては、伝送に供するデータ
が送信バツフア6a及び6bに書き込まれないフレーム
もあり、これにより送信バツフア6a及び6bに以前か
ら書き込まれていた古いデータが受信機4に対して送出
されてしまう問題がある。なお、この古いデータを送出
しないようにするために、例えばデータ生成部の出力デ
ータを送信バツフア6a及び6bに書き込む前に、予め
送信バツフア6a及び6bの内容を固定データで更新す
る方法も考えられるが、その分全体構成が煩雑になる欠
点がある。
【0014】さらにこの種のデータ通信装置を2台用い
て双方向でデータ通信する場合においては、一方の装置
をタイミング自走させてクロツクCK等を生成し、他方
の装置をこの自走する装置にタイミング同期させる必要
があり、結局タイミング制御が煩雑になる等の問題点が
あつた。
【0015】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたものであり、クロツクを伝送しなくてもデータ
通信することができ、不要なデータの送出を有効に回避
することができ、また双方向でデータ通信する場合にも
簡易にタイミング制御することができるデータ通信装置
を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるデータ
通信装置は、送信機側には、所望のデータを順次出力す
るデータ生成部と、第1及び第2の一対の送信バツフア
と、上記一対の送信バツフアのうち、一方の上記送信バ
ツフアの動作モードが書き込みモードにあるとき他方の
上記送信バツフアの動作モードが読み出しモードにある
ように上記第1及び第2の送信バツフアの動作モードを
送信フレーム周期で相補的に切り替えて制御し、書き込
みモードに設定した上記送信バツフアに上記データを格
納し、読み出しモードに設定した上記送信バツフアが記
憶する上記データを読み出し、所定のビツトを附加して
シリアルデータに変換して送出する送信データ切替部
と、上記データ生成部及び上記送信データ切替部のタイ
ミングを制御する送信機側タイミング制御部とを備え、
受信機側には、上記シリアルデータに付加された上記所
定のビツトを検出し上記送信機側タイミング制御部に同
期したタイミングで全体のタイミングを制御する受信機
側タイミング制御部と、第1及び第2の一対の受信バツ
フアと、上記一対の受信バツフアのうち一方の上記受信
バツフアの動作モードが書き込みモードにあるとき他方
の上記受信バツフアの動作モードが読み出しモードにあ
るように上記第1及び第2の受信バツフアの動作モード
を受信フレーム周期で相補的に切り替え制御し、書き込
みモードに設定した上記受信バツフアに上記シリアルデ
ータを格納し、読み出しモードに設定した上記受信バツ
フアが記憶する上記シリアルデータを読み出す受信デー
タ切替部と、上記受信データ切替部で読み出されたデー
タを入力して所定の処理手順を実行するデータ解析部と
を備えたことを特徴とする。
【0017】また、次の発明に係わるデータ通信装置
は、送信機側には、所望のデータを順次出力するデータ
生成部と、第1及び第2の一対の送信バツフアと、決め
られた意味を持つ所定のシリアルデータを格納する手段
と、上記一対の送信バツフアのうち一方の上記送信バツ
フアの動作モードが書き込みモードにあるとき他方の上
記送信バツフアの動作モードが読み出しモードにあるよ
うに上記第1及び第2の送信バツフアの動作モードを送
信フレーム周期で相補的に切り替えて制御し、書き込み
モードに設定した上記送信バツフアに上記データを格納
し、上記一対の送信バツフアの読み出しモードにおい
て、該送信バツフアが直前の書き込みモードで上記デー
タが書き込まれている場合は、この書き込まれているデ
ータをシリアルデータに変換して送出し、この送出が完
了した後は、続いて上記決められた意味を持つ所定のシ
リアルデータを送出する手段と、上記データ生成部,上
記送信データ切替部及び上記選択出力する手段へのタイ
ミングを制御する送信機側タイミング制御部とを備え、
受信機側には、上記送信機側タイミング制御部に同期し
たタイミングで全体のタイミングを制御する受信機側タ
イミング制御部と、第1及び第2の一対の受信バツフア
と、上記一対の受信バツフアのうち一方の上記受信バツ
フアの動作モードが書き込みモードにあるとき他方の上
記受信バツフアの動作モードが読み出しモードにあるよ
うに上記第1及び第2の受信バツフアの動作モードを受
信フレーム周期で相補的に切り替えて制御し、書き込み
モードに設定した上記受信バツフアに上記シリアルデー
タを格納し、読み出しモードに設定した上記受信バツフ
アが記憶する上記シリアルデータを読み出す受信データ
切替部と、上記受信データ切替部で読み出されたデータ
を入力して所定の処理手順を実行するデータ解析部とを
備えたことを特徴とする。
【0018】また、上記所定のシリアルデータは、同一
論理のビツトの連続で形成されることを特徴とする。
【0019】また、上記送信データ切替部は、上記第1
および第2の送信バッファからのシリアルデータまたは
上記決められた意味を持つシリアルデータを出力する際
に所定のビツトを付加してシリアルデータを生成し、上
記受信機側タイミング制御部は、シリアルデータに付加
された上記所定のビツトを検出し、この検出結果に基づ
いて上記送信機側タイミング制御部に同期したタイミン
グで全体のタイミングを制御することを特徴とする。
【0020】また、次の発明に係わるデータ通信装置
は、送信機側には、所望のデータを出力するデータ生成
部と、それぞれ所定のコントロールエリアが形成された
第1及び第2の一対の送信バツフアと、上記一対の送信
バツフアのうち一方の上記送信バツフアの動作モードが
書き込みモードにあるとき他方の上記送信バツフアの動
作モードが読み出しモードにあるように上記第1及び第
2の送信バツフアの動作モードを送信フレーム周期で相
補的に切り替えて制御し、書き込みモードに設定した上
記送信バツフアに上記データを格納すると共に、書き込
んだ上記データのデータ量を当該送信バツフアの上記コ
ントロールエリアに書き込み、当該送信バツフアの上記
コントロールエリアに書き込んだ上記データ量を参照
し、読み出しモードに設定した上記送信バツフアが記憶
する上記データをそのデータ量だけ読み出し、シリアル
データに変換して送出する送信データ切替部と、上記デ
ータ生成部及び上記送信データ切替部のタイミングを制
御する送信機側タイミング制御部とを備え、受信機側に
は、上記送信機側タイミング制御部に同期したタイミン
グで全体のタイミングを制御する受信機側タイミング制
御部と、第1及び第2の一対の受信バツフアと、上記一
対の受信バツフアのうち一方の上記受信バツフアの動作
モードが書き込みモードにあるとき、他方の上記受信バ
ツフアの動作モードが読み出しモードにあるように上記
第1及び第2の受信バツフアの動作モードを受信フレー
ム周期で相補的に切り替えて制御し、書き込みモードに
設定した上記受信バツフアに上記シリアルデータを格納
し、読み出しモードに設定した上記受信バツフアが記憶
する上記シリアルデータを読み出す受信データ切替部
と、上記受信データ切替部で読み出されたデータを入力
して所定の処理手順を実行するデータ解析部とを備えた
ことを特徴とする。
【0021】また、上記コントロールエリアに書き込ま
れる上記データ量は、上記シリアルデータの送出開始及
