JP3110306U - ほこり取り用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造工程を簡素化して製造コストを軽減し、繊維状フィラメント体層に微細孔を備え、清掃効果を向上させたほこり取り用具を提供する。
【解決手段】 清掃基部シート33、繊維状フィラメント体層32、保持シート31,31‘を互いに重ね合わせ、これらを熱溶着により予定の位置で固着し、複数の接合部を形成すると、その間にハンドル保持用領域が限定されるようになり、次いでハンドル保持用領域を適切に両側から斜め方向に対称に折り曲げると、真半分の2つの同一になる並列保持領域へと折り曲げられて、ハンドル40がぴたりと嵌まるようになる構成とした。従って、ほこり取り本体の製造工程を単純化して時間短縮をし、経済的効果を達成すると共に、繊維状フィラメント体層に無数の微細孔を配設し、微粒子のほこりを吸収し捕獲し、清掃効果を一層高めた。
【選択図】 図6

Description

本考案は、さまざまな物品の表面からほこりを取って清掃するためのほこり取り用具に関するものである。
図1に示すものは、従来のほこり取り用具の分解斜視図である。従来のほこり取り用具の構造は、ハンドル14に保持される複数枚のシート11と繊維状フィラメント体層12と清掃用基部シート13とから構成されるほこり取り用具部10と、そしてハンドル14とから成る。この従来のほこり取り用具では、ハンドル14に保持されるシート11及び清掃用基部シート13それぞれの相対向する縁部は、多数のプレート状清掃片111及びストリップ状清掃片131に切り込まれていて、ハンドル14には、その前方部で対称に延在する1対の保持部141がある。
この従来形ほこり取り用具の組み立ては、まず、図2にあるように、清掃基部シート13と、繊維状フィラメント体層12と、ハンドルが保持する保持シート11とが上下互いに重ね合わされ、熱溶着で共に接着され、複数個の接合部15を形成する。そして、ハンドル保持シート11の最上層面にハンドル保持領域16が左右対称に形成される。
その後、重ね合わされて接着された清掃用基部シート13と繊維状フィラメント体層12とハンドル保持シート11とが全て、その中央線のところから切断されて、左,右のほこり取り用具本体17,18に分割されて、下方に折れ曲がって二つ折りになると、多数のプレート状清掃片111と繊維状フィラメント体層12とストリップ状清掃片131が共に折れ曲がって垂れ下がるようになる。その後、ハンドル14の保持部141がほこり取り用具本体のハンドル保持領域16に案内され嵌め込まれて、組立てが完成する。
しかし、このような従来のほこり取り用具には幾つかの欠点がある。
第1に、その製造工程において、清掃基部シート13と、繊維状フィラメント体層12と、ハンドル保持シート11とが上下互いに重ね合わされ、熱溶着で共に接着され、複数個の接合部15を形成し、その中央線のところから切断されて、左,右のほこり取り用具本体17,18に分割され、下方に折り曲げられて二つ折りにされ、多数のプレート状清掃片111と繊維フィラメント層12とストリップ状清掃片131が折れ曲ってして垂れ下がるようにしてから、ハンドル14の保持部141を保持領域16に位置付けられて、使用状態のほこり取り用具が提供されるという作業工程は、製造工程に手間がかかって、時間がかかるばかりでなく、不経済である。
第2に、複数の繊維状フィラメント体層12には、微粒子を吸収して効果的に捕獲するための通風孔が全くもたらされていないため、この従来形ほこり取り用具10を用いて物品の表面に堆積したほこりを払った場合は、単にほこりが舞い散るだけで、清掃効果においてほとんど実質的に機能しない。
図3に示すのは、第2の従来形のほこり取り用具20の斜視図である。このほこり取り用具20は複数の清掃シート21から構成され、これらシートは互いに重ね合わされ、複数の接合部22と、対称に形成された1組の保持領域23とを形成するようにして、熱溶着工程により共に固定して接着される。
その後、接着された清掃シート21は二つ折りにされ、その上方縁部の予定位置で再度融着されて、これによって固定部24を提供し、確実な結合をもたらす。
