JP3111559B2 - 磁気ヘッド断線検出回路 - Google Patents

磁気ヘッド断線検出回路

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JP3111559B2
JP3111559B2 JP03310434A JP31043491A JP3111559B2 JP 3111559 B2 JP3111559 B2 JP 3111559B2 JP 03310434 A JP03310434 A JP 03310434A JP 31043491 A JP31043491 A JP 31043491A JP 3111559 B2 JP3111559 B2 JP 3111559B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気ヘッド断線検出回
路に関するもので、例えば、磁気ディスク装置の磁気ヘ
ッド駆動集積回路等に含まれる磁気ヘッド断線検出回路
に利用して特に有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクを記憶媒体とする磁気ディ
スク装置がある。これらの磁気ディスク装置は、磁気ヘ
ッドに所定の書き込み信号を与えるライトアンプとその
読み出し電流を受けるリードアンプとを含む磁気ヘッド
駆動集積回路を備える。磁気ヘッド駆動集積回路は、さ
らにライトアンプの非反転及び反転入力信号ならびに非
反転及び反転出力信号を受けて磁気ヘッドの断線異常を
検出する磁気ヘッド断線検出回路を含む。
【0003】磁気ヘッド断線検出回路については、例え
ば、特開昭60−136910号公報に記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に記載される従来
の磁気ヘッド断線検出回路EDは、図5に示されるよう
に、そのコレクタが高電位側の電源電圧つまり回路の接
地電位に結合されそのベースにライトアンプの非反転出
力信号VOXを受けるトランジスタ(この明細書では、
バイポーラトランジスタのことを単にトランジスタと称
する)T13と、そのコレクタが断線検出ノードEOB
に結合されそのベースに所定の参照電位VRを受けるト
ランジスタT14とからなる差動回路と、そのコレクタ
が上記断線検出ノードEOBに結合されそのベースに上
記参照電位VRを受けるトランジスタT15と、そのコ
レクタが回路の接地電位に結合されそのベースにライト
アンプの反転出力信号VOYを受けるトランジスタT1
6とからなるもう一つの差動回路とを含む。トランジス
タT13及びT14ならびにトランジスタT15及びT
16の共通結合されたエミッタは、そのベースにライト
アンプの非反転入力信号VIX又は反転入力信号VIY
を受けさらにもう一つの差動回路を構成するトランジス
タT17及びT18のコレクタにそれぞれ結合される。
【0005】これにより、トランジスタT13〜T18
は、断線検出ノードEOBにおける反転電位EOB(こ
の明細書では、それが有効とされるとき選択的にロウレ
ベルとされるいわゆる反転電位又は反転信号等につい
て、その名称の末尾にBを付して表す)に着目した場
合、 EOB=VIX・VOXB+VIY・VOYB なる論理条件の論理積和回路を構成する。その結果、上
記断線検出ノードEOBには、ライトアンプの非反転入
力信号VIX及び反転入力信号VIYの論理レベルが反
転されてからその非反転出力信号VOX及び反転出力信
号VOYの論理レベルが反転されるまでの間、これらの
非反転出力信号VOX又は反転出力信号VOYの電位が
参照電位VRより低くされることを条件に、言い換える
ならば磁気ヘッドに断線異常が発生し書き込み電流が流
されないことを条件に選択的に引き込み電流が流され
る。
【0006】ところが、上記のような磁気ヘッド断線検
出回路EDには次のような問題点が残されていること
が、本願発明者等によって明らかとなった。すなわち、
磁気ヘッド駆動集積回路MHDのライトアンプは、図2
に例示されるように、実質的なブリッジ回路形態とさ
れ、非反転入力信号VIX及び反転入力信号VIYに従
って相補的にオン状態とされることで、非反転出力端子
VOX及び反転出力端子VOYを介して磁気ヘッドに与
えられる書き込み電流の向きを選択的に切り換える4個
のトランジスタT9〜T12を含む。このとき、非反転
出力信号VOXのレベルは、少なくとも非反転入力信号
