JP3111472U - ティッシュペーパー収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】衛生的に好ましいという実用性を具えるとともに、音発生機能によってユーモアや癒しを与えるティッシュペーパー収納箱を提供する。
【解決手段】ティッシュペーパー101を収容するティッシュペーパー収納箱1において、ティッシュペーパー101をティッシュペーパー収納箱1から取り出す動作によってスイッチがオンするスイッチ手段11と、該スイッチ手段11のスイッチがオンされるとティッシュペーパー収納箱1外部へ向け音を発生する音発生手段31とを具えている。
【選択図】図2


Description

本考案は、ティッシュペーパー収納箱に関する。
従来から、ティッシュペーパーを収納する収納箱(以下、「ティッシュペーパー収納箱」という。)は存在する。
この従来のティッシュペーパー収納箱には、ティッシュペーパーを引出す引出し口が形成されている。この引出し口からは、ティッシュペーパー収納箱内部に収容したティッシュペーパーの一部が露出しており、ティッシュペーパー収納箱を利用する者(以下、単に「利用者」という。)が、引出し口から、上記露出するティッシュペーパーを引出すと、そのティッシュペーパーを取り出すことができる。
この従来のティッシュペーパー収納箱は、それ自体が、収容したティッシュペーパーを覆うので、該ティッシュペーパーは衛生面で清潔に保たれる。
ところで、従来のティッシュペーパー収納箱は、収容したティッシュペーパーを衛生面で清潔に保つことができるという実用性があるものの、利用者が思わず笑いたくなるようなユーモアや、希望や夢あるいは感動に与える癒しを提供するものではなかった。
上述した事情に鑑み、本考案は、衛生的に好ましいという実用性を具えるとともに、音発生機能によってユーモアや癒しを与えるティッシュペーパー収納箱を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本考案のティッシュペーパー収納箱は、ティッシュペーパーを収容するティッシュペーパー収納箱において、前記ティッシュペーパーを前記ティッシュペーパー収納箱から取り出す動作によってスイッチがオンするスイッチ手段と、該スイッチ手段のスイッチがオンされると前記ティッシュペーパー収納箱外部へ向け音を発生する音発生手段とを具えている。
本考案のティッシュペーパー収納箱は、ティッシュペーパーをティッシュペーパー収納箱から取り出す動作によってスイッチがオンするスイッチ手段と、該スイッチ手段のスイッチがオンされるとティッシュペーパー収納箱外部へ向け音を発生する音発生手段とを具えているから、ティッシュペーパーを衛生面で清潔に保つことができるという実用性を具えるとともに、音発生機能(おしゃべり機能)によって、利用者が思わず笑いたくなるようなユーモアや、希望や夢あるいは感動に与える癒しを提供することができる。
本考案のティッシュペーパー収納箱について、以下の実施例で詳述する。
図1は、第一実施例のティッシュペーパー収納箱の概念斜視図である。
図1で示す第一実施例のティッシュペーパー収納箱1は、内部にティッシュペーパー101を直接収容している。また、このティッシュペーパー収納箱1は、ティッシュペーパー101を引出す引出し口3を具えている。
この引出し口3からは、収容したティッシュペーパー101の一部が露出している。
図2は、図1のティッシュペーパー収納箱の拡大概念断面図である。また図3は、図1のティッシュペーパー収納箱の要部拡大概念破断面図である。
なお、前記図1乃至図3では、ティッシュペーパー101が引出し口3から引出された後、初期状態に復帰した場合の様子を示している。
図2及び図3で示すように、ティッシュペーパー収納箱1は、ティッシュペーパー101をティッシュペーパー収納箱1から取り出す動作によってスイッチがオンするスイッチ手段11と、該スイッチ手段11のスイッチがオンされるとティッシュペーパー収納箱1の外部へ向け音を発生する音発生手段31とを具えている。
このうち、スイッチ手段11は、引出し口3から引出されるティッシュペーパー101により、スイッチがオンするものである。
