JP3029509U - メッセージ人形 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メッセージの交換が楽しめる人形。 【構成】 録音部と再生部と録音された音声を順番に
取り出すためのコントロール部とからなる音声装置
（２）を内蔵し、任意箇所に再生起動スイッチ（５）を
有する人形。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本発明は、録音・再生機能を有する人形に関する。

【０００２】

【従来の技術】

あらかじめ録音された音声を再生するだけの機能を有する人形があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （１）再生できる内容が固定されていて変化がない。 （２）メッセージが一方通行的で飽きやすい。 本考案は、以上の欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

Ａ・Ｂ二種類のメッセージを個別に録音できる録音部と、メッセージを交互に 取り出すためのコントロール部と音声の再生部を基本とする音声装置、およびそ れに接続する再生起動スイッチを人形に組み込む。

【０００５】

【作用】

録音部を操作してＡ・Ｂ二種類の音声を録音する。 再生起動スイッチを作動させると音声Ａが再生される。再度再生起動スイッチ を作動させると音声Ｂが再生される。

【０００６】

【実施例】

第１図に本考案実施例の人形を示す。第１図における人形本体（１）の一部に 電池で作動する音声装置（２）を埋設する。音声装置には録音用ボタン（３）が 設けられこのボタンを押しながら録音マイク（４）にむかってメッセージをいえ ばそのメッセージは録音部に記憶される。人形の頭部に設けられた再生起動スイ ッチ（５）を作動させると人形がしゃべっているように録音されたメッセージが 再生される。本考案の人形には二種類のメッセージが録音されるので、再生起動 スイッチを作動させれば一方のメッセージが再生され、再度スイッチを作動させ ればもうひとつのメッセージが再生される。メッセージは交互に再生されるよう にコントロールされているので人形と人との間でより高度な擬似的会話が可能に なる。

【０００７】

【考案の効果】

二種類のメッセージが交互に取り出されるため、人形と人との間により高度な ストーリー性が期待でき、今までの人形にない魅力と遊びの世界が広がる。 メッセージを録音しなおすことで状況に応じた創造的遊びが可能になるととも に飽きることがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案実施例の人形

【符号の説明】

１ 人形本体 ２ 音声装置 ３ 録音用ボタン ４ 録音マイク ５ 再生起動スイッチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 Ａ・Ｂ二種類のメッセージを個別に録音
   でき、単一の起動スイッチでメッセージＡ・Ｂを交互に
   再生できる装置を内蔵した人形。