JP3109647B2 - 保管装置 - Google Patents

保管装置

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JP3109647B2
JP3109647B2 JP10504395A JP10504395A JP3109647B2 JP 3109647 B2 JP3109647 B2 JP 3109647B2 JP 10504395 A JP10504395 A JP 10504395A JP 10504395 A JP10504395 A JP 10504395A JP 3109647 B2 JP3109647 B2 JP 3109647B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品が収納された物品
収納体を支持可能な複数の収納部が備えられた収納棚
と、前記物品収納体を載置支持可能な搬出入用の載置部
の複数を備えた物品搬出入部と、前記収納部に支持され
る前記物品収納体を前記載置部に搬送する出庫用の搬送
作動と、前記載置部に支持される前記物品収納体を、前
記収納部に搬送する入庫用の搬送作動とを行う搬送手段
と、前記物品搬出入部より搬出入作業が行われる物品の
種類を示す物品情報を指定する物品情報指定手段と、前
記物品収納体を前記収納棚より出庫するために、前記出
庫用の搬送作動を実行する出庫作業モード、前記物品収
納体を前記収納棚に入庫するために、前記入庫用の搬送
作動を実行する入庫作業モード、前記物品収納体に収納
される前記物品を取り出すために、前記出庫用の搬送作
動を実行し、その後、前記入庫用の搬送作動を実行する
ピッキング出庫作業モード、のいずれかの作業モードで
あるかを示す搬出入情報を指定する搬出入情報指定手段
と、前記複数の載置部のうちの使用する載置部を指定す
る載置部情報指定手段と、複数の前記収納部夫々につい
ての物品収納情報を、前記物品情報と対応させて管理す
る管理手段と、前記物品情報指定手段により指定される
物品情報、前記搬出入情報指定手段により指定される搬
出入情報、及び、前記管理手段にて管理される前記物品
収納情報に基づいて、前記各作業モードのうちの指令さ
れた作業モードにて、且つ、前記載置部情報指定手段に
より指定される載置部に対して前記各搬送作動を実行す
るように、前記搬送手段の作動を制御する制御手段とが
備えられている保管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記保管装置において、従来では、例え
ば特開平4−243705号公報に示されるように、物
品の入出庫作業を行う場合、前記物品情報としての物品
の品番、数量等のデータ、前記載置部情報としての荷受
台の番号、及び、前記搬出入情報としての、いずれの作
業モードであるかについてのモード設定等の各種の情報
についての指定を、指定手段としての操作パネル部にお
ける手動操作により、物品の入出庫作業を行う毎にその
都度実行する構成としたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成において
は、前記物品情報や搬出入情報のみならず、物品搬出入
部における複数の載置部のうち、搬出入に使用する載置
部の指定についても、物品の入出庫作業を行う毎にその
都度実行する構成となっていた為に次のような不利な面
があった。
【0004】つまり、物品の入出庫作業に先立って各種
の情報を指定する場合、その指定すべき情報の数が多く
なって、それだけ操作が煩わしいものになる不利があっ
た。
【0005】又、物品移送手段による搬送効率を向上さ
せる等の目的で前記載置部の数を多くさせた場合におい
て、上述したような従来構成を採用すると、作業状況に
応じて最適な載置部を指定することで、搬出入作業の能
率を向上させることができる利点があるが、このように
載置部の数が多い場合、誤って、指定した載置部と異な
る載置部を対象として作業を行ってしまう等のおそれが
あり、かえって作業能率が低下してしまう不利があっ
た。
【0006】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、操作の煩わしさを極力少ないも
のにしながら、しかも、各種の作業状況に応じて適切な
状態で搬出入作業を行えるようにして、作業能率を向上
させることが可能となる保管装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明の特徴構成は、
物品が収納された物品収納体を支持可能な複数の収納部
が備えられた収納棚と、前記物品収納体を載置支持可能
な搬出入用の載置部の複数を備えた物品搬出入部と、前
記収納部に支持される前記物品収納体を前記載置部に搬
送する出庫用の搬送作動と、前記載置部に支持される前
記物品収納体を、前記収納部に搬送する入庫用の搬送作
動とを行う搬送手段と、前記物品搬出入部より搬出入作
業が行われる物品の種類を示す物品情報を指定する物品
情報指定手段と、前記物品収納体を前記収納棚より出庫
するために、前記出庫用の搬送作動を実行する出庫作業
モード、前記物品収納体を前記収納棚に入庫するため
に、前記入庫用の搬送作動を実行する入庫作業モード、
前記物品収納体に収納される前記物品を取り出すため
に、前記出庫用の搬送作動を実行し、その後、前記入庫
用の搬送作動を実行するピッキング出庫作業モード、の
いずれかの作業モードであるかを示す搬出入情報を指定
する搬出入情報指定手段と、前記複数の載置部のうちの
使用する載置部を指定する載置部情報指定手段と、複数
の前記収納部夫々についての物品収納情報を、前記物品
情報と対応させて管理する管理手段と、前記物品情報指
