JP3109900U - 手摺取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 壁面の凹所に取り付けた手摺部材が握り易くて安全で、しかも凹所に外光が入り易くして手摺部材を見易くするとともに、凹所内にゴミが溜まり難くして掃除を容易にする手摺取付構造を提供する。
【解決手段】 壁面4に凹所5を形成し、しかも同凹所5の内側の上下面に凹所5の開口に向かって上下が拡幅されるように傾斜させて上傾斜面5aと下傾斜面を形成し、同凹所5の中央部に手摺部材1を壁面4から突出しないように取付具2で取り付ける。従って、手摺部材1の外周を握ることができて安全であり、また凹所5の上傾斜面5aにより外光が遮られることなく手摺部材1を明るく照らし、下傾斜面5bによりゴミが下方へ落下して溜まり難くなる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、手摺取付構造に関する。
従来、手摺部材は壁面にブラケット等で取り付けられている。この手摺部材は壁面から突出しており、室内空間を狭くするだけでなく手摺を必要としない人にとっては邪魔となることがあった。そこで、壁面に凹所を形成し、同凹所に手摺部材を壁面から突出しないように取り付けた手摺取付構造が特許文献1で提案されている。しかし、この技術では手摺部材を凹所の内側の下面に直接取り付けているから、手摺部材の外周を握ることができず、握力の小さい身障者やお年寄にとって使い易いものではなかった。また、凹所の内側の上下面が水平であるから、凹所内が影となって外光の方角によっては手摺部材が見えにくくなることがあり、また下面にはゴミが溜まり易いという問題があった。
実開平5−57127号公報
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、握力の小さい人でも手摺部材を握り易くして安全に使用でき、しかも手摺部材が位置する凹所内に外光を入り易くして手摺部材を見易くするとともに、凹所内にゴミが溜まり難くして掃除を容易にした手摺取付構造を提供することにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 壁面に凹所を形成し、同凹所の中央部に手摺部材を壁面から突出しないように取り付けた手摺取付構造
2) 凹所の内側の上下面を凹所の開口の方向に向かって上下の幅が拡幅されるように傾斜をさせ、上側の傾斜で外光が入り易くし且つ下側の傾斜でゴミが溜まり難くした前記1)記載の手摺取付構造
3) 壁面が建物の室内面又は室外面である前記1)又は2)記載の手摺取付構造
4) 手摺部材の上面を平らに形成し、手摺部材の上面に小物を置けるようにした前記3)記載の手摺取付構造
5) 浴室の壁面に横方向の凹所を浴槽へ向けて形成し、同横方向の凹所の浴槽側端部に縦方向の凹所を形成し、各凹所に横方向と縦方向の手摺部材をT字状に取り付けた前記3)又は4)記載の手摺取付構造
6) 浴槽の内側面に凹所を形成し、同凹所に手摺部材を取り付けた前記5)記載の手摺取付構造
7) 壁面が車両の外面であって、横方向の凹所を車両の乗車口に向けて形成し、同横方向の凹所の乗車口側端部に縦方向の凹所を形成し、各凹所に横方向と縦方向の手摺部材をL字状に取り付けた前記1)又は2)記載の手摺取付構造
8) 手摺部材の表面に所定の場所へ案内するための移動方向を示す矢印を表示又は矢印の凹凸を形成した前記1)〜7)いずれか記載の手摺取付構造
にある。
本考案によれば、手摺部材を凹所の中央部に取り付けているから、手摺部材の外周を握ることができ、握力の小さい人でもしっかりと握って安全に使用できる。また、例えば夜に天井の照明器具から発せられた光は遮られることなく手摺部材を照らし、目の不自由な身障者やお年寄にとって安全で使い易いものとなる。また、下側の傾斜でゴミが溜まり難くなり、掃除が容易となる。
本考案では、壁面が建物の室内面又は室外面である場合、手摺部材の断面形状をその上面が平となるように楕円状などに形成すると、手摺部材の上面に植木鉢・置物等の小物を置けるようになりインテリアになる。壁面が車両の外面である場合、手摺部材に車両の乗車口への方向を示す矢印を表示又は矢印の凹凸を形成し、乗車口への方向を認識させて誘導を容易にする。手摺部材は横方向や縦方向のものを組み合わせて使用することもあり、建物の浴室・玄関口や車両の乗車口など身体の上下移動を伴う箇所では縦方向の手摺部材を取り付けてT字状又はL字状となるようにしてもよい。以下、本考案の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜3に示す実施例1は、建物の廊下に本考案を適用した例である。図1は実施例1の手摺取付構造の縦断面図、図2は実施例1と従来例の手摺部材の使用状態を示す比較図、図3は実施例1の手摺取付構造の正面図である。図中、1は手摺部材、1aは手摺面、2は取付具、3は取付ネジ、4は壁面、5は凹所、5aは上傾斜面、5bは下傾斜面、6は小物、7は照明光である。
実施例1の手摺取付構造は、図1に示すように壁面4に形成した凹所5の内側の上下面を凹所5の開口の方向に向かって上下の幅が拡幅されるように傾斜させ、同凹所5の中央部に上面が平らである手摺面1aを備えた断面楕円状の木製の手摺部材1を取付具2と取付ネジ3で壁面4から突出しないように取り付けている。
図2に実施例1と従来例の手摺部材1の比較を示している。実施例1では手摺部材1を凹所5の中央部に取り付けているから、手摺部材1の外周を握ることができ、握力の小さい人でも安全に使用できる。また、図2(a)に示すように夜に天井から照明光7が凹所5の上傾斜面5aにより遮られることなく手摺部材1を明るく照らし、目の不自由な人にとって見易く安全である。従来例では図2(b)に示すように照明光7が凹所5の上側で遮られて手摺部材1の一部が影となり、見にくいものとなる。
また、図3に示すように実施例1では手摺部材1の手摺面1aが平らとなっているから、上傾斜面5aによる広い空間と相まって植木鉢や置物等の小物6を置くことができ、インテリアになる。また、凹所5の上傾斜面5aにより外光が入り易くなるばかりか、廊下側に開放された形状であるから圧迫感がなく、従来では人の身長によっては腕が接触することがあったが実施例1ではそのようなことがない。また、凹所5の下傾斜面5bによりゴミやホコリが落下して溜まり難く、掃除が容易となる。
図4,5に示すのは実施例1の他の例である。図4,5は実施例1の他の例の手摺取付構造の説明図である。図中、9は浴槽、10は上り框、11は土間、12は玄関ドアである。図4は浴室に応用した例を示しており、浴室の壁面4に横方向の凹所5を浴槽9へ向けて形成し、同横方向の凹所5の浴槽9側端部に縦方向の凹所5を形成し、各凹所5に横方向と縦方向の手摺部材1を全体がT字状となるように取り付けている。また、浴槽9の内側面に横方向の凹所5を形成して手摺部材1を横方向に取り付けている。従って、浴槽9への出入りの際に縦方向の手摺部材1を使用することでより安全で使い易いものとなり、また浴槽9から立ち上がる際に浴槽9内の手摺部材1を使用することで楽に立ち上がることができる。
図5は玄関口に応用した例を示しており、廊下の壁面4に横方向の凹所5を玄関ドア12に向けて形成し、同横方向の玄関ドア12側端部に縦方向の凹所5を形成し、各凹所5に横方向と縦方向の手摺部材1を全体がT字状となるように取り付けている。従って、靴の脱履の際に縦方向の手摺部材1を使用することで安全で使い易いものとなる。その他、符号、構成は実施例1と同じである。
図6に示す実施例2は、バスに本考案を適用した例である。図6は実施例2の手摺取付構造の正面図である。図中、1bは矢印、13は車両、14は乗車口である。実施例2では、車両13の左側面に横方向の凹所5を乗車口14に向けて形成し、同横方向の凹所5の乗車口14側端部に縦方向の凹所5を形成し、各凹所5に横方向と縦方向の手摺部材1を車両13の外面から突出しないように且つ全体がL字状となるように取り付けている。手摺部材1には乗車口14への方向を示す矢印1bを所定間隔おいて複数表示している。また、矢印1bに代えて点字を用いてもよい。
乗客が目の不自由な身障者やお年寄の場合、車両13の側面に備えられている横方向の手摺部材1を握って乗車口14へ向かう。手摺部材1には方向を示す矢印1bが表示されており、乗客は直近の矢印1bを見ながら歩き、縦方向の手摺部材1に握り直して乗車口14から安全に乗車できるようになる。手摺部材1は車両13の外面から突出していないから、走行に支障はない。また、実施例1と同じように凹所5の上傾斜面5aにより外光が手摺部材1を照らして見易くし、下傾斜面5bにはホコリ等が溜まり難く洗車が容易となる。その他、符号、構成は実施例1と同じである。
本考案は、住宅の廊下・階段・トイレ・浴室・玄関口・車庫、バスや鉄道等の車両に応用される。
実施例1の手摺取付構造の縦断面図である。 実施例1と従来例の手摺部材の使用状態を示す比較図である。 実施例1の手摺取付構造の正面図である。 実施例1の他の例の手摺取付構造の説明図である。 実施例1の他の例の手摺取付構造の説明図である。 実施例2の手摺取付構造の正面図である。
符号の説明
1 手摺部材
1a 手摺面
1b 矢印
2 取付具
3 取付ネジ
4 壁面
5 凹所
5a 上傾斜面
5b 下傾斜面
6 小物
7 照明光
9 浴槽
10 上り框
11 土間
12 玄関ドア
13 車両
14 乗車口

