JPH10328107A - 使い捨ての汚れ拭き取り材 - Google Patents

使い捨ての汚れ拭き取り材

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JPH10328107A
JPH10328107A JP14217397A JP14217397A JPH10328107A JP H10328107 A JPH10328107 A JP H10328107A JP 14217397 A JP14217397 A JP 14217397A JP 14217397 A JP14217397 A JP 14217397A JP H10328107 A JPH10328107 A JP H10328107A
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Yoshinori Tanaka
嘉則 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 捕捉した塵埃の飛散を防止可能な汚れ拭き取
り材。 【解決手段】 熱可塑性合成繊維不織布からなる複数条
のフラップ18と、熱可塑性合成樹脂からなる支持シー
ト17とによって拭き取り材1が構成される。フラップ
18は、側縁の一つ26とその近傍とが支持シート17
に接合しており、残余の部位が支持シート17に対して
非接合状態にあって、フラップ18どうしが互いに平行
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、床や壁を清掃す
るための汚れ拭き取り材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、床や壁を清掃するための不織布製
の使い捨て汚れ拭き取り材は、公知ないし周知である。
この種拭き取り材として、例えば、特開平4−2501
30号公報に開示されている掃除用シートは、基台シー
トの上面に不織布が部分的に接合しているもので、この
不織布の非接合部分が基台シートの下面から上面へ向か
う方向へ隆起する多数の凸状部を形成している。この凸
状部には、面積1〜100mm2を有するスリット状の
開口部が形成されている。かかる掃除用シートでは、基
台シート上面の不織布が汚れ拭き取り面を形成し、開口
部を有する凸状部が比較的大きなごみを受け入れるポケ
ットとしての機能を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の掃除用シー
トでは、多数の凸状部を有している不織布を平坦な床面
に押圧したときにその凸状部が潰れると、不織布どうし
が部分的に重なり合って凹凸を生じ、汚れ拭き取り面が
平滑にならない。そのようになった汚れ拭き取り面は、
平滑な床面に一様に当接することがなく、部分的に床面
から離間することになるから、平滑な床面を掃除するた
めに必ずしも好適であるとはいい難い。また、凸状部が
潰れた状態では、開口部が実質的に閉じてしまい、凸状
部がポケットとしての機能を果せなくなるというおそれ
もある。
【0004】そこで、この発明は、比較的大きなごみに
対する収容部を有していて、しかも汚れ拭き取り面が平
滑な床面に対して一様に当接可能な汚れ拭き取り材の提
供を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明が前提とするのは、汚れを拭き取ることが
可能なフラップと、前記フラップの複数が接合している
前記フラップに対する支持シートとからなる使い捨ての
汚れ拭き取り材である。
【0006】かかる前提の下のこの発明では、前記フラ
ップが、熱可塑性合成繊維不織布で構成され、前記支持
シートが、熱可塑性合成繊維不織布および熱可塑性合成
樹脂フィルムのいずれかで構成されている。前記フラッ
プは、その長手方向へ延びる互いに平行な一対の側縁
と、前記長手方向と交差する方向へ延びる一対の端縁と
を有しており、該フラップのそれぞれが、互いに平行な
状態で少なくとも前記一対の側縁のうちの一方とその近
傍とにおいて前記支持シートの一方の面に接合し、か
つ、残余の部分の過半以上が前記支持シートに対して非
接合状態にある。
【0007】この発明の実施態様には、次のような例が
ある。 (1)互いに隣り合う一対の前記フラップは、前記支持
シートに接合している側縁部どうしが互いに対向してい
る状態と、前記支持シートに対して非接合状態にある側
縁部どうしが互いに対向している状態とのいずれかの状
態にある。 (2)互いに隣り合う一対の前記フラップは、一方のフ
ラップの前記支持シートに接合している側縁部が、もう
一方のフラップの前記支持シートに対して非接合状態に
ある側縁部と対向している。 (3)前記フラップは、前記長手方向において互いに離
間している複数の部位が該長手方向と交差する方向で前
記支持シートに接合しており、前記フラップがその接合
部位間において、前記支持シートに対して開口可能なポ
ケットを形成している。 (4)前記フラップの不織布が、坪量10〜100g/
2を有し、荷重3g/cm2を加えたときの厚みが1.