VIXよりトランジスタT9のベース・エミッタ電圧分
以上低くなり、反転出力信号VOYのレベルは、少なく
とも反転入力信号VIYよりトランジスタT10のベー
ス・エミッタ電圧分以上低くなる。しかるに、非反転出
力信号VOX及び反転出力信号VOYを受ける差動回路
が、これらの非反転又は反転出力信号に比べて高いレベ
ルの非反転入力信号VIX及び反転入力信号VIYを受
ける差動回路よりも高電位側に設けられる図5の磁気ヘ
ッド断線検出回路EDでは、各差動回路の動作点の設定
が困難となり、磁気ヘッド断線検出回路EDの動作マー
ジンが縮小される。
【0007】一方、磁気ヘッド断線検出回路EDによる
磁気ヘッドの断線異常の識別は、前述のように、ライト
アンプの非反転入力信号VIX及び反転入力信号VIY
の論理レベルが反転されてからその非反転出力信号VO
X及び反転出力信号VOYの論理レベルが反転されるま
での短い間に行われる。このため、磁気ヘッド断線検出
回路EDのタイミングマージンが充分でなく、これによ
って磁気ヘッド断線検出回路EDの検出能力が低下す
る。
【0008】この発明の目的は、動作マージン及びタイ
ミングマージンが大きくかつ高周波特性に優れた磁気ヘ
ッド断線検出回路を提供することにある。この発明の他
の目的は、磁気ヘッド断線検出回路を含む磁気ヘッド駆
動集積回路ひいては磁気ディスク装置の動作の安定化を
図りつつその高性能化を推進することにある。
【0009】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、磁気ヘッド断線検出回路を、
そのコレクタが高電位側の電源電圧に結合されそのベー
スにライトアンプの反転入力信号を受ける第1のトラン
ジスタと、そのコレクタが断線検出ノードに結合されそ
のベースにライトアンプの非反転入力信号を受ける第2
のトランジスタとからなる第1の差動回路と、そのコレ
クタが断線検出ノードに結合されそのベースにライトア
ンプの反転入力信号を受ける第3のトランジスタと、そ
のコレクタが高電位側の電源電圧に結合されそのベース
にライトアンプの非反転入力信号を受ける第4のトラン
ジスタとからなる第2の差動回路と、そのコレクタが高
電位側の電源電圧に結合されそのベースにライトアンプ
の非反転出力信号を受ける第5のトランジスタと、その
コレクタが第1及び第2のトランジスタの共通結合され
たエミッタに結合されそのベースに所定の参照電位を受
ける第6のトランジスタとからなる第3の差動回路と、
そのコレクタが第3及び第4のトランジスタの共通結合
されたエミッタに結合されそのベースに上記参照電位を
受ける第7のトランジスタと、そのコレクタが高電位側
の電源電圧に結合されそのベースにライトアンプの反転
出力信号を受ける第8のトランジスタとからなる第4の
差動回路と、第3及び第4の差動回路と低電位側の電源
電圧との間にそれぞれ設けられる第1及び第2の定電流
源とにより構成し、第5ないし第8のトランジスタのエ
ミッタ側に第1ないし第4のエミッタ抵抗をそれぞれ設
け、第6及び第7のトランジスタのエミッタと回路の接
地電位との間に第2又は第3のエミッタ抵抗とともに遅
延回路を構成する第1及び第2のキャパシタをそれぞれ
設ける。
【0011】
【作用】上記手段によれば、その高周波特性を犠牲にす
ることなく、磁気ヘッド断線検出回路を構成する各差動
回路に対して所望の動作点を与え、その識別期間を拡大
することができる。これにより、動作マージン及びタイ
ミングマージンが大きくしかも高周波特性に優れた磁気
ヘッド断線検出回路を実現できる。その結果、磁気ヘッ
ド断線検出回路を含む磁気ヘッド駆動集積回路ひいては
磁気ディスク装置の動作の安定化を図りつつ、その高性
能化を推進できる。
【0012】
【実施例】図1には、この発明が適用された磁気ヘッド
駆動集積回路MHDの一実施例の部分的なブロック図が
示されている。また、図2及び図3には、図1の磁気ヘ
ッド駆動集積回路MHDに含まれるライトアンプWA及
び磁気ヘッド断線検出回路EDの一実施例の回路図がそ
れぞれ示され、図4には、図3の磁気ヘッド断線検出回
路EDの一実施例の信号波形図が示されている。これら
の図をもとに、この実施例の磁気ヘッド駆動集積回路M
HD及び磁気ヘッド断線検出回路EDの構成と動作の概
要ならびにその特徴について説明する。なお、この実施
例の磁気ヘッド駆動集積回路MHDは、磁気ディスク装
置に含まれ、さらに磁気ヘッドMHから読み出し信号を