定手段により指定される物品情報、前記搬出入情報指定
手段により指定される搬出入情報、及び、前記管理手段
にて管理される前記物品収納情報に基づいて、前記各作
業モードのうちの指令された作業モードにて、且つ、前
記載置部情報指定手段により指定される載置部に対して
前記各搬送作動を実行するように、前記搬送手段の作動
を制御する制御手段とが備えられている保管装置におい
て、前記物品搬出入部における複数の前記載置部のう
ち、前記出庫作業モード、前記入庫作業モード、前記ピ
ッキング出庫作業モードのいずれかにおいて使用する載
置部を予め設定する載置部設定手段が備えられ、前記制
御手段は、前記各作業モードの夫々において、その作業
モードにおいて使用するものとして前記載置部設定手段
により設定された前記載置部が存在するときは、その設
定された載置部を対象として、前記物品収納体の搬送作
動を実行すべく前記搬送手段を制御するように構成され
ている点にある。
【0008】第2発明の特徴構成は、第1発明の実施に
好適な構成を特定するものであって、前記載置部設定手
段にて前記各作業モードのいずれかにおいて使用するも
のとして設定された前記各載置部についての載置部設定
情報を、前記載置部設定手段による設定が実行される毎
に記憶する記憶手段と、前記記憶手段にて記憶される複
数の載置部設定情報のうちのいずれかを指定する載置部
設定情報指定手段とが備えられている点にある。
【0009】第3発明の特徴構成は、第1又は第2発明
の実施に好適な構成を特定するものであって、前記載置
部設定手段により前記載置部が設定されていることを表
示する表示手段が備えられている点にある。
【0010】第4発明の特徴構成は、第1、第2又は第
3発明の実施に好適な構成を特定するものであって、前
記載置部設定手段は、前記載置部を設定している状態に
おいて、前記載置部情報指定手段によって、前記載置部
設定手段により設定された設定載置部と異なる指定載置
部が指定されると、前記各作業モードのいずれかにおい
て使用する載置部として、前記設定載置部に代えて前記
指定載置部を設定するように構成されている点にある。
【0011】第5発明の特徴構成は、第1、第2、第3
又は第4発明の実施に好適な構成を特定するものであっ
て、複数の前記各載置部は、前記収納棚における各収納
部の一部に対応する箇所において、横並び状態で配備さ
れている点にある。
【0012】
【作用】第1発明の特徴構成によれば、出庫作業モー
ド、入庫作業モード、ピッキング出庫作業モードのいず
れかにおいて使用するものとして、載置部設定手段にて
載置部が設定された後は、前記物品情報指定手段により
指定される物品情報、前記搬出入情報指定手段により指
定される搬出入情報、及び、前記管理手段にて管理され
る前記物品収納情報に基づいて、前記各作業モードのう
ちの指令された作業モードにて、搬送手段の搬送作動が
実行されると共に、上記各作業モードの夫々において、
その作業モードにおいて使用するものとして設定された
載置部を対象として、搬送手段によって物品収納体の搬
送作動が実行されるのである。
【0013】従って、複数の載置部のうち前記各作業モ
ードに適した載置部を選択して設定することができると
共に、一旦、載置部設定手段にて載置部が設定された後
は、その載置部設定状態が維持されて、搬出入作業に先
立って、載置部情報指定手段による指定を行うことな
く、物品の搬出入作業を実行することが可能となる。
【0014】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による作用に加えて次の作用がある。載置部設
定手段による載置部の設定が実行される毎に、その載置
部設定情報、つまり、各作業モードにおいてどの載置部
が設定されているかについての情報が記憶手段に記憶さ
れる。例えば、このような載置部設定情報は、作業者が
異なる場合、収納される物品が異なる場合、あるいは、
作業状況の変化等により、異なった情報が設定されるこ
とがあるが、このような各種の設定情報を記憶させてお
くのである。
【0015】そして、載置部設定情報指令手段によって
いずれかの載置部設定情報を指定することで、例えば、
載置部設定手段にて各作業モード毎に載置部を設定させ
るといった手間をかけることなく、所望の載置部に設定
できることになる。
【0016】第3発明の特徴構成によれば、第1又は第
2発明の特徴構成による作用に加えて次の作用がある。
前記各作業モードのいずれかにおいて使用するものとし
て、載置部設定手段によって載置部が設定されると、そ
のことが表示手段によって表示されるので、作業者は、
上述したように載置部が設定されていることを目視にて
容易に確認できる。
【0017】第4発明の特徴構成によれば、第1、第2
又は第3発明の特徴構成による作用に加えて次の作用が
ある。載置部設定手段によって前記各作業モードのいず
れかにおいて使用するものとして載置部が設定された後
において、載置部情報指定手段によって、載置部設定手
段により設定された設定載置部と異なる指定載置部が指
定されると、載置部設定手段は、設定載置部に代えて、
指定載置部を各作業モードのいずれかにおいて使用する
載置部として設定する。そして、変更設定された載置部
を対象として、搬送手段による搬送作動が実行されるこ
とになる。
【0018】従って、載置部設定手段によって載置部が
一旦、設定された後であっても、載置部情報指定手段に
よる指定によって、各作業モードのいずれかにおいて搬
送作動の対象となる載置部を変更させることができ、且
つ、その後は、変更された載置部設定状態が維持される
ことになる。
