JP5168496B2 - 内燃機関の可変吸気装置 - Google Patents

内燃機関の可変吸気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5168496B2
JP5168496B2 JP2008331561A JP2008331561A JP5168496B2 JP 5168496 B2 JP5168496 B2 JP 5168496B2 JP 2008331561 A JP2008331561 A JP 2008331561A JP 2008331561 A JP2008331561 A JP 2008331561A JP 5168496 B2 JP5168496 B2 JP 5168496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surge tank
valve
internal combustion
combustion engine
variable intake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008331561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010151062A (ja
Inventor
潔 吉永
康太 多羅尾
浩二 遠藤
裕二 宮野尾
康一 佐々木
剛 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008331561A priority Critical patent/JP5168496B2/ja
Publication of JP2010151062A publication Critical patent/JP2010151062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5168496B2 publication Critical patent/JP5168496B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Description

この発明は、内燃機関の可変吸気装置に関する。
内燃機関においては、クランクケースへ漏出する未燃焼ガスを主成分とするブローバイガスを大気中へ放出しないように、ブローバイガス還元装置が装備されている。このブローバイガス還元装置は、クランクケース内のブローバイガスをPCVバルブからPCV通路を通じて内燃機関の吸気系に送り込むようになっている。このように吸気系に送り込まれたブローバイガスは、新しい吸入空気とともに吸気通路を通じて内燃機関の燃焼室に導入され、再度燃焼に供される。
一方、このようにブローバイガスが導入される内燃機関の吸気装置としては、吸気導入口及びブローバイガス導入口がその一部に形成されるサージタンクと、このサージタンクの底部を隔壁によって区画することで形成される吸気通路とにより構成されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、このような吸気装置としては、サージタンクに連通される長さの異なる2つの吸気管を有し、その一方を開閉弁を開閉することによりサージタンクと選択的に連通/遮断することで吸気通路の長さを機関運転状態に応じて可変とするもの、すなわち可変吸気装置が知られている。
特開2002−235619号公報
ここで、吸気装置に導入されるブローバイガスはPCVオイルと呼ばれるオイルミストを含有している。このブローバイガスはサージタンク内で吸気と混合されてその温度が低下するため、サージタンク内においてオイルミストが液状化してエンジンオイルとなりサージタンクの鉛直方向下方に蓄積されるようになる。すなわち、上述の可変吸気装置においては、エンジンオイルは吸気通路を形成する隔壁上に蓄積されるようになる。そのため、このような可変吸気装置においては、この隔壁の底部に液体戻し孔を形成し、蓄積されたエンジンオイルを同液体戻し孔を通じて一方の吸気管内に導入するようにしている。このように液体戻し孔を通じて一方の吸気管内に導入されたエンジンオイルは、吸気管内を通る吸気によって燃焼室に導入され、再度燃焼に供されるようになっている。
しかし、上述したような可変吸気装置では、運転条件による開閉弁の切替状況によっては液体戻し孔からエンジンオイルが導入される一方の吸気管に吸気が流される機会が少なくなることがある。このような状況が長期間にわたって継続すると、この一方の吸気管内に多量のエンジンオイルが蓄積されるようになる。
このように一方の吸気管内にエンジンオイルが大量に溜まると、例えば開閉弁が切り替えられてその一方の吸気管に吸気が流入するようになった場合に、多量のエンジンオイルが同吸気管から内燃機関の燃焼室内に流入するようになる。そしてこのように燃焼室内に多量のエンジンオイルが流入すると、燃焼状態が悪化し、白煙の発生、エミッション悪化、デポジットの付着といった問題を引き起こすおそれがある。また、こうした問題はブローバイガスに限らず、例えば燃料タンク内の蒸発燃料を吸気系に戻すようにした場合にあっても同様に生じうる。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的はサージタンクに貯留される液体が多量に燃焼室に流入することで、燃焼状態が悪化することを抑制することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、吸気導入口及びガス導入口が形成されるサージタンクと、同サージタンクの内部の空間を区画する隔壁及び前記隔壁と空間を介して対向し前記サージタンクの底部を構成する前記サージタンクの内壁によって形成されるとともに前記サージタンクと常時連通される主管路と機関運転状態に基づいて開閉制御される開閉弁の動作により選択的に前記サージタンクと連通/遮断され前記主管路とは長さの異なる副管路と、前記主管路及び前記副管路により形成される吸気通路と、前記開閉弁を開閉する制御手段とを有し、前記隔壁の底部には前記両導入口から導入された吸気及びガス中に含まれ、前記サージタンク内にて分離した液体が貯留される液体溜り部が形成され、同液体溜り部に溜まった液体を前記主管路に導入するための液体戻し孔が形成される内燃機関の可変吸気装置において、前記副管路はその入口が前記液体溜り部より鉛直方向上方に位置しており、前記制御手段は所定期間が経過するごとに前記開閉弁を強制的に閉弁駆動することを要旨とするものである。
同構成によれば、開閉弁が閉弁制御されたときには、吸気が主管路のみを通じて燃焼室に導入されるようになる。そして、液体溜り部から主管路に流入した液体はこの吸気とともに燃焼室に導入されるようになる。一方、開閉弁は所定期間の経過ごとに機関運転状態にかかわらず強制的に閉弁駆動される。このため、所定期間の経過ごとに主管路中の液体が燃焼室に導入されるようになる。したがって、主管路に多量の液体が溜まることが抑制され、その液体が多量に燃焼室に流入することで、燃焼状態が悪化することを抑制することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、吸気導入口及びガス導入口が形成されるサージタンクと、同サージタンクの内部の空間を区画する隔壁及び前記隔壁と空間を介して対向し前記サージタンクの底部を構成する前記サージタンクの内壁によって形成されるとともに前記サージタンクと常時連通される主管路と機関運転状態に基づいて開閉制御される開閉弁の動作により選択的に前記サージタンクと連通/遮断され前記主管路とは長さの異なる副管路と、前記主管路及び前記副管路により形成される吸気通路と、前記開閉弁を開閉する制御手段とを有し、前記隔壁の底部には前記両導入口から導入された吸気及びガス中に含まれ、前記サージタンク内にて分離した液体が貯留される液体溜り部が形成され、同液体溜り部に溜まった液体を前記主管路に導入するための液体戻し孔が形成される内燃機関の可変吸気装置において、前記副管路はその入口が前記液体溜り部より鉛直方向上方に位置しており、前記制御手段は前記開閉弁の開弁期間が所定期間を経過するごとに同開閉弁を強制的に閉弁駆動することを要旨とするものである。
