JP3110929U - 収納体の車輪取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車輪の向きを前後方向の移動用にも左右方向の移動用にも切替えて使用できる収納体の車輪取付構造を提供する。
【解決手段】収納体1の底面の数箇所に、この収納体1と一体成形された補強リブ2Aが前後左右四方向に垂設されて成る車輪取付部2を設け、この車輪取付部2を構成する四方向の補強リブ2Aの夫々に、車輪3の枢着軸3Aを着脱自在に嵌合枢着する嵌合凹溝4を形成し、この四方向の各嵌合凹溝4のうちの対向する左右二箇所、若しくは対向する前後二箇所を選択して車輪3の枢着軸3Aを嵌合枢着することで、車輪3の走行向きを左右方向と前後方向とに切替できるように構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、衣装ケースなどの収納体の底部の車輪の向きを簡単に変更することができる収納体の車輪取付構造に関するものである。
衣装ケースなどの収納体には、底部四隅に車輪が設けられていて、移動可能なものがある。
このような車輪付の収納体は、前後・左右のいずれか一方向にのみ移動可能な車輪が設けられているものが多く、この車輪による移動可能方向以外の方向への移動はスムーズに行えない。
この点は、360度水平回動する自在キャスターを採用することで解消できるが、自在キャスターはコスト高であって商品の価格が高価となってしまうし、自在キャスター自体に高さがあるため、積み重ねできるような収納体には向かない。
本考案は、このような問題点に注目し、車輪の向きを前後方向の移動用にも左右方向の移動用にも切替えて使用できる上に、従来の一方向への移動が可能な車輪付の収納体と同等の高さを有するものに構成可能できる簡易構造の実用的な収納体の車輪取付構造を提供するものである。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
収納体1の底面の数箇所に、この収納体1と一体成形された補強リブ2Aが前後左右四方向に垂設されて成る車輪取付部2を設け、この車輪取付部2を構成する四方向の補強リブ2Aの夫々に、車輪3の枢着軸3Aを着脱自在に嵌合枢着する嵌合凹溝4を形成し、この四方向の各嵌合凹溝4のうちの対向する左右二箇所、若しくは対向する前後二箇所を選択して車輪3の枢着軸3Aを嵌合枢着することで、車輪3の走行向きを左右方向と前後方向とに切替できるように構成したことを特徴とする収納体の車輪取付構造に係るものである。
また、前後の前記補強リブ2A間の間隔と、左右の前記補強リブ2A間の間隔とを略等間隔に設定したことを特徴とする請求項1記載の収納体の車輪取付構造に係るものである。
また、前記収納体1の底面の数箇所に方形枠状の囲いリブ2を垂設状態に一体成形して、この囲いリブ2を補強リブ2Aが前後左右四方向に垂設されて成る前記車輪取付部2とし、この囲いリブ2は、この囲いリブ2内で少なくとも車輪3の半分が収納され得る垂下長を有するように設定したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の収納体の車輪取付構造に係るものである。
また、前記嵌合凹溝4の開放端部の開放幅を、前記車輪3の前記枢着軸3Aの径幅よりも幅狭に設定することで、この嵌合凹溝4に車輪3の枢着軸3Aを着脱自在に圧入嵌合枢着し得るように構成し、この嵌合凹溝4に枢着軸3Aを圧入嵌合した際に車輪3を逃げる逃げ空隙部2Bを前記車輪取付部2に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の収納体の車輪取付構造に係るものである。
本考案は上述のように構成したから、収納状況に応じて簡単に車輪の向きを前後方向若しくは左右方向の二方向に変更することができ、しかも、車輪を二方向に切替装着可能な補強リブは、例えば収納体と共に樹脂で一体成形するなどして簡易に設計実現可能であるため、量産性に富み、その上、車輪は、従来の一方向にのみ移動可能なものをそのまま使用できるために部品コストは変わらないし、収納体自体の高さも従来品と変わらないものに構成可能であるため、積み重ね可能な構成も容易に設計可能となるなど、極めて実用性に秀れた収納体の車輪取付構造となる。
また、請求項2記載の考案においては、一つの車輪を前後方向への移動用としても左右方向への移動用としても使用できる一層実用性に秀れた構成の収納体の車輪取付構造となる。
