JP3063356U - 化粧を行う者の容姿を褒揚する音声発生装置 - Google Patents

化粧を行う者の容姿を褒揚する音声発生装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧を行う者が化粧を行う際に直接話し
かけるが如く音声を発してその者の孤独感を払拭すると
共に、該音声が化粧を行う者の容姿をほめる内容を含み
化粧の出来具合や自分の容姿について不安を抱くことな
く自信を持たせることができる装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 化粧を行う者に対してその者の容姿をほ
める内容を含む音声を発生する装置であって、該音声の
信号を記憶する記憶部と、一定条件を感知して電気的な
感知信号を発生するセンサーと、該感知信号を受けとる
と該記憶部に記憶された該音声の信号を再生する再生部
と、を有する、装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、音声を発生する装置に関し、より詳細には、化粧を行う者に対して その者の容姿をほめる内容を含む音声を発生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧は、通常、化粧品(乳液、化粧水、頬紅、口紅等)を顔面に塗りつける孤 独な作業を鏡に向かって黙々とするものであった。孤独をまぎらわせるためには 、化粧をしている場所の近傍にテレビやラジオ等の音を発する装置を配置する場 合もあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、化粧をしている際に、ただ近傍に音を発する装置を配置するのみで は、化粧を行う者に対して直接に働きかけてくるものではないことから、孤独感 をぬぐい去ることはできなかった。 さらに、化粧を行う者は化粧の出来具合や自分の容姿について不安を抱く場合 があり、かかる不安により自信を喪失するのみならず、姿勢や身のこなしに悪影 響を及ぼすことさえあった。
【0004】 そこで本考案においては、化粧を行う者が化粧を行う際に直接話しかけるが如 く音声を発してその者の孤独感を払拭すると共に、該音声が化粧を行う者の容姿 をほめる内容を含み化粧の出来具合や自分の容姿について不安を抱くことなく自 信を持たせることができる装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の装置(以下、「本装置」という。)は、化粧を行う者に対してその者 の容姿をほめる内容を含む音声を発生する装置であって、該音声の信号を記憶す る記憶部と、一定条件を感知して電気的な感知信号を発生するセンサーと、該感 知信号を受けとると該記憶部に記憶された該音声の信号を再生する再生部と、を 有する、装置である。 こうすることで、記憶部が、化粧を行う者に対してその者の容姿をほめる内容 を含む音声の信号を記憶する。そしてセンサーは、化粧を行う者が化粧を始めた ことを示す一定条件を感知して電気的な感知信号を発生する。再生部は、該セン サーが発生した該感知信号を受け取ると該記憶部に記憶された該音声の信号を再 生する。このため本装置は、化粧を行う者が化粧を始めると、化粧を行う者に対 してその者の容姿をほめる内容を含む音声を発生する。 これにより本装置は、化粧を行う者が化粧を行う際に直接話しかけるが如く音 声を発するのでその者の孤独感を払拭することができると共に、該音声が化粧を 行う者の容姿をほめる内容を含むので化粧の出来具合や自分の容姿について不安 を抱くことなく自信を持たせることができる。
【0006】 本装置が発生する前記音声は、化粧を行う者に対してその者の容姿をほめる内 容を含むものであればいかなるものであってもよく、特に限定されるものではな いが、「あなたは美人」、「あなたは可愛い」、「笑顔がすてき」、「若くみえ ますよ」等を例示することができ、そしてこれらを組み合わせたもの、例えば「 あなたは美人よ、あなたは可愛い、さあ笑顔の練習をしましょう、笑顔がすてき 、まあ、5(10)歳は若くみえますよ、あなたは美人よ」等であってもよい。 なお、ここでは本装置の使用者が女性の場合を示したが、本装置は男性用とさ れることもでき、その場合であれば前記音声を「あなたはハンサム」、「あなた はかっこいい」、「笑顔がすてき」、「若くみえますよ」等とすることができ、 これらを組み合わせたものとしてもよい。