受ける図示されない読み出し系回路を含む。図2及び図
3の回路素子ならびに図1の各ブロックを構成する回路
素子は、磁気ヘッド駆動集積回路MHDの図示されない
他の回路素子とともに、単結晶シリコンのような1個の
半導体基板上に形成される。以下の回路図において、図
示されるトランジスタはすべてNPN型バイポーラトラ
ンジスタである。
【0013】図1において、磁気ヘッド駆動集積回路M
HDは、入力バッファIB及びライトアンプWAならび
に磁気ヘッド断線検出回路EDを備える。このうち、入
力バッファIBは、磁気ヘッド駆動集積回路MHDの図
示されない前段回路から所定の入力データDinを受
け、これをもとに相補出力信号すなわちライトアンプW
Aに対する非反転入力信号VIX及び反転入力信号VI
Yを形成する。これらの非反転及び反転出力信号は、ラ
イトアンプWAの非反転入力端子VIX及び反転入力端
子VIYに供給されるとともに、磁気ヘッド断線検出回
路EDの非反転入力端子VIX及び反転入力端子VIY
に供給される。なお、非反転入力信号VIX及び反転入
力信号VIYは、特に制限されないが、図4に示される
ように、高電位側の電源電圧すなわち回路の接地電位を
そのハイレベルとし所定の電位VILをそのロウレベル
とする相補ディジタル信号とされる。
【0014】ライトアンプWAは、入力バッファIBか
ら供給される非反転入力信号VIX及び反転入力信号V
IYをもとに所定の書き込み電流を形成し、その非反転
出力端子VOX及び反転出力端子VOYを介して磁気ヘ
ッドMHに出力する。ライトアンプWAの非反転出力端
子VOX及び反転出力端子VOYすなわち磁気ヘッドM
Hの入力端子HX及びHYにおける電位は、非反転出力
信号VOX及び反転出力信号VOYとして、磁気ヘッド
断線検出回路EDの非反転入力端子VOX及び反転入力
端子VOYに供給される。なお、磁気ヘッドMHは、イ
ンダクタンスLHとその直流抵抗RHとによって表され
る。
【0015】磁気ヘッド断線検出回路EDは、入力バッ
ファIBから出力される非反転入力信号VIX及び反転
入力信号VIYとライトアンプWAから出力される非反
転出力信号VOX及び反転出力信号VOYとをモニタし
て、磁気ヘッドMHの断線異常を検出し、その断線検出
ノードEOBに所定の引き込み電流IOを流す。回路の
接地電位と断線検出ノードEOBとの間には、抵抗RE
が設けられる。断線検出ノードEOBにおける電位は、
磁気ヘッド断線検出回路EDの反転出力信号EOBとし
て、磁気ヘッド駆動集積回路MHDのフリップフロップ
FFに供給される。これにより、磁気ヘッド断線検出回
路EDの反転出力信号EOBは、磁気ヘッドMHが正常
とされるとき、回路の接地電位のようなハイレベルとさ
れ、磁気ヘッドMHが断線状態にあるとき、抵抗REの
抵抗値と引き込み電流IOとによって決まる所定のロウ
レベルとされる。
【0016】ライトアンプWAは、図2に示されるよう
に、実質的なブリッジ回路形態とされる4個のトランジ
スタT9〜T12を含む。このうち、トランジスタT9
及びT10のコレクタは、回路の接地電位に結合され、
そのベースは、ライトアンプWAの非反転入力端子VI
X及び反転入力端子VIYにそれぞれ結合される。ま
た、トランジスタT11及びT12の共通結合されたエ
ミッタは、定電流源S3を介して低電位側の電源電圧つ
まり回路の電源電圧に結合され、そのベースは、ライト
アンプWAの反転入力端子VIY及び非反転入力端子V
IXにそれぞれ結合される。トランジスタT9のエミッ
タすなわちトランジスタT11のコレクタは、ライトア
ンプWAの非反転出力端子VOXに結合され、トランジ
スタT10のエミッタすなわちトランジスタT12のコ
レクタは、反転出力端子VOYに結合される。トランジ
スタT9及びT10には、抵抗R5及びR6がそれぞれ
並列形態に設けられる。なお、回路の電源電圧は、特に
制限されないが、−5Vのような負の電源電圧とされ
る。
【0017】磁気ヘッドMHに断線異常がなく正常に機
能できるとき、非反転入力信号VIXが回路の接地電位
のようなハイレベルとされ反転入力信号VIYが上記電
位VILのようなロウレベルとされると、ライトアンプ
WAでは、トランジスタT9及びT12がオン状態とさ
れ、トランジスタT10及びT11がオフ状態とされ
る。このため、磁気ヘッドMHには、回路の接地電位か
らトランジスタT9−非反転出力端子VOX−磁気ヘッ
ドMH─反転出力端子VOY−トランジスタT12−定