そして、接着された清掃シート21の縁部は多数のストリップ状の繊維体25がもたらされるように加工されて、その後、ハンドル26の保持部261が保持領域23へ案内されて嵌め込まれ、組立てが完了する。
しかし、この第2の従来形のほこり取り用具にも幾つかの不具合がある。
第1に、その製造工程中に、清掃シート21を固定接着するために、ほこり取り用具本体20を2度も溶着加工しなければならないので、製造時間がかかるばかりでなく、非効率的で不経済である。
第2に、ほこり取り用具本体20のストリップ状の繊維状体25には、微粒子のゴミや塵を効果的に吸収し捕獲するための微細通気孔が備わっていないので、ほこり取り用具本体20の清掃効果を限定的なものとさせる。
本考案は、ほこり取り用具本体とハンドルとから成るほこり取り用具であって、該ほこり取り用具本体には、複数層の保持シートと、繊維状フィラメント体層と、清掃基部シートとが備えられ、これら層は1回の熱溶着で接合され、その後、両側端部から横斜め方向へ適切に折り曲げられ、そして、ハンドルが係合されて使用状態になる、というように構成されるので、時間の無駄及び処理労力を経済的に省き、経済的効果が達成できるようにしたほこり取り用具を提供することをその主要な目的とする。
本考案の第2の目的は、ほこり取り用具本体の繊維状フィラメント体層には無数の微細孔が形成されているので、微粒子の塵やほこりを効果的に吸収して捕獲するため、最良の清掃効果が達成できるようにしたほこり取り用具を提供することである。
本考案の第3の目的は、ハンドルの握り部が接続部と旋回可能に係合するように作られているので、使用者のニーズに合わせて、ハンドルの握り部を都合よく曲げて、保管や持ち運びのためにコンパクトに折り畳むことができるので、使い勝手がよく、保管場所の節約になり、商品梱包時の梱包費用も節約できるようにしたほこり取り用具を提供することである。
本考案のほこり取り用具に係る請求項1は、ほこり取り用具本体とハンドルとから成るほこり取り用具であって、前記本体は、多数層の保持シートと、一層になる繊維状フィラメント体層と、そして清掃基部シートとからなり、前記保持シートの下層および清掃基部シートには、予定の長さ分、両側から対称に切り込みが入れられて、それぞれ、多数のストリップ状の清掃片を形成してなるほこり取り用具において、前記清掃基部シート、前記繊維状フィラメント体層、そして前記保持シートを互いに重ね合わせ、これらを熱溶着により予定の位置で固着し、複数の接合部を形成すると、その間に保持用領域が限定されるようになり、次いで、前記保持用領域を適切に両側から斜め方向に対称に折り曲げると、ハンドルがぴたりと嵌まるように、真半分の2つの同一になる並列保持領域へと折り曲げられるようになり、ほこり取り本体の製造工程を単純化して時間短縮をし、経済的効果を達成すると共に、前記繊維状フィラメント体層に無数の微細孔を配設し、微粒子のほこりを吸収し捕獲して、最高の清掃効果を得ることができるようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載したほこり取り用具において、前記多層の保持シートは不織布で作られていることを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1に記載したほこり取り用具において、前記フィラメント体層のフィラメント体部分は糸で作られていることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項1に記載したほこり取り用具において、前記清掃基部シートは、不織布で作られていることを特徴とする。
請求項5に記載の考案は、請求項1に記載したほこり取り用具において、前記繊維状フィラメント体層の微細孔は、針状のローラを介して加工成形して形成されることを特徴とする。
請求項6に記載の考案は、請求項1に記載したほこり取り用具において、前記ほこり取り用具本体の保持領域は、細長い形になることを特徴とする。