また、請求項3記載の考案においては、前記作用・効果を確実に発揮する車輪取付部を簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成の車輪取付構造となる。
また、請求項4記載の考案においては、車輪の着脱構造を簡易に設計実現可能であると共に、この車輪の着脱操作を極めて容易に行うことができる一層実用性に秀れた構成の収納体の車輪取付構造となる。
好適と考える本考案の実施形態(考案をどのように実施するか)を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
車輪取付部2を構成する前後左右四方向に垂設された補強リブ2Aのうちの対向する二箇所の嵌合凹溝4を選択して、車輪3の枢着軸3Aを着脱自在に嵌合枢着することができる。
例えば、収納体1を前後方向に移動させたい場合には、車輪の枢着軸3Aの軸方向が収納体1の前後方向と直交する方向となるようにして対向する左右二箇所の嵌合凹溝4に車輪3の枢着軸3Aを嵌合枢着する。
また、収納体1を左右方向に移動させたい場合には、車輪3の枢着軸3Aの軸方向が収納体1の前後方向と一致するように(平行となるように)して対向する前後二箇所の嵌合凹溝4に車輪3の枢着軸3Aを嵌合枢着する。
また、車輪3(の枢着軸3A)は、嵌合凹溝4に対して着脱自在であるため、状況に応じ、何時でも自由に車輪3の向きを変更して付け替えることができる。
また、車輪3を二方向に切替装着可能な補強リブ2Aは、例えば収納体1と共に樹脂で一体成形するなどして簡易に設計実現可能であるため、量産性に富む。
また、車輪3は、従来の一方向にのみ移動可能なものをそのまま使用できるためにこの車輪3の部品コストは従来品と変わらないし、収納体1自体の高さも従来品と変わらないものに構成可能であるため、積み重ね可能な構成も容易に設計可能である。
また、例えば、前記嵌合凹溝4の開放端部の開放幅を、前記車輪3の前記枢着軸3Aの径幅よりも幅狭に設定することで、この嵌合凹溝4に車輪3の枢着軸3Aを着脱自在に圧入嵌合枢着し得るように構成し、この嵌合凹溝4に枢着軸3Aを圧入嵌合した際に車輪3を逃げる逃げ空隙部2Bを前記車輪取付部2に設ければ、車輪3の着脱構造を簡易に設計実現可能であると共に、単に嵌合凹溝4に対し車輪3を圧入・圧脱することでこの車輪3の着脱操作を極めて容易に行うことができるので、一層実用的となる。
また、例えば、前後の前記補強リブ2A間の間隔と、左右の前記補強リブ2A間の間隔とを略等間隔に設定すれば、この前後及び左右の補強リブ2A間間隔に対応する長さの枢着軸3Aを備えた車輪3一つで、前後方向への移動用としても、左右方向への移動用としても装着使用可能となるので、一層実用的となる。
また、例えば、前記収納体1の底面の数箇所に方形枠状の囲いリブ2を垂設状態に一体成形して、この囲いリブ2を補強リブ2Aが前後左右四方向に垂設されて成る前記車輪取付部2とし、この囲いリブ2は、この囲いリブ2内で少なくとも車輪3の半分が収納され得る垂下長を有するように設定すれば、車輪取付部2を容易に収納体1に一体成形可能となる。
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例の収納体1は、図1に示すように一般的な樹脂製の箱型衣装(衣装以外のものも収納可能。)ケースに適用し、この収納体1の底面に車輪3を設けている。
また、収納体1の底面には、この底面の周縁部に沿って略方形環状の補強リブ2Aが一体成形してある。
本実施例では、この収納体1の底面の四隅に、この収納体1と一体成形された補強リブ2Aが前後左右四方向に垂設されて成る車輪取付部2を設けている。
具体的には、図1,図2に示すように、収納体1の底面の前記略方形環状の補強リブ2Aの四隅部分に、この四隅部分の補強リブ2Aの一部を含めて下から見て略四角枠形状をなす囲いリブ2を一体成形し、この四隅の略四角枠形状をなす囲いリブ2部分を前記車輪取付部2としている。
そして、車輪取付部2を構成する四方向の各補強リブ2Aに、夫々この補強リブ2A下縁が開放する嵌合凹溝4を形成し、この四方向の各嵌合凹溝4のうちの対向する二箇所に、車輪3の枢着軸3Aを着脱自在に嵌合枢着し得るように構成している。
また、更に詳しく説明すると、前後の前記補強リブ2A間の間隔と、左右の前記補強リブ2A間の間隔とを略等間隔に設定して、一つの車輪3で、前後方向に対向する補強リブ2A間にも、左右方向に対向する補強リブ2A間にも枢着軸3Aを嵌合枢着し得るように構成している。