同構成によれば、開閉弁は、開閉弁の開弁期間が所定期間を経過するごとに機関運転状態にかかわらず強制的に閉弁駆動される。このため、開弁期間が所定期間を経過するごとに主管路中の液体が燃焼室に導入されるようになる。したがって、主管路に多量の液体が溜まることが抑制され、その液体が多量に燃焼室に流入することで燃焼状態が悪化することを抑制することができるようになる。
請求項3に記載の発明は、吸気導入口及びガス導入口が形成されるサージタンクと、同サージタンクの内部の空間を区画する隔壁及び前記隔壁と空間を介して対向し前記サージタンクの底部を構成する前記サージタンクの内壁によって形成されるとともに前記サージタンクと常時連通される主管路と機関運転状態に基づいて開閉制御される開閉弁の動作により選択的に前記サージタンクと連通/遮断され前記主管路とは長さの異なる副管路と、前記主管路及び前記副管路により形成される吸気通路と、前記開閉弁を開閉する制御手段とを有し、前記隔壁の底部には前記両導入口から導入された吸気及びガス中に含まれ、前記サージタンク内にて分離した液体が貯留される液体溜り部が形成され、同液体溜り部に溜まった液体を前記主管路に導入するための液体戻し孔が形成される内燃機関の可変吸気装置において、前記副管路はその入口が前記液体溜り部より鉛直方向上方に位置しており、前記制御手段は、前記開閉弁の開弁期間が所定期間を経過するごとに、前記開閉弁を閉弁駆動する機関運転領域を拡大させることを要旨とするものである。
同構成によれば、開閉弁が閉弁駆動される領域が拡大することに伴い閉弁駆動される機会が増加する。このため、主管路中の液体が燃焼室へ導入される機会が増加するようになる。したがって、主管路に多量の液体が溜まることが抑制され、その液体が多量に燃焼室に流入することで、燃焼状態が悪化することを抑制することができるようになる。
請求項4に記載の発明は、吸気導入口及びガス導入口が形成されるサージタンクと、同サージタンクの内部の空間を区画する隔壁及び前記隔壁と空間を介して対向し前記サージタンクの底部を構成する前記サージタンクの内壁によって形成されるとともに前記サージタンクと常時連通される主管路と機関運転状態に基づいて開閉制御される開閉弁の動作により選択的に前記サージタンクと連通/遮断され前記主管路とは長さの異なる副管路と、前記主管路及び前記副管路により形成される吸気通路と、前記開閉弁を開閉する制御手段とを有し、前記隔壁の底部には前記両導入口から導入された吸気及びガス中に含まれ、前記サージタンク内にて分離した液体が貯留される液体溜り部が形成され、同液体溜り部に溜まった液体を前記主管路に導入するための液体戻し孔が形成される内燃機関の可変吸気装置において、前記副管路はその入口が前記液体溜り部より鉛直方向上方に位置しており、前記制御手段は、機関運転状態が定常状態になった旨判断されたときに、前記開閉弁を閉弁駆動する機関運転領域を拡大させることを要旨とするものである。
内燃機関の運転状態が定常状態になると吸入空気量が安定するため、空燃比のばらつきは過渡運転状態の場合と比較して小さくなり、燃焼状態も安定するようになる。同構成によれば、このように内燃機関の運転状態が定常状態にある期間に主管路中の液体が燃焼室へ導入される機会が増加するようにしているため、空燃比が大きく変動することを抑制することができるようになる。
請求項5に記載の発明は、吸気導入口及びガス導入口が形成されるサージタンクと、同サージタンクの内部の空間を区画する隔壁及び前記隔壁と空間を介して対向し前記サージタンクの底部を構成する前記サージタンクの内壁によって形成されるとともに前記サージタンクと常時連通される主管路と機関運転状態に基づいて開閉制御される開閉弁の動作により選択的に前記サージタンクと連通/遮断され前記主管路とは長さの異なる副管路と、前記主管路及び前記副管路により形成される吸気通路と、前記開閉弁を開閉する制御手段とを有し、前記隔壁の底部には前記両導入口から導入された吸気及びガス中に含まれ、前記サージタンク内にて分離した液体が貯留される液体溜り部が形成され、同液体溜り部に溜まった液体を前記主管路に導入するための液体戻し孔が形成される内燃機関の可変吸気装置において、前記副管路はその入口が前記液体溜り部より鉛直方向上方に位置しており、前記制御手段は、機関のフューエルカット中に前記開閉弁を強制的に閉弁駆動する、もしくは同フューエルカット中に前記開閉弁を閉弁駆動する機関運転領域を拡大することを要旨とするものである。
主管路中の液体が燃焼室内に導入されることにより、空燃比の変動等が生じ、これに起因してノッキングやトルク段差が発生すること懸念される。その点、同構成によれば、燃料が燃焼されていないときに開閉弁の強制的な閉弁駆動や、閉弁駆動領域の拡大を行うようにしているため、燃焼室に導入された液体は燃焼に供されないまま排出されるようになる。したがって、空燃比の変動に起因するノッキングやトルク段差の発生を抑制することができるようになる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、前記制御手段は、前記内燃機関の始動時に前記開閉弁を強制的に閉弁駆動することを要旨とするものである。
同構成によれば、液体溜り部に貯留された液体を所定期間経過ごとに確実に燃焼室に導入することができるようになる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、前記制御手段は、同一トリップ内における前記開閉弁の閉弁駆動された回数が所定回数に達したことをもって、前記開閉弁の強制的な閉弁駆動を禁止する、もしくは前記開閉弁が閉弁駆動される機関運転領域の拡大を禁止することを要旨とするものである。
可変吸気装置は、通常吸気脈動の周期を適宜に調整し、広い運転領域で高い体積効率を確保するために、機関運転状態に基づいて開閉弁を開閉制御することで吸気管長を可変制御するようにしている。そのため、主管路中の液体の除去を目的として、開閉弁を閉弁駆動する機関運転領域の拡大や、機関運転状態に関わらない強制的な閉弁駆動を継続して実行すると、上述のごとくの広い運転領域での高い体積効率の確保が困難となる恐れがある。その点、同構成によれば、開閉弁が閉弁駆動されることにより主管路中の液体が燃焼室内に導入された後は、開閉弁が閉弁駆動される機関運転領域の拡大や、開閉弁の強制的な閉弁駆動を禁止するようにしている。このため、これ以降は吸気脈動の周期を適宜に調整することを目的として吸気管長を可変制御するために、開閉弁を開閉制御することができるようになる。
主管路中の液体が燃焼室内に導入された後に開閉弁の閉弁駆動される機関運転領域の拡大や、開閉弁の強制的な閉弁駆動を禁止するためには、請求項8に記載の発明のように、同一トリップ内において開閉弁が所定期間以上閉弁状態に保たれていることを条件としてもよい。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、前記制御手段は、触媒温度が所定温度以下であるときには、前記開閉弁の閉弁駆動を禁止するとともに、前記開閉弁が閉弁駆動される機関運転領域の拡大を禁止することを要旨とするものである。