【0019】第5発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3又は第4発明の特徴構成による作用に加えて次
の作用がある。複数の各載置部が、収納棚における複数
の収納部の一部に対応する箇所において、横並び状態で
設けられるから、各載置部に対する搬送手段による物品
収納体の搬送作動は、各収納部に対する搬送作動と同様
にして実行できることになり、例えば、収納棚の外部に
設けられる場合に比較して、搬送手段による搬送時間が
極力、短いものにできる。
【0020】
【発明の効果】第1発明の特徴構成によれば、複数の載
置部のうち前記各作業モードに適した載置部を選択して
設定することができるので、例えば、各作業モード毎
に、作業者が異なる場合や作業状況が異なる場合等であ
っても、夫々の状況に応じて、適切な載置部を使用して
搬出入作業が行えるものになり、それだけ作業能率を向
上させることができる。
【0021】しかも、搬出入作業に先立って、その都
度、載置部情報指定手段による指定を行う必要がなく、
指定の為の操作が簡素化できて、操作性の向上を図るこ
とができる。
【0022】第2発明の特徴構成によれば、第1発明の
特徴構成による効果に加えて次の効果がある。作業状況
が変化する毎に、載置部設定手段による載置部の設定を
行う必要がなく、複数の載置部設定情報のうちのいずれ
かを指定するだけの操作で対応できて、作業能率が向上
する。
【0023】第3発明の特徴構成によれば、第1又は第
2発明の特徴構成による効果に加えて次の効果がある。
表示手段による表示にて、作業者が、上述したように載
置部が設定されていることを目視にて容易に確認できる
から、誤って、載置部設定手段による載置部設定を再度
実行したり、あるいは、搬出入作業毎に、載置部情報指
定手段による指定を実行する等の不利を未然に回避でき
る。
【0024】第4発明の特徴構成によれば、第1、第2
又は第3発明の特徴構成による効果に加えて次の効果が
ある。載置部情報指定手段による指定によって、載置部
設定状態を任意に変更させることが可能となって、作業
状況に対応して、常に適切な載置部にて搬出入作業を行
えるようにできる。
【0025】第5発明の特徴構成によれば、第1、第
2、第3又は第4発明の特徴構成による効果に加えて次
の効果がある。搬送手段による搬送能率を向上できて、
全体としての作業能率を向上させることができる。
【0026】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図1
に本発明に係る保管装置が示されている。この保管装置
は、複数の物品収納体としてのコンテナC内に夫々、同
一種類の物品が仕分けされる状態で収納されると共に、
各コンテナCを収納支持する複数の収納部1が備えられ
た収納棚2A,2Bが前後一対設けられ、そのうちの一
方の前部側収納棚2Aの下部に、収納棚2Aの外部より
物品(コンテナ)を搬出入させるために、コンテナCを
載置支持可能な搬出入用の複数の載置部3aが並列状態
で備えられた物品搬出入部3が設けられている。又、一
対の収納棚2A,2Bの前後中間部には、いずれかの収
納部1に支持されるコンテナを物品搬出入部3における
いずれかの載置部3aに搬送する出庫用の搬送作動と、
いずれかの載置部3aに支持されるコンテナCを、いず
れかの収納部1に搬送する入庫用の搬送作動とを行う搬
送手段としての物品移送装置4が配備され、物品搬出入
部3における横一側部位に、後述するような操作指令に
基づいて、各収納部1における物品の在庫管理や物品移
送装置4の作動制御等を実行する制御装置5が備えられ
ている。
【0027】前記各収納棚2A,2Bは、夫々、横方向
両端部及び横方向中間部の夫々において前後両側に、合
計6本の支柱7が備えられ、前部側に位置する3本の支
柱7、並びに、後部側に位置する3本の支柱7の夫々に
わたって上下方向に所定間隔をあけて複数の横フレーム
8が架設連結されている。そして、同レベルに位置する
前後横フレーム8にわたって、前記コンテナCを載置収
納するための多数の係止部材9が所定間隔をあけて前後
方向に沿って架設連結され、上下方向並びに横方向に並
列する状態で複数のコンテナCの収納部1が構成されて
いる。
【0028】前記係止部材9は、コンテナCの横方向両
側部を載置支持すると共に、横移動を阻止するように断
面略L字状に形成され、コンテナCが出し入れされる側
の端縁部は、下方側斜め方向に屈曲させてコンテナCの
移載が円滑に行えるように構成されている。又、前後収
納棚2A,2Bは、各支柱7の上端部において横杆10
により前後に所定間隔をあけた状態で連結されている。
【0029】又、各収納棚2A,2Bの前後中間部に、
それらと同幅又はほぼ同幅の昇降台11が、収納棚2
A,2Bの上下高さのほぼ全域にわたって昇降操作自在
に備えられ、昇降台11には昇降台11の横方向ほぼ全
域にわたって横移動する移動体12が備えられ、更に、
この移動体12には、物品搬出入部3における前記各載
置部3a、あるいは、前記各収納棚2A,2Bにおける
前記各収納部1と、移動体12上部との間において、コ
ンテナCを移載させる物品移載機構13が設けられてい
る。
【0030】前記昇降台11、移動体12及び物品移載
機構13の夫々によって、物品搬出入部3における各載
置部3aと、前記各収納棚2A,2Bにおける前記各収
納部1との間において、コンテナCを搬送して移載させ
る物品移送装置4が構成されることになる。
【0031】図2に示すように、前後の収納棚2A,2
Bにおける横方向両側部に位置し、且つ、昇降台11側
に位置する支柱7,7の上部に、夫々、4個の回転案内
体14a,14bが支承され、これらの回転案内体14
