JP3109638U - 湯たんぽ袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 低温火傷を防ぎ保温性に優れ湯たんぽの収納及び収納解除を迅速容易に行うこと。
【解決手段】 敷布部4aと掛布部4bとからなる袋本体4内に湯たんぽ1を収納するようにした湯たんぽ袋であって、敷布部4aと掛布部4bとの外周縁どうしを部分的に接続することにより、その接続部分以外の外周縁間に開口部5が形成され、その開口部5がファスナ6により開閉可能に吻合され、前記掛布部4bの内面に弾性スペーサ7が取り付けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 敷布部4aと掛布部4bとからなる袋本体4内に湯たんぽ1を収納するようにした湯たんぽ袋であって、敷布部4aと掛布部4bとの外周縁どうしを部分的に接続することにより、その接続部分以外の外周縁間に開口部5が形成され、その開口部5がファスナ6により開閉可能に吻合され、前記掛布部4bの内面に弾性スペーサ7が取り付けられている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、湯たんぽを包む湯たんぽ袋に関し、特に、低温火傷を生じさせないようにしたものである。
従来、湯たんぽに身体を直接に接触させると、火傷が生じるので、図5に示すように、湯たんぽ1を布製袋2内に収納し、図6に示すように、袋2を介して湯たんぽ1に身体Mを間接的に接触させるようにしている。
実用新案登録第3074816号公報
上記従来の構成では、身体Mが袋2を介して湯たんぽ1に間接的に接触されるから、体感温度が下がって、当初は心地良いが、身体Mの同じ部分を湯たんぽ1に比較的長く接触させると、低温火傷が生じることがある。実験によれば、例えば体感温度が50°Cで2分45秒、46°Cで47分、44°Cで3時間20分で、低温火傷が生じることが確かめられた。
そこで、例えば厚手のタオルを湯たんぽ1に幾重にも巻き付けることも考えられるが、これでは、タオルの熱伝導率が比較的低いので、湯たんぽ1の熱が身体Mに伝わり難くなり、また、タオルの巻き付け及びそれを解くのに手間がかかって面倒である。
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、低温火傷を防ぎ保温性に優れ湯たんぽの収納及び収納解除を迅速容易に行うことができる湯たんぽ袋を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための構成を実施の形態に対応する図面に基づいて説明すると、請求項1に記載の考案は、図1及び図2に示すように、敷布部4aと掛布部4bとからなる袋本体4内に湯たんぽ1を収納するようにした湯たんぽ袋であって、前記掛布部4bの内面に弾性スペーサ7を取り付けることにより、その掛布部4bと湯たんぽ1との間に空気層aが形成されてなる構成を採用するものである。
請求項2に記載の考案は、図1(a)及び図3(a)に示すように、請求項1に記載の考案において、前記弾性スペーサ7が直線棒状に形成されて複数用いられており、その各直線棒状弾性スペーサ7が掛布部4bの内面の全体に所定間隔をおいて取り付けられてなる構成を採用するものである。
請求項3に記載の考案は、図3(b)に示すように、請求項1に記載の考案において、前記弾性スペーサ7が長尺棒状に形成されており、その長尺棒状弾性スペーサ7が掛布部4bの内面の全体に蛇行状に取り付けられてなる構成を採用するものである。
請求項4に記載の考案は、図3(c)に示すように、請求項1に記載の考案において、前記弾性スペーサ7が点状に形成されて多数用いられており、その各点状弾性スペーサ7が掛布部4bの内面の全体に所定間隔をおいて散点状に取り付けられてなる構成を採用するものである。
請求項5に記載の考案は、図4に示すように、請求項1〜4のいずれかに記載の考案において、前記弾性スペーサ7が敷布部4aの内面にも取り付けられてなる構成を採用するものである。
請求項6に記載の考案は、図2に示すように、請求項1〜5のいずれかに記載の考案において、前記弾性スペーサ7が、布製弾性外皮7a内に綿製弾性芯材7bを充填することにより、横断面円形または四角形に形成され、弾性外皮7aが袋本体4に縫製8されてなる構成を採用するものである。
請求項7に記載の考案は、図1に示すように、請求項1〜6のいずれかに記載の考案において、前記袋本体4の敷布部4aと掛布部4bとの外周縁どうしを部分的に接続することにより、その接続部分以外の外周縁間に開口部5が形成され、その開口部5がファスナ6により開閉可能に吻合されてなる構成を採用するものである。
