JP3110143B2 - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

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JP3110143B2 JP04095442A JP9544292A JP3110143B2 JP 3110143 B2 JP3110143 B2 JP 3110143B2 JP 04095442 A JP04095442 A JP 04095442A JP 9544292 A JP9544292 A JP 9544292A JP 3110143 B2 JP3110143 B2 JP 3110143B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー表示を行う投写型
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー表示を行う投写型表示装置とし
て、図5に示されるようなものがある。この投写型表示
装置は、光源部1と、色分離部2、3、4と、光変調部
5と、各光変調部5を透過した光をスクリーン7上へ投
写する投写部6とからなる。さらに特定すると、光変調
部5は公知の液晶パネルからなり、各色の光を画像信号
により変調する。色分離部2、3、4はダイクロイック
ミラー(あるいはダイクロイックプリズム)からなり、
光の三原色の各色に従った波長で反射及び透過の変化す
る特性を有する。例えば、色分離部2は赤反射特性を有
し、色分離部3は緑反射特性を有し、色分離部4は青反
射特性を有するようになっている。
【0003】従って、例えば、色分離部2では赤色が反
射して関連する光変調部5へ向かい、赤色の画像を形成
する。透過した光は色分離部3に向かい、分離部3では
緑色が反射して関連する光変調部5へ向かい、緑色の画
像を形成する。さらに、透過した光は色分離部4に向か
い、色分離部4では青色が反射して関連する光変調部5
へ向かい、青色の画像を形成する。これらの各色の画像
は関連する投写部(投写レンズ)6によりスクリーン7
上へ投写され、スクリーン7上で色合成された画像を形
成するようになっている。
【0004】図6の実線Aは青反射色分離部4の特性を
示したものであり、波長a(ほぼ500nm)よりも短
い波長の青色はその色分離部で反射し、波長aよりも長
い波長の色はその色分離部を透過することを示してい
る。このように、各色分離部2、3、4はそれぞれの色
に応じた波長で反射及び透過の変化する特性を有すよう
に設計されている。すなわち、赤色の分離部2ではほぼ
600nm以上の光が反射し、緑色の分離部3ではほぼ
500nm及び600nmで反射及び透過が変化してほ
ぼ500nm〜600nmの帯域の色を反射し、青色の
分離部4ではほぼ500nm以下の波長が反射するよう
に設計される。
【0005】このような色分離部2、3、4の設計は、
光源部1から各色分離部2、3、4への入射光の入射角
が45度となる条件で行われる。そして、色分離部2、
3、4は光源部1の光軸上に45度の角度で配置される
ので、光源部1からの光が平行光であれば、光源部1か
ら各色分離部2、3、4への入射光の入射角が45度と
なるはずである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光源部1から
各色分離部2、3、4へ向かう光は、平行光ばかりでな
く、発散光や収束光の非平行光がある。このため、各色
分離部2、3、4に入射する入射光の入射角は、45度
のものが多いが、それ以外の角度のものも含まれること
になる。色分離部2、3、4の特性は入射角度が45度
のときに図6の実線Aのような所定の特性を示すが、入
射角度が45度より異なると実線Aの特性から変化す
る。例えば、入射角度が45度よりも大きいと一点鎖線
Bの特性になり、入射角度が45度よりも小さいと二点
鎖線Cの特性になる。従って、各色分離部2、3、4の
作用が干渉したり、隣接する色分離部2、3、4の間に
利用されない波長ができたりするという問題が生じた。
例えば、赤色の光の一部が赤色の分離部3を透過し、か
