JP3110776B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3110776B2
JP3110776B2 JP03040290A JP4029091A JP3110776B2 JP 3110776 B2 JP3110776 B2 JP 3110776B2 JP 03040290 A JP03040290 A JP 03040290A JP 4029091 A JP4029091 A JP 4029091A JP 3110776 B2 JP3110776 B2 JP 3110776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿載置台に載置され
ている複数の原稿の先端分離処理をエア−の吹き出しに
より行うエアナイフ方式の原稿給送装置を具備する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置に付設される原
稿給送装置には、その内部に設けられたブロワからのエ
アを原稿給送装置内のエア吹き出しノズルに導き、この
ノズルから原稿載置トレ−上に積載されている複数の原
稿の繰り出し方向先端部に吹き付けることにより積載原
稿のうちの一枚を除いて他の原稿先端を浮き上がらせる
ようにしたものが知られている。この装置では、エア吹
き出しノズルから噴射されて原稿の先端を通過したエア
は、ダクト内を通過した後に原稿給送装置における上記
ノズルの位置と反対側の側壁に形成してある開口から外
部に排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の原稿給送装置に
は、噴出されたエアを排出する開口が設けられているの
で、騒音が外部に漏れたり、また、原稿給送装置内にエ
アダクトを設け場合は、装置が大型化したり、重量も増
加する等の問題点があった。
【0004】本発明の目的は、原稿載置台上の原稿の先
端分離をエアの吹き出しにより行う原稿給送装置を備え
た画像形成装置において、エアの流動時に生じる騒音を
押え、装置の大型化を回避することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿載置台に積載されている複数の原稿の先端分離処理
をエア−の吹き出しにより行い、その先端分離処理後の
エア−を排出する排気口を有する原稿給送装置を備えた
画像形成装置において、前記排気口からのエアーを取り
入れる排気取り入れ口と、この排気取り入れ口の内側に
配置された防振、吸音材と、前記排気取り入れ口からの
エアーを排出する開口とを有する、前記原稿載置台に並
設されたダクトを具備し、原稿給送状態において前記排
出口を前記排気取り入れ口に対向密着させたことを特徴
とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記ダクトが、前記原稿載置台に
並設されている開閉自在なカバーに設けられ、前記排気
口に対し接離自在であることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の画像形成装置において、前記排気取り入れ
口と、前記排気口とが弾性部材を介して互いに密着する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、原稿給送装置内から排出され
るエアがダクトの排気取り入れ口に導入されるとき、原
稿給送装置側の排気口がダクトにより塞がれていること
と、その塞がれた位置におけるダクト内部に防振材およ
び吸音材を設けてあることで、排気口から漏れようとす
る原稿給送装置内でのエア吹き出し音や排気音は遮音お
よび吸音される。また、本発明によれば、原稿給送装置
の開閉を妨げない位置にダクトを設けることができる。
さらに本発明によれば、原稿給送装置における排気口に
対してダクト側の排気取り入れ口の周縁が弾性体を介し
て密着する。
【0009】
【実施例】図1において、本発明実施例である原稿給送
装置を備えた複写機1は、その内部にベルト状の感光体
2を有し、この感光体2は、複数のプ−リに掛け回され
て複数の平坦面が形成されている。感光体2の周囲に
は、矢印で示す感光体2の移動方向に沿って複写工程を
実行するための帯電装置3、露光光学装置4、現像装置
5、転写装置6およびクリ−ニング装置7が配置されて
いる。帯電装置3は、露光前の感光体2に対して一様帯
電を行う。露光光学装置4は、複写機の上面に配置され
た原稿載置台1A上の原稿を照明するランプ4Aと原稿
からの反射光を感光体2上に結像させるための複数のミ
ラ−4Bおよびレンズ4Cとで構成されており、原稿像
に対応した静電潜像を感光体2上に形成する。現像装置
5は、感光体2に形成された静電潜像と逆極性のトナ−
等の顕像媒体を付与することで静電潜像を可視像処理す
る。転写装置6は、感光体2の近傍に配置してある給紙
装置8から繰り出された転写紙に対して感光体2上の可
視像を静電転写するものであり、そして、クリ−ニング
装置7は、感光体2上に残留している余剰トナ−および
残留電荷を除去する。転写装置6の近傍には、転写紙の
搬送経路中に加熱ロ−ラおよび加圧ロ−ラからなる定着
装置9が配置してあり、この定着装置9に対する転写紙
の搬送方向後方には、排紙トレ−10が設けられてい
る。排紙トレ−10は、複写機本体に支持されている基
端部を支点として図1中、二点鎖線で示すように開閉可
能とされている。
【0010】複写機1には、複写機1内に複数設けてあ
るサイズ毎の給紙カセットを備えた給紙装置8からの給
紙に加え、大量に使用される転写紙を収容している大量
給紙装置1Bおよび複写後の転写紙の仕分け等を含む作
業を行う転写後処理装置1Cが付設されている。転写後
処理装置1Cは、複写機1における転写紙の排出路から
延長された排紙路を有し、内部に形成されている転写紙
搬送路中には、複写モ−ドに応じて例えば、複数の転写
紙を綴じるためのステ−プラ1C1が配設され、そし
て、搬送路末端には排出される転写紙を受容するための
排紙トレ−1C2が設けてある。