【0007】 本装置の記憶部は前記音声の信号を記憶し、再生部が該信号を再生することが できるものであればいかなるものであってもよく、例えば、従来から多用されて いるICメモリー、テープレコーダー、フロッピーディスク、コンパクトディス ク(CD)、ミニディスク(MD)等を用いてもよい。このとき本装置が発生す る音声の内容は1種類でもよいが2種類以上の複数とすることもでき、複数発生 させる場合であればどの内容のものを発生するか切替スイッチ等によって選択す るようにすることができる。 さらに本装置が発生する音声の内容を本装置の使用者が自由に変更できるよう にしてもよく、その場合では記憶部に書き換え可能なものを用いると共に、それ らに新しい内容の音声を入力するための、マイクロフォン等を含む入力部を備え るようにすればよい。
【0008】 本装置のセンサーは、一定条件を感知して電気的な感知信号を発生する。ここ に該センサーが感知する「一定条件」とは、本装置の使用者(即ち、化粧を行う 者)が化粧を始めたことを知ることができる条件であればいかなるものでもよく 、特に限定されるものではないが、周囲の音、人の近接を知ることができる赤外 線、動かされたこと、光の変化等を例示することができる。特に、所定大きさ以 上の音を感知して感知信号を発するようにすれば、センサーを簡単かつ安価なも のにすることができると共に周囲に人がいることを確実に感知し本装置を作動さ せることができるので好ましい。
【0009】 そして該センサーが感知する「一定条件」は、化粧をする際に用いる物が使用 されていることを感知して化粧を始めたことを知るものであってもよい。こうす ることで化粧を始めたことを直接的に知ることができるので誤動作を減少させる ことができるので好ましい。化粧をする際に用いる物が使用されていることとは 、本装置が蓋付き化粧品収納箱に取り付けられている場合に該蓋が開かれたこと 、本装置が蓋付き携帯用化粧容器に取り付けられている場合に該蓋が開かれたこ と、本装置が可動の鏡を有する化粧箪笥に取り付けられている場合に該鏡が動か されたこと、本装置が椅子を有する化粧箪笥に取り付けられている場合に該椅子 に人が座ったこと等を例示的に列挙することができる。ここに「蓋付き化粧品収 納箱」とは、化粧水、クリーム、口紅等の様々な種類の化粧品を収納することが できる有蓋の箱をいい、化粧をする際に該蓋を開けて内部に収納されている化粧 品を取り出して使用することができるものである。また「蓋付き携帯用化粧容器 」とは、おしろいやほお紅等を収容したいわゆるコンパクトやペン状の口紅容器 等のような有蓋の容器をいい、化粧をする際に該蓋を開けて内部に収納されてい る化粧品を使用することができるものである。 なお、これら蓋が開かれたこと、鏡が動かされたこと、椅子に人が座ったこと 等はいかなる方法で感知してもよく、例えば、光電スイッチ、マイクロスイッチ 、感圧ダイオード、加速度センサー等を適宜配置することで行われてもよい。
【0010】 本装置の再生部は、センサーが発生する前記感知信号を受けとると記憶部に記 憶された前記音声の信号を再生するものであれば特に限定されない。通常、再生 部は、前記感知信号を受信すると記憶部が記憶した前記音声の信号を増幅して、 再生部の一部であるスピーカーに供給することで、前記音声の信号を再生する。
【0011】 なお、本装置の音声発生を止める時期は様々な方法で決められてよく、例えば 、化粧を終了することを感知した時にしても、また音声発生開始から所定時間が 経過した時にしても、そして所定の音声内容を所定回数再生が完了した時にして もよい。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態を図面を参照して詳述するが、本考案はこれに限定される ものではない。