a,14bによって、両端部が垂下状態に支持される4
本の連結ワイヤ15a,15bの夫々の一端側が、昇降
台11の横方向両端に前後向き姿勢で備えられた角筒状
の支持具16夫々の前後両側部に、夫々連結されてい
る。又、各連結ワイヤ15a,15bの他端側が、昇降
台11の昇降用通路の横一側に形成されたウエイト昇降
通路に沿って昇降自在なバランスウエイト17に連結さ
れ、バランスウエイト17側の一対の回転案内体14a
を電動モータM1により正逆転駆動することで、各連結
ワイヤ15a,15bを長手方向に正逆移動操作させ
て、昇降台11を昇降操作するように構成されている。
尚、駆動されない回転案内体14bは、連結ワイヤ15
bの操作移動に伴って回転するように回転自在に枢支さ
れている。
【0032】尚、回転駆動される回転案内体14a側に
近接させて前後両側に夫々補助案内体14cが設けら
れ、ウエイト昇降通路側と反対側箇所に連結される前後
両側の連結ワイヤ15bが、回転駆動される回転案内体
14a及び補助案内体14cに対して、夫々の案内体1
4a,14cが内周側に位置する状態でループ形状に巻
回され、巻き付け角度が充分確保できるように構成され
ている。
【0033】尚、図示はしないが、昇降台11の昇降作
動に伴って昇降移動量を検出するロータリーエンコー
ダ、及び、適宜位置に位置固定状態で設けられた遮蔽板
により仕切られることで、昇降台11の昇降停止位置を
判別するための透過型の光電センサが備えられている。
【0034】昇降台11における両端部の夫々に前後軸
芯周りで回転自在に支承されたプーリ18,18に巻回
された駆動ベルト19の両端部が移動体12に連結さ
れ、一方のプーリ18を横移動用電動モータM2によっ
て回転駆動することで、駆動ベルト19が長手方向に移
動操作され、それに伴って、移動体12が横移動操作さ
れるように構成されている。
【0035】尚、図示はしないが、移動体12の横移動
量を検出するロータリーエンコーダ、及び、適宜位置に
位置固定状態で設けられた遮蔽板により仕切られること
で、移動体12の横移動停止位置を判別するための透過
型の光電センサが備えられている。
【0036】物品移載機構13は、コンテナCに係止し
て、前記収納部1あるいは前記作業部3に載置される位
置と、移動体12上に載置される位置とにわたって、コ
ンテナCをスライド移動させる係止移動式に構成されて
いる。
【0037】従って、昇降台11の昇降作動、移動体1
2の横移動作動、及び、物品移載機構13の移載作動に
よって、コンテナCを各収納部1と物品搬出入部3との
間でコンテナCの搬送作動が実行されることになる。
【0038】前記物品搬出入部3は、前部側の収納棚2
Aの横幅方向ほぼ全幅にわたって形成され、収納部1の
上下2段分のスペースを利用して構成されている。この
物品搬出入部3は、各収納部1に対応する箇所に、コン
テナCが載置支持される7個の載置部3aが並列する状
態で設けられ、各載置部3aの上方側は作業者が搬出入
作業を行い易くするために作業用空間が形成されてい
る。又、この作業用空間の内奥側に入り込んだ箇所に、
物品移送装置4の移動空間との間を仕切る状態で仕切り
壁20が設けられ、この仕切り壁20には、図3に示す
ように、後述するように制御される物品の在庫数量を表
示する数量表示部21、搬出入作業が行われることを表
示する表示ランプ22、搬出入作業が終了したことを制
御装置5に指令する作業完了スイッチ23が、夫々各載
置部3a毎に設けられている。尚、物品搬出入部3の横
幅方向中央部には縦壁Tが設けられ、その上方箇所に設
けられる複数の収納部1による荷重を支持するように構
成されている。
【0039】前記制御装置5は、図4に示すように、各
種の情報を指定すると共に、それらの情報を表示するた
めの操作パネル部24、複数の各収納部1夫々について
の物品収納情報を物品の種類を示す物品情報と対応させ
て管理する管理手段としての在庫管理部25、操作パネ
ル部24等からの各種の情報、及び在庫管理部25の情
報に基づいて、物品移送装置4の作動を制御する制御手
段としての制御部26等を備えて構成されている。制御
部26はマイクロコンピュータを備えて構成されてい
る。
【0040】操作パネル部24は、図5に示すように、
物品情報や作業用のデータ等を表示する画面表示部2
7、入庫モードに設定する入庫設定スイッチ28、出庫
モードに設定する出庫設定スイッチ29、ピッキング出
庫モードに設定するピッキング出庫設定スイッチ30、
補充入庫モードに設定する補充入庫設定スイッチ31か
ら成る作業モード設定部32、物品情報としての物品の
品番や数量等の情報、及び、複数の載置部3aのうちの
使用する載置部の情報等を入力する、数値入力スイッチ
(テンキースイッチ)33、クリアスイッチ34、セッ
トスイッチ35等から成る入力操作部36、画面表示部
27の表示状態を設定する、ページめくりスイッチ3
7、終了スイッチ38、機能呼出スイッチ39から成る
表示状態設定部40、カーソルを移動させるためのカー
ソル操作部41、及び、この操作パネル部24を用いて
作業モードや物品情報等を設定するためのリモートモー
ドと、外部管理装置からの設定情報に基づいて各種の作
業状態が設定されるオンラインモード、非使用状態の切
状態の夫々に切り換えるためのキースイッチ42、物品
移送装置4の運転状態を表示する運転ランプ43、異常
状態を表示する異常ランプ45等が備えられている。
尚、図中44は、バーコードリーダを使用する場合の接
続部であり、上記作業モード設定部32や入力操作部3
6での設定操作に代えて、バーコードリーダを用いて各
種の情報を入力させることもできるようになっている。
【0041】従って、前記入力操作部36が、物品搬出