このスイッチ手段11は、ティッシュペーパー収納箱1に配設された作動片12と、ティッシュペーパー収納箱1の内側へ向け常時付勢する付勢手段15とを具えている。
また、このうちの作動片12は、引出し口3近傍に配設されている。
また、作動片12は、固定片13と間隔を隔てて配設されており、該固定片13は、ティッシュペーパー収納箱1の内壁面1aに固定されている。
また、付勢手段15は、固定片13と作動片12との間に介在されている。この付勢手段15は、固定片13と作動片12とに両端が固定されている。なお、この付勢手段15はコイルスプリングからなる。
また、ティッシュペーパー収納箱1は、手動によりスイッチをオフするオフ手段21をさらに具えている。
このオフ手段21は、作動片12に配設された支承軸22と、該支承軸22に配設され、引出し口3から露出する押圧ボタン23と、前記支承軸22の外周面に配設された凸部22aと、固定片13に配設された軸受け部24とを具えている。
このうち、軸受け部24は、凸部に嵌合する凹部24aと、支承軸22を嵌挿する軸部24bとを具えている。
また、図1で示すように、音発生手段31は、音声マイクロチップ32と、該マイクロチップ32にケーブル(符号なし)を介して電気的接続される拡声器33とから構成されている。
このうち、音声マイクロチップ32は、一定の音が記録された音声チップと電池を具えて構成されている。また、この音声マイクロチップ32には、スイッチ手段11の作動片12と固定片13とがそれぞれケーブル(符号なし)を介し電気的接続されている。
また、拡声器33は、ティッシュペーパー収納箱1の内壁面1aに固定されている。
なお、図1では図示を省略しているが、拡声器33が配設された位置のティッシュペーパー収納箱1の壁面には、音を通すための孔が形成されている。
このようなティッシュペーパー収納箱1では、図3で示す初期状態では、ティッシュペーパー収納箱1は、それ自体が、収容したティッシュペーパー101を覆うので、該ティッシュペーパー101は、衛生的に清潔な状態に維持される。
また、図3で示す初期状態では、作動片12は付勢手段15(図2)の付勢力によって、ティッシュペーパー収納箱1の内側へ向け常時付勢されている。また、初期状態において、作動片12は押圧されておらず、そのため図示せぬセンサによってスイッチ手段11のスイッチはオフしている。またこのスイッチのオフにより音発生手段31は音を発生していない。また、凸部22aは凹部24aに嵌合している。
次に、ティッシュペーパー101をティッシュペーパー収納箱1から取り出す動作について説明する。
図4は、図1のティッシュペーパー収納箱1の要部拡大概念破断面図であって。特に発音状態の様子を示す図である。
図4の矢印Aで示すように、ティッシュペーパー101をティッシュペーパー収納箱1から取り出すには、ティッシュペーパー101を引出し口3から引出す。
すると、引出されるティッシュペーパー101が付勢手段15の付勢力に抗し作動片12を押圧する。
また、スイッチ手段11は、作動片12の押圧を前記センサにより検知してスイッチをオンする。また、スイッチ手段11がスイッチをオンすると、音発生手段31の音声マイクロチップ32の動作により拡声器33から音が発生する。
また、音声マイクロチップ32の音声チップに記録された上記一定の音とは、利用者が思わず笑いたくなるようなユーモアや、希望や夢あるいは感動に与える癒しユーモア又は癒し与える言葉を録音したものである。
具体的に、この音は、特定の種類の人に対するメッセージ、例えば、受験生へのメッセージ、恋人へのメッセージ、妻又は夫へのメッセージ、おじいさん・おばあさんへのメッセージ、熟年の人へのメッセージ、病人の人へのメッセージ、おとうさんへのメッセージ、おかあさんへのメッセージ、お嫁さんへのメッセージ、お舅さんへのメッセージ、自分へのメッセージ、子供へのメッセージまたは外国人向け等のメッセージや、秘密の会話、笑える話、お金が貯まるお話、運の向くお話等を録音したものである。