【0013】 図1は、第一実施形態の本装置の外観構成を示す斜視図である。図1を参照し て、本装置11の外観構成について説明する。本装置11は、装置本体21と、 装置本体21に取り付けられた吊り紐31と、からなる。 装置本体21はここでは略直方体形状をしており樹脂材料によって形成されて いるが、特にこれに限られるものではなく、例えば、形状は三角柱、五角柱、六 角柱、七角柱等の多角柱、球形、四面体等であってもよく、さらに材料は材木、 紙、ステンレス等の金属材料、大理石やコンクリート等の無機材料等を用いても よい。 装置本体21が形成する略直方体の一面には、電源スイッチ41とマイクロフ ォン51とスピーカー61とが取り付けられている。電源スイッチ41は本装置 11の全体の電源を入れたり切ったりすることができる。マイクロフォン51は 、後述のように本装置11周囲の音を感知する。スピーカー61は、後述のよう に化粧を行う者の容姿をほめる内容を含む音声を発生する。なお、装置本体21 が形成する略直方体の該一面の裏面には、本装置11の電源たる電池を交換する 交換口が形成されている(図示せず)。 一方、吊り紐31は合成繊維製の紐からなり、装置本体21の上面に形成され た吊り孔23に通された状態で両端を留め具によって固定されて環状になってい る。このため吊り紐31をどこかに引っかけること等によって本装置11は容易 に吊り下げ固定できる。
【0014】 図2は、図1に示した本装置11の回路ブロック図である。図2を参照して、 本装置11の回路構成について説明する。本装置11は、音声の信号を記憶する 記憶部たるICメモリー回路81と、本装置11周囲の音を感知して電気的な感 知信号を発生するセンサー55と、該感知信号を受けとるとICメモリー回路8 1(記憶部)に記憶された音声の信号を再生する再生部69と、該音声の信号の 再生が一定時間行われるとそれを止めるためのカウンター回路84と、からなる 。 記憶部たるICメモリー回路81は、女性の声で「あなたは美人よ、あなたは 可愛い、さあ笑顔の練習をしましょう、笑顔がすてき、まあ、5歳は若くみえま すよ、あなたは美人よ」との内容が記憶されている。 センサー55はマイクロフォン51とトリガー発生回路53とからなる。マイ クロフォン51は本装置11周囲の音を電気信号に変換し、該電気信号をトリガ ー発生回路53へと送る。トリガー発生回路53は、マイクロフォン51から送 られてきた電気信号(本装置11周囲の音の大きさに応じたもの)から、所定大 きさ以上の音が入力された場合には、電気的な感知信号(トリガー)を再生部6 9へ発生する。なお、トリガー発生回路53がトリガーを発生する、前記電気信 号の大きさのしきい値を本装置11の使用者が自由に変化させることができるよ うになっており、それによって音声再生がされる本装置11周囲の音の最小大き さの感度調節を行うことができるようになっている。 再生部69は、フリップフロップ回路63とリレー65とD−A変換回路66 と増幅回路67とスピーカー61とからなる。フリップフロップ回路63が、セ ンサー55(トリガー発生回路53)から発せられた前記感知信号(トリガー) の入力を受け付けると、リレー65が動作状態となり(ON状態)、この動作状 態でさらにフリップフロップ回路63が、トリガー発生回路53からトリガーの 入力を受け付けると、リレー65が休止状態となる(OFF状態)。リレー65 が動作状態(ON状態)のときは、ICメモリー回路81が前記記憶された内容 をデジタル信号としてD−A変換回路66に出力し、リレー65が休止状態(O FF状態)のときは、ICメモリー回路81は前記記憶された内容を出力しない 。該デジタル信号は、D−A変換回路66によってアナログ信号へと変換される 。該アナログ信号は増幅回路67によってスピーカー61を駆動するのに十分な 程度まで増幅され、その後スピーカー61によって電気信号から音波へと変換さ れる。 カウンター回路84は、センサー55(トリガー発生回路53)からフリップ フロップ回路63へ発せられた前記感知信号(本段落では以下「開始トリガー」 という)を受けつけると、計数を開始し所定時間が経過するとトリガー発生回路 53にトリガー(本段落では以下「終了トリガー」という)を発生するようにな っている。終了トリガーをフリップフロップ回路63が受け付けると、リレー6 5が休止状態(OFF状態)となり、ICメモリー回路81からの前記デジタル 信号出力が中止される。これによって開始トリガーが発せられて音声再生が開始 され、該所定時間が経過すると終了トリガーが発せられ音声再生が終了する。
