JP3110583U - 緊急停止表示補助装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本体に格納された腕、又は折りたたみ式の表示板に反射板と赤色LEDを配置する。緊急停止時、車内の操作スイッチにより駆動モーターを使って開き、三角形に配置したLEDを車内インジケータLEDとともに高速度に点滅させる。モード対応形では、3色LEDの発光色及び腕の位置、運動をコントロールできるようにする。緊急停止表示の場合は、誤作動防止のためにスイッチ前面に誤動作防止カバーを設ける。
【選択図】 図8、
Description
まず、緊急事態が発生した時、車内スイッチを押すことにより車体上部に緊急停止補助表示板が形成され、高速に点滅するので後方への表示が瞬時に行える。危険な状態で緊急停止表示板の設置や発煙筒の点火をすることなく、より安全な状態を確認してから車外に出て、緊急停止表示板の設置や発煙筒の点火を行える。これは追突事故の防止とともに故障車両運転者の安全を確保できる。高速道路やトンネル内の場合は瞬時に対応しなければ大惨事になるので、この装置の効果は大きい。
次に、腕を使いモードに対応した装置の場合、緊急モードの緊急停止時の効果は前述と同じであるが、ご注意モード、ありがとうモード、さよならモード等でLEDの発光色と腕の動きを組み合わせることにより後方へ前の車の意志を伝えることができる。これは、慣習的に行われているハザードランプの使用での誤認を防ぐことができる。
最近の車のリヤーウィンドウはスモークガラスを用いているので、車内に設置したランプは昼間は特に見え難いので、車外に設置することによって認識度を高めることができる。 また、この装置はLEDを用いているので長い間使用できる。知らぬ間に通常のバルブが切れた場合でも、効果的に車両の制動・停車を後方に知らせることができ安全性を確保できる。特に大型車に取り付けた場合このようなサインを後方に示すことで、停車中の衝突も含めてその予防に効果が発揮される。また、意志の伝達により車社会に潤いを持たせ、楽しいものにするので、よって結果的に事故を防止するという効果を奏する。
腕式は必要機能だけを選択し電源を乾電池などにして磁石で車体に取り付けられるようにすることもできるが、車外に出る必要性がでてくるので好ましくない。
配線は、製造時に組み込むのが最良であるが、それ以外の場合、防水を考えた位置から外部に引き出して既存のブレーキ配線等に結線する。後付の場合には配線器具を用いた方が確実に結線でき故障も少ない。
また、腕式、折りたたみ式双方とも風雨にさらされるので、劣化しにくい材料を用い、埃や水が入りにくいように、防塵・防水装置を必要とする。腕式では前方からも確認できるように前方にも反射板を取り付けても良い。
次に、腕式モードに対応形の装置の場合、緊急停止モードとご注意モードはリセットボタンを押すことにより、腕を格納し動作を停止させるようにするが、ありがとうモード、さよならモードは一定時間(3〜5秒)作動した後、腕を格納して停止させるようにする。この場合、高速走行中なので腕は風圧に耐えられる強度を要求される。同様に緊急停止モードスイッチには誤作動防止のためにスイッチ前面に誤動作防止パネルを設ける。
図2は、腕式本体で緊急停止表示時の正面図である。
図3は、腕式本体の右腕構造を示す部分断面図である。
図4は、腕式の全体の結線を示す結線概略図である。
図5は、折りたたみ式本体の動作時の正面から見た断面図である。
図6は、室内操作スイッチの取り付け断面図である。
図7は、折りたたみ式本体の動作時の側面図である。
図8は、腕式のモードに対応した装置の結線概略図である。
腕式の場合の実施例である。本体をウィングに組み込んだり、車体上部に設置しコントロール部と結線する。図4は全体の結線を表したものである。
誤動作防止パネル37を開け、操作スイッチ12を入れると駆動モータ11が作動し右腕3及び左腕2を開く。開き切った所でマイクロスイッチ9が切れ停止する。同時にリレースイッチ17により、高速点滅装置13の電源が入り右腕3と左腕2に取り付けられた赤色LED4が点滅する。それと同時に赤色LED7は高速点滅装置13の出力に切り替わり赤色LED7と操作スイッチ12傍のインジケータLED18が高速点滅する。赤色LED4と赤色LED7により三角形の非常停止補助表示が完成する。操作スイッチ12を切ると駆動モータ11が逆転し、腕の収納位置でマイクロスイッチ10で切られる位置で止まる。その時リレースイッチ17も切られるので高速点滅装置13も停止し赤色LED7は通常の状態の接続に戻る。
通常の状態では、ブレーキを踏むと逆流防止用のダイオード18を通して赤色LED7が点灯する。右方向指示器を出すと右用リレー14(R)が働き、右方向指示器用黄色LED8が点滅、左方向指示器を出すと左用リレー14(L)が働き、左方向指示器用黄色LED6が点滅する。ハザードスイッチを入れると、リレー14(R)とリレー14(L)が働き赤色LED7が点滅、同時に右方向指示器用黄色LED8と左方向指示器用黄色LED6が点滅する。これはモードスイッチ19によって、赤色LED7を点滅させないことができる。この時赤色LED7はブレーキを踏んだときのみ点灯する。電源切替スイッチ12はDC12Vの電源を取り入れることができにくい場合、方向指示器ランプから電気の供給を受ける場合に切り替えてしようするためのもので、この装置を限定的に使用する場合の為のもので、ダイオード14は、このとき他方の方向指示ランプに影響を与えないためのものである。ハザードまたは方向指示器を点滅中にブレーキを踏んだ場合、ブレーキ操作を優先してLED7は点灯するが点滅はしない。
折りたたみ式の場合、腕式と動作的には同じである。操作スイッチ12を入れるとギヤーボックス35のモータが動き開閉腕32が開閉腕回転軸33を中心にスライダ31を案内溝29に沿って引き下ろしながら、ふた22を開く。垂直に立ち上がったときに右反射板26、左反射板25、右下反射板28、左下反射板27によって三角形の緊急停止補助表示板ができる。同時に赤色LED4を高速で点滅する。操作スイッチ12を切るとモーターのが動き、開閉腕32が開閉腕回転軸33を中心にスライダ31を案内溝29に沿って引き上げ、ふた22を閉じ本体36に折りたたんで格納する。赤色LED7は高速点滅させても、ブレーキ表示のみにしても良い。