電流源S3−回路の電源電圧を介して、いわゆる正方向
の書き込み電流が流される。このとき、トランジスタT
9のエミッタ電位すなわち非反転出力端子VOXの電位
は、図4に示されるように、非反転入力信号VIXのハ
イレベルすなわち回路の接地電位よりトランジスタT9
のベース・エミッタ電圧VBE分だけ低いハイレベルV
OHとされる。また、トランジスタT10のエミッタ電
位すなわち反転出力端子VOYの電位は、磁気ヘッドM
Hのフライバック電圧により一旦急速に電位VBまで低
下した後、フライバック電圧が落ち着いた時点で徐々に
上昇して、所定のロウレベルVOLとなる。このロウレ
ベルVOLが、ライトアンプWAから磁気ヘッドMHに
与えられる書き込み電流をIwとし磁気ヘッドMHの直
流抵抗値をRHとするとき、 VOL=VOH−Iw×RH となるものであることは言うまでもない。
【0018】一方、非反転入力信号VIXが電位VIL
のようなロウレベルに変化され反転入力信号VIYが回
路の接地電位のようなハイレベルに変化されると、ライ
トアンプWAでは、トランジスタT9及びT12がオフ
状態とされ、代わってトランジスタT10及びT11が
オン状態となる。このため、磁気ヘッドMHには、トラ
ンジスタT9〜T12の状態遷移に要する所定の遅延時
間tdが経過した時点で、回路の接地電位からトランジ
スタT10−反転出力端子VOY−磁気ヘッドMH─非
反転出力端子VOX−トランジスタT11−定電流源S
3−回路の電源電圧を介して、いわゆる逆方向の書き込
み電流が流される。このとき、反転出力端子VOYの電
位は、反転入力信号VIYのハイレベルすなわち回路の
接地電位よりトランジスタT10のベース・エミッタ電
圧VBE分だけ低いハイレベルVOHとされる。また、
非反転出力端子VOXの電位は、磁気ヘッドMHのフラ
イバック電圧により一旦急速に電位VBまで低下した
後、フライバック電圧が落ち着いた時点で徐々に上昇し
て、所定のロウレベルVOLとなる。
【0019】ところで、磁気ヘッドMHに断線異常が発
生し正常に機能できない場合、磁気ヘッドMHには書き
込み電流を流すことができず、そのフライバック電圧も
発生しない。このため、ライトアンプWAの非反転出力
信号VOXは、図4に示されるように、非反転入力信号
VIXがハイレベルとされ反転入力信号VIYがロウレ
ベルVILとされた時点で、一旦上記ハイレベルVOH
とされた後、並列抵抗R5を介して回路の接地電位が供
給されることで徐々に上昇する。このとき、反転出力信
号VOYは、電位VBとされる。同様に、非反転入力信
号VIXがロウレベルVILとされ反転入力信号VIY
がハイレベルとされると、ライトアンプWAの非反転出
力信号VOXが電位VBとされ、反転出力信号VOY
は、一旦上記ハイレベルVOHとされた後、並列抵抗R
6を介して回路の接地電位が供給されることで徐々に上
昇する。
【0020】次に、磁気ヘッド断線検出回路EDは、図
3に示されるように、トランジスタT1(第1のトラン
ジスタ)及びT2(第2のトランジスタ)からなる第1
の差動回路と、トランジスタT3(第3のトランジス
タ)及びT4(第4のトランジスタ)からなる第2の差
動回路とを含む。このうち、トランジスタT1のコレク
タは回路の接地電位に結合され、そのベースには、反転
入力端子VIYを介してライトアンプWAの反転入力信
号VIYが供給される。また、トランジスタT2のコレ
クタは断線検出ノードEOBに結合され、そのベースに
は、非反転入力端子VIXを介してライトアンプWAの
非反転入力信号VIXが供給される。同様に、トランジ
スタT3のコレクタは断線検出ノードEOBに結合さ
れ、そのベースには、反転入力端子VIYを介してライ
トアンプWAの反転入力信号VIYが供給される。ま
た、トランジスタT4のコレクタは回路の接地電位に結
合され、そのベースには、非反転入力端子VIXを介し
てライトアンプWAの非反転入力信号VIXが供給され
る。
【0021】第1の差動回路を構成するトランジスタT
1及びT2の共通結合されたエミッタは、トランジスタ
T5(第5のトランジスタ)とともに第3の差動回路を
構成するトランジスタT6(第6のトランジスタ)のコ
レクタに結合される。トランジスタT6のベースには、
所定の参照電位VRが供給され、そのエミッタは、エミ
ッタ抵抗R2(第2のエミッタ抵抗)を介して定電流源
S1(第1の定電流源)に結合された後、この定電流源