び送出終了のタイミングを示す数値によつて表され、上
記送信データ切替部は、上記送出開始のタイミングを示
す数値に従つて上記シリアルデータの送出を開始した
後、送出終了のタイミングを示す数値によって上記シリ
アルデータの送出を終了することを特徴とする。
【0022】また、上記送信データ切替部は、上記シリ
アルデータを出力する際に所定のビツトを付加してシリ
アルデータを生成し、上記受信機側タイミング制御部
は、上記シリアルデータに付加された上記ビツトを検出
し、この検出結果に基づいて上記送信機側タイミング制
御部に同期したタイミングで全体のタイミングを制御す
ることを特徴とする。
【0023】また、次の発明に係わるデータ通信装置
は、送信機側には、所望のデータを順次出力するデータ
生成部と、第1及び第2の一対の送信バツフアと、上記
一対の送信バツフアのうち一方の上記送信バツフアの動
作モードが書き込みモードにあるとき他方の上記送信バ
ツフアの動作モードが読み出しモードにあるように上記
第1及び第2の送信バツフアの動作モードを送信フレー
ム周期で相補的に切り替えて制御し、書き込みモードに
設定した上記送信バツフアに上記データを格納し、読み
出しモードに設定した上記送信バツフアが記憶する上記
データを読み出し、所定のビツトを附加してシリアルデ
ータに変換して送出する送信データ切替部と、上記デー
タ生成部及び上記送信データ切替部のタイミングを制御
する送信機側タイミング制御部とを備え、受信機側に
は、第1,第2及び第3の受信バツフアと、上記送信フ
レーム周期で、上記第1,第2及び第3の受信バツフア
の動作モードを順次循環的に書き込みモードに設定する
と共に、所定の受信フレーム周期で上記第1,第2及び
第3の受信バツフアの動作モードを順次循環的に読み出
しモードに設定し、書き込みモードに設定した上記受信
バツフアに上記シリアルデータを格納し、読み出しモー
ドに設定した上記受信バツフアから格納した上記シリア
ルデータを読み出す受信データ切替部と、上記受信デー
タ切替部で読み出されたデータを入力して所定の処理手
順を実行するデータ解析部と、上記受信データ切替部及
び上記データ解析部のタイミングを制御する受信機側タ
イミング制御部とを備えたことを特徴とする。
【0024】また、上記送信データ切替部は、上記シリ
アルデータを出力する際に所定のビツトを付加してシリ
アルデータを生成し、上記受信機側タイミング制御部
は、上記シリアルデータに付加された上記ビツトを検出
し、この検出結果に基づいて上記送信機側タイミング制
御部に同期したタイミングで全体のタイミングを制御す
ることを特徴とする。
【0025】また、次の発明に係わるデータ通信装置
は、送信機側には、所望のデータを順次出力するデータ
生成部と、第1及び第2の一対の送信バツフアと、第3
及び第4の一対の送信バツフアと、上記第1及び第2の
一対の送信バツフアのうち一方の上記送信バツフアの動
作モードが書き込みモードにあるとき他方の上記送信バ
ツフアの動作モードが読み出しモードにあるように上記
第1及び第2の送信バツフアの動作モードを送信フレー
ム周期で相補的に切り替えて制御し、上記第3及び第4
の一対の送信バツフアのうち、一方の上記送信バツフア
の動作モードが書き込みモードにあるとき、他方の上記
送信バツフアの動作モードが読み出しモードにあるよう
に、上記第3及び第4の送信バツフアの動作モードを上
記送信フレーム周期で相補的に切り替えて制御し、且
つ、上記第1及び第2の送信バツフア又は上記第3及び
第4の送信バツフアを選択的に使用して、書き込みモー
ドに設定した上記送信バツフアに上記データを格納し、
読み出しモードに設定した上記送信バツフアが記憶する
上記データを読み出し、シリアルデータに変換して送出
する送信データ切替部と、上記データ生成部及び上記送
信データ切替部のタイミングを制御する送信機側タイミ
ング制御部と、上記送信データ切替部が上記第1及び第
2の送信バツフアと上記第3及び第4の送信バツフアと
で異なるデータ変換方式及び又は異なる誤り訂正方式に
従つて上記格納したデータを上記シリアルデータに変換
して出力する手段とを備え、受信機側には、上記送信機
側タイミング制御部に同期したタイミングで全体のタイ
ミングを制御する受信機側タイミング制御部と、第1及
び第2の一対の受信バツフアと、第3及び第4の一対の
受信バツフアと、上記第1及び第2の一対の受信バツフ
アのうち一方の上記受信バツフアの動作モードが書き込
みモードにあるとき他方の上記受信バツフアの動作モー
ドが読み出しモードにあるように上記第1及び第2の受
信バツフアの動作モードを受信フレーム周期で相補的に
切り替えて制御し、上記第3及び第4の一対の受信バツ
フアのうち、一方の上記受信バツフアの動作モードが書
き込みモードにあるとき、他方の上記受信バツフアの動
作モードが読み出しモードにあるように、上記第3及び
第4の受信バツフアの動作モードを上記受信フレーム周
期で相補的に切り替え制御し、且つ、書き込みモードに
設定した上記受信バツフアに上記シリアルデータを、第
1及び第2の送信バツファから出力されるデータ変換方
式及び誤り訂正方式に従って復号した結果を第1及び第
2の受信バツファに格納し、第3及び第4の送信バツフ
ァから出力されるデータ変換方式及び誤り訂正方式に従
って復号した結果を第3及び第4の受信バツファに格納
し、読み出しモードに設定した上記受信バツフアが記憶
する上記シリアルデータを読み出す受信データ切替部
と、上記受信データ切替部で読み出されたデータを入力
して所定の処理手順を実行するデータ解析部とを備えた
ことを特徴とする。
【0026】また、上記送信データ切替部は、上記シリ
アルデータを出力する際に所定のビツトを付加してシリ
アルデータを生成し、上記受信機側タイミング制御部
は、上記シリアルデータに付加された上記ビツトを検出
し、この検出結果に基づいて上記送信機側タイミング制
御部に同期したタイミングで全体のタイミングを制御す
ることを特徴とする。
【0027】
【作用】この発明のデータ通信装置においては、一対の
送信バツフアの動作モードを送信フレーム周期で相補的
に切り替え制御し、読み出しモードに設定した送信バツ
フアが記憶するデータを読み出し、所定のビツトを附加
してシリアルデータに変換して送出するようにしたの
で、受信機側においては、シリアルデータに付加された
このビツトを検出し、送信機側タイミング制御部に同期
したタイミングで全体のタイミングを制御することがで
きる。
【0028】また、次の発明のデータ通信装置において
は、一対の送信バツフアの動作モードを送信フレーム周
期で相補的に切り替え制御し、一方の送信バツフアを読
み出しモードに設定した際に、該送信バツフアが直前の
書き込みモードで格納したデータの送出が完了するまで
の期間の間、当該送信バツフアから出力されるシリアル
データを選択出力し、続いて所定のシリアルデータを選
択出力するようにしたので、既に読み出されて送出され
たデータのような無駄なデータの送出を回避することが
できる。
【0029】また、上記所定のシリアルデータは、同一
論理のビットの連続で形成することができる。
【0030】また、このとき所定のビットを付加してシ
リアルデータを生成するようにしたので、受信機側にお
いては、シリアルデータに付加されたビットを検出し、
