JP3110790B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3110790B2
JP3110790B2 JP03113295A JP11329591A JP3110790B2 JP 3110790 B2 JP3110790 B2 JP 3110790B2 JP 03113295 A JP03113295 A JP 03113295A JP 11329591 A JP11329591 A JP 11329591A JP 3110790 B2 JP3110790 B2 JP 3110790B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置に関
し、特に、バスと該バスに接続され、該バスから脱着可
能な複数の回路板を有するデータ処理装置において、装
置の電源を入れたままで、回路板の挿入あるいは抜き取
りを行った時の誤動作を防ぐように構成されたデータ処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バスと該バスに接続され、該バス
から脱着可能な複数の回路板を有するデータ処理装置に
おいては、装置の電源を入れたままで、回路板を挿抜す
ると、挿抜の際に発生するノイズにより、挿抜しない他
の回路板が誤動作する。これに対して、例えば、特開昭
61−259316号公報に記載の「活線挿抜を行うア
ダプタ装置」によれば、挿入する回路板を予じめ給電し
ておいて、バスの出力端に設けた出力抑止ゲート回路を
動作させることにより、ノイズの発生を防止することが
提案されている。ここでは、活線挿抜を行うアダプタ装
置のそれぞれに、コネクタの他に電源電圧および自己装
置内のゲート回路の禁止電圧レベルをデータバス装置よ
り供給するための活線挿抜用供電コネクタを設けてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
技術では、挿入時にバス上で発生するノイズは、動作状
態でのバスの電圧レベルと挿入する回路板の信号線の電
圧レベルに差があると、ノイズが発生するという点につ
いての配慮がなされていない。このため、予じめ給電さ
れたバスの出力を抑止するゲート回路であっても、ノイ
ズの発生を防止することができず、その他の動作中の回
路が誤動作するという問題がある。
【0004】本発明の目的は、電源投入の状態で回路板
の挿抜を行っても、その他の動作中の回路板が誤動作す
ることを防止するデータ処理装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のデータ処理装置は、バスと該バスに接続さ
れ、該バスから脱着可能な複数の回路板を有するデータ
処理装置において、該回路板のバス入力端に、ノイズ除
去回路を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、バスと該バスに接続さ
れ、該バスから脱着可能な複数の回路板を有するデータ
処理装置において、該回路板のバス入力端に、ノイズ除
去回路が設けられる。例えば、ノイズ除去回路は、入力
信号を多段階に遅延させるためのディレイステージと、
該ディレイステージからの多階に遅延された複数の出
力信号の多数決をとる多数決論理とから構成される。こ
のため、回路板の活栓挿抜により、発生したノイズはデ
ィレイステージにより多階に遅延され、多階に遅延
された信号を多数決論理により多数決が取られる。ノイ
ズのパルス幅よりも、ディレイステージの値を大きくし
ておくことにより、多数決論理の出力にはノイズは出力
されない。したがって、回路基板の活線挿抜により発生
するノイズにより他の動作中の回路板が誤動作すること
はない。
【0007】また、ノイズ除去回路には、バス上にノイ
ズが発生する可能性がない状態においては、ディレイス
テージによる信号線の遅延を防止するため、外部からの
信号により、入力信号をバイパスする論理を設ける。こ
れにより、このようなディレイステージによるノイズ除
去回路を設ける場合においても、ディレイステージによ
る信号線の遅延を防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は、本発明の一実施例にかかるデータ処理装
置の構成を示すブロック図である。図1において、1は
バス信号線、2は回路板を活栓挿抜するときにアサート
されるビジー信号線、3は入力バッファ、4は出力バッ
ファ、5はノイズ除去回路である。また、6はディレイ
ステージ、7は多数決論理、8はセレクタである。1
1,12,13はバス接続される回路板であり、バス信
号線1に対して脱着可能に接続される回路板となってい
る。
【0009】この実施例のデータ処理装置は、回路板1
1〜13の複数個がバス信号線1により相互接続されて
システムを構成している。ここでの回路板11〜13
は、データ処理装置に電源が投入された状態において脱
着する(活栓挿抜する)ことが可能となっており、この
時のノイズ除去のために、各々の回路板は、バス入力端
にノイズ除去回路5が設けられている。
【0010】各々の回路板11〜13におけるノイズ除
去回路5は、図示するように、バス信号線1からの信号
を多段階に遅延させるためのディレイステージ6と、バ
ス信号線1およびディレイステージ6から信号の多数決
をとる多数決論理7と、バス信号線1の信号と多数決論
理7からの信号とを選択するセレクタ8とから構成され
ている。ノイズ除去回路5のセレクタ8はビジー信号線
2の信号により制御される。セレクタ8は、ビジー信号
線2の信号がアサートされていない時に、バス信号線1
の信号をそのまま入力バッファ3に出力し、ビジー信号
線2の信号がアサートされている時には、多数決論理7
からの信号を入力バッファ3に出力するような選択動作
を行う。多数決論理7から出力される信号は、バス信号
線1の信号がディレステージ6により多段階で遅延さ
れて多数決の論理処理が行なわれた信号である。
【0011】すなわち、回路板11〜13の活栓挿抜を
行なわないとき、ビジー信号線2の信号はアサートされ
ず、ノイズ除去回路5では、バス信号線1からの信号が
セレクタ8を介して、そのまま入力バッファ3にバイパ
スする。また、活線挿抜を行うときは、ビジー信号線2
の信号がアサートされるので、ノイズ除去回路5では、