さらに具体的には、受験生へのメッセージとして、例えば、「今、つらくても必ず明るい春は来ますよ。」、「信じて、受かるって、信じるのよ合格するって。」、「あせらないで、たまにはフーッと一息抜いてね。」、「恋愛もお預けだけど、今を楽しんでね。」、「もう少し、もう少しだね。もう一歩、踏みだして。」、「追い込んでいるね。でも、あんまり無理しちゃだめだよ。」、「アラ・アラ、又ラジオつけっぱなしかー、ジージーしているよ。」、又は「積み重ねが大事だよ。1つ1つクリアーして行こうね。」が挙げられる。
また、恋人へのメッセージとしては、例えば、「あの海にもう一度連れて行ってね、お願い。」、「チョットでも時間、出来たら電話チョウダイ。」、「今度いつ逢えるの?毎日、逢いたいよ。」、「昨日の事、いつまでも覚えておいてね。」、「もう大好き、貴方、この気持ち分かって。」、「昨日逢ったばかりだけれど、もう逢いたいよ。」、「明日、手料理つくるから、一緒に食べようよ。」、又は「大嫌い、貴方の事なんか、でも大好きよ、変に成るくらい。」が挙げられる。
また、妻又は夫へのメッセージとしては、例えば、「たまには気の利いた嘘、言って下さいよ。」、「何もかも一精懸命はいいけど、あんまり無理しないでね。」、「ねー、今度いつ休み?一緒に出かけたいね。」、「ふざけんなよ!おたんこなす。そんな事を言えるのはお前だけ。」、「冬のソナタもいいけれど、私のそばもいいでしょう。」、「いいじゃん浮気の2つ位、1つはダメだけど。」、「今夜いかがーなんてストレートに言えたら楽しいのにね。」、又は「いつもありがとう、サラッと言ってあげたいけれど、言えなくてゴメンね。」等が挙げられる。
また、おじいさん・おばあさんへのメッセージとしては、例えば、「おじいチャン・おばあチャン、いつ見ても仲良くて若々しいね。」、「しばらく逢えてないけれど、具合どう?今度、みんなで行くからね。」、「チビちゃん、逢いたがっているよ。」、「おばあチャン、おじいチャンの電話ならいつでもOKよ。」、「もっと長生きしてよ、いい事、必ず起きるからね。」、「オレ、ちゃんと言うから、オレオレに騙されんなよ。」、「一杯頑張ったんだから、チョット休みな、一息一息。」、又は「じいチャン・ばあチャン頑張れ、必ず逢いに行くからね。」が挙げられる。
また、熟年の人へのメッセージとしては、例えば、「貴方ががんばらなきゃ誰が頑張る。ガンガンいけよ。」、「疲れたら、たまには立ち止まりな、いいと思うよ。」、「もっと気楽に気楽に。いいじゃないか、いつも真面目だから。」、「ストレス溜まってない?パーッと外に出ようよ。」、「役に立っているよ!あんたも、自信持ちなさい。」、「あとは若い者に任してみな、意外とやるもんだよ。」、「たまには運動しろよ、下腹出てきてるぞ。」、又は「イライラのタバコは、やめろよ。うまいタバコ吸えよ。」が挙げられる。
また、病人の人へのメッセージとしては、例えば、「リハビリ一緒に頑張ろうね。良く成るから。」、「あせっちゃダメだよ。日柄ものだから、徐々にね。」、「何でも言ってね。こうゆう時だから、甘えていいよ。」、「いいじゃん。長い人生、一時休息の足止めても。」、「家の事は心配しないで、早く治して。皆待ってるよ。」、「病は気からだよ。元気な顔、早く見せてね。心配してるんだから。」、「良い休養だと思って、ゆっくり治してね。元気な顔見たいから。」、又は「入院なんてもうたくさん!と思えば、必ず退院出来るよ。」が挙げられる。
また、上記記録される音は、詩心メッセージでもよい。詩心メッセージとしては、例えば、「優しい言葉より、もっと愛してほしい。」、「我が想い、どこまでいけば届くかな。」、「秋風にゆらりゆらりと揺れる我が心。」、「寒々と夜空を彩る流星群。」、「春の風に乗せて届けたい心のときめき。」、「水の瀬にササ船乗せて、一息かける。」、「陽の光に、波の音に、望愁かけめぐる。」又は「燃ゆる想い、松明の様に赤々と。」等が挙げられる。
このように音声マイクロチップ32の音声チップに記録された上記いずれかの音が、拡声器33によってティッシュペーパー収納箱1の外部に向け発生される。
そのため、ティッシュペーパー収納箱1の利用者は、この発生した音を聴取し、これにより、該利用者が思わず笑いたくなるようなユーモアや、希望や夢あるいは感動に与える癒しが提供される。