入部3より搬出入作業が行われる物品の種類を示す物品
情報を指定する物品情報指定手段100と、複数の載置
部3aのうちの使用する載置部3aを指定する載置部情
報指定手段101とを兼用する構成となっており、作業
モード設定部32により搬出入情報指定手段を構成す
る。
【0042】尚、入庫モードとは、ある収納部1に新た
に物品を入庫するモードであり、出庫モードとは1つの
収納部1に収納されている物品を全て出庫するモードで
あり、ピッキング出庫モードとは1つの収納部1に収納
されている物品のうちの一部の数量の物品を出庫するモ
ードであり、補充入庫モードとは物品を補充することで
1つの収納部1に収納されている物品の数量を増加させ
るモードである。
【0043】そして、入庫モード及び補充入庫モード
は、コンテナCを収納棚2A,2Bに入庫するために、
物品移送装置4が入庫用の搬送作動を実行する入庫作業
モードに相当し、出庫モードは、コンテナCを収納棚2
A,2Bより出庫するために、物品移送装置4が出庫用
の搬送作動を実行する出庫作業モードに相当し、ピッキ
ング出庫モードは、コンテナCに収納される物品を取り
出すために、物品移送装置4が出庫用の搬送作動を実行
し、その後、入庫用の搬送作動を実行するピッキング出
庫作業モードに相当する。
【0044】次に制御部26における上記各作業モード
における基本的な動作手順について説明する。キースイ
ッチ42によりリモートモードが選択され、操作パネル
部24での操作に基づいて設定操作される場合について
説明する。
【0045】前記入庫設定スイッチ28の操作により入
庫モードを設定すると、図6(イ)に示すような入庫設
定画面が画面表示部27に表示される。ここで、数値入
力スイッチ33の操作により入庫される物品の品番を入
力してセットスイッチ35を操作する(図6(ロ)では
品番「1234」が例示されている)。入力を誤ったと
きはクリアスイッチ34にて消去する。次に、数値入力
スイッチ33にて物品搬出入部3における物品が収納さ
れるコンテナCが載置される載置部3a(荷受台)の番
号を入力してセットスイッチ35を操作する(図6
(ロ)では荷受台「2」が例示されている)。そして、
入庫される物品の数量を数値入力スイッチ33にて入力
してセットスイッチ35を操作する(図6(ロ)では数
量「23」が例示されている)。
【0046】その後、作業者によりコンテナCを該当す
る載置部3aに載置させて、当該載置部3aに設けられ
る作業完了スイッチ23を操作すると、物品移送装置4
が作動して、空いている収納部1に収納させる。つま
り、前記ロータリーエンコーダや光電スイッチ等の検出
情報に基づいて、実際の移動状態を検出しながら、昇降
用電動モータM1、横移動用電動モータM2及び物品移
載機構13の夫々を作動制御させて、物品(コンテナ
C)を載置部3aから収納部1まで搬送して移載させる
のである。尚、後述するように、このとき、収納部1を
指定して収納させることもできる。制御部26は、物品
の品番と、収納される収納部1とを、入庫時刻の情報と
共に対応付けて、この物品の入庫数(在庫数)及び、収
納部1の位置の情報とを、在庫管理部25に設定記憶さ
せておく。
【0047】上述したような入庫作業を複数回繰り返し
て、各収納部1に物品を収納させることになる。そし
て、作業が繰り返されると、設定画面中の「設定数」が
その回数を表示すると共に、収納棚の「空棚数」は順次
減少していく。入庫作業が終了して、終了ステップ38
を操作すると画面表示部27は初期画面(図示せず)に
戻る。
【0048】次に、出庫設定スイッチ29の操作により
出庫モードを設定して、数値入力スイッチ33にて出庫
すべき物品の品番を入力してセットスイッチ35を操作
すると、図7(イ)に示すような出庫設定画面が画面表
示部27に表示される。ここで、数値入力スイッチ33
にて物品搬出入部3における物品が収納されるコンテナ
Cが搬出されて載置される載置部3a(荷受台)の番号
を入力してセットスイッチ35を操作する(図7(ロ)
では荷受台「2」が例示されている)。
【0049】図7(イ)に示すように、同一の品番の物
品が複数の収納部1に収納されている場合、入庫の順に
在庫ナンバーが付されて、在庫数量とともに在庫管理部
25にて管理されており、その管理状態が表示されてい
るので、そのうちの適切な在庫ナンバーを数値入力スイ
ッチ33にて入力して指定してセットスイッチ35を操
作する(図7(ロ)では在庫ナンバー「1」が例示され
ている)。このとき、在庫管理部25での記憶情報よ
り、指定された在庫ナンバーの情報が全て消去される。
【0050】その後、物品移送装置4が作動して、対応
する収納部1に収納されているコンテナCを指定された
載置部3aまで搬送される。作業者によって、物品の出
庫作業が完了すると、作業完了スイッチ23を操作す
る。出庫作業が終了して、終了ステップ38を操作する
と画面表示部27は初期設定画面に戻る。
【0051】次に、ピッキング出庫設定スイッチ30の
操作によりピッキング出庫モードを設定して、数値入力
スイッチ33にてピッキング出庫すべき物品の品番を入
力してセットスイッチ35を操作すると、図8(イ)に
示すような出庫設定画面と同様なピッキング設定画面が
画面表示部27に表示される。ここで、数値入力スイッ
チ33にて物品搬出入部3における物品が収納されるコ
ンテナCが搬出されて載置される載置部3a(荷受台)
の番号を入力してセットスイッチ35を操作する(図8
(ロ)では荷受台「2」が例示されている)。
【0052】図8(イ)に示すように、同一の品番の物
品が複数の収納部1に収納されている場合、入庫の順に
在庫ナンバーが付されて、在庫数量とともに在庫管理部