この検出結果に基づいて送信機側タイミング制御部に同
期したタイミングで全体のタイミングを制御できる。
【0031】また、次の発明のデータ通信装置において
は、第1及び第2の送信バツフアに書き込まれたデータ
のデータ量を記録し、このデータ量だけ第1及び第2の
送信バツフアからシリアルデータを読み出すようにした
ので、書き込んだデータだけシリアルデータに変換して
送出し得、以前から第1及び第2の送信バツフアに格納
されていたデータの2重の送出を回避することができ
る。
【0032】また、送信バツフアに書き込まれるデータ
のデータ量は、シリアルデータの送出開始および送信終
了のタイミングを示す数値で表すこともできる。
【0033】また、このとき所定のビットを付加してシ
リアルデータを生成するようにしたので、受信機側にお
いては、シリアルデータに付加されたビットを検出し、
この検出結果に基づいて送信機側タイミング制御部に同
期したタイミングで全体のタイミングを制御できる。
【0034】また、次の発明のデータ通信装置において
は、第1、第2及び第3の受信バツフアの動作モードを
順次循環的に書き込みモードに設定してシリアルデータ
を格納し、さらに所定の受信フレーム周期で、この第
1、第2及び第3の受信バツフアの動作モードを順次循
環的に読み出しモードに設定するようにしたので、受信
側タイミング制御部においては、自走して全体のタイミ
ングを制御することができる。
【0035】また、このとき所定のビットを付加してシ
リアルデータを生成するようにしたので、受信機側にお
いては、シリアルデータに付加されたビットを検出し、
この検出結果に基づいて送信機側タイミング制御部に同
期したタイミングで全体のタイミングを制御できる。
【0036】また、次の発明のデータ通信装置において
は、第1及び第2の送信バツフアと、第3及び第4の送
信バツフアとで異なるデータ変換方式及び又は異なる誤
り訂正方式を適用したので、データの重要度等に応じて
データ変換方式、誤り訂正方式を選択してデータ通信す
ることができる。
【0037】さらに、この場合にも所定のビットを付加
してシリアルデータを生成するようにし、受信機側にお
いては、シリアルデータに付加されたビットを検出し、
この検出結果に基づいて送信機側タイミング制御部に同
期したタイミングで全体のタイミングを制御できる。
【0038】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図面について説明
する。図1はこの発明の実施例1を示すブロツク図で、
図において、11は送信機、12は通信路、14は受信
機であり、またこの送信機11において、15はデータ
生成部、16は送信データ部、16a及び16bは第1
及び第2の送信バツフア、16cは送信データ切替部、
17はタイミング制御部である。また受信機14におい
て、18はタイミング制御部、18aはフレーム同期生
成部、19はデータ受信部、19a及び19bは第1及
び第2の受信バツフア、19cは受信データ切替部、2
0はデータ解析部である。
【0039】次に実施例1の動作について説明する。タ
イミング制御部17は、所定の基準信号を分周して調歩
同期用クロツクCK1、送信フレームタイミングFT1
を生成する。データ生成部15は、例えば所定の処理手
順を実行することにより伝送に供するデータを生成し、
生成したデータを送信データ部16に出力する。このと
き図2に示すように、データ生成部15は、送信フレー
ムタイミングFT1(図2(A))を基準として動作す
ることにより、1フレーム周期でNバイト(すなわちこ
の実施例においては1バイトが8ビツトで形成され、結
局1フレーム当たりN×8ビツトのデータを生成するこ
とになる)のパラレルデータを生成して出力する。
【0040】送信データ部16は、第1及び第2の送信
バツフア16a及び16bを介してデータ生成部15の
出力データをシリアルデータに変換して通信路12に出
力する。このとき送信データ部16は、送信データ切替
部16cにより、送信フレームタイミングFT1が立ち
上がるタイミングを基準として、第1及び第2の送信バ
ツフア16a及び16bの動作モードをフレーム周期で
相補的に切替え、それぞれ書き込みモードにおいて、デ
ータ生成部15の出力データを第1又は第2の送信バツ
フア16a又は16bに格納し、読み出しモードにおい
て、この格納したデータをシリアルデータに変換して出
力する。
【0041】これにより送信データ切替部16cは、フ
レーム周期で第1及び第2の送信バツフア16a及び1
6bを交互にデータ生成部15からアクセス可能な状態
に保持し(図2(B)の記号WRで表す)、このあいだ
他方の送信バツフア16a及び16bに格納したデータ
を通信路12に出力する(図2(C)の記号RDで表
す)。
【0042】また送信データ切替部16cは、この送信
バツフア16a及び16bのデータを通信路12に出力
する際、データの先頭に特定のビツトパターンで形成さ
れるフレーム同期データFD(図2(D)を附加した
後、続いてNバイトのデータが連続するようにデータD
3を出力する。さらに送信データ切替部16cは、この
ときフレーム同期データFD及びこのNバイトのデータ
に、スタート、ストツプビツトなどのビツト(以下、調
歩同期用ビツトと呼ぶ)を附加してデータを出力し、こ
れによりシリアル調歩同期の手法を適用して順次Nバイ
トのデータD3を送出する(図2(D)。これにより
受信機14においては、このフレーム同期データFDを
基準としてフレーム同期し、またデータD3を基準とし
てクロツクを形成することができ、データ通信装置全体
としてクロツクを伝送しなくても、データ通信が行える
ようになる。
【0043】すなわち受信機14において、フレーム同
期生成部18aは、通信路12を介して得られるデータ
D3のフレーム同期データFDによりフレーム同期し、
これにより送信フレームタイミングFT1に対応する受
信フレームタイミングFT2を生成する(図2
(E))。さらにこの受信フレームタイミングFT2を
基準として伝送されたデータD3を出力することによ
り、データD3に対して所定期間遅延してなる遅延デー
タD4を受信データ部19に出力する(図2(F))。
【0044】タイミング制御部18は、フレーム同期デ
ータFDを基準としてこのNバイトのデータに附加され
た調歩同期用ビツトを検出し、これにより伝送されたデ
ータD3のビツトクロツクを検出し、調歩同期用クロツ
クCK1に対応する調歩同期用クロツクCK2を生成す
る。
【0045】受信データ部19は、受信データ切替部1
9cにより、第1及び第2の受信バツフア19a及び1
9bの動作をフレーム周期で相補的に切替え、この第1
又は第2の受信バツフア19a又は19bに遅延データ
D3を書き込むと共に、書き込んだ遅延データD3をデ
ータ解析部20に出力する。このとき受信データ切替部
19cは、第1及び第2の受信バツフア19a及び19
bをそれぞれ書き込みモード及び読み出しモードに設定
し、続いてこれとは逆に第1及び第2の受信バツフア1
9a及び19bをそれぞれ読み出しモード及び書き込み
モードに設定し、この動作モードの切替えを受信フレー
ムタイミングFT2が立ち上がるタイミングを基準とし
てフレーム周期で繰り返す。
【0046】これにより受信データ切替部19cは、フ