バス信号線1からの信号がディレイステージ6により多
段階で遅延され、更に多数決論理7により多数決がとら
れた信号がセレクタ8を介して出力され、この信号が入
力バッファ3に供給される。このノイズ除去回路5によ
り、バス信号線1の信号にのっているノイズの除去が行
なわれる。
【0012】したがって、回路板11〜13を活栓挿抜
したときに、バス信号線1にノイズが発生しても、ノイ
ズ除去回路5により、入力バッファ3に入力される信号
はノイズの影響を受けない。また、通常時には、ノイズ
除去回路5は、バス信号線1からの信号をディレイステ
ージ6および多数決論理7を介さずにバイパスして出力
する構成をとっているため、ノイズ除去のための生じる
信号線の遅延を防止することができる。
【0013】次に、ノイズ除去回路の動作を詳細に説明
する。図2はノイズ除去回路の構成を示したブロック図
であり、図3はノイズ除去回路の各部の信号の変化を示
すタイムチャートである。図2において、6はディレイ
ステージ、7は多数決論理、8はセレクタである。ディ
レイステージ6は、2つのディレイゲート21,22が
直列に接続されて構成されている。多数決論理7はアン
ドゲート23,24,25とオアゲート26により多数
決の論理を取るようにゲート構成されている。また、セ
レクタ8は、アンドゲート28,29と、オアゲート3
0と、インバータゲート27とから構成されている。
【0014】図3において、信号Aはノイズがのってい
ない時のバス信号線1の信号を示している。バス信号線
1にノイズがのった時の信号を信号aとして示してい
る。信号bはディレイゲート21を通過したときの信号
を示している。信号cは更にディレイゲート22を通過
したときの信号を示している。また、信号dは多数決論
理7からの出力信号である。
【0015】ノイズののったバス信号線1からの信号a
は、ディレイステージ6に入力されて、2つのディレイ
ゲート21およびディレイゲート22により遅延され
て、信号bおよび信号cとして出力される。この信号b
および信号cは、多数決論理7に入力される。多数決論
理7にはバス信号線1からの直接の信号aと、ディレイ
ゲート21からの信号bと、ディレイゲート22からの
信号cとの3入力が入力される。多数決論理は3入力の
うち2つ以上が“1”でないと、出力される信号dは
“1”にならない。また、3入力のうち2つ以上が
“0”でないと、出力される信号dは“0”にならな
い。したがって、図3に示すように、ノイズのパルス幅
TNよりも、各々のディレイゲート21,22のディレ
イ値を大きくしておけば、各々の多数決論理の出力にノ
イズが表われることなく、ノイズが除去される。また、
ディレイステージ6におけるディレイ段数を更に増加
し、多数決論理の入力数を増加させると、複雑なノイズ
も除去できる。
【0016】以上に説明したように本実施例のデータ処
理装置によれば、バスと該バスに接続され、該バスから
脱着可能な複数の回路板を有するデータ処理装置におい
て、該回路板のバス入力端に、ノイズ除去回路が設けら
れ、バス信号線ののったノイズが除去される。このノイ
ズ除去回路は、入力信号を多階階に遅延させるためのデ
ィレイステージと、該ディレイステージからの多段階に
遅延させた複数の出力信号の多数決をとる多数決論理で
構成されており、更に、このようなノイズ除去回路は、
外部からの信号指示により、該ディレイステージおよび
該多数決論理を介さずにバイパスすることが可能なよう
に接続される。また、このように構成されるノイズ除去
回路は、論理ゲートのみで構成されるので、バスバッフ
ァを集積回路で構成する時に内蔵され組込まれることに
より実現される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バスと該バスに接続され、該バスから脱着可能な複数の
回路板を有するデータ処理装置において、該回路板のバ
ス入力端にノイズ除去回路が設けられるので、回路板の
活栓挿抜によるノイズが発生しても、バスからのノイズ
は除去されて、バス信号が入力されるので、データ処理
装置は誤動作することはない。また、ノイズが発生する
可能性がないときには、ノイズ除去回路のディレイステ
ージは、バイパスするように構成されているため、不必
要な信号の遅延を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例にかかるデータ処理
装置の構成を示すブロック図、
【図2】図2はノイズ除去回路の構成を示したブロック
図、
【図3】図3はノイズ除去回路の各部の信号の変化を示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 バス信号線 2 ビジー信号線 3 入力バッファ 4 出力バッファ 5 ノイズ除去回路 6 ディレイステージ 7 多数決論理 8 セレクタ 11,12,13 回路板 21,22 ディレイゲート 23,24,25,28,29 アンドゲート 26,30 オアゲート 27 インバータゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉本 雅之 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 神奈川工場内 (72)発明者 川合 卓司 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所 神奈川工場内 (56)参考文献 特開 平1−268219(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスから脱着可能な複数の回路板を有す
    るデータ処理装置において、入力信号を多段階に遅延させるディレイステージと、該
    ディレイステージから多段階に遅延された複数の出力信
    号の多数決をとる多数決論理と、当該回路板に活栓挿抜
    時に前記多数決論理の出力信号を前記回路板のバス入力
    端に入力し、活栓挿抜を行なわない状態において前記入
    力信号を前記バス入力端に入力するセレクタから成るノ
    イズ除去回路を備える ことを特徴とするデータ処理装
    置。
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