つその赤色の光が緑色の分離部3で反射して、本来緑色
を形成すべき光の中に赤色が混じったりする。このた
め、最適な色分離ができなくなり、色純度の低下や場所
による色違いなどが生じるという問題があった。本発明
の目的は、各色分離部の作用が互いに影響することなく
達成されるようにした投写型表示装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による投写型表示
装置は、光源部11と、光の三原色の各色に従った波長
で反射及び透過の変化する特性を有する色分離部12、
13、14と、各色の光を画像信号により変調する光変
調部15と、該光変調部を透過した光をスクリーン17
上へ投写する投写部16とからなる投写型表示装置にお
いて、青色光を取り出す色分離部12が、光源光のうち
のP偏光に対して第1の波長で反射及び透過の変化する
特性を有するとともに、S偏光に対して第2の波長で反
射及び透過の変化する特性を有し、かつ該青色光を取り
出す色分離部が、該第1の波長及び該第2の波長のう
ち、長い波長側に位置するものに相当する偏光を用いる
ように設計されており、緑色光を取り出す色分離部14
は青色光を取り出す色分離部の用いる偏光と異なる偏光
を用いることを特徴とするものである。
【0008】また、類似の基本構成において、赤色光を
取り出す色分離部13が、光源光のうちのP偏光に対し
て第1の波長で反射及び透過の変化する特性を有すると
ともに、S偏光に対して第2の波長で反射及び透過の変
化する特性を有し、かつ該赤色光を取り出す色分離部
が、該第1の波長及び該第2の波長のうち、短い波長側
に位置するものに相当する偏光を用いるように設計され
ており、緑色光を取り出す色分離部14は赤色光を取り
出す色分離部の用いる偏光と異なる偏光を用いる構成と
する。また、類似の基本構成において、緑色光を取り出
す色分離部14が、光源光のうちのP偏光に対して第1
の波長帯域で反射及び透過の変化する特性を有するとと
もに、S偏光に対して第2の波長帯域で反射及び透過の
変化する特性を有し、かつ該緑色光を取り出す色分離部
が、該第1の波長帯域及び該第2の波長帯域のうち、広
い波長帯域を有するものに相当する偏光を用いるように
設計されており、赤色光及び青色光を取り出す色分離部
12、13は緑色光を取り出す色分離部の用いる偏光と
異なる偏光を用いる構成とする。
【0009】
【作用】各色分離部12、13、14は、ある偏光(例
えばS偏光)の所定の帯域を反射により取り出すが、そ
の偏光の残りの帯域及びそれとは異なる偏光(例えばP
偏光)の所定の帯域を透過し、他の色分離部に向かわせ
る。そこで、次の色分離部においては、前の色分離部を
透過した異なる偏光(例えばP偏光)の所定の帯域を用
い、この帯域の中からさらに所定の帯域を分離すること
になる。この場合、前の色分離部を透過した異なる偏光
(例えばP偏光)の所定の帯域は、前の色分離部を透過
したある偏光(例えばS偏光)の残りの帯域よりも広い
ので、次の色分離部において利用できる帯域が広くな
る。また、ある偏光(例えばS偏光)と異なる偏光(例
えばP偏光)を交互に用いるので、各色分離部における
影響がなくなる。
【0010】
【実施例】図4は本発明の実施例の投写型表示装置を示
す図である。この投写型表示装置は、光源部11と、色
分離部12、13、14と、光変調部15と、各光変調
部15を透過した光をスクリーン17上へ投写する投写
部(投写レンズ)16とからなる。また、光変調部15
の手前には集光レンズ18が設けられ、光変調部15を
通った光を投写部16内の一点で集光し、投写部16か
ら拡大する光線を出射する。
【0011】光変調部15は公知の液晶パネルからな
り、各色の光を画像信号により変調する。液晶パネル
は、一対のガラス基板の間に液晶を封入し、これらのガ
ラス基板に設けた透明電極により液晶を駆動して画像を
形成するものである。一対のガラス基板の外側にはそれ
ぞれ偏光板が配置される。ツイストネマチック型液晶の
場合には、これらの偏光板の透過軸は相互に直角に配置
される。
【0012】色分離部12、13、14はダイクロイッ
クミラー(あるいはダイクロイックプリズム)からな