レーム周期で交互に、第1及び第2の受信バツフア19
a及び19bに遅延データD3を記録し(図2(G)の
記号WRで表す)、このあいだ他方の受信バツフア19
a及び19bをデータ解析部20からアクセス可能な状
態に保持する(図2(H)の記号RDで表す)。
【0047】さらに受信データ切替部19cは、この受
信バツフア19a及び19bに遅延データD3を書き込
む際、フレーム同期データFDと調歩同期用に附加され
たビツトとを除くNバイトのデータを選択的に書き込む
ように受信バツフア19a及び19bを制御し、これに
より無駄なデータを除去して効率の良いデータ処理を行
う。
【0048】このようにしてデータ解析部20は、受信
バツフア19a及び19bの出力データを受信フレーム
タイミングFT2を基準として取り込むと共に解析し、
その解析結果に応じて必要な処理手順を実行する。
【0049】以上の動作により、受信機14側におい
て、伝送されたデータD3を基準としてフレーム同期
し、またクロツクを形成することができ、データ通信装
置全体としてクロツクを伝送しなくても、データ通信が
行えるようになる。図1に示す装置では、通信路12に
よりデータD3が送られるだけで、クロックは送られな
いので、図1の受信機14側に新たに送信機を設け、送
信機11側に新たに受信機を設け、双方向のデータ通信
とした場合にも、タイミングの制御には格別の配慮は必
要ない。
【0050】実施例2.図3はこの発明の実施例2を示
すブロツク図で、図において、図1と同一符号は同一ま
たは相当部分を示し、21は通信路、22タイミング制
御部である。
【0051】この実施例2では、送信機11及び受信機
14間に別途通信路21を設け、この通信路21で送信
フレームタイミングFT1を伝送する。このため送信デ
ータ部16において、送信データ切替部16cは、シリ
アル調歩同期の手法を適用して第1及び第2の送信バツ
フア16a及び16bのデータを順次送出する際、フレ
ーム同期データFDを附加することなく、調歩同期用ビ
ツトのデータを附加するだけで出力する。
【0052】そして受信機14においては、タイミング
制御部22では、フレーム同期生成部が省略されてその
構成が簡略化され、送信フレームタイミングFT1を基
準として送信機11から送出されたデータD5から調歩
同期用ビツトを検出し、調歩同期用クロツクCK2を生
成する。
【0053】これによりこの実施例2においては、フレ
ーム同期データFDを別途伝送するようにしても、調歩
同期の手法を適用してデータ通信することにより、クロ
ツクの伝送を省略して所望のデータを伝送することがで
きる。
【0054】実施例3.図4はこの発明の実施例3を示
すブロツク図で、図において、図1及び図3と同一符号
は同一または相当部分を示し、23は通信路、24は送
信データ部、24a及び24bは第1及び第2の送信バ
ツフア、24cは送信データ切替部、24dは半固定バ
ツフアで、送信バッファ24a又は24bに送出すべき
データがなくなった時、替わりに送出する「送信データ
無し」を意味するデータが格納されている。24e及び
24fは第1及び第2の送信バツフア24a及び24b
内に設定されたコントロールエリアである。
【0055】図5に示すように、この送信機11におい
て送信データ切替部24cは、図1の実施例1と同様に
送信フレームタイミングFT1(図5(A))を基準と
して、第1及び第2の送信バツフア24a及び24bの
動作モードを切り替え(図5(B)及び(D))、これ
によりこの第1及び第2の送信バツフア24a及び24
bを介してシリアルデータD6を送出する。
【0056】このとき送信データ切替部24cは、第1
及び第2の送信バツフア24a及び24bからシリアル
データD6を出力すると、続く送信フレームタイミング
FT1が立ち上がるタイミングで、それぞれ第1及び第
2の送信バツフア24a及び24b内に設定されたコン
トロールエリア24e及び24fに、不許可のフラグを
設定する。
【0057】また図5において、書き込みモード及び読
み出しモードに設定されたコントロールエリア24e及
び24fをそれぞれ記号WRE及びRDEで表すように
(図5(C)及び(E))、送信データ切替部24c
は、第1及び第2の送信バツフア24a及び24bにデ
ータ生成部15の出力データを書き込む際、この不許可
に設定したフラグを許可のフラグに書き換える。
【0058】さらに送信データ切替部24cは、第1及
び第2の送信バツフア24a及び24bからシリアルデ
ータD6を出力する際、このコントロールエリア24e
及び24fのフラグを参考して、許可のフラグが設定さ
れている場合、第1及び第2の送信バツフア24a及び
24bに格納されたデータをシリアルデータに変換して
出力し(図5(F))、不許可のフラグが設定されてい
る場合、半固定バツフア24dに格納されたデータをシ
リアルデータに変換して出力する。この半固定バツフア
24dは、予めデータ生成部15から所定の半固定パタ
ーンのデータが格納されて保持されており、これにより
この実施例3において、送信機11は、送信バツフア2
4a及び24bに以前から書き込まれたデータについて
は、このデータに替えて半固定バッファ24dに格納さ
れている所定のデータを送出し、これにより既に読み出
されて送出された不必要な古いデータの送出を有効に回
避する。
【0059】また送信データ切替部24cは、所定のフ
レーム同期データFDを付加し、さらにクロツクCK1
を基準にしてシリアルデータD6を出力する。これによ
り送信データ切替部24cは、このシリアルデータD6
をクロツク同期して受信機14に送出する。
【0060】受信機14は、このクロツクCK1及びシ
リアルデータD6をタイミング制御部18に与え、フレ
ーム同期生成部18aでこのシリアルデータD6からフ
レーム同期データFDを検出して受信フレームタイミン
グFT2を生成する(図5(G))。さらにフレーム同
期生成部18aは、この受信フレームタイミングFT2
を基準としてシリアルデータD6を出力することによ
り、順次入力されるシリアルデータD6に対して、所定
期間遅延してなる遅延データD7を生成し、この遅延デ
ータD7を受信データ部19に出力する(図5
(H))。
【0061】受信データ部19は、相補的に動作を切り
替える受信バツフア19a及び19bを介してこのデー
タD7を入出力し(図5(I)及び(J))、送信機1
1から送出されたデータをデータ解析部20で解析す
る。
【0062】なお、この半固定バッファ24dに格納さ
れている決められた意味(例えば、送信すべきデータ無
しという意味)を持つ所定のシリアルデータとしては、
論理「1」又は論理「0」が連続するデータが使われる
ことが多いが、このような簡単なビットパターンのデー
タは、半固定バッファ24dに予め格納しておかなくて
も、例えば論理回路,ディップスイッチ等で容易に発生
することができるので、半固定バッファ24dの替わり
に、このような回路が用いられることもある。従ってこ
の明細書で言う半固定バッファ24dは、上記論理回
路,ディップスイッチ等をも含むものとする。半固定バ
ッファ24dに格納されているデータ(図5では半固定
データと略記する)が、読み出される例を図5について
説明すると、図5(C)でバッファ0には不許可のフラ
グが設定されていたが、書き込みが開始された時点(t