なお、上述したように作動片12の押圧によってスイッチがオンされるのは、引出し口3から引出されるティッシュペーパー101には、その幅方向両端部にしわが形成され、該しわの部分が、それに対向する作動片12を押圧するからである。すなわち、ティッシュペーパー101の引出しによる該しわにかかる力を利用して、スイッチがオンされる。
また、引出し口3からティッシュペーパー101が引出されると、図4で示すように、作動片12は該ティッシュペーパー101により付勢手段15の付勢力に抗して押圧されるので、これにより支承軸22は作動片12とともに引出し口3側へ移動する。またこの支承軸22の移動に伴い、凸部22aが軸受け部24の凹部24aから脱出して軸部24bに係合する。この係合により、作動片12及び支承軸22の各移動は停止するので、前記センサによって、スイッチ手段11のスイッチはオン状態に維持される。
また、上記した音は、スイッチがオンしてから一定時間、たとえば、3秒〜5秒間継続して発生され、該一定時間を経過すると、音発生手段31は音の発声を停止する。
また、この音の発生をその途中で停止させるには、オフ手段21の押圧ボタン23を押圧する。
すると、付勢手段15の付勢力によって、凸部22aと軸部24bとの係合が解除され、凸部22aは凹部24aに嵌合するとともに、作動片12の上記押圧が解除され、これによりスイッチ手段21のスイッチ23がオフする。
また、スイッチ手段21のスイッチがオフすると、音発生手段31は音の発生を停止する。
なお、スイッチ手段11のスイッチがオンしてから一定時間経過して音の発生が停止された場合、押圧ボタン23を押圧すると、付勢手段15の付勢力によって、凸部22aと軸部24bとの係合が解除され凸部22aは凹部24aに嵌合するとともに、作動片12の上記押圧が解除され、これにより初期状態に復帰する。
以上で説明したように、この考案の第一実施例のティッシュペーパー収納箱1は、ティッシュペーパー101をティッシュペーパー収納箱1から取り出す動作によってスイッチがオンするスイッチ手段11と、該スイッチ手段11のスイッチがオンされるとティッシュペーパー収納箱1外部へ向け音を発生する音発生手段31とを具えているから、収容したティッシュペーパー101を衛生面で清潔に保つことができるという実用性を具えるとともに、音発生機能(おしゃべり機能)によって、利用者が思わず笑いたくなるようなユーモアや、希望や夢あるいは感動に与える癒しを提供することができる。
また、このティッシュペーパー収納箱1は、手動によりスイッチ手段11のスイッチをオフするオフ手段21を具えているから、発生した音を任意に停止させることができる。
次に第二の実施例のティッシュペーパー収納箱41について説明する。
図5は、第二実施例のティッシュペーパー収納箱の概念斜視図であって、特に初期状態の様子を示す図である。また、図6は、図5のティッシュペーパー収納箱の要部概念断面図である。なお、図5乃至後述する図8では、図1乃至図4と同一部分を同一符号で示している。
この第二実施例のティッシュペーパー収納箱41は、その内部に、図示せぬ市販のティッシュペーパー収納箱(以下、「ティッシュボックス」という。)を収容するものである。
前記ティッシュボックスは、内部にティッシュペーパー101を収容している。
図5及び図6で示すように、ティッシュペーパー収納箱41は、その内部に、前記ティッシュボックスを介し収容したティッシュペーパー101(図示しない)を、該ティッシュペーパー収納箱41から取り出す動作によってスイッチがオンするスイッチ手段51と、該スイッチ手段51のスイッチがオンされるとティッシュペーパー収納箱41外部へ向け音を発生する音発生手段71とを具えている。
このスイッチ手段51は、ティッシュペーパー101を引出す引出し口3と、該引出し口3を覆う蓋体52とを具えている。
このスイッチ手段51は、引出し口3を開放させる蓋体52の拡開動作によってスイッチがオンされるものである。
また、引出し口3は、ティッシュペーパー101を収容する本体42に形成されている。
なお、前記ティッシュボックスには図示せぬティッシュ引出し口が形成されており、該ティッシュ引出し口は引出し口3に対向するように配置されている。
また蓋体52は、本体42に対し軸53を介して回動自在に支承されている。
また、蓋体52を支承する軸53は、本体42に差し渡されている。