図7は腕式モード対応形の例である。動きは腕式と同じであるが、押しボタンスイッチにより入力装置によりLED発光コントロール装置と左右モーターコントロール装置に命令を出し、モードにあった腕2、腕3の動きのコントロールと、3色LED40の色の選択、赤色LED7、右方向指示器用黄色LED8、左方向指示器用黄色LED6の点灯や、点滅をコントロールする。
ボタンには緊急停止ボタン45、ご注意ボタン46、ありがとうボタン47、さよならボタン48等用意し、それぞれにインジケータLED44を設ける。緊急停止ボタンには誤動作防止カバーを設ける。緊急停止モードとご注意モードなど危険を伴うものはリセットボタン49を押すまで作動させる。有り難うモードとさよならモードなどは3〜5秒後に自動的に解除させる。
2……左腕
3……右腕
4……赤色LED
5……反射板
6……左方向指示用黄色LED
7……赤色LED
8……左方向指示用黄色LED
9……マイクロスイッチ
10……マイクロスイッチ
11……駆動モータ
12……操作スイッチ
13……高速点滅装置
14……リレー
15……基板
16……コントロール部収納ケース
17……点滅速度切替リレー
18……ダイオード
19……モードスイッチ
20……ダイオード
21……電源切替スイッチ
22……ふた
23……回転軸
24……案内付ポール
25……左反射板
26……右反射板
27……左下反射板
28……右下反射板
29……案内溝
30……回転軸
31……スライダー
32……開閉腕
33……開閉腕回転軸
34……案内付ポール回転軸
35……ギヤーボックス
36……本体
37……誤作動防止カバー
38……インジケータLED
39……ダッシュボード
40……3色LED
41……LEDコントロール装置
42……左右モータコントロール装置
43……入力変換装置
44……インジケータLED
45……緊急停止ボタン
46……ご注意ボタン
47……ありがとうボタン
48……さよならボタン
49……リセットボタン
Claims (2)
- 本体に反射板とLED取り付けた腕、又は折りたたみ式の表示装置を格納し、車内スイッチにより腕又は折りたたんだ表示装置を開くことによって、三角形に配置した反射板とそこに配置した高速点滅するLEDで表示を完成させる、ブレーキ表示、方向指示表示、ハザード表示に対応した緊急停止表示補助装置。
- 本体に反射板とLEDを取り付けた腕を格納し、車内の押しボタンに合わせたモードでLEDの発光色及び腕の位置、運動をコントロールできるようにした装置で、緊急時には腕と本体で三角形を形作り、LEDを高速点滅して表示する、ブレーキ表示、方向指示表示、ハザード表示に対応した緊急停止表示補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000794U JP3110583U (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | 緊急停止表示補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000794U JP3110583U (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | 緊急停止表示補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3110583U true JP3110583U (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=43273117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005000794U Expired - Lifetime JP3110583U (ja) | 2005-01-20 | 2005-01-20 | 緊急停止表示補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3110583U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113071410A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-07-06 | 冯同富 | 一种高安全性车载紧急警示牌及其使用方法 |
CN114937407A (zh) * | 2022-06-13 | 2022-08-23 | 国网河北省电力有限公司邯郸市新区供电分公司 | 一种悬挂式配电设备安全警示装置 |
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2005
- 2005-01-20 JP JP2005000794U patent/JP3110583U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113071410A (zh) * | 2021-04-12 | 2021-07-06 | 冯同富 | 一种高安全性车载紧急警示牌及其使用方法 |
CN113071410B (zh) * | 2021-04-12 | 2022-04-19 | 冯同富 | 一种高安全性车载紧急警示牌及其使用方法 |
CN114937407A (zh) * | 2022-06-13 | 2022-08-23 | 国网河北省电力有限公司邯郸市新区供电分公司 | 一种悬挂式配电设备安全警示装置 |
CN114937407B (zh) * | 2022-06-13 | 2024-03-26 | 国网河北省电力有限公司邯郸市新区供电分公司 | 一种悬挂式配电设备安全警示装置 |
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