開閉弁の閉弁駆動により主管路中の液体が燃焼室に導入されると、空燃比が変動することや、それにともないエミッションが悪化するおそれがある。その点、同構成によれば、触媒温度がその機能を発揮することのできる温度にまで昇温されていないときには、開閉弁の強制的な閉弁駆動や、閉弁駆動領域の拡大を禁止しているため、空燃比の変動によるエミッションの悪化を抑制することができるようになる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、前記吸気通路は前記複数形成されるとともに、前記液体戻し孔は各主管路に形成されるものであり、同各液体戻し孔から前記各主管路に導入される液体の量が等しくなるように各液体戻し孔の口径がそれぞれ異なる大きさに設定されることを要旨とするものである。
同構成によれば、複数気筒を有する内燃機関であっても、その各気筒内に形成される燃焼室に導入される液体の量がばらつくことを抑制することができるようになる。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、前記主管路は前記副管路よりも長いことを要旨とするものである。
同構成によれば、主管路内を通過する吸気の流速は副管路内を通る吸気の流速よりも早くなる。そして、閉弁制御時には、吸気は主管路を通って燃焼室に導入されるようになる。そのため、閉弁制御時において、主管路に貯留された液体は一層好適に吸気とともに燃焼室に導入されるようになる。
また、サージタンクに導入されるガスの具体例としては、請求項12に記載されるように、ブローバイガスや、請求項13に記載されるように燃料タンクからの燃料蒸発に由来する蒸発燃料といったものを挙げることができる。
(第1の実施形態)
以下、この発明にかかる内燃機関の可変吸気装置を具体化した一実施形態について図1〜4、及び図6を参照して説明する。本実施の形態では、本発明にかかる可変吸気装置を4気筒内燃機関に適用した場合について説明する。
図1に示されるように、内燃機関11は、シリンダブロック12と、その上側に取り付けられたシリンダヘッド13と、同シリンダブロック12の下側に取り付けられたクランクケース14及びオイルパン15とを備えている。内燃機関11では、各気筒に対応する燃焼室16に吸気通路17を通じて空気が吸入されるとともに、燃料噴射弁から燃料が噴射供給される。この燃料と空気の混合気に対し点火プラグによる点火が行われると、その混合気が燃焼してシリンダ35内でピストン19が往復動するとともにクランクシャフト37が回転する。そして、混合気の燃焼により生じた排気は各燃焼室16から排気通路36に排出される。
排出された排気は、排気通路36に設けられた排気浄化触媒40を通じて浄化された後、排気通路外部へ排出される。なお、排気浄化触媒40は、混合気の空燃比が、排気性状を良好なものとする空燃比(例えば理論空燃比等)に制御されており、かつ排気浄化触媒40の温度が所定温度β以上に保たれている場合に、排気を適切に浄化することができる。本実施の形態においては、排気浄化触媒40の触媒温度OTを触媒温度センサ41にて検出するようにしている。
内燃機関11の出力は、吸気通路17に設けられたスロットルバルブ38の開度(スロットル開度)を変更することによって調節される。すなわち、スロットル開度の調整により、燃焼室16への吸入空気量が変化し、その変化に対応して燃料噴射量が制御され、燃焼室16に充填される混合気の量が変化して内燃機関11の出力が調整される。
なお、スロットルバルブ38の駆動状態は電子制御装置39によって制御される。また、この電子制御装置39には機関回転速度センサ43、アクセルセンサ44、スロットルセンサ42等の各種センサが接続されるとともに、これらセンサの検出値が同電子制御装置39に取り込まれる。
また、内燃機関11では、圧縮行程及び膨張行程で、ピストン19とシリンダ35との隙間からクランクケース24にガスが漏出する。このガスは圧縮行程で漏出する混合気、膨張行程で漏出する未燃焼ガス等からなり、ブローバイガスと呼ばれる。ブローバイガスはエンジンオイルを劣化させ、内燃機関11の内部を腐食させる原因となり得る。
そこで本実施の形態においては、クランクケース24と、吸気通路17のスロットルバルブ38よりも下流側部分とをPCV通路25によって接続し、スロットルバルブ38の下流で発生する負圧(吸気負圧)をPCV通路25を通じてクランクケース24に作用させるようにしている。ここでの負圧は、大気圧を基準としてそれよりも低い圧力を指す。この吸気負圧により、ブローバイガスをPCV通路25及び吸気通路17を通じて燃焼室16に戻して再燃焼させるようにしている。PCV通路25の途中には、内燃機関11の運転状態、例えば機関負荷等に応じてブローバイガスの流量を調整するための調整弁として、PCVバルブ26が設けられている。PCVバルブ26としては、一般的なもの、すなわち絞り部、弁座及び弁体を流路に備え、この弁体をばねにより弁座側へ付勢するようにした負圧感応開閉式のものを用いることができる。
ところで、オイルパン15に溜められた潤滑オイルは、シリンダヘッド13やシリンダブロック12に穿設されたオイル通路(図示せず)を通って各種動弁機構やピストン19、クランクシャフト37等の作動部分に撒布され、これにより各作動部分の潤滑が行われている。クランクケース24内では、クランクシャフト37が高速回転するため、潤滑オイルが拡散されてオイルミストとなり飛散している。そして、連通路を経てPCV通路25に供給される。このため、ブローバイガス中には当該オイルミストが多量に含まれている。
次に、図2を参照しながら本実施の形態にかかるインテークマニホールド18について詳述する。
同図2に示されるように、サージタンク23の側壁には、吸気通路17に連通しサージタンク23内部に吸気を導入する吸気導入口28と、PCV通路25に連通しサージタンク23内部にブローバイガスを導入するブローバイガス導入口29が形成されている。
そして、サージタンク23の底部には、サージタンク23の内壁と対向して、略U字型の隔壁27が形成されており、この隔壁27とサージタンク23の内壁とにより主管路21が区画形成されている。
主管路21は、サージタンク23の底部の一部を自身の底部として利用している。すなわち、サージタンク23の底部と主管路21の底部の一部とが重複している。また、主管路21は、サージタンク23を囲むようにして断面略円弧状に延びるとともに、その吸気導入口21aがサージタンク23内に開口し、常時サージタンク23と連通している。
隔壁27の底部は液体溜り部32となっているとともに、その一部には液体戻し孔31が形成されている。この液体溜り部32には、サージタンク23内に導入されたブローバイガスに含有されているオイルミストが分離して液状となったエンジンオイルが貯留される。この液体溜り部32に溜まったエンジンオイルは、液体戻し孔31を通じて主管路21に導入され、主管路21内を通る吸気とともに燃焼室16(図1参照)に導入されて再燃焼されるようになっている。
一方、主管路21は、その長さが主管路21よりも短い副管路22と、その下流側において合流している。すなわち、吸気管路20は、その上流側において主管路21と副管路22とに分割されている。
この副管路22の一部にはロータリー式の開閉弁33が配設されており、副管路22は開閉弁33の動作により選択的にサージタンク23と連通/遮断されるようになっている。また、副管路22の吸気導入口22aはサージタンク23内であって、液体溜り部32の鉛直方向上部に開口している。そしてこれら主管路21及び副管路22から構成される吸気管路20は、吸気通路17の一部を構成している。