また、蓋体52には、アーム54の一端が固定されている。また、この固定は板55を介して行われている。
また、このアーム54の他端は、本体42の内壁面42aに固定されずに、該内壁面42aに当接している。またこの当接は板56を介して行われている。
また、蓋体52には、取っ手60が配設されている。
また、音発生手段71は、第一実施例のティッシュペーパー収納箱1の音発生手段31と同様に、図示せぬ音声マイクロチップ32(図1参照)と、該マイクロチップ32にケーブルを介し電気的接続される拡声器33(図1参照)を具えて構成されている。
この音発生手段71は、図5に示すように、箱体42の側方に配設されており、拡声器33(図1参照)と対応する位置の箱体42には、音を通すための孔74が形成されている。
なお、音声マイクロチップ32には、第一の実施例のティッシュペーパー収納箱1のものと同様に、一定の音が記録された録音チップと電池を具えて構成されている。また、音声マイクロチップ32には、スイッチ手段51の図示せぬセンサに電気的接続されている。前記センサは、アーム54の他端が板56を介し当接しているか否かを検知するセンサである。
また、音声マイクロチップ32には、第一実施例のものと同様に、拡声器33が電気的接続されている。またこの音声マイクロチップ32は、本体42の内壁面42aに固定されている。
このような構造のティッシュペーパー収納箱41では、図5及び図6に示す初期状態では、ティッシュペーパー収納箱41の本体42はティッシュペーパー101を覆うので、該ティッシュペーパー101は、衛生的に好ましく維持される。
また、図5及び図6で示すように、このティッシュペーパー収納箱41では、引出し口3を蓋体4によって覆う。したがって、この蓋体4により、ティッシュペーパー101は、衛生的に一層好ましく維持される。
また、図6で示すように初期状態では、アーム54の他端は板56を介して本体42の内壁面42aに当接しており、そのため、前記センサによりによりスイッチ手段51のスイッチがオフしている。またこのスイッチのオフにより音発生手段71は音を発生していない。
次に、ティッシュペーパー101をティッシュペーパー収納箱41から取り出す動作について説明する。
図7は、第二実施例のティッシュペーパー収納箱の要部概念断面図であって、特に発音状態の様子を示す図である。また図8は、第二実施例のティッシュペーパー収納箱31の概念斜視図であって、特に発音状態の様子を示す図である。
図7及び図8で示すように、ティッシュペーパー101をティッシュペーパー収納箱41から取り出すには、まず蓋体52を拡開し、これにより引出し口3を開放させる。
具体的には、取っ手60を介して蓋体52を軸53を中心に回動して引出し口3を開放する。
すると、図7で示すように、板56を介して本体42の内壁面42aに当接していたアーム54の他端が内壁面42aから離間し、これによりスイッチ手段51の上記センサを介しスイッチ手段51のスイッチがオンする。
また、スイッチ手段51がスイッチをオンすると、音発生手段71の音声マイクロチップの動作により拡声器33から音が発生する。
この発生する音は、音声マイクロチップ32の音声チップに予め記録されてある音であって、上記した第一実施例のティッシュペーパー収納箱41において発生される音と同様に、利用者が思わず笑いたくなるようなユーモアや、希望や夢あるいは感動に与える癒しユーモア又は癒し与える言葉を録音したものである。
またこの音は、音発生手段71の拡声器33によってティッシュペーパー収納箱41の外部に向け発生される。
そのため、ティッシュペーパー収納箱31を利用する利用者は、該音声を聴取し、これにより、利用者が思わず笑いたくなるようなユーモアや、希望や夢あるいは感動に与える癒しが提供される。
なお、符号42bは、本体42に形成され、かつ初期状態において板55を位置決め載置する位置決め凹部である。また符合42cは、位置決め凹部42b内に形成された孔であって、アーム54を蓋体52とともに軸53を中心に回転させるための孔である。
また、蓋体52が拡開され引出し口3が開放されている状態では、上記した音の発生はスイッチがオンしてから一定時間、たとえば、3秒〜5秒間継続して行われ、該一定時間を経過すると、音発生手段71は音の発生を停止する。