請求項7に記載の考案は、本体とハンドルとから成るほこり取り用具であって、前記本体には、多数層の保持シートと、一層になる繊維状フィラメント体層と、そして清掃基部シートが備えられているほこり取り用具において、前記ハンドルは、握り部と、それと旋回可能に係合した接続部とから構成され、可動のハンドルをもたらし、前記可動のハンドルは、その握り部分が、使用者のニーズに従って、下方へと押し下げられて折畳むことができるようにし、保管や持ち運び時の専有面積を効率よく減らし、最終商品としての梱包費用も経済的に減ずることができるようにしたことを特徴とする。
請求項8に記載の考案は、請求項7に記載したほこり取り用具において、前記ハンドルの握り部には、その前方端部に接合ブロックが延在しており、前記接合ブロックには、予定距離だけ突出している1対の挿入用ポストと、予定位置を限定する1対の旋回用溝とが、対称に配設されていることを特徴とする。
請求項9に記載の考案は、請求項7に記載したほこり取り用具において、前記ハンドルの接続部には、その一側には対称になる旋回用孔が配置され、他側には旋回用ロッドが伸長し、その前方端部には対称に突出した1対の保持用ロッドが配設されているという接合領域が備えられていることを特徴とする。
請求項10に記載の考案は、請求項7に記載したほこり取り用具において、前記ハンドルの握り部には、その前方部の底部側に適切にでこぼこの付けられた収容溝が備えられ、その中に、圧縮部が予定位置に対象に配置され、その両側には接合ファセット面が適切に伸長しており、そして、後方及び前方位置付け用ポストが予定位置で対称に突出して配置されており、前記握り部の底面には、対称になる後方および前方の隣接接合側部が配置されており、前記隣接接合側部には一端部に隣接接合スロープがカットされており、他端部に隣接接合フランジが配置されており、更にまた、前記ハンドルの握り部の前方端部には、旋回用溝が適切に備えられており、その一縁部に係止用ファセット面が形成されていて、前記旋回用溝の両横側部には、前回用孔の配設された隣接接合プレートがそれぞれ延在していることを特徴とする。
請求項11に記載の考案は、請求項7に記載したほこり取り用具において、前記ハンドルの接続部には、保持ロッドと、該ロッドの後部上方側に伸長する連結領域とが備えられ、前記連結領域は、一側の上方部で突出する旋回用ブロックと、該旋回用ブロックの一縁部を限定している隣接接合ファセット部と、前記旋回用ブロックの両横側を限定している接続部とを有し、前記接続領域の他側には、圧迫を受ける平坦面が配置されていて、その両縁部には横方向係合側部が伸長しており、平坦面の下には、隣接接合部が対称に配置され、旋回用ブロックの両横側部には旋回用ポストが対称に配置され、そして、前記連結領域は突出座の上部に配置されその間に保持領域を限定して固定されるようなり、前記突出座には、その一側で上方に突出する位置付け面と、他側を限定する制限ファセット面とがあり、該突出座の前方には、支持ブロックが適切に配設されていることを特徴とする。
請求項12に記載の考案は、請求項10に記載したほこり取り用具において、前記握り部の連接面は湾曲した形に形成したことを特徴とする。
請求項13に記載の考案は、請求項10に記載したほこり取り用具において、前記握り部の前方隣接接合側部の一縁部を限定する隣接接合スロープは斜めになるように形成したことを特徴とする。
請求項14に記載の考案は、請求項11に記載したほこり取り用具において、前記接合領域の圧迫を受ける平坦面はT字形に形成したことを特徴とする。
請求項15に記載の考案は、請求項11に記載したほこり取り用具において、前記接合領域の限定ファセット面は、斜めになる形状に形成したことを特徴とする。
本考案のほこり取り用具は、従来のほこり取り用具製造工程の無駄を省き、製造コストの経済的効果が達成できることにより、より安価に機能性の高い清掃効果をもたらすことができる。
また、本考案のほこり取り用具本体の繊維状フィラメント体層に無数の微細孔を形成し、物品の表面に堆積した微粒子の塵やほこりを清掃時に効果的に吸収して捕獲するようにしたので、ほこりが舞い上がることなく確実に捕獲吸収され、清掃効果が著しく向上する。