そして、開閉弁33の閉弁時にはサージタンク23から主管路21を通じて吸気が燃焼室16(図1参照)に導入される一方、開閉弁33の開弁時にはサージタンク23から副管路22を通じて吸気が燃焼室16に導入されるようになる。このようにサージタンク23から燃焼室16までの吸気の流路長が開閉弁33の開閉状態に応じて変化することとなる。
このように、開閉弁33の開閉制御が行われることによって吸気管路20の長さや流路面積等が変更されることにより、吸気脈動の周期が適宜に調整され、広い運転領域で高い体積効率を確保されるようになる。そして、この開閉弁33の開閉制御は、図6に示される第1のマップに基づいて、機関運転状態に応じてなされる。すなわち、スロットル開度が所定開度であるTA1より大きく、かつ、機関回転速度が所定回転数NE1以下である高負荷低回転域においては、開閉弁33は閉弁駆動される。一方、これ以外の低負荷低回転域、低負荷高回転域、及び高負荷高回転域ではいずれも開弁状態に維持される。したがって、低負荷低回転域、低負荷高回転域、及び高負荷高回転域では副管路22を通じて吸気が燃焼室16に導入される一方、高負荷低回転域では主管路21を通じて吸気が燃焼室16に導入されることとなる。この結果、液体溜り部32から液体戻し孔31を通じて主管路21に導入されたエンジンオイルは、高負荷低回転域、すなわち開閉弁33が閉弁駆動されている期間において、吸気とともに主管路21を通じて燃焼室16に導入される。一方、低負荷低回転域、低負荷高回転域、及び高負荷高回転域、すなわち、開閉弁33が開弁駆動されている期間は、エンジンオイルは主管路21に貯留されたままの状態になる。このように、第1のマップに基づき機関運転状態に応じて行われる開閉弁33の開閉制御にあっては、開閉弁33が閉弁駆動される機会(高負荷低回転域)は、同開閉弁33が開弁駆動される機会(低負荷低回転域、低負荷高回転域、及び高負荷高回転域)と比較して少ないため、主管路21にエンジンオイルが多量に貯留されるようになる。
そこで、本実施の形態においては、以下の処理を通じて所定期間経過ごとに開閉弁33を閉弁駆動することで、主管路21に多量のエンジンオイルが貯留されることを抑制するようにしている。
次に、図4を参照しながら、開閉弁33を開閉制御する処理の流れについて説明する。ECU39はこのフローチャートに示される一連の処理を所定の周期をもって繰り返し実行する。
まず、ECU39は内燃機関11の運転状態を所定の間隔で監視し、内燃機関11が始動時にあるか否かを判断する(ステップS101)。内燃機関11が始動されたか否かは、内燃機関11を構成する図示しないイグニッションスイッチがオンになったか否かで判断される。なお、クランクシャフト37の回転数が所定回転数であるか否か、内燃機関11の油圧が所定油圧であるか否かなどの他の手段により判断してもよい。
内燃機関11が始動時にあると判断された場合には(ステップS101:YES)、ECU39は接続された開閉弁33を所定時間a、機関運転状態に関わらず閉弁駆動し(ステップS102)、ステップS103に進む。
一方、内燃機関11が始動時にないと判断した場合には、ステップS103に進み、内燃機関が始動してからの積算時間Tが所定時間bを経過しているか否か判断する(ステップS103)。積算時間Tが所定時間bを経過していないと判断した場合(ステップS103:NO)は、開閉弁33は第1のマップに基づき機関運転状態に応じて開閉制御される(ステップS107)。そして、ECU39は積算時間Tを加算し(ステップS108)、この処理は一旦終了する。このように開閉弁33を強制的に閉弁駆動する所定時間aは、エンジンオイルを除去することができるとともに、内燃機関11の運転状態に適した吸気脈動効果を減衰させない短時間である。そして、所定時間bは所定時間aよりも長い時間であり、サージタンク23の底部に燃焼室に流入しない程度の一定量のエンジンオイルが貯留されるのにかかる時間である。
一方、積算時間Tが所定時間bを経過したと判断した場合(ステップS103:YES)は、排気浄化触媒40の触媒温度OTが排気浄化触媒40がその機能を発揮することのできる下限値である所定温度β以上であるか否か判断する(ステップS104)。ここで、触媒温度OTが所定温度β未満であると判断した場合は(ステップS104:NO)、開閉弁33は上述のごとく第1のマップをもとに、機関運転状態に基づき開閉制御される(ステップS107)。
一方、触媒温度OTが所定温度β以上であると判断した場合(ステップS104:YES)は、ECU39は開閉弁33を所定時間a閉弁駆動した後(ステップS105)、T=「0」に設定し(ステップ:S106)、この処理は一旦終了する。すなわち、サージタンク23の底部に溜まったエンジンオイルが燃焼室16に導入されると、燃焼状態の変動により未燃焼燃料等が排出されてしまうおそれがある。そのため、排気浄化触媒40が所定温度β以上に保たれていないときには、開閉弁33の強制的な閉弁駆動を禁止するようにしている。
この処理を通じて、開閉弁33は所定時間bが経過するごとに強制的に閉弁駆動される。したがって、主管路21に多量のエンジンオイルが貯留する前に、開閉弁33が強制的に閉弁駆動されることにより、主管路21のエンジンオイルは吸気とともに燃焼室16に導入されるようになる。
図3に示されるように、本実施の形態にかかるインテークマニホールド18内には主管路21が複数形成されており、これら主管路21にはそれぞれ液体戻し孔31が形成されている。そして、これら主管路21から構成される吸気管路20は、サージタンク23から分岐するとともに、内燃機関の各気筒#1〜#4にそれぞれ連通されている。また、これら各吸気管路20の吸気下流側には、これらと各気筒#1〜#4とを接続する吸気ポートがそれぞれ設けられている。
ブローバイガスは、ブローバイガス導入口29を通じてサージタンク23内に導入されるようになっている。そのため、ブローバイガス導入口29との間の距離が最も短くなる位置に配置される隔壁27上の液体溜り部32に最もエンジンオイルが溜まりやすい。したがって、ブローバイガス導入口29に最も近い位置に配設される主管路21にはエンジンオイルが導入されやすくなる一方、この距離が長くなるにしたがってエンジンオイルが導入され難くなる。そこで、本実施の形態においては、各主管路21に形成される液体戻し孔31は、この距離が長くなる順に大きくなるようにしている。すなわち、図3に示すごとく各液体戻し孔31の口径がd1<d2<d3<d4となるようにしている。
このように、各吸気管路20に導入されるエンジンオイルの量を均一にすることで、燃焼室16毎に燃焼状態が変動することを抑制することができるようになる。
以上説明した本実施形態によれば、以下に記載する作用効果を奏することができる。
(1)本実施の形態においては、開閉弁33が閉弁駆動されたときには、吸気が主管路21のみを通じて燃焼室16に導入されるようになる。そして、液体溜り部32から主管路21に流入したエンジンオイルはこの吸気とともに燃焼室16に導入されるようになる。また、開閉弁33は所定時間ごとに強制的に閉弁駆動される。このため、主管路21中のエンジンオイルは所定時間ごとに燃焼室16に導入されるようになる。したがって、主管路21に多量のエンジンオイルが溜まることが抑制され、ひいてはこのエンジンオイルが多量に燃焼室16に流入することで、燃焼状態が悪化することを抑制することができるようになる。
(2)本実施の形態においては、各主管路21に形成される液体戻し孔31は、その口径がd1<d2<d3<d4となるように形成されている。そのため、複数気筒を有する内燃機関であっても、その各気筒内に形成される燃焼室16に導入されるエンジンオイルの量がばらつくことを抑制することができるようになる。