また蓋体52が拡開され、引出し口3が開放されている状態では、引出し口3からティッシュペーパー101を引き出し、該引出し口3から取り出すことができる。
また、前記音の発生をその途中で停止させるには、図5及び図6で示すように引出し口3を蓋体52で覆って閉塞する。具体的には、取っ手60を介し、蓋体52を軸53を介して回動させて上記閉塞を行う。
すると、図6で示すようにアーム54の他端が板56を介して本体42の内壁面42aに当接するので、これにより、前記センサを介してスイッチ手段51のスイッチがオフする。
また、スイッチ手段51のスイッチがオフすると、音発生手段71は音の発生を停止させる。
なお、スイッチ手段51のスイッチがオンしてから一定時間経過して音の発生が停止された場合、引出し口3を蓋体52で覆って閉塞すると、ティッシュペーパー収納箱41は初期状態に復帰する。
以上で説明したように、この考案の第二のティッシュペーパー収納箱41は、ティッシュペーパー101をティッシュペーパー収納箱41から取り出す動作によってスイッチがオンするスイッチ手段51と、該スイッチ手段51のスイッチがオンされるとティッシュペーパー収納箱41外部へ向け音を発生する音発生手段71とを具えているから、ティッシュペーパー101を衛生面で清潔に保つことができるという実用性を具えるとともに、音発生機能(おしゃべり機能)によって、利用者が思わず笑いたくなるようなユーモアや、希望や夢あるいは感動に与える癒しを提供することができる。
また、このティッシュペーパー収納箱41は、蓋体52によって引出し口3を覆って該引出し口3を閉塞すれば、スイッチ手段51のスイッチをオフでき、これにより発生した音を任意に停止させることができる。
図1は、第一実施例のティッシュペーパー収納箱の概念斜視図である。 図2は、図1のティッシュペーパー収容箱の拡大概念断面図である。 図3は、図1のティッシュペーパー収納箱の要部拡大概念破断面図である。 図4は、図1のティッシュペーパー収納箱の要部拡大概念破断面図であって。特に発音状態の様子を示す図である。 図5は、第二実施例のティッシュペーパー収納箱の概念斜視図であって、特に初期状態の様子を示す図である。 図6は、図5のティッシュペーパー収納箱の要部概念断面図である。 図7は、第二実施例のティッシュペーパー収納箱の要部概念断面図であって、特に発音状態の様子を示す図である。 図8は、第二実施例のティッシュペーパー収納箱の概念斜視図であって、特に発音状態の様子を示す図である。
符号の説明
1、41…ティッシュペーパー収納箱
1a、42a…内壁面
3…引出し口
11、51…スイッチ手段
12…作動片
13…固定片
15…付勢手段
21…オフ手段
22…支承軸
22a…凸部
23…押圧ボタン
24…軸受け部
24a…凹部
24b…軸部
31、71…音発生手段
42…本体
52…蓋体
53…軸
54…アーム
101…ティッシュペーパー

Claims (9)

  1. ティッシュペーパーを収容するティッシュペーパー収納箱において、
    前記ティッシュペーパーを前記ティッシュペーパー収納箱から取り出す動作によってスイッチがオンするスイッチ手段と、
    該スイッチ手段のスイッチがオンされると前記ティッシュペーパー収納箱外部へ向け音を発生する音発生手段
    とを具えていることを特徴とするティッシュペーパー収納箱。
  2. 前記ティッシュペーパーを引出す引出し口を具え、
    前記スイッチ手段は、
    前記引出し口から引出されるティッシュペーパーにより、前記スイッチがオンするようにしたことを特徴とする請求項(1)記載のティッシュペーパー収納箱。
  3. 前記引出し口から引出される前記ティッシュペーパーには、その両端部にしわが形成され、該しわにかかる力により、前記スイッチがオンするようにしたことを特徴とする請求項(2)記載のティッシュペーパー収納箱。
  4. 手動により前記スイッチ手段のスイッチをオフするオフ手段を具え、
    前記スイッチがオフすると、前記音発生手段は前記音の発生を停止することを特徴とする請求項(2)記載のティッシュペーパー収納箱。
