JP3029221U - 噺家人形 - Google Patents

噺家人形

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JP3029221U
JP3029221U JP1995014528U JP1452895U JP3029221U JP 3029221 U JP3029221 U JP 3029221U JP 1995014528 U JP1995014528 U JP 1995014528U JP 1452895 U JP1452895 U JP 1452895U JP 3029221 U JP3029221 U JP 3029221U
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JP
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JP1995014528U
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Inventor
鉄哉 渕口
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鉄哉 渕口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動物が落語を喋る如く音声を再生するという
形態を採用することにより、動物の無心な表情が聞く人
に優しさ,暖かさ,ユーモア,おかしさ等の情緒的な豊
かさを与え、落語噺を聞く面白み,楽しさを増すよう演
出する。 【解決手段】 イルカ等の動物模型1を主体部とし、そ
の動物模型1には動物が落語を喋る如く落語噺を音声で
再生可能に記録した音声記録再生装置4を装備し、音声
の再生と共に、目の部分1aを発光させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、落語噺を家庭内で随時に楽しく聞けるよう構成する噺家人形に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、落語噺を家庭内で随時に聞く手段としてはカセットテープや磁気ディ スクがある。然し、それは飽くまでもテープデッキやディスクプレイヤーのスピ ーカーから直に流すことにより聞くものであり、この形態からではテープデッキ やディスクプレイヤーのスピーカーより流れているというイメージが伴うため、 落語の面白さ,楽しさを十分にイメージさせるよう再現するには物足りない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、落語噺を家庭内で随時に聞く手段として落語の面白さ,楽しさを十 分にイメージさせられるよう構成する噺家人形を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に係る噺家人形においては、イルカ等の動物模型を主体部と し、その動物模型には動物が落語を喋る如く落語噺を音声で再生可能に記録した 音声記録再生装置を装備することにより構成されている。
【0005】 本考案の請求項2に係る噺家人形においては、音声の再生と共に、少なくとも 目の部分が発光する動物模型を主体部に構成されている。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照して説明すると、図1で示す噺家人形は優しくユーモラ スでひょうきんな容貌を備える動物のイルカを選択し、そのイルカを造形したイ ルカ模型1を主体部に構成されている。
【0007】 このイルカ模型1は、布材料や通常のプラスチック材料や石膏,粘土等の鉱物 系材料を用いることにより形成することができる。そのイルカ模型1は、座布団 や演台等を模型した付属模型物2を台座として一体に造形することにより卓上に 据付け載置可能に構成することができる。また、このイルカ模型1には噺家の雰 囲気を持たせるべく、布地等から形成した羽織等を付属模型物3として着衣させ るようにできる。
【0008】 そのイルカ模型1は、落語の喋りに伴って体の一部が動くよう作動可能に構成 することができる。この動作するイルカ模型1は多関節構造の骨組みを体の内部 に備え、布材料或いはゴム系,高分子樹脂系の混合材料から体全体を形成すれば よい。その他に、動作部分は圧電材の磁性粉をゴム系,高分子樹脂系の混合材料 に配合することにより微小電圧で伸縮動させるよう形成できる。また、形状記憶 合金の細線をゴム系,高分子樹脂系の混合材料に埋め込むか、形状記憶合金の粉 末をゴム系,高分子樹脂系の混合材料に配合することにより熱で動くよう形成す ることもできる。
【0009】 そのイルカ模型1を主体部とし、音声記録再生装置4がセットに装備されてい る。この音声記録再生装置4としては、テープデッキやディスクプレーヤーを備 えば、全体を安価でコンパクトなものに構成することができる。その音声記録再 生装置4は、後述する磁気記録媒体を出し入れする収納部の開口5をイルカ模型 1の体表面或いは付属模型物3の表面部分に設けていずれかの内部に備え付ける ことができる。