S1を介して回路の電源電圧に結合される。トランジス
タT6のエミッタと回路の接地電位との間には、エミッ
タ抵抗R2とともに遅延回路を構成するキャパシタC1
(第1のキャパシタ)が設けられる。一方、対をなすト
ランジスタT5のコレクタは、回路の接地電位に結合さ
れる。また、そのベースには、非反転入力端子VOXを
介してライトアンプWAの非反転出力信号VOXが供給
され、そのエミッタは、エミッタ抵抗R1(第1のエミ
ッタ抵抗)を介して定電流源S1に結合される。なお、
参照電位VRは、図4に示されるように、ライトアンプ
WAの非反転出力信号VOX及び反転出力信号VOYの
ロウレベルVOLと電位VBとの間のほぼ中間レベルと
される。
【0022】同様に、上記第2の差動回路を構成するト
ランジスタT3及びT4の共通結合されたエミッタは、
トランジスタT8(第8のトランジスタ)とともに第4
の差動回路を構成するトランジスタT7(第7のトラン
ジスタ)のコレクタに結合される。トランジスタT7の
ベースには、上記参照電位VRが供給され、そのエミッ
タは、エミッタ抵抗R3(第3のエミッタ抵抗)を介し
て定電流源S2(第2の定電流源)に結合された後、こ
の定電流源S2を介して回路の電源電圧に結合される。
トランジスタT7のエミッタと回路の接地電位との間に
は、エミッタ抵抗R3とともに遅延回路を構成するキャ
パシタC2(第2のキャパシタ)が設けられる。一方、
トランジスタT7と対をなすトランジスタT8のコレク
タは、回路の接地電位に結合される。また、そのベース
には、反転入力端子VOYを介してライトアンプWAの
反転出力信号VOYが供給され、そのエミッタは、エミ
ッタ抵抗R4(第4のエミッタ抵抗)を介して定電流源
S2に結合される。断線検出ノードEOBと回路の接地
電位との間には、前述のように、抵抗REが設けられ、
その電位は、磁気ヘッド断線検出回路EDの反転出力信
号EOBとして、フリップフロップFFに供給される。
【0023】これらのことから、トランジスタT1〜T
8は、ライトアンプWAの非反転入力信号VIX及び反
転入力信号VIYならびに非反転出力信号VOX及び反
転出力信号VOYに対する一つの論理積和回路を構成
し、 EOB=VIX・VOXB+VIY・VOYB・・・・・・・・・・(1) なる論理条件で、断線検出ノードEOBにおける反転出
力信号EOBを選択的にロウレベルとし、磁気ヘッドM
Hの断線異常を検出する。
【0024】すなわち、磁気ヘッドMHに断線異常がな
い場合、ライトアンプWAの非反転出力信号VOX及び
反転出力信号VOYは、前述のように、対応する非反転
入力信号VIX又は反転入力信号VIYのロウレベル変
化を受けて一旦電位VBとされた後、フライバック電圧
が落ち着いた時点で徐々に上昇して、ロウレベルVOL
とされる。ところが、磁気ヘッドMHに断線異常が発生
すると、ライトアンプWAの非反転出力信号VOX及び
反転出力信号VOYは電位VBのままとされ、非反転入
力信号VIX又は反転入力信号VIYの論理レベルが反
転されてからライトアンプWAのトランジスタT9〜T
12の状態遷移に必要な所定の遅延時間tdが経過した
時点で、ハイレベルVOHに変化される。つまり、磁気
ヘッドMHに断線異常がない場合、非反転入力信号VI
X又は反転入力信号VIYがロウレベルとされてから遅
延時間tdが経過するまでの間において、対応する非反
転出力信号VOX及び反転出力信号VOYのレベルは前
記参照電位VRより高くなり、磁気ヘッドMHに断線異
常が発生した場合には、これらの非反転及び反転出力信
号のレベルが参照電位VRより低くなる。
【0025】しかるに、この実施例の磁気ヘッド断線検
出回路EDでは、トランジスタT1及びT2からなる第
1の差動回路とトランジスタT5及びT6からなる第3
の差動回路とにより、上記(1)式の右辺第2項の論理
条件を満たし、トランジスタT3及びT4からなる第2
の差動回路とトランジスタT7及びT8からなる第4の
差動回路とにより、(1)式の右辺第1項の論理条件を
満たして、磁気ヘッドMHの断線異常を検出し、断線検
出ノードEOBから所定の引き込み電流IOを選択的に
流し込む。この引き込み電流IOは、前述のように、抵
抗REによって磁気ヘッド断線検出回路EDの反転出力
信号EOBとなり、磁気ヘッド駆動集積回路MHDのフ
リップフロップFFに出力される。これらの結果、この
実施例の磁気ヘッド断線検出回路EDでは、参照電位V
Rの電位を比較的大きなマージンをもって設定でき、こ