  5. 前記スイッチ手段は、
    前記ティッシュペーパー収納箱内に配設され、かつ前記引出し口近傍に配設される作動片と、
    該作動片を、前記ティッシュペーパー収納箱の内側へ向け常時付勢する付勢手段
    とを具え、
    前記作動片は、前記引出し口から引出されるティッシュペーパーによって前記付勢手段の付勢力に抗して押圧され、
    前記スイッチ手段は、該押圧によりスイッチをオンするようにしたことを特徴とする請求項(2)に記載のティッシュペーパー収納箱。
  6. 前記ティッシュペーパー収納箱の内壁面に固定され、かつ前記作動片と間隔を隔てて配設される固定片を具え、
    前記付勢手段は、前記固定片と前記作動片との間に介在されていることを特徴とする請求項(5)記載のティッシュペーパー収納箱。
  7. 手動により前記スイッチ手段のスイッチをオフするオフ手段を具え、
    該オフ手段は、
    前記作動片に配設された支承軸と、
    該支承軸に配設され、前記引出し口から露出する押圧ボタンと、
    前記支承軸の外周面に配設された凸部と、
    前記固定片に配設された軸受け部であって、前記支承軸を嵌挿する軸部と前記凸部に嵌合する凹部とを具えた軸受け部
    とを具え、
    前記引出し口から前記ティッシュペーパーが引出されると、該ティッシュペーパーにより、前記作動片は前記付勢手段の付勢力に抗して押圧されて前記スイッチ手段のスイッチがオンするとともに前記凸部が前記凹部から脱出して前記軸部に係合し、
    前記押圧ボタンを押圧すると、前記付勢手段の付勢力によって、前記凸部と前記軸部との係合が解除されて前記凸部は前記凹部に嵌合するとともに、前記作動片の押圧が解除されて前記スイッチ手段のスイッチがオフし、これにより前記音発生手段は前記音の発生を停止するようにしたことを特徴とする請求項(6)記載のティッシュペーパー収納箱。
  8. 前記スイッチ手段は、前記ティッシュペーパーを引出す引出し口と、該引出し口を覆う蓋体とを具え、前記スイッチ手段は、前記引出し口を開放させる前記蓋体の拡開動作によってスイッチがオンするようにしたことを特徴とする請求項(1)に記載のティッシュペーパー収納箱。
  9. 前記スイッチ手段は、
    前記ティッシュペーパーを収容するとともに前記引出し口が形成された本体と、
    前記蓋体を前記本体に対し回動自在に支承する軸と、
    前記蓋体に一端が固定され、他端が前記本体の内壁面に当接するアームとを具え、
    前記蓋体を前記軸を中心に回動して前記引出し口を開放すると、前記アームの他端が前記本体の内壁面から離間して前記スイッチ手段のスイッチがオンし、
    前記蓋体を前記軸を中心に回動して前記引出し口を閉塞すると、前記アームの他端が前記本体の内壁面に当接して前記スイッチ手段のスイッチがオフし、これにより前記音発生手段は前記音の発生を停止するようにしたことを特徴とする請求項(8)記載のティッシュペーパー収納箱。
JP2005001394U 2005-03-17 2005-03-17 ティッシュペーパー収納箱 Expired - Fee Related JP3111472U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009070678A2 (en) * 2007-11-27 2009-06-04 Clever Innovations Concepts, Llc Mechanically activated tissue dispenser
KR20190054579A (ko) * 2017-11-14 2019-05-22 이요한 멜로디 물티슈 팩

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WO2009070678A3 (en) * 2007-11-27 2009-08-06 Clever Innovations Concepts Ll Mechanically activated tissue dispenser
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