(3)本実施の形態においては、主管路21の方が副管路22よりも長くなるように形成されている。そのため、主管路21内を通る吸気の流速は副管路22内を通る吸気の流速よりも早くなる。一方、閉弁駆動時には、吸気は主管路21を通って燃焼室16に導入されるようになる。したがって、閉弁駆動時において、主管路21に貯留されたエンジンオイルは一層好適に吸気とともに燃焼室16に導入されるようになる。
(4)本実施の形態においては、内燃機関の始動時に開閉弁33を強制的に閉弁駆動するようにしているため、液体溜り部32に貯留されたエンジンオイルを所定時間の経過ごとに確実に燃焼室16に導入することができるようになる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態にかかる開閉弁33の開閉制御について図5〜図7を参照して説明する。
図5に示されるように、まずECU39は内燃機関11の運転状態を所定の間隔で監視し、内燃機関11が始動時にあるかを判断する(ステップS201)。始動時にあると判断した場合(ステップS201:YES)は、同一トリップ内において開閉弁33が閉弁駆動された回数Nを「0」と設定し(ステップS202)、次に開閉弁33は所定期間a強制的に閉弁駆動され(ステップS203)、その後この処理は一旦終了する。
一方、ECU39は、内燃機関11が始動時にないと判断した場合(ステップS201:NO)は、機関運転状態が定常状態にあり、かつ開閉弁が開弁状態にあるか否かを判断する(ステップS204)。内燃機関11の機関運転状態が定常状態にない、もしくは開閉弁33が開弁状態にないと判断した場合(ステップS204:NO)には、開閉弁33は第1のマップに基づき機関運転状態に応じて開閉制御される(ステップS210)。一方、ECU39は、ステップ204にて機関運転状態が定常状態にあり、かつ開閉弁33が開弁状態にあると判断した場合には(ステップS204:YES)、触媒温度センサ41の出力結果に基づき排気浄化触媒40の温度が所定温度β以上であるか否か判断する(ステップS205)。触媒温度OTが所定温度β以下である場合(ステップS205:NO)は、開閉弁33は第1のマップに基づき機関運転状態に応じて開閉制御される(ステップS210)。
一方、ステップS205にて排気浄化触媒40の温度が所定温度β以上であると判断した場合(ステップS205:YES)は、次にNが所定回数αより小さいか否か判断する(ステップS206)。この所定回数αは液体溜り部32内のエンジンオイルが燃焼室16に導入されてしまうために必要な開閉弁33の閉弁駆動回数である。Nが所定回数αより大きいと判断した場合(ステップS206:NO)は、開閉弁33は第1のマップに基づき機関運転状態に応じて開閉制御される(ステップS210)。一方、ステップS205において、Nが所定回数α以下であると判断した場合(ステップS206:YES)は、開閉弁33は第2のマップに基づき機関運転状態に応じて開閉制御される(ステップS207)。
図7に示されるように、第2のマップによれば、スロットル開度がTA2より大きい高負荷域においては、開閉弁33は閉弁駆動される一方、スロットル開度がTA2以下である低負荷域においては、開閉弁33は開弁駆動される。ここで、TA2はTA1(図7中の2点鎖線)より小さい値に設定されているため、第2のマップに基づき機関運転状態に応じて開閉弁33を開閉制御する場合は、第1のマップに基づく開閉制御と比較すると、開閉弁33が閉弁駆動される機関運転領域が拡大する。したがって、車両の稼働中にサージタンク23の底部に貯留されているエンジンオイルが燃焼室16に吸入される機会が増加するようになる。
また本実施の形態においては、同一トリップにおいて開閉弁33が所定回数αを越えて閉弁駆動なされた場合、すなわちNがαより大きいと判断された場合は、開閉弁33は第1のマップに基づいて機関運転状態に応じて開閉制御される。すなわち、第2のマップに基づく機関運転状態に応じた開閉弁33の開閉駆動は禁止されるようになる。このようにすることで、サージタンク23の液体溜り部32に溜まったエンジンオイルが除去された後は、機関運転状態に適した脈動効果を得るために吸気管路20の長さを可変制御するよう、開閉弁33は開閉制御されることができるようになる。
そして、次にECU39は開閉弁33が閉弁駆動されているか否か判断する(ステップS208)。開閉弁33が開弁駆動されていると判断した場合は(ステップS208:NO)、同処理は一旦終了する。一方、開閉弁33が閉弁駆動されていると判断した場合(ステップS208:YES)は、Nに「1」を加算した後(ステップS209)、同処理は一旦終了する。
このように機関運転状態が定常状態であり、かつ開閉弁33が開弁駆動されているときには、触媒温度OTが所定温度以上であることを条件として、開閉弁33は第2のマップに基づき機関運転状態に応じて開閉制御されるようになる。そのため、主管路21を通じて吸気が燃焼室16に導入される機会が増加するため、主管路21に多量のエンジンオイルが貯留され、燃焼室16に多量のエンジンオイルが流入することを抑制することができるようになる。
以上説明したように、本実施形態にかかる可変吸気装置によれば、第1の実施形態において説明した(1)〜(4)の作用効果に加え、更に以下の作用効果を奏することができるようになる。
(5)本実施の形態においては、開閉弁33が閉弁駆動される領域が拡大するため、閉弁条件が成立する機会が増加する。このため、主管路21中のエンジンオイルの燃焼室16への導入が促進されるようになる。したがって、主管路21に多量のエンジンオイルが溜まることが抑制され、そのエンジンオイルが多量に燃焼室16に流入することで、燃焼状態が悪化することを抑制することができるようになる。
(6)本実施の形態においては、内燃機関の運転状態が定常状態になると吸入空気量が安定するため、空燃比のばらつきは過渡運転状態の場合と比較して小さくなり、燃焼状態も安定するようになる。第2の実施形態によれば、このように機関が定常状態にあるときに開閉弁33が閉弁駆動される機会が増加するようになるため、これに伴う空燃比の急激な変動、そしてこれに起因するトルクの急激な変動を抑制することができるようになる。
(7)本実施の形態においては、排気浄化触媒40の触媒温度OTがその機能を発揮することのできる温度βにまで昇温されていないときには第1のマップに基づき機関運転状態に応じて開閉弁33を開閉制御するようにしているため、空燃比の変動によるエミッションの悪化を抑制することができるようになる。
(8)本実施の形態においては、主管路21中のエンジンオイルが燃焼室16内に導入され、主管路21中に残存していないと考えられるときには、第1のマップに基づき、吸気脈動の周期を適宜に調整し、広い運転領域で高い体積効率を確保するよう機関運転状態に応じて吸気管路20の長さを可変制御することができるようになる。
なお、以上説明した実施形態は次のようにその形態を適宜変更した態様にて実施することができる。
・内燃機関がフューエルカット中であることを条件として、開閉弁33を強制的に閉弁駆動する、もしくは第2のマップに基づき機関運転状態に応じて開閉制御するようにしてもよい。開閉弁33が閉弁駆動されると、エンジンオイルが燃料室に導入されることに伴う空燃比の変動に起因して、ノッキングやトルク段差の発生が懸念される。その点、本実施の形態によれば燃料が燃焼されていないときに開閉弁33の強制的な閉弁駆動や、閉弁駆動領域の拡大を行うようにしているため、燃焼室16に導入されたエンジンオイルが燃焼に供されずに排出されるようになる。したがって、空燃比の変動に起因するノッキングやトルク段差の発生を抑制することができるようになる。