れによって磁気ヘッド断線検出回路EDの動作マージン
を拡大できるとともに、断線検出手法としての周波数依
存性をなくし、磁気ヘッド断線検出回路EDの高周波特
性を高めることができるものとなる。
【0026】さらに、この実施例の磁気ヘッド断線検出
回路EDでは、反転入力信号VIY及び非反転入力信号
VIXを受ける第1及び第2の差動回路が、高電位側の
電源電圧すなわち回路の接地電位側に設けられ、非反転
出力信号VOX及び反転出力信号VOYを受ける第3及
び第4の差動回路が、低電位側の電源電圧すなわち回路
の電源電圧側に設けられる。また、第3及び第4の差動
回路を構成するトランジスタT5〜T8のエミッタ側に
は、各トランジスタのエミッタ電位を設定するためのエ
ミッタ抵抗R1〜R4がそれぞれ設けられ、エミッタ抵
抗R2及びR3には、これらのエミッタ抵抗とともに遅
延回路を構成するキャパシタC1及びC2がそれぞれ付
加される。
【0027】前述のように、非反転出力信号VOX及び
反転出力信号VOYは、対応する非反転入力信号VIX
及び反転入力信号VIYのレベルに比較して、少なくと
もライトアンプWAを構成するトランジスタT9又はT
10のベース・エミッタ電圧分以上低いレベルとされ
る。このように、非反転出力信号VOX及び反転出力信
号VOYを受ける第3及び第4の差動回路が、非反転入
力信号VIX及び反転入力信号VIYを受ける第1及び
第2の差動回路よりも低電位側に設けられ、トランジス
タT5〜T8のエミッタ側にエミッタ抵抗が設けられる
ことで、各差動回路の動作点を安定して設定できる結果
となり、これによって磁気ヘッド断線検出回路EDの動
作が安定化される。さらに、エミッタ抵抗R2及びR3
に対して遅延回路を構成するキャパシタC1又はC2が
それぞれ付加されることで、磁気ヘッド断線検出回路E
Dの第3及び第4の差動回路を構成するトランジスタT
6及びT7の状態遷移が意図的に遅くされ、これによっ
て磁気ヘッド断線検出回路EDのタイミングマージンが
拡大されるものとなる。
【0028】以上の本実施例に示されるように、この発
明を磁気ディスク装置の磁気ヘッド駆動集積回路等に含
まれる磁気ヘッド断線検出回路に適用することで、次の
ような作用効果が得られる。すなわち、 (1)磁気ヘッド断線検出回路を、そのコレクタが高電
位側の電源電圧に結合されそのベースにライトアンプの
反転入力信号を受ける第1のトランジスタと、そのコレ
クタが断線検出ノードに結合されそのベースにライトア
ンプの非反転入力信号を受ける第2のトランジスタとか
らなる第1の差動回路と、そのコレクタが断線検出ノー
ドに結合されそのベースにライトアンプの反転入力信号
を受ける第3のトランジスタと、そのコレクタが高電位
側の電源電圧に結合されそのベースにライトアンプの非
反転入力信号を受ける第4のトランジスタとからなる第
2の差動回路と、そのコレクタが高電位側の電源電圧に
結合されそのベースにライトアンプの非反転出力信号を
受ける第5のトランジスタと、そのコレクタが第1及び
第2のトランジスタの共通結合されたエミッタに結合さ
れそのベースに所定の参照電位を受ける第6のトランジ
スタとからなる第3の差動回路と、そのコレクタが第3
及び第4のトランジスタの共通結合されたエミッタに結
合されそのベースに上記参照電位を受ける第7のトラン
ジスタと、そのコレクタが高電位側の電源電圧に結合さ
れそのベースにライトアンプの反転出力信号を受ける第
8のトランジスタとからなる第4の差動回路と、第3及
び第4の差動回路と低電位側の電源電圧との間にそれぞ
れ設けられる第1及び第2の定電流源とにより構成する
ことで、磁気ヘッド断線検出回路を構成する各差動回路
に対して安定した動作点を与えることができるという効
果が得られる。
【0029】(2)上記(1)項において、第5ないし
第8のトランジスタのエミッタ側にエミッタ抵抗をそれ
ぞれ設けることで、磁気ヘッド断線検出回路を構成する
差動回路に所望の動作点を与えることができるという効
果が得られる。 (3)上記(2)項において、第6及び第7のトランジ
スタのエミッタと回路の接地電位との間に第2又は第3
のエミッタ抵抗とともに遅延回路を構成する第1及び第
2のキャパシタをそれぞれ設けることで、第6及び第7
のトランジスタの状態遷移を意図的に遅らせ、磁気ヘッ
ド断線検出回路のタイミングマージンを拡大することが
できるという効果が得られる。 (4)上記(1)項〜(3)項により、その高周波特性