更にまた、本考案のほこり取り用具では、使用者のニーズに合わせて、清掃時にハンドルの握り部を都合よく曲げ、保管や持ち運びのためにコンパクトに折り畳むことができるので、使い勝手がよく、保管場所の節約ができ、持ち運びの際も嵩張らず、更には、最終商品としての梱包費用も節約できて、より経済的効果を増す。
以下に、添付図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳細に説明するが、それらの具体的な構造は単に本考案の実施可能な実施例に過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を狭義的に定義するものではないことは言うまでもないことである。
第4図に示すのは、本考案の第1実施例に係るほこり取り用具の破断斜視図である。
本考案のほこり取り用具は、ほこり取り用具本体30とハンドル40とから成る。ほこり取り用具本体30には、複数層の保持シート31,31’(好ましくは、不織布製)と、一層になる複数の繊維状フィラメント製の層32(好ましくは、糸製)と、清掃基部シート33(好ましくは、不織布製)が用いられている。
下側の保持シート31’および清掃基部シート33には、予定の長さ分、両側から対称に切り込みが入れられて、それぞれに多数のストリップ状の清掃片311’,331を形成する。
繊維状フィラメント体層32は、繊維クロスによって作られるものであり、懸垂軸に吊下げられて、ローラを介して案内され、カッターで繊維状ストリップに切り込まれ、更に針状のローラを通して通風孔をあけるように加工されて、糸状体が撚り合わされて繊維状フィラメント体層32としたもので、図5に示すように、その中には無数の通気孔321が形成されている。
ハンドル40は、握り部41と接続部42とから構成されていて、握り部41には、その前方へ延在する結合ブロック411が形成されており、結合ブロック411には、対称に配置された一対の挿入用ポスト412と、予定位置を対称に限定する一対の旋回用溝413が配置されている。接続部42には、一側に対称的に配置された1対の旋回用孔422と、他側で伸長する旋回用ロッド423とが配設されていて、これにより、握り部41の連結ブロック411の各々の挿入用ポスト412及び旋回溝413とにそれぞれ係合するようになる。接続部42には、その前方側に対称に伸長している一対の保持用ロッド424も配設されている。
図6で、このほこり取り用具の組立工程を説明する。ほこり取り用具本体30の清掃基部シート33、繊維状フィラメント体層32、そして保持シート31,31’を互いに重ね合わせ、これらを熱溶着により予定の位置で固着し、図6に示すように、複数の接合部34を形成すると、その間に細長い保持用領域35が限定されるようになる。
次いで、握り部41の接合ブロック411を、接続部42の接合領域421に相互係合すると、握り部41の挿入用ポスト412および旋回用溝413が、接続部42の旋回用孔422と旋回用ロッド423とにそれぞれ連結係合するようになる。
そして、図6の矢印に示すように、熱溶着で固着されたほこり取り用具本体30を適切に両側から斜め方向に対称に折り曲げると、細長い保持領域35が、真半分の2つの同一になる並列保持領域35,35へと折り曲げられるようになる。
最後に、ハンドル40の接続部42の保持用ロッド424,424がそれぞれ中へ案内挿入されて、ほこり取り用具本体30の並列した保持領域35.35に配置されると、組立てが完了する。
図7に、本考案の実際の使用状態を示す。
本考案のほこり取り用具は広範囲の物品に使用できるもので、清掃時にほこり取り用具本体30を物品の表面に当てて、表面に堆積したほこりを取り払うように動かすと、保持シート31’と清掃基部シート33の無数のストリップ状清掃片311’ ,331によって物品の表面からほこりを効果的に除去できるようになると同時に、ほこり取り用具本体30の繊維状糸状体層32に配設された無数の微細孔321が、図8に示すように、微細なほこりAを効果的に吸収して捕獲するので、これにより、ほこりが舞い上がることなくほこり取り用具内に収集され、最高の清掃効果が得られるようになる。
図9〜12に、本考案のほこり取り用具の第2実施例を示す。
