JP3110884B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JP3110884B2
JP3110884B2 JP04214324A JP21432492A JP3110884B2 JP 3110884 B2 JP3110884 B2 JP 3110884B2 JP 04214324 A JP04214324 A JP 04214324A JP 21432492 A JP21432492 A JP 21432492A JP 3110884 B2 JP3110884 B2 JP 3110884B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レシート発行機能を有
する電子キャッシュレジスタ等の商品販売データ処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般的電子キャッシュレジスタ
は、商品登録モードにおいて、置数キー乃至バーコード
読取手段で商品コードや金額を入力して商品登録を行
う。次に、一応の締めとしての小計キーを操作して合計
金額等を求める。その後に、顧客からの預り金を入力し
て預/現計キー等の締め操作をすることにより、一連の
商品売上登録処理が終る。この際、金額等はディスプレ
イに表示され、ドロワが開放されかつ店名スタンプやコ
マーシャルメッセージとともに品名,金額等の売上情報
を印字したレシートを発行している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した電
子キャッシュレジスタ等を備えた各種店舗においては、
サービスの向上が一段と強く望まれている。
【0004】そこで、かかるサービス向上の一貫とし
て、顧客が購買計画を立てやすいように、店休日がレシ
ートのコマーシャルメッセージのエリアに印字されるこ
とがある(例えば、コンゲツノキュウギョウビハ5月1
7日)。しかし、これでは、店休日がコマーシャルメッ
セージと一緒に印字されるために顧客の注意を引きにく
く、効果が十分に発揮されない欠点を有する。また、コ
マーシャルメッセージも、店休日表示のために印字エリ
アが狭められ、その本来機能を十分に発揮できなくなっ
てしまう。
【0005】本発明の目的は、上記事情に鑑み、店休日
等の特定日が識別表示されたカレンダーを印字したレシ
ートを発行して顧客サービスの向上を図ることができる
商品販売データ処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、レシート発行
機能を有する商品販売データ処理装置において、前記レ
シートにカレンダーが印字されることを要求する印字要
求手段と、特定日を設定入力可能な特定日設定入力手段
と、設定特定日に該当する日付を識別表示したカレンダ
ーを生成するカレンダー編集手段と、印字要求に基づき
生成したカレンダーを前記レシートの所定位置に印字制
御するカレンダー印字制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0007】
【作用】上記構成による本発明では、カレンダー編集手
段は、特定日設定入力手段によって設定された特定日
(例えば店休日)に該当する日付を識別表示したカレン
ダーを生成する。すると、カレンダー印字制御手段は、
印字要求手段からの印字要求に基づき生成したカレンダ
ーをレシートの所定位置に印字する。これにより、顧客
に有用な情報を提供することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本電子キャッシュレジスタ(10)は、基本的
構成が図1に示すものとされ、かつ印字要求手段(20
G,13F),特定日設定入力手段(20C),カレン
ダー編集手段(11,12,13B)および印字制御手
段(11,12)を備え、レシートに店休日等の特定日
が識別表示されたカレンダーを印字可能に構成されてい
る。
【0009】図1において、11は演算,判断,実行等
を司るCPU,12は各種プログラムや固定データを記
憶するROM,13は各種データを一時記憶するRAM
である。電子キャッシュレジスタ10は、これら(1
1,12,13)の他、店名等をレシートにスタンプす
るスタンパー19、置数キー,小計キー,ファンクショ
ンキー,預/現計キー等を有するキーボード20(キー
ボード回路16),液晶パネルやCRTからなる表示器
21(表示制御回路17),レシートやジャーナルを印
字発行するプリンタ22(プリンタ駆動回路24),ド
ロワ23(ドロワ開放装置25)等を含み構成されてい
る。なお、15,18は、入出力ポート(I/O)であ
る。
【0010】ここに、印字要求手段は、レシート上にカ
レンダーが印字されることを要求する手段である。本実
施例では、印字要求手段は、キーボード20の特定キー
(以下、カレンダーキー20Cと称する。)およびRA
M13内に設けられたカレンダー付加フラグ13Fをも
って形成されており、図3のST12,ST20で実行
される。カレンダー付加フラグ13Fには、設定モード
においてレシート上にカレンダーを印字するか否かが予
め設定される構成とされている。
【0011】また、特定日設定入力手段は、特定日を設
定入力するための手段で、本実施例ではキーボード20
の置数キーおよび特定ファンクションキーからなるキー
群20G等をもって形成されている。特定日としては、
店休日が選定されている。特定日の設定を、図4に示す
店休日および祝日設定のフローチャートに基づき説明す
ると、まず図示しない鍵キーを操作して設定モードとし
かつキーボード20上の置数キーやファンクションキー
等を操作して店休日および祝日設定を選択する(ST3
0のYES判断)。例えば、店休日設定の場合は、キー
“1”,“ENT”を押下する。また、祝日設定の場合
には、キー“2”,“ENT”を押下する。次に、店休
日および祝日に該当する月日(例えば9月24日)をキ
ー群20Gを操作して入力する(ST32のYES判
断)。すると、ST34で入力された月日が店休日であ
るか,祝日であるかが判定され、店休日であった場合に
はRAM13の特定エリアに設けられた店休日メモリテ
ーブル13H1[図2(A)参照]に記憶される(ST
36)。また、祝日であった場合にはRAM13の特定
エリアに設けられた祝日メモリテーブル13H2[図2
(B)参照]に記憶される(ST38)。上記作業は、
設定を終了してエンドキーが押下されるまでなされる
(ST40,42)。
【0012】また、カレンダー編集手段は、設定特定日
に該当する日付が識別表示されたカレンダーを生成する