25にて管理されており、その管理状態が表示されてい
るので、そのうちの適切な在庫ナンバーを数値入力スイ
ッチ33にて入力して指定してセットスイッチ35を操
作する(図8(ロ)では在庫ナンバー「1」が例示され
ている)。次に、ピッキングすべき払出し数量を数値入
力スイッチ33にて入力してセットスイッチ35を操作
する(図8(ロ)では払出し数量「30」が例示されて
いる)。このとき、図8(ロ)に示される在庫管理部2
5での記憶情報のうち、在庫数量が払出し数量を減じた
値に書き換え記憶される。
【0053】次に、補充入庫設定スイッチ31の操作に
より補充入庫モードを設定して、数値入力スイッチ33
にて補充入庫すべき物品の品番を入力してセットスイッ
チ35を操作すると、図9(イ)に示すような出庫設定
画面と同様な補充入庫設定画面が画面表示部27に表示
される。ここで、数値入力スイッチ33にて物品搬出入
部3における物品が収納されるコンテナCが搬出されて
載置される載置部3a(荷受台)の番号を入力してセッ
トスイッチ35を操作する(図9(ロ)では荷受台
「2」が例示されている)。
【0054】図9(イ)に示すように、同一の品番の物
品が複数の収納部1に収納されている場合、入庫の順に
在庫ナンバーが付されて、在庫数量とともに在庫管理部
25にて管理されており、その管理状態が表示されてい
るので、そのうちの補充すべき在庫ナンバーを数値入力
スイッチ33にて入力して指定してセットスイッチ35
を操作する(図9(ロ)では在庫ナンバー「1」が例示
されている)。次に、補充数量を数値入力スイッチ33
にて入力してセットスイッチ35を操作する(図9
(ロ)では払出し数量「30」が例示されている)。こ
のとき、図9(イ)に示される在庫管理部25での記憶
情報のうち、在庫数量が補充数量を加えて値に書き換え
記憶される。
【0055】以上の動作説明は、物品を、収納棚2A,
2Bにおける収納部1に収納支持させる場合における基
本設定動作であり、次に、各種の情報の指定を省略する
ことができる短縮設定動作について説明する。
【0056】制御部26は、上述したような基本設定動
作に加えて、複数の拡張機能を備えており、各機能の内
容は、機能呼出スイッチ39を操作することにより、図
10に示すように、機能呼出メニューが画面表示部27
に表示される。このうち、「短縮機能設定」を選択し
て、その番号を数値入力スイッチ33にて指定してセッ
トスイッチ35を操作すると、図11(イ)に示すよう
に、短縮機能設定画面が表示される。そして、この短縮
機能設定においては、搬出入作業に先立って、各作業モ
ードにおいて使用する載置部3a(荷受台)の番号や各
作業モードでの物品の数量、及び、在庫ナンバー等を予
め設定することができ、これらの指定操作を省略するこ
とができるようになっている。
【0057】載置台3a(荷受台)の設定動作について
説明すると、図11(イ)に示すような短縮機能設定画
面が表示されている状態で、対象となる項目ナンバー、
例えば、入庫用荷受台の項目ナンバー「1」を数値入力
スイッチ33にて指定してセットスイッチ35を操作す
る。そして、入庫モードにて使用する載置部3aの番号
を、設定値として数値入力スイッチ33にて指定してセ
ットスイッチ35を操作する(図11(ロ)では、
「1」番の載置部3aが指定された場合を示してい
る)。設定が終了して終了スイッチ38を操作すると機
能呼出メニューが画面表示部27に表示される。尚、載
置部3aの番号は、図1において左側の載置部3aから
順に、「1」〜「7」の番号に対応するようになってい
る。続いて、その他の作業モードに使用する載置部3a
の番号を設定するときは、上述の設定操作と同様にし
て、項目ナンバー及び設定値を指定する。図11(ロ)
では、出庫用荷受台として「2」番の載置部3aが指定
され、ピッキング出庫用荷受台として「5」番の載置部
3aが指定され、補充入庫用荷受台として「6」番の載
置部3aが指定された場合を示している。
【0058】従って、前記各作業モードのいずれかにお
いて使用する載置部3aを予め設定する載置部設定手段
102が制御部26において制御プログラム形式にて構
成されることになる。
【0059】尚、上述したような短縮設定を解除する場
合は、機能呼出メニューにおける「短縮機能解除」を選
択して、その番号を数値入力スイッチ33にて指定して
セットスイッチ35を操作し、更に、セットスイッチ3
5を操作すると、短縮機能設定がすべて解除される。
【0060】次に、上述したように短縮機能設定が行わ
れた後における、各作業モードにおける動作について説
明する。例えば、ピッキング出庫モードの場合には、ピ
ッキング出庫設定スイッチ30の操作によりピッキング
出庫モードを設定して、数値入力スイッチ33にてピッ
キング出庫すべき物品の品番を入力してセットスイッチ
35を操作すると、図12に示すようなピッキング設定
画面が画面表示部27に表示されるが、このピッキング
出庫設定画面において、ピッキング出庫用の荷受台の欄
1 には、予め「5」が表示されると共に、画面の右上
の表示部分h2 に荷受台ナンバーが「5」であることが
表示される。つまり、画面表示部27が、前記載置部設
定手段102により前記各作業モードのいずれかにおい
て使用するものとして載置部3aが設定されていること
を表示する表示手段Hを兼用する構成となっている。従
って、このとき、作業者は、物品の品番、払出し数量、
在庫ナンバーだけを指定すればよく、荷受台(載置部)
の番号を指定する必要がない。
【0061】上記ピッキング出庫モード以外の、入庫モ
ード、出庫モード、補充入庫モードの夫々の作業モード
においても、同様に、荷受台が既に設定されていること