また、この嵌合凹溝4に枢着軸3Aを圧入嵌合した際に、車輪3を逃げる逃げ空隙部2Bを前記車輪取付部2に設けている。
この逃げ空隙部2Bは、囲いリブ2間の囲まれた空間部とし、本実施例では、この囲いリブ2内で少なくとも車輪3の半分が収納され得る逃げ空隙部3Bが形成されるように囲いリブ2(補強リブ2A)の垂下長を設定構成している。
また、本実施例の車輪3は樹脂製とし、円盤状車輪部の両側面の中心から枢着軸3Aが突出する形状に一体成形して成る構成としている。
この車輪3の枢着軸3Aと嵌合凹溝4との着脱自在な枢着構造は、各嵌合凹溝4の開放端部の開放幅を、車輪3の枢着軸3Aの径幅よりもやや幅狭となるように設計し、これにより嵌合凹溝4の開放端部より車輪3の枢着軸3Aを圧入嵌合装着でき、且つ圧脱できるように構成している。
従って、このように構成した本実施例によれば、収納の状況に応じて何時でも自由に、しかも簡単に車輪3の向きを二方向に変更することができる。
具体的には、収納体1を前後方向に移動させたい場合には、車輪3の枢着軸3Aの軸方向が収納体1の前後方向と直交する方向となるようにして対向する左右二箇所の嵌合凹溝4に車輪3の枢着軸3Aを圧入嵌合枢着する(図3の(a)参照。)。
また、収納体1を左右方向に移動させたい場合には、車輪3の枢着軸3Aの軸方向が収納体1の前後方向と一致するように(平行となるように)して対向する前後二箇所の嵌合凹溝4に車輪3の枢着軸3Aを圧入嵌合枢着する(図3の(b)参照。)。
また、車輪3の向きの変更作業は、嵌合凹溝4に嵌合している車輪3を収納体1の外方へ引っ張るだけで取り外しでき、取り外した車輪3の向きを変えて異なる嵌合凹溝4に圧入するだけの操作で行われる。
尚、本考案は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
本実施例の説明斜視図である。 本実施例の要部を示す部分拡大説明底面図である。 本実施例の車輪の走行方向を切替た状態を示す説明図である。
符号の説明
1 収納体
2 車輪取付部(囲いリブ)
2A 補強リブ
2B 逃げ空隙部
3 車輪
3A 枢着軸
4 嵌合凹部

Claims (4)

  1. 収納体の底面の数箇所に、この収納体と一体成形された補強リブが前後左右四方向に垂設されて成る車輪取付部を設け、この車輪取付部を構成する四方向の補強リブの夫々に、車輪の枢着軸を着脱自在に嵌合枢着する嵌合凹溝を形成し、この四方向の各嵌合凹溝のうちの対向する左右二箇所、若しくは対向する前後二箇所を選択して車輪の枢着軸を嵌合枢着することで、車輪の走行向きを左右方向と前後方向とに切替できるように構成したことを特徴とする収納体の車輪取付構造。
  2. 前後の前記補強リブ間の間隔と、左右の前記補強間の間隔とを略等間隔に設定したことを特徴とする請求項1記載の収納体の車輪取付構造。
  3. 前記収納体の底面の数箇所に方形枠状の囲いリブを垂設状態に一体成形して、この囲いリブを補強リブが前後左右四方向に垂設されて成る前記車輪取付部とし、この囲いリブは、この囲いリブ内で少なくとも車輪の半分が収納され得る垂下長を有するように設定したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の収納体の車輪取付構造。
  4. 前記嵌合凹溝の開放端部の開放幅を、前記車輪の前記枢着軸の径幅よりも幅狭に設定することで、この嵌合凹溝に車輪の枢着軸を着脱自在に圧入嵌合枢着し得るように構成し、この嵌合凹溝に枢着軸を圧入嵌合した際に車輪を逃げる逃げ空隙部を前記車輪取付部に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の収納体の車輪取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011088417A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Tenma Kk 樹脂製品の製造方法及びその樹脂製品
JP2014201320A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 株式会社ジェイ・イー・ジェイ 収納ケース
CN114476346A (zh) * 2020-10-27 2022-05-13 联府塑胶股份有限公司 补强块及具有所述补强块的整理箱

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