・第1の実施形態では、内燃機関の始動時からの時間を積算するようにしたが、本実施の形態はこれに限られず、開閉弁33が開弁駆動されている時間を積算し、開弁駆動されている時間が所定時間bを経過するごとに開閉弁33を強制的に閉弁駆動するようにしてもよい。本実施の形態においても、上記(1)〜(4)に準じた作用効果を奏することができるようになる。
・第1の実施形態では、積算時間が所定時間bを経過し、触媒温度OTが所定温度β以上であるときには、開閉弁33を所定期間にわたって閉弁駆動するようにしたが、本実施の形態はこれに限られない。例えば、開閉弁33を第2のマップに基づき機関運転状態に応じて開閉制御するようにしてもよい。本実施の形態においても、上記(1)〜(4)に準じた作用効果を奏することができるようになる。
・第1の実施形態では、触媒温度OTが所定温度βよりも高いときに開閉弁33を強制的に閉弁駆動するようにしたが、本実施の形態はこれに限られず、触媒温度OTに関わらず開閉弁33を強制的に閉弁駆動するようにしてもよい。
・第2のマップにおいては、開閉弁33はスロットル開度がTA2より大きい高負荷域において閉弁駆動され、他の領域においては開弁駆動されるようにしたが、本実施の形態はこれに限られない。要は、開閉弁33を閉弁駆動する機関運転領域が第1のマップと比較して拡大すればよい。本実施の形態においても、上記(5)〜(8)に準じた作用効果を奏することができるようになる。
・第2の実施形態では、開閉弁33を第2のマップに基づき機関運転状態に基づいて開閉制御するようにしたが、本実施の形態はこれに限られず、強制的に閉弁駆動するようにしてもよい。同構成によっても、上記(6)〜(8)に準じた作用効果を奏することができるようになる。
・第2の実施形態においては、開閉弁33が所定回数α、閉弁駆動されたことを条件として、同一トリップにおける第2のマップをもとにした機関運転状態に応じた開閉弁33の開閉制御を禁止するようにしたが、本実施の形態はこれに限られない。例えば、開閉弁33が閉弁駆動される時間が所定時間経過したことを条件として、開閉弁33の閉弁駆動を禁止するようにしてもよい。また、車両が所定の距離を走行したことを条件としてもよい。本実施の形態においても、上記(6)〜(8)に準じた作用効果を奏することができるようになる。
・第1及び第2の実施形態では、内燃機関が始動時にあると判断された場合には開閉弁33を強制的に閉弁駆動するようにしたが、本実施の形態はこれに限られず、内燃機関の始動時における開閉弁33の強制的な閉弁駆動を省略するようにしてもよい。同構成によっても、上記(1)〜(4)に準じた作用効果を奏することができるようになる。
・第2の実施の形態では、機関運転状態が定常状態にありかつ開閉弁33が開弁駆動されていること(ステップS204)、及び触媒温度OTが所定温度βよりも高いこと(ステップS205)、及び開閉弁33が同一トリップ内において閉弁駆動された回数Nが所定回数αより少ないこと(ステップS206)を条件として、第2のマップに基づいて機関運転状態に応じて開閉弁33を開閉制御するようにしている(ステップS207)。本実施の形態はこれに限られず、開閉弁33の駆動状態、触媒温度OT、または同一トリップ内において閉弁駆動された回数Nに関わらず、機関運転状態が定常状態にあることのみを条件として開閉弁33を第2のマップに基づいて機関運転状態に応じて開閉制御するようにしてもよい。また、触媒温度OT及び開閉弁33が同一トリップ内において閉弁駆動された回数Nに関わらず、機関運転状態が定常状態にありかつ開閉弁33が開弁駆動されていることのみを条件として、開閉弁33を第2のマップに基づいて機関運転状態に応じて開閉制御するようにしてもよい。同構成によっても、上記(5)及び(6)に準じた効果を奏することができるようになる。
・上記実施形態では、ブローバイガスを導入するブローバイガス導入口29をサージタンク23に形成するようにしたが、本実施の形態はこれに限られない。例えば、サージタンク23に燃料タンク中の蒸発燃料を導入する蒸発燃料導入口を形成するとともに、同蒸発燃料導入口と図示しない燃料タンクを連通する蒸発燃料処理通路を形成し、同通路を通じて機関運転中に蒸発燃料をサージタンク23内に導入するようにしてもよい。同構成によっても、上記実施形態に準じた作用効果を奏することができるようになる。
・上記実施形態では、エンジンオイルを燃焼室16に導入するようにしたが、本実施の形態はこれに限られない。例えば、吸気中の水分が分離して液体溜り部32に溜まるようにしてもよい。同構成によっても、上記実施形態に準じた作用効果を奏することができるようになる。
・上記実施形態では、液体戻し孔31の大きさを主管路21ごとにそれぞれ変更するようにしたが、本実施の形態はこれに限られない。例えば、各主管路21に形成される液体戻し孔31の数を吸気導入口28から遠くなるほど多くするようにしてもよい。同構成によっても、上記実施形態に準じた作用効果を奏することができるようになる。また、エンジンオイルの各気筒への導入量がばらつく場合であっても、その燃焼状態に大きく影響を与えない範囲であれば、液体戻し孔31の口径を同じに設定することもできる。
・上記実施形態では、所定の時間の経過を判断するようにしたが、本実施の形態はこれに限られず、クランク角等にしてもよい。要するに、一定の期間の経過ごとに開閉弁33を閉弁駆動するものであればよい。
実施形態にかかる内燃機関の吸気装置の側面構造を示す側面図。 実施形態にかかるインテークマニホールドの断面図。 実施形態にかかるインテークマニホールドの図2におけるX−X断面の断面図。 第1の実施形態にかかる可変吸気装置のエンジンオイル除去処理を示すフローチャート。 第2の実施形態にかかる可変吸気装置のエンジンオイル除去処理を示すフローチャート。 実施形態にかかる第1のマップ。 実施形態にかかる第2のマップ。
符号の説明
11…内燃機関、12…シリンダブロック、13…シリンダヘッド、14…クランクケース、15…オイルパン、16…燃焼室、17…吸気通路、18…インテークマニホールド、19…ピストン、20…吸気管路、21…主管路、21a…吸気導入口、22…副管路、22a…吸気導入口、23…サージタンク、24…クランクケース、25…PCV通路、26…PCVバルブ、27…隔壁、28…吸気導入口、29…ブローバイガス導入口(ガス導入口)、31…液体戻し孔、32…液体溜り部、33…開閉弁、35…シリンダ、36…排気通路、37…クランクシャフト、38…スロットルバルブ、39…電子制御装置(ECU)、40…排気浄化触媒、41…触媒温度センサ、42…スロットルセンサ、43…機関回転速度センサ、44…アクセルセンサ。

Claims (13)

  1. 吸気導入口及びガス導入口が形成されるサージタンクと、同サージタンクの内部の空間を区画する隔壁及び前記隔壁と空間を介して対向し前記サージタンクの底部を構成する前記サージタンクの内壁によって形成されるとともに前記サージタンクと常時連通される主管路と機関運転状態に基づいて開閉制御される開閉弁の動作により選択的に前記サージタンクと連通/遮断され前記主管路とは長さの異なる副管路と、前記主管路及び前記副管路により形成される吸気通路と、前記開閉弁を開閉する制御手段とを有し、前記隔壁の底部には前記両導入口から導入された吸気及びガス中に含まれ、前記サージタンク内にて分離した液体が貯留される液体溜り部が形成され、同液体溜り部に溜まった液体を前記主管路に導入するための液体戻し孔が形成される内燃機関の可変吸気装置において、