が画面表示部27にて表示されることになる。
【0062】又、各作業モードが設定されている状態に
おいて、カーソルを荷受台の欄に移動して、番号を数値
入力スイッチ33にて指定してセットスイッチ35を操
作することによって、荷受台として予め設定されている
載置部3aの番号を、異なる番号の載置部3aに変更さ
せることができる。そして、そのときの搬送作動に限
り、このように変更された載置部3aを対象として、物
品移送装置4によるコンテナCの搬送作動が実行される
ことになる。
【0063】前記制御部26は、上述したような「短縮
機能設定」の他に、物品搬出入部3における各載置部3
aを、作業別に専用の使用箇所として、例えば、入庫専
用、出庫専用にしたり、一時的に使用禁止にしたり禁止
を解除したりする等の設定を行える荷受台モード設定機
能を有している。つまり、前記機能呼出メニューにおけ
る「荷受台モード設定」を選択して、その番号を数値入
力スイッチ33にて指定してセットスイッチ35を操作
すると、図13に示すように、荷受台設定画面が表示さ
れる。この荷受台設定画面において、設定すべき載置部
3aの番号を、数値入力スイッチ33にて指定してセッ
トスイッチ35を操作すると、現在設定されている機能
及びモードが夫々予め表示される。「機能」の欄には、
使用禁止状態であれば「4」が表示され、禁止解除状態
であれば空白となる。「モード」の欄には、入庫専用で
あれば「1」が表示され、出庫専用であれば「2」が表
示され、入出庫兼用であれば、「1、2」が表示される
(図13においては、禁止解除状態及び入出庫兼用が表
示されている)。そして、モード種別のうち対応する番
号、つまり、入庫であれば「1」、出庫であれば
「2」、入出庫兼用であれば「1」及び「2」、禁止解
除であれば「3」、使用禁止(切離し)であれば「4」
を選択して、数値入力スイッチ33にて指定してセット
スイッチ35を操作する(図13においては、「3」を
示している)。そして、このような設定を各載置部3a
毎に実行することで、各載置部3aにおける使用モード
が設定される。
【0064】このような荷受台モードの設定が行われる
と、上述した各作業モードにおける設定にて、設定状態
と異なるモードにて載置部3aが指定されると、設定が
行えないようになっている。尚、上述したような荷受台
モードの設定情報は、前記初期設定画面において、図1
4に示すように表示され、作業開始時に常に作業者が確
認できるようになっている。
【0065】〔別実施例〕 (1)上記実施例では、前記各作業モードにおいて使用
するものとして載置部3aを設定するときは、その都
度、設定操作を実行する例を示したが、次のように構成
するものでもよい。つまり、図15に示すように、前記
短縮機能設定画面において、その設定内容に対応付ける
状態で設定番号が入力され、設定NO欄に表示されるよ
うに構成されると共に、図16に示すように、短縮機能
設定が実行される毎に、その設定内容と前記設定番号と
を対応付けて記憶する記憶手段としての記憶部50が設
けられる。そして、作業開始にあたり短縮機能を設定す
るときは、短縮機能設定画面における指定NOの欄に、
記憶部50にて載置部設定情報に対応付けて記憶されて
いる設定番号のいずれかを、載置部設定情報指定手段と
しての入力操作部36により入力することにより、その
記憶内容にて設定動作が実行されるように構成されるも
のでもよい。
【0066】(2)上記実施例では、前記載置部設定手
段102により前記載置部3aが設定されていることを
表示する表示手段Hとして、画面表示部27を兼用する
構成としたが、このような構成に代えて、表示ランプ等
による点灯あるいは点滅作動によりそのことを表示する
ようにしてもよく、表示形態は各種変更可能である。
【0067】(3)上記実施例では、前記載置部設定手
段102により前記載置部3aが設定された後に、各作
業モードにおいて、載置部情報の指定によって、載置部
3aを変更して設定したときに、そのときの搬送作動に
限り、変更した載置部3aを対象として物品移送装置の
搬送作動が実行される構成としたが、載置部3aが前記
指定によって変更された後は、次回の搬出入作業におい
ても、変更された載置部3aを対象として搬送作動が実
行されるように、変更設定状態が維持されるように構成
するものでもよい。又、一旦、前記載置部設定手段10
2により前記載置部3aが設定された後は、前記載置部
情報の指定にかかわらず、その設定状態が維持されるよ
うに構成するものでもよい。
【0068】(4)上記実施例では、前記各載置部3a
が収納棚における複数の収納部の一部に対応する箇所に
横並び状態で配備される場合を例示したが、このような
構成に限らず、各載置部3aは、収納棚2A,2Bの外
部に設けられる構成としてもよい。
【0069】(5)上記実施例では、搬送手段として、
昇降台上を横移動する移動体に物品移載機構を備える構
成としたが、所謂、スタッカークレーンにて昇降並びに
横移動する物品移載装置等を用いて構成してもよい。
【0070】(6)上記実施例では、物品情報指定手段
100、載置部情報指定手段101及び載置部設定情報
指定手段の夫々が、入力操作部36(テンキースイッ
チ)にて兼用して構成される場合を例示したが、複数の
物品の種類に夫々関連付けて設けられる複数の操作スイ
ッチにて物品情報指定手段を構成すると共に、各載置部
3aに夫々関連付けて設けられる複数の操作スイッチに
て載置部情報指定手段101や載置部設定状態指定手段
を構成するものでもよい。
【0071】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】保管装置の斜視図