1)で、これが許可のフラグに変わる。従って、バッフ
ァ0の次の読み出し(図5(E)t2)では、バッファ
0の内容が読み出される。然し、バッファ0の次の書き
込み(図5(C)t3)では、書き込みが行われないの
で、不許可フラグが設定され、その次の読み出し(図5
(E)t4)まで不許可フラグが残っている。この時は
バッファ0の内容を読み出さないで、半固定データを読
み出すように制御する(図5(F)t5)。
【0063】実施例4.上述の実施例3では、送信機及
び受信機間でシリアルデータをクロツク同期して伝送す
ることとしているが、これに替えて調歩同期用ビツトを
付加することにより、シリアル調歩方式を適用してデー
タ通信してもよく、この場合不必要なデータの送出を有
効に回避し、さらにクロツクの伝送も省略することがで
きる。
【0064】実施例5.図6はこの発明の実施例5を示
すブロツク図で、図において、図4と同一符号は同一ま
たは相当部分を示し、25は送信データ部、25a及び
25bは第1及び第2の送信バツフア、25cは送信デ
ータ切替部、25e及び25fは第1及び第2の送信バ
ツフア25a及び25bに形成されたコントロールエリ
アである。
【0065】この実施例5では、図に示すように、第1
及び第2の送信バツフア25a及び25bにコントロー
ルエリア25e及び25fを形成し、それぞれ第1及び
第2の送信バツフア25a及び25bにデータ生成部1
5のデータを書き込んだ後、この書き込んだデータから
受信機14に送出するビツト数を検出し、このビツト数
を対応するコントロールエリア25e及び25fに記録
する。
【0066】例えば図7に送信フレームタイミングFT
1を基準にして示すように(図7(A))、コントロー
ルエリア25e及び25fにそれぞれ5ビツト及び7ビ
ツトのビツト数が記録されている場合(図7(B))、
送信データ切替部25cにおいては、送信フレームタイ
ミングFT1が立ち上がると、クロツクCK1(図7
(C))に同期してフレーム同期データFDを出力した
後、続いて第1及び第2の送信バツフア25a及び25
bの先頭アドレスから5ビツト及び7ビツトまでのデー
タを出力し(図7(D))、続いて送信フレームタイミ
ングFT1が立ち上がるまでデータの出力を中止する。
【0067】これにより送信機11においては、古いデ
ータが送出される期間については、データの送出を中止
して、(図7(D8))に示すシリアルデータを出力
し、以前から送信バツフア25a、25bに格納されて
いたデータの2重の送出を回避することができる。
【0068】実施例6.上記実施例5では、それぞれデ
ータ量をビツト数で表してコントロールエリア25e及
び25fに記録し、このビツト数だけデータを送出する
こととしているが、これに替えて図8に示すように、送
信フレームタイミングFT1(図8(A))からクロツ
ク数でカウントした送信開始及び送信終了のタイミング
をコントロールエリア25e及び25fに記録し、これ
によりデータ量を記録してもよい。
【0069】すなわち、例えばコントロールエリア25
e及び25fにこの送信開始及び送信終了のビツト番号
をぞれぞれ「3、5」及び「3、6」と記録した場合
(図8(B))、送信フレームタイミングFT1が立ち
上がると、クロツクCK1(図8(C))に同期してフ
レーム同期データFDを2ビツト出力した後、1クロツ
ク周期だけ期間を開けて、第1及び第2の送信バツフア
25a及び25bの先頭アドレスから2ビツト及び3ビ
ツトまでのデータを出力し(図8(D))、続いて送信
フレームタイミングFT1が立ち上がるまでデータの出
力を中止する。
【0070】実施例7.上述の実施例5及び実施例6で
は、送信機及び受信機間でシリアルデータをクロツク同
期して伝送することとしているが、これに替えて所定の
ビツトを付加することにより、シリアル調歩同期の手法
を適用してデータ通信してもよく、この場合不必要なデ
ータの送出を有効に回避し、さらにクロツクの伝送も省
略することができる。
【0071】実施例8.図9はこの発明の実施例8を示
すブロツク図で、図において、図1と同一符号は同一ま
たは相当部分を示し、26はデータ受信部、26a,2
6b及び26cは第1,第2及び第3の受信バツフア、
26dは受信データ切替部である。
【0072】この実施例8では、図に示すように、受信
機14と別体に配置した受信機に対して、クロツク同期
により送信機11からシリアルデータD1とクロツクC
K1とを送出する。受信機14は、送信機11と別体に
配置した送信機からクロツク同期によりシリアルデータ
D9とクロツクCK2とを受信する。このとき送信機1
1及び受信機14は、この別体に配置した送信機及び受
信機に対して、自走のフレーム周期でデータ処理を行
う。
【0073】このため受信機14は、受信データ部26
に3つの受信バツフア26a,26b及び26cを設け
ておき、この受信バツフア26a,26b及び26cに
送信機側のフレーム周期で順次データD9を記録し、さ
らにこの記録したデータD9を受信機14側の内部フレ
ームタイミングFT3で順次読み出す。
【0074】すなわち図10に示すように、送信機11
及び受信機14の内部フレームタイミングFT3に対し
て(図10(A))、別体に配置した送信機及び受信機
の内部フレームタイミングFT4(図10(B))がフ
レーム同期していない場合でも、第1,第2,第3の受
信バツフア26a,26b及び26cの順に、順次循環
的に第1〜第3の受信バツフア26a〜26cを内部フ
レームタイミングFT4にフレーム同期して書き込みモ
ードに設定し(図10(C))、さらにこの順に順次循
環的に第1〜第3の受信バツフア26a〜26cを内部
フレームタイミングFT3にフレーム同期して読み出し
モードに設定し(図10(E))、これにより自走の内
部フレームタイミングFT3でデータ通信を行うことが
できるようになる。
【0075】なお第1〜第3の受信バツフア26a〜2
6cにおいては、それぞれ外部機器の内部フレームタイ
ミングFT4及び自走の内部フレームタイミングFT3
で書き込み及び読み出しモードに設定されることによ
り、この内部フレームタイミングFT4及びFT3のタ
イミングで決まる休止期間を間に挟んで、読み出し及び
書き込みモードに設定されることになる(図10
(D))。
【0076】実施例9.上述の実施例8では、送信機及
び受信機間でシリアルデータをクロツク同期して伝送す
ることとしているが、これに替えて所定のビツトを付加
することによりシリアル調歩同期の手法を適用してデー
タ通信してもよく、この場合タイミング制御を簡略化
し、さらにクロツクの伝送も省略することができる。
【0077】実施例10.図11はこの発明の実施例1
0を示すブロツク図で、図において、図1と同一符号は
同一または相当部分を示し、27は送信データ部、27
a,27b,27c及び27dはそれぞれ第1〜第4の
送信バツフア、27eは送信データ切替部、28は送信
データ部、28a,28b,28c及び28dはそれぞ
れ第1〜第4の受信バツフア、28eは受信データ切替
部である。
【0078】この実施例10では、図に示すように、そ
れぞれ4つの送信バツフア27a,27b,27c及び
27d及び受信バツフア28a,28b,28c及び2
8dを送信機11及び受信機14に配置し、この送信バ
ツフア27a,27b,27c及び27d及び受信バツ