【0015】 このように本装置11は構成されているので、化粧をする場所、例えば洗面台 に吊り下げて電源スイッチ41を入れておけば、化粧を行う者が本装置11近傍 にやって来て物音(例えば、化粧品を取り出す音)をたてると、マイクロフォン 51が該物音を電気信号に変換してトリガー発生回路53へと送る。トリガー発 生回路53は、所定大きさ以上の音が入力されたと判断すると、感知信号を再生 部69(フリップフロップ回路63)へ発生する。フリップフロップ回路63が 、センサー55(トリガー発生回路53)から発せられた前記感知信号(トリガ ー)の入力を受け付けると、リレー65が動作状態となり(ON状態)、ICメ モリー回路81が前記記憶された内容をデジタル信号としてD−A変換回路66 に出力し、D−A変換回路66によってアナログ信号へと変換される。変換され たアナログ信号は増幅回路67によって増幅され、スピーカー61によって音声 が発せられる。 従って、本装置11近傍に化粧をするためにやって来た者に化粧を始めるとほ ぼ同時のタイミングで本装置11は音声を発するので、化粧を行う者が化粧を行 う際に直接話しかけるが如く音声を発しその者の孤独感を払拭することができる と共に、かつ該音声は「あなたは美人よ、あなたは可愛い、さあ笑顔の練習をし ましょう、笑顔がすてき、まあ、5歳は若くみえますよ、あなたは美人よ」との 化粧を行う者の容姿をほめる内容を含むので、その者が化粧の出来具合や自分の 容姿について不安を抱くことなく自信を持つことができる。
【0016】 図3は、第二実施形態の本装置が取り付けられた蓋付き化粧品収納箱の斜視図 である。図3を参照して、本装置が取り付けられた蓋付き化粧品収納箱101に ついて説明する。蓋付き化粧品収納箱101は、上面が開放された略立方体形状 をした箱本体103と、該開放された上面を閉じる蓋105と、を有する。蓋1 05は、鏡109が取り付けられた面が下面になる状態(即ち、蓋105が閉じ られた状態)から略鉛直になる状態(即ち、図3の状態)まで回動自在に箱本体 103に蝶番107a、107bを介して取り付けられている。鏡109が取り 付けられた面が下面になる状態(即ち、蓋105が閉じられた状態)では、一方 が蓋105に取り付けられ他方が箱本体103に取り付けられた蓋留め金具11 1a、111bが互いに係合して蓋105の回動を防止する。なお、蓋留め金具 111a、111bは、蓋留め金具111aを指等によって操作することで容易 に係合を解くことができると共に、蓋105を閉じることで自動的に係合させる ことができる。また、箱本体103の内部には、化粧品113が収容されている 。
【0017】 箱本体103の右側面には電源スイッチ41が、そして正面にはスピーカー6 1が、さらに上面(蓋105を閉じると蓋105の下面と相対する面)にはマイ クロスイッチ115が取り付けられている。電源スイッチ41は本装置の全体の 電源を入れたり切ったりすることができる。マイクロスイッチ115は、蓋10 5が閉められるとスイッチ先端が蓋105に当接し、蓋105が開かれるとスイ ッチ先端が蓋105から離れるので、蓋105の開閉を感知できるようになって いる。スピーカー61は、化粧を行う者の容姿をほめる内容を含む音声を発生す る。なお、図示していないが箱本体103の底面には、本装置の電源たる電池を 交換する交換口が形成されている。さらに、本装置を構成する電子機器等は、箱 本体103内部の一部に収容されている(図示せず)。