を犠牲にすることなく、動作マージン及びタイミングマ
ージンが大きくかつ高周波特性に優れた磁気ヘッド断線
検出回路を実現できるという効果が得られる。 (5)上記(4)項により、磁気ヘッド断線検出回路を
含む磁気ヘッド駆動集積回路ひいては磁気ディスク装置
の動作の安定化を図りつつ、その高性能化を推進できる
という効果が得られる。
【0030】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図1において、磁気ディスク装置は、複数の磁気ヘ
ッドMHを備えることができるし、磁気ヘッド駆動集積
回路MHDは、これに対応して複数の入力バッファIB
及びライトアンプWAならびに磁気ヘッド断線検出回路
EDを備えることができる。磁気ヘッド断線検出回路E
Dは、抵抗REをその内部に取り込むことができるし、
断線検出信号EOBも、非反転信号とした上で出力して
もよい。図2及び図3において、ライトアンプWA及び
磁気ヘッド断線検出回路EDの具体的な回路構成は、こ
れらの実施例による制約を受けないし、電源電圧の極性
及び絶対値ならびにトランジスタの導電型等は、種々の
実施形態を採りうる。
【0031】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野である磁気
ディスク装置の磁気ヘッド駆動集積回路に含まれる磁気
ヘッド断線検出回路に適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではなく、例えば、磁気ヘッ
ド断線検出回路として単体で構成されるものや同様な磁
気ヘッドを用いた磁気テープ装置又は磁気フロッピ装置
等の各種記憶装置に含まれる磁気ヘッド断線検出回路に
広く適用できる。
【0032】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、磁気ヘッド断線検出回路を、
そのコレクタが高電位側の電源電圧に結合されそのベー
スにライトアンプの反転入力信号を受ける第1のトラン
ジスタと、そのコレクタが断線検出ノードに結合されそ
のベースにライトアンプの非反転入力信号を受ける第2
のトランジスタとからなる第1の差動回路と、そのコレ
クタが断線検出ノードに結合されそのベースにライトア
ンプの反転入力信号を受ける第3のトランジスタと、そ
のコレクタが高電位側の電源電圧に結合されそのベース
にライトアンプの非反転入力信号を受ける第4のトラン
ジスタとからなる第2の差動回路と、そのコレクタが高
電位側の電源電圧に結合されそのベースにライトアンプ
の非反転出力信号を受ける第5のトランジスタと、その
コレクタが第1及び第2のトランジスタの共通結合され
たエミッタに結合されそのベースに所定の参照電位を受
ける第6のトランジスタとからなる第3の差動回路と、
そのコレクタが第3及び第4のトランジスタの共通結合
されたエミッタに結合されそのベースに上記参照電位を
受ける第7のトランジスタと、そのコレクタが高電位側
の電源電圧に結合されそのベースにライトアンプの反転
出力信号を受ける第8のトランジスタとからなる第4の
差動回路と、第3及び第4の差動回路と低電位側の電源
電圧との間にそれぞれ設けられる第1及び第2の定電流
源とにより構成し、第5ないし第8のトランジスタのエ
ミッタ側に第1ないし第4のエミッタ抵抗をそれぞれ設
け、第6及び第7のトランジスタのエミッタと回路の接
地電位との間に第2又は第3のエミッタ抵抗とともに遅
延回路を構成する第1及び第2のキャパシタをそれぞれ
設けることで、磁気ヘッド断線検出回路を構成する各差
動回路に所望の動作点を与えることができるとともに、
第6及び第7のトランジスタの状態遷移を意図的に遅ら
せることができる。これにより、動作マージン及びタイ
ミングマージンが大きくかつ高周波特性に優れた磁気ヘ
ッド断線検出回路を実現することができる。その結果、
磁気ヘッド断線検出回路を含む磁気ヘッド駆動集積回路
ひいては磁気ディスク装置の動作の安定化を図りつつ、
その高性能化を推進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された磁気ヘッド駆動集積回路
の一実施例を示す部分的なブロック図である。
【図2】図1の磁気ヘッド駆動集積回路に含まれるライ
トアンプの一実施例を示す回路図である。
【図3】図1の磁気ヘッド駆動集積回路に含まれる磁気
ヘッド断線検出回路の一実施例を示す回路図である。