フア28a,28b,28c及び28dを選択的に使用
してデータ通信を行う。
【0079】すなわち第1及び第2の送信バツフア27
a及び27bは対を形成し、送信データ部27は、送信
データ切替部27eにより、この第1及び第2の送信バ
ツフア27a及び27bの動作モードをフレーム周期で
相補的に書き込み及び読み出しモードに設定する。この
書き込みモードにおいて、送信データ部27は、データ
生成部15の出力データを第1及び第2の送信バツフア
27a及び27bに格納すると共に、読み出しモードに
おいて、第1及び第2の送信バツフア27a及び27b
からデータを読み出してシリアルデータに変換して出力
する。このとき送信データ切替部27eは、第1及び第
2の送信バツフア27a及び27bから読みだしたデー
タについて、所定の誤り訂正方式に従つて誤り訂正符号
を付加すると共に、所定のデータ変換方式に従つてこの
データ及び誤り訂正符号をシリアルデータに変換して出
力する。
【0080】これに対して第3及び第4の送信バツフア
27c及び27dは、同様に対を形成して送信データ切
替部27eにより相補的に動作を切り替える。これによ
り送信データ部27は、データ生成部15の出力データ
をフレーム周期で第3及び第4の送信バツフア27c及
び27dに格納すると共に、格納したデータをシリアル
データに変換して出力する。このとき送信データ切替部
27eは、第1及び第2の送信バツフア27a及び27
bと異なる誤り訂正方式に従つて誤り訂正符号を付加す
ると共に、第1及び第2の送信バツフア27a及び27
bと異なるデータ変換方式に従つてこのデータ及び誤り
訂正符号をシリアルデータに変換して出力する。
【0081】さらに送信データ切替部27eは、データ
生成部15の出力データ、さらにはデータ解析部20か
らの応答に応じて、第1及び第2の送信バツフア27a
及び27bの出力データから生成したシリアルデータと
第3及び第4の送信バツフア27c及び27dの出力デ
ータから生成したシリアルデータとを選択出力し、これ
により伝送に供するデータの重要度、伝送したデータの
誤り率により、データ変換方式及び誤り訂正方式を切り
替える。
【0082】受信データ部28は、この第1〜第4の送
信バツフア27a,27b,27c及び27dに対応す
るように、受信データ切替部28eにより、受信バツフ
ア28a,28b,28c及び28dの動作モードを切
り替える。すなわち第1及び第2の受信バツフア28a
及び28bと、第3及び第4の受信バツフア28c及び
28dは、それぞれ対を形成し、第1〜第4の送信バツ
フア27a,27b,27c及び27dと同様に、受信
フレームタイミングFT2に同期して動作モードを切り
替える。
【0083】これにより受信データ部28は、順次入力
されるシリアルデータD11をそれぞれ書き込みモード
に設定した受信バツフアに格納すると共に、格納したデ
ータを読み出しモードに設定した受信バツフアから読み
出すようにする。このときデータ解析部20は、データ
生成部15の出力データに応じて、送信機11側におけ
る送信データ切替部27eの選択出力動作に対応するよ
うに、第1及び第2の受信バッファ28a及び28bか
ら読み出したデータと、第3及び第4の受信バッファ2
8c及び28dから読み出したデータを選択解析する。
【0084】データ切替部28eでは、第1及び第2の
送信バッファから出力されるデータ変換方式及び誤り訂
正方式に従って復号した結果を、第1及び第2の受信バ
ッファ28a及び28bに書き込み、第3及び第4の送
信バッファから出力されるデータ変換方式及び誤り訂正
方式に従って復号した結果を、第3及び第4の受信バッ
ファ28c及び28dに書き込む。
【0085】これによりこの実施例10に係わるデータ
通信装置においては、データの重要度等に応じて、デー
タ変換方式及び誤り訂正方式を選択し、通信に供するデ
ータの信頼性を向上させることができる。
【0086】実施例11.上述の実施例10では、送信
機及び受信機間でシリアルデータをクロツク同期して伝
送することとしているが、これに替えて所定のビツトを
付加することにより、シリアル調歩方式を適用してデー
タ通信を行うこととしてもよく、この場合さらにクロツ
クの伝送も省略することができる。
【0087】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、所定周
期で動作モードを切り替える第1及び第2のバツフアに
おいて、格納したデータに所定のビツトを付加してシリ
アルデータに変換するようにしたので、このシリアルデ
ータに付加されたこのビツトを検出して送信機側のタイ
ミング制御部に同期したタイミングでデータ処理するこ
とができ、これによりクロツクを伝送しなくてもデータ
通信が行えるようになり、装置全体の構成を簡略化する
ことができる効果がある。
【0088】また、この発明によれば、第1及び第2の
バツフアに書き込んだデータのデータ量に対応して、第
1及び第2のバツフアからデータを読み出して送出し、
続いて所定のデータを送出するようにしたので、以前か
ら第1及び第2のバツフアに格納されていたデータに替
えて、この所定パターンのデータを送出して、不必要な
データの送出を有効に回避することができる効果があ
る。
【0089】また、この発明によれば、上記所定のシリ
アルデータは、同一論理のビットの連続で形成すること
ができる。
【0090】また、この発明によれば、このとき所定の
ビットを付加してシリアルデータを生成するようにした
ので、受信機側においては、シリアルデータに付加され
たビットを検出し、この検出結果に基づいて送信機側タ
イミング制御部に同期したタイミングで全体のタイミン
グを制御できるので、装置構成を簡略化することができ
る効果がある。
【0091】また、この発明によれば、第1及び第2の
バツフアに書き込んだデータに対応して、第1及び第2
のバツフアから出力されるシリアルデータのデータ量を
切り替えるようにしたので、書き込んだデータだけシリ
アルデータに変換して、以前から第1及び第2のバツフ
アに格納されていた古いデータの送出を回避することが
でき、これにより不必要なデータの送出を有効に回避す
ることができる効果がある。
【0092】また、この発明によれば、送信バツフアに
書き込まれるデータのデータ量は、シリアルデータの送
出開始および送信終了のタイミングを示す数値で表すこ
ともできるという効果がある。
【0093】また、この発明によれば、このとき所定の
ビットを付加してシリアルデータを生成するようにした
ので、受信機側においては、シリアルデータに付加され
たビットを検出し、この検出結果に基づいて送信機側タ
イミング制御部に同期したタイミングで全体のタイミン
グを制御できる効果がある。
【0094】また、この発明によれば、送信側のフレー
ム周期で順次循環的に第1〜第3の受信バツフアを書き
込みモードに設定すると共に、受信側のフレーム周期で
順次循環的に第1〜第3の受信バツフアを読み出しモー
ドに設定するようにしたので、自走して全体のタイミン
グを制御することができ、タイミング制御を簡略化する
ことができる効果がある。
【0095】また、この発明によれば、このとき所定の
ビットを付加してシリアルデータを生成するようにした
ので、受信機側においては、シリアルデータに付加され