この第2実施例は、ほこり取り用具本体50およびハンドル60から構成される。ほこり取り用具本体50には保持シート51がもたらされていて、その中央部に細長い保持領域511が形成されている。また、ハンドル60は、握り部61と接続部62から構成されている。
握り部61には、その前方端部の底部にデコボコのある収容窪み611が形成されていて、圧縮部612,612がその中で突出しており、その両側には湾曲した連接面613が形成され、前方,後方の位置決めポスト614,614’が所定位置に対称に配置されている。
握り部61の底面には、間に窪んだ収容領域616を限定して前方,後方の境界側面615’,615が対称に配置されている。前方境界側面615’の一縁部は斜めになるスロープ6151’が切り欠かれており、その他方側の縁部には接合フランジ6152’が形成されている。
旋回用溝617はその一縁部に係止用ファセット部6171が限定されており、握り部61の前方端部に適切に位置付けされていて、旋回用孔6181がそれぞれ形成されている1組の接合プレート618が旋回用溝617の両側に対称に延在している。
接続部62には、保持ロッド621と、保持ロッド621の後部上方側に伸長する接合領域622とが備わっている。接合領域622には、その一側の上方部に突出している旋回用ブロック6221があり、これにより、握り部61の旋回用溝617と噛み合い係合するようになり、これにより、旋回用ブロック6221の一縁部を限定している隣接接合ファセット部6222と、旋回用ブロック6221の両横側を限定している接続部6223,6223が、それぞれ、握り部61の隣接接合プレート618に係合するようになる。
接合領域622はその両端で伸長する横係合側部6225,6225を有し、その他方側には、圧縮力を受けるT字形の表面6224が配置されており、このT字形表面が握り部61の圧縮部612と係合する。圧縮されるT字形表面の下側には、両側に対称的に隣接接合部6226,6226が配置されていて、旋回ブロック6221の両横側部には旋回用ポスト6227が適切に配設されている。
接合領域622が、突出座623の上部に固定されると、その間に保持領域624が限定される。突出座623には、その一側で位置決め面625が上方へ突出して形成されており、その他方側に、斜面になる制限用ファセット面626が限定されている。そして、支持ブロック627が、突出座623の前方に適切に配置されている。
図12を参照して、本考案の第2実施例のほこり取り用具の組立てを説明する。接続部62の接合領域622を、握り部61の収容溝611へ嵌め入れると、旋回用ブロック6221および旋回用ポスト6227が握り部61の旋回用溝617および隣接接合プレート618の旋回用孔とにそれぞれ係合し、隣接接合ファセット面622および接続部6223が旋回用溝617の係止用ファセット面6171および対応する隣接接合プレート618に対してそれぞれ隣接するようになり、これにより、接続部62が握り部61とぴたりと正確に係合するようになる。
一方、握り部61の位置決め用ポスト614,614’は、それぞれ、予定の位置に隣接接合部626に対し案内されて隣接するようになり、握り部61の圧縮部612および後部隣接側部615が、接合領域622の圧縮面6224と、突出座623の位置決め面とに正確に押付けられ、これにより安定的に制限した位置付けができるようになる。接合領域622の係合側部6225は、握り部61の対応する連接部面613に接触し、それに適切に係合する。
そして、ハンドル60の握り部61が、接続部62と適切な角度をなすように一側へ曲げられ、接続部62の保持用ロッド621が、ほこり取り用具本体50に配置された保持シート51の保持領域511へ予定位置に位置づくまで案内されると、保持シート51の一側が、握り部61の窪んだ収容領域616を通過して、接続部62の保持領域624の中に収容される。その後、握り部61を倒して以前の係合状態位置へ戻すと、前方の隣接接合部615’の斜めの接合スロープ6151’および接合フランジ6152’が、突出座623の対応する斜めの制限ファセット面626と支持ブロック627とにそれぞれ隣接接合し、その中に入り込んでいる保持シート51がしっかりと保持されるようになる。