5〜10mmであって、繊度1〜7dの捲縮した複合繊
維からなるものである。 (5)前記支持シートが、坪量10〜100g/m2
有し、荷重3g/cm2を加えたときの厚みが1.5〜
10mm、繊度1〜7dの熱可塑性合成繊維からなる不
織布であって、該支持シートと前記フラップとが接合し
ている部位は、前記フラップが位置している面からその
反対側の面へ向かって圧縮されてくぼんでおり、該部位
における前記フラップと支持シートとの合計厚みが、前
記くぼみの外側にある実質的に非圧縮状態の前記支持シ
ートの1/2以下の厚みである。 (6)前記フラップの前記長手方向の寸法が、この方向
と交差する方向の寸法の3倍以上100倍以下である。 (7)前記フラップと支持シートとは、前記拭き取り材
の縁部を形成する部位において鋸歯状の凹凸を呈してい
る。 (8)同形同大の一対の前記拭き取り材が前記支持シー
トを内側にして重なり合い、互いに接合している。 (9)重なり合う前記一対の拭き取り材が、互いの周縁
部の一部分において接合して袋を形成している。 (10)前記一対の拭き取り材の前記接合が、該拭き取
り材の周縁を残してなされている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る汚れ拭き
取り材1が使用されている袋状の汚れ拭き取り具2にホ
ルダー3が挿入されている状態の部分破断斜視図であ
る。
【0009】拭き取り具2は、2枚の重なり合う同形同
大のシート状の拭き取り材1をそれらの周縁に沿って延
び、かつ該周縁から内側へ適宜離間して位置する第1接
合線4で接合することにより形成されている。拭き取り
具2は、底部5が半円形を呈し、深さDと、幅Wとを有
する袋であって、汚れ拭き取り面6と、鋸歯状の周縁7
と、ホルダー挿入口8とを有する。挿入口8の周縁部に
は、袋が徒に裂けることがないようにするための補強部
9が形成され、その周縁部の一部分が、ホルダー3にお
いて袋の底部5へ向かって延びているクランプ用アーム
12とホルダー3の挿入部分3Aとの間に圧挿されてい
る。拭き取り具2の第1接合線4と周縁7との間の部分
7Aは、拭き取り材1が器物に衝接したときに比較的自
由に変形する部分である。
【0010】図2は、図1のII−II線断面図であ
る。図においてホルダー3を介して重なり合う上側と下
側の拭き取り材1のそれぞれは、汚れを拭き取るための
フラップ18と、複数条のフラップ18が取り付けられ
ている支持シート17と、支持シート17を補強するた
めの裏打ちシート16とによって構成されていて、フラ
ップ18が袋の外側に、裏打ちシート16が袋の内側に
位置している。それぞれのフラップ18と、支持シート
17と、裏打ちシート16とは、拭き取り具2の幅方向
へ延びる複数条の第2接合線22(図1を併せて参照)
において一体化されている。
【0011】裏打ちシート16と支持シート17とは、
同形同大で袋の深さ方向の寸法Dと、幅方向の寸法Wと
を有している。これらのシート16,17には、厚みが
0.010〜0.1mmの熱可塑性合成樹脂フィルム、
または坪量10〜100g/m2,荷重3g/cm2を加
えたときの厚みが1.5〜10mmであって、繊度が1
〜7dの熱可塑性合成繊維からなるスパンボンド不織布
やスポットボンド不織布等の不織布、より好ましくは捲
縮した複合繊維からなるこれらの不織布が使用される。
図では裏打ちシート16にフィルムが使用され、支持シ
ート17に不織布が使用されている。
【0012】フラップ18は、その長さ方向が袋の幅方
向へ延びていて、袋と同じ寸法Wを有する一対の側縁2
6,27と、これら側縁26,27と交差する方向へ延
びている一対の端縁66,77を有しており、端縁6
6,77(図1参照)が鋸歯状を呈している。各フラッ
プ18は、両側縁26,27間に、袋の深さ方向へ延び
る寸法Hを有しており、互いの側縁26どうし、および
27どうしを対向させている。側縁26とその近傍の部
分は、第2接合線22において支持シート17に接合し
ており、もう一方の側縁27を含む残余の部分は、支持
シート17に対して非接合状態にある。それぞれのフラ
ップ18は、側縁26が固定された状態で双頭矢印P方
向へ、すなわち支持シート17に対して離間または当接
するように起伏可能であって、離間したときには、支持
