JP3109364B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JP3109364B2 JP05337965A JP33796593A JP3109364B2 JP 3109364 B2 JP3109364 B2 JP 3109364B2 JP 05337965 A JP05337965 A JP 05337965A JP 33796593 A JP33796593 A JP 33796593A JP 3109364 B2 JP3109364 B2 JP 3109364B2
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薫 新道
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の吸気装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の吸気は、吸気系の途中に設け
られるサージタンクから、サージタンクに接続する吸気
管路を介して各気筒に分配吸入される。
【0003】このサージタンクには、機関のブローバイ
ガスを導くブローバイガス通路が接続され、ブローバイ
ガスを吸気とともに吸入して再燃焼させるが、このブロ
ーバイガス中のオイルミスト(ブローバイ油)や水分等
がサージタンクの壁部に徐々に付着、凝縮して、サージ
タンクの内底部に滴下し、溜まってしまう。
【0004】このため、サージタンクの内底部に吸気管
路の上方位置に凝縮液の溜まり部を形成すると共に、そ
の溜まり部を吸気管路に連通させる小孔を形成して、凝
縮液を機関に吸引させるようにしたものがある(特開昭
63ー154813号公報等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合低温時において、油分を含む凝縮液の流動性が低下す
るので、小孔よりの流出性が悪くなる。
【0006】このため、溜まり部に凝縮液が溜まりすぎ
てしまうことがあり、溜まった凝縮液が一度に大量に機
関に流入した場合等、運転性の悪化を招くという懸念が
ある。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、吸気系に設
けたサージタンクを吸気管路を介して各気筒と接続した
内燃機関において、前記サージタンクに機関からのブロ
ーバイガス通路および排気系からのEGR通路をそれぞ
れ接続すると共に、サージタンクの内底部の前記吸気管
路の上方位置に油分等の凝縮液の溜まり部を形成し、こ
の凝縮液の溜まり部を小孔を介して吸気管路に連通する
と共に、この凝縮液の溜まり部の上方に前記EGR通路
からのEGRガスの吹出しパイプを配置する。
【0009】
【作用】したがって、凝縮液の溜まり部の上方に配置さ
れたEGRの吹出しパイプを高温のEGRガスが通るこ
とで、吹出しパイプの表面から放射される熱によって溜
まり部の凝縮液が加熱され、これにより凝縮液の流動性
が良好に保たれて、凝縮液が溜まり部に滞ることなく、
小孔等より機関へと吸入される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1、図2のように、10は4気筒のエン
ジン(本体)、11は吸気系の途中に設けられるサージ
タンク、12〜15はサージタンク11からエンジンの
各気筒に接続される吸気管路である。
【0012】サージタンク11は、吸気管路12〜15
の列方向に長い所定の容積形状に形成されると共に、上
部、下部のハウジング16,17から形成される。
【0013】上部ハウジング16には、その長手方向の
入口端に図示しないスロットルチャンバの取付部18が
形成される。また、上部ハウジング16の所定位置に、
例えばスロットルチャンバ側から2番目の吸気管路13
の上方に、エンジンのブローバイガス通路19と接続さ
れるブローバイガス吹出口20が形成される。
【0014】下部ハウジング17には、図3のように底
部21に吸気管路12〜15が列方向に所定の間隔で開
口されると共に、下部ハウジング17に一体に形成され
る。
【0015】吸気管路12〜15は、その下部ハウジン
グ17の開口から所定の曲がり流路でエンジン10側に
延設され、下流端に図示しないシリンダヘッドとの取付
フランジ22が一体に形成される。
【0016】下部ハウジング17の底部21には、図
4、図5のように吸気管路12〜15の開口近傍から開
口直下流の吸気管路12〜15に沿って空間が形成さ
れ、この空間によりサージタンク11の内底部に吸気管
路12〜15の上方に位置する凝縮液の溜まり部23が
形成される。
【0017】溜まり部23は、小孔24を介して吸気管
路に連通される。この小孔24は、スロットルチャンバ
に近い1番目、2番目および3番目の吸気管路12〜1
4等に設けられる。図中、小孔24を吸気管路12〜1
4の頂上部に設けているが、頂上部から外れた溜まり部
23の深部に設けるのが良い。
【0018】一方、上部ハウジング16のスロットルチ
ャンバ側に、排気系から排気ガスの一部を還流させるE
GR通路(排気還流通路)25の接続部26が形成され
ると共に、その接続孔27にEGRガスの吹出しパイプ
28が装着される。
【0019】この吹出しパイプ28は、スロットルチャ
ンバ側から2番目の吸気管路13の上方の溜まり部付近
まで延設されて、EGRガスを吹出すように形成され
る。
【0020】ここで、図6によりブローバイガス換気シ
ステムを説明する。エンジン燃焼室30からクランク室
31に漏洩したブローバイガスは、スロットル弁32の
下流側に生じる吸入負圧に引かれてロッカ室33からブ
ローバイガス通路34を介して吸気系に吸入され、燃焼
室30にて再燃焼され、一方クランク室31にはスロッ
トル弁32の上流側の吸気通路から新気が新気導入通路
35、ロッカ室36を介して導入され、クランク室31
が換気される。
【0021】このような構成のため、ブローバイガス吹
出口20からサージタンク11に吸入されたブローバイ
ガスは、吸気管路12〜15を介して各気筒に吸入され
る一方、ブローバイガス中の油分、水分等が一部サージ
タンク11内で凝縮し、サージタンク11の各壁から内
底部の溜まり部23に滴下するが、この凝縮液が溜まり
部23にそれほど溜まることはない。
【0022】即ち、凝縮液の溜まり部23の上方にEG
Rガスの吹出しパイプ28を配置しており、EGR通路
25からの高温のEGRガスが吹出しパイプ28を流れ
るため、吹出しパイプ28の表面から放射される熱によ
って溜まり部23の凝縮液が加熱されるのである。
【0023】このため、凝縮液中の水分は、気化が促進
されて、吸気とともに各気筒に吸入される。また、油分
は、加熱されることで、粘度が低下し、流動性が向上さ
れ、これにより小孔24より流出しやすくなり、各気筒
に吸入されるのである。油分は燃焼室で燃焼されて排気
ガスとともに排出される。
【0024】したがって、従来例のようにサージタンク
内に凝縮液が溜まりすぎる心配はなく、また溜まった凝
縮液が一度に大量に機関に流入して、運転性を悪化させ
るといったこともなく、ブローバイガス等に起因する凝
縮液を良好かつ的確に処理することができる。
【0025】なお、EGRガスの吹出しパイプ28は、
吸気管路14,15側まで形成しても良いが、この場合
スロットルチャンバ側つまり吸気の流入側に近い1,2
番目の吸気管路12,13の上方で凝縮しやすく、凝縮
液はその部分の溜まり部23に多く滴下するため、1,
2番目の吸気管路12,13の上方の溜まり部23付近
まで吹出しパイプ28を配置してあれば、凝縮液を的確
に加熱できる。
【0026】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、吸気系に設け
たサージタンクを吸気管路を介して各気筒と接続した内
燃機関において、前記サージタンクに機関からのブロー
バイガス通路および排気系からのEGR通路をそれぞれ
接続すると共に、サージタンクの内底部の前記吸気管路
の上方位置に油分等の凝縮液の溜まり部を形成し、この
凝縮液の溜まり部を小孔を介して吸気管路に連通すると
共に、この凝縮液の溜まり部の上方に前記EGR通路か
らのEGRガスの吹出しパイプを配置したので、EGR
ガスの熱によってブローバイガス等に起因する凝縮液の
流動性を良好に保ち、的確に処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のサージタンクと吸気管路の外形図であ
る。
【図2】側面図である。
【図3】下部ハウジングと吸気管路の構造図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】ブローバイ換気システムの説明図である。
【符号の説明】
11 サージタンク 12〜15 吸気管路 16 上部ハウジング 17 下部ハウジング 19 ブローバイガス通路 20 ブローバイガス吹出口 21 底部 23 溜まり部 24 小孔 25 EGR通路 28 吹出しパイプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気系に設けたサージタンクを吸気管路
    を介して各気筒と接続した内燃機関において、前記サー
    ジタンクに機関からのブローバイガス通路および排気系
    からのEGR通路をそれぞれ接続すると共に、サージタ
    ンクの内底部の前記吸気管路の上方位置に油分等の凝縮
    液の溜まり部を形成し、この凝縮液の溜まり部を小孔を
    介して吸気管路に連通すると共に、この凝縮液の溜まり
    部の上方に前記EGR通路からのEGRガスの吹出しパ
    イプを配置したことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
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