請求項1に記載の考案によれば、袋本体4の掛布部4bの内面に取り付けた弾性スペーサ7により、該掛布部4bを袋本体4内に収納した湯たんぽ1から所定間隔hだけ離間させているので、その掛布部4bに身体Mの同じ部分を比較的長く接触させても、体感温度が上がり過ぎることがなく、低温火傷を防ぐことができる。
また、掛布部4bと湯たんぽ1との間に形成した空気層aの熱伝導率が比較的高いので、身体Mを良好に暖めることができる。
請求項2に記載の考案によれば、各直線棒状弾性スペーサ7により掛布部4bの全体を湯たんぽ1から所定間隔だけ離間させているので、その掛布部4bのどの部分に身体Mを接触させても低温火傷を負うおそれがなく、また、掛布部4bと湯たんぽ1との間に全体にわたって空気層aをほぼ均等に形成しているから、保温性を良好に確保することができる。
請求項3に記載の考案によれば、長尺棒状弾性スペーサ7が掛布部4bの内面の全体に蛇行状に取り付けられているので、請求項2に記載の考案と同様の効果を得ることができる。
請求項4に記載の考案によれば、点状弾性スペーサ7が掛布部4bの内面の全体に所定間隔をおいて散点状に取り付けられているので、請求項2に記載の考案と同様の効果を得ることができる。
請求項5に記載の考案によれば、弾性スペーサ7が敷布部4aの内面にも取り付けられているので、その敷布部4aに身体Mを接触させたときでも低温火傷を負うおそれがなく、また、湯たんぽ1の全周にわたって空気層aを形成しているので、保温性を一層良好に確保することができる。
請求項6に記載の考案によれば、弾性スペーサ7が、布製弾性外皮7aとその中に充填した綿製弾性芯材7bとからなり、安価な材料で形成されているから、経済的である。また、クッション性に優れており、身体Mがその弾性スペーサ7を介して湯たんぽ1に優しく当たるから、肌触りが良好である。更に、弾性スペーサ7が横断面円形または四角形に形成されているから、その弾性スペーサ7の周辺に所定厚さの空気層aを確実に確保することができ、しかも、弾性外皮7aを袋本体4に縫製8することにより、その弾性スペーサ7を袋本体4に簡単確実に取り付けることができる。
請求項7に記載の考案によれば、袋本体4を形成する敷布部4aと掛布部4bとの間の開口部5がファスナ6で開閉されるようになっているので、熱い湯たんぽ1でも指部に火傷を負うことなく簡単な手順で袋本体4内に迅速容易に収納することができると共に、冷えた湯たんぽ1を袋本体4内から簡単に取り出すことができる。
図1及び図2は本考案の第1の実施の形態である湯たんぽ袋を示すものであって、湯たんぽ1を収納する袋本体4が敷布部4aと掛布部4bとからなり、その敷布部4aと掛布部4bとの外周縁どうしを部分的に接続することにより、その接続部分以外の外周縁間に開口部5が形成され、その開口部5がファスナ6により開閉可能に吻合され、前記掛布部4bの内面に弾性スペーサ7が取り付けられている。
上記構成によれば、袋本体4の掛布部4bの内面に取り付けた弾性スペーサ7により、該掛布部4bを袋本体4内に収納した湯たんぽ1から所定間隔h(例えば2〜3cm)だけ離間させているので、その掛布部4bに身体Mの同じ部分を比較的長く接触させても、体感温度が例えば42°C程度に抑えられて上がり過ぎることがなく、低温火傷を防ぐことができる。
また、掛布部4bと湯たんぽ1との間に形成した空気層aの熱伝導率が比較的高いので、身体Mを良好に暖めることができる。
前記袋本体4の外周面に起毛処理をすることにより、ボアと称する起毛4cが形成されているから、肌触りが良好である。
前記弾性スペーサ7が直線棒状に形成されて複数用いられており、その各直線棒状弾性スペーサ7が掛布部4bの内面の全体に袋本体4の横断方向に沿って所定間隔をおいて取り付けられており、各直線棒状弾性スペーサ7により掛布部4bの全体を湯たんぽ1から所定間隔だけ離間させているので、その掛布部4bのどの部分に身体Mを接触させても低温火傷を負うおそれがなく、また、掛布部4bと湯たんぽ1との間に全体にわたって空気層aをほぼ均等に形成しているので、保温性を良好に確保することができる。
前記弾性スペーサ7は、図2に示すように、布製弾性外皮7a内に綿製弾性芯材7bを充填することにより形成されており、これによれば、安価な材料で形成されているから、経済的である。また、クッション性に優れており、身体Mがその弾性スペーサ7を介して湯たんぽ1に優しく当たるから、肌触りが良好である。更に、弾性スペーサ7が横断面円形〔図2(a)参照〕または四角形〔図2(b)参照〕に形成されているから、その弾性スペーサ7の周辺に所定厚さの空気層aを確実に確保することができ、しかも、弾性外皮7aを掛布部4bに縫製8することにより、その弾性スペーサ7を掛布部4bに簡単確実に取り付けることができる。
前記ファスナ6により袋本体4の開口部5が開閉されるようになっているので、熱い湯たんぽ1でも火傷を負うことなく簡単な手順で袋本体4内に迅速容易に収納することができると共に、冷えた湯たんぽ1を袋本体4内から簡単に取り出すことができる。