シート17との間のポケット28が開口する。かかるフ
ラップ18には、坪量10〜100g/m2,荷重3g
/cm2を加えたときの厚みが1.5〜10mmであっ
て、繊度が1〜7dの熱可塑性合成繊維からなるスパン
ボンド不織布やスポットボンド不織布等の不織布、より
好ましくは捲縮している複合繊維からなるこれらの不織
布が使用される。
【0013】図3は、図2の第2接合線22とその近傍
の拡大図である。重なり合う裏打ちシート16、支持シ
ート17、および各フラップ18の側縁26とその近傍
が、第2接合線22において圧縮され互いに溶着してい
る。第2接合線22とその近傍では、支持シート17
が、フラップ18との接合面から裏打ちシート16との
接合面へ向かって厚みが圧縮されてくぼみ31を形成し
ている。くぼみ31には、互いに対向する一対の側壁3
2があり、各フラップ18は、側縁26の近傍がその側
壁32に当接して図の上方へ向かって延び、ポケット2
8が開口する方向の姿勢をとっている。くぼみ31にこ
のような作用をもたらす第2接合線22は、0.2〜
3.0mmの幅Sと、厚みT1とを有している。この厚
みT1のうちで圧縮されている支持シート17とフラッ
プ18とが占めている厚みT2は、支持シート17がく
ぼみ31の外側にあって非圧縮状態にある厚みT0の1
/2以下である。
【0014】図4は、図2のIV−IV線部分断面図で
ある。ホルダー3は、ウレタンゴム製のもので、袋への
挿入部分3Aの上方に弾性変形可能なアーム12を有し
ており、これら部分3Aとアーム12との間隙に、その
間隙の寸法よりもやや厚い袋の開口28周縁部が挿入さ
れて、清掃作業中に袋がホルダー3から簡単に抜けるこ
とがないようになる。
【0015】このように構成された拭き取り具2は、ホ
ルダーの柄3Bを持って拭き取り面6のうちの下側拭き
取り面6A(図2,4参照)で器物や床面等を軽く擦
り、それらの汚れを拭き取ることができる。拭き取り具
2は、フラップ18が延びる方向に対して垂直な方向へ
動かせば、ポケット28の中へ塵埃を取り入れることが
できる。ポケット28は、互いに反対の方向へ開口して
いるから、垂直方向へ往復する動きのそれぞれで塵埃を
取り入れることができる。ポケット28の中の塵埃は、
拭き取り具2を使用しているときにも、またそれを廃棄
するときにも飛散しにくい。拭き取り具2の鋸歯状を呈
する周縁とその近傍では、器物の狭隘な部位の塵埃を捕
捉することができる。
【0016】図5は、この発明の実施態様の一例を示す
図3と同様の図面である。この拭き取り具2のフラップ
18は、側縁26が対向配置されている場合に該当する
ものではあるが、隣り合う2条のフラップ18が共通の
1枚の不織布によって形成されている。2条のフラップ
18に対応する幅の不織布が接合線22で支持シート1
7に溶着されると、この例のように側縁26を共有して
隣り合う一対のフラップ18となる。かかるフラップ1
8からなる拭き取り具2は、図3のそれに比べて生産性
向上の可能性がある。
【0017】図6もまた、この発明の実施態様の一例を
示す図2と同様の図面である。ただし、この拭き取り具
2では、拭き取り材1が、不織布製の支持シート17と
フラップ18とで構成されていて、図2における裏打ち
シート16を欠いている。また、隣り合うフラップ18
の間では、一方のフラップ18の固定された側縁26
が、もう一方のフラップ18の変形自由な側縁27と対
向していて、各ポケット28が、同一方向へ向かって開
口している。かかる拭き取り具2では、坪量が50g/
2以上であって、熱可塑性合成繊維が互いに溶着して
いるスパンボンド不織布やポイントボンド不織布が支持
シート17として使用されていることが好ましい。これ
らの不織布は、繊維どうしの交絡が強く、また拭き取り
具2に必要な引張り強度を備えていることに加え、フラ
ップ18を熱溶着させることも容易であるから、裏打ち
シート16が不要になる。この拭き取り具2で床面等を
擦るときには、ポケット28を開口させながら矢印R方
向へ進めることが好ましい。フラップ18の側縁26と
その近傍とが支持シート17に溶着する態様は、図3と
同様であって、支持シート17がくぼみ31を形成し、
くぼみの側面32とフラップ18とが当接してフラップ