手段である。本実施例においては、カレンダー編集手段
は、CPU11,ROM12およびRAM13の特定エ
リアに形成されたカレンダ編集バッファ13Bをもって
形成されている。このカレンダー編集バッファ13B
は、図6に示す如く、30桁×6行の容量をもつバッフ
ァであり、1つの日付に対し4桁のエリアを割り当てる
構成とされている。ここで、前後の1桁は、日曜日,祝
日,又は店休日を表す記号を編集するエリアで、中の2
桁が日付を書くエリアとされている。
【0013】また、印字制御手段は、印字要求に基づき
カレンダー編集手段(11,12,13G)によって生
成されたカレンダー(すなわち、特定日が識別表示され
たカレンダー)をレシートの所定位置に印字制御する手
段である。本実施例においては、印字制御手段は、CP
U11,ROM12からなり、図3のST14で実行さ
れる。この実施例では、商品登録モードでかつ未登録状
態でキーボード20のカレンダーキー20Cを押下げる
と、後に詳述するカレンダ印字処理がなされ、特定日
(店休日)に該当する日付が識別表示されたカレンダー
がレシートに印字される(図3のST14)。
【0014】かくして、発行されるレシートには、図7
(A)に示す如く、先に印字された店名スタンプ,コマ
ーシャルメッセージの次に、店休日を[ ]でくくって
他の日付と識別化されたカレンダーが印字されることに
なる。なお、祝日は、日曜日と同様に( )でくくられ
て表示される。
【0015】なお、図3のST12でカレンダーキー2
0Cが押下されない場合には、一連の商品登録処理およ
び締め処理がなされた後、品名,金額等の売上情報を印
字したレシートが発行される(ST16,18,2
2)。この際、締め処理が終了した時点で、カレンダー
付加フラグ13FがONの場合には、カレンダー印字処
理がなされ、図7(B)に示す如くレシートの下位部分
に上記カレンダーが印字される(ST20のYES判
断,ST14)。
【0016】ここで、カレンダー印字処理を、図5に示
すフローチャートに基づき説明すると、まず現在の年月
がOS(オペレーティングシステム)から読込まれ,当
該年月がレシートの所定位置に印字される(ST50、
52)。次に、曜日見出し(日〜土)がレシートに印字
された後,該当月(本実施例では9月)の第1日目の曜
日とその月の日数が計算される(ST54,56,5
8)。そして、カレンダー編集バッファ13Bへ、計算
した曜日にしたがって当該位置からその月の日数分の日
付が順次書き込まれる(ST60)。この際、日曜日の
日付ならば日付の前後に“(”,“)”を付加する。ま
た、図2(A)の店休日メモリ・テーブル13H1を参
照し、カレンダーに該当する日付があれば、当該日付の
前後に“[”,“]”をセットする。また、祝日メモリ
・テーブル13H2に該当する日付があれば、当該日付
に日曜日と同様に“(”,“)”を付記する。こうして
生成されたカレンダーをレシートに印字する(ST6
0,62)。
【0017】しかして、この実施例によれば、レシート
にカレンダーが印字されることを要求する印字要求手段
(20G,13F)と、特定日を設定入力可能な特定日
設定入力手段(20C)と、設定特定日に該当する日付
を識別表示したカレンダーを生成するカレンダー編集手
段(11,12,13B)と、印字要求に基づき生成し
たカレンダーをレシートの所定位置に印字制御するカレ
ンダー印字制御手段(11,12)とを備えた構成とし
たので、特定日(店休日)を識別表示したカレンダーを
印字したレシートを発行することができる。これによ
り、顧客に有用な情報を提供することができる。
【0018】なお、上記実施例では、特定日を店休日と
したが、これに限定されるものではなく、例えば特定日
として特売日を加えてもよい。
【0019】また、本発明を電子キャッシュレジスタに
適用したが、例えばPOS端末に適用してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、レシートにカレンダー
が印字されることを要求する印字要求手段と、特定日を
設定入力可能な特定日設定入力手段と、設定特定日に該
当する日付を識別表示したカレンダーを生成するカレン
ダー編集手段と、印字要求に基づき生成したカレンダー
をレシートの所定位置に印字制御するカレンダー印字制
御手段とを備えた構成としたので、店休日等の特定日を
識別表示したカレンダーを印字したレシートを発行して
顧客サービスの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】同じく、設定メモリテーブル(店休日,祝日メ
モリテーブル)を説明するための図である。
【図3】同じく、レシートー発行動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】同じく、店休日,祝日設定動作を説明するため
のフローチャートである。
【図5】同じく、カレンダー印字処理動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】同じく、カレンダー編集バッファを説明するた
めの図である。
【図7】同じく、カレンダーが印字されたレシートを示
す図である。
【符号の説明】
11 CPU(カレンダー編集手段,カレンダー印字
制御手段) 12 ROM(カレンダー編集手段,カレンダー印字
制御手段) 13B カレンダー編集バッファ(カレンダー編集手
段) 13F カレンダー付加フラグ(印字要求手段) 20C カレンダーキー(印字要求手段) 20G キー群(特定日設定入力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07G 1/00 - 5/00 G06F 17/00 G06F 19/00 G06F 17/60 G06K 17/00 - 17/00 560

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レシート発行機能を有する商品販売デー
    タ処理装置において、 前記レシートにカレンダーが印字されることを要求する
    印字要求手段と、 特定日を設定入力可能な特定日設定入力手段と、 設定特定日に該当する日付を識別表示したカレンダーを
    生成するカレンダー編集手段と、 印字要求に基づき生成したカレンダーを前記レシートの
    所定位置に印字制御するカレンダー印字制御手段とを備
    えたことを特徴とする商品販売データ処理装置。
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