【図4】図3の磁気ヘッド断線検出回路の一実施例を示
す信号波形図である。
【図5】従来の磁気ヘッド駆動集積回路に含まれる磁気
ヘッド断線検出回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
MHD・・・磁気ヘッド駆動集積回路、MH・・・磁気
ヘッド、IB・・・入力バッファ、WA・・・ライトア
ンプ、ED・・・磁気ヘッド断線検出回路、LH・・・
磁気ヘッドインダクタンス、RH・・・磁気ヘッド直流
抵抗。T1〜T18・・・NPN型バイポーラトランジ
スタ、R1〜R6,RE・・・抵抗、C1〜C2・・・
キャパシタ、S1〜S4・・・定電流源、FF・・・フ
リップフロップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉永 眞樹 東京都青梅市今井2326番地 株式会社 日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 長屋 裕士 東京都青梅市今井2326番地 株式会社 日立製作所デバイス開発センタ内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/455 G11B 5/09 311

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 そのコレクタが高電位側の電源電圧に結
    合されそのベースにライトアンプの反転入力信号を受け
    る第1のトランジスタと、そのコレクタが所定の断線検
    出ノードに結合されそのベースにライトアンプの非反転
    入力信号を受ける第2のトランジスタとからなる第1の
    差動回路と、そのコレクタが上記断線検出ノードに結合
    されそのベースにライトアンプの反転入力信号を受ける
    第3のトランジスタと、そのコレクタが高電位側の電源
    電圧に結合されそのベースにライトアンプの非反転入力
    信号を受ける第4のトランジスタとからなる第2の差動
    回路と、そのコレクタが高電位側の電源電圧に結合され
    そのベースにライトアンプの非反転出力信号を受ける第
    5のトランジスタと、そのコレクタが上記第1及び第2
    のトランジスタの共通結合されたエミッタに結合されそ
    のベースに所定の参照電位を受ける第6のトランジスタ
    とからなる第3の差動回路と、そのコレクタが上記第3
    及び第4のトランジスタの共通結合されたエミッタに結
    合されそのベースに上記参照電位を受ける第7のトラン
    ジスタと、そのコレクタが高電位側の電源電圧に結合さ
    れそのベースにライトアンプの反転出力信号を受ける第
    8のトランジスタとからなる第4の差動回路と、上記第
    3及び第4の差動回路と低電位側の電源電圧との間にそ
    れぞれ設けられる第1及び第2の定電流源とを含むこと
    を特徴とする磁気ヘッド断線検出回路。
  2. 【請求項2】 上記第5ないし第8のトランジスタのエ
    ミッタ側には、第1ないし第4のエミッタ抵抗がそれぞ
    れ設けられるものであることを特徴とする請求項1の磁
    気ヘッド断線検出回路。
  3. 【請求項3】 上記第6及び第7のトランジスタのエミ
    ッタと回路の接地電位との間には、上記第2又は第3の
    エミッタ抵抗とともに遅延回路を構成する第1及び第2
    のキャパシタがそれぞれ設けられるものであることを特
    徴とする請求項2の磁気ヘッド断線検出回路。
  4. 【請求項4】 上記断線検出ノードには、一度検出され
    た断線検出ノードの電位を保持するためのフリップフロ
    ップが結合されるものであることを特徴とする請求項
    1,請求項2又は請求項3の磁気ヘッド断線検出回路。
  5. 【請求項5】 上記磁気ヘッド断線検出回路は、磁気デ
    ィスク装置の磁気ヘッド駆動集積回路に含まれるもので
    あることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3又
    は請求項4の磁気ヘッド断線検出回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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