Claims (8)

  1. 壁面に凹所を形成し、同凹所の中央部に手摺部材を壁面から突出しないように取り付けた手摺取付構造。
  2. 凹所の内側の上下面を凹所の開口の方向に向かって上下の幅が拡幅されるように傾斜をさせ、上側の傾斜で外光が入り易くし且つ下側の傾斜でゴミが溜まり難くした請求項1記載の手摺取付構造。
  3. 壁面が建物の室内面又は室外面である請求項1又は2記載の手摺取付構造。
  4. 手摺部材の上面を平らに形成し、手摺部材の上面に小物を置けるようにした請求項3記載の手摺取付構造。
  5. 浴室の壁面に横方向の凹所を浴槽へ向けて形成し、同横方向の凹所の浴槽側端部に縦方向の凹所を形成し、各凹所に横方向と縦方向の手摺部材をT字状に取り付けた請求項3又は4記載の手摺取付構造。
  6. 浴槽の内側面に凹所を形成し、同凹所に手摺部材を取り付けた請求項5記載の手摺取付構造。
  7. 壁面が車両の外面であって、横方向の凹所を車両の乗車口に向けて形成し、同横方向の凹所の乗車口側端部に縦方向の凹所を形成し、各凹所に横方向と縦方向の手摺部材をL字状に取り付けた請求項1又は2記載の手摺取付構造。
  8. 手摺部材の表面に所定の場所へ案内するための移動方向を示す矢印を表示又は矢印の凹凸を形成した請求項1〜7いずれか記載の手摺取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011026782A (ja) * 2009-07-22 2011-02-10 Sankyo Tateyama Aluminium Inc 出入口用手摺及び玄関

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