り、光の三原色の各色に従った波長で反射及び透過の変
化する特性を有する。実施例では、光源部11に近い色
分離部12は青反射特性を有し、その特性が図1に示さ
れている。中央の色分離部13は赤反射特性を有し、そ
の特性が図2に示されている。光源部11から遠い色分
離部14は緑反射特性を有し、その特性が図3に示され
ている。なお、本発明はこのような配置に限定されるも
のではなく、色分離部12、13、14の順番を入れ換
えてもよい。
【0013】光源光はP偏光とS偏光を含む。P偏光は
入射面(図4の紙面)に平行な振動面を有する偏光であ
り、S偏光は入射面に垂直な振動面を有する偏光であ
る。本発明では、P偏光とS偏光を選択的に使用するよ
うになっている。図1を参照すると、青反射色分離部1
2は、S偏光に対しては波長bで反射及び透過の変化す
る特性を有し、P偏光に対しては波長cで反射及び透過
の変化する特性を有する。すなわち、S偏光に対しては
波長b以下で反射し、且つ波長b以上で透過する特性を
有する。P偏光に対しては波長c以下で反射し、且つ波
長c以上で透過する特性を有する。
【0014】青反射色分離部12の場合には、波長bと
波長cのうち、長い波長側に位置するものに相当する偏
光を用いる。図1に示される例では、波長bが波長cよ
りも長い波長側にある。従って、青反射色分離部12に
は波長bで反射及び透過の変化する特性のS偏光を用い
る。すなわち、波長bが青色と緑色の限界となるほぼ5
00nmになるようにダイクロイックミラーの設計を行
う。
【0015】すると、図4においては、光源光のうち、
S偏光の波長b以下の帯域の光が青反射色分離部12で
反射して取り出され、関連する光変調部15へ向かう。
S偏光の残り(波長b以上)の帯域及びP偏光の波長c
以上の帯域の光は青反射色分離部12を透過し、次の赤
反射色分離部13に向かう。なお、P偏光の波長c以下
の光は青反射色分離部12で反射するが、関連する光変
調部15の入射側の偏光板はS偏光を透過するように配
置されるので、P偏光はこの偏光板で遮断される。青反
射色分離部12の特性をこのようにして定めた場合、緑
反射色分離部14は青反射色分離部12の用いるS偏光
と異なるP偏光を用いる。
【0016】図2を参照すると、赤反射色分離部13
は、S偏光に対しては波長dで反射及び透過の変化する
特性を有し、P偏光に対しては波長eで反射及び透過の
変化する特性を有する。すなわち、S偏光に対しては波
長d以下で透過し、且つ波長d以上で反射する特性を有
する。P偏光に対しては波長e以下で透過し、且つ波長
e以上で反射する特性を有する。
【0017】赤反射色分離部13の場合には、波長dと
波長eのうち、短い波長側に位置するものに相当する偏
光を用いる。図2に示される例では、波長dが波長eよ
りも短い波長側にある。従って、赤反射色分離部13に
は波長dで反射及び透過の変化する特性のS偏光を用い
る。すなわち、波長dが緑色と赤色の境界のほぼ600
nmになるようにダイクロイックミラーの設計を行う。
赤反射色分離部13の特性をこのようにして定めた場
合、緑反射色分離部14は赤反射色分離部13の用いる
S偏光と異なるP偏光を用いる。
【0018】上記したように、図4においては、前の青
反射色分離部12を透過するのは、S偏光の波長b以上
の帯域及びP偏光の波長c以上の帯域の光である。赤反
射色分離部13は、透過してきた波長b以上のS偏光の
うち、波長d以上の帯域の光を反射させて取り出す。こ
の場合、波長dは波長cとは大きな差のある値であるか
ら、赤反射色分離部13の作用は、前の青反射色分離部
12の作用に多少のバラツキがあっても(波長bのバラ
ツキがあっても)全く影響されない。そして、赤反射色
分離部13は、S偏光の波長b〜dの帯域及びP偏光の
波長c〜eの帯域を透過させる。なお、図1から図3に
おいて、反射から透過に変化する移行部、あるいは透過
から反射に変化する移行部は、それぞれ3本の線で示さ
れている。これは図6を参照して示したように入射角の
変化により特性がずれることを示している。本発明で
は、ある色分離部の入射角の変化による特性のずれは、
他の色分離部の作用に影響を与えない。
【0019】図3を参照すると、緑反射色分離部14
は、光源光のうちのP偏光に対して第1の波長帯域で反
射及び透過の変化する特性を有するとともに、S偏光に
対して第2の波長帯域で反射及び透過の変化する特性を
有するように設計される。第1の波長帯域は波長f〜g
の間にあり、第2の波長帯域は波長h〜iの間にある。
すなわち、P偏光は、波長f以下で透過し、波長f〜g
の間で反射し、波長g以上で透過する。同様に、S偏光
は、波長h以下で透過し、波長h〜iの間で反射し、波
長i以上で透過する。図3の例では、第1の波長帯域
(f〜g)の方が第2の波長帯域(h〜i)よりも広
い。
【0020】緑反射色分離部14は、広い波長帯域を有
するものに相当するP偏光を用いるように設計されてい
る。すなわち、波長fがほぼ500nmで、波長gがほ
ぼ600nmとなるようにダイクロイックミラーの設計
を行う。この場合、赤反射色分離部13及び青反射色分
離部12は緑反射色分離部14の用いるP偏光と異なる
S偏光を用いる。
【0021】図3においては、P偏光領域が矢印の間に
示されているが、これは前の青反射色分離部及び赤反射
色分離部13を透過したP偏光領域を示し、P偏光の波
長c〜eの帯域の光である。このP偏光領域は緑反射色
分離部14で使用する帯域よりもかなり広いので、緑反
射色分離部14では前の青反射色分離部及び赤反射色分
離部13でのバラツキ等の影響を受けないで緑色を取り
出すことができる。また、S偏光の波長b〜dの帯域の
光も緑反射色分離部14に到達し、その一部が反射する
が、関連する光変調部15の入射側の偏光板により遮断
される。
【0022】本発明では、青反射色分離部12、赤反射
色分離部13、及び緑反射色分離部14について、図1
から図3に示すように、いずれの特性を優先的に定めて
もよい。しかし、実施例の場合には、青反射色分離部1
2及び赤反射色分離部13はS偏光を用い、緑反射色分
離部14はP偏光を用いることになる。
【0023】このようにして、青反射色分離部12では
青色が反射して関連する光変調部15へ向かい、青色の
画像を形成する。赤反射色分離部13では赤色が反射し
て関連する光変調部15へ向かい、赤色の画像を形成す
る。同様に、緑反射色分離部14では緑色が反射して関
連する光変調部15へ向かい、緑色の画像を形成する。
これらの各色の画像は関連する投写部(投写レンズ)1
6によりスクリーン17上へ投写され、スクリーン17
上で色合成された画像を形成する。
【0024】さらに、各色分離部12、13、14がダ
イクロイックミラーからなる場合、該ダイクロイックミ
ラーが光源光からの入射角のバラツキを補正するために
位置に関してコーティングむら処理を施される。すなわ
ち、図6を参照して説明したように、入射角度が45度
より異なると実線Aの特性から変化する。例えば、入射
角度が45度よりも大きいと一点鎖線Bの特性になり、
入射角度が45度よりも小さいと二点鎖線Cの特性にな
る。このような入射角度のバラツキがダイクロイックミ
ラーの位置の関数として特定できることがあり、この場
合には、ダイクロイックミラの位置に関してコーティン
グむら処理を施す。なお、ダイクロイックミラーは薄い
材料層を複数層コーティングして得られるから、特定の
位置のコーティングを厚く、又は薄くすることにより入
射角度のバラツキによる特性のシフトを補正する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ある色分離部の透過特性の変動が他の色分離部の作用に
影響しないようにすることができるので、各色の純度及
び色むらなどの発生のない優れた投写型表示装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の青反射色分離部の透過特性を
示す図である。
【図2】本発明の実施例の赤反射色分離部の透過特性を
示す図である。
【図3】本発明の実施例の緑反射色分離部の透過特性を
示す図である。
【図4】本発明の実施例の投写型表示装置を示す図であ
る。
【図5】従来技術を示す図である。
【図6】色分離部の特性の変動を示す図である。
【符号の説明】
11…光源部 12、13、14…色分離部 15…光変調部 16…投写部 17…スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 敏弘 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−53219(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13 505 G02F 1/1335 - 1/13363 G02B 27/18 G02B 27/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源部(11)と、光の三原色の各色に
    従った波長で反射及び透過の変化する特性を有する色分
    離部(12、13、14)と、各色の光を画像信号によ
    り変調する光変調部(15)と、該光変調部を透過した
    光をスクリーン(17)上へ投写する投写部(16)と
    からなる投写型表示装置において、 青色光を取り出す色分離部(12)が、光源光のうちの
    P偏光に対して第1の波長で反射及び透過の変化する特
    性を有するとともに、S偏光に対して第2の波長で反射
    及び透過の変化する特性を有し、かつ該青色光を取り出
    す色分離部が、該第1の波長及び該第2の波長のうち、
    長い波長側に位置するものに相当する偏光を用いるよう
    に設計されており、緑色光を取り出す色分離部(14)
    は青色光を取り出す色分離部の用いる偏光と異なる偏光
    を用いることを特徴とする投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 光源部(11)と、光の三原色の各色に
    従った波長で反射及び透過の変化する特性を有する色分
    離部(12、13、14)と、各色の光を画像信号によ
    り変調する光変調部(15)と、該光変調部を透過した
    光をスクリーン(17)上へ投写する投写部(16)と
    からなる投写型表示装置において、 赤色光を取り出す色分離部(13)が、光源光のうちの
    P偏光に対して第1の波長で反射及び透過の変化する特
    性を有するとともに、S偏光に対して第2の波長で反射
    及び透過の変化する特性を有し、かつ該赤色光を取り出
    す色分離部が、該第1の波長及び該第2の波長のうち、
    短い波長側に位置するものに相当する偏光を用いるよう
    に設計されており、緑色光を取り出す色分離部(14)
    は赤色光を取り出す色分離部の用いる偏光と異なる偏光
    を用いることを特徴とする投写型表示装置。
  3. 【請求項3】 光源部(11)と、光の三原色の各色に
    従った波長で反射及び透過の変化する特性を有する色分
    離部(12、13、14)と、各色の光を画像信号によ
    り変調する光変調部(15)と、該光変調部を透過した
    光をスクリーン(17)上へ投写する投写部(16)と
    からなる投写型表示装置において、 緑色光を取り出す色分離部(14)が、光源光のうちの
    P偏光に対して第1の波長帯域で反射及び透過の変化す
    る特性を有するとともに、S偏光に対して第2の波長帯
    域で反射及び透過の変化する特性を有し、かつ該緑色光
    を取り出す色分離部が、該第1の波長帯域及び該第2の
    波長帯域のうち、広い波長帯域を有するものに相当する
    偏光を用いるように設計されており、赤色光及び青色光
    を取り出す色分離部(12、13)は緑色光を取り出す
    色分離部の用いる偏光と異なる偏光を用いることを特徴
    とする投写型表示装置。
  4. 【請求項4】 該色分離部がダイクロイックミラーから
    なり、該ダイクロイックミラーが光源光からの入射角の
    バラツキを補正するために位置に関してコーティングむ
    ら処理を施されていることを特徴とする請求項1から3
    のいずれかに記載の投写型表示装置。
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