【0010】 その音声記録再生装置4は、スイッチ操作でON,OFF切換え可能に装備さ れている。このスイッチ操作は、押しボタンまたは自動切換,選択スイッチを上 述したと同様にイルカ模型1の体表面或いは付属模型物3の表面部分のいずれか に備えることにより手動操作または超音波発信器による遠隔操作で行うことがで きる。そのスイッチ操作では電源を最初にONし、次に後述する音声記録媒体に 記録された複数種の落語噺からチャンネル切換え信号でいずれかをチャンネル毎 に選択するよう作動させることができる。
【0011】 音声記録媒体としては、カセットテープ,エンドレステープの録音済みテープ を用いることができる。その音声としては、複数種の落語噺を記録しておく。ま た、音声記録媒体としてはCD,MD,LD,DAT,DCC等の磁気ディスク を適用することができる。この磁気ディスクによると、複数種記録された落語噺 から所望するものを容易に選択頭出しできるところから好ましい。
【0012】 この噺家人形においては音声の再生と共に、図2で示すように少なくとも目の 部分1aが発光手段6で発光するイルカ模型1を主体部にすることにより構成さ れている。その発光手段6は手動スイッチまたは自動スイッチによるON,OF Fと連動させ、音声記録再生装置4の電源スイッチがONしたときに同期させて 点灯可能に装備すればよい。この発光手段6を備えると、音声記録再生装置4の 電源スイッチがON,OFFしたことを明確に判断することができる。また、顔 や頭の部分を発光させて喋りの白熱ぶりを表現する如く構成することもできる。
【0013】 その発光手段6としては、着色した豆ランプやLEDを用いることができる。 また、光ファイバーを用い、各先端の切口部分を揃えて目の部分1aを造形する ことにより光を拡散発光するよう構成することができる。この豆ランプやLED ,光ファイバーに代えて、目の部分1aを液晶ディスプレイ化すれば、豆ランプ やLED,光ファイバーでは出せない光の色を発光するようにできる。
【0014】 また、音声はイルカ模型1の口の部分1bに合わせてスピーカーを内部に備え 付ければ、発声位置からも、あたかもイルカが落語を喋っている如く再生するこ とができる。これに伴って、イルカ1模型は口の部分1bを開閉し或いは手の部 分1cをバタ付かせ、更には首の部分1dを振るように上述した動作機構で連動 可能に構成することもできる。
【0015】 上述した付属機構の他、この噺家人形には時計の機能を組み合わせることがで きる。また、液晶ディスプレイ7をイルカ模型1の体部分或いは演台等の付属模 型物3の表面部分に備え、音声の再生に伴う動画を液晶ディスプレイ7に表示す れば喋りの内容に面白さ,楽しさを動画表示で加味することができる。
【0016】 この噺家人形は、パーソナルコンピュータと組み合わせるようにもできる。そ のパーソナルコンピュータを組み合わせると、通信回路を利用したインターネッ ト等の親局から発信される落語噺を含む各種の情報を受信することにより音声記 録再生装置4に装備した音声記録媒体に記録蓄積し、必要に応じて再生利用する よう多様な情報の収集にも兼用することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上の如く、本考案の請求項1に係る噺家人形に依れば、動物が落語を喋る如 く音声を再生するという形態を採用することにより、動物の無心な表情が聞く人 に優しさ,暖かさ,ユーモア,おかしさ等の情緒的な豊かさを与え、落語噺の面 白み,楽しさを増すよう演出することができる。
【0018】 本考案の請求項2に係る噺家人形に依れば、音声の再生と共に、少なくとも目 の部分が発光することにより、音声記録再生装置のON,OFFを確実に判断す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態に係る噺家人形を示す説
明図である。
【図2】同噺家人形の目の部分を拡大して示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 動物模型 1a 目の部分 2,3 付属模型物 4 音声記録再生装置 6 発光手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イルカ等の動物模型を主体部とし、その
    動物模型には動物が落語を喋る如く落語噺を音声で再生
    可能に記録した音声記録再生装置を装備してなることを
    特徴とする噺家人形。
  2. 【請求項2】 音声の再生と共に、少なくとも目の部分
    が発光する動物模型を主体部に構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の噺家人形。
JP1995014528U 1995-12-27 1995-12-27 噺家人形 Expired - Lifetime JP3029221U (ja)

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JP1995014528U JP3029221U (ja) 1995-12-27 1995-12-27 噺家人形

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ID=43164264

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0476317U (ja) * 1990-11-09 1992-07-03

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