【図2】物品移送装置の斜視図
【図3】搬出入作業部における操作部を示す図
【図4】制御ブロック図
【図5】操作パネル部の正面図
【図6】入庫モードでの表示状態を示す図
【図7】出庫モードでの表示状態を示す図
【図8】ピッキング出庫モードでの表示状態を示す図
【図9】補充入庫モードでの表示状態を示す図
【図10】機能呼出メニューを示す図
【図11】短縮機能設定画面を示す図
【図12】短縮機能設定後におけるピッキング出庫モー
ドを示す図
【図13】荷受台モード設定を示す図
【図14】初期設定画面を示す図
【図15】別実施例の短縮機能設定画面を示す図
【図16】別実施例の制御ブロック図
【符号の説明】
1 収納部 2A,2B 収納棚 3 物品搬出入部 3a 載置部 4 搬送手段 25 管理手段 26 制御手段 32 搬出入情報指定手段 50 記憶手段 100 物品情報指定手段 101 載置部情報指定手段 102 載置部設定手段 C 物品収納体 H 表示手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品が収納された物品収納体(C)を支
    持可能な複数の収納部(1)が備えられた収納棚(2
    A),(2B)と、 前記物品収納体(C)を載置支持可能な搬出入用の載置
    部(3a)の複数を備えた物品搬出入部(3)と、 前記収納部(1)に支持される前記物品収納体(C)を
    前記載置部(3a)に搬送する出庫用の搬送作動と、前
    記載置部(3a)に支持される前記物品収納体(C)
    を、前記収納部(1)に搬送する入庫用の搬送作動とを
    行う搬送手段(4)と、 前記物品搬出入部(3)より搬出入作業が行われる物品
    の種類を示す物品情報を指定する物品情報指定手段(1
    00)と、 前記物品収納体(C)を前記収納棚(2A),(2B)
    より出庫するために、前記出庫用の搬送作動を実行する
    出庫作業モード、前記物品収納体(C)を前記収納棚
    (2A),(2B)に入庫するために、前記入庫用の搬
    送作動を実行する入庫作業モード、前記物品収納体
    (C)に収納される前記物品を取り出すために、前記出
    庫用の搬送作動を実行し、その後、前記入庫用の搬送作
    動を実行するピッキング出庫作業モード、のいずれかの
    作業モードであるかを示す搬出入情報を指定する搬出入
    情報指定手段(32)と、 前記複数の載置部(3a)のうちの使用する載置部(3
    a)を指定する載置部情報指定手段(101)と、 複数の前記収納部(1)夫々についての物品収納情報
    を、前記物品情報と対応させて管理する管理手段(2
    5)と、 前記物品情報指定手段(100)により指定される物品
    情報、前記搬出入情報指定手段(32)により指定され
    る搬出入情報、及び、前記管理手段(25)にて管理さ
    れる前記物品収納情報に基づいて、前記各作業モードの
    うちの指令された作業モードにて、且つ、前記載置部情
    報指定手段(101)により指定される載置部(3a)
    に対して前記各搬送作動を実行するように、前記搬送手
    段(4)の作動を制御する制御手段(26)とが備えら
    れている保管装置であって、 前記物品搬出入部(3)における複数の前記載置部(3
    a)のうち、前記出庫作業モード、前記入庫作業モー
    ド、前記ピッキング出庫作業モードのいずれかにおいて
    使用する載置部(3a)を予め設定する載置部設定手段
    (102)が備えられ、 前記制御手段(26)は、 前記各作業モードの夫々において、その作業モードにお
    いて使用するものとして前記載置部設定手段(102)
    により設定された前記載置部(3a)が存在するとき
    は、その設定された載置部(3a)を対象として、前記
    物品収納体(C)の搬送作動を実行すべく前記搬送手段
    (4)を制御するように構成されている保管装置。
  2. 【請求項2】 前記載置部設定手段(102)にて前記
    各作業モードのいずれかにおいて使用するものとして設
    定された前記各載置部(3a)についての載置部設定情
    報を、前記載置部設定手段(102)による設定が実行
    される毎に記憶する記憶手段(50)と、 前記記憶手段(50)にて記憶される複数の載置部設定
    情報のうちのいずれかを指定する載置部設定情報指定手
    段とが備えられている請求項1記載の保管装置。
  3. 【請求項3】 前記載置部設定手段(102)により前
    記載置部(3a)が設定されていることを表示する表示
    手段(H)が備えられている請求項1又は2記載の保管
    装置。
  4. 【請求項4】 前記載置部設定手段(102)は、 前記載置部(3a)を設定している状態において、前記
    載置部情報指定手段(101)によって、前記載置部設
    定手段(102)により設定された設定載置部(3a)
    と異なる指定載置部(3a)が指定されると、 前記各作業モードのいずれかにおいて使用する載置部
    (3a)として、前記設定載置部(3a)に代えて前記
    指定載置部(3a)を設定するように構成されている請
    求項1、2又は3記載の保管装置。
  5. 【請求項5】 複数の前記各載置部(3a)は、前記収
    納棚(2A),(2B)における各収納部(1)の一部
    に対応する箇所において、横並び状態で配備されている
    請求項1、2、3又は4記載の保管装置。
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