たビットを検出し、この検出結果に基づいて送信機側タ
イミング制御部に同期したタイミングで全体のタイミン
グを制御できる効果がある。
【0096】また、この発明によれば、第1及び第2の
バツフアと、第3及び第4のバツフアとで異なるデータ
変換方式及び又は異なる誤り訂正方式を適用したので、
データの重要度等に応じてデータ変換方式、誤り訂正方
式を選択適用してデータ通信することができるという効
果がある。
【0097】さらに、この発明によれば、この場合にも
所定のビットを付加してシリアルデータを生成するよう
にし、受信機側においては、シリアルデータに付加され
たビットを検出し、この検出結果に基づいて送信機側タ
イミング制御部に同期したタイミングで全体のタイミン
グを制御できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示すブロツク図であ
る。
【図2】 実施例1の動作を説明するための信号波形図
である。
【図3】 この発明の実施例2を示すブロツク図であ
る。
【図4】 この発明の実施例3を示すブロツク図であ
る。
【図5】 実施例3の動作を説明するための信号波形図
である。
【図6】 この発明の実施例5を示すブロツク図であ
る。
【図7】 実施例5の動作を説明するための信号波形図
である。
【図8】 この発明の実施例6の動作を説明するための
信号波形図である。
【図9】 この発明の実施例8を示すブロツク図であ
る。
【図10】 実施例8の動作を説明するための信号波形
図である。
【図11】 この発明の実施例10を示すブロツク図で
ある。
【図12】 従来のこの種のデータ通信装置を示すブロ
ツク図である。
【符号の説明】
1,11 送信機、2,3,12,21,23 通信
路、4,14 受信機、5,15 データ生成部、6,
16,24,25,27 送信データ部、6a,6b,
16a,16b,24a,24b,25a,25b,2
7a〜27d 送信バツフア、7,8,17,18,2
2 タイミング制御部、9,19,26,28 受信デ
ータ部、9a,9b,19a,19b,26a〜26
c,28a〜28d 受信バツフア、10,20 デー
タ解析部。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機側には、 所望のデータを順次出力するデータ生成部と、 第1及び第2の一対の送信バツフアと、 決められた意味を持つ所定のシリアルデータを格納する
    手段と、 上記一対の送信バツフアのうち一方の上記送信バツフア
    の動作モードが書き込みモードにあるとき他方の上記送
    信バツフアの動作モードが読み出しモードにあるように
    上記第1及び第2の送信バツフアの動作モードを送信フ
    レーム周期で相補的に切り替えて制御し、書き込みモー
    ドに設定した上記送信バツフアに上記データを格納し、
    上記一対の送信バツフアの読み出しモードにおいて、該
    送信バツフアに直前の書き込みモードで上記データが書
    き込まれている場合は、この書き込まれているデータを
    シリアルデータに変換して送出し、該送信バツフアに直
    前の書き込みモードでデータの書き込みがなされていな
    い場合には上記決められた意味を持つ所定のシリアルデ
    ータを送出する送信データ切替部と、 上記データ生成部及び上記送信データ切替部のタイミン
    グを制御する送信機側タイミング制御部とを備え、 受信機側には、 上記送信機側タイミング制御部に同期したタイミングで
    全体のタイミングを制御する受信機側タイミング制御部
    と、 第1及び第2の一対の受信バツフアと、 上記一対の受信バツフアのうち一方の上記受信バツフア
    の動作モードが書き込みモードにあるとき他方の上記受
    信バツフアの動作モードが読み出しモードにあるように
    上記第1及び第2の受信バツフアの動作モードを受信フ
    レーム周期で相補的に切り替えて制御し、書き込みモー
    ドに設定した上記受信バツフアに上記シリアルデータを
    格納し、読み出しモードに設定した上記受信バツフアが
    記憶する上記シリアルデータを読み出す受信データ切替
    部と、 上記受信データ切替部で読み出されたデータを入力して
    所定の処理手順を実行するデータ解析部とを備えたこと
    を特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 上記所定のシリアルデータは、同一論理
    のビツトの連続で形成されることを特徴とする請求項
    記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 上記送信データ切替部は、 上記第1および第2の送信バッファからのシリアルデー
    タまたは上記決められた意味を持つシリアルデータを出
    力する際に所定のビツトを付加してシリアルデータを生
    成し、 上記受信機側タイミング制御部は、 シリアルデータに付加された上記所定のビツトを検出
    し、この検出結果に基づいて上記送信機側タイミング制
    御部に同期したタイミングで全体のタイミングを制御す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ通
    信装置。
  4. 【請求項4】 送信機側には、 所望のデータを出力するデータ生成部と、 それぞれ所定のコントロールエリアが形成された第1及
    び第2の一対の送信バツフアと、 上記一対の送信バツフアのうち一方の上記送信バツフア
    の動作モードが書き込みモードにあるとき他方の上記送
    信バツフアの動作モードが読み出しモードにあるように
    上記第1及び第2の送信バツフアの動作モードを送信フ
    レーム周期で相補的に切り替えて制御し、書き込みモー
    ドに設定した上記送信バツフアに上記データを格納する
    と共に、書き込んだ上記データのデータ量を当該送信バ
    ツフアの上記コントロールエリアに書き込み、当該送信
    バツフアの上記コントロールエリアに書き込んだ上記デ
    ータ量を参照し、読み出しモードに設定した上記送信バ
    ツフアが記憶する上記データをそのデータ量だけ読み出
    し、シリアルデータに変換して送出する送信データ切替
    部と、 上記データ生成部及び上記送信データ切替部のタイミン
    グを制御する送信機側タイミング制御部とを備え、 受信機側には、 上記送信機側タイミング制御部に同期したタイミングで
    全体のタイミングを制御する受信機側タイミング制御部
    と、 第1及び第2の一対の受信バツフアと、 上記一対の受信バツフアのうち一方の上記受信バツフア
    の動作モードが書き込みモードにあるとき、他方の上記
    受信バツフアの動作モードが読み出しモードにあるよう
    に上記第1及び第2の受信バツフアの動作モードを受信
    フレーム周期で相補的に切り替えて制御し、書き込みモ
    ードに設定した上記受信バツフアに上記シリアルデータ
    を格納し、読み出しモードに設定した上記受信バツフア
    が記憶する上記シリアルデータを読み出す受信データ切
    替部と、 上記受信データ切替部で読み出されたデータを入力して