このような構成により、保持シート51はハンドルにしっかりと挟持され位置付けられるようになるので、ほこり取り用具本体50はその清掃目的に対し最良の使用・効果を行使できるようになる。
更にまた、使用者のニーズに合わせて、ハンドル60の握り部61を再度一側へ曲げたり、二つに折畳んだりすることにより、使い勝手がよくなり、占用場所を最小限に抑え、保管や持ち運びし易くなる、という機能を有するものである。
前記に開示した構造は、単に本考案の実施可能な実施例を具体的に詳細に説明したものであり、本考案の実施形態に示す構成に限らず、本考案の実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載した技術的範囲を逸脱しない範囲において、種々に変更し変形できることは言うまでもない。
従来形のほこり取り用具の破断斜視図。 図1を組立てた状態のほこり取り用具の斜視図。 別の従来の組立てた状態のほこり取り用具の斜視図。 本考案の第1実施例になるほこり取り用具の破断斜視図。 本考案のほこり取り用具本体に使用する、糸を撚り合わし繊維状フィラメント体層になる繊維布の一部拡大断面図で、糸の中に無数の通気孔形成されているのを示している。 本考案のほこり取り用具の最終組立て状態を示す該略図。 本考案のほこり取り用具の実際の使用状態を示す図。 本考案のほこり取り用具本体に使用する、繊維状フィラメント体層になる繊維布の一部拡大断面図で、糸の中に形成された無数の通気孔に微粒子のごみやほこりが吸収されて捕獲されている状態を示している。 本考案の第2実施例のほこり取り用具の破断斜視図。 第2実施例のほこり取り用具のハンドルの握り部の一部拡大斜視図。 第2実施例のほこり取り用具のハンドルの接続部の一部拡大斜視図。 第2実施例のほこり取り用具のハンドルの握り部および接続部を組み合わせて実際の使用状態を示す一部拡大断面図。
符号の説明
30 ほこり取り用具本体
31,31’ 保持シート
311’,331 ストリップ状の清掃片
32 繊維糸状体
321 通気孔
33 清掃基部シート
40 ハンドル
41 握り部
411 結合ブロック
412 挿入用ポスト
413 旋回用溝
42 接続部
422 旋回用孔
423 旋回用ロッド
424 保持用ロッド
50 ほこり取り用具本体
51 保持シート
511 保持領域
60 ハンドル
61 握り部
611 収容窪み
612 圧縮部
613 連接部
614,614’ 前方,後方の位置決めポスト
615’,615 前方,後方の境界側面
617 旋回溝
618 隣接接合プレート
62 接続部
621 保持用ロッド
622 接合領域
623 突出座
624 保持領域
625 位置決め面
626 斜面になる制限用ファセット面
627 支持ブロック

Claims (15)

  1. ほこり取り用具本体とハンドルとから成るほこり取り用具であって、
    前記本体は、多数層の保持シートと、一層になる繊維状フィラメント体層と、そして清掃基部シートとからなり、前記保持シートの下層および清掃基部シートには、予定の長さ分、両側から対称に切り込みが入れられて、それぞれ、多数のストリップ状の清掃片を形成してなるほこり取り用具において、
    前記清掃基部シート、前記繊維状フィラメント体層、そして前記保持シートを互いに重ね合わせ、これらを熱溶着により予定の位置で固着し、複数の接合部を形成すると、その間に保持用領域が限定されるようになり、次いで、前記保持用領域を適切に両側から斜め方向に対称に折り曲げると、ハンドルがぴたりと嵌まるように、真半分の2つの同一になる並列保持領域へと折り曲げられるようになり、ほこり取り本体の製造工程を単純化して時間短縮をし、経済的効果を達成すると共に、前記繊維状フィラメント体層に無数の微細孔を配設し、微粒子のほこりを吸収し捕獲して、最高の清掃効果を得ることができるようにしたことを特徴とするほこり取り用具。
  2. 前記多層の保持シートは不織布で作られていることを特徴とする請求項1に記載したほこり取り用具。