18が起立しする方向の姿勢をとり、ポケット28が開
口している。
【0018】この発明に係る汚れ拭き取り材1は、図示
例のような袋の形態で使用する他に、少なくとも支持シ
ート17とフラップ18とで構成されるシートの形態で
使用することもできる。後者の形態では、支持シート1
7とフラップ18とを第2接合線22で接合する他に、
これらを図1の第1接合線4のように第2接合線22と
交差する方向でも接合すれば、ポケット28を形成する
ことができる。ただし、拭き取り材1をポケット28が
形成されていない態様で使用しても、支持シート17と
フラップ18との間がポケットと同様に機能して、そこ
に塵埃を取り入れることができる場合もある。フラップ
18をこのように機能させるには、第2接合線22が延
びている方向の寸法Wをこの方向に直交する方向の寸法
Hの3倍以上100倍以下にして、寸法Hを3mm以上
にすることが好ましい。
【0019】この拭き取り材1で、支持シート17とフ
ラップ18とに不織布を使用すれば、それぞれが汚れ拭
き取り要素として作用する。それら要素の拭き取り効果
を高めるために、各不織布には油剤を含浸させることも
できる。
【0020】
【発明の効果】この発明に係る使い捨ての汚れ拭き取り
材は、帯状の不織布製フラップと、該フラップの一側縁
が接合している支持シートとによって構成され、これら
フラップと支持シートとの間にはポケットを形成するこ
とが可能で、そこに塵埃が取り入れられると、拭き取り
作業中や拭き取り材を捨てるときに、塵埃の飛散を防ぐ
ことができる。帯状のフラップは、平滑な床面に対して
一様に当接して、広い範囲の塵埃を捕捉することができ
る(請求項1,4に対応)。
【0021】隣り合うフラップの支持シートに接合して
いる側縁が互いに対向している態様では、拭き取り材が
その側縁と直交する方向へ往復するように動くとポケッ
トが開口するので、この拭き取り材は、往復運動させて
使用する場合に適している(請求項2に対応)。
【0022】隣り合うフラップの間で、支持シートに対
して固定されている側縁と、変形容易な自由側縁とが対
向している態様の拭き取り材は、すべてのポケットが一
方向へ向かって開口するから、そのような一方向へ拭き
取り材を動かして使用する場合に適している(請求項3
に対応)。
【0023】支持シートがプラスチックフィルムおよび
不織布のいずれかであれば、熱可塑性合成繊維からなる
フラップを溶着することによって接合できる(請求項
5,6,7に対応)。
【0024】支持シートが不織布である態様の拭き取り
材では、接合しているフラップに起立する姿勢をとらせ
ることが容易である(請求項6に対応)。
【0025】フラップの長手方向の寸法が、この方向と
直交する方向の寸法の3倍以上100倍以下である態様
の拭き取り材では、フラップがその長手方向に沿って支
持シートに接合しているだけで、実質的にポケットを形
成することができる。(請求項7に対応)。
【0026】拭き取り材の周縁が鋸歯状の凹凸を呈して
いる態様では、器物等の狭隘な部位における塵埃の捕捉
が容易になる(請求項8に対応)。
【0027】同形同大の一対の拭き取り材が支持シート
どうしを内側にして重なり合って接合することにより拭
き取り具を形成している態様では、この拭き取り具の両
面で汚れを拭き取ることができる。また、重なり合う支
持シートどうしが袋を形成していれば、その袋にホルダ
ーを挿入して掃除することができるから、掃除の際に、
手を汚すことがない。(請求項9,10に対応)。
【0028】一対の拭き取り材の周縁部の接合がその周
縁を残してなされている態様では、該周縁部も前記フラ
ップとほぼ同様の機能を有し、器物等の狭隘な部位にお
ける塵埃の捕捉が一層容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使い捨て汚れ拭き取り材が使用されている拭き
取り具の部分破断斜視図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図2の要部拡大図。
【図4】図1のIV−IV線断面図。
【図5】発明の実施態様の一例を示す図3と同様の図
面。
【図6】発明の実施態様の他の一例を示す図2と同様の
図面。
【符号の説明】
1 汚れ拭き取り材 2 汚れ拭き取り具 4 接合部位(第1接合線) 7 周縁 13 周縁部 17 支持シート 18 フラップ 22 接合部位(第2接合線) 26,27 側縁 28 ポケット 31 くぼみ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚れを拭き取ることが可能なフラップ
    と、前記フラップの複数が接合している前記フラップに
    対する支持シートとからなる使い捨ての汚れ拭き取り材
    であって、 前記フラップが、熱可塑性合成繊維不織布で構成され、
    前記支持シートが、熱可塑性合成繊維不織布および熱可
    塑性合成樹脂フィルムのいずれかで構成されており、 前記フラップが、その長手方向へ延びる互いに平行な一
    対の側縁と、前記長手方向と交差する方向へ延びる一対
    の端縁とを有しており、該フラップのそれぞれが、互い
    に平行な状態で少なくとも前記一対の側縁のうちの一方
    とその近傍とにおいて前記支持シートの一方の面に接合
    し、かつ、残余の部分の過半以上が前記支持シートに対
    して非接合状態にあることを特徴とする前記拭き取り
    材。
  2. 【請求項2】 互いに隣り合う一対の前記フラップは、
    前記支持シートに接合している側縁部どうしが互いに対
    向している状態と、前記支持シートに対して非接合状態
    にある側縁部どうしが互いに対向している状態とのいず
    れかの状態にある請求項1に記載の拭き取り材。
  3. 【請求項3】 互いに隣り合う一対の前記フラップは、
    一方のフラップの前記支持シートに接合している側縁部
    が、もう一方のフラップの前記支持シートに対して非接
    合状態にある側縁部と対向している請求項1に記載の拭
    き取り材。
  4. 【請求項4】 前記フラップは、前記長手方向において
    互いに離間している複数の部位が該長手方向と交差する
    方向で前記支持シートに接合しており、前記フラップが
    その接合部位間において、前記支持シートに対して開口
    可能なポケットを形成している請求項1〜3のいずれか
    に記載の拭き取り材。
  5. 【請求項5】 前記フラップの不織布が、坪量10〜1
    00g/m2を有し、荷重3g/cm2を加えたときの厚
    みが1.5〜10mmであって、繊度1〜7dの捲縮し
    た複合繊維からなるものである請求項1〜4のいずれか
    に記載の拭き取り材。
  6. 【請求項6】 前記支持シートが、坪量10〜100g
    /m2を有し、荷重3g/cm2を加えたときの厚みが
    1.5〜10mm、繊度が1〜7dの熱可塑性合成繊維
    からなる不織布であって、該支持シートと前記フラップ
    とが接合している部位は、前記フラップが位置している
    面からその反対側の面へ向かって圧縮されてくぼんでお
    り、該部位における前記フラップと支持シートとの合計
    厚みが、前記くぼみの外側にある実質的に非圧縮状態の
    前記支持シートの1/2以下の厚みである請求項5に記
    載の拭き取り材。
  7. 【請求項7】 前記フラップの前記長手方向の寸法が、
    この方向と交差する方向の寸法の3倍以上100倍以下
    である請求項1〜6のいずれかに記載の拭き取り材。
  8. 【請求項8】 前記フラップと支持シートとは、前記拭
    き取り材の縁部を形成する部位において鋸歯状の凹凸を
    呈している請求項1〜7のいずれかに記載の拭き取り
    材。
  9. 【請求項9】 同形同大の一対の前記拭き取り材が、前
    記支持シートを内側にして重なり合い、互いに接合して
    いる請求項1〜8のいずれかに記載の拭き取り材。
  10. 【請求項10】 重なり合う前記一対の拭き取り材が、
    互いの周縁部の一部分において接合して、袋を形成して
    いる請求項9に記載の拭き取り材。
  11. 【請求項11】 前記一対の拭き取り材の前記接合が、
    該拭き取り材の周縁を残してなされている請求項10に
    記載の拭き取り材。
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