    前記副管路はその入口が前記液体溜り部より鉛直方向上方に位置しており、前記制御手段は所定期間が経過するごとに前記開閉弁を強制的に閉弁駆動する
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  2. 吸気導入口及びガス導入口が形成されるサージタンクと、同サージタンクの内部の空間を区画する隔壁及び前記隔壁と空間を介して対向し前記サージタンクの底部を構成する前記サージタンクの内壁によって形成されるとともに前記サージタンクと常時連通される主管路と機関運転状態に基づいて開閉制御される開閉弁の動作により選択的に前記サージタンクと連通/遮断され前記主管路とは長さの異なる副管路と、前記主管路及び前記副管路により形成される吸気通路と、前記開閉弁を開閉する制御手段とを有し、前記隔壁の底部には前記両導入口から導入された吸気及びガス中に含まれ、前記サージタンク内にて分離した液体が貯留される液体溜り部が形成され、同液体溜り部に溜まった液体を前記主管路に導入するための液体戻し孔が形成される内燃機関の可変吸気装置において、
    前記副管路はその入口が前記液体溜り部より鉛直方向上方に位置しており、前記制御手段は前記開閉弁の開弁期間が所定期間を経過するごとに同開閉弁を強制的に閉弁駆動する
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  3. 吸気導入口及びガス導入口が形成されるサージタンクと、同サージタンクの内部の空間を区画する隔壁及び前記隔壁と空間を介して対向し前記サージタンクの底部を構成する前記サージタンクの内壁によって形成されるとともに前記サージタンクと常時連通される主管路と機関運転状態に基づいて開閉制御される開閉弁の動作により選択的に前記サージタンクと連通/遮断され前記主管路とは長さの異なる副管路と、前記主管路及び前記副管路により形成される吸気通路と、前記開閉弁を開閉する制御手段とを有し、前記隔壁の底部には前記両導入口から導入された吸気及びガス中に含まれ、前記サージタンク内にて分離した液体が貯留される液体溜り部が形成され、同液体溜り部に溜まった液体を前記主管路に導入するための液体戻し孔が形成される内燃機関の可変吸気装置において、
    前記副管路はその入口が前記液体溜り部より鉛直方向上方に位置しており、前記制御手段は、前記開閉弁の開弁期間が所定期間を経過するごとに、前記開閉弁を閉弁駆動する機関運転領域を拡大させる
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  4. 吸気導入口及びガス導入口が形成されるサージタンクと、同サージタンクの内部の空間を区画する隔壁及び前記隔壁と空間を介して対向し前記サージタンクの底部を構成する前記サージタンクの内壁によって形成されるとともに前記サージタンクと常時連通される主管路と機関運転状態に基づいて開閉制御される開閉弁の動作により選択的に前記サージタンクと連通/遮断され前記主管路とは長さの異なる副管路と、前記主管路及び前記副管路により形成される吸気通路と、前記開閉弁を開閉する制御手段とを有し、前記隔壁の底部には前記両導入口から導入された吸気及びガス中に含まれ、前記サージタンク内にて分離した液体が貯留される液体溜り部が形成され、同液体溜り部に溜まった液体を前記主管路に導入するための液体戻し孔が形成される内燃機関の可変吸気装置において、
    前記副管路はその入口が前記液体溜り部より鉛直方向上方に位置しており、前記制御手段は、機関運転状態が定常状態になった旨判断されたときに、前記開閉弁を閉弁駆動する機関運転領域を拡大させる
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  5. 吸気導入口及びガス導入口が形成されるサージタンクと、同サージタンクの内部の空間を区画する隔壁及び前記隔壁と空間を介して対向し前記サージタンクの底部を構成する前記サージタンクの内壁によって形成されるとともに前記サージタンクと常時連通される主管路と機関運転状態に基づいて開閉制御される開閉弁の動作により選択的に前記サージタンクと連通/遮断され前記主管路とは長さの異なる副管路と、前記主管路及び前記副管路により形成される吸気通路と、前記開閉弁を開閉する制御手段とを有し、前記隔壁の底部には前記両導入口から導入された吸気及びガス中に含まれ、前記サージタンク内にて分離した液体が貯留される液体溜り部が形成され、同液体溜り部に溜まった液体を前記主管路に導入するための液体戻し孔が形成される内燃機関の可変吸気装置において、
    前記副管路はその入口が前記液体溜り部より鉛直方向上方に位置しており、前記制御手段は、機関のフューエルカット中に前記開閉弁を強制的に閉弁駆動する、もしくは同フューエルカット中に前記開閉弁を閉弁駆動する機関運転領域を拡大する
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  6. 請求項1〜5いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、
    前記制御手段は、前記内燃機関の始動時に前記開閉弁を強制的に閉弁駆動する
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  7. 請求項1〜6いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、
    前記制御手段は、同一トリップ内における前記開閉弁の閉弁駆動された回数が所定回数に達したことをもって、前記開閉弁の強制的な閉弁駆動を禁止する、もしくは前記開閉弁が閉弁駆動される機関運転領域の拡大を禁止する
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  8. 請求項1〜6いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、
    前記制御手段は、同一トリップ内における前記開閉弁の閉弁駆動された期間が所定期間に達したことをもって、前記開閉弁の強制的な閉弁駆動を禁止する、もしくは前記開閉弁が閉弁駆動される機関運転領域の拡大を禁止する
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  9. 請求項1〜8いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、
    前記制御手段は、触媒温度が所定温度以下であるときには、前記開閉弁の強制的な閉弁駆動を禁止する、もしくは前記開閉弁を閉弁駆動する機関運転領域の拡大を禁止する
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  10. 請求項1〜9いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、
    前記吸気通路は複数形成されるとともに、前記液体戻し孔は前記各吸気通路を構成する各主管路に形成されるものであり、同各液体戻し孔から前記各主管路に導入される液体の量が等しくなるように各液体戻し孔の口径がそれぞれ異なる大きさに設定される
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  11. 請求項1〜10いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、
    前記主管路は前記副管路よりも長い