【0011】原稿載置台1Aには、原稿を自動給送する
ための原稿給送装置11が配備されている。原稿給送装
置11は、原稿を積載できる給送トレ−11Aを備えて
おり、この給送トレ−11Aに積載される原稿の繰り出
し側先端位置にはエアの吹き出しを行う噴射ノズル(図
示されず)が設けられている。給送トレ−11Aにおけ
る原稿繰り出し側と反対側に位置する側壁には、原稿給
送装置11内に吹き出されたエアを外部に排出する排気
口11Bが設けられており、この排気口11Bの近傍に
はダクト12が配置してある。
【0012】ダクト12は、図2に示すように、箱体で
構成され、その内部には図示しないブロワが装備され、
そして、原稿の繰り出し方向と直角な方向である原稿の
幅方向における一方の側の底面には開口12Aが形成し
てあり、この開口12Aは原稿給送装置11に設けてあ
るエアの噴射ノズルに向かう通路に連通されるようにな
っている。ダクト12における原稿給送装置11の排気
口11Bに対向する面には、図2に示すように排気取り
入れ口12Bが設けてあり、この排気取り入れ口12B
の周縁部にはゴム等の弾性体13が固定されている。こ
の弾性体13は、排気口11Bと対向した場合に、図3
に示すように、排気口の周縁に密着当接する。排気取り
入れ口12Bの内側には、防振機能をもつ吸音材14が
取り付けてある。ダクト12は、開閉可能な原稿給送装
置11の開閉方向と直角な方向に開閉可能な排紙トレ−
10の上部に位置させてあり、その底面に設けられてい
るブラケット12Cを介して排紙トレ−10の上部に位
置するカバ−10Aに固定されるようになっている。
【0013】ダクト12は、原稿給送装置11における
排気口に対向させて排紙トレ−10上に設置される際
に、排気口11Bに対して排気取り入れ口12Bの周縁
に取り付けてある弾性体13を排気口の周縁に押さえ付
けた状態で位置決めされたうえでブラケット12Cを締
結される。
【0014】ダクト12内から原稿給送装置11内のエ
ア噴射ノズルに対しては、ダクト12の底面に位置する
開口12Aを介してエアが供給されて原稿の先端分離が
行われ、そして、原稿給送装置11内を通過したエアは
排気口11Bから排気取り入れ口12Bを介してダクト
12内に取り込まれて開口12Aに導かれる。このと
き、原稿給送装置11からダクト12に向け取り込まれ
たエアは、ダクト12の排気取り入れ口12Bを通過す
る時に吸音材14により騒音となる気流の振動数を減衰
される。一方、排気口から排気取り入れ口12Bへエア
が流れる際には、排気口11Bと排気取り入れ口12B
とが弾性体13により密着しているので、気流音の漏れ
が抑えられる。
【0015】また、ダクト12は、排紙トレ−10の上
部に位置して原稿給送装置11の開閉動作に対して干渉
を起こさない状態とされているので、図4に示すよう
に、原稿給送装置11を開放する場合あるいは排紙トレ
−10を開放する場合には各部材の回動を妨げない。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、エアによる先端分離構
造を備えた原稿給送装置において、ダクトの排気取り入
れ口の内側に防振、吸音材を配置したので、原稿給送装
置からダクトに向け回収されるエアの気流音を減衰して
騒音の発生が抑えられる。
【0017】また、本発明によれば、ダクトが、原稿載
置台に並設されている開閉自在な原稿排出トレイに設け
られ、排気口に対し接離自在であるから、原稿給送装置
を開放する場合あるいは排紙トレ−10を開放する場合
には各部材の回動を妨げることがなく、また、原稿給送
装置の大型化が抑えられる。
【0018】さらに本発明によれば、原稿給送装置にお
ける排気口とダクトの排気取り入れ口とを弾性材を介し
て連通させたので、弾性体による排気口および排気取り
入れ口との間の密着性が確実となり、外部に気流音がも
れるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による原稿給送装置が適用され
る装置の一例を示す全体構成図である。
【図2】本発明の原稿給送装置に用いられるダクトを示
す斜視図である。
【図3】図2に示したダクトの装着状態を示す側面図で
ある。
【図4】図2に示したダクトの作用を説明するための斜
視図である。
【符号の説明】
1 複写機 10 排紙トレ− 10A カバー 11 原稿給送装置 12 ダクト 12A 開口 12B 排気取り入れ口 13 弾性体 14 吸音材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 107 G03G 15/00 550 G03B 27/58 - 27/64 B65H 1/00 - 3/68

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿載置台に積載されている複数の原稿の
    先端分離処理をエア−の吹き出しにより行い、その先端
    分離処理後のエア−を排出する排気口を有する原稿給送
    装置を備えた画像形成装置において、 前記排気口からのエアーを取り入れる排気取り入れ口
    と、この排気取り入れ口の内側に配置された防振、吸音
    材と、前記排気取り入れ口からのエアーを排出する開口
    とを有する、前記原稿載置台に並設されたダクトを具備
    し、原稿給送状態において前記排気口を前記排気取り入
    れ口に対向密着させた画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記ダクトが、前記原稿載置台に並設されている開閉自在
    なカバーに設けられ、前記排気口に対し接離自在である
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載の画像形成装
    置において、前記排気取り入れ口と、前記排気口とが弾
    性部材を介して互いに密着する画像形成装置。
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