    所定の処理手順を実行するデータ解析部とを備えたこと
    を特徴とするデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 上記コントロールエリアに書き込まれる
    上記データ量は、上記シリアルデータの送出開始及び送
    出終了のタイミングを示す数値によつて表され、 上記送信データ切替部は、 上記送出開始のタイミングを示す数値に従つて上記シリ
    アルデータの送出を開始した後、送出終了のタイミング
    を示す数値によって上記シリアルデータの送出を終了す
    ることを特徴とする請求項4に記載のデータ通信装置。
  6. 【請求項6】 上記送信データ切替部は、 上記シリアルデータを出力する際に所定のビツトを付加
    してシリアルデータを生成し、 上記受信機側タイミング制御部は、 上記シリアルデータに付加された上記ビツトを検出し、
    この検出結果に基づいて上記送信機側タイミング制御部
    に同期したタイミングで全体のタイミングを制御するこ
    とを特徴とする請求項4または5に記載のデータ通信装
    置。
  7. 【請求項7】 送信機側には、 所望のデータを順次出力するデータ生成部と、 第1及び第2の一対の送信バツフアと、 上記一対の送信バツフアのうち一方の上記送信バツフア
    の動作モードが書き込みモードにあるとき他方の上記送
    信バツフアの動作モードが読み出しモードにあるように
    上記第1及び第2の送信バツフアの動作モードを送信フ
    レーム周期で相補的に切り替えて制御し、書き込みモー
    ドに設定した上記送信バツフアに上記データを格納し、
    読み出しモードに設定した上記送信バツフアが記憶する
    上記データを読み出し、所定のビツトを附加してシリア
    ルデータに変換して送出する送信データ切替部と、 上記データ生成部及び上記送信データ切替部のタイミン
    グを制御する送信機側タイミング制御部とを備え、 受信機側には、 第1,第2及び第3の受信バツフアと、 上記送信フレーム周期で、上記第1,第2及び第3の受
    信バツフアの動作モードを順次循環的に書き込みモード
    に設定すると共に、所定の受信フレーム周期で上記第
    1,第2及び第3の受信バツフアの動作モードを順次循
    環的に読み出しモードに設定し、書き込みモードに設定
    した上記受信バツフアに上記シリアルデータを格納し、
    読み出しモードに設定した上記受信バツフアから格納し
    た上記シリアルデータを読み出す受信データ切替部と、 上記受信データ切替部で読み出されたデータを入力して
    所定の処理手順を実行するデータ解析部と、 上記受信データ切替部及び上記データ解析部のタイミン
    グを制御する受信機側タイミング制御部とを備えたこと
    を特徴とするデータ通信装置。
  8. 【請求項8】 上記送信データ切替部は、 上記シリアルデータを出力する際に所定のビツトを付加
    してシリアルデータを生成し、 上記受信機側タイミング制御部は、 上記シリアルデータに付加された上記ビツトを検出し、
    この検出結果に基づいて上記送信機側タイミング制御部
    に同期したタイミングで全体のタイミングを制御するこ
    とを特徴とする請求項7に記載のデータ通信装置。
  9. 【請求項9】所望のデータを順次出力するデータ生成部
    と、 第1及び第2の一対の送信バツフアと、 第3及び第4の一対の送信バツフアと、 上記第1及び第2の一対の送信バツフアのうち一方の上
    記送信バツフアの動作モードが書き込みモードにあると
    き他方の上記送信バツフアの動作モードが読み出しモー
    ドにあるように上記第1及び第2の送信バツフアの動作
    モードを送信フレーム周期で相補的に切り替えて制御
    し、上記第3及び第4の一対の送信バツフアのうち、一
    方の上記送信バツフアの動作モードが書き込みモードに
    あるとき、他方の上記送信バツフアの動作モードが読み
    出しモードにあるように、上記第3及び第4の送信バツ
    フアの動作モードを上記送信フレーム周期で相補的に切
    り替えて制御し、且つ、上記第1及び第2の送信バツフ
    ア又は上記第3及び第4の送信バツフアを選択的に使用
    して、書き込みモードに設定した上記送信バツフアに上
    記データを格納し、読み出しモードに設定した上記送信
    バツフアが記憶する上記データを読み出し、シリアルデ
    ータに変換して送出する送信データ切替部と、 上記データ生成部及び上記送信データ切替部のタイミン
    グを制御する送信機側タイミング制御部と、 上記送信データ切替部に設けられ、上記第1及び第2の
    送信バツフアと上記第3及び第4の送信バツフアとで上
    記格納したデータについて異なる誤り訂正方式に従つて
    誤り訂正符号を付加すると共に、異なるデータ変換方式
    に従って上記シリアルデータに変換して出力する手段と
    を備え、 受信機側には、 上記送信機側タイミング制御部に同期したタイミングで
    全体のタイミングを制御する受信機側タイミング制御部
    と、 第1及び第2の一対の受信バツフアと、 第3及び第4の一対の受信バツフアと、 上記第1及び第2の一対の受信バツフアのうち一方の上
    記受信バツフアの動作モードが書き込みモードにあると
    き他方の上記受信バツフアの動作モードが読み出しモー
    ドにあるように上記第1及び第2の受信バツフアの動作
    モードを受信フレーム周期で相補的に切り替えて制御
    し、上記第3及び第4の一対の受信バツフアのうち、一
    方の上記受信バツフアの動作モードが書き込みモードに
    あるとき、他方の上記受信バツフアの動作モードが読み
    出しモードにあるように、上記第3及び第4の受信バツ
    フアの動作モードを上記受信フレーム周期で相補的に切
    り替え制御し、且つ、書き込みモードに設定した上記受
    信バツフアに上記シリアルデータを、第1及び第2の送
    信バツファから出力されるデータ変換方式及び誤り訂正
    方式に従って復号した結果を第1及び第2の受信バツフ
    ァに格納し、第3及び第4の送信バツファから出力され
    るデータ変換方式及び誤り訂正方式に従って復号した結
    果を第3及び第4の受信バツファに格納し、読み出しモ
    ードに設定した上記受信バツフアが記憶する上記シリア
    ルデータを読み出す受信データ切替部と、 上記受信データ切替部で読み出されたデータを入力して
    所定の処理手順を実行するデータ解析部とを備えたこと
    を特徴とするデータ通信装置。
  10. 【請求項10】 上記送信データ切替部は、 上記シリアルデータを出力する際に所定のビツトを付加
    してシリアルデータを生成し、 上記受信機側タイミング制御部は、 上記シリアルデータに付加された上記ビツトを検出し、
    この検出結果に基づいて上記送信機側タイミング制御部
    に同期したタイミングで全体のタイミングを制御するこ
    とを特徴とする請求項9に記載のデータ通信装置。
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