  3. 前記フィラメント体層のフィラメント体部分は糸で作られていることを特徴とする請求項1に記載したほこり取り用具。
  4. 前記清掃基部シートは、不織布で作られていることを特徴とする請求項1に記載したほこり取り用具。
  5. 前記繊維状フィラメント体層の微細孔は、針状のローラを介して加工成形して形成されることを特徴とする請求項1に記載したほこり取り用具。
  6. 前記ほこり取り用具本体の保持領域は、細長い形になることを特徴とする請求項1に記載したほこり取り用具。
  7. 本体とハンドルとから成るほこり取り用具であって、前記本体には、多数層の保持シートと、一層になる繊維状フィラメント体層と、そして清掃基部シートが備えられているほこり取り用具において、
    前記ハンドルは、握り部と、それと旋回可能に係合した接続部とから構成され、可動のハンドルをもたらし、前記可動のハンドルは、その握り部分が、使用者のニーズに従って、下方へと押し下げられて折畳むことができるようにし、保管や持ち運び時の専有面積を効率よく減らし、最終商品としての梱包費用も経済的に減ずることができるようにしたことを特徴とするほこり取り用具。
  8. 前記ハンドルの握り部には、その前方端部に接合ブロックが延在しており、前記接合ブロックには、予定距離だけ突出している1対の挿入用ポストと、予定位置を限定する1対の旋回用溝とが、対称に配設されていることを特徴とする請求項7に記載したほこり取り用具。
  9. 前記ハンドルの接続部は、その一側には対称になる旋回用孔が配置され、他側には旋回用ロッドが伸長し、その前方端部には対称に突出した1対の保持用ロッドが配設されているという接合領域が備えられていることを特徴とする請求項7に記載したほこり取り用具。
  10. 前記ハンドルの握り部には、その前方部の底部側に適切にでこぼこの付けられた収容溝が備えられ、その中に、圧縮部が予定位置に対称に配置され、その両側には接合ファセット面が適切に伸長しており、そして、後方及び前方位置付け用ポストが予定位置で対称に突出して配置されており、前記握り部の底面には、対称になる後方および前方の隣接接合側部が配置されており、前記隣接接合側部には一端部に隣接接合スロープがカットされており、他端部に隣接接合フランジが配置されており、更にまた、前記ハンドルの握り部の前方端部には、旋回用溝が適切に備えられており、その一縁部に係止用ファセット面が形成されていて、前記旋回用溝の両横側部には、前回用孔の配設された隣接接合プレートがそれぞれ延在していることを特徴とする請求項7に記載したほこり取り用具。
  11. 前記ハンドルの接続部には、保持ロッドと、該ロッドの後部上方側に伸長する連結領域とが備えられ、前記連結領域は、一側の上方部で突出する旋回用ブロックと、該旋回用ブロックの一縁部を限定している隣接接合ファセット部と、前記旋回用ブロックの両横側を限定している接続部とを有し、前記接続領域の他側には、圧迫を受ける平坦面が配置されていて、その両縁部には横方向係合側部が伸長しており、平坦面の下には、隣接接合部が対称に配置され、旋回用ブロックの両横側部には旋回用ポストが対称に配置され、そして、前記連結領域は突出座の上部に配置されその間に保持領域を限定して固定されるようなり、前記突出座には、その一側で上方に突出する位置付け面と、他側を限定する制限ファセット面とがあり、該突出座の前方には、支持ブロックが適切に配設されていることを特徴とする請求項7に記載したほこり取り用具。
  12. 前記握り部の連接面は湾曲した形に形成したことを特徴とする請求項10に記載したほこり取り用具。
  13. 前記握り部の前方隣接接合側部の一縁部を限定する隣接接合スロープは斜めになるように形成したことを特徴とする請求項10に記載したほこり取り用具。
  14. 前記接合領域の圧迫を受ける平坦面はT字形に形成したことを特徴とする請求項11に記載したほこり取り用具。
  15. 前記接合領域の限定ファセット面は、斜めになる形状に形成したことを特徴とする請求項11に記載したほこり取り用具。
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