【0018】 図3に示された蓋付き化粧品収納箱に取り付けられた本装置は、図2の回路ブ ロック図に比してマイクロフォン51がマイクロスイッチ115である点が異な っており、それ以外の点では共通する。即ち、図2の回路ブロックでは、マイク ロフォン51が本装置11周囲の音を電気信号に変換し、該電気信号をトリガー 発生回路53へと送り、トリガー発生回路53がその周囲の音の大きさを判断し 、感知信号を発生するものであったが、図3に示された蓋付き化粧品収納箱に取 り付けられた本装置では、マイクロスイッチ115が蓋105の開閉を感知し、 蓋105が開かれるとトリガー発生回路53が感知信号を発生する。それ以外の 点では図2のものと共通するので説明は省略する。 このように蓋105の開け閉めを感知することで、蓋付き化粧品収納箱101 (化粧をする際に用いる物)が使用され始めたことを直接的に知ることができる ので、化粧を始めたことを直接的に知ることができ、誤動作を減少させることが できる。
【0019】 図4は、第三実施形態の本装置が取り付けられたコンパクト(蓋付き携帯用化 粧容器)の斜視図である。図4を参照して、本装置が取り付けられたコンパクト 201(蓋付き携帯用化粧容器)について説明する。コンパクト201は、所定 厚みを有する板状の本体203と、本体203の一主表面(図4中では上面)を 覆う蓋205と、を有する。本体203の該一主表面には、頬紅を収容するため の凹部206aと、頬紅を塗布するための筆を収容するための凹部206bとが 形成されている。蓋205は、その一主表面には鏡209が取り付けられ、本体 203に蝶番207を介して回動自在に取り付けられている。本体203の該一 主表面には嵌合凹部212が形成されていると共に、蓋205が蝶番207を中 心に回動して本体203の前記一主表面を覆う状態のとき嵌合凹部212と丁度 嵌合するように嵌合凸部214が蓋205に形成されている。嵌合凹部212と 嵌合凸部214とは、スナップ留め具のような状態で嵌合し、嵌合凸部214を 嵌合凹部212へ押し込むことで容易に嵌合させることができ、逆に、嵌合凸部 214を嵌合凹部212から所定の力以上で引っ張ることで容易に嵌合を解くこ とができる。
【0020】 本体203の正面には電源スイッチ41とスピーカー61が取り付けられてい る。そして嵌合凹部212の内部には、図示しない光導電セルが配設されており 、嵌合凹部212と嵌合凸部214とが嵌合しているときは該光導電セルに光が 当たらないが、嵌合凹部212と嵌合凸部214とが嵌合していないときは該光 導電セルに光が当たるようになっており、このため嵌合凹部212と嵌合凸部2 14とが嵌合しているか否か、即ち、蓋205が閉まっているか開いているかが 該光導電セルを介して感知可能になっている。電源スイッチ41は本装置の全体 の電源を入れたり切ったりすることができ、スピーカー61は化粧を行う者の容 姿をほめる内容を含む音声を発生する。なお、図示していないが本体203の底 面には、本装置の電源たる電池を交換する交換口が形成されている。さらに、本 装置を構成する電子機器等は、本体203内部の一部に収容されている(図示せ ず)。
【0021】 図4に示されたコンパクト201に取り付けられた本装置は、図2の回路ブロ ック図に比してマイクロフォン51が前記光導電セルである点が異なっており、 それ以外の点では共通する。即ち、図2の回路ブロックでは、マイクロフォン5 1が本装置11周囲の音を電気信号に変換し、該電気信号をトリガー発生回路5 3へと送り、トリガー発生回路53がその周囲の音の大きさを判断し、感知信号 を発生するものであったが、図4に示されたコンパクト201に取り付けられた 本装置では、光があたっているかどうかによって変化する光導電セルの電気抵抗 により蓋205の開閉を感知し、蓋205が開かれるとトリガー発生回路53が 感知信号を発生する。それ以外の点では図2のものと共通するので説明は省略す る。 このように蓋205の開け閉めを感知することで、コンパクト201(化粧を する際に用いる物)が使用され始めたことを直接的に知ることができるので、化 粧を始めたことを直接的に知ることができ、誤動作を減少させることができる。