第1の実施の形態では、各直線棒状弾性スペーサ7を掛布部4bの内面の全体に袋本体4の横断方向に沿って所定間隔をおいて取り付けたが、これに限定されるわけではなく、図3(a)に示すように、各直線棒状弾性スペーサ7を掛布部4bの内面の全体に袋本体4の縦断方向に沿って所定間隔をおいて取り付けてもよいし(第2の実施の形態)、図3(b)に示すように、長尺棒状弾性スペーサ7を掛布部4bの内面の全体に蛇行状に取り付けてもよく(第3の実施の形態)、図3(c)に示すように、多数の点状弾性スペーサ7を掛布部4bの内面の全体に所定間隔をおいて散点状に取り付けてもよい(第4の実施の形態)。
上記構成によれば、第1の実施の形態と同様に、掛布部4bの全体を湯たんぽ1から所定間隔hだけ離間させているので、その掛布部4bのどの部分に身体Mを接触させても低温火傷を負うおそれがなく、また、掛布部4bと湯たんぽ1との間に全体にわたって空気層aをほぼ均等に形成して保温性を確保することができる。
また、第1〜第4の実施の形態では、弾性スペーサ7を掛布部4bの内周面に取り付けたが、図4に示すように、弾性スペーサ7を敷布部4aの内面にも取り付けるようにしてもよく、これによれば、敷布部4aに身体Mを接触させたときでも低温火傷を負うおそれがなく、また、湯たんぽ1の全周にわたって空気層aを形成しているので、保温性を一層良好に確保することができる(第5に実施の形態)。
1 湯たんぽ
4 袋本体
4a 敷布部
4b 掛布部
5 開口部
6 ファスナ
7 弾性スペーサ
7a 弾性外皮
7b 弾性芯材
8 縫製
a 空気層
M 身体
4 袋本体
4a 敷布部
4b 掛布部
5 開口部
6 ファスナ
7 弾性スペーサ
7a 弾性外皮
7b 弾性芯材
8 縫製
a 空気層
M 身体
Claims (7)
- 敷布部と掛布部とからなる袋本体内に湯たんぽを収納するようにした湯たんぽ袋であって、前記掛布部の内面に弾性スペーサを取り付けることにより、その掛布部と湯たんぽとの間に空気層が形成されてなる湯たんぽ袋。
- 前記弾性スペーサが直線棒状に形成されて複数用いられており、その各直線棒状弾性スペーサが掛布部の内面の全体に所定間隔をおいて取り付けられてなる請求項1に記載の湯たんぽ袋。
- 前記弾性スペーサが長尺棒状に形成されており、その長尺棒状弾性スペーサが掛布部の内面の全体に蛇行状に取り付けられてなる請求項1に記載の湯たんぽ袋。
- 前記弾性スペーサが点状に形成されて多数用いられており、その各点状弾性スペーサが掛布部の内面の全体に所定間隔をおいて散点状に取り付けられてなる請求項1に記載の湯たんぽ袋。
- 前記弾性スペーサが敷布部の内面にも取り付けられてなる請求項1〜4のいずれかに記載の湯たんぽ袋。
- 前記弾性スペーサが、布製弾性外皮内に綿製弾性芯材を充填することにより、横断面円形または四角形に形成され、弾性外皮が袋本体に縫製されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の湯たんぽ袋。
- 前記袋本体の敷布部と掛布部との外周縁どうしを部分的に接続することにより、その接続部分以外の外周縁間に開口部が形成され、その開口部がファスナにより開閉可能に吻合されてなる請求項1〜6のいずれかに記載の湯たんぽ袋。
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JP2005000021U JP3109638U (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | 湯たんぽ袋 |
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JP2005000021U JP3109638U (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | 湯たんぽ袋 |
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JP2011000253A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Maruka Kk | 熱源カバー |
KR200489953Y1 (ko) * | 2018-12-04 | 2019-09-02 | 김관기 | 이종의 열전달부를 갖는 핫팩 |
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- 2005-01-06 JP JP2005000021U patent/JP3109638U/ja not_active Expired - Fee Related
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