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  12. 請求項1〜11いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、
    前記内燃機関は燃焼室からクランクケースへ漏出したブローバイガスを前記ガス導入口を通じて前記サージタンク内に導入するPCV通路を有するとともに、前記液体はエンジンオイルである
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
  13. 請求項1〜12いずれか一項に記載の内燃機関の可変吸気装置において、
    前記内燃機関は機関運転中に蒸発燃料を前記ガス導入口を通じて前記サージタンク内に導入する蒸発燃料処理通路を有するとともに、前記液体は蒸発燃料中の燃料が液化したものである
    ことを特徴とする内燃機関の可変吸気装置。
JP2008331561A 2008-12-25 2008-12-25 内燃機関の可変吸気装置 Expired - Fee Related JP5168496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008331561A JP5168496B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 内燃機関の可変吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008331561A JP5168496B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 内燃機関の可変吸気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010151062A JP2010151062A (ja) 2010-07-08
JP5168496B2 true JP5168496B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=42570418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008331561A Expired - Fee Related JP5168496B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 内燃機関の可変吸気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5168496B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139746A (ja) * 2012-01-04 2013-07-18 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気管構造
JP5855495B2 (ja) * 2012-02-29 2016-02-09 愛三工業株式会社 インテークマニホールド
JP2015169093A (ja) 2014-03-05 2015-09-28 株式会社デンソー 内燃機関の吸気装置
JP6299778B2 (ja) 2016-01-18 2018-03-28 トヨタ自動車株式会社 インテークマニホールド及びそれを備えたエンジン

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61125630U (ja) * 1985-01-24 1986-08-07
JP3109364B2 (ja) * 1993-12-28 2000-11-13 日産自動車株式会社 内燃機関の吸気装置
JPH0821249A (ja) * 1994-07-08 1996-01-23 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気装置
JP3055427B2 (ja) * 1995-04-19 2000-06-26 三菱自動車工業株式会社 吸気管長可変装置
JP2002235619A (ja) * 2001-02-07 2002-08-23 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気装置
JP4623382B2 (ja) * 2006-07-20 2011-02-02 アイシン精機株式会社 内燃機関用吸気装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010151062A (ja) 2010-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8511291B2 (en) Positive crankcase ventilation system, cylinder head used for positive crankcase ventilation system, internal combustion engine including positive crankcase ventilation system, and positive crankcase ventilation method
JP6102962B2 (ja) エンジンの制御装置
JP6061812B2 (ja) エンジンのブローバイガス還元装置のための故障検出装置
JP2008267273A (ja) ブローバイガス還元装置
KR101211454B1 (ko) 내연 기관의 제어 장치
JP5168496B2 (ja) 内燃機関の可変吸気装置
US8000879B2 (en) Method for operating a two-stroke engine
JP6123815B2 (ja) エンジンの制御装置
JP5151697B2 (ja) 内燃機関の制御装置
CN102713214A (zh) 内燃机的控制装置
JP6119976B2 (ja) 凝縮水排出装置
JP5916403B2 (ja) 内燃機関の制御装置
RU2653038C1 (ru) Впускной коллектор и двигатель, включающий в себя впускной коллектор
JP2010090873A (ja) ブローバイガス還元装置
JP2007198210A (ja) エンジンの蒸発燃料制御装置
JP2006336620A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2007187133A (ja) ドライサンプ式エンジン
JP2021148075A (ja) 湿度制御装置及び湿度制御方法
JP2010038146A (ja) エンジンの潤滑装置
JP2016098645A (ja) 内燃機関
JP5352520B2 (ja) 燃料供給装置
JP4727446B2 (ja) ガスエンジンの吸気装置
CN102741538A (zh) 内燃机
JP2015040543A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2007032298A (ja) 火花点火式内燃機関

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121211

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5168496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees