JP3110128B2 - プログラム配信方法 - Google Patents

プログラム配信方法

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JP3110128B2 JP04043431A JP4343192A JP3110128B2 JP 3110128 B2 JP3110128 B2 JP 3110128B2 JP 04043431 A JP04043431 A JP 04043431A JP 4343192 A JP4343192 A JP 4343192A JP 3110128 B2 JP3110128 B2 JP 3110128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つのサーバワークス
テーションに対して多数の端末機が接続された情報処理
システムにおいて、サーバワークステーションから各端
末機に対して順次バージョンアップ(改良)されていく
各プログラムを送信し、各端末機で実際に稼働中のプロ
グラムの各バーションを常に一致させるためのプログラ
ム配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、同一業務を実行する多数の端末
機が1台のサーバワースステーション(以下サーバWS
と略記する)に伝送路でもって接続され、各端末機にて
実行された各種データや情報をサーバWSで集計した
り、各端末機からサーバWSへ入力データを送信する情
報処理システムにおいては、当然各端末機は同一プログ
ラムで稼働される必要がある。
【0003】しかし、各端末で業務を実行するためのプ
ログラムは改良のためにしばしば変更(バージョンアッ
プ)される。各端末機にバージョンアップされたプログ
ラムを設定(ロード)する手法として、サーバWSから
伝送路を利用して各端末機へプログラムを送信するのが
一般的である。図3は上述したプログラムロード機能を
有した情報処理システムの概略構成を示すブロック図で
ある。
【0004】サーバWS1に伝送路2を介して多数の端
末3が接続されている。そして、各端末機3は例えば複
数個づつ拠点ブロック4に分割されている。この情報処
理システムにおいては、例えば各端末3の記憶部5には
プログラムAとプログラムBとの2種類のプログラムが
記憶されている。したがって、この各記憶部5に現在記
憶されている各プログラムA,Bが稼働中プログラムA
−2.B−2となる。
【0005】また、サーバWS1の記憶部6内には、バ
ージョンアップされ、次に稼働中プログラムA−2とな
るための次世代プログラムA−3を記憶する次世代領域
6a、現在各端末機3の記憶部5に設定されている各稼
働中プログラムA−2,B−2を記憶する稼働中領域6
b、および前回稼働中プログラムであった1世代前の旧
世代プログラムA−1,B−1を記憶する旧世代領域6
cが形成されている。
【0006】そして、サーバWS1の記憶部6の次世代
領域6aに記憶されている一つの次世代プログラムA−
3を各端末3の記憶部5に設定する手順を順を追って説
明する。
【0007】(1) サーバWS1は、プログラム変更指
定日の前日に伝送路2を介して各端末3へ記憶部6の次
世代領域6aに記憶されている次世代プログラムA−3
を送信する。
【0008】(2) 各端末3は、サーバWS1から次世
代プログラムA−3を受信するとこの次世代プログラム
A−3を稼働中プログラムA−2として自己の記憶部5
へ格納する。そして、サーバWS1へ配信終了通知を送
信する。 (3) サーバWS1は、配信終了通知のない端末3へ再
度次世代プログラムA−3を送信する。
【0009】(4) サーバWS1は、プログラム変更指
定日の前日の通常業務終了後に、稼働中領域6bのプロ
グラムを旧世代プログラムA−1として旧世代領域6c
へ転送する。また、次世代領域6aのプログラムを稼働
中プログラムとしてA−2として稼働中領域6bへ転送
する。 (5) 各端末3は、翌日のプログラム変更指定日の立ち
上げ時に、記憶部5に記憶された更新後の稼働中プログ
ラムA−2でもって実際の業務を開始する。
【0010】(6) 各端末3の記憶部5に設定済の変更
後の稼働中プログラムA−2に異常が発生した場合、サ
ーバWS1は各端末3から異常発生情報を受信すると、
記憶部6の旧世代領域6cの旧世代プログラムA−1を
各端末3へ送信する。 (7) 各端末3は、サーバWS1から受信した旧世代プ
ログラムA−1を稼働中プログラムA−2として記憶部
5へ設定する。 (8) サーバWS1は、稼働中領域6bおよび旧世代領
域6cに記憶されている各プログラムを入れ替える。
【0011】このようにプログラム異常が発生すると、
各端末機3およびサーバWS1の記憶部の各プログラム
が同時に入れ替わるので、各端末機3およびサーバWS
1の各稼働中プログラムは常に一致している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手順でプログラムを各端末へ配信するプログラム配信
方法においてもまだ解消すべき次のような課題があっ
た。
【0013】すなわち、プログラムを変更する場合、こ
のプログラムを変更日前日にサーバWS1から全部の端
末3へ伝送路2を介して配信しているので、サーバWS
1および伝送路2に対してプログラム伝送を行うために
過大な負荷が発生する。そのために、配信処理に多大の
時間が必要である。また、配信処理期間中、各端末3に
おける通常業務の効率が低下する懸念がある。
【0014】また、サーバWS1は、プログラムを配信
したが配信完了通知が返信されない端末3に対して、配
信完了通知が返信されるまで、何回も同一プログラムを
送信する必要があるので、全部の端末3の記憶部5に記
憶されるプログラムのバージョンが一致するまでにかな
りの時間が必要であった。
【0015】さらに、例えば一つの端末3において、新
たに設定した更新ずみの稼働中プログラムを用いた業務
実行中にエラーが発生した場合、1世代前のバージョン
のプログラムを再度稼働中プログラムに設定して、この
変更前のプログラムでもって業務を継続する必要が有
る。
【0016】この場合、前述した手段でもって、サーバ
WS1から各端末3に対してプログラムの変更処理を実
行する必要があるので、前述したように多大の時間と多
大の処理が必要となる。
【0017】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、拠点ブロック毎に一つのサーバ端末を設定
し、サーバWSはこのサーバ端末に対してのみプログラ
ムの配信を行うことにより、サーバWSから一度に配信
するプログラム量を低減でき、サーバWSおよび伝送路
の処理負担を低減でき、プログラム配信に起因するサー
バWSおよび各端末における業務の能率低下を極力抑制
できるプログラム配信方法を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、1台のサーバワークステーションから、複
数の端末機からなる拠点ブロックを構成する各端末機に
対して、順次バージョンアップされる各プログラムを伝
送路を介して送信し、各端末機で実際に稼働している稼
働中プログラムを前記サーバワークステーションが指定
するバージョンのプログラムに一致させるプログラム配
信方法において、
【0019】各拠点ブロックを構成する複数の端末機の
うちの一つの端末機をサーバ端末機に設定し、サーバワ
ークステーションからプログラムの更新指定日の前日以
前に各サーバ端末機に対してバージョンアップされた次
世代プログラムおよび変更指定日を送信し、各サーバ端
末機は毎日の業務立上げ時に当日が変更指定日か否かを
調べ、変更指定日のとき送信された次世代プログラムを
稼働中プログラムへ移行し、その後に立上げられた各端
末機は自己が属する拠点ブロックのサーバ端末機に対し
て自己の稼働中プログラムがサーバ端末機の稼働中プロ
グラムに一致するか否かを調べ、不一致の場合はサーバ
端末機の稼働中プログラムを複写して自己の稼働中プロ
グラムに設定し、サーバ端末機または端末機は異常が生
じたとき、自己が記憶している1世代前のプログラムを
稼働中プログラムに設定し、かつサーバワークステーシ
ョンへ異常発生情報を送信し、異常発生情報を受信した
サーバワークステーションは次の稼働中プログラムを1
世代前のプログラムに指定するようにしたものである。
【0020】
【作用】このように構成されたプログラム配信方法によ
れば、サーバWSから各端末に対してバージョンアップ
された次世代プログラムを送信する必要が生じた場合
は、サーバWSから各端末に対して直接次世代プログラ
ムを送信する事なく、サーバWSは次世代プログラムを
変更指定日の前日以前に変更指定日と共にサーバ端末の
みへ配信すればよい。
【0021】サーバ端末は変更指定日が到来すると変更
指定日前日以前に受信した次世代プログラムを稼働中プ
ログラムとして立ち上がる。拠点ブロックに所属する他
の端末は毎日の立ち上げ時に自己の稼働中プログラムが
サーバ端末の稼働中プログラムに一致するか否かを調べ
る。そして、不一致の場合、サーバ端末のプログラムを
複写して自己の稼働中プログラムに設定する。
【0022】サーバ端末および各端末にて異常が発生す
ると、旧世代プログラムを稼働中プログラムに変更し、
異常発生情報をサーバWSへ送信する。サーバWSは次
の稼働中プログラムを旧世代プログラムに指定する情報
を各サーバ端末へ送信する。その結果、次にサーバ端末
および各端末の立上がり時点で稼働中プログラムが旧世
代プログラムに変更される。
【0023】したがって、プログラムをバージョンアッ
プする場合や異常が発生してプログラムを旧世代へ戻す
場合におけるサーバWSおよび伝送路の処理負担が減少
し、プログラム変更に要する各端末における処理能率低
下を最小限に抑制できる。
【0024】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は実施例のプログラム配信方法を採用した情報
処理システムの概略構成を示すブロック図である。
【0025】サーバWS7に伝送路8を介して多数の端
末が接続されている。そして、各端末機は例えば複数個
づつ拠点ブロック9に分割されている。各拠点ブロック
9は1台のサーバ端末10と複数台の一般的な端末11
とで構成されている。サーバ端末10は他の端末11と
同一業務を実施する機能の他に、プログラム配信に関す
るサーバWS7との間における情報交換を実行する機能
を有する。
【0026】サーバWS7の例えば磁気ディスク装置等
で構成された記憶部12内には次世代領域12a,稼働
中領域12b,旧世代領域12cとが設けられている。
また、各拠点ブロック9のサーバ端末10の例えば磁気
デイスク装置で構成された記憶部13内には、サーバW
S7の記憶部12と同様に、次世代領域13a,稼働中
領域13b,旧世代領域13cが設けられている。さら
に、各端末11の記憶部14内には、稼働中領域14b
および旧世代領域14cが設けられている。
【0027】各稼働中領域12b,13b,14bには
現在各端末10,11で実際の業務において使用されて
いる稼働中プログラムA−2.B−2が格納されてい
る。また、各旧世代領域12c,13c,14cには、
稼働中プログラムA−2,B−2の一つ前のバージョ
ン、すなわち改良前のプログラムである旧世代プログラ
ムA−1,B−1が格納されている。そして、次世代領
域12a,13aには、バージョンアップされ、次に稼
働中プログラムA−2となるための次世代プログラムA
−3、およびこの次世代プログラムA−3でもって各端
末10,11を実際に稼働するプログラム変更指定日が
設定されている配信ファイルHが記憶されている。
【0028】そして、サーバWS7の記憶部12の次世
代領域12aに記憶されている一つの次世代プログラム
A−3を各拠点ブロック9を構成するサーバ端末10お
よび各端末14の記憶部12,14の各稼働中領域13
b,14bに設定する手順を図2を参照しながら順を追
って説明する。
【0029】(1) サーバWS7は、図示しない入力装
置からバージョンアップされたプログラムAおよびプロ
グラム変更指定日が入力すると、この入力したプログラ
ムを次世代プログラムA−3として記憶部12の次世代
領域12aへ格納する。また、入力したプログラム変更
指定日を記憶部12の配信ファイルHに格納する。
【0030】(2) 次に、サーバWS7は伝送路8を介
して各拠点ブロック9のサーバ端末10に対して自己の
次世代領域12aに記憶されている次世代プログラムA
−3と配信ファイルHを送信する。
【0031】(3) 各サーバ端末10は、サーバWS7
から次世代プログラムA−3および配信ファイルHを受
信すると、これらを自己の記憶部13の次世代領域13
aに格納する。
【0032】(4) サーバWS7は、1日の通常業務終
了後に、配信ファイルHをチェックして、今日がプログ
ラム変更指定日の前日に該当すれば、稼働中領域12b
の稼働中プログラムA−2を旧世代プログラムA−1と
して旧世代領域12cへ転送する。また、次世代領域1
2aの次世代プログラムA−3を稼働中プログラムA−
2として稼働中領域12bへ転送する。
【0033】(5) 各サーバ端末10は、1日の立ち上
げ時に、自己の次世代領域13aの配信ファイルHをチ
ェックして、今日がプログラム変更指定日であれは、自
己の稼働中領域13bの稼働中プログラムA−2を旧世
代プログラムA−1として旧世代領域13cへ転送す
る。また、次世代領域13aの次世代プログラムA−3
を稼働中プログラムA−2として稼働中領域13bへ転
送する。
【0034】(6) 次に、各サーバ端末10は、自己の
稼働中領域13bの全部のプログラムの各バージョンと
サーバWS7の記憶部12の稼働中領域12bの全部の
プログラムの各パージョンとが一致しているか否かを調
べるバージョンチェックを実施する。
【0035】(7) バージョンが一致しないプログラム
が存在すると、サーバ端末10は自己の稼働中領域13
bの稼働中プログラムを旧世代領域13cへ移し、サー
バWS7の稼働中領域12bのプログラムを複写して自
己の稼働中領域13bへ書込む。 (8) サーバ端末10は稼働中領域13bの稼働中プロ
グラムを用いて実際の業務を開始する。
【0036】(9) 各端末11は、1日の立ち上げ時
に、自己の稼働中領域14bの全部の稼働中プログラム
の各バージョンと該当拠点ブロック9のサーバ端末10
の稼働中領域13bの全部の稼働中プログラムの各バー
ジョンに一致するか否かを調べる。
【0037】(10) バージョンが一致しないプログラム
が存在すると、端末機11は自己の稼働中領域14bの
稼働中プログラムを旧世代領域14cへ移し、サーバ端
末11の稼働中領域13bのプログラムを複写して自己
の稼働中領域14bへ書込む。 (11) 各端末11は稼働中領域14bの稼働中プログラ
ムを用いて実際の業務を開始する。
【0038】(12) サーバ端末10又は各端末11にお
いて、各稼働中領域13b,14bに設定済の稼働中プ
ログラムB−2,又はA−2を用いて実際の業務を実行
中にプログラム異常が発生した場合、自己の稼働中領域
13b,14bのプログラムと旧世代領域13c,14
cのプログラムとを入れ替える。そして、異常発生メー
セージを直接サーバWS7へ送信する。 (13) サーバWS1は、自己の稼働中領域12bのプロ
グラムと旧世代領域12cのプログラムとを入れ替え
る。
【0039】(14) これにより、サーバ端末10が立上
がり時に自己の稼働中領域13bのプログラムがサーバ
WS7の稼働中領域12bのプログラムに一致し、次
に、各端末11が立上がり時に自己の稼働中領域14b
のプログラムがサーバ端末10の稼働中領域13bのプ
ログラムに一致する。
【0040】その結果、全部の端末10,11の稼働中
領域13b,14bのプログラムがサーバWS7の稼働
中領域12bの稼働中プログラムA−2,B−2に一致
する。
【0041】このように構成されたプログラム配信方法
によれば、サーバWS7から各端末10,11に対して
バージョンアップされた次世代プログラムを送信する必
要が生じた場合は、サーバWS7から各端末11に対し
て直接次世代プログラムを送信する事はなく、サーバW
S7は次世代プログラムを、変更指定日を書込んだ配信
ファイルHと共に各拠点ブロック9のサーバ端末10へ
配信するのみでよい。しかも、送信日はプログラム変更
日の前日の業務終了以降でなくとも、数日前であっても
よい。
【0042】そして、各サーバ端末10から所属ブロッ
ク9内の各端末11に次世代プログラムを設定(ロー
ド)する処理は、各サーバ端末10と各端末11との間
でそれぞれ個別に実施される。したがって、これらの処
理は各拠点ブロック9毎に独立して実施される。
【0043】よって、情報処理システム全体を管理する
サーバWS7がプログラム変更に起因して実施すべき処
理量が大幅に低減される。処理量の低減化に伴って、伝
送路8の処理負担も軽減される。
【0044】また、サーバ端末10および各端末11に
て異常が発生すると、異常発生した稼働中プログラムが
旧世代プログラムへ、かつ旧世代プログラムが稼働中プ
ログラムに変更される。そして、異常発生情報がサーバ
WS7へ送信される。サーバWS7は次の稼働中プログ
ラムを旧世代プログラムに指定する情報を各サーバ端末
10へ送信する。その結果、次にサーバ端末10および
各端末11が立上が時点で稼働中プログラムが旧世代プ
ログラムに自動的に変更される。