【0022】 図5は、第四実施形態の本装置が取り付けられた化粧箪笥の斜視図である。図 5を参照して、本装置が取り付けられた化粧箪笥301について説明する。化粧 箪笥301は鏡部321と収納部331と椅子341とからなる。 鏡部321は、左鏡部321aと中鏡部321bと右鏡部321cと脚部32 1dとからなり、左鏡部321aには左鏡323aが、中鏡部321bには中鏡 323bが、そして右鏡部321cには右鏡323cが取り付けられている。左 鏡部321aと中鏡部321bとは蝶番325a、325bを介して回動自在に 取り付けられ、右鏡部321cと中鏡部321bとは蝶番325c、325dを 介して回動自在に取り付けられている。中鏡部321bは脚部321dを介して 収納部331に取り付けられている。 収納部331は、引出333a、333b、333cを有する左脚部と、引出 333dを有する中央部と、引出333eを有する右脚部と、からなり、脚部3 21dを介して取り付けられた鏡部321を担持している。 椅子341は円形椅子であり、化粧箪笥301を使用して化粧をする者が腰掛 ける。
【0023】 収納部331の右側面には電源スイッチ41が、脚部321dにはスピーカー 61が取り付けられている。 左鏡部321a及び右鏡部321cには、それらが動かされたこと(蝶番32 5a、325bを中心として回動されたか、蝶番325c、325dを中心とし て回動されたか)を感知するための加速度センサー327a、327cが埋設さ れている。脚部321dには、化粧箪笥301に接近する者を感知するための赤 外線センサー351が配設されている。そして椅子341の座面341aとなる クッション内部には、感圧ダイオードを備える感圧シート361が配置されてい る。なお、感圧シート361からの電気信号を本装置を構成する電子機器等(図 示していないが、脚部321d内部に収容されている)に伝達するために、該電 子機器等と感圧シート361とは電気ケーブル345によって連結されている。 即ち、化粧箪笥301に接近する者があれば赤外線センサー351によって、椅 子341に座る者があれば感圧シート361によって、そして左鏡部321a又 は右鏡部321cが回動されれば加速度センサー327a、327cによって感 知することができ、化粧箪笥301が使用されることを確実に感知することがで きる。 電源スイッチ41は本装置の全体の電源を入れたり切ったりすることができ、 スピーカー61は化粧を行う者の容姿をほめる内容を含む音声を発生する。なお 、図示していないが脚部321dの背面には、本装置の電源たる電池を交換する 交換口が形成されている。さらに、本装置を構成する電子機器等は、脚部321 d内部に収容されている(図示せず)。
【0024】 図5に示された化粧箪笥301に取り付けられた本装置は、図2の回路ブロッ ク図に比してマイクロフォン51が赤外線センサー351、感圧シート361、 加速度センサー327a、327cになっている点が異なっており、それ以外の 点では共通する。なお、ここでは赤外線センサー351、感圧シート361、加 速度センサー327a、327cのうちのいずれか一つでも化粧箪笥301が使 用されることを感知した場合には、トリガー発生回路53が感知信号を発生する ようになっている。即ち、図2の回路ブロックでは、マイクロフォン51が本装 置11周囲の音を電気信号に変換し、該電気信号をトリガー発生回路53へと送 り、トリガー発生回路53がその周囲の音の大きさを判断し、感知信号を発生す るものであったが、図5に示された化粧箪笥301に取り付けられた本装置では 、図5に示された化粧箪笥301に取り付けられた本装置では、赤外線センサー 351、感圧シート361、加速度センサー327a、327cそれぞれが電気 信号をトリガー発生回路53に送り、それらの電気信号のうちいずれか一つでも 化粧箪笥301が使用されることを示しているとトリガー発生回路53が感知し た場合には、トリガー発生回路53が感知信号を発生する。それ以外の点では図 2のものと共通するので説明は省略する。 