JP3110195U - 回転式煮込装置及びその煮込装置に用いる煮込容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】鍋物等の煮込装置において、野菜、きりたんぽ等の具材を、煮崩れ等を起こすことなく煮込むことができる回転式煮込装置及びその煮込装置に用いる煮込容器を提供する。
【解決手段】回転式煮込装置1は、四隅底部にキャスター2を有した筐体からなる装置本体3と、装置本体3の上面開口に嵌め込まれ、上面に多数個円形配列された円孔を有する回転テーブル4と、回転テーブル4の円孔下方に隣接された円環状のスープ槽5と、スープ槽5を下面側から加熱する加熱ヒーター6と、回転テーブル4を回転させる回転用モーター7とを備えてなるものである。煮込容器11は、上部を開口とした周囲に穴明きを設けた逆円錐台形状の胴部及び下部に開閉可能な底フタを設けた煮込ざると、煮込ざるの外周上端に固定された斜め上方に延びる柄とから構成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、鍋物等の煮込装置において、野菜、きりたんぽ等の具材を、煮崩れ等を起こすことなく煮込むことができる回転式煮込装置及びその煮込装置に用いる煮込容器に関する。
従来、スタンド形式のそば・うどん店等において、ふりざるにそばやうどんを入れて熱湯を入れた釜にふりざるを浸して、麺ほぐしと温めを行うことが知られている。
また、鍋本体に設けた内鍋の略円錐台形状の中底部が加熱され、加熱された湯あるいは油が内鍋に形成された円錐台形状の内周面に沿って上昇し、連通パイプを通ってふりざる支持具に支持されたふりざるの底部に噴出し、効率よく麺ほぐしあるいは揚げ物を行うことが公知となっている(特許文献1を参照)。
さらに、駆動装置によって緩やかに回転する垂直回転軸の上端に複数個の桟を水平放射状に取付け、夫々の桟の間に茹篭を設け、該茹篭を桟の先端部で回動自在に軸支し、前記茹篭が浸漬しながら回転する環状水槽を設けた冷凍麺の解凍茹上方法が公知となっている(特許文献2を参照)。
実開平4−125821号公報 特開昭55−165763号公報
本考案は、鍋物等の煮込装置において、野菜、きりたんぽ等の具材を、煮崩れ等を起こすことなく煮込むことができる回転式煮込装置及びその煮込装置に用いる煮込容器を提供することを目的とする。
本考案の回転式煮込装置は、四隅底部にキャスターを有した筐体からなる装置本体と、該装置本体の上面開口に嵌め込まれ、中央部分に円形凹部を形成して内部に仕切板を設けて食材ストックホッパーとし、上面に多数個円形配列された円孔を有する回転テーブルと、該回転テーブルの円孔下方に隣接された円環状のスープ槽と、前記回転テーブルの多数個円形配列された円孔に挿入しスープ槽に浸漬される煮込容器と、前記スープ槽を下面側から加熱する加熱ヒーターと、前記回転テーブルを回転させる回転用モーターとを備えてなるものである。
また、本考案の煮込容器は、上部を開口とした周囲に穴明きを設けた逆円錐台形状の胴部及び下部に開閉可能な底フタを設けた煮込ざると、該煮込ざるの外周上端に固定された斜め上方に延びる柄とから構成され、前記煮込ざるの底フタは前記胴部の下端開口の外周に一端を開閉可能に軸支部で軸支され、前記柄に設けた開閉レバーにより前記煮込ざるの開閉を行うことができるものである。
本考案の回転式煮込装置は、回転テーブルが一回転すると煮込料理が完成するので、イベント等で継続的に料理を提供することができると共に、単に食材を煮込容器に投入するだけで良いので簡単に調理を行うことができる。
また、本考案の煮込容器は、開閉レバーを握ることにより煮込ざるの底フタから滑り落ちて、食材のみがどんぶり等の器に移されるので、きりたんぽ料理のように、食材としてきりたんぽ(半練り状のご飯を竹輪状に形成したもの)が入っている物は煮崩れがし易いが、最後に投入された煮崩れし易い物(きりたんぽ)が最後に落ちてどんぶり等の器に投入されるので煮崩れや形崩れをしない。
本考案の回転式煮込装置の一実施例を図面に基づいて、以下に説明する。
図1に示すように、本考案の回転式煮込装置1は、四隅底部にキャスター2を有した筐体からなる装置本体3と、該装置本体3の上面開口に嵌め込まれ、上面に多数個円形配列された円孔を有する回転テーブル4と、該回転テーブル4の円孔下方に隣接された円環状のスープ槽5と、該スープ槽5を下面側から加熱する加熱ヒーター6と、前記回転テーブル4を回転させる回転用モーター7とを備えてなるものである。
前記装置本体3は、上層部と下層部とに二分され、上層部には前記回転テーブル4、スープ槽5、加熱ヒーター6、回転用モーター7がそれぞれ配置され、下層部には食器等を収納できる複数個の収納引出し8等が設けられる。
図2に示すように、前記回転テーブル4は、中央部分に円形凹部を形成して内部に十字仕切板9を設けて食材ストックホッパー10とし、さらに多数個円形配列された円孔に後述する煮込容器11を挿入し該煮込容器11をスープ槽5に浸漬することができ、回転用モーター7により煮込容器11を伴って回転させ、煮込容器11に収納された具材の煮込み時間に合わせてスピードコントロールが可能となっている。
図3に示すように、前記スープ槽5は、前記回転テーブル4の円孔下方に隣接された円環状の水槽となっており、スープ槽5内には鶏殻スープなどが満たされ、ガスコンロや電気ヒーターなどの加熱ヒーター6により加熱される。
又、本考案の煮込容器の一実施例を図面に基づいて、以下に説明する。
図4に示すように、煮込容器11は、上部を開口とした周囲に穴明き12を設けた逆円錐台形状の胴部13及び下部に開閉可能な底フタ14を設けた煮込ざる15と、該煮込ざる15の外周上端に固定された斜め上方に延びる柄16とから構成される。
前記煮込ざる15の底フタ14は、前記胴部13の下端開口の外周に一端を開閉可能に軸支部17で軸支され、前記柄16に設けた後述する開閉レバー18により前記煮込ざる15の開閉を行うことができるようになっている。
図5に示すように、前記柄16は、木製、プラスチック製等の断熱性素材から形成された円筒状体からなり、該円筒状体の内部に前記底フタ14の一端に連結される作動杆19を挿通し、該作動杆19の他端側を屈曲できる連結部20を介して前記柄16上部に設けた軸受部21に固定される。
前記柄16上部、すなわち円筒状体上部には、円筒状体を挟んで水平方向の両側に取付部22を設け、両取付部22を水平に連通する軸23を形成し、両取付部22間の前記軸23には回転可能な軸受部21を設ける。
なお、前記軸23の両端には、抜け止めストッパーとなる固定環24を固定する。
図6に示すように、前記軸受部21には、前述したように作動杆19の他端が固定されると共に、手で把握可能な下方に延びる開閉レバー18が固定される。
また、前記煮込ざる15の胴部13外周壁にコ字状案内枠25を形成し、該案内枠25内側に前記作動杆19を挿通させると共に、一端を前記案内枠25に固定して他端を前記作動杆19に固定した引張バネ26を設ける。
前記引張バネ26の引張力により、煮込ざる15の底フタ14が常時閉じる方向の力作用を行い、前記開閉レバー18を手で握ることにより前記底フタ14が開口する。
したがって、開閉レバー18を握ると、図4、図6に矢印で示すように開閉レバー18が揺動し、それに伴って軸受部21が回転し該軸受部21に一端が固定された作動杆19が引っ張り上げられ、底フタ14は軸支部17を支点として回転して煮込ざる15の底部が開口される。
次に、本考案の回転式煮込装置及び煮込容器の操作作動について、図面に基づいて以下に説明する。
煮込料理として秋田県地方のきりたんぽ料理を例として、以下に説明する。
図1に示す回転式煮込装置1において、予めスープ槽5内には比内鶏スープなどが満たされ、前記スープ槽5はガスコンロや電気ヒーターなどの加熱ヒーター6により加熱される。
回転テーブル4は、回転用モーター7の回転速度を調整し、煮込容器11を挿入しない空の状態で、きりたんぽ料理の煮込み時間に合わせた緩やかな回転をさせておく。
また、回転テーブル4中央の食材ストックホッパー10には、夫々の仕切板9間にきりたんぽ、鶏肉、ごぼう、きのこ類などの食材をストックさせて置く。
つぎに、空の煮込容器11を用意して、該煮込容器11を前記回転テーブル4の円孔に挿入し、人手で前記煮込容器11に煮込みに時間がかかる食材を優先して前記食材ストックホッパー10から順に前記煮込容器11に投入する。
例えば、図2の手前位置では鶏肉、左45度位置ではごぼう、奥向位置ではきのこ類、右45度ではきりたんぽを夫々投入して、回転テーブル4が一回転すると煮込料理が完成できるようにする。
なお、予め各種の煮込料理の煮込み時間に合わせて食材の投入位置、回転速度を設定しておけばよい。
したがって、煮込み中は8個の煮込容器11が回転テーブル4と一緒に回転することになる。
また、煮込み中は煮込み時間を短縮させるため、前記煮込容器11の開口に木製等のフタ27を被せて熱気が逃げないようにする。
なお、木製等のフタ27は、回転テーブル4の円孔を塞ぐ大きさに形成しておけば、使用しない回転テーブル円孔の蓋としても使用することができる。
一周した煮込容器11は、人手で煮込ざる15の胴部13に形成した穴明き12により湯きりされて取り出され、前記煮込容器11の開閉レバー18を握ることにより煮込ざる15の底フタ14から滑り落ちて、食材のみが熱スープが満たされているどんぶり等の器(図示せず)に移される。
きりたんぽ料理のように、食材としてきりたんぽ(半練り状のご飯を竹輪状に形成したもの)が入っている物は煮崩れがし易いが、前記煮込容器11の底フタ14から滑りるので、最後に投入された煮崩れし易い物(きりたんぽ)が最後に落ちてどんぶり等の器に投入されて煮崩れや形崩れをしない。
本考案の回転式煮込装置の全体斜視図である。 本考案の回転式煮込装置の平面図である。 本考案の回転式煮込装置の正面図である。 本考案の煮込容器の全体斜視図である。 本考案の煮込容器の平面図である。 本考案の煮込容器の側面図である。
符号の説明
1 回転式煮込装置
2 キャスター
3 装置本体
4 回転テーブル
5 スープ槽
6 加熱ヒーター
7 回転用モーター
8 収納引出し
9 仕切板
10 食材ストックホッパー
11 煮込容器
12 穴明き
13 胴部
14 底フタ
15 煮込ざる
16 柄
17 軸支部
18 開閉レバー
19 作動杆
20 連結部
21 軸受部
22 取付部
23 軸
24 固定環
25 案内枠
26 引張バネ
27 フタ

Claims (2)

  1. 四隅底部にキャスターを有した筐体からなる装置本体と、該装置本体の上面開口に嵌め込まれ、中央部分に円形凹部を形成して内部に仕切板を設けて食材ストックホッパーとし、上面に多数個円形配列された円孔を有する回転テーブルと、該回転テーブルの円孔下方に隣接された円環状のスープ槽と、前記回転テーブルの多数個円形配列された円孔に挿入しスープ槽に浸漬される煮込容器と、前記スープ槽を下面側から加熱する加熱ヒーターと、前記回転テーブルを回転させる回転用モーターとを備えてなることを特徴とする回転式煮込装置。
  2. 上部を開口とした周囲に穴明きを設けた逆円錐台形状の胴部及び下部に開閉可能な底フタを設けた煮込ざると、該煮込ざるの外周上端に固定された斜め上方に延びる柄とから構成され、前記煮込ざるの底フタは前記胴部の下端開口の外周に一端を開閉可能に軸支部で軸支され、前記柄に設けた開閉レバーにより前記煮込ざるの開閉を行うことができることを特徴とする煮込容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014054380A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Murofushi Yoshiaki 麺類茹で装置
CN109907119A (zh) * 2019-04-30 2019-06-21 重庆好弟兄食品有限公司 连续煮沸机

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