【0045】よって、たとえ異常が発生して、1世代前
のプログラムに変更する必要が生じたとしても、その変
更が通常どおりのバージョンアップに関する変更と同一
処理で実施される。
【0046】したがって、正常に稼働中プログラムがバ
ージョンアッフされた場合や、途中で異常が生じた場合
においても、常に各端末10,11の稼働中プログラム
は同一バージョンに自動的に一致される。
【0047】このように、プログラムをバージョンアッ
フする場合や異常が発生してプログラムを旧世代へ戻す
場合におけるサーバWSおよび伝送路の処理負担が減少
し、プログラム変更に要する各端末における処理能率低
下を最小限に抑制できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプログラム
配信方法によれば、拠点ブロック毎に一つのサーバ端末
を設定し、サーバWSはこのサーバ端末に対してのみプ
ログラムの配信を行い、各端末はサーバ端末からプログ
ラムを複写するようにしている。したがって、サーバW
Sから一度に配信するプログラム量を低減でき、サーバ
WSおよび伝送路の処理負担を低減でき、プログラム配
信に起因するサーバWSおよび各端末における業務の能
率低下を極力抑制できる。
【0049】さらに、異常発生時においては、自動的に
稼働中プログラムが旧世代プログラムに入れ替わり、同
時に全ての端末のすべての稼働中プログラムが旧世代プ
ログラムに変更される。よって、たとえ異常発生時にお
いても、各端末機のプログラムのバージョンを常に同一
に保つことができ、システム全体の信頼性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるプログラム配信方
法を採用した情報処理システムを示すブロック図、
【図2】 実施例方法の処理動作を示すシーケンス図、
【図3】 従来のプログラム配信方法を採用した情報処
理システムを示すブロック図。
【符号の説明】
7…サーバWS、8…伝送路、9…拠点ブロック、10
…サーバ端末、11…端末、12,13,141…記憶
部、12a,13a…次世代領域、12b,13b、1
4b…稼働中領域、12c,13c,14c…旧世代領
域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 - 9/445 G06F 12/00 G06F 13/00 G06F 15/00 - 15/177

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台のサーバワークステーションから、
    複数の端末機からなる拠点ブロックを構成する各端末機
    に対して、順次バージョンアップされる各プログラムを
    伝送路を介して送信し、前記各端末機で実際に稼働して
    いる稼働中プログラムを前記サーバワークステーション
    が指定するバージョンのプログラムに一致させるプログ
    ラム配信方法において、 前記各拠点ブロックを構成する複数の端末機のうちの一
    つの端末機をサーバ端末機に設定し、前記サーバワーク
    ステーションからプログラムの更新指定日の前日以前に
    前記各サーバ端末機に対してバージョンアップされた次
    世代プログラムおよび変更指定日を送信し、各サーバ端
    末機は毎日の業務立上げ時に当日が前記変更指定日か否
    かを調べ、変更指定日のとき前記送信された次世代プロ
    グラムを稼働中プログラムへ移行し、その後に立上げら
    れた各端末機は自己が属する拠点ブロックのサーバ端末
    機に対して自己の稼働中プログラムが前記サーバ端末機
    の稼働中プログラムに一致するか否かを調べ、不一致の
    場合は前記サーバ端末機の稼働中プログラムを複写して
    自己の稼働中プログラムに設定し、前記サーバ端末機ま
    たは端末機は異常が生じたとき、自己が記憶している1
    世代前のプログラムを稼働中プログラムに設定し、かつ
    前記サーバワークステーションへ異常発生情報を送信
    し、異常発生情報を受信したサーバワークステーション
    は次の稼働中プログラムを1世代前のプログラムに指定
    することを特徴とするプログラム配信方法。
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