このように第四実施形態の本装置は、化粧箪笥301に接近する者があれば赤 外線センサー351によって、椅子341に座る者があれば感圧シート361に よって、そして左鏡部321a又は右鏡部321cが回動されれば加速度センサ ー327a、327cによってそれぞれ感知することができるので、化粧箪笥3 01が使用されることを高い精度で確実に感知することができる。 なお、化粧箪笥301では赤外線センサー351、感圧シート361、加速度 センサー327a、327cの3種類のものを併用したが、必ずしもその必要は なく、これらのもののうち1種類又は2種類のものを適宜選択して配設してもよ い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の本装置の外観構成を示す斜視図
である。
【図2】図1に示した本装置の回路ブロック図である。
【図3】第二実施形態の本装置が取り付けられた蓋付き
化粧品収納箱の斜視図である。
【図4】第三実施形態の本装置が取り付けられたコンパ
クト(蓋付き携帯用化粧容器)の斜視図である。
【図5】第四実施形態の本装置が取り付けられた化粧箪
笥の斜視図である。
【符号の説明】
11 本装置 21 装置本体 23 吊り孔 31 吊り紐 41 電源スイッチ 51 マイクロフォン 53 トリガー発生回路 55 センサー 61 スピーカー 63 フリップフロップ回路 65 リレー 66 D−A変換回路 67 増幅回路 69 再生部 81 ICメモリー回路(記憶部) 84 カウンター回路 101 蓋付き化粧品収納箱 103 箱本体 105 蓋 107a、107b、207、325a、325b、3
25c、325d蝶番 109、209 鏡 111a、111b 蓋留め金具 113 化粧品 115 マイクロスイッチ 201 コンパクト(蓋付き携帯用化粧容器) 203 (コンパクトの)本体 205 蓋 206a、206b 凹部 212 嵌合凹部 214 嵌合凸部 301 化粧箪笥 321 鏡部 321a 左鏡部 321b 中鏡部 321c 右鏡部 321d 脚部 323a 左鏡 323b 中鏡 323c 右鏡 327a、327c 加速度センサー 331 収納部 333a、333b、333c、333d、333e
引出 341 椅子 341a 座面 345 電気ケーブル 351 赤外線センサー 361 感圧シート

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧を行う者に対してその者の容姿をほめ
    る内容を含む音声を発生する装置であって、 該音声の信号を記憶する記憶部と、 一定条件を感知して電気的な感知信号を発生するセンサ
    ーと、 該感知信号を受けとると該記憶部に記憶された該音声の
    信号を再生する再生部と、を有する、装置。
  2. 【請求項2】前記一定条件が所定大きさ以上の音であ
    る、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記装置が蓋付き化粧品収納箱に取り付け
    られ、前記一定条件が該蓋が開かれたことである、請求
    項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記装置が蓋付き携帯用化粧容器に取り付
    けられ、前記一定条件が該蓋が開かれたことである、請
    求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記装置が可動の鏡を有する化粧箪笥に取
    り付けられ、前記一定条件が該鏡が動かされたことであ
    る、請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記装置が椅子を有する化粧箪笥に取り付
    けられ、前記一定条件が該椅子に人が座ったことであ
    る、請求項1に記載の装置。
JP1999002800U 1999-04-26 1999-04-26 化粧を行う者の容姿を褒揚する音声発生装置 Expired - Fee Related JP3063356U (ja)

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